JP5505278B2 - 水濡れ検知可能なホログラムラベル - Google Patents

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Description

本発明は、水濡れ検知可能なホログラムラベルに関し、更に詳しくは、そのラベルを貼り付けた商品の水濡れを証明することができ、また商品からラベルを剥がして、その商品販売や無償修理などをして、詐欺、偽装することを防止できる、水濡れ検知可能なホログラムラベルに関するものである。
ホログラムは、情報をホログラム層表面、またはホログラム層の厚み方向に記録でき、また、立体的な画像の記録・再生が可能な手段であり、光の干渉色で表現されるため、他の画像形成手段では得られにくい外観を有している。ホログラムの製造方法自体は知られているが、製造に際しては光学機器を使用した精密な作業を要するため、ホログラムの模倣は困難であり、本物であることを証明する認証用ラベルや、また、身分証明書、銀行カード等の模倣防止用として利用されている。
このようなホログラムを、粘着剤を使用して認証用ラベルとして被着体上に接着する場合、ホログラム層と被着体との材質の相違からホログラム層が容易に剥離し、貼り替えが可能であるため、認証用ラベルとして使用する場合には、貼り替えを不可能とする必要がある。そのため、特許文献1には、被着体/ホログラム層/表面保護フィルムからなるホログラム積層体において、その表面保護フィルムとホログラム層との間に離型パターンを設け、粘着剤に着色剤を含有させ、偽造防止を目的して剥離する際に、離型パターンに応じた着色粘着剤層を被着体上に残存させて、偽造防止性に優れるものとすることが記載されている。
高級腕時計、煙草用ライター、絵画等の美術品・骨董品類等の高額な商品に上記のホログラムラベルを貼り付ければ、真正品であることを証明できる。しかしながら、上記商品に耐水性がないとすると、水に濡れた場合、商品の性能が劣化したりして、商品価値が低下してしまう。さらに、その商品の性能劣化が、水濡れの原因であると特定できれば、無償で修理や、交換などの保障をできるが、上記のホログラムラベルでは水濡れの原因が証明できない問題がある。
これに対して、携帯電話などの携帯機器のバッテリやバッテリ収容部などに、水濡れ検出ラベルが貼り付けられ、表面に赤色のドット模様が印刷されていて、水に濡れると、このドット模様がとけてにじみだしてしまうため、乾いたあとでも過去に水に濡れた経歴があることが証明できるものがある。したがって、この水濡れ検出ラベルを上記の高額商品にも適用しようとしたが、この水濡れ検出ラベルは、市販されているので、水濡れした商品の変化したラベルを剥がして、水濡れしていないラベルに取り替えて、販売や無償修理などをして、詐欺、偽装する問題が生じている。
特開2000−194265号公報
そこで、本発明は、ラベルを貼り付けた商品の水濡れを証明することができ、また商品からラベルを剥がして、その商品販売や無償修理などをして、詐欺、偽装することを防止できる、水濡れ検知可能なホログラムラベルを提供することを目的とする。
上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、本発明は、剥離シート上に、接着層、ホログラム効果層、ホログラム層、マット層、水分発色層をこの順に積層したホログラムラベルにおいて、前記水分発色層が少なくとも水溶性染料とバインダー樹脂を含有し、前記マット層が少なくとも吸水性粉体とバインダー樹脂を含有することを特徴とする水濡れ検知可能なホログラムラベルを構成とする。これにより、上記ホログラムラベルの剥離シートを剥がし、接着層により対象物に貼り付けて使用すれば、もし対象物が水に濡れれば、ラベルの表面で発色して、水濡れを証明することができる。またこのラベルは、市販されているものでなく、特別な限定品であるので、貼り替えて、悪用することもできない。
また、本発明は、前記のホログラム層とマット層との間に、透明基材を設けることができ、これにより、ホログラム効果層/ホログラム層の形成と、マット層/水分発色層との形成を別工程にすることができ、生産性が向上し、またマット層/水分発色層の膜厚を均一にでき、品質が安定し、好ましい。
本発明の水濡れ検知可能なホログラムラベルは、上記構成をとることにより、そのラベルを貼り付けた商品の水濡れを証明することができ、また商品からラベルを剥がして、その商品販売や無償修理などをして、詐欺、偽装することを防止できる。
本発明のホログラムラベルである一つの実施形態を示す断面図である。 本発明のホログラムラベルである他の実施形態を示す断面図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳述する。
図1に本発明のホログラムラベル1である一つの実施形態を示す。剥離シート7上に、接着層6、ホログラム効果層5、ホログラム層4、マット層3、水分発色層2を順に形成した構成のホログラムラベル1で、水濡れ検知可能なものである。
図2は、本発明のホログラムラベル1である他の実施形態を示す断面図であり、剥離シート7上に、接着層6、ホログラム効果層5、ホログラム層4、プライマー層9、透明基材8、マット層3、水分発色層2を順に形成した構成のホログラムラベル1であり、このラベルも水濡れ検知可能なものである。
図1、2には、示さなかったが、水分発色層及びマット層の表面を覆うように、水分が通過できる樹脂層を設けることが好ましい。これにより、高湿度の環境下に置かれても、ホログラムラベルが不用意に発色することを防止することができる。すなわち、ホログラムラベルが水に多少触れた程度では、発色せずに、ラベルが水に濡れて、そのラベルが貼り付けられている商品の水による性能低下が発生する程度に、水濡れの現象が顕著に生じている時に、ホログラムラベルが発色するように制御することができる。
以下に、本発明のホログラムラベルを構成する各層について、詳しく説明する。
(剥離シート)
剥離シート7は、通常使用される剥離紙の他に、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム、もしくはポリプロピレン樹脂フィルム等をフッ素系離型剤、シリコーン系離型剤等により離型処理して得た離型性フィルムが使用される。ホログラムラベルは、剥離シートを剥離し、その剥離されたホログラムラベルの接着層側から対象物である商品上に貼着される。
(接着層)
接着層6は、ホログラムラベルを対象物に貼付するために、必要なもので、各種の接着剤から構成することができる。例えば、アクリル樹脂、アクリル酸エステル樹脂、またはこれらの共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、天然ゴム、カゼイン、ゼラチン、ロジンエステル、テルペン樹脂、フェノール系樹脂、スチレン系樹脂、クマロンインデン樹脂、ポリビニルエーテル、シリコーン樹脂等が例示され、また、α−シアノアクリレート系、シリコーン系、マレイミド系、スチロール系、ポリオレフィン系、レゾルシノール系、ポリビニルエーテル系、シリコーン系等の接着剤等が挙げられる。また、スチレン−ブタジエン−スチレンブロックコポリマー、スチレン−イソプレン−スチレンブロックコポリマー、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロックコポリマー等の熱可塑性エラストマー、又は反応ホットメルト性樹脂等を使用してもよい。
なお、接着剤としては、ヒートシール剤でもよく、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、エチレン−イソブチルアクリレート共重合体樹脂、ブチラール樹脂、ポリ酢酸ビニル及びその共重合体樹脂、セルロース誘導体、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリビニルエーテル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂、エポキシ樹脂、又はフェノール樹脂等も挙げられ、ヒートシール温度として60〜180℃のものが実用し易く好ましい。上記の接着層は、膜厚4μm〜50μmとすることが好ましい。
また、接着層を被着体(対象物)とホログラム効果層との十分な接着性を有し、しかも被着体から剥離の際には、ホログラムの破壊のきっかけとなる機能をもたせることが好ましい。これにより、ホログラムラベルを貼り替えることを防止でき、より偽造防止性が高まる。この接着層は、接着層を構成する合成樹脂と、該合成樹脂を脆質化させる無機質微粉末から構成することができる。合成樹脂は、上記に挙げた樹脂や、尿素樹脂、メラミン樹脂などの熱硬化性樹脂等が用いられる。
また無機質微粉末として、炭酸カルシウム、タルク、チャイナクレー、カオリン、マイクロシリカ、酸化チタン、ガラスフレーク、アスベスト、ろう石粉、けい石粉末(石粉)、硫酸バリウム、シェルベン、シアモット等が挙げられる。この無機質粉末を合成樹脂100質量部に対して80〜200質量部添加すると、得られた合成樹脂および微粉末からなる被膜よりも一層脆くなるので、層間の剥離がより一層確実になり好ましい。
(ホログラム効果層)
本発明のホログラムラベルで使用するホログラム効果層5は、金属薄膜としては、例えば、Cr,Ti,Fe,Co,Ni,Cu,Ag,Au,Ge,A1,Mg,Sb,Pb,Pd,Cd,Bi,Sn,Se,In,Ga,Rb等の金属及びその酸化物、窒化物等を単独若しくは2種類以上組み合わせて、昇華、真空蒸着、スパッタリング、反応性スパッタリング、イオンプレーティング、電気メッキ等の公知の方法で形成される。この場合のホログラム効果層は、光反射層として機能するが、所定のレリーフ構造を設けたホログラム形成層のレリーフ面へ、ホログラム効果層を設けることにより、レリーフの反射及び/又は回折効果を高めるので、ホログラム形成層の反射率より高く又は低ければ、特に限定されない。
ホログラム効果層としては、ほぼ無色透明な色相で、その光学的な屈折率がホログラム形成層のそれとは異なることにより、金属光沢が無いにもかかわらず、ホログラムなどの光輝性を視認できるから、透明なホログラムを作製することができる。
例えば、ホログラム形成層よりも光屈折率の高い薄膜、および光屈折率の低い薄膜があり、前者の例としては、ZnS、TiO2、Al23、Sb23、SiO、SnO2、ITO等があり、後者の例としては、LiF、MgF2、AlF3がある。好ましくは、金属酸化物又は窒化物であり、具体的には、Be、Mg、Ca、Cr、Mn、Cu、Ag、Al、Sn、In、Te、Fe、Co、Zn、Ge、Pb、Cd、Bi、Se、Ga、Rb、Sb、Pb、Ni、Sr、Ba、La、Ce、Au等の酸化物又は窒化物他はそれらを2種以上を混合したもの等が例示できる。またアルミニウム等の一般的な光反射性の金属薄膜も、厚みが200Å以下になると、透明性が生じて使用できる。透明金属化合物の形成は、金属の薄膜と同様、ホログラム形成層のレリーフ面に、10〜2000nm程度、好ましくは20〜1000nmの厚さになるよう、蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング、CVDなどの真空薄膜法などにより設ければよい。
(ホログラム層)
ホログラム層4としては、無色または着色された透明または半透明なもので、単層であっても多層状であってもよく、凹凸を注型や型押しで再現できる熱可塑性樹脂、硬化性樹脂、あるいは、光回折パターン情報に応じて硬化部と未硬化部とを成形することができる感光性樹脂組成物が利用できる。具体的には、例えば、ポリ塩化ビニル、アクリル(ポリメチルメタクリレート)、ポリスチレン、またはポリカーボネート等の熱可塑性樹脂、不飽和ポリエステル、メラミン、エポキシ、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、またはトリアジン系アクリレート等の熱硬化性樹脂であり、それぞれの単独、熱可塑性樹脂どうし、または熱硬化性樹脂同志の混合、もしくは熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂の混合等であってもよい。ラジカル重合性不飽和基を有し、熱成形性を有するものや、ラジカル重合性不飽和モノマーを添加した電離放射線硬化性樹脂組成物も利用できる。電離放射線硬化樹脂としては、例えば、エポキシ変性アクリレート樹脂、ウレタン変性アクリレート樹脂、アクリル変性ポリエステル等が適用でき、好ましくはウレタン変性アクリレート樹脂である。
また、好ましくは、ホログラム層の材料としては、(1)分子中にイソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類、(2)分子中に水酸基を少なくとも1個と(メタ)アクリロイルオキシ基を少なくとも2個有する多官能(メタ)アクリレート類、又は(3)分子中に水酸基を少なくとも2個有する多価アルコール類の反応生成物であるウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂(本明細書では「電離放射線硬化性樹脂組成物M」と呼称する)、反応性シリコーン及びポリエチレンワックスを含むようにする。さらに好ましくは、(メタ)アクリレートオリゴマーも含ませて硬化させる。該組成物を塗布し乾燥して、ホログラム機能を発現する微細な凹凸レリーフを賦型した後に、電離放射線で硬化させればよい。電離放射線硬化性樹脂は架橋性樹脂ともいわれ、他の層でも同様である。
「電離放射線硬化性樹脂組成物M」としては、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマーを含有する電離放射線硬化性樹脂の硬化物、具体的には、特開2001−329031号公報で開示されている光硬化性樹脂などが例示でき、実施例でも述べる。即ち、「電離放射線硬化性樹脂組成物M」(1)分子中にイソシアネート基を3個以上有するイソシアネート類、(2)分子中に水酸基を少なくとも1個と(メタ)アクリロイルオキシ基を少なくとも2個有する多官能(メタ)アクリレート類、又は(3)分子中に水酸基を少なくとも2個有する多価アルコール類の反応生成物である。
(メタ)アクリレートオリゴマーとしては、耐熱性のあるオリゴマーであればよく、例えば、日本合成化学社の商品名;紫光6630B、7510B、7630Bなどが例示できる。
ポリエチレンワックスとしては、ポリエチレン系樹脂の粒子やビーズが挙げられるが、好ましくは球状ビーズである。但し、ポリエチレンワックスを添加すると、箔切れ性は低下するので、その添加量は、電離放射線硬化樹脂100質量部に対して、0.01〜10質量部程度、好ましくは0.1〜5質量部とする。
反応性シリコーンとしては、電離放射線で硬化時に樹脂と反応し結合して一体化するもので、アクリル変性、メタクリル変性、又はエポキシ変性などで変性した反応性シリコーンで、該反応性シリコーンを含有させる質量基準での割合としては「電離放射線硬化性樹脂組成物M」100部に対して、0.1〜10部程度、好ましくは0.3〜5部である。この範囲未満ではレリーフの賦型時にプレススタンパとの剥離が不十分であり、プレススタンパの汚染を防止することが困難で賦型性が悪い。また、この範囲を超えてはホログラム層面への反射層の密着性が低く、ホログラム層と反射層との間で剥離し商品価値を失ってしまう。従来のシリコーンオイルの添加では、反射層との密着性が悪い。
このように、ホログラム層には、「電離放射線硬化性樹脂組成物M」、必要に応じて(メタ)アクリレートオリゴマー、反応性シリコーン、及びポリエチレンワックスを含ませることで、レリーフの賦型性がよく光回折効果が高く、かつ、ハードコート機能を兼ねさせることができる。特にポリエチレンワックスを含有させることで、耐擦傷性(耐スクラッチ性)が著しく向上する。
(1)電離放射線硬化前の塗布状態のホログラム層の塗膜は指乾状態でべとつかず、ブロッキングせずに巻き取ることができるので、ロールツーロール加工ができる。
(2)ホログラム層15へは反応性シリコーンを含ませると、塗布表面に集まりスタンパの凹凸からの剥離がよく賦型性が向上して、レリーフ構造を容易に賦型でき、賦型後には電離放射線で硬化すれば反応性シリコーンも硬化する。
(3)ポリエチレンワックスを含ませることで、転写後にはホログラム層が最表面層となるが、極めて過酷な環境での使用、長期間にわたる使用、及び/又は多数回の繰り返し使用などでも、溶剤、機械的な摩擦、及び摩耗から被転写体に設けられた画像を保護し、傷付きにくく耐久性に優れる。
ホログラム層は、上記の電離放射線硬化性樹脂、必要に応じて(メタ)アクリレートオリゴマー、反応性シリコーン、及びポリエチレンワックスを含ませ、さらに必要に応じて光重合開始剤、可塑剤、安定剤、界面活性剤等を加え、溶媒へ分散または溶解して、ロールコート、グラビアコート、コンマコート、ダイコートなどの公知のコーティング方法で塗布し乾燥して塗膜を形成したりすれば良い。ホログラム層の厚さとしては、通常は0.5μm〜20μm程度、好ましくは1μm〜10μm程度であり、複数回の塗布でもよい。
次に、ホログラム層の表面には、ホログラムなどの光回折効果の発現する所定のレリーフ構造を賦型し、硬化させる。ホログラムは物体光と参照光との光の干渉による干渉縞を凹凸のレリーフ形状で記録されたもので、例えば、フレネルホログラム等のレーザ再生ホログラム、及びレインボーホログラム等の白色光再生ホログラム、さらに、それらの原理を利用したカラーホログラム、コンピュータジェネレーティッドホログラム(CGH)、ホログラフィック回折格子などがある。レリーフ形状は凹凸形状であり、特に限定されるものではなく、微細な凹凸形状を有する光拡散、光散乱、光反射、光回折などの機能を発現するものでもよく、例えば、フーリエ変換やレンチキュラーレンズ、光回折パターン、モスアイ、が形成されたものである。また、光回折機能はないが、特異な光輝性を発現するヘアライン柄、マット柄、万線柄、干渉パターンなどでもよい。
これらのレリーフ形状の作製方法としてはホログラム撮影記録手段を利用して作製されたホログラムや回折格子の他に、干渉や回折という光学計算に基づいて電子線描画装置等を用いて作製されたホログラムや回折格子をあげることもできる。また、ヘアライン柄や万線柄のような比較的大きなパターンなどは機械切削法でもよい。これらのホログラム及び/又は回折格子の単一若しくは多重に記録しても、組み合わせて記録しても良い。これらの原版は公知の材料、方法で作成することができ、通常、感光性材料を塗布したガラス板を用いたレーザ光干渉法、電子線レジスト材料を塗布したガラス板に電子線描画装置を用いてパターン作製する電子線描画法をなどが適用できる。
ホログラム層面へ、上記のレリーフ形状を賦形(複製ともいう)する。ホログラムの賦型は、公知の方法によって形成でき、例えば、回折格子やホログラムの干渉縞を表面凹凸のレリーフとして記録する場合には、回折格子や干渉縞が凹凸の形で記録された原版をプレス型(スタンパという)として用い、上記樹脂層上に前記原版を重ねて加熱ロールなどの適宜手段により、両者を加熱圧着することにより、原版の凹凸模様を複製することができる。
ホログラム層は、スタンパでエンボス中、又はエンボス後に、電離放射線を照射して、電離放射線硬化性樹脂を硬化させる。上記の電離放射線硬化性樹脂は、レリーフを形成後に、電離放射線を照射して硬化(反応)させると電離放射線硬化樹脂(ホログラム層)となる。電離放射線としては、電磁波が有する量子エネルギーで区分する場合もあるが、本明細書では、すべての紫外線(UV−A、UV−B、UV−C)、可視光線、ガンマー線、X線、電子線を包含するものと定義する。従って、電離放射線としては、紫外線(UV)、可視光線、ガンマー線、X線、または電子線などが適用できるが、紫外線(UV)が好適である。電離放射線で硬化する電離放射線硬化性樹脂は、紫外線硬化の場合は光重合開始剤、及び/又は光重合促進剤を添加し、エネルギーの高い電子線硬化の場合は添加しないで良く、また、適正な触媒が存在すれば、熱エネルギーでも硬化できる。
(マット層)
本発明のホログラムラベルのマット層3は、少なくとも吸水性粉体とバインダー樹脂を含有する構成である。水分発色層2が水に濡れて、水溶性染料が発色して、該染料が水とともに流れて、滲みやすいが、その流れ出た染料をマット層の吸水性粉体等に、染み込ませることで、滲みが広がらないようにするものである。
上記の吸水性粉体は、例えば、デンプン、カオリン、タルク、微粉末セルロース、ケイ酸アルミニウム、酸化ケイ素、炭酸カルシウム等の親水性を有する粉体が好ましく用いられる。またバインダー樹脂としては、吸水性粉体をマット層として、ホログラムラベルに固着するために用いられ、有機溶剤に可溶な樹脂であればいずれも使用できる。例えば、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、石油系樹脂、セルロース系樹脂等が使用できる。
マット層は、上記の吸水性粉体、バインダー樹脂と必要に応じて、添加剤を加え、溶剤へ溶解又は分散して、ロールコート、グラビアコート、コンマコート、プレーコートなどの印刷又はコーティング方法で、塗布し乾燥して形成する。マット層の厚さは、1〜20μm程度である。
(水分発色層)
本発明のホログラムラベルの水分発色層2は、少なくとも水溶性染料とバインダー樹脂を含有する構成である。水分発色層は、ホログラムラベルの製造時では、含有する染料が出来るだけ、発色が目立たない(生じない)ように作製する。それには、水溶性染料、バインダー樹脂(インキビヒクル)等のインキ成分を三本ロール、ボールミル、攪拌機、サンドミル、分散機などを使用して、分散、混練して、必要に応じて、溶剤を添加し、インキ化すればよい。
上記の水溶性染料は、カヤノールレッドNBR、ブリリアントスカーレット3B、アシッドファストオレンジ SG、アマランス、アシッドローダミンB、エオシンG、アシッドミリングレッドRS、アリザリンダイレクトブルーAGG、インジゴカルミンブルーG、アシッドミリングシアニン5Rの酸性染料、アイゼンカチオンレッド7BNH、カチオンレッド6B、カチオンピンクFG、クリスタルバイオレット、メチレンブルーBの塩基性染料、カヤノールライトレッドF5B、ダイレクトファストスカーレット4BS、ベンゾパープリン4B、ダイレクトファストオレンジ S、ダイレクトロージュリンレッドB、クロランチファストレッド6BLL、シリアスレッド4B、シリアススプラレッドバイオレットRL、シリアススプラバイオレットBL、ダイレクトスカイブルー5Bの直接染料、クロムオレンジA、クロムオレンジGR、クロムレッドB、クロムブリリアントレッドB、クロムブリリアントバイオレットR、クロムブラウンPGの酸性媒染染料、スミフィックスブリリアントレッドGスペシャル、リアクトンレッド2B−F、プロシオンルビンBS、シバクロンバイオレットF2R−A、プロシオンブリリアントブルーRSの反応染料、食品用赤色2号、食品用赤色3号、食品用赤色4号、食品用赤色102号、食品用赤色103号、食品用赤色104号、食品用赤色105号、食品用赤色106号の食品用色素の中から選ばれる少なくとも一種類を用いることができる。特に、上記の食品用赤色染料が、安全性が高く、好ましく用いられる。
水分発色層は、上記の得られたインキをスクリーン印刷、グラビア印刷、オフセット印刷、コーティングなどの方法で、印刷ないし塗布して、パターン状やベタ状など、適宜の形状で形成することができる。水分発色層の厚さは、1〜20μm程度である。
(透明基材)
本発明におけるホログラムラベルでは、ホログラム層とマット層との間に、透明基材8を設けることができる。その透明基材は、ホログラム層/プライマー層/透明基材/マット層の積層体で、位置づけされる。透明基材としては、シート状、フィルム状あるいは板状の材質からなり、材料としては透明性を有していれば、特に制限されるものではなく、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン、セルロースジアセテート、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリイミド、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネートなどのプラスチックを単独あるいは組み合わせて、積層したりして用いることができる。透明基材の厚さは0.005〜5mm程度が適当である。
(プライマー層)
アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂等を溶媒に溶解ないし分散させた塗工液により、厚さは0.1〜2μm程度の厚さで、プライマー層9を形成することができる。
本発明のホログラムラベルの最表面に、水分が通過できる樹脂層を形成して、高湿度の環境下に置かれても、ホログラムラベルが不用意に発色することを防止することができる。その水分が通過できる樹脂層は、ポリアクリル酸、イソブチレン無水マレイン酸、ポリエチレンオキサイド等の樹脂組成物を溶媒に溶解ないし分散させて、塗布して形成することができる。その樹脂層の厚さは、0.05〜1μm程度である。
(ホログラムラベルの製造方法)
上記のホログラムラベルの製造方法について、説明する。
水分発色層/マット層/ホログラム層/ホログラム効果層/接着層/剥離シートの構成のホログラムラベルの場合、剥離シート上に、順に積層することができるが、製品品質の安定性、機能性などが優れている点から、基材上に剥離可能にホログラム層、ホログラム効果層を設けた転写箔を用意し、剥離シートとホログラム効果層が対向するように、接着層により、転写箔とラミネートする。そして、転写箔の基材を剥離し、ホログラム層の上に、マット層を塗工するなどの手段で形成し、さらにマット層上に、水分発色層を印刷などの手段で形成して、ホログラムラベルを製造することができる。
また、水分発色層/マット層/透明基材/プライマー層/ホログラム層/ホログラム効果層/接着層/剥離シートの構成のホログラムラベルを製造する場合、上記と同様に、基材上に剥離可能にホログラム層、ホログラム効果層を設けた転写箔を用意し、剥離シートとホログラム効果層が対向するように、接着層により、転写箔とラミネートする。そして、転写箔の基材を剥離し、予め作製しておいた透明基材上にマット層、水分発色層を形成した部材と、透明基材とホログラム層とが対向するように、プライマー層により、ラミネートして、ホログラムラベルを製造することができる。
(実施例1)
基材として厚さ15μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、該基材の一方の面へ、剥離ニス45−3(昭和インク(株)製、アクリル系樹脂の剥離インキ商品名)を用いて、ロールコーティング法で、乾燥後の厚さが1μmになるように塗布、乾燥して、剥離層を形成した。
上記剥離層の上に、下記の組成を有するホログラム層用の塗工液を、グラビアコート法で塗工し、100℃で乾燥して溶剤を揮散させて、乾燥時の膜厚が3μmになるようホログラム層を形成した。
(ホログラム形成層用塗工液)
光硬化性樹脂 100質量部
(三菱化学(株)製 ユピマーUV LZ065S)
光重合開始剤 5質量部
(チバスペシャルティケミカルズ社製 イルガキュア907)
メチルエチルケトン 300質量部
次に、上記ホログラム層面へ、2光束干渉法によるレインボーホログラム(文字列「abc」の繰り返しパターン)から2P法で複製したスタンパ(ポジパターン:スタンパ表面、空気界面から見て「abc」と読めるパターン)を複製装置のエンボスローラーに貼着して、相対するローラー間で、加熱プレス(エンボス)して、微細な凹凸パターンからなるレリーフを賦形させた(エンボス表面、空気界面から見てネガパターン)。賦形後直ちに、高圧水銀灯を用いて紫外線を照射して硬化させた。該ホログラム層のレリーフ面へ、真空蒸着法により、厚さが300nmの酸化チタン薄膜を形成して透明なホログラム効果層を形成し、転写箔を作製した。
厚さ50μmの商品名SP−PET(トーセロ社製)の剥離シートと、上記転写箔のホログラム効果層が対向するように、下記組成の厚さ50μmの接着層により、転写箔とラミネートする。
・<接着層組成物>
商品名ニッセツPE118(日本カーバイド社製、アクリル系粘着剤) 100質量部
メチルエチルケトン 40質量部
酢酸エチル 15質量部
商品名ニッセツCK101(日本カーバイド社製、イソシアネート架橋剤) 2質量部
得られた積層体の基材(転写箔)を剥離し、ホログラム層の上に、ポリウレタン樹脂に吸水性粉体として微粉末セルロースを分散させた塗工液で、厚さ10μmのマット層を塗工、形成した。さらに、そのマット層上に、水溶性染料として食品用赤色4号(三栄化学工業(株)製)1質量%、インキビヒクルとしてエチルセルロース樹脂9質量%をキシ
レンの溶剤90質量%に溶解した水分発色層のインキにより、スクリーン印刷により、厚さ10μmのパターン形状の水分発色層を形成し、ホログラムラベルを作製した。
上記の得られたホログラムラベルの剥離シートを剥がして、高級腕時計にラベルを貼り付けておいた。その高級腕時計を購入したユーザーが、時計をした状態で、プールで水泳をして、水濡れの状態になり、時計の中に水が混入して、時間表示が狂ってしまった。しかし、この時計に貼付してあるホログラムラベルは、赤く発色して、水濡れしたことが明確に証明されていたので、取扱店で無償修理をして、正常な状態の時計を入手できた。
(実施例2)
上記の実施例1で作製したホログラムラベルの場合と同様に、ホログラム層を有する転写箔を用意し、剥離シートとホログラム効果層が対向するように、接着層により、転写箔とラミネートする。そして、転写箔の基材を剥離する。厚さ15μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの透明基材上に、実施例1と同様に、厚さ10μmのマット層を形成し、さらに、そのマット層上に、実施例1と同様に、スクリーン印刷により、厚さ10μmのパターン形状の水分発色層を形成して、部材を用意した。その部材の透明基材と、上記のホログラム層とが対向するように、ポリウレタン樹脂からなる厚さ5μmのプライマー層により、ラミネートして、ホログラムラベルを作製した。
上記の得られたホログラムラベルの剥離シートを剥がして、高級腕時計にラベルを貼り付けておいた。その高級腕時計を購入したユーザーが、時計をした状態で、プールで水泳をして、水濡れの状態になり、時計の中に水が混入して、時間表示が狂ってしまった。しかし、この時計に貼付してあるホログラムラベルは、赤く発色して、水濡れしたことが明確に証明されていたので、取扱店で無償修理をして、正常な状態の時計を入手できた。実施例2のホログラムラベルは、実施例1のホログラムラベルに比べると、水濡れによる発色性は同様であったが、水濡れ後のラベルを時計から剥がす際、実施例2のラベルの方が接着性が高く、剥がしにくいものであった。また、実施例1、2のホログラムラベルは、いずれも水分発色層を剥がすことが困難であり、また両者ともに市販されてなく、また偽造することが困難であり、詐欺、偽装するなどの悪用を防止することができた。
(実施例3)
上記の実施例1で作製したホログラムラベルの接着層を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例3のホログラムラベルを作製した。
・<接着層組成物>
酢酸ビニル共重合体 20質量部
アクリル樹脂 10質量部
マイクロシリカ 30質量部
酢酸エチル 20質量部
トルエン 50質量部
上記の得られたホログラムラベルの剥離シートを剥がして、高級腕時計にラベルを貼り付けておいた。その高級腕時計を購入したユーザーが、時計をした状態で、プールで水泳をして、水濡れの状態になり、時計の中に水が混入して、時間表示が狂ってしまった。しかし、この時計に貼付してあるホログラムラベルは、赤く発色して、水濡れしたことが明確に証明されていたので、取扱店で無償修理をして、正常な状態の時計を入手できた。実施例3のホログラムラベルを時計から無理に剥がすと、ホログラム(ホログラム効果層及び、またはホログラム層)が部分的に破壊され、ホログラムラベルの貼り替えることを防止でき、実施例1のホログラムラベルと比べ、より偽造防止性が高まった。
(比較例1)
上記の得られた実施例1のホログラムラベルにおいて、マット層と水分発色層を設けない以外は、実施例1と同様にして、比較例1のホログラムラベルを作製した。その得られたホログラムラベルの剥離シートを剥がして、高級腕時計にラベルを貼り付けておいた。その高級腕時計を購入したユーザーが、時計をした状態で、プールで水泳をして、水濡れの状態になり、時計の中に水が混入して、時間表示が狂ってしまった。この時計に貼付してあるホログラムラベルは、水濡れしたことが証明できなかったので、取扱店で無償修理をすることができず、高額な修理費がかかってしまった。また、比較例1のホログラムラベルは、偽造することが比較的簡単にでき、偽装するなどの悪用を防止することができなかった。
1 水濡れ検知可能なホログラムラベル
2 水分発色層
3 マット層
4 ホログラム層
5 ホログラム効果層
6 接着層
7 剥離シート
8 透明基材
9 プライマー層

Claims (2)

  1. 剥離シート上に、接着層、ホログラム効果層、ホログラム層、マット層、水分発色層をこの順に積層したホログラムラベルにおいて、前記水分発色層が少なくとも水溶性染料とバインダー樹脂を含有し、前記マット層が少なくとも吸水性粉体とバインダー樹脂を含有することを特徴とする水濡れ検知可能なホログラムラベル。
  2. 前記のホログラム層とマット層との間に、透明基材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載する水濡れ検知可能なホログラムラベル。
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