JP5503536B2 - 少なくとも一つの支持棒を有する使い捨て注射器 - Google Patents

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Description

本発明は、その中又はその上に−各々少なくともあるエリアで−少なくとも一つの機械的なバネエネルギ貯蔵部、少なくとも時々、活性成分が充填出来る少なくとも一つのシリンダ−ピストンユニット、少なくとも一つのピストン−作動プランジャ、及び少なくとも一つの作動ユニットが配列されているハウジングを有する使い捨て注射器であって、そこでバネエネルギ貯蔵部が少なくとも一つの予応力、バネ荷重エレメントを含み、そしてそこで、ピストン−作動プランジャの少なくとも一部が、シリンダ−ピストンユニットのバネエネルギ貯蔵部とピストンの間に置かれている使い捨て注射器に関する。
特許文献1は、とりわけ、その後方プランジャ棒がその自由端で弾力性のあるけん引フックを有するバネで予応力ピストン−作動プランジャを有するような注射器を開示している。けん引フックは、注射器ハウジングの一端上でピストン−作動プランジャを積極的にしっかりと保持している。このために、それらはハウジング上で最小のベアリング表面のみを有する。注射器を開放するために、けん引フックは、それらを保持する端から離れるように押される。その結果、バネで予応力ピストン−作動プランジャは注射を完了するために前進する。
特許文献2及び3は各々、針保護器具を有し、そしてそのピストン−作動プランジャが張力棒又は張力スリーブである針付き注射器を記載している。注射の間ピストンを駆動する螺旋状の圧縮バネによって張力をかけられるピストン−作動プランジャは、ハウジングの支持エレメントの上に支持されている。支持エレメントは、ピストン−作動プランジャの最小直径の上に支えられ、その結果、特別に大きな面圧が接触ゾーンにおいて得られる。
ドイツ特許3644984A1 欧州特許1,336,419A1 国際公開公報2005/044344A1
従って、本発明の目的は、最小の構造的サイズのための数個の部品のみを有し、そして容易な取扱いで確実な実装と機能を保証するモジュラー型の使い捨て注射器を開発することである。
この仕事は主要な請求範囲の特長によって解決される。このために、バネ荷重ピストン−作動プランジャは、少なくとも一つの支持棒を介してハウジングの上に支持され、そして個々の支持棒及びピストン−作動プランジャの間に設置された接触ゾーンは、各々の支持棒を半径方向に外側へ向かわせる楔機構対を表す。支持棒は、ハウジングの上に実装され、そしてロックされた位置に設置された少なくとも一つの作動エレメントを支え、そして半径方向に外側へ向かわせる。作動エレメントは、作動ユニットの部分として、ピストン−作動プランジャを開放し、作動位置における支持作用がない作動位置内への移動によって持ってくることが出来る。
本明細書で、本発明は、例えば、そのピストン−作動プランジャが使い捨て注射器の引き金手順を用いて開放される針無しの使い捨て注射器を供する。この目的のために、バネエネルギ貯蔵部に事前に応力をかけそして保持するために、ピストン−作動プランジャが、ハウジング上に配列された又はハウジング中に一体化された少なくとも一つの支持棒によって積極的に保持される。支持棒又は支持棒類は、使い捨て注射器がそのロックされた位置において使用されるまで、作動エレメントによって保持される。注射器を始動させるために、支持棒又は支持棒類は、ピストン−作動プランジャがバネエネルギ貯蔵部の作用下で、使い捨て注射器の中心線に対して少なくともほぼ平行に動くことが出来るように開放される。
本発明の更なる詳細が、独立クレーム及び以下の模式的に示された実施態様の記述から示されるであろう。
二つの支持棒及びレバー保持具を有する使い捨て注射器を示す。 図1に関するものであるが、ロックが解除されたそして作動された状態である。 図2に関するものであるが、薬が放出された後の状態である。 二つの支持棒及び巻物保持具を有する使い捨て注射器を示す。 ロックされた位置において変形された二つの圧縮棒及び作動レバーを有する使い捨て注射器を示す。 図5及び8のA−A断面である。 図5のB−B断面である。 図5に関するものであるが、90度回転した状態である。 図5に関するものであるが、ロックが解除された状態である。 図5に関するものであるが、ロックが解除され、そして作動された状態である。 図5の直径方向から見た図である。 ロックされた位置において形成された二つの圧縮棒及び保持具を有する使い捨て注射器を示す。 図12に関するものであるが、巻物が除かれることによってロックが解除された状態である。 図13に関するものであるが、作動された状態である。 注射器の側面図である。 図15の直径方向から見た図である。
図1から3は、三つの異なる開放状態において、永久的に荷重されたバネエネルギ貯蔵部を有する使い捨て注射器タイプの簡略化された主要な描写を示す。示された使い捨て注射器は、ハウジング(10)、例えば注射溶液を事前に充填されたシリンダ−ピストンユニット(100)、ピストン−作動プランジャ(60)及びバネエネルギ貯蔵部としてのねじ式の圧縮バネ(50)を含む。また、作動エレメント(82)及び保持エレメント(86、90)がハウジング(10)の上に配列される。シリンダ−ピストンユニット(100)は密封キャップ(120)によって前部から密封される。
ハウジング(10)は、底で開放された、そして高い床(39)を有するポット形状の空洞体である。ハウジング(10)は、例えば、中間領域であるシェル領域(31)における二つの向い合った窓状の開口部(33)を有する。開口部(33)の下方端で各々連接した状態で、図2におけるように、注射器の右側に、各場合において支持棒(21)がある。ハウジング(10)の左手側上には、しっかりと固定する作動レバー(86、87)を示すことができるように、開口部(33)が、模式図においてより小さく描かれている。作動レバー(86、87)は、一般的に例えば約90度だけオフセットされてハウジング(10)中にある、図6を参照のこと。
本明細書では、支持棒(21)は、単に例として抗力ヒンジ中に置かれ、そしてバネ荷重エレメント(52)によってハウジング(10)上に支持される。バネ荷重エレメント(52)は、図1におけるように、作動エレメント(82)に対して外側に少なくともほぼ半径方向に支持棒(21)を押し、ここで、それらはカム(22)を介して作動エレメント(82)の上に置かれている。もしハウジング(10)上に支持棒(21)が形成されると、図5から12におけるように、それらは弾力性のある屈折ビーム(28)として外側に向かって跳ねる。
圧力をかけられた両方の支持棒(21)は、図1におけるように、その予応力場所において、そのプランジャ・ディスク(73)の上にピストン−作動プランジャ(60)を保持する。この目的のために、それらの支持面(23)によって支持棒(21)がプランジャ・ディスク(73)の切頭体円錐状又は球状に曲がった下方前端面(74)上に支持される。支持面(23)前端面(74)の対応する表面の間の各接触面のサイズは、2から20mm2の領域にある。
中心線(5)からそらされた側で、各指示棒(21)は、そのカム(22)の上で、接触面(24)を有する。
ハウジング(10)の下方領域に設置された状態で、シリンダ−ピストンユニット(100)を締め付けるためのホルダーがある。
本実施態様において、シリンダ−ピストンユニット(100)は、後方の位置にピストン(111)がある注射溶液(1)を充填されたシリンダ(101)を含む。ハウジング(10)中のピストン(111)の上方に、ピストン−作動プランジャ(60)が、例えば、それがピストンに接触しないものの、シリンダ(101)の上方領域におけるそのより下方端によって横向きに誘導されるように配列される。
図1によると、ハウジング(10)の下方の半分がスリーブ状の作動エレメント(82)によって取り囲まれる。ハウジング(10)の半径方向の外側面(13)上で長さ方向に動くために作動エレメント(82)が実装される。それは、カム(22)のレベルで、上方領域において円周の広くなった領域(83)を有する。圧縮棒(21)毎の、回転しない対称的な作動エレメント(82)の場合には、この広くなった領域(83)の代わりに、部分的に広くなった領域又は覆われていない開口部も存在出来る。
ハウジング(10)に関して、広くなった領域(83)が、引き金手順の間、それらのカム(22)を後退させて外側に突き出た圧縮棒(21)を巻き取ることが出来るように、正確に置かれて寸法取りされる。広くなった領域(83)の内部輪郭は、例えば、本明細書では注射器の中心線(5)に垂直な平面を表す戻り側面(84)を有する溝である。例えば作動エレメント(82)のシリンダ状の内壁と戻り側面(84)の間の移行は、例えば鋭端(85)として構成される。図1によると、それらの外側接触面(24)を有するカム(22)は、作動エレメント(82)の内壁(59)上に保護するように横たわっている。
しっかりと固定する作動レバー(86)は、作動エレメント(82)上に締め付けられ又は統合されて形成される。作動レバー(86)は、その下方端で、押しボタン状の操作エレメント(81)、その上方端でラッチ突起(87)、そして部品(81)及び(87)の間で、その上に作動レバー(86)が実装される旋回ジョイント(88)を有する。図1によると、ラッチ突起(87)がハウジング(10)の窪地(27)内にロック作用を用いて突き出る。
ハウジング(10)中に配列されたピストン−作動プランジャ(60)は、本明細書において、二つの領域に分けられる。下方領域はピストン・スライド(76)である。その直径は、シリンダ−ピストンユニット(100)のシリンダ(101)の内径よりも幾らか小さい。ピストン・スライド(76)の下方前端は直接ピストン(111)上に作用する。
上方領域のプランジャ・ディスク(73)は、その外径が、シェル領域(31)におけるハウジング(10)の内径よりも十分の数ミリメーター小さい、少なくともあるエリアにおいてシリンダ状の平らなディスクである。下方前面(74)はピストン・スライド(76)の周りに配列された襟面(75)を有する。それは、その頂角が約100から130、好ましくは120度の角度である切頭円錐表面の形を有する。切頭円錐表面の概念的先端はピストン・スライド(76)の領域における中心線(5)の上に設置される。
ピストン・スライド(76)も勿論、プランジャ・ディスク(73)から分離された分離部品として設計出来る。この目的のために、それはハウジング(10)の内壁上に設置される。
ねじ式の圧縮バネ(50)は、ハウジング(10)のプランジャ・ディスク(73)及び上にある床(39)の間に予応力状態である。弾性力はプランジャ・ディスク(73)を介して支持棒(21)に伝えられる。襟面(75)が傾斜している故に、圧縮棒(21)は、ベベルギアのように、半径方向に外側へ突き出される。開放スリーブ(82)は、この半径方向の力を定常的に支持する。
シリンダ−ピストンユニット(100)の保護キャップ(120)が除かれた後、使い捨て注射器を作動させるために、使い捨て注射器が射出部位上に置かれる。使い捨て注射器は、注射器を保持している手の親指及び他の指の間に保持される。親指は操作エレメント(81)を支える。もし、操作エレメント(81)又は作動レバーの部分が追加的にしっかりと固定されるならば、次いで、例えば、接着ラベルなどによって、続く操作工程の前に、これらが除去される必要がある。
操作エレメント(81)が押されたときに、作動レバー(86)のラッチ突起(87)がハウジング窪地(27)の外に旋回する。ハウジング(10)及びスリーブの形をした作動エレメント(82)の間の確実な捕捉がキャンセルされる。
この時点で作動エレメント(82)がシリンダ−ピストンユニット(100)の方向に押すことが出来る。この手順中、作動エレメント(82)はハウジング(10)の外壁(13)上を下方に且つ直線的に、従って注射部位の方向に滑る。 圧縮棒(21)の接触面(24)は、端(85)に亘って横滑りし、そして、バネ荷重エレメント(50)の力の下で、広くなった領域(83)内に開放された状態で半径方向に外側に跳ねる。ピストン−作動プランジャ(60)が、図3におけるように、妨害されない状態で下方に発射する。シリンダ(100)は空になる。
ハウジング(10)上の作動エレメント(82)の直線的な滑り運動の代わりに、螺旋状の動きも供することが出来る。この場合、作動エレメント(82)及びハウジング(10)が、例えば滑りブロック及び運動リンクを介して、互いに向かって誘導される。もし必要ならば、ハウジング(10)及び作動エレメント(82)の間の純粋な旋回運動によっても、引き金作用をすることが出来る。本明細書で、旋回軸は中心線(5)になるであろう。
図4は作動レバー(86)を要求しない変形例を示す。その代わり、作動エレメント(82)が上の方向に延ばされる。作動エレメント(82)の上方に延ばされた端が巻物(90)を用いてハウジング(10)上にしっかり固定される。引き剥がし式又は裂き破り式巻物(90)は、一次的に部品(1)及び(82)を縛る。注射器を準備するために、ハウジング(10)及び作動エレメント(82)の間の縛り結合がキャンセルされるように、巻物(90)が引き剥がされ又は裂き破られる。
この変形例を用いて、プランジャ・ディスク(73)の襟面(74)が平坦に設計される。襟面(75)は、中心線(5)に対して直交するように向けられている。丸みのある端を用いて、それは支持棒(21)の上方前端と接触する。これらの前端は、楔状、先を切り取った形状又は球状の形をして曲がっている。この曲がりは、図1から3における変形例に関して、半径方向に外側に作用する力が支持棒(21)上に働くように、各々向けられている。
図5から11は、図1から3において記述されている原理の実施態様を示す。本明細書において、負荷を支える部品は一体のハウジング(10)である。それは、例えば、射出成形によるガラス繊維強化ポリアミドでできている。 ハウジング(10)は広範囲に管状の形を有し、そして上方シェル領域(31)及び下方固定領域(41)の両方を含む二つの機能エリアに分けられている。
実質的に管状のシェル領域(31)が、例えば水平床(39)によって頂部で密封されている。図8及び10におけるように、シェル領域(31)の下方の半分中に設置される状態で、二つの向い合った、その上に形成された引っ張り棒(21)がある。 引っ張り棒(21)のためのその上に形成された部位は固定領域(41)のすぐ上方にある。各支持棒(21)を形成するために、シェル領域(31)中に、狭くて、少なくともほぼU字形の隙間が、側面及び頂部で個々の支持棒を囲んで設置されている。その長さの約80%に亘って、支持棒(21)は、ハウジング(10)の壁の肉厚及び曲部を有する。なかでも、この領域はバネ付きの弾性屈折ビーム(28)としての機能も果たし、そして鎌形状の断面を有する。
もし必要ならば、この弾性屈折ビーム(28)の部分にも、屈折ビーム端領域における使用から生じる曲げ応力を減じるために矩形の断面を備えることが出来る。図10において、支持棒(21)は非変形状態で示されている。
本明細書において、個々の支持棒(21)の上方自由端は、図8及び10におけるように、少なくとも一つの支持面(23)及び一つの接触面(24)を有する半径方向に外側に突き出ているカム(22)によって形成される。図8によると、応力をかけられた使い捨て注射器のプランジャ・ディスク(73)が、その襟面(75)によって支持面(23)上に横たわっている。本明細書において楔面の機能を果たす支持面(23)は、角度にして120度の頂角を持つ切頭円錐形表面の形状を有する。
少なくとも接触領域において、支持棒(21)又は襟面(75)はセラミック製の外装を有してもよい。図5における実施態様において、襟面(75)は例えば貼り付けられて、中央で分割された切頭円錐形表面の形をしたワッシャー(79)によって強化される。
変形されていない支持棒(21)のカム(22)の接触面(24)は、その直径がハウジング(10)外径よりも例えば3から4ミリメーター大きいシリンダシェルの部分である。使い捨て注射器に応力がかけられると、接触面(24)がスリーブ状の作動エレメント(82)の内壁(59)に接触する。もし必要ならば、表面圧力を最小化するために、接 触面(24)は、内壁(59)に対応する曲り部を有する。
図5によると、ハウジング(10)は、ほぼ中心(A−A断面を参照のこと)で、その中で作動レバー(86)のラッチ突起(87)が係合する窪地(27)を有する。図6は断面における係合を示す。カム(22)を有する二つの支持棒(21)が、この断面においても見ることができる。
回転に抗してしっかりと固定するためのウエブ(18)は、窪地(27)の上方に設置されている。それは、回転に抗してしっかりと固定するために、作動エレメント(82)の対応する溝(19)中に係合する。
シェル領域(31)の下側に存在した状態で、組込み可能なシリンダ−ピストンユニット(100)を巻き取るための固定領域(41)が位置づけられている。固定領域(41)はバヨネット密封の部分である。この目的のために、その内壁上に二つ又はそれ以上の溝(42)が配列される(図7を参照のこと)。溝(42)は、ハウジングの下方前面(17)から上方に垂直に通じ、そして数ミリメーターの長さの後、各々、短い水平な溝部分内に合流する。適切ならば、横方向の溝エリアが半径方向に連続な窪地を形成する。
シリンダ(101)は、例えば、二つ又はそれ以上のバヨネット・スタッド(44)を介して固定領域(41)において嵌め込まれ及び固定される(図7を参照のこと)。適切ならば、バヨネット密封の開放、言い換えれば、シリンダ(101)の除去を防ぐ一つ又はそれ以上の捕捉エレメントが、水平な溝部分に又は少なくとも幾つかのバヨネット・スタッド(44)の上に設置される。
シリンダ(101)は、例えば厚肉のポットである。例えば、シリンダ(101)のシリンダ状の穴中に、棒無しピストン(111)がある。その少なくともほぼ円錐状の前端上で、ピストン(111)は、密封リング(114)又は永久的に弾性の密封物体を受けるための軸環状溝(112)を有する。必要な場合にピストン(111)の後部前端内にセットされた状態で、例えばシリンダ状の金属板がある。
そのシリンダ状の床が、前ピストンの前面の輪郭と少なくともほぼ一致するシリンダ(101)の穴の中心に設置された状態で、短いシリンダ状のノズル状の穴(106)がある。その直径は約0.1から0.5ミリメーターである。この穴(106)は、その直径の1から5倍長い。それは、シリンダ(101)の床側の外前端(103)のシリンダ状窪地(107)で終わる。
固定領域(41)において、ハウジング(10)の外壁は切頭体円錐の形を有する。壁の厚さは、押しボタン(81)が操作された時に後退できるように、前面(17)に向かって約20%減少する。
ピストン(111)及び床(39)の間に配列された状態で、バネエネルギ貯蔵部(50)、又は各々使い捨て注射器の駆動ユニットがある。バネエネルギ貯蔵部(50)は、ピストン−作動プランジャ(60)上にプランジャ・ディスク(73)を用いて配列されたねじ型の圧縮バネである。弾性的に応力をかけられたピストン−作動プランジャ(60)は、プランジャ・ディスク(73)によってハウジング(10)の支持棒(21)の上に支持されている。
プランジャ・ディスク(73)の上方で、ピストン−作動プランジャ(60)は、ねじ型圧縮バネ(50)を誘導するパイロットピン(62)を有する。パイロットピン(62)の延長部のプランジャ・ディスク(73)の下方の中央に設置された状態で、使い捨て注射器が作動された時にピストン(111)上で作用するピストン・スライド(76)がある。ピストンスライド(76)の上方エリアは、その長さがピストンスライド(76)の長さの半分である円錐拡大部(77)を有する。拡大部(77)の直径はプランジャディスク(73)から離れる方向に大きくなる。支持棒(21)は、注射器が張力をかけられた時に、拡大部(77)を支える。これは、永久に実装された支持棒(21)の如何なる座屈をも和らげる。
ハウジング(10)及びシリンダ−ピストンユニット(100)を部分的に取り囲む作動エレメント(82)は、本明細書では、開放スリーブと同様である。本質的にシリンダ状の、例えばABS製の開放スリーブ(82)は、図10におけるように、使い捨て注射器の引き金がひかれた時に、支持棒(21)のカム(22)を巻き取る管状の半径方向に広げられた領域(83)をその上方端で有する。
作動レバー(86)は、その下に横たわる少なくともほぼシリンダ状のエリア中に統合される(図11を参照のこと)。該作動レバー(86)は、旋回ジョイント(88)を介して作動スリーブ(82)に結合される。操作エレメント(81)と共に、作動レバー(86)は、その旋回軸(89)を旋回ジョイント(88)のエリア中に有するロッカーを形成する。操作エレメント(81)の降下によってハウジング(10)に抗して作動レバー(86)が押される時に、作動レバー(86)の他端でラッチ突起(87)は、窪地(27)から係合をはずされそして開放する(図9を参照のこと)。
図9は引き金が引かれた、つまり開放された作動レバーを有する使い捨て注射器を示す。図10において、注射器は作動エレメント(82)が押し下げられた状態で示されている。
作動スリーブ(82)が押し下げられた時、カム(22)は(図10を参照のこと)、拡げられた領域(83)内に端(85)に亘って外側へ外れる。支持棒(21)は、それらの実際の出発位置内に弾性的に外側に曲がる。もはや変形されない支持棒(21)は、スプリングエレメント(50)の作用下、ピストン(111)がシリンダ(101)内に押し戻されるように、ピストン−作動プランジャ(60)を開放する。
図12から16は作動レバー(86)を有しない支持棒注射器を示す。作動レバーの代わりに、図4から一部が既に知られているように、巻物(95)が元の固定具及び固定エレメントとして使用される。この目的のために、ハウジング(10)上を縦方向に誘導されたスリーブの形をした作動エレメント(82)の上方に保持リング(97)がある。ハウジング(10)の上に実装された管状保持リング(97)は、ハウジング(10)の保持溝(15)中に係合するラッチカム(98)を有する。保持リング(97)は、ラッチカム(98)を介してハウジング(10)上に軸方向に固定される。適切ならば、ラッチカム(98)の代わりに、カムのリング又は周囲のラッチウエブでさえもが保持リング(97)の上で使用される。
保持リング(97)は、例えば、図12によると、その上で作動エレメント(82)がその前端(58)と直接隣接する平らな下方端面を有する。保持リング(97)及び作動エレメント(82)はこのエリアにおいて同じ外径を有する。
本明細書において、前端(58)は、中心線(5)上のその席が保持リング(97)の下に横たわる切頭体円錐面である。円錐の角度は例えば120度である。前端(58)及び内壁(59)の間の接触線は、注射器が作動される時に、それを介してカム(22)が外れる端(85)を形成する。
図14によると、カム(22)は、そこの作動エレメント(82)の壁の厚みよりも小さい外側半径方向への延長部を有する。従って、作動すると、カム(22)は作動エレメント(82)の外壁を越えて突き出ることができない。
保持リング(97)及び作動エレメント(82)は巻物(95)を介して互いに接合されている。巻物(95)は、例えば、一方の側を接着剤によって被覆された紙片又はフィルム片である。フィルム片は、例えば、保持リング(97)及び作動エレメント(82)から成るユニットの回りの一つのループ中に延びる。フィルム片の上半分は保持リング(97)に付着し、そして下半分は作動エレメント(82)に付着する。示された実施態様において、フィルム片は、保持リング(97)の円周よりも約2から3センチメーター長い。部品(82、97)がいっしょに固定されている時に留まる突き出すエリアは、引き剥がし式タブ(96)を形成する。2から3センチメーターの長さの引き剥がし式タブ(96)は両側上で接着剤が塗布されていない。巻物(95)が、引き剥がし式タブ(96)の助けを借りて、保持リング(97)及び作動エレメント(82)から完全に巻き戻され、接着結合が開放された時、作動エレメント(82)は、保持リング(97)からハウジング(10)上を下方向に動かすことが出来る。
その上方端面の数ミリメーター下で、作動エレメント(82)は、例えば、その内壁(59)中に円周の保持溝(56)を有する。注射器が作動すると、支持棒(21)の特別な保持ウエブ(25)が保持溝(56)中に係合する(図14も参照のこと)。このロック配列によって使い捨て注射器が、使用後にその個々の部品へと解体出来ないことが保証される。
その下方エリアにおいて、作動エレメント(82)は、その外壁で、楕円形端を持つ二つの溝切り(57)を有する。溝又は構造体が、180度の角度で外壁の上に置かれる。下方を指している方向矢印(6)が溝切り(57)において統合されている。
この変更実施態様において、バネ荷重エレメント(50)を除いて、全ての部品が、中心線(5)上に横たわる面に対して回転対称的に及び/又は鏡面対称的に配列されるため、組み立てが簡略化される。
注射器を操作するため、シリンダ−ピストンユニット(100)上の保護キャップ(120)が除かれ、そしてそれを準備するために、巻物(95)が注射器長さ方向(5)に横切るように、例えば正接方向に裂き破られる(図13を参照のこと)。注射部位上に置かれた後、スリーブの形をした作動エレメント(82)が下方向に押される。支持棒(21)は外側に跳ね、そしてバネ荷重のプランジャディスク(73)を開放する(図14を参照のこと)。シリンダ−ピストンユニット(100)を介した薬剤の調剤によって注射手順が完了される。
その中でピストン−作動プランジャ(60)が−少なくともあるエリアで−最小空隙でハウジング(10)中を真っ直ぐに誘導される、そしてピストン−作動プランジャ(60)が適切な曲げ強度を有する注射器を用いると、二つ又はそれ以上の圧縮棒(21)の代
わりに、単一の支持棒(21)のみが使用出来る。
これらの図において示された変形例において、支持棒(21)及びプランジャ・ディスク(73)の間の個々の接触ゾーンが、接触したまま互いの上を滑空する表面(23)及び(74、75)として設計される。個々の支持棒(21)の各表面(23)における特別な構成において、注射器がプランジャ・ディスクの表面(74、75)上で作動された時に、ローラーベアリングとして、そのために殆ど摩擦無しで転がっていくローラーが実装出来る。
バネ荷重エレメント(50)、必要な場合ピストン板及び例えば入手可能な支持棒(21)のベアリングローラーを除いて、先に述べられた使い捨て注射器の全ての部分はプラスチック又はプラスチック状又はゴム状の材料で作られる。
1 注射溶液;薬物
5 注射器の中心線、長手方向
6 (82)の動きの作動方向、下方向の動きの方向矢印
8 ロックされる位置
9 作動位置、トリガ位置
10 ハウジング、一体物
13 外側面、シリンダ状
15 保持溝
16 作動領域、上方
17 下方ハウジング前面
18 回転に抗して固定するためのウエブ
19 (82)における溝
21 支持棒、圧縮棒
22 カム
23 支持面
24 接触面
25 保持ウエブ
27 (87)のための窪み
28 屈曲ビーム
31 シェル領域
33 開口部
39 床
41 シリンダ−ピストンユニットのための固定領域
42 溝、角状
44 バヨネット・スタッド
50 バネ荷重エレメント、ねじ式の圧縮バネ、バネエネルギ貯蔵部
55 (21)上のバネ荷重エレメント
56 (82)の保持溝
57 (82)の溝加工
58 (82)の前端
59 (82)の内壁
60 ピストン−作動プランジャ
62 パイロットピン
73 プランジャ・ディスク
74 前面、下方;前面端
75 襟面、前面端
76 ピストンスライド
77 円錐拡大部
79 ワッシャー
80 作動ユニット
81 操作エレメント、押しボタン
82 作動エレメント
83 広くなった領域
84 帰りフランク
85 縁、鋭い縁
86 作動レバー、保持エレメント
87 ラッチ突起
88 旋回ジョイント
89 旋回軸
90 オリジナルファスナー、帯飾り、保持エレメント
95 オリジナルファスナー、帯飾り、保持エレメント
96 切り取り式タブ
97 保持リング
98 ラッチカム
100 シリンダ−ピストンユニット
101 シリンダ
103 前端
106 孔、ノズル
107 前端のおける窪み
111 ピストン
112 管状溝
114 密封リング、シール
120 保護キャップ、接着剤シール

Claims (7)

  1. ハウジング(10)を有し、該ハウジングの中又はその上に−各々少なくとも一定のエリアで−少なくとも一つの機械的なバネ−エネルギ貯蔵部(50)、少なくとも時折活性成分が充填出来る少なくとも一つのシリンダ−ピストンユニット(100)、少なくとも一つのピストン−作動プランジャ(60)、及び少なくとも一つの作動ユニット(80)が配置される使い捨て注射器であって、
    −そこで、ピストン−作動プランジャ(60)が、バネ−エネルギ貯蔵部(50)とシリンダ−ピストンユニット(100)のピストン(111)の間に位置し、
    −そこでバネ−エネルギ貯蔵部(50)が少なくとも一つの予応力バネ荷重エレメントを含み、
    −そこでバネ荷重ピストン−作動プランジャ(60)が、バネ−エネルギ貯蔵部(50)を支持するためのプランジャ・ディスク(73)を有し、
    −そこでプランジャ・ディスク(73)上のバネ荷重ピストン−作動プランジャ(60)が、少なくとも一つの支持棒(21)を介してハウジング(10)に支持され、
    −そこで単一の支持棒(21)がハウジング(10)に各々形成され、そして弾性屈曲ビーム(28)を表し、
    −そこで個々の支持棒(21)及びプランジャ・ディスク(73)の間に設置された接触ゾーンが、各々の支持棒(21)を半径方向外側に向かわせる楔ギアー対を表し、
    −そこで支持棒(21)が、ハウジング(10)の部分を取り囲みそしてロックされる位置に設置される少なくとも一つの作動エレメント(82)を支え、そして半径方向外側に向かわせ、
    −そこで作動エレメント(82)が、作動ユニット(80)の部分として、ピストン−作動プランジャ(60)を開放し支持作用がない作動位置(9)内へと、ハウジング(10)の外側面上を長さ方向に変位することによって移動出来、
    ピストン−作動プランジャ(60)が、バネ荷重エレメント(50)から背けたその前端上に、少なくとも一定のエリアで平らな楔状の面、又は一定のエリアで単一切頭円錐状面(74、75)を有することを特徴とする使い捨て注射器。
  2. ハウジング(10)を有し、該ハウジングの中又はその上に−各々少なくとも一定のエリアで−少なくとも一つの機械的なバネ−エネルギ貯蔵部(50)、少なくとも時折活性
    成分が充填出来る少なくとも一つのシリンダ−ピストンユニット(100)、少なくとも一つのピストン−作動プランジャ(60)、及び少なくとも一つの作動ユニット(80)が配置される使い捨て注射器であって、
    −そこで、ピストン−作動プランジャ(60)が、バネ−エネルギ貯蔵部(50)とシリンダ−ピストンユニット(100)のピストン(111)の間に位置し、
    −そこでバネ−エネルギ貯蔵部(50)が少なくとも一つの予応力バネ荷重エレメントを含み、
    −そこでバネ荷重ピストン−作動プランジャ(60)が、バネ−エネルギ貯蔵部(50)を支持するためのプランジャ・ディスク(73)を有し、
    −そこでプランジャ・ディスク(73)上のバネ荷重ピストン−作動プランジャ(60)が、少なくとも一つの支持棒(21)を介してハウジング(10)に支持され、
    −そこで単一の支持棒(21)がハウジング(10)に各々形成され、そして弾性屈曲ビーム(28)を表し、
    −そこで個々の支持棒(21)及びプランジャ・ディスク(73)の間に設置された接触ゾーンが、各々の支持棒(21)を半径方向外側に向かわせる楔ギアー対を表し、
    −そこで支持棒(21)が、ハウジング(10)の部分を取り囲みそしてロックされる位置に設置される少なくとも一つの作動エレメント(82)を支え、そして半径方向外側に向かわせ、
    −そこで作動エレメント(82)が、作動ユニット(80)の部分として、ピストン−作動プランジャ(60)を開放し支持作用がない作動位置(9)内へと、ハウジング(10)の外側面上を長さ方向に変位することによって移動出来、
    ピストン−作動プランジャ(60)が、単一支持棒(21)毎に一緒になって、軸弾性力方向が半径支持力方向に偏向されるスプラインギアを形成することを特徴とする使い捨て注射器。
  3. ハウジング(10)を有し、該ハウジングの中又はその上に−各々少なくとも一定のエリアで−少なくとも一つの機械的なバネ−エネルギ貯蔵部(50)、少なくとも時折活性成分が充填出来る少なくとも一つのシリンダ−ピストンユニット(100)、少なくとも一つのピストン−作動プランジャ(60)、及び少なくとも一つの作動ユニット(80)が配置される使い捨て注射器であって、
    −そこで、ピストン−作動プランジャ(60)が、バネ−エネルギ貯蔵部(50)とシリンダ−ピストンユニット(100)のピストン(111)の間に位置し、
    −そこでバネ−エネルギ貯蔵部(50)が少なくとも一つの予応力バネ荷重エレメントを含み、
    −そこでバネ荷重ピストン−作動プランジャ(60)が、バネ−エネルギ貯蔵部(50)を支持するためのプランジャ・ディスク(73)を有し、
    −そこでプランジャ・ディスク(73)上のバネ荷重ピストン−作動プランジャ(60)が、少なくとも一つの支持棒(21)を介してハウジング(10)に支持され、
    −そこで単一の支持棒(21)がハウジング(10)に各々形成され、そして弾性屈曲ビーム(28)を表し、
    −そこで個々の支持棒(21)及びプランジャ・ディスク(73)の間に設置された接触ゾーンが、各々の支持棒(21)を半径方向外側に向かわせる楔ギアー対を表し、
    −そこで支持棒(21)が、ハウジング(10)の部分を取り囲みそしてロックされる位置に設置される少なくとも一つの作動エレメント(82)を支え、そして半径方向外側に向かわせ、
    −そこで作動エレメント(82)が、作動ユニット(80)の部分として、ピストン−作動プランジャ(60)を開放し支持作用がない作動位置(9)内へと、ハウジング(10)の外側面上を長さ方向に変位することによって移動出来、
    ピストン−作動プランジャ(60)が、ピストンスライド(76)の上方エリアにおいて、ロックされる位置(8)の座屈に抗して支持棒(21)を固定する円錐拡大部(77)を有することを特徴とする使い捨て注射器。
  4. ハウジング(10)を有し、該ハウジングの中又はその上に−各々少なくとも一定のエリアで−少なくとも一つの機械的なバネ−エネルギ貯蔵部(50)、少なくとも時折活性成分が充填出来る少なくとも一つのシリンダ−ピストンユニット(100)、少なくとも一つのピストン−作動プランジャ(60)、及び少なくとも一つの作動ユニット(80)が配置される使い捨て注射器であって、
    −そこで、ピストン−作動プランジャ(60)が、バネ−エネルギ貯蔵部(50)とシリンダ−ピストンユニット(100)のピストン(111)の間に位置し、
    −そこでバネ−エネルギ貯蔵部(50)が少なくとも一つの予応力バネ荷重エレメントを含み、
    −そこでバネ荷重ピストン−作動プランジャ(60)が、バネ−エネルギ貯蔵部(50)を支持するためのプランジャ・ディスク(73)を有し、
    −そこでプランジャ・ディスク(73)上のバネ荷重ピストン−作動プランジャ(60)が、少なくとも一つの支持棒(21)を介してハウジング(10)に支持され、
    −そこで単一の支持棒(21)がハウジング(10)に各々形成され、そして弾性屈曲ビーム(28)を表し、
    −そこで個々の支持棒(21)及びプランジャ・ディスク(73)の間に設置された接触ゾーンが、各々の支持棒(21)を半径方向外側に向かわせる楔ギアー対を表し、
    −そこで支持棒(21)が、ハウジング(10)の部分を取り囲みそしてロックされる位置に設置される少なくとも一つの作動エレメント(82)を支え、そして半径方向外側に向かわせ、
    −そこで作動エレメント(82)が、作動ユニット(80)の部分として、ピストン−作動プランジャ(60)を開放し支持作用がない作動位置(9)内へと、ハウジング(10)の外側面上を長さ方向に変位することによって移動出来、
    単一支持棒(21)が、その自由端で、平らで先を切り取った円錐状又は球状の支持面(23)を有することを特徴とする使い捨て注射器。
  5. 作動エレメント(82)が、ハウジング(10)の外側上に摺動可能に実装された滑りスリーブであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の使い捨て注射器。
  6. 作動エレメント(82)が、そのロックされる位置(8)及びその作動位置(9)の間で、ハウジングの中心線(5)に平行な動きの直進経路を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の使い捨て注射器。
  7. ハウジング(10)を有し、該ハウジングの中又はその上に−各々少なくとも一定のエリアで−少なくとも一つの機械的なバネ−エネルギ貯蔵部(50)、少なくとも時折活性成分が充填出来る少なくとも一つのシリンダ−ピストンユニット(100)、少なくとも一つのピストン−作動プランジャ(60)、及び少なくとも一つの作動ユニット(80)が配置される使い捨て注射器であって、
    −そこで、ピストン−作動プランジャ(60)が、バネ−エネルギ貯蔵部(50)とシリンダ−ピストンユニット(100)のピストン(111)の間に位置し、
    −そこでバネ−エネルギ貯蔵部(50)が少なくとも一つの予応力バネ荷重エレメントを含み、
    −そこでバネ荷重ピストン−作動プランジャ(60)が、バネ−エネルギ貯蔵部(50)を支持するためのプランジャ・ディスク(73)を有し、
    −そこでプランジャ・ディスク(73)上のバネ荷重ピストン−作動プランジャ(60)が、少なくとも一つの支持棒(21)を介してハウジング(10)に支持され、
    −そこで単一の支持棒(21)がハウジング(10)に各々形成され、そして弾性屈曲ビーム(28)を表し、
    −そこで個々の支持棒(21)及びプランジャ・ディスク(73)の間に設置された接触ゾーンが、各々の支持棒(21)を半径方向外側に向かわせる楔ギアー対を表し、
    −そこで支持棒(21)が、ハウジング(10)の部分を取り囲みそしてロックされる位置に設置される少なくとも一つの作動エレメント(82)を支え、そして半径方向外側に向かわせ、
    −そこで作動エレメント(82)が、作動ユニット(80)の部分として、ピストン−作動プランジャ(60)を開放し支持作用がない作動位置(9)内へと、ハウジング(10)の外側面上を長さ方向に変位することによって移動出来、
    作動エレメント(82)が、ハウジング(10)及びその上に固着される切り取り帯飾り(90、95)との組合せで、作動ユニット(80)を形成することを特徴とする使い捨て注射器。
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