JP5502050B2 - 吸気制御装置、及び鞍乗型車両 - Google Patents

吸気制御装置、及び鞍乗型車両 Download PDF

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Description

本発明は、吸気管の長さを変化させて、エンジンの出力特性を変える吸気制御装置、及び鞍乗型車両に関する。
従来、自動二輪車などの鞍乗型車両に搭載される吸気制御装置として、エンジン負荷(例えば、エンジン回転やスロットル開度など)が所定の閾値に達すると、吸気管の長さを、予め設定された長さから、それより短い長さに切り換えることで、エンジンの出力特性を変えるものがある(例えば、特許文献1)。
図8は、従来の吸気制御装置による吸気管の長さの切り換え制御の例を説明するための図である。同図の横軸はスロットル開度を示し、縦軸はエンジン回転数を示している。吸気制御装置は、例えば、スロットル開度が所定の閾値Thを超え、且つエンジン回転数が所定の閾値Neを超えると(走行状態が同図のAに示す領域に達すると)、吸気管の長さを予め設定された長さから、それより短い長さに切り換える。その後、吸気制御装置は、スロットル開度が閾値Thを下回るか、或いはエンジン回転数が閾値Neを下回ると(走行状態が同図のBに示す領域に達すると)、吸気管の長さを前記予め設定された長さに戻す。
特開平9−100720号公報
しかしながら、上記従来の吸気制御装置では、エンジン負荷が上記閾値の付近で頻繁に変化すると、それに応じて吸気管の長さが頻繁に切り換わる結果、良好な乗車感が得られなくなる恐れがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、エンジン負荷又はエンジン回転数が頻繁に変化する場合でも、不適切な吸気管の長さの変化を抑制できる吸気制御装置を提供することにある。
本発明に係る吸気制御装置は、吸気管の長さを、予め定められる第1の長さと、当該第1の長さより短い第2の長さとの間で切り換える切換制御手段と、前記切換制御手段によって前記吸気管の長さを切り換えるか否かを判定する判定手段とを備える。前記判定手段は、前記第1の長さから前記第2の長さに切り換えるか否かの判定時には、エンジン回転数が第1の回転数閾値を超えている時間が第1の時間より長く継続したときに切り換えると判定し、前記第2の長さから前記第1の長さに切り換えるか否かの判定時には、エンジン回転数が前記第1の回転数閾値よりも低く設定される第2の回転数閾値を下回っている時間が前記第1の時間よりも短い第2の時間より長く継続したときに切り換えると判定する。
上記吸気制御装置によれば、エンジン回転数が頻繁に変化する場合でも、不適切な吸気管の長さの変化を抑制できる。
本発明に係る別の吸気制御装置は、吸気管の長さを、予め定められる第1の長さと、当該第1の長さより短い第2の長さとの間で切り換える切換制御手段と、前記切換制御手段によって前記吸気管の長さを切り換えるか否かを判定する判定手段と、を備える。前記判定手段は、前記第1の長さから前記第2の長さに切り換えるか否かの判定時には、エンジン負荷が第1の閾値を超えている時間が第1の時間より長く継続したときに切り換えると判定し、前記第2の長さから前記第1の長さに切り換えるか否かの判定時には、エンジン負荷が前記第1の閾値よりも低く設定される第2の閾値を下回っている時間が前記第1の時間よりも短い第2の時間より長く継続したときに切り換えると判定する。
上記吸気制御装置によれば、エンジン負荷が頻繁に変化する場合でも、不適切な吸気管の長さの変化を抑制できる。
また、本発明に係る鞍乗型車両は、上記吸気制御装置を搭載する。
また、本発明の一態様では、前記吸気管は、エンジンに接続される固定管と、当該固定管に接続する接続位置と当該接続位置から離れた非接続位置との間で移動可能な可動管とを含み、前記切換制御手段は、前記可動管を前記接続位置と前記非接続位置との間で移動させて、前記吸気管の長さを切り換えてもよい
本発明の一実施形態に係る吸気制御装置を搭載した自動二輪車の側面図である。 上記吸気制御装置及びエンジンの構成を示す概略図である。 吸気管長可変機構の例を示す概略図である。同図において可動管は固定管に接続している。 吸気管長可変機構の例を示す概略図である。同図において可動管は固定管から離間している。 上記吸気制御装置が備える制御部の機能ブロック図である。 上記制御部による吸気管の長さの切り換え制御の例を説明するための図である。 上記制御部が実行する処理の例を示すフローチャートである。 従来の吸気制御装置による吸気管の長さの切り換え制御を説明するための図である。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態の例である吸気制御装置10を搭載する自動二輪車1の側面図である。図2は、吸気制御装置10及びエンジン50の構成を示す概略図である。
図1に示すように、自動二輪車1は、吸気制御装置10の他に、車体フレーム3と、エンジン50とを備えている。また、吸気制御装置10は、図2に示すように、制御部11と、記憶部12と、アクチュエータ駆動回路13と、吸気管長可変機構14と、を含んでいる。
図1に示すように、車体フレーム3はメインフレーム3aを含み、該メインフレーム3aの前端部には、ステアリングシャフト4を支持するステアリングヘッド部3bが設けられている。メインフレーム3aは、ステアリングヘッド部3bから車体の後方に向かって、斜め下方向に延伸している。メインフレーム3aの下方には、エンジン50が配置されている。
図2に示すように、エンジン50には排気ポート50aが形成されており、該排気ポート50aには排気管8が接続されている。また、エンジン50には、吸気ポート50bが形成されており、該吸気ポート50bにはスロットルボディ49が接続されている。スロットルボディ49には、当該スロットルボディ49の吸気通路に燃料を噴射するインジェクタ47が取り付けられている。また、スロットルボディ49の吸気通路内には、スロットル弁49aが配置されている。スロットルボディ49の側部には、スロットル開度を検知するためのスロットルポジションセンサ48が取り付けられている。スロットルポジションセンサ48は、スロットル開度に応じた電圧信号を制御部11に出力する。
エンジン50の上方には、エアクリーナ7が配置されており、スロットルボディ49には該エアクリーナ7のフィルタ7aを通過し浄化された空気が流入する。エアクリーナ7には、エンジンに供給する空気の流れる吸気管30が収容されている。エアクリーナ7に導入された空気は、吸気管30を通過して、スロットルボディ49に流入する。なお、後述するように、本実施の形態では、吸気管30は、スロットルボディ49に接続され位置の固定された固定管32と、当該固定管32に接続する方向又は離れる方向に移動可能な可動管31とを含んでいる。吸気管30は、可動管31が固定管32に接続、又は固定管32から離れることで、空気の流れる通路の長さを切り換えることができ、これによってエンジン50の出力特性が変化する。
エンジン50のシリンダ51には、ピストン52が収容されている。ピストン52にはコンロッド53の上端部が取り付けられ、その下端部はクランクシャフト54に取り付けられている。クランクシャフト54にはフライホイール55が取り付けられている。クランクケース56には、フライホイール55の外周面に臨むようクランク角センサ57が取り付けられている。該クランク角センサ57は、エンジン回転数に応じた頻度でパルス信号を制御部11に出力する。制御部11は、該信号が入力される頻度に基づいて、エンジン50の回転速度(以下、エンジン回転数とする)を検知する。
吸気制御装置10は、上述したように、制御部11と、記憶部12と、アクチュエータ駆動回路13と、吸気管長可変機構14とを含んでいる。吸気管長可変機構14は、吸気管30において空気の流通する通路の長さ(以下、吸気管長とする)を変化させるための機構である。上述したように、ここで説明する例では、吸気管30は、固定管32と、可動管31とを含んでいる。また、吸気管長可変機構14は、可動管31を変位させるアクチュエータ26をも含んでいる。
可動管31は、固定管32に接続する位置と、当該接続位置から離れた位置との間で、固定管32に対して相対的に移動する。これによって、可動管31が固定管32に接続されている時の吸気管長(第1の長さ)は、固定管32から離れている時の吸気管長(第2の長さ)より長く設定される。
アクチュエータ26は、アクチュエータ駆動回路13から供給される駆動電力によって駆動し、可動管31を移動させる。
アクチュエータ駆動回路13は、制御部11から入力される信号に応じた駆動電流をアクチュエータ26に供給する。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)を含み、記憶部12に格納されているプログラムに従って、車体に搭載された各種電装品を制御する。本実施の形態では、特に、エンジン負荷(例えば、スロットル開度)やエンジン回転数に応じて、可動管31を移動させ、吸気管長を変える処理を実行する。制御部11が実行する処理については、後において説明する。
記憶部12は、不揮発性のメモリや揮発性のメモリを含み、制御部11が実行するプログラムを保持している。
ここで、吸気管長可変機構14の例について詳細に説明する。図3及び図4は、吸気管長可変機構14の該略図である。なお、図3に示す例では、可動管31は固定管32に接続する位置Y(以下、接続位置とする)に配置され、図4に示す例では、可動管31は固定管32から離れた位置X(以下、非接続位置とする)に配置されている。
可動管31は、上側アーム21の一端部21aと下側アーム22の一端部22aとによって、上下方向に移動可能なように支持されている。上側アーム21と下側アーム22は、上下に並べて配置され、互いに平行になっている。下側アーム22の他端部22bは、固定管32の縁部において立ち上がるよう形成された柱部23によって支持され、上側アーム21の中途部21bは、柱部23によって支持されている。他端部22bと中途部21bとには支点21c,22cが設けられており、上側アーム21と下側アーム22は、該支点21c,22cを中心として、互いに平行な位置関係を維持した状態で回転可能となっている。上側アーム21の他端部21dは、連結部材27を介して、上下方向に移動可能なアーム24の一端部24aに連結している。アーム24の他端部24bは、連結部材25を介して、アクチュエータ26の出力軸26aに連結している。連結部材25は、出力軸26aの径方向に延びている。そのため、アーム24の他端部24bは、アクチュエータ26の出力軸26aからは径方向に離れている。
吸気管長可変機構14の動作について説明する。アクチュエータ26の出力軸26aが正方向に回転し、アーム24を上方(図3においてAに示す方向)に押し上げると、上側アーム21及び下側アーム22は、それぞれ支点21c,22cを中心として、下方に回転する。その結果、可動管31は下方に移動し、接続位置Yに配置される。この時、吸気管長は、可動管31と固定管32とを合計した長さL1(以下、接続長とする)に設定される。一方、アクチュエータ26の出力軸26aが反対方向に回転し、アーム24を下方(図4においてBに示す方向)に引き下げると、上側アーム21及び下側アーム22は、それぞれ支点21c,22cを中心として、上方に回転する。その結果、可動管31は上方に移動し非接続位置Xに配置される。この時、吸気管長に可動管31の長さが含まれなくなり、吸気管長は、接続長L1より短い長さL2(以下、非接続長とする)に設定される。なお、後述する制御部11の処理によって、車両の加速時などエンジン負荷が高い時には、可動管31は非接続位置Xに配置され、エンジン負荷が低い時には、可動管31は接続位置Yに配置される。
ここで、制御部11が実行する処理について説明する。図5は、制御部11が実行する処理の内容を示す機能ブロック図である。同図に示すように、制御部11は、切換制御部11aと、判定処理部11bとを含んでいる。
切換制御部11aは、後述する判定処理部11bの判定結果に応じて、吸気管長を接続長L1と非接続長L2との間で切り換えるための処理を実行する。具体的には、可動管31が非接続位置Xにある場合に、後述する判定処理部11bの処理において、車両の走行状態が予め定める条件(以下、接続条件とする)に該当すると判断された時には、可動管31を非接続位置Xから接続位置Yに移動させる処理を行う。また、可動管31が接続位置Yにある場合に、判定処理部11bの処理において、走行状態が予め定める条件(以下、非接続条件とする)に該当すると判断された時には、可動管31を接続位置Yから非接続位置Xに移動させる処理を行う。吸気管長を切り換える処理は、例えば、次のように実行される。
可動管31の位置を検知するための位置検出センサ(例えば、ポテンショメータ)を、予め吸気管長可変機構14に設置しておく。そして、切換制御部11aは、位置検出センサから入力される信号に基づいて、可動管31の位置を検知しながら、アクチュエータ駆動回路13にアクチュエータ26の駆動を指示する信号を出力する。可動管31が接続位置Y又は非接続位置Xに到達すると、アクチュエータ駆動回路13への信号を停止し、アクチュエータ26の駆動を停止する。
また、切換制御部11aは、可動管31の位置を検知することなく、予め設定された時間だけアクチュエータ26を駆動させて、可動管31を接続位置Y又は非接続位置Xまで移動させてもよい。ここで、予め設定される時間は、可動管31が接続位置Yから非接続位置Xまで、又は非接続位置Xから接続位置Yまでの移動に要する時間であり、吸気制御装置10の製造段階などで設定される。
判定処理部11bは、上述した切換制御部11aの処理によって吸気管長を切り換えるか否かを判定する。具体的には、判定処理部11bは、吸気管長が接続長L1に設定されている場合には、車両の走行状態が、吸気管長を非接続長L2に切り換えるべき非接続条件に該当するか否かを判定する。また、吸気管長が非接続長L2に設定されている場合には、吸気管長を接続長L1に切り換えるべき接続条件に該当するか否かを判定する。
例えば、判定処理部11bは、走行状態が非接続条件に該当するか否かの判定時、すなわち吸気管長を短くするか否かの判定時には、エンジン負荷又はエンジン回転数が、予め定める閾値に達したか否かを判定する。また、走行状態が接続条件に該当するか否かの判定時、すなわち吸気管長を長くするか否かの判定時には、エンジン負荷又はエンジン回転数が、上述した閾値より低く設定される閾値を下回ったか否かを判定する。これによって、例えば、搭乗者が頻繁にスロットルを操作し、走行状態が吸気管長の切換条件の付近で頻繁に変化する場合でも、不適切な吸気管長の切り換えを抑制できる。なお、ここで、エンジン負荷は、例えば、スロットル開度である。判定処理部11bによる判定処理は、例えば、次のように実行される。
まず、エンジン回転数について閾値が設定されている場合を例にして説明する。この場合、判定処理部11bは、所定のサンプリング周期(例えば、数十ミリ秒)で、クランク角センサ57から入力される信号に基づいて、エンジン回転数を算出する。可動管31が接続位置Yにある場合には、判定処理部11bは、エンジン回転数を算出する度に、該エンジン回転数が予め定める閾値(以下、加速時回転数閾値とする)を超えるか否かを判定する。判定処理部11bは、エンジン回転数が加速時回転数閾値を超えると、車両の走行状態が非接続条件に該当したものと判断する。その結果、上述した切換制御部11aは、可動管31を非接続位置Xまで移動させ、吸気管長を非接続長L2に設定する。
一方、可動管31が非接続位置Xにある場合には、判定処理部11bは、エンジン回転数を算出する度に、該エンジン回転数が、加速時回転数閾値より低い閾値(以下、減速時回転数閾値とする)を下回るか否かを判定する。エンジン回転数が減速時回転数閾値より低くなると、走行状態が上述した接続条件に該当したものと判断する。その結果、切換制御部11aは、可動管31を接続位置Yまで移動させ、吸気管長を接続長L1に設定する。
ここで、加速時回転数閾値と減速時回転数閾値との差は、例えば、予め設定された値である。また、当該差は、エンジン回転数の変化の頻度に応じて、更新されてもよい。例えば、制御部11が、所定のサンプリング周期でエンジン回転数を検知し、当該エンジン回転数が、単位時間あたりに予め定められた値(以下、回転数閾値更新判定値とする)を超える回数を算出する。そして、当該回数に基づいて、加速時回転数閾値と減速時回転数閾値との差を更新してもよい。例えば、回転数閾値更新判定値を超える回数が多くなるに従って、当該差を大きく設定する。
次に、スロットル開度について閾値が設定されている場合を例にして説明する。この場合、判定処理部11bは、所定のサンプリング周期で、スロットルポジションセンサ48から入力される信号に基づいて、スロットル開度を検知する。可動管31が接続位置Yにある場合には、判定処理部11bは、スロットル開度を検知する度に、該スロットル開度が、予め定める閾値(以下、加速時スロットル開度閾値とする)を超えるか否かを判定する。スロットル開度が加速時スロットル開度閾値を超えると、判定処理部11bは走行状態が非接続条件に該当したものと判断する。
一方、可動管31が非接続位置Xにある場合には、判定処理部11bは、スロットル開度を検知する度に、該スロットル開度が加速時スロットル開度閾値より低い閾値(以下、減速時スロットル開度閾値とする)を下回るか否かを判定する。スロットル開度が減速時スロットル開度閾値を下回ると、判定処理部11bは、走行状態が接続条件に該当したものと判断する。
ここで、加速時スロットル開度閾値と減速時スロットル開度閾値との差は、例えば、予め設定された値である。また、当該差は、スロットル開度の変化の頻度に応じて、更新されてもよい。例えば、制御部11が、所定のサンプリング周期でスロットル開度を検知し、当該スロットル開度が、単位時間あたりに予め定められた値(以下、スロットル開度閾値更新判定値とする)を超える回数を算出する。そして、当該回数に基づいて、加速時スロットル開度閾値と減速時スロットル開度閾値との差を更新してもよい。例えば、スロットル開度閾値更新判定値を超える回数が多くなるに従って、当該差を大きく設定する。これによって、搭乗者が頻繁にスロットル開度を変化させる運転をする場合には、より効果的に不適切な吸気管の長さの切り換えを抑制できる。
また、判定処理部11bは、走行状態が非接続条件に該当するか否かの判定時には、加速時回転数閾値を超えるエンジン回転数、又は加速時スロットル開度閾値を超えるエンジン負荷が、予め定める時間(以下、加速時要件時間とする)以上、継続するか否かを判定してもよい。これによって、加速時に吸気管長が頻繁に変化することを抑制でき、加速時の乗車感を向上できる。この場合の処理は、例えば、次のように実行される。
可動管31が接続位置Yにある場合に、判定処理部11bは、スロットル開度が加速時スロットル開度閾値を超えたと判断すると、その時点からの経過時間の計測を開始する。そして、加速時スロットル開度閾値を超えるスロットル開度が、加速時要件時間以上、継続して検知された時に、走行状態が非接続条件に該当したと判断する。
なお、判定処理部11bは、走行状態が接続条件に該当するか否かの判定時においても、減速時回転数閾値を下回るエンジン回転数、又は減速時スロットル開度閾値を下回るエンジン負荷が、予め定める時間(以下、減速時要件時間とする)以上、継続するか否かを判定してもよい。この場合、減速時要件時間は、加速時要件時間より短く設定されてもよい。
また、エンジン回転数とスロットル開度の双方について閾値が設定されてもよい。図6は、この様な場合に、制御部11が実行する吸気管長の切り換え制御の例を説明するための図である。同図の横軸はスロットル開度を示し、縦軸はエンジン回転数を示している。
判定処理部11bは、可動管31が接続位置Yに配置されている場合には、所定のサンプリング周期で、エンジン回転数が加速時回転数閾値Ne1を超えるとともに、スロットル開度が加速時スロットル開度閾値Th1を超えるか否かを判定する。そして、車両の走行状態がこれらの条件(非接続条件)を満たす状態(図6においてAに示す領域)に達すると、切換制御部11aは、可動管31を非接続位置Xに移動し、吸気管長を接続長L1から非接続長L2に切り換える。その後、判定処理部11bは、所定のサンプリング周期で、エンジン回転数が減速時回転数閾値Ne2を下回ること、又は、スロットル開度が減速時スロットル開度閾値Th2を下回ることの、少なくとも一方が満たされるか否かを判定する。そして、車両の走行状態が、いずれかの条件(接続条件)に該当する状態(同図においてBに示す領域)に達した時点で、切換制御部11aは、可動管31を接続位置Yに移動し、吸気管長を非接続長L2から接続長L1に切り換える。
図6に示すように、この例でも減速時回転数閾値Ne2は加速時回転数閾値Ne1より低く設定され、減速時スロットル開度閾値Th2は加速時スロットル開度Th1より低く設定されている。その結果、車両の走行状態が図6においてCに示す領域内で頻繁に変化する場合でも、吸気管長の変化は制限される。
なお、判定処理部11bは、可動管31の位置を検知することによって、現在の吸気管長(接続長L1又は非接続長L2)を検知する。例えば、吸気管長可変機構14に位置検出センサが備えられている場合には、該位置検出センサから入力される信号に基づいて、可動管31の位置を検知する。また、切換制御部11aが、可動管31が非接続位置X又は接続位置Yに到達した時に、可動管31の現在の位置を示す情報(以下、位置情報とする)を記憶部12に格納してもよい。そして、判定処理部11bは、該位置情報に基づいて可動管31の現在の位置を検知してもよい。
ここで、制御部11が実行する処理の流れについて説明する。図7は、制御部11が実行する処理の例を示すフローチャートである。なお、ここで説明する例では、エンジン回転数が加速時回転数閾値を超えること、及び、加速時スロットル開度閾値を超えるスロットル開度が、加速時要件時間以上継続して検知されることが、非接続条件とされている。また、エンジン回転数が減速時回転数より低くなること、又は、スロットル開度が減速時スロットル開度を下回ることのいずれか一方が満たされることが、接続条件とされている。また、可動管31は、予め接続位置Yに配置されているものとする。
まず、判定処理部11bは、車両の走行状態が非接続条件に該当するか否かの処理を実行する。具体的には、判定処理部11bは、スロットル開度を検知し、該スロットル開度が加速時スロットル開度閾値Th1を超えているか否かを判定する(S101)。加速時スロットル開度Th1を超えていない場合には、判定処理部11bは、スロットル開度が加速時スロットル開度閾値Th1を超えるまで、所定のサンプリング周期で、S101の処理を実行する。一方、検知したスロットル開度が加速時スロットル開度閾値Th1を超えている場合には、その時点から経過時間Tの計測を開始する(S102)。
その後、判定処理部11bは、再び、スロットル開度を検知し、該スロットル開度が加速時スロットル開度閾値Th1を超えているか否かを判定する(S103)。ここで、加速時スロットル開度Th1を超えていない場合には、S101の処理に戻る。一方、検知したスロットル開度が加速時スロットル開度閾値Th1を超えている場合には、判定処理部11bは、経過時間Tが加速時要件時間T1を超えたか否かを判定する(S104)。未だ、経過時間Tが加速時要件時間T1を超えていない場合には、判定処理部11bは、サンプリング周期が経過した後に、S103の処理に戻り、スロットル開度を検知する。
一方、S104の判定において、経過時間Tが加速時要件時間T1を超えている場合には、判定処理部11bは、エンジン回転数を検知し、該エンジン回転数が加速時回転数閾値Ne1を超えているか否かを判定する(S105)。ここで、エンジン回転数が加速時回転数閾値Ne1を超えていない場合には、S101に戻り、以降の処理を再び実行する。
一方、エンジン回転数が加速時回転数閾値Ne1を超えている場合には、判定処理部11bは、車両の走行状態が非接続条件に該当したものと判断する。その結果、切換制御部11aは、可動管31を非接続位置Xに移動させて、吸気管長を非接続長L2に設定する(S106)。
次に、判定処理部11bは、車両の走行状態が接続条件に該当するか否かを判定する処理を実行する。具体的には、判定処理部11bは、スロットル開度を検知し、当該スロットル開度が減速時スロットル開度閾値Th2より低いか否かを判定する(S107)。ここで、スロットル開度が減速時スロットル開度閾値Th2より低い場合には、判定処理部11bは、車両の走行状態が接続条件に該当したものと判断する。その結果、切換制御部11aは、可動管31を接続位置Yに移動させて、吸気管長を接続長L2に設定する(S109)。
一方、S107の判定において、スロットル開度が減速時スロットル開度閾値Th2より低くない場合には、判定処理部11bは、エンジン回転数を検知し、該エンジン回転数が減速時回転数閾値Ne2より低いか否かを判定する(S108)。ここで、エンジン回転数が減速時回転数閾値Ne2より低くない場合には、S107に戻り、以降の処理を再び実行する。一方、エンジン回転数が減速時回転数閾値Ne2より低い場合には、判定処理部11bは、車両の走行状態が接続条件に該当したものと判断する。その結果、切換制御部11aは、可動管31を接続位置Yに移動させて、吸気管長を接続長L1に設定する(S109)。車両の走行時において、制御部11は、以上の処理を繰り返す。
以上説明した吸気制御装置10では、接続条件において定められる閾値(ここでは、減速時回転数閾値や、減速時スロットル開度閾値等)が、非接続条件において定められている閾値(ここでは、加速時回転数閾値や、加速時スロットル開度閾値等)より低い値とされている。その結果、走行状態が吸気管長の切換条件の付近で頻繁に変化する場合でも、不適切な吸気管長の変化を抑制し、乗車感を向上できる。
なお、本発明は、以上説明した吸気制御装置10に限られず、種々の変形が可能である。例えば、図7に示すフローチャートでは、接続条件及び非接続条件において、エンジン回転数とスロットル開度の双方に閾値が設定されていた。しかしながら、エンジン回転数又はスロットル開度の一方にのみに閾値が設定されるようにしてもよい。
また、吸気制御装置10が備える吸気管長可変機構14は、可動管31を固定管32に接続、又は固定管32から離間させることによって、吸気管長を切り換えていた。しかしながら、例えば、吸気管長可変機構は、エンジンに供給する空気が流通する吸気管として複数の吸気通路を備え、該複数の吸気通路内にバルブを配置してもよい。この場合、制御部11は、エンジン負荷等に応じてバルブを開閉することによって、吸気管長を変化させてもよい。
1 自動二輪車、3 車体フレーム、4 ステアリングシャフト、7 エアクリーナ、8 排気管、10 吸気制御装置、11 制御部、11a 切換制御部(切換制御手段)、11b 判定処理部(判定手段)、12 記憶部、13 アクチュエータ駆動回路、14 吸気管長可変機構、21 上側アーム、22 下側アーム、23 柱部、24 アーム、25 連結部材、26 アクチュエータ、27 連結部材、30 吸気管、31 可動管、32 固定管、47 インジェクタ、48 スロットルポジションセンサ、49 スロットルボディ、50 エンジン、51 シリンダ、52 ピストン、53 コンロッド、54 クランクシャフト、55 フライホイール、56 クランクケース、57 クランク角センサ、X 非接続位置、Y 接続位置、L1 接続長(第1の長さ)、L2 非接続長(第2の長さ)、Ne1 加速時回転数閾値(第1の回転数閾値)、Ne2 減速時回転数閾値(第2の回転数閾値)、Th1 加速時スロットル開度閾値(第1の閾値)、Th2 減速時スロットル開度閾値(第2の閾値)、T スロットル開度が加速時スロットル開度閾値を超えてからの経過時間(第1の閾値より高いエンジン負荷で走行する経過時間)、T1 加速時要件時間(要件時間)。

Claims (4)

  1. 吸気管の長さを、予め定められる第1の長さと、当該第1の長さより短い第2の長さとの間で切り換える切換制御手段と、
    前記切換制御手段によって前記吸気管の長さを切り換えるか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記判定手段は、前記第1の長さから前記第2の長さに切り換えるか否かの判定時には、エンジン回転数が第1の回転数閾値を超えている時間が第1の時間より長く継続したときに切り換えると判定し、前記第2の長さから前記第1の長さに切り換えるか否かの判定時には、エンジン回転数が前記第1の回転数閾値よりも低く設定される第2の回転数閾値を下回っている時間が前記第1の時間よりも短い第2の時間より長く継続したときに切り換えると判定する、
    ことを特徴とする吸気制御装置。
  2. 吸気管の長さを、予め定められる第1の長さと、当該第1の長さより短い第2の長さとの間で切り換える切換制御手段と、
    前記切換制御手段によって前記吸気管の長さを切り換えるか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記判定手段は、前記第1の長さから前記第2の長さに切り換えるか否かの判定時には、エンジン負荷が第1の閾値を超えている時間が第1の時間より長く継続したときに切り換えると判定し、前記第2の長さから前記第1の長さに切り換えるか否かの判定時には、エンジン負荷が前記第1の閾値よりも低く設定される第2の閾値を下回っている時間が前記第1の時間よりも短い第2の時間より長く継続したときに切り換えると判定する、
    ことを特徴とする吸気制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の吸気制御装置において、
    前記吸気管は、エンジンに接続される固定管と、当該固定管に接続する接続位置と当該接続位置から離れた非接続位置との間で移動可能な可動管とを含み、
    前記切換制御手段は、前記可動管を前記接続位置と前記非接続位置との間で移動させて、前記吸気管の長さを切り換える、
    ことを特徴とする吸気制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の吸気制御装置を搭載する鞍乗型車両。
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