JP5501707B2 - コンテナターミナルの荷役搬送システム、及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コンテナターミナルにおいて、コンテナ貨物の重心の偏り(偏心荷重情報)を測定し、このコンテナを運搬するトレーラの横転事故を回避するためのコンテナターミナルの荷役搬送システム、及びその方法に関するものである。
港湾や内陸地等のコンテナターミナル(コンテナヤードともいう)では、岸壁クレーンや門型クレーンによって、コンテナ船及びコンテナトレーラトラック(以下、トレーラ又はシャーシと呼ぶ)間のコンテナの荷役を行っている。図7にコンテナターミナル1Xの概略を示す。
以下に、コンテナターミナル1Xにおけるコンテナの荷役搬送システムに関して説明する。コンテナターミナル1Xでは、まず、コンテナ船2に搭載したコンテナ5を、岸壁クレーン3により荷揚げする。岸壁クレーン3は、コンテナ5をヤードシャーシ6に積載する。このヤードシャーシ6は、コンテナ5をコンテナ載置エリア20まで運搬する。コンテナ載置エリア20では、門型クレーン7が、ヤードシャーシ6からコンテナ5を荷下ろしする。以上のようにして、コンテナ5を、コンテナ船2から荷揚げする。
ここで、コンテナ載置エリア20に載置したコンテナ5は、異なるコンテナ船2に搭載するコンテナ船の乗り換えを行うか、又は外来シャーシ8に搭載して、陸路で目的地まで運搬する。このコンテナ船の乗り換えを行う場合は、前述の荷揚げの逆の作業を行い、コンテナ5をコンテナ船2に搭載する。また、外来シャーシ8に搭載する場合は、コンテナ載置エリア20の門型クレーン7が、コンテナ5を外来シャーシ8に搭載する荷役作業を行う。この外来シャーシ8は、ゲート9を通過して、目的地まで道路を走行する。
ここで、ヤードシャーシ6及び外来シャーシ8は、基本的には同様の構造を有するトレーラ(シャーシ)である。便宜上、コンテナターミナル1X内でのみ使用しているトレーラをヤードシャーシ6と呼び、コンテナターミナル1Xの外部の公道等を走行するトレーラを、外来シャーシ8と呼んでいる。なお、ヤードシャーシ6は、コンテナターミナル1Xを有する、或いは運営する会社が管理し、外来シャーシ8は、運送会社(トラック会社)が管理していることが一般的である。
また、コンテナターミナルによっては、門型クレーン7と併用して、リーチスタッカと呼ばれる車両型コンテナリフターを使用して、コンテナ載置エリア20にコンテナ5を積みつける場合もある。
あるいは、別のコンテナターミナルの形態として、門型クレーン7とヤードシャーシ6の双方の機能を併せ持つストラドルキャリアを用いることもある。ストラドルキャリアは、門型構造物内にコンテナ吊具を有し、コンテナ5を懸吊したまま、岸壁とコンテナ載置エリア20の間を走行することができる。また、ストラドルキャリアは、コンテナを2乃至4段目までの高さに持上げることができ、コンテナ載置エリア20において、コンテナ5を段積みすることが可能であると共に、外来シャーシ8へのコンテナの積み下ろしも行うことができる。
また、上記のコンテナターミナル1Xにおいて、岸壁クレーン3、門型クレーン7、ヤードシャーシ6等の荷役機器の運用は、管理センター21に設置したコンテナターミナル管理システムによって行っている。
以下に、このコンテナターミナル管理システムに関して説明する。コンテナターミナル管理システムは、いくつかのシステムを組み合わせて構成している。例えば、ヤードプランコンピュータシステム(以下、YPCS)に、ベッセルプランモジュール(VP)及びヤードプランモジュール(以下、YP)を組み合わせたものがある。
以下に、各システムの働きを説明する。ヤードプランコンピュータシステム(YPCS)は、オンライン且つリアルタイムに、コンテナ5に関する情報を管理し、コンテナヤード1X内におけるコンテナ5の在庫管理と、ハンドリングスケジュール(荷役作業の予定)の計画等、及び輸出入コンテナのコンテナターミナル1Xへの搬出入管理を行う。このYPCSは、コンテナターミナル管理システムの中心となるシステムである。
また、ベッセルプランモジュール(VP)は、コンテナ船2におけるコンテナ情報(識別番号や行き先情報等)及び位置情報等を保持しており、この情報に基づいて、コンテナ5の荷役作業の予定を作成し、岸壁クレーン3に指示する。この指示に基づいて、クレーンオペレータは、荷揚げすべきコンテナ5を識別し、荷役作業を行う。
また、ヤードプランモジュール(YP)は、コンテナヤードにおけるコンテナ情報及び位置の情報を保持しており、この情報に基づいてコンテナ載置計画や、コンテナシフトプラン等を作成し、門型クレーン7等に指示する。
このコンテナターミナル管理システムの導入により、コンテナ5の荷役作業の効率化を実現している。つまり、コンテナターミナルでは、例えば、あるコンテナ船から異なるコンテナ船へ、一部のコンテナの積み替えを行う場合があり、この乗換えを行うコンテナは、移動先のコンテナ船が到着する岸壁近くに載置する必要がある。
また、外来シャーシによりコンテナターミナルの外部に運搬するコンテナは、コンテナターミナルの出口(ゲート9)近傍に載置する必要がある。このコンテナの載置する位置の指示を制御システムにより行い、荷役作業を行う領域を分散し、荷役効率の向上を実現している。以上が、コンテナターミナルにおける荷役搬送システムの概要である。
ところで、近年、公道でのトレーラ(外来シャーシ)横転事故が増加している。この原因の1つとして、コンテナ内の貨物の偏心荷重が挙げられている。つまり、コンテナ内の積荷が片寄っているため、トレーラのバランスが不安定となり、カーブ等を走行する際、トレーラが横転する事故が発生してしまう。なお、一般的な海上輸送用コンテナは、空荷の状態で2.3〜4.2t、貨物を有している状態では、内容物にもよるが最大30.48tとなる。つまり、公道を走行している車輛の中では、特に重量があると言える。
この事故を防止する上での問題点として、まず、コンテナの内部を見通すことができないため、貨物の状態を知ることができない。また、このコンテナを開けることができるのは、基本的には荷主のみとなっている。そのため、トレーラ(外来シャーシ)運転手は、コンテナの内部の状態がわからないまま、運搬しなくてはいけない。
この問題に対して、コンテナに放射線を照射し、透過した放射線の強度分布から、コンテナの重心位置を特定する(偏心荷重情報を収集する)検出装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この検出装置により、コンテナの重心位置を知ったトレーラ運転手は、この情報に応じたトレーラの運転を心がけることで、トレーラ横転事故の発生を抑制することができる。
また、外来シャーシの第5軸(キングピン)の近傍に、加速度計を設置し、この加速度
計の測定値からコンテナの重心位置を導く方法が提案されている(例えば非特許文献1及び2参照)。ここで、第5軸とは、トレーラヘッドと被牽引部の連結部であり、被牽引部はコンテナを固定するためのツイストロックピンを有している。
しかしながら、上記のコンテナの重心位置を特定する検出装置は、いくつかの問題点を有している。第1に、放射線を利用する検出装置は、コンテナをこの検出装置に設置する作業が必要であり、これはコンテナターミナルにおける荷役作業に新たな作業工程を追加することになり、荷役効率が低下するという問題を有している。
第2に、大量のコンテナを荷役するコンテナターミナルに、この検出装置を多数設置する必要があるため、導入にコストがかかるという問題を有している。
第3に、この検出装置を設置する場所によっては、コンテナターミナルで作業を行う作業員が、被爆する可能性があるという問題を有している。
第4に、加速度計を利用する装置では、トレーラ横転事故の発生を抑制するためには、すべての外来シャーシに加速度計を設置する必要があり、莫大なコストがかかるという問題を有している。
特開2007−191173号公報
渡邉豊、"No.1コンテナトレーラトラック横転事故を防止"、[online]、社会技術研究開発センター、〔平成21年8月4日検索〕、インターネット〈URL:http://www.ristex.jp/public/focus_no1.html> 渡邉豊、「危険な輸入貨物によるコンテナトラック横転を未然に防ぐ」、日本、社団法人科学技術国際交流センター管理部、平成20年7月1日発行、社団法人科学技術国際交流センター会報、JISTEC REPORT Vol.68、3−6ページ
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、コンテナターミナル内で、荷役効率を低下させずに、且つ低コストで、コンテナの偏心荷重情報を収集し、この情報をトレーラの運転手又は荷主に通知し、トレーラの横転事故を防止するコンテナターミナルの荷役搬送システム、及びその方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明に係るコンテナターミナルの荷役搬送システムは、海上輸送用のコンテナを荷役するコンテナターミナルの荷役搬送システムにおいて、前記コンテナの重心位置を測定して、前記コンテナの偏心荷重情報を収集する測定装置と、前記測定装置から前記偏心荷重情報を受信するコンテナターミナル管理システムと、前記偏心荷重情報を外部に出力する通知装置を有しており、前記コンテナターミナル内に配置した荷役機器が前記測定装置を有していることを特徴とする。
この構成により、コンテナターミナル内での従来の荷役作業の過程で、コンテナの偏心荷重情報を収集し、外来シャーシの運転手等に通知することができるため、荷役効率を低下させずに、外来シャーシの横転事故を防止することができる。
また、コンテナが集積されるコンテナターミナル内で、偏心荷重情報を収集できるため、低コストで偏心荷重情報を得ることができ、トレーラの横転事故を防止することができる。
上記のコンテナターミナルの荷役搬送システムにおいて、前記測定装置が、前記コンテナターミナル内に配置した荷役機器の1つである岸壁クレーン、又は門型クレーンの、前記コンテナを懸吊するワイヤロープの張力を測定する張力測定装置であることを特徴とする。
この構成により、岸壁クレーン又は門型クレーンで、コンテナを荷役する際に、偏心荷重情報を得ることができる。特に、新たな測定作業等が不要であり、従来の荷役作業と同じ速度で、同じ手順の中で偏心荷重情報を得ることができるため、荷役効率が低下しない。
上記のコンテナターミナルの荷役搬送システムにおいて、前記測定装置が、前記コンテナターミナル内に配置した荷役機器の1つである岸壁クレーン、門型クレーン、ストラドルキャリア、又はリーチスタッカの、前記コンテナを懸吊する吊具の吊金物に作用する、引張応力を測定する応力測定装置であることを特徴とする。
この構成により、例えば、1つの吊具(スプレッダ)で20ftコンテナを2個吊りする場合であっても、それぞれの吊金物(ツイストロックピン)に設置した応力測定装置で測定するため、それぞれの20ftコンテナの偏心荷重情報を得ることができる。
上記のコンテナターミナルの荷役搬送システムにおいて、前記測定装置が、前記コンテナターミナル内に配置した荷役機器の1つであるヤードシャーシの、荷台上に設置した複数の荷重計であることを特徴とする。
この構成により、例えば、コンテナターミナルに出入りする、全ての外来シャーシに荷重計を設置する場合に比べ、低コストで偏心荷重情報を得ることができる。なお、この偏心荷重情報を、ゲートに設置する通知装置で、全ての輸入コンテナ搬送外来シャーシに走行前に通知することにより、横転事故を防止することができる。
上記のコンテナターミナルの荷役搬送システムにおいて、前記測定装置が、前記コンテナターミナル内に配置した荷役機器の1つであるヤードシャーシの、トレーラヘッドと被牽引部を連結する第5軸近傍に設置した加速度計であることを特徴とする。
この構成により、数の少ないヤードシャーシに加速度計を設置することで、コンテナターミナルに出入りする全ての外来シャーシに、偏心荷重情報を提供することができる。つまり、この偏心荷重情報を、ゲートに設置する通知装置で、全ての輸入コンテナ搬送外来シャーシに走行前に通知することにより、横転事故を防止することができる。
上記の目的を達成するための本発明に係るコンテナターミナルの荷役搬送システムは、海上輸送用のコンテナを荷役するコンテナターミナルの荷役搬送システムにおいて、前記コンテナの重心位置を測定して、前記コンテナの偏心荷重情報を収集する測定装置と、前記測定装置から前記偏心荷重情報を受信するコンテナターミナル管理システムと、前記偏心荷重情報を外部に出力する通知装置を有しており、前記測定装置が、岸壁クレーン又は門型クレーンの前記コンテナを懸吊するワイヤロープの張力を測定する張力測定装置、及び岸壁クレーン、門型クレーン、ストラドルキャリア、又はリーチスタッカの前記コンテナを懸吊する吊具の吊金物に作用する、引張応力を測定する応力測定装置、及びヤードシャーシの荷台上に設置した複数の荷重計、及びヤードシャーシのトレーラヘッドと被牽引部を連結する第5軸近傍に設置した加速度計の内、少なくとも2つ以上の測定装置で構成していることを特徴とする。
この構成により、複数の測定装置による測定値から、コンテナの重心の位置を判断するため、精度の高い偏心荷重情報を得ることができる。
上記の目的を達成するための本発明に係るコンテナターミナルの荷役搬送方法は、海上輸送用のコンテナを荷役するコンテナターミナルの荷役搬送方法において、前記コンテナの重心位置を測定して、前記コンテナの偏心荷重情報を収集する偏心荷重情報収集ステップと、前記偏心荷重情報をコンテナターミナル管理システムに送信するデータ蓄積ステップと、前記偏心荷重情報を、前記コンテナターミナル管理システムから、外来シャーシの運転手、又は荷主の少なくとも一方に通知する通知ステップを有しており、前記偏心情報収集ステップを、前記コンテナターミナル内に配置した荷役機器による荷役作業中に実行することを特徴とする。この構成により、前述の荷役搬送システムと同様の作用効果を得ることができる。
更に、前記通知装置が、前記偏心荷重情報を、外来シャーシの運転手、又は荷主、又は海運貨物取扱業者(通称乙仲)、又は通関業者の少なくとも一方に通知するように構成してもよい。この構成により、荷主等は、重心の位置が大きく偏っているコンテナを受け取る場合、コンテナを荷役するトレーラを、3軸車や低床車等の安定性の高いトレーラに変更して、横転事故を防止する手段を講じることができる。
なお、3軸車とは、トレーラの被牽引部の車輪において、通常2軸の車輪(左右1対の車輪を前後に2組設置)を、3軸に増やしたもの(左右1対の車輪を前後に3組設置)であり、安定性が高い。また、低床車とは、被牽引部のコンテナを載置する位置を、通常の被牽引部よりも低く構成しており、被牽引部の低重心化により、安定性を高めている。
本発明に係るコンテナターミナルの荷役搬送システム及びその方法によれば、コンテナターミナル内での従来の荷役作業の過程で、コンテナの偏心荷重情報を収集し、外来シャーシの運転手等に通知することができるため、荷役効率を低下させずに、外来シャーシの横転事故を防止することができる。また、コンテナが集積されるコンテナターミナル内で、偏心荷重情報を収集できるため、低コストで偏心荷重情報を得ることができ、トレーラの横転事故を防止することができる。
本発明に係る実施の形態のコンテナターミナル荷役搬送システムの概念を示した図である。 門型クレーンの外観を示した図である。 クレーンのスプレッダの外観を示した図である。 張力測定装置の1例を示した図である。 コンテナトレーラトラックの外観を示した図である。 測定位置の測定方法の概念を示した図である。 コンテナターミナルの概略を示した図である。
以下に、本発明に係る実施の形態のコンテナターミナルの荷役搬送システムについて、図面を参照しながら説明する。図1に、本発明に係る実施の形態のコンテナターミナルの荷役搬送システムの概念を示しており、コンテナターミナル1には、荷役機器として、岸壁クレーン3、ヤードシャーシ6、門型クレーン7を有している。また、これらの荷役機
器を制御するために、コンテナターミナル管理システム4を有している。なお、C1乃至C4はコンテナ5の動きを示しており、破線で示した矢印S1乃至S6は、偏心荷重情報の動きを示している。
この荷役搬送システムは、コンテナターミナル1内で、コンテナ5を荷役している最中に、コンテナ5の偏心荷重を測定し、この偏心荷重情報をコンテナ固有のコンテナ情報と合成して収集する。この情報を、少なくとも外来シャーシ8の運転手に通知し、外来シャーシ8(トレーラ)の運転事故を防止することを特徴としている。
荷役作業中に、偏心荷重を測定する方法の具体的な例のいくつかを、以下に説明する。第1の方法は、岸壁クレーン3又は門型クレーン7のコンテナを懸吊するワイヤロープの張力を測定する張力測定装置により、偏心荷重を測定する方法である。この測定により得た偏心荷重情報を、コンテナ5の識別番号等を含むコンテナ情報と併合し、コンテナターミナル管理システム4に送信(S1、S3)する。
第2の方法は、岸壁クレーン3、門型クレーン7、ストラドルキャリア、又はリーチスタッカの有する、コンテナを懸吊するスプレッダ(吊具)のツイストロックピン(吊金物)に作用する、引張応力を測定する応力測定装置により、偏心荷重を測定する方法である。この偏心荷重情報を、コンテナターミナル管理システム4に送信(S1、S3)する。
第3の方法は、ヤードシャーシ6の荷台上に設置した複数の荷重計により、偏心荷重を測定する方法である。この偏心荷重情報を、コンテナターミナル管理システム4に送信(S2)する。
第4の方法は、ヤードシャーシ6のトレーラヘッドと被牽引部を連結する第5軸近傍に設置した加速度計により、偏心荷重を測定する方法である。この偏心荷重情報を、コンテナターミナル管理システム4に送信(S2)する。上述の方法により、従来の荷役作業の流れの中で、偏心荷重を測定することができる。
次に、前述の測定装置のいくつかを具体的に説明する。まず、第1の方法に記載した張力測定装置に関して説明する。
図2に門型クレーン7の斜視図を示しており、門型クレーン7は、コンテナ5を荷役するためのトロリ11を有しており、このトロリ11は、ワイヤロープ13とスプレッダ(吊具)12を有している。
図3にスプレッダ12の斜視図を示しており、スプレッダ12は、4対のワイヤロープ13により懸吊している。張力測定装置は、この4対のワイヤロープ13の張力をそれぞれ測定し、この測定値からコンテナ5の重心の位置を導くことができる。
この張力測定装置の1例を図4に示す。例えば、門型クレーン7とワイヤロープ13を接続する固定端部に、引張力センサを設置し、ワイヤロープ13の軸方向(矢印方向)の荷重を測定するように構成し、張力測定装置18aとするとよい。
また、門型クレーン7には、ワイヤロープ13を張り巡らせるために、複数のシーブ(滑車)19を設置している。このシーブ19の軸にひずみゲージを装着し、このひずみ量から得られる力をロープの角度成分に分配して測定するように構成し、張力測定装置18bとしてもよい。更に、張力測定装置18a及び18bの両方を利用して、ワイヤロープ13の張力を測定すると、精度の高い測定値を得ることができる。
なお、上記の装置以外の張力測定装置を利用することは、もちろん可能であり、何らかの形でスプレッダ12から伸びる複数本のワイヤロープ13の張力を、それぞれ測定することができればよい。また、岸壁クレーン3も、門型クレーン7と同様のスプレッダ12を有しており、同様の張力測定装置を利用することができる。
次に、第2の方法に記載した応力測定装置に関して説明する。図3に示す様に、スプレッダ12は、下面に複数のツイストロックピン(吊金物)14a、14bを有している。図3では、スプレッダ12が、2つの20ftコンテナ5aを2個吊りしている様子を示しており、20ftコンテナ5aの穿孔部に、8つのツイストロックピン14a、14bを嵌入して、コンテナを吊下げている。
この複数のツイストロックピン14a、14bに、それぞれ、引張応力を測定する応力測定装置を設置し、この測定値からコンテナ5aのそれぞれの重心の位置を導くことができる。ここで、40ftコンテナの重心を測定する場合は、スプレッダ12の四隅の40ftコンテナ用ツイストロックピン14aを利用し、2つの20ftコンテナ5aの重心を同時に測定する場合は、40ftコンテナ用ツイストロックピン14aに加えて、20ftコンテナ用ツイストロックピン14bを利用して測定する。なお、応力測定装置は、例えば、ツイストロックピン14a、14bにひずみゲージを貼ったもの等でもよい。
次に、第3の方法に記載した荷重計に関して説明する。まず、図5に示すヤードシャーシ6の構成に関して説明する。図5に示す様に、ヤードシャーシ6は、トレーラヘッド15aと被牽引部15bを有しており、この2つは、第5軸16と呼ばれる連結機構により連結している。この連結機構は、キングピンとも呼ばれている。また、被牽引部15bは、コンテナ5を固定するためのツイストロックピン17を有している。この被牽引部15bの上面であって、コンテナ5の荷重がかかる場所に複数の荷重計を設置し、コンテナ5の荷重分布を測定し、この測定値からコンテナ5の重心を導くことができる。なお、荷重計は、被牽引部15bの上面に、必要に応じて設置すればよく、例えば、全面に敷設しても良いし、四隅に設置してもよい。
次に、第4の方法に記載した加速度計に関して説明する。図5に示す様に、第5軸16は、トレーラヘッド15aと被牽引部15bの連結部となっている。そのため、この加速度計を、第5軸16の近傍に設置し、ヤードシャーシ6を若干走行させると、この加速度計の測定値からコンテナ5の重心の位置を導くことができる。
図6に、測定装置による測定の様子を示す。図6は、例えば40ftのコンテナ5の内部に、貨物を搭載している状態を示している。このコンテナ5の四隅にかかっている荷重を測定する。この測定は、前述した張力測定装置、応力測定装置、荷重計等で行うことができる。
この測定により、D1が12t、D2が8t、D3が3t、D4が2tという結果が得られた場合を説明する。このとき、コンテナ5を外来シャーシ8に搭載した際の前後方向(x軸方向)では、前方(図6右側)に5t(D3+D4)、後方(図6左側)に20t(D1+D2)の荷重がかかっていることになる。そのため、x軸方向の重心Gは、コンテナ5の全長を前方から20:5に分割した地点となる。
同様にして、左右方向(y軸方向)では、右側(図6手前)に10t(D2+D4)、左側(図6奥)に15t(D1+D3)の荷重がかかっていることになる。そのため、y軸方向の重心Gは、コンテナ5の全長を右側から15:10に分割した地点となる。
このようにして、コンテナ5における重心Gを求め、この重心Gの位置を、偏心荷重情
報として収集する。このとき、同時に、コンテナ5の識別番号や、搬送目的地等の従来のコンテナ情報も併合して収集する。更に、コンテナ5の前後方向も荷役する際に明確にする必要があり、これも偏心荷重情報として収集する。
次に、加速度計により偏心荷重情報を得る場合の説明をする。ヤードシャーシ6にコンテナ5を搭載した後に、ヤードシャーシ6が走行すると、この走行に伴い、コンテナ5が振動する。この振動を加速度計で測定し、解析することで、コンテナ5の重心を求めることが可能となる。
上記の方法によって得た偏心荷重情報を、図1に示す様に、無線通信又は無線LAN等で、コンテナターミナル管理システム4に送信し(S1〜S3)、コンテナ5の固有情報として収集する。コンテナターミナル管理システム4は、この偏心荷重情報をゲート9に送るように構成している。ゲート9は、この偏心荷重情報を、書面や音声等で、外来シャーシ8の運転手に通知する通知装置を有している。
また、コンテナターミナル管理システム4にも通知装置を設置し、この通知装置により、荷主、海運貨物取扱業者(通称乙仲)、通関業者等の外部連絡先10に、通知するように構成しても良い。このとき、通知装置は、例えば、インターネット、FAX、電子メール等を利用するとよい。この通知を基に、荷主等は、特殊シャーシ(3軸車、低床車)を準備したり、場合によっては、ターミナル内、あるいは関連設備でコンテナ5の荷の積み直し(デバンニング)をしたりできる。
上記のコンテナターミナルの荷役制御システムにより、コンテナの偏心荷重情報を、コンテナターミナルで収集することができるため、低コストで偏心荷重情報を得ることができ、トレーラの横転事故を防止することができる。
つまり、例えば、外来シャーシに荷重計や加速度計を設置する場合、トラック会社が自己投資で設置することとなり、もしトラック会社に投資の余力がなければ、公道での横転事故を減らすことはできない。
そのため、コンテナが集積されるコンテナターミナルにおいて、偏心荷重情報を収集し、トレーラの運転手や荷主等に通知する荷役搬送システムにより、低コストで横転事故の防止を実現することができる。
また、偏心荷重の測定を、従来のコンテナの荷役作業の流れの中で行うことができるため、コンテナターミナルにおける荷役効率が低下することがない。
なお、コンテナ情報の基本事項に、偏心荷重情報を加え、あらゆるコンテナターミナルで運用するようにすることが望ましい。この構成により、例えば、コンテナ船に積み込む際に、コンテナの偏心荷重情報を収集し、コンテナ船の目的地であるコンテナターミナルに予め、この情報を送信しておき、この情報に基づいて、荷主等が、予め特殊シャーシを準備することができる。つまり、コンテナの荷役効率を更に高めることが可能となる。
1 コンテナターミナル(コンテナヤード)
2 コンテナ船
3 岸壁クレーン
4 コンテナターミナル管理システム
5 コンテナ
5a 20ftコンテナ
6 ヤードシャーシ(トレーラ)
7 門型クレーン
8 外来シャーシ(トレーラ)
9 ゲート
10 外部連絡先
12 スプレッダ
13 ワイヤロープ
14a、14b ツイストロックピン
16 第5軸(キングピン)
17 ツイストロックピン
18 張力測定装置
21 管理センター

Claims (6)

  1. 海上輸送用のコンテナを荷役するコンテナターミナルの荷役搬送システムにおいて、
    前記コンテナの重心位置を測定して、前記コンテナの偏心荷重情報を収集する測定装置と、
    前記測定装置から前記偏心荷重情報を受信するコンテナターミナル管理システムと、
    前記偏心荷重情報を外部に出力する通知装置を有しており、
    前記コンテナターミナル内に配置した荷役機器が前記測定装置を有し、
    更に前記測定装置が、岸壁クレーン、又は門型クレーンの前記コンテナを懸吊するワイヤロープの張力を測定する張力測定装置、
    及び岸壁クレーン又は門型クレーン又はストラドルキャリア又はリーチスタッカの前記コンテナを懸吊する吊具の吊金物に作用する引張応力を測定する応力測定装置、
    及びヤードシャーシの荷台上に設置した複数の荷重計、
    及びヤードシャーシのトレーラヘッドと被牽引部を連結する第5軸近傍に設置した加速度計の内、前記応力測定装置を含む少なくとも2つの測定装置で構成され、
    前記吊具がスプレッダであり、前記吊金物が前記スプレッダの下面に突設された8個のツイストロックピンであり、
    このツイストロックピンは、隣接配置されて前記スプレッダに2個吊りされる2つの20ftコンテナのそれぞれの上面の四隅に対応する位置に配置され、この8個のツイストロックピンのうち前記スプレッダの四隅の位置に配置された4個のツイストロックピンが40ftコンテナ用として使用される構成にしたことを特徴とする荷役搬送システム。
  2. 前記コンテナターミナル管理システムが、前記コンテナを船舶に積み込む際に測定した前記偏心荷重情報を、前記船舶の目的地のコンテナターミナルに送信する構成を有することを特徴とする請求項1に記載の荷役搬送システム。
  3. 前記コンテナターミナル管理システムが、少なくとも前記コンテナターミナルへのコンテナの出入りを管理するヤードプランコンピュータシステムを有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の荷役搬送システム。
  4. 前記コンテナターミナル管理システムが、少なくとも荷主、海運貨物取扱業者又は通関
    業者のいずれかを含む外部連絡先に、インターネット、FAX又は電子メールの少なくとも1つにより前記偏心荷重情報を通知する構成を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の荷役搬送システム。
  5. 海上輸送用のコンテナを荷役するコンテナターミナルの荷役搬送方法において、
    前記コンテナの重心位置を測定して、前記コンテナの偏心荷重情報を収集する偏心荷重情報収集ステップと、
    前記偏心荷重情報をコンテナターミナル管理システムに送信するデータ蓄積ステップと、
    前記偏心荷重情報を、前記コンテナターミナル管理システムから、外来シャーシの運転手、又は荷主の少なくとも一方に通知する通知ステップを有しており、
    前記偏心荷重情報収集ステップを、前記コンテナターミナル内に配置した荷役機器による荷役作業中に実行し、
    前記偏心荷重情報収集ステップは、
    岸壁クレーン又は門型クレーンの前記コンテナを懸吊するワイヤロープの張力を測定する張力測定装置により前記偏心荷重情報を収集する方法、
    岸壁クレーン又は門型クレーン又はストラドルキャリア又はリーチスタッカの前記コンテナを懸吊する吊具の吊金物に作用する引張応力を測定する応力測定装置により前記偏心荷重情報を収集する方法、
    ヤードシャーシの荷台上に設置した複数の荷重計により前記偏心荷重情報を収集する方法、
    ヤードシャーシのトレーラヘッドと被牽引部を連結する第5軸近傍に設置した加速度計により前記偏心荷重情報を収集する方法の内、前記応力測定装置により前記偏心荷重情報を収集する方法を含む少なくとも2つの方法で構成され、
    前記吊具がスプレッダであり、前記吊金物が前記スプレッダの下面に突設された8個のツイストロックピンであり、
    このツイストロックピンは、隣接配置されて前記スプレッダに2個吊りされる2つの20ftコンテナのそれぞれの上面の四隅に対応する位置に配置され、この8個のツイストロックピンのうち前記スプレッダの四隅の位置に配置された4個のツイストロックピンが40ftコンテナ用として使用される構成にしたことを特徴とする荷役搬送方法。
  6. 前記コンテナを船舶に積み込む際に収集した前記偏心荷重情報を、前記船舶の目的地のコンテナターミナルに送信するステップを有することを特徴とする請求項5に記載の荷役搬送方法。
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