JP5501600B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、銀行等で用いられる自動取引装置に関する。
非接触ICカードや携帯電話機等(以下、総称して媒体という)を利用して自動取引装置の提供しているサービスを利用するためには、自動取引装置のICカードリーダ/ライタに媒体をかざして、媒体の読み取り及び書き込みを行わせる必要がある。
媒体をICカードリーダ/ライタにかざしても、以下のような場合に、媒体との間で通信を行うことができない。
(1)媒体のかざしかたが不適切な場合。
(2)携帯電話機内のアプリケーションでICカードのサービスを利用しないように設定されている場合(サービスがロックされている場合)。
(3)自動取引装置でサポートしていない媒体である場合。
「(1)かざしかたが不適切である場合」は、顧客が媒体を持ってかざした際に媒体を持つ手が動いていたり、かざした位置や媒体の向きが不適切だった等の場合である。
上記のような場合、顧客は自動取引装置の読み取り作業が行われているものと考え、自動取引装置側は、媒体のかざし待ちの状態となる。その結果、自動取引装置を利用する顧客は、一定時間経過して自動取引装置が媒体との通信が行えなかったことをメッセージ等で通知するまで、媒体のアクセスができなかったことを知ることができなかった。
特許文献1には、取引が不成立の場合に、磁気カードに記録されている金融機関名、支店所在地を含む情報を問い合わせ先として表示することのできる自動取引装置について記載されている。
特許文献2の発明は、情報記録媒体の読み取りを行う際に、情報記録媒体の位置がずれていると、データを正確に送受信できないという課題を解決するためのものである。その課題を解決するために、受信した信号の電力を検出し、検出した電力の大きさに基づいて自己の置かれている位置を検出する位置検出部を有することが記載されている。
特許文献3には、自動取引装置において、通常の取引画面が表示された状態で、特定のキー操作を行うと、操作手順等を説明する補助画面を表示することが記載されている。
特開平2−166556号公報 特開平9−223204号公報 特開平4−101291号公報
本発明の課題は、自動取引装置を利用して非接触ICカード等に電子マネー等をチャージする場合に、携帯電話機等の置き位置またはかざし位置を顧客が適切に修正できるようにすること、自動取引装置が携帯電話機を検知していてもサービスがロックされておりサービスが利用できないことや、自動取引装置がサポートしていないサービス用の携帯電話機等であることを顧客に知らせることである。
本発明の自動取引装置は、顧客に対するメッセージを表示する表示手段と、非接触ICカードまたは非接触ICカード機能を有する携帯電話機に対する読み取り及び書き込みを行うICカードリーダ/ライタと、前記ICカードリーダ/ライタが前記携帯電話機と通信を行うことができない場合に、顧客に対して前記携帯電話機のICカード機能をサポートするアプリケーションプログラムがロックされていないかどうかの確認を促すメッセージを前記表示手段に表示させる制御手段とを備える。
この発明によれば、非接触ICカード機能を有する携帯電話機の置き位置またはかざし位置を修正する必要があることを、適切なタイミングで顧客に知らせることができる。
本発明によれば、非接触ICカード機能を有する携帯電話機の置き位置やかざし位置を修正する必要があること、非接触ICカード機能を有する携帯電話でサービスがロックされていること、または、自動取引装置がサポートしていないサービス用の非接触ICカード機能を有する携帯電話であることを、適切なタイミングで顧客に知らせることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、第1の実施の形態の自動取引装置11の外観と要部の構成を示す図である。
自動取引装置11は、タッチパネルスイッチ等を有する表示部(表示手段)12と、非接触ICカードまたはICカード機能付き携帯電話機が置かれる読み取り部13と、読み取り部13を開閉するシャッタ14と、非接触ICカード(または携帯電話機)の読み取り及び書き込みを行うICカードリーダ/ライタ15と、非接触ICカード(または携帯電話機)を検出する媒体検知センサ(媒体検出センサ)16と、顧客の存在を検出する顧客検知センサ(顧客検出センサ)17とを備える。
読み取り部13は、表示部(表示手段)12の左側もしくは右側に設置され、底面が奥側(図1(A)の左方向)に傾斜しており、顧客が挿入する非接触ICカードまたは携帯電話機が斜めの状態で内部に保持される。
図1(B)に示すように、媒体検知センサ16は複数個の媒体検知センサ16a〜16eを有する。媒体検知センサ16a〜16eは、読み取り部13の異なる側面に配置されており、読み取り部13内部に置かれているか、かざされている媒体の検出信号を出力する。この媒体検知センサ16a〜16eの検出信号(検出情報)により、図示しない制御部(CPU)は、読み取り部13にある媒体が、非接触ICカードか、携帯電話機かを判定することができる。媒体検知センサ16は、例えば、反射型の光学式センサなどからなる。
顧客検知センサ17は、自動取引装置11の操作部の前に人間が立っているか否かを検出するためのセンサである。
図2は、第2の実施の形態の自動取引装置21の外観と要部の構成を示す図である。
第2の実施の形態の自動取引装置21の構成は、基本的には第1の実施の形態と同じであり、読み取り部22は、表示部(表示手段)12の左側もしくは右側に設置される。異なる点は、読み取り部22を開閉するシャッタが無く、読み取り部22には、非接触ICカードの置く位置を制限するためのガイド24a、24bが設けられていることである。
また、読み取り部22には、2個の媒体検出センサ16a、16bが配置されている。この媒体検出センサ16a、16bにより、第1の実施の形態と同様に非接触ICカードまたはICカード機能付き携帯電話機が、読み取り部22に置かれているか、かざされているかを検知する。
次に、以上のような構成の自動取引装置11、21、ICカードリーダ/ライタ15、ホストコンピュータの動作、並びに顧客の操作を、図3のフローチャートを参照して説明する。以下、第1の実施の形態の自動取引装置11を例にとり説明する。
図3において、実線で示す右向きの矢印は、自動取引装置(ATM)11からICカードリーダ/ライタ(R/W)15に対する依頼、あるいはICカードリーダ/ライタ15から電子マネー機能を有する非接触ICカードまたは携帯電話機(以下、媒体とする)31に対する依頼を示している。また、粗い点線で示す左向きの矢印は、ICカードリーダ/ライタ15または媒体31の応答を示している。また、細かい点線で示す左向きの矢印は、顧客が行う操作を示している。さらに、縦の白い枠は、媒体31に対するアクセス期間を示している。
自動取引装置11の制御部は、顧客が希望するサービスを選択するためのサービス選択画面を表示する(S11)。
顧客が、表示部12の特定のキーを操作して電子マネーをチャージするサービスを選択すると、制御部は、媒体31を読み取り部に置くか、かざすように誘導するメッセージを表示部12に表示すると共に、ICカードリーダ/ライタ15にICカードの読み取りを指示する(S12)。
上記のステップS12の処理により、表示部12には、「非接触ICを読取部(R/W)にかざして下さい」というメッセージが表示される。
ICカードリーダ/ライタ15は、媒体31と通信を開始するための信号を送信する(図3、(1))。
顧客が媒体31を読み取り部に置くか、かざすと(図3、(2))、ICカードリーダ/ライタ15が媒体31の読み取りを行い、その結果を自動取引装置11に通知する(図3、(3))。
自動取引装置11は、ICカードリーダ/ライタ15から媒体31と通信が可能である旨の通知を受信すると、サービス対象のICカードか否かを確認するためにICカードリーダ/ライタ15に対して認証を指示する(図3、(4))。
ICカードリーダ/ライタ15は、媒体31がサービス対象か否かを示す情報を読み取る(図3、(5))。
自動取引装置11は、ICカードリーダ/ライタ15から取得した情報から媒体31がサービス対象の媒体であると判定したなら、ICカードリーダ/ライタ15に対して読み取りを指示する(図3、(6))。
ICカードリーダ/ライタ15は、媒体31の電子マネー情報を読み取り、読み取った情報を自動取引装置11に出力する。
自動取引装置11の制御部は、媒体31の電子マネー情報を取得したなら、表示部12に非接触IC残額確認画面を表示する(S13)。この非接触IC残額確認画面には、電子マネーの残額と、チャージ可能金額が表示される。
次に、制御部は、表示部12にキャッシュカード挿入画面を表示する(S14)。キャ
ッシュカード挿入画面には、キャッシュカードの挿入を促すメッセージが表示される。
顧客によりキャッシュカードが挿入されたことを検出したなら、表示部12に暗証番号入力画面を表示する(S15)。暗証番号入力画面には、顧客に暗証番号の入力を促す、「暗証番号をご入力下さい」というメッセージが表示される。
顧客により暗証番号が入力されたなら、表示部12にチャージ金額入力画面を表示する(S16)。
顧客によりチャージ金額が入力されたなら、口座情報と暗証番号と引き出し依頼要求をホストコンピュータ33に送信する(S17)。
ホストコンピュータ33からの確認応答を受信したなら、制御部はICカードリーダ/ライタ15に対して電子マネーの書き込みを指示すると共に、表示部12にチャージ処理画面を表示する(S18)。このステップS18の処理により、表示部12には、「非接触ICへのチャージを実施しています」というメッセージが表示される。
ICカードリーダ/ライタ15は、媒体31へのチャージ金額の書き込みを行い(図3、(8))、書き込みが終了した時点で制御部に通知する。
媒体31への書き込みが完了したなら、制御部は、表示部12にキャッシュカード返却画面を表示する(S19)。
顧客がキャッシュカードを受け取ったことを検出したなら、表示部12に手続終了メッセージ、例えば、「ありがとうございました」というメッセージを表示する(S20)。
次に、媒体31のかざし不良・サービス対象外の媒体に対する処理を、図4のフローチャートを参照して説明する。
自動取引装置11の制御部は、表示部12に顧客が取引を選択するように種別選択画面を表示する(S21)。
次に、表示部12に非接触IC定置誘導画面を表示する(S22)。この非接触IC定置誘導画面には、顧客に読み取り部13に媒体31を置くか、かざすことを促すメッセージが表示される。ステップS22の処理により、表示部12に、「非接触ICカード/携帯をかざして下さい。」というメッセージが表示される。
次に、媒体31との通信を試みるかざし待ち時間の上限値をかざし待ちタイマに設定する(S23)。かざし待ち時間の上限値は、制御部のメモリ等に予め記憶されている。そして、かざし待ち時間より短い時間でICカードリーダ/ライタ15に対してかざし検出開始を指示する(S24)。制御部からICカードリーダ/ライタ15に対して媒体31との通信を指示するポーリング時間は、かざし待ち時間の上限値に比べて短い時間である。
ICカードリーダ/ライタ15は、制御部からかざし検出開始の指示を受信する毎に媒体31との通信を試み、通信が確立できない場合には、タイムアウトを制御部に通知する。
次に、かざし検知ができたか否か、つまりICカードリーダ/ライタ15が媒体31と通信が確立できたか否かを判別する(S25)。媒体31と通信できた場合には(S25、YES)、図3のフローチャートのかざし検知が成功した場合の処理に戻る。
かざし検知が失敗の場合(S25、NO)、つまり媒体31と通信できなかった場合には、ステップS26に進み、媒体検知センサ16が媒体を検出しているか否かを判定する。
媒体検知センサ16により媒体が検出されていないときには(S26、媒体無し)、ステップS27に進み、かざし待ちタイマの計測時間が、かざし待ち時間の上限値以内か否かを判定する。
ステップS27において、かざし待ち時間の上限値以内と判定されたときには(S27、YES)、ステップ24に戻り、媒体のかざし検知を繰り返す。
ステップS27において、かざし待ちタイマの計測時間が、かざし待ち時間の上限値以上と判定されたときには(S27、NO)、かざし待ち時間内に媒体と通信することができなかった場合であるので、ステップS28に進み、顧客に取引操作を再度行ってもらうために、「最初からお取引を実施して下さい」というメッセージを表示部12に表示する。
ステップS26において、媒体検知センサ16により媒体が検出されたときには(S26、媒体有り)、ステップS29に進み、かざし待ちタイマの計測時間が、かざし待ち時間の上限値以内か否かを判定する。
ステップS29において、かざし待ちタイマの計測時間が、かざし待ち時間の上限値以内と判定されたときには(S29、YES)、ステップS30に進み、顧客に媒体を正しい位置に置くか、かざしてもらうために、「もう一度正しくカード/携帯をかざしてください」というメッセージを表示部12に表示する。ステップS30の処理の次には、ステップS23に戻る(図4の1)。
すなわち、媒体検知センサ16で媒体が検出されていて、媒体31と通信が行えない場合には、顧客の媒体の置く位置又はかざし位置が適正でないものと判断し、顧客が媒体の置く位置又はかざし位置を修正するように促すメッセージを表示する。このメッセージを見て、顧客が媒体の置く位置又はかざし位置、つまり読み取り部13に置いてあるか、かざした媒体の位置を変更することで、ICカードリーダ/ライタ15が媒体と通信することが可能となる。この場合、予め設定されているかざし待ち時間の上限値に達する前に、適切なタイミングで媒体の置き位置又はかざし位置を修正する必要があることを顧客に知らせることができる。従って、かざし待ち時間の上限値を経過してから媒体の読み取りが行えなかったことが通知され、顧客が再度取引操作をやり直す等の無駄な時間を減らすことができる。
ステップS29において、かざし待ち時間の上限値以上と判定されたときには(S29、NO)、ステップS31に進み、顧客検知センサ17の状態を判定する。
顧客検知センサ17が、顧客が自動取引装置11の前にいることを検出している場合には(S31、検知)、ステップS32に進み、サービス対象外の媒体である可能性があることを顧客に知らせるメッセージを表示する。
すなわち、媒体の置き位置又はかざし位置の修正を促すメッセージを顧客に通知しても、かざし待ち時間の上限値以内の時間で媒体と通信が行えず、かつ媒体検知センサ16により媒体が検出されている場合には、自動取引装置11がサービスを提供していない媒体が使用されている可能性があるものと判断し、サービス対象の媒体かどうかの確認を促すメッセージを表示する。これにより、顧客は、サービス対象外の非接触ICカードまたは携帯電話機を使用していることに気づくことができる。
ステップS31において、顧客検知センサ17が顧客を検出していない場合には(S31、未検知)、ステップS33に進み、表示部12に媒体の取り忘れを知らせるメッセージを表示する。そして、一定時間内に媒体が未検知とならなかったときには、顧客が媒体を置き忘れたものと判断して、媒体を装置内部に取り込む(S34)。
次に、媒体の書き込みエラー発生時の処理を、図5及び図6のフローチャートを参照して説明する。以下の処理は、自動取引装置11(または21)の制御部により実行される。
最初に、制御部は、図4のステップS21、S22の処理を実行し、種別選択画面と非接触IC定置誘導画面を表示する。
次に、媒体のかざし検出の開始をICカードリーダ/ライタ15に指示する(S41)。ICカードリーダ/ライタ15において、媒体が検出されたなら、次に、認証処理を実行し(S42)、媒体に記録されている電子マネー情報を読み取る(S43)。電子マネー情報には、電子マネーの金額の他に、サービス種類を示す情報、カードタイプが携帯電話機か非接触ICカードかを示す情報が含まれる。
次に、図3のステップS13、S14の処理を実行し、非接触IC残額確認画面とキャッシュカード挿入画面を表示する。
キャッシュカード挿入画面が表示された状態で、顧客がキャッシュカードを挿入すると、キャッシュカードの読み取りを行う(S44)。
その後、図3のステップS15〜S18の処理を実行し、暗証番号入力画面、チャージ金額入力画面、コンピュータ画面、チャージ処理画面を表示する。
次に、ステップS45において、ICカードリーダ/ライタ15に、指定された金額の電子マネーの書き込みを指示する。ICカードリーダ/ライタ15は、媒体に対して電子マネーの書き込みを行い、その結果を制御部に通知する。
図6のステップS46において、書き込みエラーが発生したか否かを判定する。書き込みエラーが発生した場合には(S46、YES)、ステップS47に進み、予め設定してある再かざし待ち時間の上限値を再かざし待ちタイマに設定する。さらに、次のステップS48で、再かざし実施回数の上限値を設定する。これらの再かざし待ち時間の上限値、再かざし実施回数の上限値は、予めメモリ等に記憶されている。
次に、ICカードリーダ/ライタ15における媒体への書き込みのリトライ回数が、再かざし実施回数の上限値(リトライ回数の上限値)以内か否かを判定する(S49)。
リトライ回数が媒体の再かざし実施回数の上限値以上の場合には(S49、NO)、すなわち、電子マネーをチャージする際に媒体に対する書き込みエラーが発生し、書き込みのリトライ回数が再かざし実施回数の上限値以上となったときには、自動取引装置11の動作を休止させる。これは、例えば、電子マネーのチャージが失敗したときには、チャージ金額を支払い元の口座に戻す作業が必要となることから、自動取引装置11を一旦休止させて保守係が必要な作業を行うためである。
リトライ回数が再かざし実施回数の上限値以内のときには(S49、YES)、ステップS50に進み、顧客に媒体のかざし位置を変更してもらうために、「処理中に異常を検知しました、再度カード/携帯をかざして下さい」というメッセージを表示部12に表示する。
次に、再かざし検出開始をICカードリーダ/ライタ15に指示する(S51)。制御部からの指示に従って、ICカードリーダ/ライタ15は媒体との通信、再かざしの検知を行い、検知結果を制御部に通知する。
制御部は、再かざし検出により媒体と通信できたか否かを判別する(S52)。ステッ
プS52において、媒体を検出できた場合には(S52、YES)、つまり媒体と通信を再度確立できた場合には、ステップS18(図5の2)に戻る。
ステップS52において、再かざし検出により媒体が検出されなかった場合には(S52、NO)、ステップS53に進み、媒体検知センサ16が媒体を検出しているか否かを判定する。
媒体検知センサ16が媒体を検出していないときには(S53、NO)、ステップS54に進み、再かざし待ちタイマで計測されるリトライ時間の累計が、再かざし待ち時間の上限値以内か否か、リトライ回数が再かざし実施回数の上限値以内か否かを判定する。
ステップS54において、再かざし待ちタイマの計測時間が再かざし待ち時間の上限値以上、またはリトライ回数が再かざし実施回数の上限値以上と判定されたときには(S54、NO)、ステップS61に進む。
ステップS54において、再かざし待ちタイマの計測時間が、再かざし待ち時間の上限値以内で、かつリトライ回数が再かざし実施回数の上限値以内であると判定されたときには(S54、YES)、ステップS55に進み、顧客に媒体の置き位置又はかざし位置を変更してもらうために、「もう一度正しくカード/携帯をかざして下さい」というメッセージを表示部12に表示する。
ステップS53において、媒体検知センサ16が媒体を検出した状態と判定されたときには(S53、YES)、ステップS56に進み、再かざし待ちタイマの計測時間が、再かざし待ち時間の上限値以内か否かを判定する。ステップS56において、再かざし待ち時間の上限値以上と判定されたときには(S56、NO)、ステップS61に進む。
ステップS56において、再かざし待ち時間の上限値以内と判定されたときには(S56、YES)、ステップS57に進み、リトライ回数が再かざし実施回数の上限値以内か否かを判定する。ステップS57において、リトライ回数が再かざし実施回数の上限値以上と判定されたときには(S56、NO)、ステップ61に進む。
ステップS57において、リトライ回数が再かざし実施回数の上限値以内と判定されたときには(S57、YES)、ステップS58に進み、ステップS43において媒体より読み取った電子マネー情報のカードタイプに基づいて、媒体が携帯電話機か否かを判定する。媒体検知センサ16は、読み取り部13に複数個設けられているので、どの媒体検知センサ16で媒体が検出されたかを調べることで、読み取り部13に置かれている媒体が、非接触ICカードか、携帯電話機かを判別することができる。
ステップS58において、媒体が携帯電話機と判定された場合には(S58、YES)、ステップS59に進み、携帯電話機のICカード機能を提供するアプリケーションプログラムがロックされているかどうかを顧客に確認してもらうために、「携帯アプリのロック状態をご確認の上で、もう一度かざして下さい」というメッセージを表示部12に表示する。ステップS59の次には、ステップS51(図5の1)に戻る。
ステップS58において、媒体がICカードと判定された場合には(S58、NO)、ステップS60に進み、顧客に非接触ICカードの置き位置又はかざし位置を変更してもらうために、「もう一度正しくカード/携帯をかざして下さい」というメッセージを表示部12に表示する。ステップS60の次には、ステップS51(図5の1)に戻る。
上記のステップS56〜S60の処理は、電子マネーのチャージの途中で書き込みエラ
ーが発生した場合に、使用されている媒体が携帯電話機のときには、非接触ICカードの機能を実現するアプリケーションのロックの有無の確認を依頼するメッセージを表示させる。これにより再かざし待ち時間の上限値、あるいはリトライ回数の上限値に達する前に、顧客が適切な対応を取れるように誘導することができる。また、使用されている媒体が非接触ICカードのときにも、非接触ICカードの置き位置又はかざし位置の修正を促すメッセージを表示させることで、再かざし待ち時間の上限値、あるいはリトライ回数の上限値に達する前に、顧客が適切な対応を取れるように誘導することができる。
再かざし待ち時間の上限値以上、あるいは再かざし実施回数の上限値以上のときには、ステップS61に進み、顧客検知センサ17の検出状態を判定する。
ステップS61において、顧客検知センサ17が顧客を検出しているときには(S61、YES)、ステップS62に進む。ステップS62においては、再かざし待ち時間の上限値、あるいは再かざし実施回数の上限値以上繰り返しても、媒体と通信できないときには、サービス対象外の媒体が使用されている可能性があるので、「サービスが異なっている可能性がございます。カード/携帯をご確認願います」とのメッセージを表示部12に表示する。このメッセージを見て、顧客は、電子マネーをチャージしようとしている非接触ICカードまたは携帯電話機がサービス対象外であることを気づくことができる。
ステップS61において、顧客検知センサ17が顧客を検出していないときには(S61、NO)、ステップS63に進み、顧客が媒体を取り忘れている可能性があるので、「カード/携帯の取り忘れにご注意願います」というメッセージを表示部12に表示する。
ステップS62または63の次には、ステップS64の処理を実行する。ステップS64では、顧客が検出されない状態で、一定時間内に媒体が未検出とならない場合には、媒体の置き忘れと判断して、媒体を自動取引装置11内部に取り込む。
ステップS46において、書き込みが正常に行えた場合には(S46、NO)、ステップS65に進み、顧客にチャージが完了したことを知らせるために、「キャッシュカード/レシートをお受け取り下さい」というメッセージを表示部12に表示する。
そして、ステップS66において、キャッシュカードを返却し、レシートを発行する。最後に、「ありがとうございました」という、メッセージを表示する(S67)。
上述した第1及び第2の実施の形態によれば、非接触ICカードまたは携帯電話機を用いて自動取引装置11(または21)の電子マネーのチャージ等のサービスを利用する場合に、媒体検知センサ16で媒体を検出し、かつ媒体との間で通信が行えない場合には、かざし待ち時間の上限値に達する前に、顧客に媒体の置き位置又はかざし位置の修正を促すメッセージを表示することができる。これにより、かざし待ち時間の上限値に達する前に、顧客が、非接触ICカードまたは携帯電話機の置き位置又はかざし位置を修正するように誘導することができる。
さらに、電子マネーのチャージの途中で書き込みエラーが発生し、かつ媒体検知センサ16で媒体が検出されている場合に、再かざし待ち時間の上限値、あるいは再かざし実施回数の上限値に達する前に、顧客が、携帯電話機のアプリのロックの有無の確認、あるいは、媒体の置き位置又はかざし位置の修正を行うように促すメッセージを表示することができる。これにより、リトライ時間が再かざし待ち時間の上限値、あるいはリトライ回数が再かざし実施回数の上限値に達する前に、顧客が媒体の置き位置又はかざし位置を修正する等の適切な操作を行うことができる。よって、従来のようにリトライ時間の上限値またはリトライ回数の上限値に達した後、顧客が取引操作をやり直す等の無駄な時間を減らすことができる。
さらに、電子マネー情報を読み取った際のカードタイプ、または、媒体検知センサ16の検出結果に基づいて、媒体が非接触ICカードか、それとも携帯電話機かを判別し、顧客が使用しているのが携帯電話機であった場合には、ICカード機能を利用するためのアプリケーションがロックされていないかどうかの確認を促すメッセージを表示することで、アプリがロック状態になっているために通信、あるいは書き込みができない等のトラブルを短時間で解消することができる。また、顧客が使用しているのが非接触ICカードであった場合には、ICカードのかざし位置の修正を促すメッセージを表示することで、非接触ICカードに対する書き込みができないというトラブルを短時間で解消することができる。
本発明は、非接触ICカードまたは携帯電話機に電子マネーをチャージする場合に限らず、その他のサービスにも適用できる。
第1の実施の形態の自動取引装置の外観と要部の構成を示す図である。 第2の実施の形態の自動取引装置の外観と要部の構成を示す図である。 自動取引装置、ICカードリーダ/ライタの動作を示すフローチャートである。 非接触ICカードのかざし不良・サービス対象外のカードに対する処理のフローチャートである。 媒体の書き込みエラー発生時のフローチャート(その1) 媒体の書き込みエラー発生時のフローチャート(その2)
符号の説明
11、21 自動取引装置
12 表示部
13、22 読み取り部
14 シャッタ
15 ICカードリーダ/ライタ
16、16a〜16e 媒体検知センサ
17 顧客検知センサ

Claims (4)

  1. 顧客に対するメッセージを表示する表示手段と、
    非接触ICカードまたは非接触ICカード機能を有する携帯電話機に対する読み取り及
    び書き込みを行うICカードリーダ/ライタと、
    前記ICカードリーダ/ライタが前記携帯電話機と通信を行うことができない場合に、顧客に対して前記携帯電話機のICカード機能をサポートするアプリケーションプログラムがロックされていないかどうかの確認を促すメッセージを前記表示手段に表示させる制御手段とを備える
    自動取引装置。
  2. 前記制御手段は、前記携帯電話機に対する書き込みのリトライ回数の上限値を予め記憶しておき、前記携帯電話機との通信が確立した後、前記携帯電話機に対する書き込みエラーが発生した場合に、リトライ回数が前記リトライ回数の上限値に達する前に、顧客に対して前記携帯電話機の置き位置またはかざし位置の修正を促すメッセージを前記表示手段に表示させる請求項1記載の自動取引装置。
  3. 前記非接触ICカードまたは前記携帯電話機が所定の位置に存在するか否かを検出するとともに、媒体が前記非接触ICカードと前記携帯電話機のいずれであるかを検出する媒体検出センサを備え、
    前記制御手段は、前記携帯電話機に対する書き込みのリトライ回数の上限値を予め記憶しておき、前記携帯電話機に対する電子マネーの書き込みエラーが発生し、かつ前記媒体検出センサで前記携帯電話機が存在することが検出されている場合には、リトライ回数が前記リトライ回数の上限値に達する前に、顧客に対して前記携帯電話機の置き位置またはかざし位置の修正を促すメッセージを前記表示手段に表示させる請求項1記載の自動取引装置。
  4. 顧客が前記自動取引装置の前にいるか否かを検出する顧客検出センサを有し、
    前記制御手段は、前記携帯電話機に対する書き込みのリトライ回数の上限値を予め記憶しておき、リトライ回数が前記リトライ回数の上限値に達した後、前記顧客検出センサにより顧客がいることが検出された場合には、前記携帯電話機がサービス対象外の可能性があることを知らせるメッセージを前記表示手段に表示させる請求項1に記載の自動取引装置。
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