JP5501016B2 - 釣り針 - Google Patents

釣り針 Download PDF

Info

Publication number
JP5501016B2
JP5501016B2 JP2010026106A JP2010026106A JP5501016B2 JP 5501016 B2 JP5501016 B2 JP 5501016B2 JP 2010026106 A JP2010026106 A JP 2010026106A JP 2010026106 A JP2010026106 A JP 2010026106A JP 5501016 B2 JP5501016 B2 JP 5501016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fishing
light
hook
needle
fishing hook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010026106A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011160709A (ja
Inventor
照博 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shintowa Co Ltd
Original Assignee
Shintowa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shintowa Co Ltd filed Critical Shintowa Co Ltd
Priority to JP2010026106A priority Critical patent/JP5501016B2/ja
Priority to CN2011800087103A priority patent/CN102833998A/zh
Priority to PCT/JP2011/052416 priority patent/WO2011099430A1/ja
Priority to EP11742174.3A priority patent/EP2534947A4/en
Publication of JP2011160709A publication Critical patent/JP2011160709A/ja
Priority to US13/571,246 priority patent/US20130025179A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5501016B2 publication Critical patent/JP5501016B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K83/00Fish-hooks

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Description

本発明は、川や海で使用される魚釣り用の釣り針に係わり、特に、針本体の基端側に発光体を有して集魚効果を高めることが可能な釣り針に関する。
従来、本物の餌を使用する釣り針としては、例えば特許文献1に開示されている。この釣り針は、先端に針先を有するフック部と、このフック部に連設されて基端側に糸取付部を有する針本体とを備え、針本体の側面に多数の穴を形成したものである。また、疑似餌としてのルアーに使用する釣り針としては、例えば特許文献2に開示されている。この釣り針は、内部の中空部に発光体が着脱可能に装着されたルアー本体のアイに、フック部と針本体を有する釣り針のリング状の取付部を連結したものである。
特開2007−53997号公報 特開2005−278583号公報
しかしながら、特許文献1に記載の釣り針においては、針本体に設けた多数の穴により、ミミズ・ジャムシ等の本物の餌が釣り針から外れ難くなるものの、針本体に穴を開ける必要があるため、その作業が極めて面倒で、特に小さい釣り針への適用が困難であると共に、釣り針自体が単に高炭素鋼ワイヤや高炭素ステンレス鋼ワイヤの曲成で形成されており、釣り針自体に集魚効果を得ることができない。また、特許文献2に記載の釣り針においては、ルアー本体の発光体により集魚効果をある程度得られるものの、特許文献1の釣り針と同様に、釣り針がワイヤの曲成で形成されているのみで、釣り針自体に集魚効果を得ることは困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ワイヤの曲成で形成された針本体の基端側に発光体を設けることにより、本物の餌でも各種疑似餌でも使用できて、釣り針自体に集魚効果を得ることが可能な釣り針を提供することにある。また、他の目的は、前記目的に加え、発光体に餌の外れ抑え機能を持たせることが可能な釣り針を提供することにある。
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、先端に鋭利な針先と略C字状に曲成されたフトコロ部を有するフック部と、該フック部に連設され基端側に釣り糸もしくは疑似餌が取り付け可能な取付部を有する針本体と、を備えた釣り針であって、前記針本体の基端側に、蓄光材料及びまたは発光材料により発光可能な発光シートと、光の干渉現象を有する多重ポリマーフィルムとを積層した発光体が取り付けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記発光体の発光シート及び多重ポリマーフィルムが、前記針本体の基端側に積層状態で巻き付けられると共に、その表面側に前記釣り糸もしくは固定糸が表面に凹凸を有する如く巻き付け固着されていることを特徴とする。また、請求項3に記載の発明は、前記針本体の取付部がリング状に形成され、該取付部に前記疑似餌のアイに連結可能な連結糸が取り付けられていることを特徴とする。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記発光シートが、一方の面側からの視認性が高く他方の面側からの透視性に優れたシートで形成されていることを特徴とする。また、請求項5に記載の発明は、前記発光体の外側に、複数本の糸からなる糸状体が取り付けられていることを特徴とする。
本発明のうち請求項1に記載の発明によれば、ワイヤの曲成で形成された針本体の基端側に、蓄光材料及びまたは発光材料により発光可能な発光シートと、光の干渉現象を有する多重ポリマーフィルムとを積層した発光体が取り付けられているため、発光体が昼間はキラキラとフラッシングし、また夜間は発光して目立ち、本物の餌でも本物の餌に似せた疑似餌でも、あるいはルアー等の疑似餌であっても使用できて、釣り針自体に十分な集魚効果を得ることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、発光シート及び多重ポリマーフィルムが針本体の基端側に積層状態で巻き付けられると共に、その表面側に釣り糸(ハリス)もしくは固定用テグス等の固定糸が巻き付け固着されているため、発光体の表面側に巻き付け固着された釣り糸や固定糸の表面による凹凸で、本物の餌や本物の餌に似せた疑似餌等の餌の針本体からの外れを抑えることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、針本体のリング状に形成された取付部に、疑似餌のアイに連結可能な連結糸が取り付けられているため、ルアー等の疑似餌の釣り針として使用できると共に、連結糸の長さを所定に設定することで、疑似餌を錘として使用しつつつ釣り針の発光体により集魚効果を高めることができる等、ルアーの用途の拡大を図ることができる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、請求項1ないし3に記載の発明の効果に加え、発光シートが、一方の面側からの視認性が高く他方の面側からの透視性に優れたシートで形成されているため、発光シートに十分な蓄光作用が得られると共に、多重ポリマーフィルに光を確実に発光できて、該ポリマーフィルムによる光の干渉現象で集魚効果を一層高めることができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項1ないし4に記載の発明の効果に加え、発光体の外側に、複数本の糸からなる糸状体が取り付けられているため、糸状体を発光材で形成することにより、発光体と併せて集魚効果を一層高めることができると共に、糸状体を毛で形成することにより、毛針としても使用できる等、釣り針の汎用性を高めることができる。
本発明に係わる釣り針の第1の実施形態を示す正面図 同針本体の糸取付部の側面図 同図1のA−A線矢視図 同発光体の縦断面図 同釣り針の製造方法を示す工程図 同使用状態の説明図 同糸取付部の変形例を示す側面図及び正面図 同針本体の変形例を示す要部の半断面図 同発光体の変形例を示す図1と同様の正面図 本発明に係わる釣り針の第2の実施形態を示す正面図 同そのB−B線矢視図 同発光体の縦断面図 同その使用状態の説明図 同釣り針の変形例を示す正面図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図9は、本発明に係わる釣り針の第1の実施形態を示している。この釣り針は、本物の餌もしくは本物の餌に似せた疑似餌を用いて魚を釣るために使用するものである。図1に示すように、釣り針1は、高炭素鋼ワイヤや高炭素ステンレス鋼ワイヤ等のワイヤを略C字状に曲折することで形成されたフック部2と、このフック部2に連設された針本体3を有している。
前記フック部2は、その針先端に設けられた針先2aと、この針先2aの基端側に設けられた返し2bと、略C字状のフトコロ部2cによって形成されている。また、前記針本体3の基端側には、図2に示すように、リング状の糸取付部3aが形成されている。そして、この針本体3の基端側である糸取付部3a側には、所定長さLで所定外径d(図4参照)の発光体4が取り付けられている。
この発光体4は、図3及び図4に示すように、針本体3の外周面に所定回数(1回もしくは複数回)巻き付けられた発光シート5(フィルム、テープ等も含む)と、この発光シート5の表面側に所定回数(1回もしくは複数回)巻き付けられた多重ポリマーフィルム6(シート、テープ等も含む)を有している。そして、多重ポリマーフィルム6の外周面に、ハリスとしての釣り糸7の端部がスパイラル状に巻き付けられて、これらが透明の接着剤8(図4参照)によって固着されている。このとき、釣り糸7はその基端側(図1において上方側)が針本体3の糸取付部3aに貫通されたり巻き付け固着されて上方に所定長さ引き出されている。この釣り糸7の巻き付けにより、発光体4の外周面に凹凸9(図1及び図4参照)が形成されている。
前記発光シート5は、可撓性を有する透明な樹脂シートに、蓄光材料及びまたは蛍光材料が含有された発光塗料(発光材料)が塗布(印刷)されて、例えば一方の面側(多重ポリマーフィルム6側)からの視認性が高く、他方の面側(針本体3側)からの透視性に優れた透過性で所定の色調を有するシートで形成されている。また、前記多重ポリマーフィルム6は、光学的に光のスペクトルを分離、干渉、反射する分子の配列を有する多重ポリマーフィルム(例えば商品名:オーロラフィルム、マールフィルム等)で形成されて、所定の色調で光の干渉現象を有するようになっている。このとき、発光シート5と多重ポリマーフィルム6は、対象とする魚の種類に応じ、実験等により所定の釣果が得られた色調のものが使用される。さらに、前記釣り糸7としては、透明(もしくは着色された半透明)なテグス等が使用され、前記接着剤8としては透明な瞬間接着剤や透明塗料等が使用される。
このように構成された釣り針1は、図5に示すようにして製造される。すなわち、市販されている釣り針を準備すると共に、略同一幅に切断等された発光シート5と多重ポリマーフィルム6及び所定長さの釣り糸7を準備する。そして、釣り針の針本体3の基端側に発光シート5を巻き付け(K1)る。このとき、発光シート5はその接着面に塗布された接着剤により基材シート(図示せず)に貼り付け状態とされており、この基材シートから剥がしつつその接着剤を利用して針本体3の外周面に所定回数巻き付けられる。
発光シート5が巻き付けられたら、この発光シート5の外周面側に多重ポリマーフィルム6を巻き付け(K2)る。この多重ポリマーフィルム6の巻き付けも、発光シート5と同様に、その接着面に塗布されている接着剤を利用して所定回数巻き付けられる。そして、この多重ポリマーフィルム6の外周面に、例えば透明な釣り糸7を巻き付け(K3)る。この釣り糸7の巻き付けは、所定の張力を持って巻き付けることにより、図4の二点鎖線aで拡大して示すように、釣り糸7が多重ポリマーフィルム6の外周面に食い込んだ状態となり、多重ポリマーフィルム6及び発光シート5が針本体3の外周面に所定圧で押圧された状態となる。
なお、このときの、釣り糸7の食い込み量は、多重ポリマーフィルム6の硬度等の材質に応じて適宜に設定され、図4の二点鎖線bで拡大して示すように、ごく僅か食い込む状態とすることもできるし、釣り糸7の巻回ピッチも発光体4の長さLや外径d、あるいは釣り針1の形態等に応じて適宜に設定される。
そして、釣り糸7が巻き付けられたら、この釣り糸7の表面側に透明な接着剤8を塗布(K4)して、釣り糸7を発光体4(多重ポリマーフィルム6)の表面に固着する。これにより、発光体4の表面に釣り糸7による前記凹凸9が形成され、この凹凸9によって後述する如く、餌10の針本体3からの外れが抑えられることになる。
次に、このように構成された釣り針1の使用方法の一例を図6を参照して説明する。この釣り糸1は、前述したように餌釣り用の釣り針であり、図6に示すように、釣り針1のフック部2と針本体3に、ミミズやジャムシ、ゴカイ等の本物の餌や、あるいはこれらの本物の餌に似せて樹脂により形成された疑似餌等の餌10が取り付けられる。このとき、餌10は、針先2aからフトコロ部2c及び針本体3を通す状態で取り付けられ、餌10の端部が発光体4の例えば下半分を覆うようにして取り付けられる。
これにより、餌10の差し込(釣り針1への挿入)方向の先端となる端部が、発光体4の表面の釣り糸7による凹凸9に引っ掛かる状態となり、従来の釣り針に対して、餌10が釣り針1から外れ難くなる。すなわち、従来のように、単に釣り針がワイヤの曲成で形成されているのみの場合は、餌10の端部が針本体の滑らかな外周面に沿って矢印イの如く滑り落ち易く、餌10はフック部先端の返しによってのみ外れが防止される状態となっている。
これに対して、前記釣り針1の場合、餌10の端部が発光体4の凹凸9に引っ掛かった状態となるため、餌10の端部が針本体3に沿って矢印イ方向に滑り落ち難くなると同時に、餌10の先端が返し2bに引っ掛かっており、釣り針1からの餌10の外れが抑えられる。これにより、餌10の外れによる釣り針1自体の露出部分を極力少なくすることができたり、発光体4により集魚効果が得られて、釣果が高められる。
なお、以上の釣り針1においては、針本体3の糸取付部3aがリング状である場合について説明したが、例えば図7(a)(b)に示すよう、糸取付部3aがワイヤの潰しにより形成された板状であっても良い。この場合は、発光体4の多重ポリマーフィルム6の外周面に巻き付けられた釣り糸7の先端側を、糸取付部3aに巻き付けて接着剤で固着すれば良い。また、図8に示すように、針本体3の糸取付部3a側の所定位置に切り起こし等による糸位置決め部11を一体的に設け、この位置決め部11上に発光体4を取り付けるようにしても良い。この位置決め部11は、針本体3の外周面の全周であっても良いし、対向位置等の周方向の一部であっても良い。
また、前記説明の釣り針1においては、発光体4の発光シート5と多重ポリマーフィルム6の長さを同一に設定すると共に、この発光体4の長手方向の略全域の外周面に釣り糸7を巻き付けたが、例えば図9に示すように、発光体4の下部の外周面に釣り糸7を巻き付けず、発光体4の下部を露出した状態とすることもできる。この場合、図9の二点鎖線cで示すように、露出する部分を発光シート5もしくは多重ポリマーシート6のみとすることも勿論可能である。また、前記説明においては、発光体4(多重ポリマーフィルム6等)の針本体3への固着に釣り糸7(ハリス)の端部を使用したが、この釣り糸7が細い場合等には、釣り糸7を使用することなく、透明もしくは半透明な専用の図示しない固定糸としての固定用テグスを使用することも可能である。この場合は、釣り糸7の端部は、針本体3の糸取付部3aに巻回固着されることになる。
このように、前記釣り針1によれば、ワイヤの曲成で形成された針本体3の糸取付部3a側に、蓄光材料及びまたは発光材料により発光可能な発光シート5と、光の干渉現象を有する多重ポリマーフィルム6とを積層した発光体4が取り付けられているため、発光体4が昼間はキラキラとフラッシングしたり、また夜間は発光して目立つ状態が得られ、釣り針1自体に十分な集魚効果を得ることができる。
特に、発光シート5が、一方の面側からの視認性が高く他方の面側からの透視性に優れたシートで形成されているため、発光シート5に十分な蓄光作用が得られると共に、多重ポリマーフィルム6に光を確実に発光(照射)できて、該ポリマーフィルム6による光の干渉現象で集魚効果を一層高めることができる。つまり、昼間は太陽の光により多重ポリマーフィルムの光の干渉現象により発光体がキラキラとフラッシングし、また、夜間は、発光シートに蓄光された光により多重ポリマーフィルムが光って目立つ状態となって、集魚効果が高められることになる。
また、発光シート5及び多重ポリマーフィルム6が針本体3の糸取付部3a側に積層状態で巻き付けられると共に、その表面側に釣り糸7が巻き付け固着されているため、発光体4の表面側に巻き付け固着された釣り糸7の表面の凹凸9により、本物の餌や本物の餌に似せた疑似餌等の餌10が、ワイヤからなる針本体3の滑らかな外周面を滑り落ち難くなり、フック部2の返し2bと併せ、餌10の釣り針1からの外れを極力抑えることができて、十分な釣果を期待することができる。このとき、釣り糸7が細い場合は、専用の比較的太い固定用テグスを使用して発光体4を針本体3に固着するようにすれば、発光体4の固着状態が安定すると共に、発光体4の表面に確実な凹凸9を形成できて、餌10の外れをより確実に抑えることができる。
また、釣り針1が、針本体3の糸取付部3a側に所定長さLの発光体4を取り付けることで形成されているため、釣り針1に従来の同様に、本物の餌でも本物の餌に似せた疑似餌等の餌10でも、その外れを抑えた状態で取り付けることでできて、各種の釣りに使用することができ、汎用性に優れた釣り針1を提供することができる。また、針本体3に発光体4を位置決め可能な位置決め部11を設けるようにすれば、発光体4の位置ずれを確実に防止して、針本体3の所定位置に発光体4を常に安定した状態で保持することができる。またさらに、発光体4の下部の発光シート5や多重ポリマーフィルム6を露出するようにすれば、この露出部分の光の干渉現象等によって集魚効果をより一層高めることもできる。
図10〜図14は、本発明に係わる釣り針の第2の実施形態を示している。以下、前記実施形態と同一部位には、同一符号を付して説明する。この実施形態の釣り針21は、疑似餌としてのルアー用に使用されるもので、針本体3の基端側にリング状の糸取付部3aが形成されている。そして、この糸取付部3aには、蛍光塗料が塗布された樹脂糸等からなる無端状の連結糸22が取り付けられると共に、針本体3の糸取付部3a側に、発光体23が取り付けられている。
この時の発光体23は、図11及び図12に示すように、針本体3の外周面に複数回巻き付けられた発光シート5と、この発光シート5の外周面に複数回巻き付けらされた多重ポリマーフィルム6を有し、例えば発光体13の上下部に透明もしくは着色された接着剤8が塗布されることにより、発光体23が針本体3に取り付けられている。この場合、二点鎖線で示すように、多重ポリマーフィルム6の外周面を固着用としてのみ機能する透明もしくは着色された半透明な釣り糸等からなる前述した固定用テグスと同様の固定糸24で巻回し、この固定糸24を接着剤8で固着することにより、発光体23を針本体3に取り付けるようにしても良い。
そして、この釣り針21は、図13に示すようにして使用される。すなわち、釣り針21の連結糸22が、小魚の形状に形成されたルアー本体25の端部である尾部分に設けたアイ26bに連結され、釣り竿の釣り糸27がルアー本体25の頭部のアイ26aに連結される。これにより、ルアー本体25の後方に釣り針21が位置した状態でルアー釣りが行われ、このとき、ルアー本体25に設けた蛍光塗料等によりルアー本体25が光ると共に、釣り針21に設けた発光体23も光ることになる。この実施形態の場合、連結糸22を例えば0.5〜3mと長く設定し、ルアー本体25と釣り針21とが離れた状態として、ルアー本体23を錘として使用しつつ、ルアー釣りを行うこともできる。
この釣り針21においても、釣り針21に設けた発光体23により集魚効果を高めることができる等、前記実施形態の釣り針1と同様の作用効果を得ることができる。また、連結糸22を前述したように長く設定することにより、ルアー本体25を錘として使用できて、ルアー本体25と釣り針21の発光体23の両方により集魚効果を一層高めることができ、釣り針21の用途を拡大することが可能となる。
この実施形態の場合、釣り針21のルアー本体25への取り付け位置は、尾部分に限らず、図13の二点鎖線で示すように、ルアー本体25の腹部分に設けたアイ26cに取り付けることも勿論可能である。また、ルアー釣りの場合、釣り針21の形態は1本針に限らず、図14(a)に示すように、複数針(図では2本針)であっても良い。さらに、図14(b)に示すように、針本体3に取り付けられる発光体23の端部に、発光性の各色からなる複数本の樹脂糸からなる針状の糸状体28の端部を取り付けて、集魚効果をより一層高めることもできる。この糸状体28は、前記第1の実施形態の釣り針1に適用することもでき、この場合、複数本の毛に似た糸からなる糸状体28を用いるようにすれば、釣り針1を毛針として使用することができる。
なお、前記各実施形態においては、フック部2に返し2bを設けた釣り針について説明したが、本発明に係わる釣り針はこの構成に限定されず、返し2bを有さない釣り針にも適用することができる。また、前記各実施形態においては、発光体の長さLである発光シート5と多重ポリマーフィルム6の幅を同一として、発光体4、23の長手方向において光の干渉現象が略同一となるようにしたが、例えば魚の種類に応じて釣果の得られ易い色調等の異なる複数の発光シート5や多重ポリマーフィルム6を併設状態で巻き付けて、発光体4、23の長手方向において異なる発光状態や異なる光の干渉現象を生じさせるように構成することもできる。
また、針本体3に複数層で巻き付けられる発光シート5や多重ポリマーフィルム6も、同一材料の巻き付けにかぎらず、色調等の異なる複数の発光シート5を積層状態で複数巻きとしたり、光干渉現象等の異なる複数の多重ポリマーフィルム6を積層状態で複数巻きとすることもできる。さらに、前記各実施形態における、フック部2の形状や針本体3の長さ等の形状、発光体4、23の長さLや外径d等の大きさ、糸取付部3aの形状等は一例であって、本発明に係わる各発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜に変更することができる。
本発明は、個人が川釣りや海釣りで使用する釣り針に限らず、漁師が使用する釣り針等、魚釣り用の全ての釣り針に利用できる。
1・・・・・・・・・釣り針
2・・・・・・・・・フック部
2a・・・・・・・・針先
2b・・・・・・・・返し
2c・・・・・・・・フトコロ部
3・・・・・・・・・針本体
3a・・・・・・・・糸取付部
4・・・・・・・・・発光体
5・・・・・・・・・発光シート
6・・・・・・・・・多重ポリマーフィルム
7・・・・・・・・・釣り糸
8・・・・・・・・・接着剤
9・・・・・・・・・凹凸
10・・・・・・・・餌
11・・・・・・・・位置決め部
21・・・・・・・・釣り針
22・・・・・・・・連結糸
23・・・・・・・・発光体
24・・・・・・・・固定糸
25・・・・・・・・ルアー本体
26a〜26c・・・アイ
27・・・・・・・・釣り糸
28・・・・・・・・糸状体

Claims (5)

  1. 先端の鋭利な針先と略C字状に曲成されたフトコロ部を有するフック部と、該フック部に連設され基端側に釣り糸もしくは疑似餌が取り付け可能な取付部を有する針本体と、を備えた釣り針であって、
    前記針本体の基端側に、蓄光材料及びまたは発光材料により発光可能な発光シートと、光の干渉現象を有する多重ポリマーフィルムとを積層した発光体が取り付けられていることを特徴とする釣り針。
  2. 前記発光体の発光シート及び多重ポリマーフィルムは、前記針本体の基端側に積層状態で巻き付けられると共に、その表面側に前記釣り糸もしくは固定糸が表面に凹凸を有する如く巻き付け固着されていることを特徴とする請求項1に記載の釣り針。
  3. 前記針本体の取付部がリング状に形成され、該取付部に前記疑似餌のアイに連結可能な連結糸が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の釣り針。
  4. 前記発光シートは、一方の面側からの視認性が高く他方の面側からの透視性に優れたシートで形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の釣り針。
  5. 前記発光体の外側に、複数本の糸からなる糸状体が取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の釣り針。
JP2010026106A 2010-02-09 2010-02-09 釣り針 Expired - Fee Related JP5501016B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010026106A JP5501016B2 (ja) 2010-02-09 2010-02-09 釣り針
CN2011800087103A CN102833998A (zh) 2010-02-09 2011-02-04 钓钩
PCT/JP2011/052416 WO2011099430A1 (ja) 2010-02-09 2011-02-04 釣り針
EP11742174.3A EP2534947A4 (en) 2010-02-09 2011-02-04 FISHING HOOK
US13/571,246 US20130025179A1 (en) 2010-02-09 2012-08-09 Fishing hook

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010026106A JP5501016B2 (ja) 2010-02-09 2010-02-09 釣り針

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011160709A JP2011160709A (ja) 2011-08-25
JP5501016B2 true JP5501016B2 (ja) 2014-05-21

Family

ID=44367704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010026106A Expired - Fee Related JP5501016B2 (ja) 2010-02-09 2010-02-09 釣り針

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20130025179A1 (ja)
EP (1) EP2534947A4 (ja)
JP (1) JP5501016B2 (ja)
CN (1) CN102833998A (ja)
WO (1) WO2011099430A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10750730B2 (en) * 2016-01-05 2020-08-25 Graham Tackle Llc Flared double fish hook

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9271481B2 (en) * 2011-09-01 2016-03-01 Paul Marcus van Reenen 3 Dimensional moving and visible gill for fishing lures
US20140096433A1 (en) * 2012-10-04 2014-04-10 Gianni Crestanello Fishing Line Sinker
JP5346130B1 (ja) * 2013-02-27 2013-11-20 博和 大西 サビキ用両面テープ
KR101433007B1 (ko) 2013-03-13 2014-08-27 변상균 축광튜브가 결합된 낚시바늘
JP2016054707A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 ミョン−ギル,チェ 太刀魚釣り用針
USD797884S1 (en) * 2016-08-15 2017-09-19 Young W. Lee Fish hook having a clip
WO2020186245A1 (en) * 2019-03-13 2020-09-17 Branum Brian Eugene Lure device

Family Cites Families (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1900339A (en) * 1932-03-28 1933-03-07 Billington C Harrell Firefly
US2093585A (en) * 1936-06-15 1937-09-21 Woodhead Raymond Artificial fly
US2216688A (en) * 1938-10-15 1940-10-01 Robert S Allyn Fish lure
US2691839A (en) * 1950-11-17 1954-10-19 William H Duerig Fish lure
US2938294A (en) * 1957-10-16 1960-05-31 Bachmann Gudjon Fish lure
US3122853A (en) * 1961-08-10 1964-03-03 John C Koonz Fishing lure
GB1200511A (en) * 1968-02-28 1970-07-29 Leonard Carroll Improvements in fish hooks
US3568354A (en) * 1969-02-07 1971-03-09 Remington Arms Co Inc Luminescent fishing lures and accessories
US3690028A (en) * 1970-10-28 1972-09-12 Albert T Walker Jr Lure
JPS63155376U (ja) * 1987-03-31 1988-10-12
US4823502A (en) * 1988-02-25 1989-04-25 Tucker Michael A Fishing lure
GB2238938A (en) * 1989-12-11 1991-06-19 Michael Pidgeon Fishing hooks; flies
JP2535431B2 (ja) * 1990-05-02 1996-09-18 株式会社 ハクタカ工業 釣針と釣糸の結合方法並びに釣糸付き釣針
JP2526164B2 (ja) * 1990-07-19 1996-08-21 株式会社 ヤマシタ 釣り針の製法
JPH0574272U (ja) * 1992-03-11 1993-10-12 吉村産業株式会社 釣 元
JP2696199B2 (ja) * 1994-01-24 1998-01-14 株式会社がまかつ 掛け鈎素体と掛け鈎
JP2553023B2 (ja) * 1994-07-15 1996-11-13 彦衛 岩間 釣り糸における接続用の輪を形成する方法と釣り針と釣り糸の接続方法
JPH0889135A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 Gamakatsu Co Ltd 釣り針とその製造方法
JP3588698B2 (ja) * 1994-11-01 2004-11-17 隼人 田尻 擬餌素材
JP3025298U (ja) * 1995-02-09 1996-06-11 日本化学発光株式会社 発光するルア−等の擬似餌の針
US6003264A (en) * 1995-04-12 1999-12-21 Hnizdor; Thomas A. Artificial fly
CN2279783Y (zh) * 1996-02-26 1998-04-29 株式会社欣达 鱼形仿真诱饵
US6018902A (en) * 1997-06-27 2000-02-01 Ebsco Industries, Inc. Iridescent coating for fishing lure
JPH11151054A (ja) * 1997-11-19 1999-06-08 Tomiyuki Doi 釣針とその餌留め
US6055763A (en) * 1997-12-04 2000-05-02 Trotter; Martin S. Glowing fish hook
JP3033024B1 (ja) * 1998-10-22 2000-04-17 株式会社 伊藤製作所 擬餌バリ
JP3484102B2 (ja) * 1999-06-03 2004-01-06 株式会社がまかつ 二股鈎と該二股鈎を用いたサビキ
US6286246B1 (en) * 2000-02-01 2001-09-11 Ultradent Products, Inc. Electrostatically flocked fishing lures and related systems and methods
AUPQ574500A0 (en) * 2000-02-22 2000-03-16 Palmway, Glenn Wallaby (Wallace Riley) Power hook, force flies and lures
US6318016B1 (en) * 2000-06-02 2001-11-20 Michael Ellig Luminous fishing lure
JP2002335814A (ja) * 2001-05-18 2002-11-26 Citizen Watch Co Ltd 釣針および釣針への硬質被膜形成方法
JP2004180558A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Owner Bari:Kk 釣針及び釣針の製造法
JP2004187612A (ja) * 2002-12-12 2004-07-08 Muneaki Yamakawa 釣針
CA2475476A1 (en) * 2003-07-23 2005-01-23 Ned D. Lunt A fishing hook structure constructed from light curable acrylic resin and the method for making the same
JP3809587B2 (ja) 2004-03-30 2006-08-16 恒冨 梅木 発光ルアー
US7322150B1 (en) * 2004-05-06 2008-01-29 Knight Manufacturing Co., Inc. Fishing lures
JP2007053997A (ja) 2005-08-25 2007-03-08 Morris:Kk 釣り針
US8266838B2 (en) * 2007-07-26 2012-09-18 Edward J. Parkinson Fishing lure and method of manufacturing same
US7774975B2 (en) * 2007-08-29 2010-08-17 David Simmons Fishing lure with iridescent members
JP3140727U (ja) * 2007-12-26 2008-04-10 有限会社エイトボディー 釣り針
JP2010207210A (ja) * 2009-02-16 2010-09-24 Shintowa:Kk 釣針
KR101433007B1 (ko) * 2013-03-13 2014-08-27 변상균 축광튜브가 결합된 낚시바늘

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10750730B2 (en) * 2016-01-05 2020-08-25 Graham Tackle Llc Flared double fish hook

Also Published As

Publication number Publication date
CN102833998A (zh) 2012-12-19
WO2011099430A1 (ja) 2011-08-18
JP2011160709A (ja) 2011-08-25
EP2534947A4 (en) 2013-10-16
US20130025179A1 (en) 2013-01-31
EP2534947A1 (en) 2012-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5501016B2 (ja) 釣り針
US20100205848A1 (en) Double fishing lure
US20140150329A1 (en) Fishing Lure
US7478498B1 (en) Tangle free fishing bobber system
US9185892B2 (en) Fishing lure imitating a bird
JP2007129999A (ja) 釣り用錘および擬似餌仕掛け
US8196336B2 (en) Fishing lure and accessory
JP2010207210A (ja) 釣針
JP6389863B2 (ja) テンヤ用ワイヤーアシストフックおよびテンヤ
JP3484102B2 (ja) 二股鈎と該二股鈎を用いたサビキ
US10130082B2 (en) Angler kit and method for personalized hand production of fishing lures
JP4789128B2 (ja) 擬餌針
KR200434867Y1 (ko) 플러그 루어
JP6106632B2 (ja) ルアー
JP2000217471A (ja) 擬似餌針
JP3033024B1 (ja) 擬餌バリ
JP6088603B1 (ja) タチウオ釣り用多機能ゴムホース
KR200283397Y1 (ko) 낚시용 발광 스피닝 릴
JP2000324981A (ja) 擬似餌針
JP2014147297A (ja) ワンタッチ疑似餌
JP2019076081A (ja) 本体回収機能付き光る疑似餌
JPH0538616Y2 (ja)
KR20160150472A (ko) 갈치낚시용 다기능 고무호스
JP2022134278A (ja) イカ釣り用擬似餌
JPH0284123A (ja) 擬似漁具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5501016

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees