JP2010207210A - 釣針 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】釣針本体1においては、繊維をより合わせた留め糸4aを針元2に結び付けて形成された結び目5の表面に発光体(蛍光塗料6aを塗布した蛍光部6や、蛍光塗料を含有した発光シート)が設けられ、発光体の外周に通光可能な保護カバー7が被せられている。保護カバー7は、発光体の外周に直接、または、発光体の外周に被せたオーロラシートなどの通光シートの外周に通光チューブ8を被せたものである。
【効果】各種用途の釣針において、釣針本体1自体が針元2で発光するため、より一層釣針本体1への食い付きを良くして集魚効果を高め、釣果アップに繋げることができる。
【選択図】図1
【効果】各種用途の釣針において、釣針本体1自体が針元2で発光するため、より一層釣針本体1への食い付きを良くして集魚効果を高め、釣果アップに繋げることができる。
【選択図】図1
Description
本発明はルアー等に取り付けられる釣針に関するものである。
従来、下記特許文献1に記載された釣針では、釣糸が結び付けられる針元から針先へ延設された釣針本体から外れた釣糸に発光性チューブが挿通されている。このような発光性チューブにより、光量の少ない深度のある場所での釣りにおいて集魚効果があり、釣果アップに繋がることは知られている。
上記特許文献1では、釣針本体自体が発光せず、針元から外れた釣糸でチューブが発光するだけであるため、釣針本体への食い付きが悪くなるおそれがあった。
この発明は、各種用途の釣針において、より一層釣針本体への食い付きを良くして集魚効果を高め、釣果アップに繋げることを目的としている。
この発明は、各種用途の釣針において、より一層釣針本体への食い付きを良くして集魚効果を高め、釣果アップに繋げることを目的としている。
後記実施形態の図面(図1に示す第1実施形態、図2に示す第2実施形態、図3に示す第3実施形態、図4に示す第4実施形態)の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかる釣針は、第1〜4実施形態に対応し、釣糸4が結び付けられる針元2から針先3へ延設され、その針元2に発光体6,9を有する。請求項1の発明では、釣針本体1自体が針元2で発光体6,9により発光するため、釣針本体1への食い付きが良くなる。
請求項1の発明にかかる釣針は、第1〜4実施形態に対応し、釣糸4が結び付けられる針元2から針先3へ延設され、その針元2に発光体6,9を有する。請求項1の発明では、釣針本体1自体が針元2で発光体6,9により発光するため、釣針本体1への食い付きが良くなる。
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明(第1〜4実施形態に対応)において、前記発光体6,9は針元2における釣糸4の結び目5に設けられている。請求項2の発明では、釣糸4の結び目5を有効に利用して発光体6,9を簡単に設けることができる。
請求項2の発明を前提とする請求項3の発明(第1,3実施形態に対応)において、前記発光体6は、針元2における釣糸4の結び目5に蛍光塗料または蓄光塗料または夜光塗料である発光塗料を塗布したものである。請求項3の発明では、発光塗料の塗布により結び目5に発光体6を簡単に設けることができる。
請求項2の発明を前提とする請求項4の発明(第2,4実施形態に対応)において、前記発光体は、針元2における釣糸4の結び目5の外周に発光シート9を巻いたものである。請求項4の発明では、発光シート9の巻装により結び目5に発光体を簡単に設けることができる。
請求項1から請求項4のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする請求項5の発明(第1〜4実施形態に対応)において、前記発光体6,9には通光可能な保護カバー7が被せられている。請求項5の発明では、保護カバー7により発光体6,9を保護することができる。
請求項5の発明を前提とする請求項6の発明(第1〜4実施形態に対応)において、前記保護カバー7は、前記発光体6,9の外周に被せる通光チューブ8を有している。請求項6の発明では、通光可能な保護カバー7を通光チューブ8により簡単に設けることができる。
請求項5の発明を前提とする請求項7の発明(第3,4実施形態に対応)において、前記保護カバー7は、前記発光体6,9の外周に巻いた通光シート10を有している。請求項7の発明では、通光シート10の色合を各種変更すれば、発光色に変化を付けて、釣針本体1への食い付きをより一層良くすることができる。
請求項7の発明を前提とする請求項8の発明(第1〜4実施形態に対応)において、前記保護カバー7は、前記通光シート10の外周に被せる通光チューブ8を有している。請求項8の発明では、通光可能な保護カバー7を通光シート10及び通光チューブ8により簡単に設けることができ、その通光シート10により発光体6,9を保護することができるとともに、その通光チューブ8により通光シート10を保護することができる。
請求項1から請求項8のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする請求項9の発明(第1〜4実施形態に対応)において、前記釣糸4において針元2に結び付けられる部分には、繊維をより合わせた紐状の留め糸4aを有している。請求項9の発明では、繊維のより合わせにより、発光体6,9の付着性を高めることができる。
本発明は、各種用途の釣針において、釣針本体1自体が針元2で発光するため、前述した従来の釣針と比較して、より一層釣針本体1への食い付きを良くして集魚効果を高め、釣果アップに繋げることができる。
まず、本発明の第1実施形態にかかる釣針について図1を参照して説明する。
図1(a)に示す釣針本体1においては、金属線材が針元2から針先3へ湾曲されて延設され、その針元2でつけ根2aに引掛部2bが形成されている。図1(a)に示す釣糸4は、繊維をより合わせた布紐状の留め糸4aを有している。図1(b)に示すように、この釣糸4の留め糸4aを釣針本体1の針元2に結び付けると、その針元2に留め糸4aの結び目5が形成される。図1(d)に示すように、その結び目5の表面側に発光塗料の一種である蛍光塗料6aを塗布すると、その結び目5に発光体としての蛍光部6が設けられる。また、図1(c)に示すように、表面側に蛍光塗料6aを塗布した留め糸4aを釣針本体1の針元2に結び付けると、図1(d)に示すように、その針元2に形成された結び目5に蛍光部6が設けられる。図1(e)に示すように、通光可能な保護カバー7は樹脂により成形された通光チューブ8からなり、その通光チューブ8をこの蛍光部6に挿通して熱風により収縮させると、蛍光部6にこの通光チューブ8が被せられる。
図1(a)に示す釣針本体1においては、金属線材が針元2から針先3へ湾曲されて延設され、その針元2でつけ根2aに引掛部2bが形成されている。図1(a)に示す釣糸4は、繊維をより合わせた布紐状の留め糸4aを有している。図1(b)に示すように、この釣糸4の留め糸4aを釣針本体1の針元2に結び付けると、その針元2に留め糸4aの結び目5が形成される。図1(d)に示すように、その結び目5の表面側に発光塗料の一種である蛍光塗料6aを塗布すると、その結び目5に発光体としての蛍光部6が設けられる。また、図1(c)に示すように、表面側に蛍光塗料6aを塗布した留め糸4aを釣針本体1の針元2に結び付けると、図1(d)に示すように、その針元2に形成された結び目5に蛍光部6が設けられる。図1(e)に示すように、通光可能な保護カバー7は樹脂により成形された通光チューブ8からなり、その通光チューブ8をこの蛍光部6に挿通して熱風により収縮させると、蛍光部6にこの通光チューブ8が被せられる。
次に、本発明の第2実施形態にかかる釣針について図2を参照して説明する。
図2(a)に示すように、発光体としての発光シート9は蛍光塗料を含有してシート状にした樹脂フィルムであって、その樹脂フィルムの裏側に粘着剤が塗布されている。この発光シート9は、図1(b)に示す留め糸4aの結び目5の外周に蛍光部として巻かれて粘着剤により接着されている。図2(b)に示すように、通光可能な保護カバー7は樹脂により成形された通光チューブ8からなり、その通光チューブ8をこの発光シート9に挿通して熱風により収縮させると、発光シート9にこの通光チューブ8が被せられる。
図2(a)に示すように、発光体としての発光シート9は蛍光塗料を含有してシート状にした樹脂フィルムであって、その樹脂フィルムの裏側に粘着剤が塗布されている。この発光シート9は、図1(b)に示す留め糸4aの結び目5の外周に蛍光部として巻かれて粘着剤により接着されている。図2(b)に示すように、通光可能な保護カバー7は樹脂により成形された通光チューブ8からなり、その通光チューブ8をこの発光シート9に挿通して熱風により収縮させると、発光シート9にこの通光チューブ8が被せられる。
次に、本発明の第3実施形態にかかる釣針について図3を参照して説明する。
図3(a)に示すように、図1(d)に示す蛍光部6の外周に通光シート10が巻かれている。この通光シート10は通光可能なオーロラシートである。図3(b)に示すように、通光可能な保護カバー7はこの通光シート10と前記通光チューブ8とからなり、その通光チューブ8をこの通光シート10に挿通して熱風により収縮させると、通光シート10にこの通光チューブ8が被せられる。
図3(a)に示すように、図1(d)に示す蛍光部6の外周に通光シート10が巻かれている。この通光シート10は通光可能なオーロラシートである。図3(b)に示すように、通光可能な保護カバー7はこの通光シート10と前記通光チューブ8とからなり、その通光チューブ8をこの通光シート10に挿通して熱風により収縮させると、通光シート10にこの通光チューブ8が被せられる。
次に、本発明の第4実施形態にかかる釣針について図4を参照して説明する。
図4(a)に示すように、図2(a)に示す発光シート9の外周に通光可能なオーロラシートである通光シート10が巻かれている。図4(b)に示すように、通光可能な保護カバー7はこの通光シート10と前記通光チューブ8とからなり、その通光チューブ8をこの通光シート10に挿通して熱風により収縮させると、通光シート10にこの通光チューブ8が被せられる。
図4(a)に示すように、図2(a)に示す発光シート9の外周に通光可能なオーロラシートである通光シート10が巻かれている。図4(b)に示すように、通光可能な保護カバー7はこの通光シート10と前記通光チューブ8とからなり、その通光チューブ8をこの通光シート10に挿通して熱風により収縮させると、通光シート10にこの通光チューブ8が被せられる。
本実施形態は下記の効果を有する。
(1) 釣針本体1自体が針元2で蛍光部6や発光シート9などの発光体により発光するため、釣針本体1への食い付きを良くして集魚効果を高め、釣果アップに繋げることができる。
(1) 釣針本体1自体が針元2で蛍光部6や発光シート9などの発光体により発光するため、釣針本体1への食い付きを良くして集魚効果を高め、釣果アップに繋げることができる。
(2) 針元2に対する釣糸4の結び目5を有効に利用して蛍光部6や発光シート9などの発光体を簡単に設けることができる。
(3) 蛍光部6や発光シート9や通光シート10に被せた通光チューブ8により、蛍光部6の蛍光塗料6aや発光シート9や通光シート10の剥離を防止することができる。また、蛍光部6や発光シート9に巻いた通光シート10により、蛍光部6の蛍光塗料6aや発光シート9の剥離を防止することができる。
(3) 蛍光部6や発光シート9や通光シート10に被せた通光チューブ8により、蛍光部6の蛍光塗料6aや発光シート9や通光シート10の剥離を防止することができる。また、蛍光部6や発光シート9に巻いた通光シート10により、蛍光部6の蛍光塗料6aや発光シート9の剥離を防止することができる。
(4) 通光可能な保護カバー7を通光チューブ8や通光シート10により簡単に設けることができる。
(5) 蛍光塗料6aの塗布により結び目5に蛍光部6を簡単に設けることができる。
(5) 蛍光塗料6aの塗布により結び目5に蛍光部6を簡単に設けることができる。
(6) 発光シート9の巻装により結び目5に発光体を簡単に設けることができる。
(7) 発光シート9は、蛍光塗料6aを塗布した蛍光部6と比較して、平坦な発光面により均一な発光を得ることができる。
(7) 発光シート9は、蛍光塗料6aを塗布した蛍光部6と比較して、平坦な発光面により均一な発光を得ることができる。
(8) 各種の通光シート10によりその色合を変更すれば、発光色に変化を付けて、釣針本体1への食い付きをより一層良くすることができる。例えば、暗い場所以外であっても太陽光をオーロラシートにより反射させて集魚効果をより一層高めることができる。
(9) 繊維をより合わせた布紐である留め糸4aによる結び目5に蛍光塗料6aを塗布したり発光シート9を巻装したりしたため、蛍光塗料6aや発光シート9の付着性を高めて蛍光塗料6aや発光シート9の剥離を防止することができる。
前記実施形態以外にも例えば下記のように構成してもよい。
・ 第3,4実施形態において、通光シート10としては、前記オーロラシート以外に、ホログラムシールや、あわび等の天然素材を含有してシート状にした樹脂フィルムなど、色合の変化を与えることができる各種のものに変更してもよい。
・ 第3,4実施形態において、通光シート10としては、前記オーロラシート以外に、ホログラムシールや、あわび等の天然素材を含有してシート状にした樹脂フィルムなど、色合の変化を与えることができる各種のものに変更してもよい。
・ 第1,3実施形態において、針元2の蛍光部6については、針元2における留め糸4aの結び目5の表面側に蛍光塗料6aを塗布することに代えて、蛍光塗料6a以外の発光塗料、例えば蓄光塗料または夜光塗料を塗布してもよい。
・ 第2,4実施形態において、針元2の発光シート9については、蛍光塗料6a以外の発光塗料、例えば蓄光塗料または夜光塗料を含有して成形してもよい。
・ 第1〜4実施形態において、通光チューブ8については、樹脂に発光塗料を含有して成形してもよい。
・ 第1〜4実施形態において、通光チューブ8については、樹脂に発光塗料を含有して成形してもよい。
・ 繊維をより合わせた紐の材質については、布繊維以外に金属繊維であってもよい。
・ ルアーに取り付ける釣針以外の釣針にも応用することができる。
・ ルアーに取り付ける釣針以外の釣針にも応用することができる。
1…釣針本体、2…針元、3…針先、4…釣糸、4a…留め糸、5…結び目、6…発光体としての蛍光部、6a…蛍光塗料、7…保護カバー、8…通光チューブ、9…発光体としての発光シート、10…通光シート。
Claims (9)
- 釣糸が結び付けられる針元から針先へ延設された釣針において、その針元に発光体を有することを特徴とする釣針。
- 前記発光体は針元における釣糸の結び目に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の釣針。
- 前記発光体は、針元における釣糸の結び目に蛍光塗料または蓄光塗料または夜光塗料である発光塗料を塗布したものであることを特徴とする請求項2に記載の釣針。
- 前記発光体は、針元における釣糸の結び目の外周に発光シートを巻いたものであることを特徴とする請求項2に記載の釣針。
- 前記発光体には通光可能な保護カバーが被せられていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一つの請求項に記載の釣針。
- 前記保護カバーは、前記発光体の外周に被せる通光チューブを有していることを特徴とする請求項5に記載の釣針。
- 前記保護カバーは、前記発光体の外周に巻いた通光シートを有していることを特徴とする請求項5に記載の釣針。
- 前記保護カバーは、前記通光シートの外周に被せる通光チューブを有していることを特徴とする請求項7に記載の釣針。
- 前記釣糸において針元に結び付けられる部分には、繊維をより合わせた紐状の留め糸を有していることを特徴とする請求項1から請求項8のうちいずれか一つの請求項に記載の釣針。
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