JP3049624U - 海中暗部で光る疑似針 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、海中において疑似針に取り付けたセ
ロファンの背部に蓄光する塗料を塗着して発光するよう
施し、その発光で魚に興味を持たせるようにした海中暗
部で光る疑似針を得る。 【解決手段】 セロファンの背部に自然光を蓄光して暗
部で発光する塗料を塗着し、複数の蛍光色毛の一端をセ
ロファンで覆うよう釣り針の後背部に装着させ、チモト
をハリスで結着した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は魚釣りに用いる疑似針に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、このような疑似針においては、セロファン又は魚皮のままで使用したも のがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

いままでの同種の疑似針においては、魚皮を用いたものであったが、海中暗部 では魚に発見されにくい問題があった。

【０００４】 本考案は、海中において疑似針に取り付けたセロファンの背部に、蓄光する塗 料を塗着して発光するよう施し、その発光で魚に興味を持たせるようにした海中 暗部で光る疑似針の提供を目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

セロファンの背部に自然光を蓄光して暗部で発光する塗料を塗着し、複数の蛍 光色毛の一端をセロファンで覆うよう釣り針の後背部に装着させ、チモトをハリ スで結着した。 また、前記セロファンを魚皮にして背部に自然光を蓄光して暗部で発光する塗 料を塗着し、複数の蛍光色毛の一端を魚皮で覆うよう釣り針の後背部に装着させ 、チモトをハリスで結着した。 以上の如き手段を講じたものである。

【０００６】

【考案の実施の形態】

前記のような構成により、本考案の疑似針のハリスを道糸に取り付け、海中へ 落とし込むと、蛍光色毛を包んだセロファン又は魚皮の背部に塗着した蓄光塗料 が海中暗部において発光を保ものである。

【０００７】 次に、考案の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。 図１において示す実施例では、セロファン１の背部に自然光を蓄光して暗部で 発光する蓄光塗料２を塗着し、複数の蛍光色毛３の一端をセロファン１で覆うよ う釣り針４の後背部に装着させ、チモト５をハリス６で結着した。

【０００８】 また、セロファン１を魚皮に変え背部に蓄光塗料を塗着して使用してもよい。

【０００９】

【考案の効果】

本考案は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果 を奏する。

【００１０】 本考案の蛍光色毛を包んだセロフアンの背部に塗着した蓄光塗料が自然光を蓄 光し、この疑似針が海中暗部に着くと、その場所において蓄光塗料から発光を保 ち、この疑似針を見た魚が興味を持つことで針に近ずき、魚が針に良く食い付く ものである。

【００１１】

【図面の簡単な説明】

【図 １】本発明の実施例の斜視図である。

【符号の説明】

１ セロファン ２ 蓄光塗料 ３ 蛍光色毛 ４ 釣り針 ５ チモト ６ ハリス

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 セロファンの背部に自然光を蓄光して暗
   部で発光する塗料を塗着し、複数の蛍光色毛の一端をセ
   ロファンで覆うよう釣り針の後背部に装着させ、チモト
   をハリスで結着したことを特徴とする海中暗部で光る疑
   似針。
2. 【請求項２】 前記セロファンを魚皮にして背部に自然
   光を蓄光して暗部で発光する塗料を塗着し、複数の蛍光
   色毛の一端を魚皮で覆うよう釣り針の後背部に装着さ
   せ、チモトをハリスで結着したことを特徴とする請求項
   １記載の海中暗部で光る疑似針。