JP2002038350A - 撚 糸 - Google Patents

撚 糸

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JP2002038350A
JP2002038350A JP2000228068A JP2000228068A JP2002038350A JP 2002038350 A JP2002038350 A JP 2002038350A JP 2000228068 A JP2000228068 A JP 2000228068A JP 2000228068 A JP2000228068 A JP 2000228068A JP 2002038350 A JP2002038350 A JP 2002038350A
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JP
Japan
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yarn
light
twisted
fluorescent
luminous
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JP2000228068A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Genban
敏弘 玄番
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TAKEBUCHI YORIITO KK
Original Assignee
TAKEBUCHI YORIITO KK
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/22Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
    • D02G3/34Yarns or threads having slubs, knops, spirals, loops, tufts, or other irregular or decorative effects, i.e. effect yarns
    • D02G3/346Yarns or threads having slubs, knops, spirals, loops, tufts, or other irregular or decorative effects, i.e. effect yarns with coloured effects, i.e. by differential dyeing process

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光の強度が強く、その全体がむらなく均一に
長時間継続して発光し、機械的強度にも優れた撚糸を提
供する。 【解決手段】 撚糸10は、蓄光糸12および蛍光糸1
4を含む。蓄光糸12は、自然光,紫外線等の光を吸収
して蓄えた後、その光を自ら放出する機能を有する。蛍
光糸14は、紫外線等の光が照射されると発光する機能
を有する。蓄光糸12および蛍光糸14の間には、スパ
ン糸等のすべり止め用糸16が配置され、その状態で、
蓄光糸12、蛍光糸14およびすべり止め用糸16が撚
られる。この撚糸10に光りを当てると、蛍光糸14
は、その光りを受けて発光すると共に、蓄光糸12が自
ら放出する光も受けて発光可能なので、撚糸10全体か
らは、光の強度の強い光が均一にむらなく発光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、撚糸に関し、特
にたとえば釣糸,漁網に用いて好適な撚糸に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、本願発明の背景となり且つ本願
発明が適用されるイカ釣り漁の一例を示す図解図であ
る。イカ釣り漁は、イカが光に集まる性質を利用した漁
法で、それに用いられる釣糸としては、たとえば糸本体
の表面に蛍光塗料を付着させた釣糸と普通の釣糸とを撚
った混合撚糸が知られている。そして、船上からライト
等の光源からの光を当てて蛍光糸を発光させることによ
り、イカを誘っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の混合撚糸を用いたイカ釣り漁では、光が当て
られている間だけ可視光を放出する蛍光糸の発光でイカ
を誘って集めているので、海面から比較的浅い所、つま
り、船上から当てられる光の届く範囲では有効である
が、海面から深い所になると、光の強度が弱くなって、
蛍光糸を有効に発光させることができなかった。したが
って、従来の混合撚糸では、広範囲な漁獲域を確保する
ことが困難であった。
【0004】それゆえに、本願発明の主たる目的は、光
の強度が強く、その全体がむらなく均一に長時間継続し
て発光し、機械的強度にも優れた撚糸を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる本願発
明の撚糸は、光エネルギーを蓄えた後光を自ら放出する
自発光機能を備えた蓄光糸と、光が当てられることによ
り発光する機能を備えた蛍光糸とを含む、撚糸である。
請求項2にかかる本願発明の撚糸は、上記蓄光糸および
蛍光糸が、それぞれ、自発光塗料,夜光塗料等の自発光
体、および、蛍光塗料等の蛍光体を糸の表面に付着させ
るかまたは糸に含有させるかして形成される、撚糸であ
る。請求項3にかかる本願発明の撚糸は、上記蓄光糸お
よび蛍光糸と共に撚られ、滑り止めの機能を有するすべ
り止め用糸をさらに含む、撚糸である。請求項4にかか
る本願発明の釣糸は、上述したいずれかの撚糸により形
成されたことを特徴とする、釣糸である。
【0006】〔作用〕自発光塗料等の自発光体を含有し
た蓄光糸は、暗所で自ら発光する。蛍光塗料等の蛍光体
を含有した蛍光糸は、それに紫外線等の光を照射する
と、暗所で可視光を発光する。本願発明にかかる撚糸で
は、特に、蓄光糸から発光する光りを受けて、蛍光糸が
発光することができるので、撚糸全体がむらなく均一に
光り、光の強度が強くなる。そのため、長時間継続して
撚糸全体を発光させることが可能となる。また、蓄光糸
と蛍光糸とを撚っているため、撚糸の機械的強度も強く
することができる。なお、蓄光糸および蛍光糸と共にス
パン糸等の毛羽立ったすべり止め糸を含んだ場合には、
蓄光糸および蛍光糸をすべることなくしっかりと撚るこ
とが可能となる。また、この撚糸をたとえばくくり糸や
釣針に結び付けるときにも、すべることなくしっかりと
結び付けることができる。
【0007】本願発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1は本願発明の一実施例を示す斜視図であ
り、図2は図1実施例の分解斜視図である。撚糸10
は、蓄光糸12および蛍光糸14を含む。蓄光糸12
は、太陽や月等の自然光、紫外線ランプ、電灯等によっ
て光エネルギーを吸収して蓄えた後、暗所でその光を放
出して自発光する機能を有する。蛍光糸14は、紫外線
等の光の照射を受けている間、可視光を放出する機能を
有する。
【0009】蓄光糸12および蛍光糸14は、それぞ
れ、たとえば合成繊維製の糸の表面に自発光塗料,夜光
塗料等の自発光体、および、蛍光塗料等の蛍光体を付着
させるか、あるいは、それらをたとえば糸の製造時に含
有させるか等の方法によって形成される。なお、本実施
例では、蓄光糸12がたとえばポリエステル製またはナ
イロン製の糸本体に自発光体を含有させたもので、蛍光
糸14がたとえばナイロン製またはポリエステル製の糸
本体に蛍光体を含有させたもので形成される。この場
合、ポリエステル製,ナイロン製以外の合成繊維が使用
されてもよい。さらに、合成繊維と天然繊維とを撚った
ものも使用可能であり、また、天然繊維に自発光塗料,
夜光塗料等の自発光体、および、蛍光塗料等の蛍光体を
コーティングしたものも適宜使用可能である。
【0010】さらに、本実施例の撚糸10は、たとえば
図2に示すように、蓄光糸12および蛍光糸14の間
に、すべり止め糸として、たとえば毛羽立った構成のス
パン糸16が配置される。そして、その状態で、蓄光糸
12,蛍光糸14およびスパン糸16が撚られることに
よって、所謂、混合撚糸として形成される。スパン糸1
6を入れて撚ることにより、蓄光糸12および蛍光糸1
4はすべることなく、安定して撚ることができ、所定の
機械的強度を備えた撚糸10となる。また、この撚糸を
たとえばくくり糸や釣針に結び付けるときにも、すべる
ことなくしっかりと結び付けることができる。なお、本
実施例の撚糸10では、蓄光糸12,蛍光糸14および
スパン糸16を撚ったときに、撚り戻りがないように、
真空状態でスチームが吹き付けられる等の前処理が施さ
れている。
【0011】図3は、図1および図2に示す撚糸10を
たとえばイカ釣り漁に用いた例を示すものである。この
イカ釣り漁用の釣糸20は、所定の長さ,太さを有する
幹縄22を含む。幹縄22の中間部には、その長さ方向
に所定の間隔を隔てて、複数の枝糸24が取り付けられ
る。複数の枝糸24には、それぞれ、くくり糸26を介
して釣針28が固定される。また、幹縄22には、その
長さ方向の一端側に浮き30が配置され、長さ方向の他
端側におもり32が配置されている。本実施例では、幹
縄22、枝糸24およびくくり糸26の全てに上述の撚
糸10が用いられている。この場合、幹縄22は、上述
した撚糸10を所定の太さになるように、所定の本数の
撚糸10を撚ることにより形成される。
【0012】このイカ釣り漁用の釣糸20では、蓄光糸
12がその自発光機能により、光を発光する。さらに、
船上から当てられるライトの光りによって、蛍光糸14
が発光する。この実施例では、特に、蓄光糸12から発
光した光りを受けて、蛍光糸14が発光することができ
るため、その相乗作用により光の強度が強くなると共
に、長時間継続して撚糸10全体をむらなく均一に発光
させることが可能となる。
【0013】したがって、本実施例にかかる撚糸10を
用いた釣糸20では、海面から比較的深い所でも、均一
で強い光りをむらなく発光することができるため、海面
から比較的浅いところでしか有効に漁ができなかった従
来のイカ釣り漁に比べて、広い範囲にわたってイカを捕
獲することが可能となる。
【0014】上述の実施例において、撚糸10の光の強
度をより大きくするためには、蓄光糸12の糸の本数を
多くするか、糸の太さを太くするか、あるいは、その双
方を実施すればよい。また、撚糸10の機械的強度をよ
り大きくするためには、同様に、蛍光糸14の本数を増
加するか、糸の太さを太くするか、あるいは、その双方
を実施すればよい。
【0015】なお、上述の実施例では、本実施例にかか
る撚糸10をたとえばイカ釣り漁の釣糸20に適用した
が、本願発明にかかる撚糸10は、イカ釣り漁の釣糸以
外にも、たとえばスケソウダラの漁に用いられる釣糸に
適用してもよく、光に集まる魚の漁であれば、種々の魚
の集魚効果を高めるのに極めて有効な釣糸である。ま
た、上述の実施例では、撚糸10を釣糸に適用したが、
本願発明にかかる撚糸10は、釣糸以外にも、たとえば
漁網に適用され得るものである。
【0016】
【発明の効果】本願発明によれば、光の強度が強く、そ
の全体がむらなく均一に長時間継続して発光し、機械的
強度にも優れた撚糸が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1実施例の斜視図解図である。
【図3】本願発明の背景となり、且つ、本願発明が適用
され得るイカ釣り漁の一例を示す図解図である。
【符号の説明】
10 撚糸 12 蓄光糸 14 蛍光糸 16 すべり止め糸 20 釣糸 22 幹縄 24 枝糸 26 釣針 28 くくり糸 30 浮き 32 おもり

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光エネルギーを蓄えた後光を自ら放出す
    る自発光機能を備えた蓄光糸、および光が当てられるこ
    とにより発光する機能を備えた蛍光糸を包含する、撚
    糸。
  2. 【請求項2】 前記蓄光糸および前記蛍光糸は、それぞ
    れ、自発光塗料,夜光塗料等の自発光体、および、蛍光
    塗料等の蛍光体を糸の表面に付着させるかまたは糸に含
    有させるかして形成される、請求項1に記載の撚糸。
  3. 【請求項3】 前記蓄光糸および前記蛍光糸と共に撚ら
    れ、滑り止めの機能を有するすべり止め用糸をさらに包
    含する、請求項1または請求項2に記載の撚糸。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の撚糸により形成されたことを特徴とする、釣糸。
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