JP3117190U - 視線誘導道路標識柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 反射シートを巻きつけた視線誘導道路標識柱の視認性を改善すること。
【解決手段】 視線誘導標識柱本体の外周に機能の異なる複数の反射シートまたは反射シートと夜間発光シートとを交互にかつ螺旋状に巻きつけて、機能の異なる複数の反射シートからの複合的な反射光または夜間発光シートからの出射光を含む複合的な反射光が視認されるようにする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、道路車線の分離、歩道の保護、車歩道の境界標示用、公園や街路などへの車の進入禁止用などとして道路上に起立設置する視線誘導道路標識柱に関するものである。
前記の如き道路標識柱として、復元弾性を有する円筒状の標識柱本体を台座を介して道路上に起立設置し、その標識柱本体に再帰反射シートを巻き付けたものが開発され、広く実用に供されている。
前記従来の道路標識柱は、標識柱本体に3〜4本の再帰反射シートを上下多段に巻きつけたもので、視認性において不十分なところがあり、これを改善するため、反射シートを螺旋状に巻きつけたものが提案されている。なお、視線誘導標識柱に反射シートを螺旋状に巻きつけることは、下記特許文献1および2に示すように公知である。
特開2003−105725号公報 特開2003−328327号公報
反射シートを螺旋状に巻付けた視線誘導標識柱は、3〜4枚の反射シートを台座と平行に巻き付けた従来品と比較して格段に視認性が向上されたが、以下述べるように設置条件によってはなお改良の必要性があることが指摘されている。
(1)車輌と歩道の分離用の視線誘導標識柱においては歩行者の視認性が悪い。
夜間、車輌はヘッドライトの光りが当該標識柱の反射シートにより視認性が確保されるが、歩行者は当該標識柱が見えにくい。
(2)都市部に設置されている視線誘導標識柱においては、都市部に設置されている他の光と当該標識柱の光りが競合して視認性が悪くなる。
(3)薄暮時の視認性が悪い。
本体がオレンジ色の一般に使用されている標識柱においては、昼間の視認性は良好であるが、薄暮時(朝、晩の1〜2時間)の視認性が悪くなる。この点を改善するため、標識柱本体の色をオレンジ色からレッドオレンジ色やレッド色にした例があるが、そうすると昼間は逆に視認性が悪くなるため、トンネル以外の道路に殆んど使用されていない。
本考案は、前記の如き従来技術の問題点を改善して、従来では達成することができなかった機能を有する視線誘導標識柱を提供せんとするものである。
本考案は、前記の目的を達成するため、視線誘導標識柱本体の外周に機能の異なる複数の反射シート、または反射シートと夜間発光シートとを交互にかつ螺旋状に巻き付け、前記機能の異なる複数の反射シートからの複合的な反射光、または夜間発光シートからの出射光を含む複合的な反射光を視認し得るようにしたことを特徴とする。
本考案は、前記の如く、視線誘導標識柱本体の外周に機能の異なる複数の反射シート、または反射シートと夜間発光シートとを交互にかつ螺旋状に巻き付け、前記機能の異なる複数の反射シートからの複合的な反射光、または夜間発光シートからの出射光を含む複合的な反射光を視認し得るようにしたので、従来の視線誘導標識柱では達成することができなかった特有の視認性を付与することができる。
例えば、車道と歩道の分離用標識柱における歩行者側から見た視認性については、夜間発光シートから発する光を反射シートからの反射光に加えて視認させることによりその視認性を改善することができる。
また、市街地などに設置される視線誘導標識柱においては、白色で反射輝度の高い反射シートと他の色で反射輝度の低い反射シートとを組み合わせた反射光が得られるようにすることにより、市街地などの外来光との違いを明確にすると共に眩しすぎるのを防止することができる。
さらに、薄暮時における視認性については、本体色を橙色にすると共に、その橙色と高輝度白色反射光と低輝度レッドオレンジ反射光が得られる反射シートを組み合わせて視認されるようにして薄暮時における視認性を改善することができ、かつ、昼間においては、白−橙−レッドオレンジのコンストラクトによりその視認性を高め、夜間は白およびレッドオレンジ反射光による良好な視認性を発揮することができる。
図1ないし図3は本考案を車道と歩道の分離用視線誘導標識柱に適用した一例を示す説明図で、図1は正面図、図2は図1に符号aで示す頭部の拡大断面図、図3は各構成部品の説明図である。
これらの図において、1は復元弾性を有する標識柱本体、2はその下端に結合された台座を示し、これらの構成は周知であるのでその詳細な説明は省略する。
本考案においては、図3に示すように、標識柱本体1に対し、その頭部に装着する太陽電池ユニット3と、該太陽電池ユニットを電源として夜間点滅発光する幅20〜40mmのELシート4と、外部光線を再帰反射させる幅30〜80mmの反射シート5とを準備し、その太陽電池ユニット3を標識柱本体1の頭部に嵌め込み、かつ、前記ELシート4および反射シート5を上下交互になるように引き揃えた状態で標識柱本体に螺旋状に巻き付けて図1に示す視線誘導標識柱を構成する。41はELシート4を太陽電池ユニット3へ接続するリード線である。
図3の符号3は、前記ELシート4の電源である太陽電池ユニットの構成を示す図で、太陽電池31と、電気二重層コンデンサー32と、制御基板33と、これらの部材を埋設した防水シール剤34とよりなり、昼間は太陽電池31で得られた電力を電気二重層コンデンサー32に充電し、夜間は制御基板33を介してELシート4を点滅発光させるように構成されている。
図2は図1に符号aで示す頭部の拡大断面図で、この実施例においては、太陽電池ユニット3を標識柱本体1の頭部に嵌め込んだ後、ELシート4と反射シート5とを螺旋状に巻き付け、さらにそのELシートを厚さ0.05〜0.6mmの透明ウレタンシート6で被覆してELシートを防水・保護するものを示したが、この透明ウレタンシートは必ずしも必要とするものではない。
この実施例は、前記の如く、太陽電池ユニットを電源として夜間点滅発光するELシートと、再帰反射シートとを標識柱本体に対して螺旋状に巻き付けたので、ELシートから入射する点滅光りと反射シートから入射する反射光とが混合された顕著な視認性が得られると共に、特に車歩道分離用標識柱における歩行者の夜間視認性を顕著に改善することができる。
なお、前記夜間発光シートとして、ELシートに代えて蛍光シートや蓄光剤入りシートを使用しても同様の効果を得ることができる。
図4は、商店街などの他の光と競合しないように改良した実施例を示す正面図、図5は図4に符号bで示す一部の拡大断面図である。この実施例においては、反射輝度が200〜1000cd/lux/m2と比較的高い幅20〜80mmの白色反射シート7と、反射輝度が20〜200cd/lux/m2と反射輝度
が比較的低い幅20〜80mmの橙色反射シート8とを組み合せて標識柱本体1に螺旋状に巻き付け、かつ、その表面を厚み0.05〜0.6mmのウレタン透明シート9により被覆したものである。
この実施例は、前記の構成よりなるので、白色で輝度の高い反射光と橙色で輝度の低い反射光とが組み合わされた視認性が付与されて外部光との違いを明確にすることができる。
図6および図7は本考案を薄暮時の視認性を改良した例を示す説明図で、図6は正面図、図7は図6に符号Cで示す要部の拡大断面図である。
この実施例は、標識柱本体1を橙色とし、その標識柱本体1に対し、比較的高輝度の白色反射シート10と比較的低輝度のレッドオレンジ反射シート11とを螺旋状に巻きつけて反射シートがない橙色部分12と白色反射シート10とレッドオレンジ反射シート11とがほぼ均等の割合で螺旋状に形成されるようにし、必要に応じその表面を厚さ0.05〜0.6mmのウレタン透明シート9により被覆する。なお、前記白色反射シート10の反射輝度は200〜1000cd/lux/m2、幅は10〜50mm、レッドオレンジ反射シートの反射輝度は20〜50cd/lux/m2、幅は10〜50mmである。
この実施例による視線誘導標識柱は、前記の如く、本体色を橙色とし、これに比較的高輝度の白色反射シートと比較的低輝度のレッドオレンジ色反射シートからの反射光が組み合わされて視認されるので、上空輝度が刻々と変化する薄暮時における視認性が改善され、かつ、昼間においては白−橙−レッドオレンジのコンストラクトによりその視認性を高め、夜間は白およびレッドオレンジ反射光による良好な視認性を発揮することができる。
本考案の第1の実施例を示す正面図である。 図1に符号aで示す頭部の拡大断面図である。 図1に示す実施例の各構成部品の説明図である。 本考案の第2の実施例を示す正面図である。 図4に符号bで示す要部の拡大断面図である。 本考案の第3の実施例を示す正面図である。 図6に符号Cで示す要部の拡大断面図である。
符号の説明
1・・・標識柱本体、2・・・台座、3・・・太陽電池ユニット、31・・・太陽電池、32・・・電気二重層コンデンサ、33・・・制御基板、34・・・防水シール剤、4・・・ELシート、41・・・リード線、5・・・反射シート、6・・・透明ウレタンシート、7・・・白色反射シート、8・・・橙色反射シート、9・・・ウレタン透明シート、10・・・白色反射シート、11・・・レッドオレンジ色反射シート、12・・・反射シートがない橙色部分。

Claims (4)

  1. 視線誘導標識柱本体の外周に機能の異なる複数の反射シートまたは反射シートと夜間発光シートとを交互にかつ螺旋状に巻きつけて、機能の異なる複数の反射シートからの複合的な反射光または夜間発光シートからの出射光を含む複合的な反射光が視認されるようにしたことを特徴とする視線誘導道路標識柱。
  2. 前記夜間発光シートとして、標識柱本体に嵌着された太陽発電ユニットを電源として夜間点滅発光するELシートを配設したことを特徴とする請求項1に記載の視線誘導道路標識柱。
  3. 前記機能の異なる反射シートを、反射輝度が高い白色反射シートと、反射輝度が低い他色の反射シートとにより構成したことを特徴とする請求項1に記載の視線誘導道路標識柱。
  4. 標識柱本体の色を橙色とし、その標識柱本体に高輝度白色反射シートと低輝度レッドオレンジ反射シートとを螺旋状に巻きつけて反射シートがない橙色部分と白色反射シート部分とレッドオレンジ色反射シート部分とをほぼ均等の割合で螺旋状に形成せしめたことを特徴とする請求項1に記載の視線誘導道路標識柱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009235860A (ja) * 2008-03-28 2009-10-15 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光式視線誘導装置
JP2010207210A (ja) * 2009-02-16 2010-09-24 Shintowa:Kk 釣針
JP2014055515A (ja) * 2013-12-24 2014-03-27 Nok Corp 道路標識柱

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