JP5500428B2 - プリプレグロールの梱包体 - Google Patents

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Description

本発明は、強化繊維材に未硬化の樹脂を含浸させたプリプレグを巻いたプリプレグロールを梱包する梱包体に関し、とくに、プリプレグロールを密封する樹脂フィルム等に不具合が発生しないようにしたプリプレグロールの梱包体に関する。
強化繊維材に未硬化の樹脂を含浸させたプリプレグ(いわゆる、Bステージのプリプレグ)を比較的長尺の状態で保管や輸送を行う場合、保管や輸送の効率を上げたり、使用時に必要に応じた量だけ容易に供給できるようにするために、巻芯上にプリプレグを所定長巻いたプリプレグロールの形態を採ることが多い。そして、この強化繊維材に未硬化の樹脂を含浸させたプリプレグのロールは、安定した状態に維持するためにはとくに吸湿を嫌うので、通常、非透湿性の樹脂フィルムで密封されたパッケージ形態で、保管や輸送のための梱包が行われる。その場合、巻芯側からの吸湿を防止するために、巻芯側についても非透湿性の樹脂フィルムで遮蔽されることもある(例えば、特許文献1)。
また、保管や輸送のための梱包の際のプリプレグロールの姿勢としては、巻芯を水平状態に保ってプリプレグロールをその巻芯で支持することもあるが(例えば、特許文献2)、巻芯を両端部で支持するためには、通常、プリプレグの巻回体に対して巻芯に突き出し部を形成しておく必要がある。しかし、巻芯が突き出し部を有していると、プリプレグを巻き出してその使用に供する場合、とくに自動積層機(ATL)にてプリプレグシートを積層する場合、プリプレグの幅方向の位置制御が難しくなるという問題がある。また、巻芯上にプリプレグを長く巻いた場合、プリプレグロールの径が大きくなるので、プリプレグロールの姿勢としては、上記のように巻芯を水平状態に保つよりも、巻芯の軸方向を上下方向とする姿勢の方が、輸送等のための梱包形態として安定させやすい場合が多いが、この姿勢の場合には、上記のような巻芯の突き出し部は所望の姿勢をとるための障害になる可能性が高い。したがって、比較的長尺のプリプレグを巻芯上に巻いたプリプレグロールの場合には、巻芯に突き出し部がなく、かつ、輸送等のための梱包形態として、巻芯の軸方向を上下方向とする姿勢とすることが好ましい場合が多い。
このような梱包形態を採用するために、従来のプリプレグロールの梱包体は、例えば図4に示すように構成されている。図4において、101は梱包体全体を示しており、この梱包体101においては、まず、紙管等からなる巻芯102上に所定長のプリプレグを巻いたプリプレグロール103が、非透湿性の樹脂フィルム104で密封される。この樹脂フィルム104で密封されたプリプレグロール103が、箱体105の下箱106内に収納され、その状態で、巻芯102内への挿入部107を有する押さえ枠材108がセットされ、その状態で箱体105の上箱109が下箱106に被せられて、箱体105が閉じられる。押さえ枠材108の外縁の箱体105の内面との当接等により、プリプレグロール103を箱体105内の所定位置に固定、保持し、輸送中等においてプリプレグロール103が位置ずれしたり、振動を受けたりすることが抑制されるようになっている。なお、図示は省略するが、プリプレグロール103の位置ずれや振動を受けることをより確実に防止するために、箱体105内の各所に緩衝材等の詰め物を施しておくこともある。
特開2002−46897号公報 特開2001−19073号公報
ところが、図4に示したような従来の梱包形態には、以下のような問題がある。
(1)押さえ枠材108がその本体から屈曲して延びる挿入部107を有しており、この屈曲部と、巻芯102の先端縁における屈曲部との間で、樹脂フィルム104も急激に屈曲されその屈曲された状態に保持されてしまうので、輸送中等において繰り返し振動を受ける場合、樹脂フィルム104の屈曲部に繰り返し、応力が作用することになる。このような繰り返し応力が作用すると、樹脂フィルム104の屈曲部が疲労や摩耗による損傷を受けるおそれが生じ、最悪の場合、孔開きが生じてしまうおそれがある。このような状態に至ると、樹脂フィルム104は目標としていた防湿効果を発揮できなくなり、プリプレグロール103の品質低下を招くおそれがある。
(2)また、プリプレグの巻き量が多くなりプリプレグロール103が比較的大径になると、プリプレグロール103の重量(質量)はかなり大きくなる。このような場合、図4に示したような従来の梱包形態では、基本的に箱体105内に収納されているプリプレグロール103の位置をその上端部にセットした押さえ枠材108を箱体105の内面に当接させることで固定するようになっているので、大重量のプリプレグロール103を上端部にて押さえ枠材108のみで固定することが困難になることがあり、より下部側に位置するプリプレグロール103の重心に対して振動等に起因する加速度や慣性力が生じた場合、プリプレグロール103が箱体105内で移動を繰り返すおそれが生じる。プリプレグロール103の下端部にも同様の押さえ枠材をセットすることもあるが、両押さえ枠材をセットした状態では箱体105内に収納しづらくなるとともに、両押さえ枠材をともに丁度箱体105の内面に当接させることは困難であるので、いずれかの押さえ枠材のみが箱体105の内面に当接した状態では、依然としてプリプレグロール103の箱体105内での繰り返し移動の問題が残ることとなる。このような繰り返し移動は、プリプレグロール103の巻き形態を崩すおそれがあり、かつ、上述の樹脂フィルム104の屈曲部における疲労や摩耗を助長するおそれもある。
そこで本発明の課題は、上記のような従来の梱包形態における問題点に着目し、従来の押さえ枠材の使用を取り止めることにより、押さえ枠材の巻芯への屈曲挿入部による密封用樹脂フィルムの不具合発生のおそれを除去するとともに、押さえ枠材無しでも、簡便にかつ大重量のプリプレグロールに対しても容易に、プリプレグロールの箱体内での移動を適切に防止できるようにしたプリプレグロールの梱包体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るプリプレグロールの梱包体は、強化繊維材に未硬化の樹脂を含浸させたプリプレグを巻いたプリプレグロールの梱包体であって、少なくとも、プリプレグロール全体を外側から覆い、内部を密封する樹脂フィルムと、該樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールを、ロールの軸方向が上下方向となる姿勢で内部に収納する開閉可能な箱体と、該箱体の内側面と前記樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールの外周面側との間に上下方向に延びるように介在され、前記プリプレグロールを前記箱体内部の中央部に保持する、前記箱体の内側面上にプリプレグロールにおけるプリプレグの巻き量に応じて積層配置可能な板状部材からなる保持部材とを有することを特徴とするものからなる。
上記強化繊維材を構成する強化繊維としては、代表的には、炭素繊維、ガラス繊維等が挙げられ、2種以上の強化繊維のハイブリッド構成も可能である。また、上記未硬化の樹脂としては、とくに、熱硬化性樹脂、例えば、エポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ビニルエステル樹脂等が挙げられ、この樹脂は、硬化させてFRP(繊維強化プラスチック)を成形する際にFRPのマトリックス樹脂となるものである。
上記のような本発明に係るプリプレグロールの梱包体においては、樹脂フィルムにより密封されたプリプレグロールは、図4に示した従来の梱包形態と同様に、巻芯の軸方向(ロールの軸方向)が上下方向となる姿勢で箱体内に収納されるが、収納されたプリプレグロールの箱体内での保持には、従来のような押さえ枠材は使用されず、箱体の内側面と樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールの外周面側との間に介在される保持部材によって、箱体内部の中央部に保持される。従来の押さえ枠材が使用されないので、押さえ枠材の巻芯への屈曲挿入部と巻芯の先端縁における屈曲部との間において不具合を生じさせていた、密封用樹脂フィルムの急激な屈曲はなくなり、この樹脂フィルムの屈曲部における疲労や摩耗、さらには孔開き発生の問題は、それらの発生原因とともに解消される。したがって、密封用樹脂フィルムによる所望の防湿効果が良好に維持され、プリプレグロールの品質が良好に維持される。また、プリプレグロールの箱体内中央部への保持には、箱体の内側面と樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールの外周面側との間で上下方向に延びる保持部材が用いられるので、樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールは、プリプレグロールの軸方向の広い範囲にわたって、好ましくは、実質的に軸方向の全長にわたって、箱体の内側面に対して支持、固定されるようになる。したがって、プリプレグロールの上端部や下端部のみで、あるいは両端部のみで従来の押さえ枠材で保持される場合に比べ、より安定して所定位置に保持されることになる。とくに比較的大径で大重量のプリプレグロールの場合にあっても、プリプレグロールを側面側から広い範囲にわたって支持、固定できるので、輸送中に振動等を受ける場合にあっても、プリプレグロールの箱体内での望ましくない移動を適切に防止できるようになる。この移動防止によって、プリプレグロールの品質がより確実に、良好に維持されることになる。
この本発明に係るプリプレグロールの梱包体においては、上記箱体を、上記樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールを収納する下箱と、該下箱に被せられ該下箱を閉じる上箱とから構成できる。下箱の高さはプリプレグロールの高さよりも低くてもよいが、上箱の高さは、下箱に被せられた上箱の側壁が実質的に下箱の底壁の位置まで延びるように設定されていることが好ましい。このような構成により、上箱を被せた後に例えばテープ巻き等の付加梱包を行う場合にあっても、箱体全体の強度を高く維持しながら、適切に付加梱包できるようになる。
また、本発明に係るプリプレグロールの梱包体においては、上記保持部材は、上記箱体の内側面上にプリプレグロールにおけるプリプレグの巻き量に応じて積層配置可能な板状部材から構成されている。この構成により、プリプレグの巻き量に応じて、とくに巻き量に応じたプリプレグロールの径に応じて、箱体の内側面と樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールの外周面側との間に配置する板状部材の枚数を変更することにより、全板状部材の厚さをプリプレグロールの保持に最適な厚さに容易に調整でき、それによって箱体内でのプリプレグロールの保持がより適切かつ確実なものとなる。このとき、プリプレグロールの箱体内での望ましくない移動を適切に防止するためには、板状部材とプリプレグロール外面とのクリアランスは0〜20mm程度であることが好ましい。
とくに、上記箱体の横断面形状が矩形である場合、上記保持部材を、箱体の矩形横断面形状の2辺に沿って延びるL字形の板状部材から構成すると、板状部材自体の配置姿勢も安定し、かつ、板状部材の積層枚数変更も容易に行うことができるようになるので、一層適切かつ確実なプリプレグロールの保持が可能になる。このとき、L字形の1片の長さは、少なくともプリプレグロールの半径以上あることが、プリプレグロールを適正に把持できるため好ましい。
また、上記箱体内における上記保持部材の高さは、該箱体内に収納されたプリプレグロールの高さよりも高いことが好ましい。このように保持部材の高さをプリプレグロールの高さよりも若干高くしておくことにより、梱包完了後、輸送中にあっても、プリプレグロール内の製品としてのプリプレグに、とくにその幅方向端面に、荷重が加わらない状態に保つことが可能になり、製品品質維持に寄与できることとなる。また、上記保持部材はコルゲート状中芯を有する段ボール材で構成することが好ましく、この場合、コルゲートの段方向が上下方向となるよう配置すると、上下方向の荷重を保持部材が負担できるので好ましい。
また、プリプレグロール径のバラツキが大きく、小径ロールと箱体の隙間を埋めるため、上記板状保持部材の枚数が多く必要になる場合は、板状保持部材とプリプレグロールの間で、かつ上記箱体の矩形横断面形状の角部(とくに、4角)における上記保持部材とプリプレグロールの間に、三角形の保持体を配し、プリプレグロールを保持することで、三角の保持体がプリプレグロールと板状保持部材の間を埋めるため、板状保持部材の枚数を減らすことができる。この場合、三角形の保持体をコルゲート状中芯を有する段ボール材で構成し、該中芯のコルゲートの段の延在方向がプリプレグロールの軸方向に対し直交する方向になるように配置すると、三角形の保持体がプリプレグロールに潰されることなく、箱内での移動を適切に防止できるため好ましい。このとき、プリプレグロールの箱体内での望ましくない移動を適切に防止するためには、三角形の保持体とプリプレグロール外面とのクリアランスは0〜20mm程度であることが好ましい。
また、上記箱体内に収納されたプリプレグロールの上面と該箱体の天井面との間に3〜50mmの隙間が設けられていることが好ましい。このように構成しておけば、上記同様、製品としてのプリプレグに荷重が加わらない状態に保つことが可能になるとともに、この間に後述の保護材あるいは緩衝材としての発泡体シートや段ボール等も介装しやすくなる。
また、上記箱体の底面上には、上記プリプレグロールを支持可能でかつ箱体を補強可能な底板部材を配置することもできる。とくに大重量のプリプレグロールを収納する場合には、このような箱体自体の補強が、安定した取り扱いや輸送を確保する上で有効である。この底板部材の厚みとしては、収納スペースを大きく減殺させず、かつ、十分な箱体補強硬化を得るために、3〜10mm程度であることが好ましい。また、箱体および上記底板部材は、コルゲート状中芯を有する段ボール材で構成することが可能であるが、この場合、箱体の底壁を構成する段ボール材の中芯のコルゲートの段の延在方向と底板部材を構成する段ボール材の中芯のコルゲートの段の延在方向とが互いに直交していることが好ましい。このように中芯のコルゲート段方向を互いに直交させることにより、箱体の底壁と底板部材とが、より高強度の壁部を構成可能となり、大重量のプリプレグロールにあっても壁部の変形を抑えて安定した状態で良好に支持できるようになる。
本発明に係るプリプレグロールの梱包体においては、さらに、上記箱体の内面と上記樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールとの間に、発泡体シートを介装することも可能である。この発泡体シートは、軽量でありながら、プリプレグロールに対して保護材や緩衝材として、あるいは余剰の隙間を埋める充填材として機能可能であるので、発泡体シートの介装により、プリプレグロールをより適切に箱体内に保持することが可能となる。
上記発泡体シートの介装位置としては、例えば、少なくとも、上記箱体の底面と上記樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールとの間に、上記発泡体シートを介装することができる。とくに、上記発泡体シートが、上記箱体の底面上に配置された底板部材と上記樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールとの間に介装されている形態とすることができる。さらに、上記発泡体シートが、上記箱体内に収納された上記樹脂フィルムで密封されたプリプレグロール上に被せられている形態も採用できる。必要に応じて介装位置を設定すればよい。発泡体シートの厚みとしては、1〜10mm程度が適当である。また、この発泡体シートの気泡形態は、連続気泡形態(発泡による内部気泡が互いにかつ外部とも連通している形態)であることが好ましく、これによって、後述のような冷凍保存や冷凍輸送の際にも温度変化に伴う気泡体積変化に問題なく対応できるようになる。
上記樹脂フィルムによるプリプレグロールの密封形態としては、例えば、熱シールにより内部を密封する形態を採用できる。この場合には、密封用樹脂フィルムは、熱シール可能な樹脂フィルムであればよい。
プリプレグロール密封用樹脂フィルムとしては、取扱いや入手の容易さから、さらには上記熱シールを考慮して、例えば、ポリスチレンフィルム、ポリエチレンフィルム、アルミ等の金属を蒸着させた樹脂フィルム、さらには異なるフィルムをラミネートさせた樹脂フィルム等を上げることができるが、安価で作業性がよいことからポリスチレンフィルムまたは、ポリエチレンフィルムが好ましい。また、樹脂フィルムの厚みは50〜200μmであることが好ましい。200μmより厚いと屈曲疲労性が低下する可能性があり、50μmより薄いと突き刺し強度やシール性が低下する可能性がある。また、樹脂フィルムのTgは冷凍輸送を考慮すると−60℃以下であることが好ましい。また、効果的にプリプレグロールの吸湿を防止するために、樹脂フィルムの透湿度は7g・m2/day以下であることが好ましく、必要に応じて乾燥剤を同封させることが好ましい。
また、上記プリプレグが巻かれる巻芯としては、特に限定されないが、軽量性、強度、価格面等から、紙管を使用することが好ましく、その場合には、入手の容易な市販の紙管を使用することができる。
また、保存や輸送の効率を考慮すれば、上記箱体は、多段積み可能に構成されていることが好ましい。この場合、フォークリフト等による取り扱いの利便性を確保するために、前述の如き横断面矩形(正方形を含む)の箱体を採用すると良い。
さらに、本発明におけるプリプレグロールは、未硬化の樹脂を含むプリプレグを巻芯上に巻いたものであり、吸湿が防止されるとともに樹脂の硬化を進行させないためには、上記箱体内に収納されたプリプレグロールを、氷点下の温度に保存または氷点下の温度で輸送可能に(例えば、−13℃以下に維持可能に)、梱包体を構成しておくことが好ましい。つまり、このような低温条件下でも問題が生じない素材で梱包体全体を構成しておくことが好ましい。
本発明に係るプリプレグロールの梱包体によれば、従来の押さえ枠材の使用によるプリプレグロール密封用樹脂フィルムの不具合発生のおそれを完全に除去できるとともに、押さえ枠材無しでも、簡便にかつ大重量のプリプレグロールに対しても容易に、プリプレグロールの箱体内での移動を適切に防止でき、保存や輸送に対してプリプレグを望ましい品質に維持することができるようになる。
本発明の一実施態様に係るプリプレグロールの梱包体の概略縦断面図である。 図1のプリプレグロールの梱包体の、上箱を除いた状態の概略平面図である。 図1のプリプレグロールの梱包体に段ボール材が使用されるの、該段ボール材の構造例を示す拡大部分断面図である。 従来のプリプレグロールの梱包体の一例を示す概略縦断面図である。 振動試験における加速度パワースペクトル密度(PSD)と振動数との関係図である。 本発明の別の実施態様に係るプリプレグロールの梱包体の、上箱を除いた状態の概略平面図である。
以下に、本発明の望ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1、図2は、本発明の一実施態様に係るプリプレグロールの梱包体の概略縦断面を示しており、1はプリプレグロールの梱包体の全体を示している。2は、炭素繊維等からなる強化繊維材に未硬化のエポキシ樹脂等からなる熱硬化性樹脂を含浸させたシート状のプリプレグ3を紙管からなる巻芯4上に巻いたプリプレグロールを示している。このプリプレグロール2は、その全体を外側から覆うポリスチレンフィルムやポリエチレンフィルム等の樹脂フィルム5によって、内部を脱気状態にて樹脂フィルム5を熱シールにすることにより密封されている。樹脂フィルム5で密封されたプリプレグロール2は、巻芯4の軸方向が上下方向となる姿勢で、下箱6と上方から下箱6を閉じるように被せられる上箱7からなる開閉可能な箱体8の内部に収納される。箱体8の内側面(本実施態様では、下箱6の内側面)と樹脂フィルム5で密封されたプリプレグロール2の外周面側との間には、保持部材9が上下方向に延びるように介在されており、プリプレグロール2は保持部材9によって箱体8内部の中央部に保持されている。本実施態様では、保持部材9は、図2に示すように、矩形横断面形状の箱体8の2辺の内面に沿って延びる3枚のL字状の板状部材9a、9b、9cから形成されており、2組のL字状板状部材9a、9b、9cが、矩形横断面形状の箱体8の内部の対向位置に配置されている。保持部材9を構成する板状部材の積層枚数は、プリプレグロール2の径(またはプリプレグ3の巻き量)や、樹脂フィルム5で密封されたプリプレグロール2の外周面と箱体8の内面との間隙寸法に応じて、適宜調整すればよい。
本実施態様においては、箱体8(下箱6)の底面上に、樹脂フィルム5で密封されたプリプレグロール2を支持可能でかつ箱体8を補強可能な、厚みが3〜10mmの平板状の底板部材10が配置されており、その上に、上記L字状板状部材9a、9b、9cからなる保持部材9が配置されている。保持部材9の高さは、図1に示すように、箱体8に収納されたプリプレグロール2の高さよりも高く設定されており、保持部材9の上端によって高さ方向の位置が規制される上箱7(箱体8)の天井面と箱体8内に収納されたプリプレグロール2の上面との間に3〜50mmの隙間が設けられている。したがって、樹脂フィルム5で密封されたプリプレグロール2の上面は、上箱7の内面によって直接的には押さえ付けられない形態とされている。上記底板部材10および箱体8は、図3に示すようなコルゲート状中芯11を有する段ボール材12で構成されており、箱体8の下箱6の底壁を構成する段ボール材12の中芯11のコルゲートの段の延在方向と底板部材10を構成する段ボール材12の中芯11のコルゲートの段の延在方向は、互いに直交する方向に設定されている。
また、本実施態様においては、箱体8の内面と樹脂フィルム5で密封されたプリプレグロール2との間に、保護材や緩衝材、さらには隙間充填材として機能可能な発泡体シートが介装されている。とくに本実施態様では、箱体8の底面(本実施態様では、上記底板部材10の上面)と樹脂フィルム5で密封されたプリプレグロール2との間に発泡体シート13が介装されているとともに、箱体8内に収納された樹脂フィルム5で密封されたプリプレグロール2上に発泡体シート14が被せられている。発泡体シートの介装位置は、図示例以外にも必要に応じて適宜設定できる。これら発泡体シート13、14の厚みは、前述の如く1〜10mm程度が適当である。また、温度変化に伴う気泡体積変化を考慮して、発泡体シート13、14の気泡形態は連続気泡形態であることが好ましい。
保存や輸送上の効率を考慮して、上記箱体8は、多段積み可能に構成されている。また、箱体8を含め、プリプレグロール2の梱包体1を構成する材料は、例えば−13℃以下での冷凍保存や冷凍輸送が可能な素材で構成されている。
このように構成されたプリプレグロール梱包体1においては、従来の押さえ枠材の使用は不要となるので、該押さえ枠材使用によるプリプレグロール密封用樹脂フィルム5に疲労や摩耗、さらには孔開きが生じるという不具合の発生のおそれは完全に除去される。押さえ枠材の代わりに、樹脂フィルム5で密封されたプリプレグロール2を外周面側から保持部材9によって、箱体8内の中央部に保持でき、適切な位置に移動を防止した状態にて固定できるので、上記のような不具合を生じることなく、望ましい形態での保存や輸送が可能になり、とくにプリプレグロール2に対して目標とする密封による防湿効果を維持きるから、プリプレグ3を望ましい品質に保つことができるようになる。
また、保持部材の積層枚数を任意に設定可能な構成、最適な保持部材の高さ設定、底板部材の配置、発泡体シートの設置、段ボール材を使用する場合の中芯のコルゲート方向の最適な設定、等により、さらに安定した保存、輸送が可能になる。
また、図6に、本発明の別の実施態様に係るプリプレグロールの梱包体の概略横断面を示すが、本実施態様では、上述の実施態様に比べ、L字板状部材9とプリプレグロール2の間に、かつ箱体8の4角に、三角形の保持体15が配置されている。また、三角形保持体15は、コルゲート状中芯を有する段ボール材で構成されており、コルゲート状中芯のコルゲートの段の延在方向16がプリプレグロール2の軸方向に対し垂直方向になるように(直交するように)設定されている。三角形保持体15が配置されていること以外は図1、2と同じ設計を行っている。
ちなみに、従来の押さえ枠材を使用した梱包体と、本発明に係る梱包体の性能を比較するために、次のような試験を行ったところ、本発明に係る梱包体の優れた性能が明らかとなった。
試験は、従来の押さえ枠材を使用したプリプレグ梱包体の供試品A(No.1〜12)と、図1、図2に示した本発明に係るプリプレグ梱包体の供試品B(No.1〜6)とについて、パレット上に、縦、横2個、合計4個の梱包体を3段積みにした積載した状態(計12個)および、従来の押さえ枠材を使用したプリプレグ梱包体の供試品A(No.7〜12)と、図6に示した本発明に係るプリプレグ梱包体の供試品C(No.1〜6)とについて、パレット上に、縦、横2個、合計4個の梱包体を3段積みにした積載した状態(計12個)の2パレット(総計24個)にて、振動試験を行って、各梱包体の包装強度を評価した。試験時の環境温度は33.3℃、湿度は48.0%であった。従来品としての供試品A(No.1〜12)と本発明品としての供試品B(No.1〜6)、供試品C(No.1〜6)の概要を表1に示す。なお、表1において、Lは箱体の長さ、Wは箱体の幅、Hは箱体の高さを示しており、「質量」は収納したプリプレグロールを含む梱包体全体の質量を示している、またA(No.1〜3),A(No.4〜6),A(No.7〜9),A(No.10〜12),B(No.1〜3),B(No.4〜6),C(No.1〜3),C(No.4〜6)がそれぞれ3段積みになるよう積載した。
Figure 0005500428
振動試験は以下の条件で行った。
(1)試験条件
JIS−Z−0232(包装貨物−振動試験方法)の試験方法-7.1.1(ランダム振動試験)に準じて振動試験を行った。なお、試験時間及び振動台の加速度パワースペクトル密度については表2及び図5に示すように、JIS−Z−0232の付属書A(参考)加速度パワースペクトル密度(PSD)を引用した。
Figure 0005500428
ランダム振動試験では図5に示したPSDデータを1分間のランダム振動波形に再現し、これを30回繰り返すことで合計30分の加振を与えた。なお、JIS−Z−0232(包装貨物−振動試験方法)の付属書Aでは、振動数3〜200Hz、加速度実効値5.8m/s2 に対し最低30分の試験時間を推奨しているが、30分の試験時間はMIL-STD810規格に記述されている算出から計算すると、30分×100=3000分、つまり50時間の連続走行を想定した値となる。
(2)使用機器
使用した振動試験機(電気油圧式振動試験機:(株)鷺宮製作所製)の主要諸元を下記表3に示す。
Figure 0005500428
(2)試験結果
試験は供試品AのNo.1〜3、供試品AのNo.4〜6の3段積みと、供試品BのNo.1〜3、供試品BのNo.4〜6の3段積みにて、1パレット上に積載した状態、および供試品AのNo.7〜9、供試品AのNo.10〜12の3段積みと、供試品CのNo.1〜3、供試品CのNo.4〜6の3段積みにて、1パレット上に積載した状態にて、振動試験を行った。試験後の目視確認の結果、供試品A、B及びCいずれも箱体の外観に破損、損傷、擦れなどの異常は確認されなかった。また、本発明品である供試品BおよびCはプリプレグを覆うフィルム袋(密封用樹脂フィルム)に擦れや穴開きの兆候は全く確認されなかった。しかし、従来品である供試品Aでは、フィルム袋に、特に押さえ枠材の屈曲部に対応するフィルム袋の位置での皺発生に伴う変形と、そこから振動により発展したフィルム袋の白化が見られ、フィルム袋の塑性変形が確認された。穴開きには至らなかったが、あと数分の加振で穴開きに至るものであった。
本発明に係るプリプレグロール梱包体は、とくに大径、大重量のプリプレグロールが必要となるATL用プリプレグロールの梱包に好適なものである。
1 プリプレグロールの梱包体
2 プリプレグロール
3 プリプレグ
4 巻芯
5 樹脂フィルム
6 下箱
7 上箱
8 箱体
9、9a、9b、9c 保持部材
10 底板部材
11 コルゲート状中芯
12 段ボール材
13、14 発泡体シート
15 三角形保持体
16 コルゲートの段の延在方向

Claims (20)

  1. 強化繊維材に未硬化の樹脂を含浸させたプリプレグを巻いたプリプレグロールの梱包体であって、少なくとも、プリプレグロール全体を外側から覆い、内部を密封する樹脂フィルムと、該樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールを、ロールの軸方向が上下方向となる姿勢で内部に収納する開閉可能な箱体と、該箱体の内側面と前記樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールの外周面側との間に上下方向に延びるように介在され、前記プリプレグロールを前記箱体内部の中央部に保持する、前記箱体の内側面上にプリプレグロールにおけるプリプレグの巻き量に応じて積層配置可能な板状部材からなる保持部材とを有することを特徴とするプリプレグロールの梱包体。
  2. 前記箱体が、前記樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールを収納する下箱と、該下箱に被せられ該下箱を閉じる上箱とからなる、請求項1に記載のプリプレグロールの梱包体。
  3. 前記箱体の横断面形状が矩形であり、前記保持部材が、前記箱体の矩形横断面形状の2辺に沿って延びるL字形の板状部材からなる、請求項1または2に記載のプリプレグロールの梱包体。
  4. 前記箱体内における前記保持部材の高さが、該箱体内に収納されたプリプレグロールの高さよりも高い、請求項1〜のいずれかに記載のプリプレグロールの梱包体。
  5. 前記箱体の横断面形状が矩形であり、前記保持部材とプリプレグロールの間で、かつ前記箱体の矩形横断面形状の角部に配置される三角形の保持体を有する、請求項1〜のいずれかに記載のプリプレグロールの梱包体。
  6. 前記三角形の保持体が、コルゲート状中芯を有する段ボール材で構成されており、該中芯のコルゲートの段の延在方向がプリプレグロールの軸方向に対し直交している、請求項に記載の梱包体。
  7. 前記箱体内に収納されたプリプレグロールの上面と該箱体の天井面との間に3〜50mmの隙間が設けられている、請求項1〜のいずれかに記載のプリプレグロールの梱包体。
  8. 前記箱体の底面上に、前記プリプレグロールを支持可能でかつ箱体を補強可能な底板部材が配置されている、請求項1〜のいずれかに記載のプリプレグロールの梱包体。
  9. 前記底板部材の厚みが3〜10mmである、請求項に記載のプリプレグロールの梱包体。
  10. 前記箱体および前記底板部材が、コルゲート状中芯を有する段ボール材で構成されており、箱体の底壁を構成する段ボール材の中芯のコルゲートの段の延在方向と底板部材を構成する段ボール材の中芯のコルゲートの段の延在方向とが互いに直交している、請求項8または9に記載のプリプレグロールの梱包体。
  11. 前記箱体の内面と前記樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールとの間に、発泡体シートが介装されている、請求項1〜10のいずれかに記載のプリプレグロールの梱包体。
  12. 少なくとも、前記箱体の底面と前記樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールとの間に、前記発泡体シートが介装されている、請求項11に記載のプリプレグロールの梱包体。
  13. 前記発泡体シートが、前記箱体の底面上に配置された底板部材と前記樹脂フィルムで密封されたプリプレグロールとの間に介装されている、請求項12に記載のプリプレグロールの梱包体。
  14. 前記発泡体シートが、前記箱体内に収納された前記樹脂フィルムで密封されたプリプレグロール上に被せられている、請求項11〜13のいずれかに記載のプリプレグロールの梱包体。
  15. 前記発泡体シートの厚みが1〜10mmである、請求項11〜14のいずれかに記載のプリプレグロールの梱包体。
  16. 前記樹脂フィルムは、熱シールにより内部を密封している、請求項1〜15のいずれかに記載のプリプレグロールの梱包体。
  17. 前記樹脂フィルムが、ポリスチレンフィルムまたはポリエチレンフィルムからなる、請求項1〜16のいずれかに記載のプリプレグロールの梱包体。
  18. 前記プリプレグが巻かれる巻芯が紙管からなる、請求項1〜17のいずれかに記載のプリプレグロールの梱包体。
  19. 前記箱体は、多段積み可能に構成されている、請求項1〜18のいずれかに記載のプリプレグロールの梱包体。
  20. 前記箱体内に収納されたプリプレグロールを、氷点下の温度に保存または氷点下の温度で輸送可能に構成されている、請求項1〜19のいずれかに記載のプリプレグロールの梱包体。
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