JP5499601B2 - 表示制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車、オートバイ等の車両の表示部を制御する表示制御装置に関する。
この種の装置として、例えば車両の加速度(例えば、単位時間当たりの速度変化)に応じた表示内容を車両の表示部に表示する表示制御装置がある。
このような表示制御装置の一例として、例えば特許文献1には、自車の走行速度を検出する走行速度検出手段と、少なくとも検出された走行速度を表示する表示手段と、該表示手段を制御する表示制御手段とを備える車両用メータ装置において、自車の加速度を検出する加速度検出手段を備え、前記表示制御手段は、前記加速度検出手段の検出結果に基づいて前記表示手段に対する制御値を変更することを特徴とする車両用メータ装置が開示されている。
特開2006−138710号公報
ここで、加速度は車両の燃費に関係するので、加速度に応じた表示内容を表示部に表示することで、ユーザ(主に運転者)に燃費の善し悪しを知らせることができる。
しかし、特許文献1では、車両の走行速度を用いて加速度をどのように演算するか具体的に開示しておらず、精度良く算出した加速度に応じた表示を表示部に行わせることできない場合があった。
また、一般に、車両が低速で走行している場合、車両の加速度が変化し易く、車両が高速で走行している場合、車両の加速度は変化しにくい。しかし、特許文献1に記載された車両用メータ装置では、このようなことは考慮されておらず、例えば、車両が高速で走行している場合、車両の加速度の変化があっても表示部の表示内容に反映されない場合があり、加速度の変化を分かりやすくユーザに知らせることができない場合があった。
また、特許文献1に記載された車両用メータ装置では、スピードメータ部への表示の輝度を変更する等の処理が行われているが輝度の変更のみでは、加速度の変化を分かりやすくユーザに知らせることができない場合があった。
また、一般に、車両が下り坂等を下っている場合、車両の加速度は上昇するが燃費は向上する。しかし、特許文献1に記載された車両用メータ装置では、このようなことは考慮されておらず、例えば、車両が下り坂等を下っている場合であっても、車両の加速度が反映された表示が行われず、燃費の善し悪しを分かりやすくユーザに知らせることができない場合があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その第1の目的とするところは、精度良く算出した車両の加速度に応じた表示を表示部に行わせる表示制御装置を提供することにある。
また、その第2の目的とするところは、表示部を用いて車両の加速度の変化を分かりやすくユーザに知らせる表示制御装置を提供することにある。
また、その第3の目的とするところは、表示部を用いて車両の燃費の善し悪しを分かりやすくユーザに知らせる表示制御装置を提供することにある。
本発明の第1の観点に係る表示制御装置は、
車両の表示部を制御する表示制御装置であって、
前記車両の走行速度を特定する速度データを取得する速度取得手段と、
前記車両の加速度を特定する加速度情報を取得する加速度取得手段と、
前記加速度取得手段が取得した前記加速度に応じた表示内容を前記表示部に表示させる表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記速度取得手段が取得した前記速度データが特定する走行速度に応じて、同一の前記表示内容を表示する前記加速度の範囲を変更する。
また、本発明の第2の観点に係る表示制御装置は、
車両の表示部を制御する表示制御装置であって、
前記車両の加速度を特定する加速度情報を取得する加速度取得手段と、
前記加速度取得手段が取得した前記加速度に応じた表示内容を前記表示部に表示させる表示制御手段と、を備え、
前記表示部は、光源を含み、
前記加速度に応じた前記表示内容は、加速度に応じた変化周期で変化する前記光源の発光色又は輝度を含む。
本発明の第1の観点に係る表示制御装置は、精度良く算出した車両の加速度に応じた表示を表示部に行わせることができる。
本発明の第2及び3の観点に係る表示制御装置は、表示部を用いて車両の加速度の変化を分かりやすくユーザに知らせることができる。
本発明の第4の観点に係る表示制御装置は、表示部を用いて車両の燃費の善し悪しを分かりやすくユーザに知らせることができる。
本発明の一実施形態に係る表示制御装置の構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態に係る表示制御装置のハードウェア構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態に係る表示制御装置の表示部の概略正面図である。 本発明の一実施形態に係る表示制御装置が行う表示制御処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る表示制御装置が使用する速度−加速度表データテーブルの一例の内容を示す図である。 (a)乃至(c)は、本発明の一実施形態に係る表示制御装置が使用する加速度表1乃至3の一例の内容を示す図である。 本発明の一実施形態に係る表示制御装置が表示する表示内容の一例を示す図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係る表示制御装置が表示する表示内容の一例(加速度が小さい場合)を示す図である。(b)は、本発明の一実施形態に係る表示制御装置が表示する表示内容の一例(加速度が大きい場合)を示す図である。 本発明の一実施形態に係る表示制御装置が表示する表示内容の一例を示す図である。
本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は下記の実施形態及び図面によって限定されるものではない。下記の実施形態及び図面に変更(構成要素の削除も含む)を加えることができるのはもちろんである。また、以下の説明では、本発明の理解を容易にするために、重要でない公知の技術的事項の説明を適宜省略する。
本実施形態に係る表示制御装置は、自動車、自動二輪車等の車両の運転席に搭載されるスピードメータ等を含む表示部を制御する装置であり、車両内に搭載される。
図1のように、表示制御装置100は、制御部120と、記憶部130と、表示部140と、を備える。なお、記憶部130と表示部140とのうちのいずれか少なくとも一つは表示制御装置100の外部(但し車両99内)に設けても良い。記憶部130は、制御部120と通信可能であれば、車両99の外部に設けてもよい。表示制御装置100は、車両情報供給部110と通信可能に接続される。表示制御装置100は、車両情報供給部110を備えるものであってもよい。
図2のように、車両情報供給部110は、車速用センサ111と、アクセルポジションセンサ112と、ECU(Engine Control Unit)113とを含む。
車速用センサ111は、制御部120が走行速度を特定する走行データを取得するために用いられるものであり、車両の車輪の回転を検知し、検知した車輪の回転の回転数に応じた回転数信号(パルス信号等)を生成し、生成した回転数信号をECU113に供給する。
アクセルポジションセンサ112は、アクセル操作がされているか否かを特定するアクセル操作データを取得するために用いられるものであり、車両99のアクセル操作を検知し、検知したアクセル操作に応じたアクセル操作信号(パルス信号等)を生成し、生成したアクセル操作信号をECU113に供給する。なお、アクセル操作信号及びアクセル操作データは、アクセルの操作量を特定できる信号又はデータであってもよい。操作量によってアクセル操作がされているか否かを判別できるので、この信号又はデータもアクセル操作がされているか否かを特定するデータに該当するからである。
ECU113は、車速用センサ111から供給される回転数信号に基づいて速度データを生成し、生成した速度データを表示制御装置100に供給する。回転数信号から所定期間における車両99の走行距離が分かる。ECU113は、この走行距離を前記の所定期間で割って、走行速度を算出できる。なお、前記の所定期間(例えば、0.01秒)は、予め設定された期間であり、車両情報供給部110に共通して設定されている。また、ECU113は、走行速度を所定間隔で算出し、この速度データを特定する走行データを前記所定間隔(例えば、0.1秒、加速度の更新間隔でもある。)で表示制御装置100に供給する。なお、この所定間隔は、予め設定された期間であり、車両情報供給部110、制御部120等に共通して設定されている。
ECU113は、アクセル操作信号に基づいてアクセル操作データを生成し、生成したアクセル操作データを表示制御装置100に供給する。
なお、車両情報供給部110は、エンジンの回転数を検出するための回転数センサや、ガソリン等の燃料の残量を検出するための燃料センサ等を適宜含む。ECU113は、これらセンサからの信号を所定のデータ(例えば、回転数データや燃料データ)に変換し、変換したデータを表示制御装置100に供給する。
また、ECU113は、速度データと、アクセル操作データと、上記の所定のデータと、を略同時に生成し、生成したこれらデータを略同時に、車両データとして、表示制御装置100に供給する。つまり、ECU113は、速度データと、アクセル操作データと、上記の所定のデータと、を含む車両データを所定間隔で表示制御装置100に供給する。
なお、ECU113は、ECU113が備えるA/D(Analog/Digital)変換器によって、アナログ信号である前記の信号をデジタルデータに変換して処理し、前記のデータをデジタルデータとして生成し、例えば、CAN(Controller Area Network)に基づいて表示制御装置100に供給する。
制御部120は、表示制御装置100全体を制御する。制御部120は、速度取得部120aと、速度記録部120bと、加速度取得部120cと、表示制御部120dと、を備える。制御部120(特に、速度取得部120a、速度記録部120b、加速度取得部120c、表示制御部120d)は、例えば、表示制御装置100から供給される車両データに基づいて所定の処理を行って表示部の表示内容を特定する表示内容データを生成(特定を含む。)し、生成した表示内容データを適宜アナログ形式の表示内容データに変換して表示部140に供給し、供給した表示内容データに基づいた表示内容を表示部140に表示させる表示制御処理を行う。
制御部120は、入力ポート121と、CPU(Central Processing Unit)122と、ROM(Read On Memory)123と、D/A(Digital/Analog)コンバータ124と、D/Aコンバータ125と、を含む。
入力ポート121には、ECU113から供給された車両データが入力される。入力ポート121は、入力されたデータをCPU122に供給する。このとき、車両データは、適宜、後述の記憶部130を経由する。
CPU122は、表示制御装置100全体を制御する他、ROM123が記憶する制御プログラム(ここでは特に表示制御プログラム)に従って、また、必要に応じてROM123が記憶する各種データ及び各種テーブルを用いて、制御部120(特に、速度取得部120a、速度記録部120b、加速度取得部120c、表示制御部120d)が行う表示制御処理を行う。
ROM123は、制御プログラム、各種データ、各種テーブル等を記憶する。これらは、CPU122に直接読み出されてCPU122に使用されるか、必要に応じて後述の記憶部130に読み出されてからCPU122に使用される。
D/Aコンバータ124及びD/Aコンバータ125は、CPU122の制御のもと、CPU122が出力する表示内容データを後述の記憶部130を介して受け取り、受け取った表示内容データ(デジタルデータ)をアナログ形式の表示内容データに変換し、変換した表示内容データを表示部140(後述のディスプレイ装置141及び照明用光源142)に供給する。
記憶部130は、RAM131を含み、制御部120(特にCPU122)が行う処理において、制御部120が生成したデータ及び制御部120が使用するデータ(テーブルを含む。)等のデータを適宜記憶する。
表示部140は、D/Aコンバータ124及びD/Aコンバータ125から(つまり制御部120から)供給された表示内容データを用いて、この表示内容データが表す表示内容の表示を行う。
表示部140は、表示内容データが供給される、ディスプレイ装置141と、照明用光源142と、を含む。図3示すように、ディスプレイ装置141は、スピードメータ141aと、回転数メータ141bと、表示画面141cを備える。また、ディスプレイ装置141は、表示内容データに基づいて、スピードメータ141a及び回転数メータ141bの指針を動かし、また、表示画面141cに所定の画面を表示する。表示画面141cは、液晶表示パネル、有機ELパネル等の表示パネルを含んで構成される。照明用光源142は、ディスプレイ装置141の背面に配置され、表示内容データに基づいて、発光し、スピードメータ141a及び回転数メータ141bの指針及び目盛りを照光する。表示部140は、表示内容データに基づいて、照明用光源142の発光輝度を変化させたり、発光色を変化させたりする。スピードメータ141aと回転数メータ141bとは、それぞれ、目盛と目盛を指し示す指針とを備えるアナログメータである。
次に、表示制御装置100(速度取得部120a、速度記録部120b、加速度取得部120c、表示制御部120d)が行う表示制御処理について図4を参照して説明する。なお、表示制御処理の処理内容は適宜変更できる。なお、下記の処理では、表示画面141c及び照明用光源142についての表示制御処理について説明するが、制御部120は、表示内容データ(特に、速度データや回転数データ)に基づいてスピードメータ141aや回転数メータ141bに速度や回転数を表示(指針による指示)させる処理を表示制御処理と並行して適宜行う。
なお、この処理は、例えば、車両99の始動(例えばエンジンの始動)を契機として開始される。
速度取得部120a(入力ポート121及びCPU122)は、車両情報供給部110から車両データを取得する(ステップS401)。車両情報供給部110から車両データが供給されることによって、車両データを車両情報供給部110から取得する。なお、繰り返し行われるステップS401の処理において、速度取得部120aは車両データを前記の所定間隔で取得するものとする。
速度記録部120b(CPU122)は、車両データを記憶部130に記録する(ステップS402)。このとき、速度記録部120b(CPU122)は、車両データを時系列に沿って、すなわち、各車両データの取得順序が分かるように記憶部130に記録する。なお、記憶部130に記録された車両データのうちで必要のないもの(例えば、所定数以上前に記録された車両データ)は、適宜最新の車両データによる上書き等によって削除される。
加速度取得部120c(CPU122)は、記憶部130に2以上の車両データ(特に速度データ)が記録されているか判断する(ステップS403)。
加速度は、2以上の速度データによって算出できる。処理開始後、最初のステップS403の処理では、記憶部130に車両データが1つしか記録されていないため、加速度取得部120cは、記憶部130に2以上の車両データが記録されていないと判断する(ステップS403;No)。制御部120が2以上の車両データが記録されていないと判断すると、速度取得部120aは、再度、ステップS401の処理を行う。
処理開始後、2回目以降のステップS403の処理では、記憶部に2以上の車両データが記録されているため、加速度取得部120cは、記憶部130に2以上の車両データが記録されていると判断する(ステップS403;Yes)。この場合、加速度取得部120cは、加速度を算出する(ステップS404)。
加速度取得部120cは、入力ポート121が取得した最新の速度データ(例えば、ここでは、直近のステップS401で取得された速度データであって、記憶部130に記録されたもの。)と記憶部130に記録した前記最新の速度データの一つ前の速度データ(つまり、最新の速度データの一つ前に入力ポート121が取得した速度データ)とに基づいて、車両99の加速度を算出する。
さらに具体的には、加速度取得部120cは、前記最新の速度データが特定する速度から前記最新の速度データの一つ前の速度データが特定する速度を引き、引いた値を前記の所定間隔(速度データが供給される間隔)で除して、加速度を算出する処理を行う。これによって、この加速度を特定する加速度データが算出される(生成する)ことになる。
このようにして、加速度取得部120cは、所定のタイミングにおける車両99の加速度を特定する加速度データを取得することになる。加速度取得部120cは、算出(取得)した加速度データを適宜記憶部130に記録する。
加速度取得部120cが加速度データを取得すると、表示制御部120d(CPU122)は、加速度データが特定する加速度の値が正の値であるかを判断する(ステップS405)。加速度が正(ゼロ又は負である)でない場合(ステップS405;No)、車両99の燃費が悪い可能性は少ないので、加速度に対応した表示内容を表示部140に表示する必要がない。このため、表示制御部120dは、後述のステップS409の処理を行う。
表示制御部120dは、加速度が正であると判断した場合(ステップS405;Yes)、アクセル操作がされているか否かを判断する(ステップS406)
この判断は、例えば最新の車両データ(直近のステップS401で取得された車両データ)に含まれるアクセル操作データによって行われる。表示制御部120dは、このアクセル操作データに基づいてアクセル操作されている否かを判断する。アクセル操作データがアクセル操作されていることを示すデータである場合、表示制御部120dは、アクセル操作されていると判断する(ステップS406;Yes)。また、アクセル操作データがアクセル操作されていないことを示すデータである場合、表示制御部120dは、アクセル操作されていないと判断する(ステップS406;No)。
表示制御部120dがアクセル操作されていないと判断した場合(ステップS406;No)、車両99は加速しているが(加速度が正と判断されているためである。)、車両99はアクセル操作(アクセルを踏む操作等)されていないので、車両99は坂道を下る等することによって加速していると考えられる。加速度について坂道を下る等することによって車両99が加速する場合には、車両99の燃費が悪い可能性は少ないので、加速度に対応した表示内容を表示部140に表示する必要がない。このため、表示制御部120dは、後述のステップS409の処理を行う。
表示制御部120dがアクセル操作されていると判断した場合(ステップS406;Yes)、車両99はアクセル操作によって加速している可能性が高いと判断されるので、表示制御部120dは、ステップS407の処理を行う。
表示制御部120dは、記憶部130に記録した最新の速度データ(直近のステップS401で速度取得部120aが取得した速度データ)に基づいて、次のステップS408で参照する加速度表(テーブル)を特定する(ステップS407)。
表示制御部120dは、例えば、速度−加速度表データテーブル(図5参照)を参照し、前記の速度データが特定する走行速度が入る範囲に対応する加速度表を特定する。例えば、速度データが特定する走行速度(v(m/s))の値が、V1以上、かつ、V2未満である場合、表示制御部120dは、次のステップS408で参照する加速度表が加速度表2であると特定する。
ここで加速度表について説明する。加速度表は、加速度の値の範囲と、これに対応する表示内容データとを含んだテーブルである。各加速度表は、個々の表示内容データに対応する加速度の値の範囲が異なる。また、これに伴って、表示内容データの数は基本的に同じであり、各加速度表における表示内容データの内容は基本的に同じである。
各加速度表の加速度の値の範囲は、速度−加速度表データテーブルにおいて、加速度表に対応する速度の範囲が速い速度の範囲であるほど(図5では、加速度表が下の欄にあるほど)、狭くなる。例えば、図6では、速度−加速度表データテーブルにおいて、各加速度表1乃至3は、図6(a)、(b)、(c)の順で、速い速度の範囲に対応している。このため、例えば、各加速度表1乃至3における加速度の任意の各値(P1、P2、Q1、Q2、R1、R2)の関係は、例えばP2−P1>Q2−Q1>R2−R1となる。
表示制御部120dは、記憶部130に記録した最新の加速度データ(直近のステップS404で加速度取得部120cが取得した加速度データ)に基づいて表示内容データを特定し、特定した表示内容データを表示部140に供給し、表示部140に表示内容データに基づいた表示を行わせる(ステップS408)。これによって、加速度に応じた表示内容が150に表示される。
表示制御部120dは、例えば、ステップS407で特定した加速度表(ここでは、加速度表2が特定されたとする。)を参照し、最新の加速度データが特定する加速度が入る範囲に対応する表示内容データを特定する。例えば、最新の加速度データが特定する加速度(a(m/s))の値が、Q1以上、かつ、Q2未満である場合、表示制御部120dは表示部の表示に使用する表示内容データは、「xx2」であると特定する。
表示制御部120d(CPU122、D/Aコンバータ124、D/Aコンバータ125)は、特定した表示内容データを表示部140に供給し、表示部140に表示内容を表示させる。ここで、表示内容データ(例えば、「xx2」)が特定する表示内容は、表示画面141cに表示される図形、又は、加速度に応じた変化周期で変化する照明用光源142の発光色又は輝度を含む。
表示内容が表示画面141cに表示される図形を含む場合、この図形は、例えば、図7のような、加速度の変化を表すグラフである。この場合、加速度が大きければ大きいほど、グラフは向かって左のバーから右側に向かって所定の色で塗りつぶされていく。表示制御部120dは、表示内容データに応じたグラフの画面を、つまり、最新の加速度データが特定する加速度に応じたグラフの画面を表示画面141cに表示させる。さらに、表示制御に加速度表が用いられるために、最新の加速度が同じ等であっても、グラフの画面は最新の走行速度によって変化する。最新の加速度が同じであっても、例えば、走行速度が大きい場合、表示制御部120dは、走行速度が小さいときと比べて、加速度が大きいことを示すグラフを表示する。このように、走行速度が大きい場合、加速度の変化がグラフの変化に反映されやすい。
表示内容が表示画面141cに表示される図形を含む場合、この図形は、例えば、図8のような、加速度の変化を表す絵である。この場合、加速度が大きければ大きいほど、車の絵が噴射(排出)している排気ガスが増える。表示制御部120dは、表示内容データに応じた絵の画面を、つまり、最新の加速度データが特定する加速度に応じた絵の画面を表示画面141cに表示させる。さらに、表示制御に加速度表が用いられるために、最新の加速度が同じ等であっても、絵の画面が最新の走行速度によって変化する。最新の加速度が同じであっても、例えば、走行速度が大きい場合、表示制御部120dは、走行速度が小さいときと比べて、加速度が大きいことを示す絵(排気ガスが大きい図8(b)の絵)を表示する。このように、走行速度が大きい場合、加速度の変化が絵の変化に反映されやすい。
表示内容は、加速度に応じた変化周期で変化する照明用光源142の発光色又は輝度を含む場合、加速度が大きければ大きいほど、照明用光源142の発光色又は輝度の変化の周期は短くなる。表示制御部120dは、表示内容データに応じた変化周期で照明用光源142の発光色又は輝度を変化させる。つまり、表示制御部120dは、最新の加速度データが特定する加速度に応じた周期で照明用光源142の発光色又は輝度を変化させる。さらに、表示制御に加速度表が用いられるために、最新の加速度が同じ等であっても、変化周期は最新の走行速度によって変化する。最新の加速度が同じであっても、例えば、走行速度が大きい場合、表示制御部120dは、走行速度が小さいときと比べて、変化周期小さくして、発光色又は輝度を変化させて表示を行う。このように、走行速度が大きい場合、加速度の変化が発光色又は輝度を変化の変化周期の変化に反映されやすい。
表示制御部120dがステップS408の処理を行うと、速度取得部120aは、再びステップS401の処理を行う。
表示制御部120dは、ステップS405及びステップS406でNoと判断した場合、ステップS409において、加速度を表示する必要がないので、加速度が最小(例えばゼロ)となるような表示内容を表示部に表示する。表示制御部120dは、このような表示内容を表す表示内容データを適宜生成して、表示部140に供給して、この表示内容を表示部140に表示させる。
表示制御部120dがステップS409の処理を行うと、速度取得部120aは、再びステップS401の処理を行う。
表示制御処理は、車両99が動作を停止(エンジンの停止)するまで行われる。
制御部120は、表示内容データをデジタル形式で供給しても良い。この場合、ディスプレイ装置141と照明用光源142とにおいて、表示内容データをアナログデータに変換し、このアナログデータ(つまり、アナログ形式の表示内容データ)に基づいて表示内容の表示を行っても良い。
また、車両情報供給部110は、ECU113を有さなくてもよい。この場合、車速用センサ111及びアクセルポジションセンサ112等が供給する信号は、表示制御装置100に直接供給される。表示制御装置100は、この信号をデジタル変換し、ECU113が行う処理と同様の処理によって、車両データに含まれる各データを生成する。このようにして、表示制御装置100は、走行データ、アクセル操作データ等の車両データに含まれる各データを取得する。
以上、本実施形態では、表示制御装置100は、車両99の走行速度を特定する速度データを所定間隔で順次取得する速度取得部120aと、速度取得部120aが取得した前記速度データを記憶部に順次記録する速度記録部120bと、速度取得部120aが取得した最新の速度データと記憶部130に記録した最新の速度データの一つ前の速度データとに基づいて車両99の加速度を特定(例えば、算出)する加速度データを取得する加速度取得部120cと、加速度取得部120cが取得した加速度データが特定する加速度に応じた表示内容を表示部140に表示させる表示制御部120dと、を備える。記憶部130に記録した過去の速度データを用いることで、所定間隔における加速度を精度良く算出できる。このため、表示制御装置100は、精度良く算出した車両の加速度に応じた表示を表示部に行わせることができる。
また、本実施形態では、表示制御部120dは、速度取得部120aが取得した最新の速度データが特定する走行速度に応じて、同一の表示内容を表示する加速度の範囲を変更する。なお、この方法は、上記の加速度表を用いる場合に限らない。例えば、上記各加速度表は、速度の範囲を固定して表示内容データを可変させたものであってもよい。この場合、早い速度に対応する加速度表は、例えば、複数の速度の範囲に渡って同じ表示内容データが対応する。上述のように、車両99の走行速度によって、加速度の一般的な変化度合いは異なる。前記の処理を行う表示制御部120dによって、加速度の変化を走行速度に応じて表現できるため、表示制御装置100は、表示部140を用いて車両99の加速度の変化を分かりやすくユーザに知らせることができる。
また、本実施形態では、表示制御部120dは、走行速度が大きくなれば、加速度の範囲を小さくする。これによって、走行速度が大きくなった場合に加速度の変化が小さくなっても、表示内容を大きく変化させることができ、表示制御装置100は、表示部140を用いて車両99の加速度の変化を分かりやすくユーザに知らせることができる。
また、本実施形態では、表示部140は、図形を表示し、加速度に応じた表示内容は、加速度に応じて変化する図形を含む。図形によって加速度の変化が分かりやすくなる。
また、本実施形態では、表示部140は、照明用光源142(他の光源であってもよい。)を含み、加速度に応じた表示内容は、加速度に応じた変化周期で変化する照明用光源142の発光色又は輝度を含む。一定周期で変化する発光色又は輝度(例えば、一定周期での点滅)は、人間が認識しやすい。このため、発光色又は輝度の変化の周期が変化することによって、加速度の変化がユーザによって認識されやすい。
また、本実施形態では、速度取得部120aは、車両99のアクセル操作を特定するためのアクセル操作データをさらに取得し、表示制御部120dは、速度取得部120aが取得したアクセル操作データに応じて加速度に応じた表示内容を制御する。例えば、このとき、表示制御装置100は、加速度がゼロ又は少ないとき(所定の範囲内)のときの表示内容を表示部140が表示する。これによって、車両99が加速しているが燃費が良い場合等において、加速度の大きさが表示部140が表示する表示内容に反映されないため、表示制御装置100は、表示部140を用いて車両99の燃費の善し悪しを分かりやすくユーザに知らせることができる。
また、本実施形態では、表示制御装置100は、車両99の走行速度を特定する速度データを取得する速度取得部120aと、車両99の加速度を特定する加速度情報を取得する加速度取得部120cと、加速度取得部120cが取得した加速度に応じた表示内容を表示部140に表示させる表示制御部120dと、を備え、表示制御部120dは、速度取得部120aが取得した速度データが特定する走行速度に応じて、同一の表示内容を表示する加速度の範囲を変更する。前記の処理を行う表示制御部120dによって、加速度の変化を走行速度に応じて表現できるため、表示制御装置100は、表示部140を用いて車両99の加速度の変化を分かりやすくユーザに知らせることができる。なお、加速度取得部120cは、走行速度から加速度を算出(つまり、取得)しなくてもよく、例えば、加速度センサ等によって加速度を取得してもよい(以下同じ)。
また、本実施形態では、表示制御装置100は、車両99の加速度を特定する加速度情報を取得する加速度取得部120cと、加速度取得部120cが取得した加速度に応じた表示内容を表示部140に表示させる表示制御部120dと、を備え、表示部は、照明用光源142(他の光源であってもよい。)を含み、加速度に応じた表示内容は、加速度に応じた変化周期で変化する照明用光源142の発光色又は輝度を含む。一定周期で変化する発光色又は輝度(例えば、一定周期での点滅)は、人間が認識しやすい。このため、発光色又は輝度の変化の周期が変化することによって、加速度の変化がユーザによって認識されやすい。
また、本実施形態では、表示制御装置100は、車両99のアクセル操作を特定するためのアクセル操作データを取得するアクセル操作取得部(速度取得部120a)と、車両99の加速度を特定する加速度情報を取得する加速度取得部120cと、加速度取得部120cが取得した加速度に応じた表示内容を表示部140に表示させる表示制御部120dと、を備え、表示制御部120dは、アクセル操作取得部が取得したアクセル操作データに応じて加速度に応じた表示内容を制御する。例えば、このとき、表示制御装置100は、加速度がゼロ又は少ないとき(所定の範囲内)のときの表示内容を表示部140が表示する。これによって、車両99が加速しているが燃費が良い場合等において、加速度の大きさが表示部140が表示する表示内容に反映されないため、表示制御装置100は、表示部140を用いて車両99の燃費の善し悪しを分かりやすくユーザに知らせることができる。
なお、表示部制御装置100は、走行速度を用いて特定した加速度に応じた表示内容として、加速度の数値を表示部140(表示画面141c)に表示しても良い(図9)。これによって、加速度をダイレクトにユーザに知らせることができる。
99 車両
100 表示制御装置
110 車両情報供給部
111 車速用センサ
112 アクセルポジションセンサ
113 ECU
120 制御部
120a 速度取得部
120b 速度記録部
120c 加速度取得部
120d 表示制御部
121 入力ポート
122 CPU
123 ROM
124 D/Aコンバータ
125 D/Aコンバータ
130 記憶部
131 RAM
140 表示部
141 ディスプレイ装置
141a スピードメータ
141b 回転数メータ
141c 表示画面
142 照明用光源

Claims (6)

  1. 車両の表示部を制御する表示制御装置であって、
    前記車両の走行速度を特定する速度データを所定間隔で順次取得する速度取得手段と、
    前記速度取得手段が取得した前記速度データを記憶部に順次記録する速度記録手段と、
    前記速度取得手段が取得した最新の前記速度データと前記記憶部に記録した前記最新の速度データの一つ前の前記速度データとに基づいて前記車両の加速度を特定する加速度データを取得する加速度取得手段と、
    前記加速度取得手段が取得した前記加速度データが特定する加速度に応じた表示内容を前記表示部に表示させる表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記速度取得手段が取得した前記最新の前記速度データが特定する走行速度に応じて、同一の前記表示内容を表示する前記加速度の範囲を変更することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示制御部は、前記走行速度が大きくなれば、前記加速度の範囲を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示部は、図形を表示し、
    前記加速度に応じた前記表示内容は、加速度に応じて変化する図形を含む、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示部は、光源を含み、
    前記加速度に応じた前記表示内容は、前記加速度に応じた変化周期で変化する前記光源の発光色又は輝度を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 車両の表示部を制御する表示制御装置であって、
    前記車両の走行速度を特定する速度データを取得する速度取得手段と、
    前記車両の加速度を特定する加速度情報を取得する加速度取得手段と、
    前記加速度取得手段が取得した前記加速度に応じた表示内容を前記表示部に表示させる表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記速度取得手段が取得した前記速度データが特定する走行速度に応じて、同一の前記表示内容を表示する前記加速度の範囲を変更する、
    ことを特徴とする表示制御装置。
  6. 前記表示部は、光源を含み、
    前記加速度に応じた前記表示内容は、加速度に応じた変化周期で変化する前記光源の発光色又は輝度を含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載の表示制御装置。
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