JP5497856B2 - 薄膜製つけまつ毛 - Google Patents

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Description

本願発明はつけまつ毛に関する。さらに詳細に言えば、紙、プラスチック製シートなどの薄膜を素材として使用するつけまつ毛に関する。
従来のつけまつ毛は幅が0.5mm程度の細い線状のベースに人工まつ毛材が植えつけられている。このようなつけまつ毛を製作するには、細いベースにまつげ材を接着剤などで固着する作業が必要となり、手間暇が掛かり、製作に時間がかかる。
特開2008−23132号には、接着部と湾曲部とからなる連結ユニットとまつげ材とからなり、これらを同一の薄片材によって一体成形し、湾曲部で湾曲することにより瞼に貼り付ける接着部とまつ毛材との間に角度を設けるようにしたつけまつ毛が開示されている。このつけまつ毛では、まつげ材をベースと一体に成形するので、従来のまつげ材を一本一本植えつけるのに比して、その製造は容易且つ迅速になると記載されている。
しかし上記のような構成においては、素材が紙などの薄い素材であるため、容易に撓みやすくて姿勢が安定せず、製作の際、或いは製品の包装、搬送等の際にきわめて取扱いにくい。その為に時には折り曲げて変形させてしまったりして製品を不良品化してしまう可能性がある。
特開2011−208341号公報
本願発明は上記した問題点に鑑みなされたものであり、製作或いは包装、搬送等の際に取り扱いが容易となる、薄膜を素材として使用するつけまつ毛を提供することをその課題とする。
また、装着時に水滴が掛かってもその水滴を弾いてしまうつけまつ毛を提供する。
さらに、装着者が容易に好みの状態にまつげの部分をカールすることができるつけまつ毛を提供する。
上記課題を解決するために本願発明に係るつけまつ毛は、薄紙、プラスチックシート、又は薄紙とプラスチックシートとをラミネートしたラミネート材を材料として製作され、細長いベースと該ベースから伸びるまつ毛部とからなるつけまつ毛本体と、該つけまつ毛本体の周囲を少なくとも部分的に囲む枠体と、つけまつ毛本体と枠体を繋ぐ連結部とを備えている。
上記ラミネート材は、薄紙からなる基材と、該基材の片面にラミネートされた薄いプラスチックフィルムとで構成するとよい。
上記プラスチックフィルムは、熱収縮性を有するものにするとよい。
上記つけまつ毛本体のベース部は、基材となる薄紙の紙目の方向に概略伸びるように形成するとよい。
なお、上記から明らかな通り、本願では通常の意味での「つけまつ毛」に対応する用語としては「つけまつ毛本体」の用語を使用し、つけまつ毛本体と枠体と連結部とで構成されるものを示す用語として「つけまつ毛」を使用する。
上記のとおり、本発明のつけまつ毛ではつけまつ毛本体の周囲を少なくとも部分的に囲む枠体を設け、つけまつ毛本体を連結部によって枠体と一体になるように連結したので、製作、包装、搬送等の際にその枠体の部分を使用して取扱うことができるので、その取扱いがきわめて容易となる。
使用する薄膜を、薄紙からなる基材と、該基材の片面にラミネートされたプラスチックフィルムとで構成すると、着用時に水滴が掛かってもその水滴を弾くことができる。
そのプラスチックフィルムとして熱収縮性を有するものを使用すると、熱を加えることにより容易にまつ毛部を好みの状態にカールさせることができる。
つけまつ毛本体のベース部が、基材の紙目の方向に延びるように形成すると、加熱してカールさせる際にベース部が変形するのを防止できる。
本願発明の実施の形態にかかるつけまつ毛を示す平面図である。 図1のB−B線断面図である。
以下図面を参照しながら本願発明の具体的実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態にかかるつけまつ毛1を示す平面図である。図において、符合3a、3bは左右一対のまつ毛本体であり、それぞれ、ベース部5a、5bとまつ毛部7a、7bとが一体に形成されている。ベース部5a、5bは人の瞼の輪郭に概略対応した僅かに湾曲した形をしており、まつ毛部7a、7bはその湾曲の形状の外側へ向かって延びている。符合9はその左右のまつ毛本体3a、3bの周囲を囲んでいる四角形の枠体であり、所望の幅を備えて形成されており、この枠体9へ左右のまつ毛本体3a、3bが連結部11a、11bを介して一体的に連結されている。このように左右のまつ毛本体3a、3bの周囲に一体的に連結された枠体9が設けられているので、このつけまつ毛1を製作する際、或いは包装、搬送等する場合にこの枠体9の部分を持って扱うことができ、まつげ本体3a、3bに触れる必要がないので、取扱いが容易であり、まつ毛本体3a、3bを折り曲げてしまったりすることを防止できる。
次にこのつけまつ毛の製造方法について説明する。先ず材料について説明すると、この実施の形態で使用している薄膜は、図2に示すように薄紙製の基材13と該基材13の片面にラミネートされたプラスチックフィルム15で構成されている。本実施の形態で使用する薄紙は厚みが略150μのファイバー紙であり、プラスチックフィルムとしては熱収縮性を有する、例えばはポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラートなどを使用し、その厚みは略12ミクロンのものを使用している。勿論、基材としての紙及びラミネート材としてのプラスチックフィルムの素材及びその寸法はこれらに限定はされず、本発明の目的に適うものであれば良い。
上記のようにラミネートされた薄膜を所望の寸法に裁断したものを用意し、レーザ加工機にセットし、事前に用意したデザインに合わせてこの薄膜にレーザ加工を施し、つけまつ毛本体3a、3b、枠体9、連結部11a、11bの部分を残して、他の部分をカットして取り除き、図1に示す枠付きの状態でのつけまつ毛1を製造する。本実施の形態では左右のつけまつ毛本体3a、3bを一対にして一つの枠体9に取付けた状態で作成しているが、必ずしもこれに限定されず、左右のつけまつ毛本体3a、3bを別々の枠体9に取付けるようにしてもよい。また、用意する薄膜の寸法は、図1のように一対のつけまつ毛を製造する大きさでも良いし、多数個取りを行えるように図1の寸法のものを左右、縦横に複数個並べた大きさのものを用意しても良い。また、枠体の形状は四角形に限定されず、円形、三角形などでもよい。また、枠体はまつ毛本体の周囲全体を囲むことは必須ではなく、まつ毛本体の周囲を部分的に囲む形でも良い。さらには、通常では「まつ毛本体の周囲を囲む」とは言えない状態、例えば連結部によってまつ毛本体に連結された四角形の片などでも良く、これらを含めて本願では「まつ毛本体を少なくとも部分的に囲む枠体」という概念に含める。また、各まつ毛本体を枠体に連結する連結部は図示の例ではそれぞれのまつ毛本体に対して1個設けられているが、2個以上でも良い。
ここで、図1において両方向矢印Aは、使用する基材13の紙目の方向を示している。図から判るとおり、つけまつ毛本体3a、3bのベース部5a、5bが概略的に見てこの紙目の方向に延び、まつ毛部7a、7bが概略その紙目に直交する方向に延びている。
このつけまつ毛本体3a、3bを着用するに当たっては、先ず連結部11a、11bをつけまつ毛本体3a、3bに繋がっている根元部分で切り、つけまつ毛本体3a、3bを枠体9から切離す。そしてそのまま装着しても良いが、カールさせたい場合には、例えばドライヤーで温風を当てるなどしてこのまつ毛本体3a、3bを熱する(好ましくはプラスチックフィルム15側から)と、ラミネートしたプラスチックフィルム15が収縮して、図2に二点差線で示すようにまつげ部7a、7bがプラスチックフィルム15を内側にして湾曲する。しかし、基材13の紙目が両方向矢印Aの方向であるため、その紙目Aに直交する方向では折曲げに対する抵抗が強いため、ベース部には熱による変形は殆ど生じない。このように、ドライヤーなどで熱を加えることにより、着用者は好みの程度にまつ毛部7a、7bをカールさせることができる。加熱する方法としてはドライヤーに限定されず、例えば電子レンジで1分間程度暖めてもきれいにカールすることができる。また、着用時に雨に降られるなどして水滴が掛かっても、上側がプラスチックフィルムになっているので水を弾いてしまい、水によりつけまつ毛が変形することなどが防止され、好都合である。
以上は上瞼側につけまつ毛について説明したガ、下瞼側につけるつけまつ毛についても同様である。但しその場合は、着用時にプラスチックフィルム15が下側になる。

Claims (4)

  1. 薄紙、プラスチックシート、又は薄紙とプラスチックシートとをラミネートしたラミネート材を材料として形成され、細長いベース部と該ベース部から伸びるまつ毛部とからなるつけまつ毛本体と、該つけまつ毛本体の周囲を少なくとも部分的に囲む枠体と、前記つけまつ毛本体と前記枠体を繋ぐ連結部とを備えていることを特徴とする、つけまつ毛。
  2. 請求項1に記載のつけまつ毛において、前記ラミネート材は、薄紙からなる基材と、該基材の片面にラミネートされた薄いプラスチックフィルムとからなることを特徴とする、つけまつ毛。
  3. 請求項2に記載のつけまつ毛において、前記プラスチックフィルムは熱収縮性を有することを特徴とする、つけまつ毛。
  4. 請求項3に記載のつけまつ毛において、前記つけまつ毛本体の前記ベース部は、前記薄紙の紙目の方向に概略延びるように形成されていることを特徴とする、つけまつ毛。
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