JP5497070B2 - タービンエンジン用防音排気管 - Google Patents

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Description

本発明は、タービンエンジン用の防音排気管に関する。本発明の特定の適用分野は、特にヘリコプタのガスタービンエンジンの排気による騒音処理の分野である。
ヘリコプタのロータブレードの回転により生じる雑音の低減が達成されるということは、ブレードを駆動するタービンからの雑音が発せられる全音量の実質的な成分となっていることを意味する。
したがって、タービンからの雑音を低減することが望ましい。
欧州特許第1010884号明細書
このために、欧州特許第1010884号明細書は、音エネルギー吸収コーティングを施したヘリコプタタービンの多チャネル排気ノズルの壁を備えることを提案している。コーティングは、関与する音周波数を考えると、比較的厚くなるために、重量および体積の問題が生じる。
本発明の目的は、効果的な防音効果があり、比較的軽量な構造を有するタービンエンジン用防音排気管を提案することである。
上述の目的は:
排気管の流路を画定する多孔内側シェルと、
中実外側シェルであって、内側シェルとの間に上流側端部と下流側端部とで閉鎖された空間を画定する外側シェルと、
内側シェルと外側シェルとの間にこれらのシェルから離間して伸び、互いに対して保持し合う中空ビーズから成る少なくとも1つの音エネルギー散逸層を含むコアと、
長手方向部材によって接続される上流側部分と下流側部分とを有するフレームであって、コアを支持し、そのコアを2つの多孔面間で保持される中空ビーズで充填された複数のボックスに分割するフレームとを備え、
フレームは、フレームの上流側部分および下流側部分の少なくとも一方によって外側シェルおよび内側シェルの少なくとも一方に固定される排気管によって達成される。
用語「上流側」および「下流側」は、本明細書では、排気管におけるガス流の流れ方向に対して使用される。
フレームは、内側シェルと外側シェルとの間でコアを保持する働きをし、コアは、知られているように、大幅な音エネルギーの散逸をもたらす中空ビーズから成る少なくとも1つの層を含む。したがって、軽量構造で効果的な防音効果が得られる。有利には、使用される中空ビーズは、微細孔多孔壁を有するセラミックビーズである。
一実施形態では、外側シェルは、フレームの上流側部分に固定される上流側端部を有する構造部品を構成し、フレームは外側シェルに対して長手方向に自由に動くフレームの下流側部分を有する。この場合、排気管の構造的機能は、外側シェルによって果たされる。外側シェルとフレームとの間の熱源の寸法変化差は、フレームがその下流側端部で長手方向に自由に動くことで調整される。
有利には、下流側部分では、フレームは、外側シェルに固定されたガイド内を摺動可能な長手方向突出フィンガを担持する。さらに、フレームの下流側部分と外側シェルとの間の間隙に可撓性封止リップが介挿され、そのことで雑音の伝播を防ぐことができる。
別の実施形態では、フレームは内側シェルと外側シェルとを担持する構造部品を構成する。この場合、排気管の構造的機能は、フレームによって果たされる。
このような状況で、外側シェルは、好ましくは、互いに向かって伸びるセグメントで、フレームの上流側部分に接続される上流側第1のセグメントと、フレームの下流側に接続される下流側セグメントとを備える。このことで、熱源の寸法変化が外側シェルとフレームとの間で生じるようになる。
有利には、いずれの実施形態においても、内側シェルはその上流側端部または下流側端部でフレームの上流側端部または下流側端部に固定され、その他端部はフレームに対して自由であり、このことで、内側シェルとフレームとの間の寸法変化を調整することができる。
さらに、いずれの実施形態においても、コアと内側シェルおよび外側シェルとの間の空間のそれぞれに横方向に伸びる少なくとも1つの中実隔壁が設けられて、これらの空間において長手方向に雑音が伝播するのを防ぐようにしてもよい。有利には、各隔壁は、隔壁が固定される内側シェルまたは外側シェルから、コアに接触せずにコアの近くまで伸びる。
本発明は、非限定的な例として添付図面を参照して考察された以下の説明を読むことでからより良く理解することができる。
本発明の一実施形態の防音排気管の長手方向断面図である。 図1の防音管のフレームの斜視図である。 図1の細部の拡大図である。 特に、図2のフレームによって支持され分割された音エネルギー散逸コアの部分を示した図である。 図4の面V−Vにおける部分断面図である。 図1の防音管フレームの変形形態の斜視図である。 本発明の別の実施形態の防音排気管の長手方向断面図である。 図7の防音管フレームの斜視図である。
図1から図5を参照して、本発明の防音排気管10の第1の実施形態を説明する。図示されている排気管10は、ヘリコプタのガスタービンエンジンのノズルであり、知られている形では、確実にタービンからのガスがヘリコプタの尾部から離れる方向にそれるように曲線形状である。
管10は、中実外側シェル20と、排気路12を画定し外側シェル20から離間した多孔内側シェル30と、フレーム40と、フレーム40によって支持され分割された音エネルギー散逸コア60とを備える。
この実施形態では、外側シェル20が排気管の構造的機能を果たす。外側シェルは、金属板を使用して、例えば、ニッケル合金を使用して作られてもよいし、または耐熱チタン合金の超塑性成形によって得られてもよい。シェル20は、排気管が組み立てられるように、2つの部分、つまり、上流側部分20aと下流側部分20bとから成り、これらの部分は、例えば、ボルト締めまたはねじナットアセンブリ22によって互いに締結される。
内側シェル30は、音波透過性を有する。内側シェル30は、例えば、耐熱ニッケル合金を使用した多孔金属板の形に作られる。コア60を通過した後に外側シェル20によって反射された音波を通すように、シェル30には、その全長および全周にわたって、例えば、1mmから数mmの直径の穴が形成される。シェル30の穿孔率は、例えば、10%から30%とすることができる。
外側シェル20は、上流側端部では、(以下で説明するように)フレームの下流側部分が取り付けられる半径方向部分20cを形成するように折り曲げられ、半径方向部分20cは、内側シェル30の上流側末端部分20dに押圧される上流側末端部分で伸ばされる。
シェル20の上流側末端部分とシェル30の上流側末端部分とは、互いにエンジンのケーシングの隣接部分(図示せず)に、例えば、ねじまたはボルトで接続される。
外側シェル20は、下流側端部では、斜め部分20eを形成するように折り曲げられ、斜め部分20eは、内側シェル30の下流側末端部分に押圧される下流末端部分20fで伸ばされる。
したがって、外側シェル20と内側シェル30との間の空間25は、その空間の上流側端部と下流側端部とで音波不透過性の中実壁によって閉鎖される。
内側シェル30は上流側部分のみで外側シェル20に固定されるので、シェル20の下流側末端部分およびシェル30の下流側末端部分は、熱源の膨張差により互いに対して摺動することができ、内側シェル30はタービンからのガスにさらされることに留意されたい。変形形態では、シェル30は下流側部分のみで外側シェルに固定されるが、上流側端部は摺動できるようにする。
フレーム40(図1および図2)は、例えば、半径方向リング42の形の上流側部分と、例えば、リング44の形の下流側部分と、リング42、44を互いに接続する長手方向部材46と、場合により、さらにフレームに剛性を持たせるように長手方向部材間に伸びる半径方向スペーサ48とを備える。長手方向部材46は、その上流側端部および下流側端部では、タブ45によって上流側リング42と下流側リング44とに固定され、例えば、ボルト締め、ねじ留め、または溶接によって固定される。スペーサ48は、その両端部では、スペーサが伸びている間にある長手方向部材に同じ方法で固定される。フレームは、例えば、ニッケル合金またはチタンの耐熱金属板製にすることができる。
フレーム40は、シェル20の半径方向部分20cの内側面に当接する上流側リング42によって、ねじナット接続で外側シェル20の上流側端部に締結され、ねじ42aはねじ頭がリング42の内側面にろう付けされるか、またはねじ42aが前記内側面にろう付けまたは溶接されたカバーによって前記内側面に対して保持される。
フレーム40は、その下流側端部は、フレーム40と外側シェル20との膨張差による移動を調整するように自由である。有利には、フレーム40は、その下流側端部に、例えば、長手方向部材46に沿って下流側リング44から下流側に突出するフィンガ50を担持する。図3でさらに詳細に示されるように、フィンガ50は外側シェルの斜め部分20eを貫通し、前記斜め部分20eの外側に固定されたガイド52に入る。金属ベアリング54がガイド52に挿入されて、膨張差による移動の間のフィンガ50の摺動を容易にすることができる。また、フィンガ50がガイド52に係合することで、外側シェル20に対する回転に対してフレーム40を係止することができる。
膨張差の可能性を調整するために、フレーム42の下流側リング44と外側シェル20の下流側端部の斜め部分20eとの間に空間56が残される。この空間に可撓性環状リップ58が挿入されて、下流側リング44の外側面(またはシェル20の斜め部分20eの内側面)に固定され、例えば、溶接され、シェル20の斜め部分20eの内側面(または下流側リング44の外側面)に当接する。例として、リップ58は、薄板金属製であり、コア60から離れてシェル30とシェル20との間を通る音波を防ぐように防音効果をもたらす。
コア60は、コア60の2つの対向する多孔壁60a、60b間で保持される中空ビーズ62の層によって音エネルギーを散逸させ、壁60aおよび60bは、例えば、グリッド、格子、金属網状に作られる。図1には、ビーズ62の一部だけが示されている。ビーズ62は、好ましくは、微細多孔壁を有し、平均直径が、例えば、1mmから数mmの中空セラミックビーズである。多孔壁と中実壁との間の空間の防音パネルのコアにあるこのようなビーズの層またはベッドを使用すること自体は知られている。特に、仏国特許出願第98/02346号明細書および仏国特許出願第03/13640号明細書を参照してもよい。
コア60はフレーム40によって支持され分割され、コアは、図4に示されるように、リング42、44と長手方向部材46とスペーサ48とによってボックス64にさらに分割される(図面を見やすくするために、図4にはボックスのうちの数個のみ示されている)。コアの内部に位置する多孔壁60aは、単一部品として作られたグリッド、格子、または網状にして、例えば、マイクロスポット溶接によって長手方向部材46およびスペーサ48の内側縁部に固定されてもよい。外側に位置する多孔壁60bは、各ボックス64の個々のグリッド、格子、または金属網の要素64bにさらに分割される。
各ボックス64を充填するために、多孔壁60aが設置されて固定された後に、多孔壁要素64bは、例えば、ボックス64を画定する長手方向部材の内側縁部およびスペーサの内側縁部に、マイクロスポット溶接によって部分的に固定される。その後、ボックスは、ボックス内の空間の最大容量を占めるビーズ62で充填される。ビーズは、密に充填された状態に保たれ、それと同時に多孔壁要素64bの固定してしまう。ボックスは、有利には、周囲の多孔壁を弾性的に変形させながら充填されることにより、ボックスの熱膨張時に、ビーズ62にかかる圧力を維持し、ビーズ間を密接に接触した状態に保つことができる。音エネルギーを十分に散逸させるのに、音波がビーズを通過するのを防ぐようにビーズ間のこのような接触を維持することがまさに望ましい。ボックスが受ける膨張の絶対値はそのボックスの寸法によるので、ボックスの限界サイズとフレームの限界重量(ひいては、長手方向部材およびスペーサの数)との間の妥協点が模索される。目安として、ボックスの面積は、100cmから400cmにしてもよい。
図6に示されるように、外側シェル20と内側シェル30との間の空間25に半径方向または略半径方向隔壁が配置されて、この空間内で音波が長手方向に伝えられるのを防ぐ。
隔壁は、排気管の長手方向軸の周囲全体に伸びてもよいし、図示されるように、利用できる空間に応じて、前記軸の周囲の1つのセクタのみに伸びてもよい。
各隔壁は、2つの部分、すなわち、コア60と外側シェル20との間に伸びる外側部分24aと、コア60と内側シェル30との間に伸びる内側部分24bとを備え、そのことにより、少し間隔を空けてフレーム40を通すための間隙を残す。部分24a、24bは中実であり、すなわち、多孔壁でなく、金属製であり、好ましくは、フレーム40を構成する金属と同じ金属から成る。
隔壁のそれぞれの外側部分24aは、外側シェル20に固定するための外側リム26aを有し、隔壁の各内側部分24bは、内側シェル30に固定するための内側リム26bを有するが、この場合、例えば、ボルト締め、ねじ留め、溶接、ろう付け、または接着によって固定される。
図7は、本発明の排気管110の第2の実施形態を示す図である。
管110は、中実外側シェル120と、排気路112を画定し外側シェル120から離間した多孔内側シェル130と、フレーム140と、フレーム140によって支持され分割された音エネルギー散逸コア160とを備える。
この第2の実施形態は、上述の形態とは、排気管110の構造的機能はフレーム140によって果たされるという点で異なる。フレーム140は、好ましくは、耐熱金属材料、例えば、ニッケル合金またはチタン合金製である。図1および図2のフレーム40と同様に、フレーム140(図7および図8)は、スペーサ148によって互いに接続される長手方向部材146によって互いに接続される上流側リング142および下流側リング144を有し、フレームの構成部分は所望の構造的役割に影響を与えるように寸法決めされる。
外側シェル120は、2つの部分、すなわち、上流側部分120aと下流側部分120bとを備える。上流側部分120aは、その上流側端部で、半径方向部分120cを形成するように折り曲げられ、半径方向部分120cは、内側シェル130の上流側末端部分120dに押圧される上流側末端部分で伸ばされる。下流側部分120bは、下流側端部では、斜め部分120eを形成するように折り曲げられ、斜め部分120eは、内側シェル130の下流側末端部分120fに押圧される下流末端部分で伸ばされる。したがって、外側シェル120と内側シェル130との間の空間125は、その上流側端部と下流側端部とで音波不透過性の中実壁によって閉鎖される。
外側シェル120の上流側部分120aは、フレーム140の上流側リング142と半径方向部分120cとの接続によってフレーム140に固定される。外側シェル120の下流側部分120bは、フレーム140の下流側リング144と斜め部分120eとの接続によってフレーム140に固定される。例として、接続はねじナットによって行われてもよく、ねじは、ねじ頭がリング142、144の内側面にろう付けされるか、またはねじが前記内側面にろう付けまたは溶接されたカバーで前記内側面に対して保持される。変形形態では、上流側リング142および/または下流側リング144は、シェル120の半径方向部分120cおよび/または斜め部分120eで構成されてもよく、この場合、長手方向部材146は半径方向部分120cおよび/または斜め部分120eに固定される。
上流側部分120aの下流側端部および下流側部分120bの上流側端部は、フレーム140と外側シェル120との間の膨張差の影響による相対摺動を調整するために、互いに重なり合って接続される。
シェル120の上流側末端部分とシェル130の上流側末端部分とは、互いにエンジンのケーシングの隣接部分(図示せず)に、例えば、ねじ留めまたはボルト締めによって接続される。シェル130は、熱源の膨張差によるシェル120の下流側末端部分とシェル130の下流側末端部分との相対摺動を調整するために、上流側部分のみで外側シェル120に固定される。変形形態では、内側シェル130は、下流側部分のみで外側シェルに固定されるが、上流側部分で摺動できるようにする。
音エネルギーは、例えば、グリッド、格子、または金属網の2つの多孔壁160a、160b間で保持された中空ビーズ162の層によってコア160で散逸される。コア160は、上述のコア60と同じ方法で、フレーム140によって、ビーズ162で充填されたボックスにさらに分割される。
図6に示されたのと同じ方法で、空間125に半径方向または略半径方向隔壁が配置されて、この空間125内で音波が長手方向に伝えられるのを防ぐことに留意されたい。
エンジンの動作時に、音波は内側シェル30または130を通って空間25または125に入り込んで、コア60または160を複数回通過し、外側シェル20または120によって反射される。音エネルギーのかなりの部分が、コア内のビーズの層を通過する度に散逸される。
例として、平均直径1mmから数mm、例えば、1mmから3.5mmのビーズ62または162を使用する場合、タービンで発生した音の主波長の効果的な音減衰は、約5mmから20mmの厚さのコアで達成される。この場合、排気管の壁の全厚さ(外側シェルと内側シェルとの距離)は、約50mmから200mmとすることができる。
上述の実施形態においては、1つのコア60または160のみが設けられている。変形形態では、互いに離間し、外側シェル20または120および内側シェル30または130から離間した複数のコアを有することも可能であり、この場合、フレーム40または140は、コアを支持し分割するために長手方向部材およびスペーサの複数の対応アセンブリで作られる。

Claims (9)

  1. 排気管の流路(12、112)を画定する多孔内側シェル(30、130)と、
    中実外側シェル(20、120)であって、内側シェルとの間に、上流側端部と下流側端部とで閉鎖された空間を画定する外側シェルと、
    内側シェルと外側シェルとの間の空間に配置される少なくとも1つの音エネルギー散逸層と
    を備えるターボ機械用の防音排気管であって、
    コア(60、160)が、内側シェルと外側シェルとの間に、内側シェルおよび外側シェルから離間して伸び、互いに対して保持し合う中空ビーズ(62、162)から成る少なくとも1つの音エネルギー散逸層を含むこと
    少なくとも1つの中実隔壁(24a、24b)が、コア(60)と内側および外側シェル(30、20)との間の空間のそれぞれに横方向に伸びていること、および
    フレーム(40、140)が、長手方向部材によって互いに接続される上流側部分と下流側部分とを有し、フレームがコアを支持して、コアを2つの多孔面(60a、60b、160a、160b)間で保持される中空ビーズで充填された複数のボックスに分割し、
    フレーム(40、140)が、フレームの上流側部分および下流側部分のうちの少なくとも一方を介して外側シェル(20、120)および/または内側シェル(30、130)に固定されることを特徴とする、排気管。
  2. 外側シェル(20)が、フレーム(40)の上流側部分に固定される上流側端部を有する構造部品を構成し、フレームが外側シェルに対して長手方向に自由に動くフレームの下流側部分を有することを特徴とする、請求項1に記載の排気管。
  3. フレーム(40)が、下流側部分では、外側シェル(20)に固定されたガイド内を摺動可能な長手方向突出フィンガ(50)を担持することを特徴とする、請求項2に記載の排気管。
  4. フレーム(40)の下流側部分と外側シェル(20)との間の間隙に可撓性封止リップ(58)が介挿されることを特徴とする、請求項2または3に記載の排気管。
  5. フレーム(140)が、内側シェル(130)と外側シェル(120)とを担持する構造部品を構成することを特徴とする、請求項1に記載の排気管。
  6. 外側シェル(120)が、互いに向かって伸びるセグメントで、フレーム(140)の上流側部分に接続される上流側第1のセグメント(120a)と、フレーム(140)の下流側に接続される下流側セグメント(120b)とを備えることを特徴とする、請求項5に記載の排気管。
  7. 内側シェル(30、130)は、その上流側端部または下流側端部でフレーム(40、140)の上流側端部または下流側端部に固定され、その他端部でフレームに対して自由であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載に排気管。
  8. 各隔壁(24a、24b)が、隔壁が固定される内側シェルまたは外側シェルから、コア(60)に接触せずにコアの近くまで伸びることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の排気管。
  9. 中空ビーズ(62、162)が、微細多孔壁を有するセラミックビーズであることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の排気管。
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