JP2005004199A - 航空機エンジンノイズリダクション用組立体及び方法 - Google Patents

航空機エンジンノイズリダクション用組立体及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005004199A
JP2005004199A JP2004158136A JP2004158136A JP2005004199A JP 2005004199 A JP2005004199 A JP 2005004199A JP 2004158136 A JP2004158136 A JP 2004158136A JP 2004158136 A JP2004158136 A JP 2004158136A JP 2005004199 A JP2005004199 A JP 2005004199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
assembly
core portion
core
conduit
acoustic energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004158136A
Other languages
English (en)
Inventor
Jeffrey W Moe
ジェフリー・ダブリュー・モー
Stuart J Byrne
スチュアート・ジェイ・バーン
Norman J James
ノーマン・ジェイ・ジェームス
Ricardo A Burdisso
リカルド・エー・ブルディッソ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohr Inc
Original Assignee
Rohr Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohr Inc filed Critical Rohr Inc
Publication of JP2005004199A publication Critical patent/JP2005004199A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/04Air intakes for gas-turbine plants or jet-propulsion plants
    • F02C7/045Air intakes for gas-turbine plants or jet-propulsion plants having provisions for noise suppression
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/16Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/175Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general using interference effects; Masking sound
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/10Two-dimensional
    • F05D2250/19Two-dimensional machined; miscellaneous
    • F05D2250/191Two-dimensional machined; miscellaneous perforated
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/20Three-dimensional
    • F05D2250/28Three-dimensional patterned
    • F05D2250/283Three-dimensional patterned honeycomb
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2260/00Function
    • F05D2260/96Preventing, counteracting or reducing vibration or noise

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】 航空機部品の構造体内に一体化し得るノイズリダクション組立体を提供すること。
【解決手段】 (a)音響エネルギーを貫通させるための少なくとも1つの入口端部及び少なくとも1つの出口端部を具備するコア部分と、(b)外面及び内面を具備し、前記コア部分の少なくとも一部に隣接し、及び音響エネルギーを貫通可能にする複数の開口が内部に形成された第1部材と、(c)外面及び内面を具備し、内面が前記コア部分に隣接する第2部材と、を備えるターボファンエンジンノイズのような航空機ノイズを減じるのに有用な組立体前記コア部分はハニカム音響構造体とし得る。また、前記第1部材は、導管内に及び該導管から音響エネルギーの通過を可能にするために穿孔し得る。
【選択図】 図5

Description

本発明は、組立体、方法、及び、ターボファン式エンジンのような航空機エンジンによって生じる航空機ノイズを減じるためのシステムと、こうした組立体を作る方法とに向けられている。より詳細には、本発明は、ターボファン式エンジンナセル入口、エンジンファンケース、コアカウル、スラストリバーサ、コアケーシング、及び/又は、センターボディの一部に設置される組立体に関する。組立体は、音響エネルギーを貫通させる、少なくとも1つの入口端部及び少なくとも1つの出口端部を具備するコア部分を備える。組立体は、外面及び内面を具備し、前記コアの少なくとも一部に隣接し、及び音響エネルギーを貫通可能にする複数の開口が内部に形成された第1部材も備える。
ターボファン式エンジンのような航空機エンジンによって生じるノイズを減じる要求は当業者にはよく知られている。例えば、従来技術文献に開示されるように、今までに提案されてきた、こうしたノイズを減じる1つの方法は、エンジンによって生じるノイズレベルを減じるためのターボファン式エンジンの周りに列を成して配置された適切な長さのハーシェルークインケ(Herschel−Quincke)(H−Q)チューブの使用である(例えば、特許文献1参照)。チューブのこうした配列は、これらがエンジン周りに適切に配置されるならば、ターボファン式エンジンの音響エネルギーをキャンセルする破壊的なエネルギー波を作り出すが、大きな航空機抵抗又は減じられた燃料消費量の何れにも寄与しない。この従来技術文献にも開示されているように、管長、横断面積等のような種々のパラメータは、エンジン作動又は環境状態を変更することに応じて制御システムによって制御し得る。こうした制御システムでは、音をキャンセルするためにエンジンファンから伝播する音と位相が外れた関係で音が再導入される。こうした制御システムはフィードバック又はフィードフォワード制御、あるいはこれらの組合せを用い得る。また別の従来技術文献は、異なるエンジンサイクルに対する顕著な音源トーンのキャンセルを最適化するためのチューブ形状及び音響特性に対して動的に適合し得る、少なくとも1つの動的適合H−Qチューブを使用してこうしたノイズを減じる組立体及び方法を開示する(例えば、特許文献2参照)。
米国特許第6,112,514号明細書 国際出願第02/059474号パンフレット
これらの従来技術文献に記載されたような既存のH−Qチューブ形状構成は、航空機部品の外面に取り付けられ、かつ、従って、エンジンの構造体との一体化に必ずしも従わない特定形状に限定されるものでない。しかしながら、ターボファン式エンジンナセルコアカウルのような航空機部品の構造体内に一体化されるノイズリダクション組立体を用いることは有用である。従って、この発明の組立体は、コアカウルような少々の間隙又は間隙がない領域で用い得る。対照的に、従来技術による外部H−Qチューブが他の部品を物理的に干渉するため、この従来技術による外部H−Qチューブはコアカウル内で用いることができない。
さらに、「受動ライナー処理」内でのH−Qチューブの使用は、以前、例えば、従来技術文献に開示されていたが、こうした形状構成は受動ライナー処理内に実質的に含まれていないチューブの配列を用いる。対照的に、本発明によれば、例えば、コア部分内に実質的に含まれる単数又は複数の導管による音響エネルギーが貫通し、これにより種々の構造面及び費用面での利益を達成する。さらに、従来技術文献は、導管内外に音響エネルギーの通過を可能にするコア部分の入口端部及び出口端部に作動的に用いられる(穿孔されたスキンのように)複数の開口が内部に形成された第1部材の使用を開示しない。さらにまた、従来技術文献では、スクリーンはチューブの両端において必要とされる。対照的に、本発明の組立体は、コア部分の入口端部及び出口端部にスクリーンを用いない。
従って、航空機部品の構造体内に一体化し得るノイズリダクション組立体を提供することが本発明の1つの目的である。こうした組立体を使用して航空機ノイズを減じる方法を提供することは本発明の別の目的である。こうした組立体を用いる航空機ノイズリダクションシステムを提供することは本発明の更に別の目的である。本発明の他の目的、特徴及び利点は、本発明及び本願明細書に記載されるような種々の実施形態の詳細説明から当業者には自明である。
本発明によれば、ターボファン式エンジンノイズのような航空機エンジンノイズを減じるのに有用な組立体であって、
(a)音響エネルギーを貫通させる、少なくとも1つの入口端部及び少なくとも1つの出口端部を具備するコア部分と、
(b)外面及び内面を具備し、前記コア部分の少なくとも一部に隣接し、及び音響エネルギーを貫通可能にする複数の開口が内部に形成された第1部材と、及び
(c)外面及び内面を具備し、前記内面が前記コア部分に隣接する第2部材と、を備える組立体が提供される。
航空機エンジンノイズを減じるシステムであって、
(a)航空機構造体の周りに非均一なノイズエネルギーを発生する装置と、
(b)航空機ノイズを減じる組立体であって、
(i)音響エネルギーを貫通させる、少なくとも1つの入口端部及び少なくとも1つの出口端部を具備するコア部分と、
(ii)外面及び内面を具備し、前記コア部分の少なくとも一部に隣接し、及び音響エネルギーを貫通可能にする複数の開口が形成された第1部材と、
(iii)外面及び内面を具備し、内面が前記コア部分に隣接している第2部材と、を具備する前記組立体と、を備えるシステムが提供される。
一実施形態では、前記コア部分は、導管を内部に具備するハニカム音響構造体であり、前記第1部材は、導管内外に音響エネルギーの通過を可能にするために穿孔されている。
別の実施形態では、複数の導管が組立体内に設置され、前記コア部分は、導管をかなり多く含むハニカム音響構造体であり、かつ第1部材が前記導管内外に音響エネルギーの通過を可能にするために穿孔されている。
航空機エンジンノイズを減じる組立体を作る方法も記載されている。この方法は、
(a)複数の鉛直壁を具備する支持部材を設ける段階と、
(b)複数の鉛直壁を具備する複数のエンクロージャー部材を設ける段階と、
(c)少なくとも1つの支持部材から成る少なくとも1つの鉛直壁に隣接する少なくとも1つのエンクロージャー部材から成る少なくとも1つの鉛直壁を具備することによって副組立体を構成する段階と、
(d)穴、第1面、及び第2面を具備するコア部分を設ける段階と、
(e)外面及び内面を具備し、内面が前記コア部分の少なくとも一部に隣接し、及び音響エネルギーの貫通を可能にする複数の開口が内部に形成された第1部材を設ける段階と、
(f)前記コア穴内に前記副組立体を設ける段階と、
(g)音響エネルギーの貫通を可能にする導管を画成するように、前記コア部分の第2面に隣接する第2部材を設ける段階と、を備える方法が提供される。
本発明は、組立体、方法、及びターボファン式エンジンのようなノイズ発生システムからのファンノイズを減じるためのシステムと、こうした組立体を準備する方法に向けられている。好ましい実施形態では、本発明の組立体、方法及びシステムはターボファン式エンジンと共に使用される。しかしながら、例えば換気ダクトのような部分的に包囲される領域において伝播するノイズを発生するシステムのような他のシステムは、本発明と共に使用するために、等しく考慮される。従って、本発明の組立体、方法及び装置はターボファン式エンジンのみと共に使用するように限定されていないが、その代り、他のノイズを発生する装置又はシステムと共に使用し得る。本願明細書で特定された音響エネルギーの経路長、幅、形状及び他の変数及び量は、本発明の特定の用途に依存して変わり得る。従って、本願明細書で特定された数と寸法は、本発明の範囲に関する限定として解釈すべきではなく、1つの特定の用途の単なる例示であることを意味している。
例示的な目的だけのために、本発明のノイズリダクションシステムは、ターボファン式エンジンのノイズを減じることに関して説明する。この例示的な実施形態によれば、本発明のノイズリダクションシステムは、入口の調性及び広域成分と、ターボファン式エンジン用出口ノイズとの両方のための広範囲の周波数に亘るノイズエネルギーを減じる。特に、本発明のノイズリダクションシステムは、好ましくは少なくとも1つの導管を具備する少なくとも1つの組立体、より好ましくはターボファン式エンジンによって発生するノイズレベルを減じるためにターボファン式エンジン内の音響パネル内に実質的に直列又は並列に配置された複数のこうした導管を利用する。単数又は複数の組立体は、入口、及び、例えば、ターボファン式エンジンの上流又は下流の位置の何れかにおけるような他の位置にも配置し得る。組立体の導管の入口及び出口はエンジン軸線に対して又は該エンジン軸線に対して所定角度で配置することができる。ターボファン式エンジンナセル入口(あるいは他のノイズ発生システム)のこうした組立体の配列を使用することによって、大きな航空機抗力又は減じられた燃料消費量に何れも寄与することなく、ターボファン式エンジンの音響エネルギーをキャンセルする破壊的な波が作られる。
図1及び図2A−図2Dは、本願明細書に参考文献として援用された米国特許第6,112,514号明細書に記載し且つ述べたような従来技術によるH−Qチューブシステムの動作を示す。図1及び図2A−図2Dでは、H−Qチューブは、環状ダクト構造体の外面に取り付けられた管状通路であり、かつダクト壁に貫入する。
図3は、本発明の組立体が用い得るタイプのターボファン式航空機エンジンの横断面図を示す。図3では、エンジン300は、ナセル入口324、コア部分326、第1排気部分328、ファンカウル368及びコアカウル366を含む、ナセル304を具備する。ナセル入口324から下流にはファン332及びステータ333が位置する。ファン332は、ファンダクト出口336経由で排出されるファンダクト334を通じてバイパス空気を送給する。本発明の組立体は、(A及びB領域間の領域によって画定された)ナセル入口324、(B及びC領域間の領域によって画定された)エンジンファンケース364、(F及びG領域間の領域によって画定された)コアカウル366、(C及びD領域間の領域によって画定された)ナセルスラストリバーサー370、(E及びF領域間の領域によって画定された)エンジンコアケーシング367、及び/又は(H及びI領域間の領域によって画定された)センターボディ360を用い得る。
図4Aは、図示された実施形態が図3の“J”で示されるナセル部分の横断面図である別の実施形態の横断面図を示す。図4Aでは、図示するように、ナセル304は、バックスキンすなわちパネル406、コア組立体408、及びナセル入口324の内壁の少なくとも一部を構成する、穿孔されたスキンすなわちパネル410を含む。コア組立体408は、今度は導管403が内部に形成された導管形成部材412を含む空洞401を含む。導管403は、外壁416及び内壁418によって画定され、入口端部411及び出口端部413を具備する。図4Aに示すように、内壁418は、ナセル入口324の内壁(この実施形態では、穿孔されたスキン410である)に実質的に平行である。また、外壁416はバックスキン406に実質的に平行である。導管形成部材412は、アルミニウム、グラファイト又は他の適切な材料から組み立て得るものであり、かつパネル406又は410として同じ材料から、通常、組み立てられる。コア組立体408は普通のハニカム構造体であり、隔壁405によって上部414及び下部415に分割し得る。当業者にはよく知られているように、隔壁はハニカムコア内の層を分離し、それにより、ハニカムパネル構造体の音響性能を改善する。隔壁405は、穿孔された金属シート、金属メッシュ材料、あるいは重合体メッシュ材料のような非金属メッシュ材料から組み立て得る。米国特許第4,869,421号明細書、米国特許第5,445,861号明細書及び欧州不服申立第1238741号明細書に示されたハニカム形状のコアパネル構造体によって例示されるように、航空宇宙用途のコア組立体及びパネル構造体の使用は当業者には周知である。コア組立体は、チタンアルミナイドのようなチタン合金材料で作り得る。また、バックスキン及び穿孔されたスキンも、チタン−アルミナイドに面するシートのようなチタン合金でも作り得る。コアはハニカム形状、あるいは、他の幾何学的図形を有し得る。コア組立体、バックスキン及び穿孔されたスキンは、液体インタフェース拡散(LID)接合ような従来の接合技術、蝋付け及び粘着接合によって結合し得る。
図4Aに、例えば、示すように、エンジンの動作中に、音響エネルギー(矢印によって図示する)が穿孔されたスキン410を通過し、入口端部411に入り、出口端部413経由で出る。音響エネルギーは圧力波として作用する。また、圧力差は入口端部411経由で入りかつ出口端部413経由で出る。したがって、入口端部411及び出口端部413によって画定された導管は、音波ガイドとして働く。好ましい実施形態では、エンジンの動作中に、導管を通過する空気の流れの圧力はマイナスに降下する。特に好ましい実施形態では、本発明の組立体がエンジン入口又はファンの前方に設置され、導管を通じて空気は通過しない。しかしながら、組立体が、バイパスダクトでのようにファン後部に位置する場合、空気は導管を通過し得る。さらに、これは、本願明細書で説明した本発明の更なる実施形態にも当てはまる。
図4Bは、図示された実施形態が図3の“J”で示されるナセル部分の横断面図である本発明の別の実施形態の横断面図を示す。図4Bでは、図示するように、ナセル304は、バックスキンすなわちパネル456、コア組立体458、及びナセル入口324の内壁の少なくとも一部を構成する、穿孔されたスキンすなわちパネル460を含む。コア組立体458は、今度は導管453が内部に形成される導管形成部材462を含む空洞451を含む。導管453は、外壁466及び内壁468によって画定され、入口端部461及び出口端部463を具備する。図4Bに示すように、内壁468は、ナセル入口324の内壁(この実施形態では、穿孔されたスキン460である)に実質的に平行である。また、外壁466はバックスキン456に実質的に平行である。導管形成部材462は、図4Aの導管形成部材412に対して上述したような材料から組み立て得る。図4Bに示す実施形態では、隔壁455はコア組立体458を、上部464及び下部465に分割する。コア組立体、バックスキン及び隔壁は、図4Aに示した実施形態に対して上述したような材料から組み立て得る。しかしながら、図4Aに示した実施形態と異なり、図4Bでは、図示したように、隔壁455はコア組立体458を通じて連続して延在する。従って、エンジンの動作中、音響エネルギー(矢印によって図示する)は穿孔されたスキン460及び隔壁455を通過し、入口端部461に入りかつ隔壁455を通じて出て端部463を出る。
図4A及び図4Bに示すような本発明の好ましい実施形態では、コアの実質的な部分は、導管と、穿孔されたスキンすなわちパネルの間に存在する。例えば、図4Aでは、下部コア部分415は、導管403と、穿孔されたスキンすなわちパネル410の間に、及び図4Bでは、下部コア部分465は、導管453と穿孔されたスキンすなわちパネル460の間に存在する。従って、導管403はコア内に一体化される。
図5は、図示された実施形態が図3の“J”で示されるナセル部分の横断面図である別の実施形態の横断面図を示す。図5では、図示するように、ナセル304は、穿孔されたスキンすなわちパネル510、ナセル入口324の内壁の少なくとも一部を構成する、バックスキンすなわちパネル506、及び隔壁505によって分離された上部514と下部515を具備するハニカム形状コア508を含む。コア508は、この実施形態中では、機械加工されるか、そうでなければアルミニウム又は別の適切な材料のような音響エネルギーに対する不浸透材料から組み立てられ、かつコア508に形成された空洞に配置される、導管形成部材512を含む。導管形成部材512には導管503が内部に画成される。導管503は、外壁516及び内壁518によって画定され、入口端部511及び出口端部513を具備する。音響エネルギー(矢印によって図示された)は穿孔されたスキン510を通過し、入口端部511経由で導管503に入り、出口端部513経由で出る。図5に示すように、内壁518は、ナセル入口324の内壁(この実施形態では、穿孔されたスキン510である)に実質的に平行である。また、外壁516はバック・スキン506に実質的に平行である。別の実施形態では、内壁518は、システム音響性能を改善するために穿孔を施すことによるように音響上処理し得る。
図6は、図4Bの実施形態の分解組立図を描く。図6に示すように、組立体は、バックスキン406、内部に空洞401が形成された上部コア部分414、隔壁405、下部コア部分415、及び穿孔されたスキン410から構築される。入口端部413及び出口端部411を具備する導管を画定する部材412は、空洞401内に存在する。別の実施形態(図示せず)では、隔壁は、空洞401の領域で局所的に取り外し得る。
図7は、図示された実施形態が図3の“J”で示されるナセル部分の横断面図である別の実施形態を示す。図7では、図示するように、組立体は、バックスキン706、ハニカム形状コア708、及びナセル入口324の内壁の少なくとも一部を構成する、穿孔されたスキン710から構築される。隔壁(図7には図示せず)は随意に用い得る。この実施形態では、導管形成部材712は機械加工されるか、そうでなければアルミニウム又は別の適切な音響的に不浸透性の材料のような固体材料から形成又は組み立てられ、コア708に形成された空洞に配置される。導管形成部材712は、外壁716及び内壁718によって画定され、入口端部711と、多数の出口端部713及び715を具備する導管703を含む。図7に示すように、内壁718は、ナセル入口324の内壁(この実施形態では穿孔されたスキン710)に実質的に平行である。また、外壁716はバックスキン706に実質的に平行である。音響エネルギー(矢印によって図示される)は穿孔されたスキン710を通過して、入口端部711から導管703に入り、出口端部713及び715を経由して出る。1つ以上の出口端部の存在は、2つのトーン又はノイズ周波数を減衰可能にすることにより向上された音響性能を供し、それにより、本発明を使用して達成されるノイズリダクションを向上させる。
図8A及び図8Bは、図4Aに描いた導管形成部材部分412の形状構成の横断面図及び底面図のそれぞれを描く。図8A及び図8Bでは、導管形成部材412は、床部分420に穴411及び413が形成されるように組み立てられる。導管403は、外壁416及び内壁418によって画成される。上述したように、穴413及び411は入口端部及び出口端部として働く。
図9A及び図9Bは、本発明で使用し得る導管形成部材の別の実施形態の横断面図及び底面図をそれぞれ示す。導管形成部材912は、床部分922に穴911及び913が形成されるように組み立てられる。上述したように、穴913及び911は入口端部及び出口端部としてそれぞれ働く。図9Aでは、他の実施形態では、天井部分の一部だけを開放し得るが、天井部分920全体が開放している。導管形成部材912は、コア408(図4Aに対して以前述べたように)の空洞401に配置し得る。また、バックスキンすなわちパネル406が導管形成部材912に導管903を画成するように、バックスキンすなわちパネル406は導管形成部材912の天井部分920に隣接して配置し得る。
図4Aに示すように、図10Aは導管形成部材部分412を使用した本発明の組立体の実施形態の分解組立図を示す。図10Aに示すように、組立体はバックスキン406、空洞401が内部に形成された上部コア414、空洞401(組立時)に存在する導管形成部材412、下部コア415及び穿孔されたスキン410を含む。隔壁(図10Aには図示せず)は随意に使用し得る。
図9A及び図9Bに示すように、図10Bは導管形成部材912を使用した本発明の組立体の実施形態の分解組立図を示す。図10Bに示すように、組立体はバックスキン406、空洞401が内部に形成された上部コア414、空洞401(組立時)に存在する導管形成部材912、下部コア415及び穿孔されたスキン410を含む。隔壁(図10Bには図示せず)は随意に使用し得る。
図11A、図11B、図12A、図12B、図13A及び図13Bは、本発明の組立体の製造方法の一実施形態を示す。図11Aは、複数の鉛直壁1104を具備する支持部材1102を示す。支持部材1102及び鉛直壁1104はアルミニウム又は別の適切な堅固な材料から組み立て得る。図11Bは、アルミニウム又は別の適切な材料から製造し得る複数のエンクロージャー部材1106を示す。この実施形態では、エンクロージャー部材1106は、形状はほぼ楕円である。インタフェース1108が帯片の2つの端部間での接触面である場合、エンクロージャー部材1106は、その後、所望の形状に曲げるか又は形成される単一の帯片から組み立て得る。他の実施形態では、エンクロージャー部材1106はインタフェース1108のない連続した部片とし得る。
図12A及び12Bは、副組立体1110を構成するために支持部材1102及びエンクロージャー部材1106の準備を示す。図示するように、支持部部材1102及びエンクロージャー部材1106は副組立体1110を構成するために互いに結合される。支持部材1102及びエンクロージャー部材1106はLID接合のような慣用の手段によって結合し得る。
図13Aは、図12Bに示すような副組立体1110を使用する本発明の別の実施形態の準備を描く。図13Aでは、上述したようなハニカム材料とし得るコア部分1112には、内部に空洞1114が形成して示されている。隔壁1116(これは空洞1114の領域で随意に取り外し得る)はコア部分1112に隣接し、また、穿孔されたスキン1118は隔壁1116に隣接している。図13Bに示すように、副組立体1110が隔壁1116(あるいは隔壁1116が空洞1114の領域で局所的に取り外された場合、穿孔されたスキン1118)に隣接するように、副組立体1110は空洞又は穴1114内に配置される。副組立体1110は、図9A及び図9Bに示すタイプの複数の導管を画定する部材を構成する。バックスキン(図13A又は図13Bには図示せず)は、エンジンケースライナー又はエンジンコアカウル構造体に、例えば、その後用い得る、例えば、最終組立体を構成するコア1112の面1120に面するように貼付される。構造体がガスタービンエンジンに設置される場合に、導管形成部材がエンジン主要軸線に平行に整合されたその主要軸線を有するように、この構造体は、互いに隣接して配置された複数の導管形成部材に帰着する。
本発明の組立体は、図3に描かれるようなナセル入口324周りで円周方向に延在し得る。他の実施形態では、組立体は、バイパスダクト又は第1ノズルのような他のロケーションにも位置づけ得る。組立体を、図3に示すナセル部分Jの前部又は後部に延在又は軸線方向に設置し得ることは当業者によって理解される。例えば、本発明の組立体はコアカウル366、エンジンコアケーシング367、及び/又は、センターボディ360に設置し得る。
与えられたエンジンナセル入口、エンジンファンケース、ナセルコアカウル、エンジンコアケーシング、ナセルセンターボディ内に本願明細書に記載したような1つの組立体を用い得ることも当業者によって理解される。
本発明の組立体の種々の実施形態の入口端部に対する単数又は複数の出口端部の位置が、非対称的に長手方向又は軸線方向に変更し得ること、しかも入口端部及び/又は単数又は複数の出口端部がエンジン軸線に対して角度が付けられるか又は偏倚し得ることも当業者によって理解される。例えば、図14Bは、入口端部1461及び出口端部1463を具備する導管1453を備えるコア組立体1458を示す。図示するように、これらは中心線CLに対して非対称に位置付けられる。入口端部及び出口端部の横断面積を不等とし得ることは、当業者によっても理解される。例えば、図14Aは、入口端部1411及び出口端部1413を具備する、導管1403を備えるコア組立体1408を示す。入口端部1411及び出口端部1413は不等の横断面積を有する。入口端部及び出口端部の横断面形状を円形、楕円、あるいは音響エネルギーを貫通可能にする何れか他の形状とし得ることも理解される。
願わくば、何れか1つの理論に限定されずに、本発明では、非均一のノイズエネルギーがエンジン作動中に発生することが要求される。本発明の組立体は、こうした非均一のエネルギーが自身を貫通することを可能にするため、及び、音をキャンセルしかつ減じるために、それ自体、非均一なノイズエネルギーに対して位相が外れた関係で、非均一なノイズエネルギー内に再導入するために用いられる。
本発明をその好ましい実施形態の点から説明してきたが、当業者ならば、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内で本発明の変更を行なうことを認識するであろう。
ターボファン式航空機エンジンのH−Qチューブの従来技術による装置を示す図である。 ターボファン式航空機エンジンのH−Qチューブの従来技術による装置を示す図である。 ターボファン航空機エンジンのH−Qチューブの従来技術による装置を示す図である。 ターボファン航空機エンジンのH−Qチューブの従来技術による装置を示す図である。 ターボファン航空機エンジンのH−Qチューブの従来技術による装置を示す図である。 本発明の組立体を用い得るターボファン式航空機エンジンを示す図である。 本発明の組立体の一実施形態の横断面図である。 本発明の組立体の別の実施形態の横断面図である。 本発明の組立体の別の実施形態の横断面図である。 図4Bに示す実施形態の分解組立図である。 本発明の組立体の別の実施形態の横断面図である。 図4Aに示す本発明の組立体で使用された導管画成部材の横断面図及び底面図である。 図4Bに示す本発明の組立体で使用された導管画成部材の横断面図及び底面図である。 本発明の組立体で使用し得る導管画成部材の別の実施形態の横断面図及び底面図である。 本発明の組立体で使用し得る導管画成部材の別の実施形態の横断面図及び底面図である。 図8A及び図8Bの導管を使った、本発明の組立体の分解組立図である。 図9A及び図9Bの導管を使った、本発明の組立体の分解組立図である。 本発明の組立体の一実施形態を構成するのに使用される支持部材及びエンクロージャー部材を示す図である。 本発明の組立体の一実施形態を構成するのに使用される支持部材及びエンクロージャー部材を示す図である。 図11Aの支持部材及びエンクロージャー部材を使って副組立体を構成する図である。 図11Bの支持部材及びエンクロージャー部材を使って副組立体を構成する図である。 図12Aの副組立体を使って本発明の一実施形態を構成する図である。 図12Bの副組立体を使って本発明の一実施形態を構成する図である。 本発明の他の実施形態の横断面図である。 本発明の他の実施形態の横断面図である。
符号の説明
304 ナセル
324 ナセル入口
401 空洞
403 導管
405 隔壁
406 バックスキン
408 コアL組立体
410 穿孔されたスキン
411 入口端部
412 導管形成部材
413 出口端部
414 上部
415 下部
416 外壁
418 内壁
420 床部分
451 空洞
453 導管
455 隔壁
456 パネル
458 コア組立体
460 パネル
461 入口端部
462 導管形成部材
463 導管
464 上部
465 下部
466 外壁
468 内壁
503 導管
505 隔壁
506 パネル
508 コア
510 パネル
511 入口端部
512 導管形成部材
513 出口端部
514 上部
515 下部
516 外壁
518 内壁
703 導管
706 バックスキン
708 ハニカム状コア
710 スキン
711 入口端部
712 導管形成部材
713、715 多数の出口端部
716 外壁
718 内壁
903 導管
911、913 穴
912 導管形成部材
920 天井部分
922 床部分
1102 支持部材
1104 鉛直壁
1106 エンクロージャー部材
1108 インタフェース
1110 副組立体
1112 コア部分
1114 空洞
1116 隔壁
1118 穿孔されたスキン
1120 コアの面
1403 導管
1408 コア組立体
1411 入口端部
1413 出口端部
1453 導管
1458 コア組立体
1461 入口端部
1463 出口端部

Claims (20)

  1. 航空機ノイズを減じる組立体であって、
    (a)音響エネルギーを貫通させる、少なくとも1つの入口端部と、少なくとも1つの出口端部と、を具備するコア部分と、
    (b)外面及び内面を具備し、前記コア部分の少なくとも一部に隣接し、及び音響エネルギーを貫通可能にする複数の開口が内部に形成された第1部材と、
    (c)外面及び内面を具備し、前記内面が前記コア部分に隣接する第2部材と、を備える組立体。
  2. 前記コア部分はハニカム構造体である、請求項1に記載の組立体。
  3. 前記第1部材は穿孔されている、請求項1に記載の組立体。
  4. 前記穿孔は前記入口端部及び出口端部に隣接して作動して音響エネルギーの貫通を可能にする、請求項3に記載の組立体。
  5. 前記コア部分は入口及び出口端部を具備する第1コア部分と、前記第1コア部分と前記第1部材との間に位置する第2コア部分と、を備える請求項1に記載の組立体。
  6. 隔壁は前記第1コア部分の入口端部及び出口端部と、前記第2端部との間に存在しない、請求項5に記載の組立体。
  7. 隔壁は前記第1コア部分の入口端部及び出口端部と、前記第2端部との間に存在する、請求項5に記載の組立体。
  8. 前記コア部分は少なくとも1つの導管を備える、請求項1に記載の組立体。
  9. 前記コア部分は入口端部と、複数の出口端部とを備える、請求項1に記載の組立体。
  10. 前記コア部分は入口端部と、第1及び第2端部とを備える、請求項9に記載の組立体。
  11. 前記組立体は受動ライナー処理を含んでいない、請求項1に記載の組立体。
  12. 航空機ノイズを減じるシステムであって、

    (a)航空機構造体の周りに非均一なノイズエネルギーを発生する装置と、
    (b)航空機ノイズを減じる組立体であって、
    (i)音響エネルギーを貫通させる、少なくとも1つの入口端部及び少なくとも1つの出口端部を有するコア部分と、
    (ii)外面及び内面を有し、前記コア部分の少なくとも一部に隣接し、及び音響エネルギーを貫通可能にする複数の開口を有する第1部材と、
    (iii)外面及び内面を有し、内面が前記コア部分に隣接している第2部材と、を具備する前記組立体と、を備えるシステム。
  13. 前記コア部分は少なくとも1つの導管を備える、請求項12に記載のシステム。
  14. 航空機ノイズを減じる組立体を設ける方法であって、
    (a)複数の鉛直壁を具備する支持部材を設ける段階と、
    (b)複数の鉛直壁を具備する複数のエンクロージャー部材を設ける段階と、
    (c)少なくとも1つの支持部材から成る少なくとも1つの鉛直壁に隣接する少なくとも1つの鉛直壁を具備することによって副組立体を構成する段階と、
    (d)穴、第1面、及び第2面を具備するコア部分を設ける段階と、
    (e)外面及び内面を有し、内面が前記コア部分の少なくとも一部に隣接し、及び音響エネルギーの貫通を可能にする複数の開口が内部に形成された第1部材を設ける段階と、
    (f)前記コア穴内に前記副組立体を設ける段階と、
    (g)音響エネルギーの貫通を可能にする導管を画成するように、前記コア部分の第2面に隣接する第2部材を設ける段階と、を備える方法。
  15. 前記コア部分はハニカム構造体である、請求項1に記載の組立体。
  16. 前記第1部材は穿孔されている、請求項1に記載の組立体。
  17. 前記穿孔は前記エンクロージャー部材と作動的に連動して音響エネルギーの貫通を可能にする、請求項16に記載の方法。
  18. 前記コア部分は、内部に前記コア穴が形成された第1コア部分と、前記第1部材と前記副組立体との間に設置された第2コア部分と、を備える請求項14に記載の方法。
  19. 隔壁は、前記第1部材の内面と前記副組立体との間に設けられる、請求項14に記載の方法。
  20. 前記隔壁は前記コア部分の穴領域で取り外される、請求項19に記載の方法。

JP2004158136A 2003-05-28 2004-05-27 航空機エンジンノイズリダクション用組立体及び方法 Withdrawn JP2005004199A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/446,896 US7047725B2 (en) 2003-05-28 2003-05-28 Assembly and method for aircraft engine noise reduction

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005004199A true JP2005004199A (ja) 2005-01-06

Family

ID=33131574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004158136A Withdrawn JP2005004199A (ja) 2003-05-28 2004-05-27 航空機エンジンノイズリダクション用組立体及び方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7047725B2 (ja)
EP (1) EP1482478A3 (ja)
JP (1) JP2005004199A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506852A (ja) * 2007-12-21 2011-03-03 エアバス オペレイションズ エスエーエス 航空機のナセルの空気取り入れ口に更に特に適応した消音処理用構造体
JP2012246808A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Ihi Corp ファン騒音低減装置
WO2021009953A1 (ja) * 2019-07-12 2021-01-21 三菱重工業株式会社 ガスタービンシステムおよびそれを備えた移動体

Families Citing this family (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10024624A1 (de) * 2000-05-18 2001-11-22 Bayer Ag Modifizierte Polyisocyanate
WO2002059474A2 (en) * 2000-10-02 2002-08-01 Rohr, Inc. Assembly and method for fan noise reduction from turbofan engines using dynamically adaptive herschel-quincke tubes
FR2818581B1 (fr) * 2000-12-21 2003-03-28 Eads Airbus Sa Procede de fabrication d'un panneau a couche d'amortissement acoustique protegee et panneau acoustique ainsi obtenu
FR2866070B1 (fr) * 2004-02-05 2008-12-05 Snecma Moteurs Turboreacteur a fort taux de dilution
US7497300B2 (en) * 2004-03-18 2009-03-03 D Angelo John P Noise reduction tubes
US8413761B2 (en) * 2005-04-04 2013-04-09 Hexcel Corporation Acoustic honeycomb with perforated septum caps
US7434659B2 (en) * 2005-04-04 2008-10-14 Hexcel Corporation Acoustic septum cap honeycomb
US7291815B2 (en) 2006-02-24 2007-11-06 Goodrich Corporation Composite ice protection heater and method of producing same
US7923668B2 (en) 2006-02-24 2011-04-12 Rohr, Inc. Acoustic nacelle inlet lip having composite construction and an integral electric ice protection heater disposed therein
CN101466598B (zh) * 2006-03-10 2013-02-27 豪富公司 飞机中使用的低密度雷击防护物
GB0608236D0 (en) * 2006-04-26 2006-06-07 Rolls Royce Plc Aeroengine noise reduction
JP2009535530A (ja) * 2006-05-02 2009-10-01 ロール インコーポレイテッド ナノ補強材を用いた複合材料中に用いられる補強繊維トウの修飾
US7967105B2 (en) * 2006-06-19 2011-06-28 Yen Tuan Aero-acoustic aviation engine inlet for aggressive noise abatement
US20080166563A1 (en) 2007-01-04 2008-07-10 Goodrich Corporation Electrothermal heater made from thermally conducting electrically insulating polymer material
WO2009014780A2 (en) * 2007-04-26 2009-01-29 Lord Corporation Noise controlled turbine engine with aircraft engine adaptive noise control tubes
US7946383B2 (en) * 2007-11-15 2011-05-24 Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc Acoustic load mitigator
US7837150B2 (en) * 2007-12-21 2010-11-23 Rohr, Inc. Ice protection system for a multi-segment aircraft component
US8028802B2 (en) * 2008-06-30 2011-10-04 General Electric Company Method and system for damped acoustic panels
US20100051379A1 (en) * 2008-09-02 2010-03-04 Charles Graves Enhanced Exhaust System
GB0907578D0 (en) 2009-05-05 2009-06-10 Rolls Royce Plc A damping assembly
US8561934B2 (en) * 2009-08-28 2013-10-22 Teresa M. Kruckenberg Lightning strike protection
FR2960334B1 (fr) * 2010-05-19 2012-08-03 Snecma Panneau de traitement acoustique multicouches
US8746401B2 (en) 2010-10-29 2014-06-10 Boyd L. Butler Frequency-modifying muffler
US8256571B1 (en) 2010-10-29 2012-09-04 Butler Boyd L Frequency-modifying muffler
GB201021265D0 (en) * 2010-12-15 2011-01-26 Rolls Royce Plc An acoustic liner
FR2970465B1 (fr) * 2011-01-19 2013-10-11 Aircelle Sa Nacelle pour un turboreacteur d'aeronef double flux.
US8770343B2 (en) * 2011-11-23 2014-07-08 The Boeing Company Noise reduction system for composite structures
DE102012001571A1 (de) * 2012-01-26 2013-08-01 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Triebwerksgehäuse einer Fluggasturbine mit Schalldämpfungselementen im Fan-Einströmbereich
US8763753B2 (en) 2012-02-10 2014-07-01 General Electric Company Acoustic panel and method of forming
US9897007B2 (en) * 2012-07-24 2018-02-20 Rohr, Inc. Thrust reverser-integrated track beam and inner fixed structure
US8919494B2 (en) * 2012-07-31 2014-12-30 Rohr, Inc. Electric heater for integration into an aircraft acoustic panel
EP2904214B1 (en) * 2012-10-01 2019-08-07 United Technologies Corporation Reduced fan containment threat through liner and blade design
US9885253B2 (en) * 2013-10-07 2018-02-06 Rohr, Inc. Hybrid inner fixed structure with metallic and composite construction
US9797271B2 (en) * 2014-04-25 2017-10-24 Rohr, Inc. Access panel(s) for an inner nacelle of a turbine engine
US9708072B2 (en) 2014-04-30 2017-07-18 The Boeing Company Aircraft engine nacelle bulkheads and methods of assembling the same
US9656761B2 (en) 2014-04-30 2017-05-23 The Boeing Company Lipskin for a nacelle and methods of making the same
US9938852B2 (en) 2014-04-30 2018-04-10 The Boeing Company Noise attenuating lipskin assembly and methods of assembling the same
US9604438B2 (en) 2014-04-30 2017-03-28 The Boeing Company Methods and apparatus for noise attenuation in an engine nacelle
DE102014218350A1 (de) * 2014-09-12 2016-03-17 Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg Schalldämpfende Anordnung für eine Triebwerksgondel und Triebwerksgondel mit einer solchen Anordnung
FR3039517B1 (fr) * 2015-07-31 2019-05-17 Safran Nacelles Structure d’attenuation acoustique a multiples degres d’attenuation pour ensemble propulsif d’aeronef
AU2018306554A1 (en) * 2017-07-24 2020-02-20 Dotterel Technologies Limited Shroud
US10851713B2 (en) * 2017-08-29 2020-12-01 Mra Systems, Llc. Acoustic liner having internal structure
US11260641B2 (en) 2019-05-10 2022-03-01 American Honda Motor Co., Inc. Apparatus for reticulation of adhesive and methods of use thereof

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE728617C (de) 1934-04-17 1942-11-30 Fusi Denki Seizo Kabushiki Kai Einrichtung an einem Luefter zur Verminderung des durch die Schwingungen des Luftstromes erzeugten Geraeusches durch Interferenzwirkung
US3542152A (en) * 1968-04-08 1970-11-24 Gen Electric Sound suppression panel
GB1298069A (en) 1969-05-03 1972-11-29 Secr Defence Air intake for a gas turbine engine
US3637140A (en) 1970-09-03 1972-01-25 Goodyear Aerospace Corp Pneumatically actuated variable area inlet or exhaust nozzle
US3721389A (en) 1971-06-10 1973-03-20 Boeing Co Exit nozzle assemblies for gas turbine power plants
US3948346A (en) * 1974-04-02 1976-04-06 Mcdonnell Douglas Corporation Multi-layered acoustic liner
GB2090334B (en) 1980-12-29 1983-11-16 Rolls Royce Damping flutter of ducted fans
JPH06147624A (ja) * 1992-10-30 1994-05-27 Sanbetsuku Kk 送風ダクトの消音ボックス
DE4341951A1 (de) 1992-12-17 1994-06-23 Volkswagen Ag Interferenz-Geräuschdämpfer
JPH06348280A (ja) 1993-06-03 1994-12-22 Sekisui Chem Co Ltd ダクト用消音装置
GB9424495D0 (en) * 1994-12-05 1995-01-25 Short Brothers Plc Aerodynamic low drag structure
US5702231A (en) 1996-08-09 1997-12-30 The Boeing Company Apparatus and method for reducing noise emissions from a gas turbine engine inlet
FR2752392B1 (fr) * 1996-08-14 1999-04-23 Hispano Suiza Sa Panneau sandwich en nid d'abeille ventile et procede de ventilation d'un tel panneau
US5923003A (en) * 1996-09-09 1999-07-13 Northrop Grumman Corporation Extended reaction acoustic liner for jet engines and the like
US6112514A (en) 1997-11-05 2000-09-05 Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. Fan noise reduction from turbofan engines using adaptive Herschel-Quincke tubes
KR100369212B1 (ko) 1999-07-07 2003-01-24 한국과학기술연구원 내연 기관의 배기 소음 및/또는 기체 이송 시스템의 덕트내부의 소음을 제어하기 위한 장치 및 방법
WO2002059474A2 (en) 2000-10-02 2002-08-01 Rohr, Inc. Assembly and method for fan noise reduction from turbofan engines using dynamically adaptive herschel-quincke tubes

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506852A (ja) * 2007-12-21 2011-03-03 エアバス オペレイションズ エスエーエス 航空機のナセルの空気取り入れ口に更に特に適応した消音処理用構造体
JP2012246808A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Ihi Corp ファン騒音低減装置
WO2021009953A1 (ja) * 2019-07-12 2021-01-21 三菱重工業株式会社 ガスタービンシステムおよびそれを備えた移動体
US11885232B2 (en) 2019-07-12 2024-01-30 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gas turbine system and movable body including the same

Also Published As

Publication number Publication date
US20040237502A1 (en) 2004-12-02
EP1482478A2 (en) 2004-12-01
US7047725B2 (en) 2006-05-23
EP1482478A3 (en) 2006-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005004199A (ja) 航空機エンジンノイズリダクション用組立体及び方法
US11915679B2 (en) Continuous degree of freedom acoustic cores
US6182787B1 (en) Rigid sandwich panel acoustic treatment
JP6634454B2 (ja) タービンエンジンにおける使用のための音響ライナ
US9500131B2 (en) Sound-damping arrangement for an engine nacelle and engine nacelle comprising such an arrangement
US7784283B2 (en) Sound-absorbing exhaust nozzle center plug
US5498127A (en) Active acoustic liner
CN110435900A (zh) 包括一个或多个隔音面板的飞机推进系统组件
US9546602B2 (en) Multi-layer acoustic treatment panel
US6672424B2 (en) Acoustically treated turbomachine multi-duct exhaust device
EP1356193B1 (en) Apparatus for improved noise attenuation in a dissipative internal combustion engine exhaust muffler
EP1714871B1 (en) Acoustic dampers
EP3121429B1 (en) Sound attenuation apparatus and method
EP1085196A1 (en) Hybrid mode-scattering/sound-absorbing segmented liner system and method
WO2018169599A2 (en) Acoustic liner having multiple layers
JP2010526231A (ja) 音響特性が可変の音響パネル
JPH10115253A (ja) 通気ハニカムセルサンドイッチパネル及びそのパネルの通気方法
US20170074288A1 (en) Silencer duct having silencing element extending therethrough
Peake et al. Active control of sound
US20150068837A1 (en) Thin panel for absorbing acoustic waves emitted by a turbojet engine of an aircraft nacelle, and nacelle equipped with such a panel
CN114555469A (zh) 用于低频波的声衰减板
US20130081900A1 (en) Silencer for an auxiliary power unit of an aircraft
US11066147B2 (en) Structured panel with integrated skin and sidewalls
CN113423934B (zh) 具有斜刺穿的蜂窝状结构的噪音降低装置
JP5497070B2 (ja) タービンエンジン用防音排気管

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070807