JPH07139429A - ジェットエンジン用の騒音抑止装置に使用される騒音抑止要素 - Google Patents
ジェットエンジン用の騒音抑止装置に使用される騒音抑止要素Info
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- JPH07139429A JPH07139429A JP14496394A JP14496394A JPH07139429A JP H07139429 A JPH07139429 A JP H07139429A JP 14496394 A JP14496394 A JP 14496394A JP 14496394 A JP14496394 A JP 14496394A JP H07139429 A JPH07139429 A JP H07139429A
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- cells
- cell
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02K—JET-PROPULSION PLANTS
- F02K1/00—Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
- F02K1/78—Other construction of jet pipes
- F02K1/82—Jet pipe walls, e.g. liners
- F02K1/827—Sound absorbing structures or liners
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- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10K—SOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10K11/00—Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
- G10K11/16—Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
- G10K11/172—Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general using resonance effects
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハニカム金属コアで形成された音響的ライナ
ーに対し六角形のハニカムセルを付与し、そのセルの各
々が排気シュラウドの軸線に対して垂直に伸長する長手
方向軸線を有するようにして、排気シュラウド内で使用
される、公知の型式の深さの深いセルハニカム音吸収装
置の問題点を解決すること。 【構成】 ジェットエンジン用の騒音抑止装置内に使用
される排気シュラウド18のような管状の構成要素が提
供される。この管状の構成要素18は、ターボ機械によ
り発生された音エネルギを含み、ジェットエンジン10
から発生される排気ガスの出口通路12を提供し、その
管状の構成要素18は、軸線32を有する外部構造体殻
体と、管状のハニカム状金属コアから成る構造体殻体内
に支持された音響ライナー20とを備えている。ハニカ
ム状コアは、六角形のセル30の溶接したハニカム構造
に接続された薄い金属ストリップから成る。セル30の
各々は、殻体の管軸線32に対し垂直に伸長する長手方
向軸線38を有する。
ーに対し六角形のハニカムセルを付与し、そのセルの各
々が排気シュラウドの軸線に対して垂直に伸長する長手
方向軸線を有するようにして、排気シュラウド内で使用
される、公知の型式の深さの深いセルハニカム音吸収装
置の問題点を解決すること。 【構成】 ジェットエンジン用の騒音抑止装置内に使用
される排気シュラウド18のような管状の構成要素が提
供される。この管状の構成要素18は、ターボ機械によ
り発生された音エネルギを含み、ジェットエンジン10
から発生される排気ガスの出口通路12を提供し、その
管状の構成要素18は、軸線32を有する外部構造体殻
体と、管状のハニカム状金属コアから成る構造体殻体内
に支持された音響ライナー20とを備えている。ハニカ
ム状コアは、六角形のセル30の溶接したハニカム構造
に接続された薄い金属ストリップから成る。セル30の
各々は、殻体の管軸線32に対し垂直に伸長する長手方
向軸線38を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機のジェットエン
ジン用の騒音抑止装置の一部として形成された、排気シ
ュラウドのような管状の構成要素に関する。ジェットエ
ンジンから発生された騒音は、基本的に、(a)ジェッ
トの排気ガスの速度に関係した広帯域のエネルギ、及び
(b)ジェットエンジン自体のターボ機械から発生され
た狭い帯域の音調のエネルギから成っている。エンジン
の後方に伸長する排気ガスシュラウドがそのジェットエ
ンジンにより発生された低周波数のエネルギを吸収し且
つ放散し得るならば、航空機のジェットエンジンから発
生される全体的な騒音の相当な部分は、解消することが
可能である。
ジン用の騒音抑止装置の一部として形成された、排気シ
ュラウドのような管状の構成要素に関する。ジェットエ
ンジンから発生された騒音は、基本的に、(a)ジェッ
トの排気ガスの速度に関係した広帯域のエネルギ、及び
(b)ジェットエンジン自体のターボ機械から発生され
た狭い帯域の音調のエネルギから成っている。エンジン
の後方に伸長する排気ガスシュラウドがそのジェットエ
ンジンにより発生された低周波数のエネルギを吸収し且
つ放散し得るならば、航空機のジェットエンジンから発
生される全体的な騒音の相当な部分は、解消することが
可能である。
【0002】
【従来の技術】例えば、米国特許第4,909,346
号及び同第5,060,471号に例示されているよう
に、排気シュラウド内に音吸収材料を使用することは周
知である。
号及び同第5,060,471号に例示されているよう
に、排気シュラウド内に音吸収材料を使用することは周
知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】音吸収材料を提供する
典型的な方法は、ハニカムパネルを使用することであ
る。ジェットエンジンの騒音抑制装置に使用される全て
の音吸収材料は、エンジンの排気ガス中における高温度
に耐えることが出来なければならず、このため、金属で
形成することを要し、その好適な金属は、ステンレス鋼
である。ステンレス鋼のハニカムパネルは、典型的に、
平面状の材料が片側又は両側を覆う、ハニカムコアを備
えて製造される。かかる平面状のハニカムパネルを使用
する場合、そのパネルは、通常の管状の排気シュラウド
内に嵌まるように、円弧状部分になるように形成するこ
とが必要である。その場合の問題点は、この方法は、排
気シュラウドの軸線を基準として測定したとき、個々の
セルの寸法及びセルの整合状態が均一でなくなる点であ
る。
典型的な方法は、ハニカムパネルを使用することであ
る。ジェットエンジンの騒音抑制装置に使用される全て
の音吸収材料は、エンジンの排気ガス中における高温度
に耐えることが出来なければならず、このため、金属で
形成することを要し、その好適な金属は、ステンレス鋼
である。ステンレス鋼のハニカムパネルは、典型的に、
平面状の材料が片側又は両側を覆う、ハニカムコアを備
えて製造される。かかる平面状のハニカムパネルを使用
する場合、そのパネルは、通常の管状の排気シュラウド
内に嵌まるように、円弧状部分になるように形成するこ
とが必要である。その場合の問題点は、この方法は、排
気シュラウドの軸線を基準として測定したとき、個々の
セルの寸法及びセルの整合状態が均一でなくなる点であ
る。
【0004】セルの高さ及びセルの整合状態が均一でな
い、ハニカム構造体を使用すれば、音吸収効果が低下す
る。ジェットエンジンにより発生された音調の音エネル
ギを効果的に放散させるためには、比較的低周波数帯域
の音を吸収することが必要である。換言すれば、従来か
ら使用されているハニカム音吸収材料の音吸収特性は、
ジェットエンジンと共に使用される音減衰装置の音減衰
効果を最大限に発揮させるものではない。
い、ハニカム構造体を使用すれば、音吸収効果が低下す
る。ジェットエンジンにより発生された音調の音エネル
ギを効果的に放散させるためには、比較的低周波数帯域
の音を吸収することが必要である。換言すれば、従来か
ら使用されているハニカム音吸収材料の音吸収特性は、
ジェットエンジンと共に使用される音減衰装置の音減衰
効果を最大限に発揮させるものではない。
【0005】本発明の実施のために提供されたハニカム
音吸収性材料に使用することの出来るハニカムコア材料
を製造する方法は、引用して本明細書の一部に含めた、
1991年11月12日付けで付与された米国特許第
5,064,493号に記載されている。
音吸収性材料に使用することの出来るハニカムコア材料
を製造する方法は、引用して本明細書の一部に含めた、
1991年11月12日付けで付与された米国特許第
5,064,493号に記載されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、航空機のジェ
ットエンジンの音減衰装置に使用される排気シュラウド
のような管状の構成要素に関する。より具体的には、本
発明は、推力を発生させるジェットエンジンの排気ガス
が通る管状の構成要素を提供する、ジェットエンジンの
騒音抑止装置に使用される排気シュラウドに関する。こ
れらのジェットエンジンは、性質上、そのジェットエン
ジン自体によって発生された低周波数帯域の音エネルギ
を有する。何らかの方法でこの低周波数の音が吸収され
なかった場合、その音は、エンジンにより発生される全
体的な騒音の相当な部分となる。低周波数の音により発
生されたエネルギを吸収することの出来る管状の構成要
素(排気シュラウドのような)内に音吸収性材料を提供
することにより、ジェットエンジンの全体的な音を弱く
することが可能である。
ットエンジンの音減衰装置に使用される排気シュラウド
のような管状の構成要素に関する。より具体的には、本
発明は、推力を発生させるジェットエンジンの排気ガス
が通る管状の構成要素を提供する、ジェットエンジンの
騒音抑止装置に使用される排気シュラウドに関する。こ
れらのジェットエンジンは、性質上、そのジェットエン
ジン自体によって発生された低周波数帯域の音エネルギ
を有する。何らかの方法でこの低周波数の音が吸収され
なかった場合、その音は、エンジンにより発生される全
体的な騒音の相当な部分となる。低周波数の音により発
生されたエネルギを吸収することの出来る管状の構成要
素(排気シュラウドのような)内に音吸収性材料を提供
することにより、ジェットエンジンの全体的な音を弱く
することが可能である。
【0007】米国特許第4,909,346号及び同第
5,060,471号に開示されているように、排気シ
ュラウド内に音吸収材料を介在させることは、公知の技
術である。効果的で且つ好適な型式の音吸収材料は、ハ
ニカムセルを形成し得るように相互に曲げ且つ溶接した
薄い材料ストリップから成るハニカムコアを有するパネ
ルである。これらのハニカムパネルは、典型的に、平坦
な薄板にて形成される。ハニカムコアの深さが、例え
ば、25.4mm(1インチ)以下であるように、比較
的浅い場合、ハニカムコアは、曲げて湾曲させることが
出来る。しかし、ハニカムコア材料を採用する最も効果
的な音吸収装置は、127mm(5インチ)、又は15
2.4mm(6インチ)といった、25.4mm(1イ
ンチ)以上の深さのハニカムセルを必要とするが、5
0.8mm(2インチ)又は76.2mm(3インチ)
の深さが典型的であることが分かっている。ハニカム音
吸収材料に対して、25.4mm(1インチ)以上、特
に、50.8mm(2インチ)又は76.2mm(3イ
ンチ)といった相当な深さを与えようとする従来の努力
においては、平坦なハニカムパネルを採用し、そのパネ
ルを製造した後に、そのパネルを機械加工して、管状の
排気シュラウドに嵌まるのに必要な外周の輪郭となるよ
うにした、かかる構成は、ハニカムセルが不規則な形態
である、ハニカム音吸収材料となるため、完全に成功し
ているとは言えない。
5,060,471号に開示されているように、排気シ
ュラウド内に音吸収材料を介在させることは、公知の技
術である。効果的で且つ好適な型式の音吸収材料は、ハ
ニカムセルを形成し得るように相互に曲げ且つ溶接した
薄い材料ストリップから成るハニカムコアを有するパネ
ルである。これらのハニカムパネルは、典型的に、平坦
な薄板にて形成される。ハニカムコアの深さが、例え
ば、25.4mm(1インチ)以下であるように、比較
的浅い場合、ハニカムコアは、曲げて湾曲させることが
出来る。しかし、ハニカムコア材料を採用する最も効果
的な音吸収装置は、127mm(5インチ)、又は15
2.4mm(6インチ)といった、25.4mm(1イ
ンチ)以上の深さのハニカムセルを必要とするが、5
0.8mm(2インチ)又は76.2mm(3インチ)
の深さが典型的であることが分かっている。ハニカム音
吸収材料に対して、25.4mm(1インチ)以上、特
に、50.8mm(2インチ)又は76.2mm(3イ
ンチ)といった相当な深さを与えようとする従来の努力
においては、平坦なハニカムパネルを採用し、そのパネ
ルを製造した後に、そのパネルを機械加工して、管状の
排気シュラウドに嵌まるのに必要な外周の輪郭となるよ
うにした、かかる構成は、ハニカムセルが不規則な形態
である、ハニカム音吸収材料となるため、完全に成功し
ているとは言えない。
【0008】本発明は、ハニカム金属コアで形成された
音響的ライナーに対し六角形のハニカムセルを付与し、
そのセルの各々が排気シュラウドの軸線に対して垂直に
伸長する長手方向軸線を有するようにして、排気シュラ
ウド内で使用される、公知の型式の深さの深いセルハニ
カム音吸収装置の問題点を解決するものである。セルの
各々は、音吸収装置内の他のセルと対称である。吸収さ
れる音の周波数に依存するセルの典型的な深さは、5
0.8mm(2インチ)又は76.2mm(3インチ)
であるが、ある適用例では、127mm(5インチ)又
は152.4mm(6インチ)となることもある。管状
の音吸収材料の外周の側壁から側壁まで測定したときの
セルの典型的な寸法は、約9.525mm(3/8イン
チ)乃至12.7mm(1/2インチ)である。
音響的ライナーに対し六角形のハニカムセルを付与し、
そのセルの各々が排気シュラウドの軸線に対して垂直に
伸長する長手方向軸線を有するようにして、排気シュラ
ウド内で使用される、公知の型式の深さの深いセルハニ
カム音吸収装置の問題点を解決するものである。セルの
各々は、音吸収装置内の他のセルと対称である。吸収さ
れる音の周波数に依存するセルの典型的な深さは、5
0.8mm(2インチ)又は76.2mm(3インチ)
であるが、ある適用例では、127mm(5インチ)又
は152.4mm(6インチ)となることもある。管状
の音吸収材料の外周の側壁から側壁まで測定したときの
セルの典型的な寸法は、約9.525mm(3/8イン
チ)乃至12.7mm(1/2インチ)である。
【0009】
【作用】本発明の好適な構成において、排気シュラウド
を形成する構造体殻体内に支持される音響ライナーが提
供される。この音響ライナーは、深さが25.4mm
(1インチ)以上であり、9.525mm(3/8イン
チ)インチ乃至25.4mm(1インチ)の寸法の六角
形セルを有し、又、ハニカムの金属コアに固定された有
孔の内側板を含むハニカム金属コアが形成される。この
有孔板は、ハニカムコアの六角形コアの内部と音響的に
連通し、又、これと同時に、音響ライナーの強度及び剛
性を増し、排気ガスシュラウドを通るジェットの排気ガ
スの抗力を軽減する。
を形成する構造体殻体内に支持される音響ライナーが提
供される。この音響ライナーは、深さが25.4mm
(1インチ)以上であり、9.525mm(3/8イン
チ)インチ乃至25.4mm(1インチ)の寸法の六角
形セルを有し、又、ハニカムの金属コアに固定された有
孔の内側板を含むハニカム金属コアが形成される。この
有孔板は、ハニカムコアの六角形コアの内部と音響的に
連通し、又、これと同時に、音響ライナーの強度及び剛
性を増し、排気ガスシュラウドを通るジェットの排気ガ
スの抗力を軽減する。
【0010】
【実施例】添付図面と共に、本発明の好適な実施例に関
する以下の詳細な説明及び特許請求の範囲のに記載か
ら、本発明は、一層良く理解されよう。
する以下の詳細な説明及び特許請求の範囲のに記載か
ら、本発明は、一層良く理解されよう。
【0011】図1は、ターボファン航空機エンジンの一
つの音減衰方法を示す。典型的なターボファンエンジン
は、排気端部12を有し、符号10で示してある。この
エンジン10は、推力を発生させる速度にて排気端部1
2からガスを排出させて機能する。航空機のジェットエ
ンジンは、推力の発生に極めて効果的であるが、排気端
部から出る高温の排気ガスは、高レベルの騒音を発生さ
せ、このため、航空機業界は、エンジンにより発生され
た騒音を軽減すべく努力している。
つの音減衰方法を示す。典型的なターボファンエンジン
は、排気端部12を有し、符号10で示してある。この
エンジン10は、推力を発生させる速度にて排気端部1
2からガスを排出させて機能する。航空機のジェットエ
ンジンは、推力の発生に極めて効果的であるが、排気端
部から出る高温の排気ガスは、高レベルの騒音を発生さ
せ、このため、航空機業界は、エンジンにより発生され
た騒音を軽減すべく努力している。
【0012】ジェットエンジン10の排気端部12から
出る排気ガスによって発生された騒音は、基本的に、排
気ガスの速度に関係する第一の低周波数のエネルギと、
ジェットエンジン自体のターボ機械によって発生される
第二の狭い帯域の音調のエネルギとから成っている。本
発明は、主として、ジェットエンジンの排気ガスによっ
て発生された低周波数のエネルギを対象とする。
出る排気ガスによって発生された騒音は、基本的に、排
気ガスの速度に関係する第一の低周波数のエネルギと、
ジェットエンジン自体のターボ機械によって発生される
第二の狭い帯域の音調のエネルギとから成っている。本
発明は、主として、ジェットエンジンの排気ガスによっ
て発生された低周波数のエネルギを対象とする。
【0013】図1には、内部フローミキサー14と、排
気ノズル16と、排気シュラウド18と、を含む、エン
ジンにより発生された騒音を減衰させるのに採用するこ
とが出来る構成要素が示してある。排気シュラウド18
は、エンジンの推力を発生させるガスが大気中に出る前
に通る、最終の構成要素である。排気シュラウド18
は、排気ガスの音を吸収し且つジェットエンジン10の
ターボ機械により発生された帯域の音調のエネルギを吸
収し得るように設計された音響ライナー20を備えてい
る。本発明は、主として、排気シュラウド18、特に、
その内部の音響ライナー20に関し、図1のその他の構
成要素は、その内部に音響ライナー20を有する排気シ
ュラウドを採用することの出来る典型的な環境を示すた
めにだけ示したものである。
気ノズル16と、排気シュラウド18と、を含む、エン
ジンにより発生された騒音を減衰させるのに採用するこ
とが出来る構成要素が示してある。排気シュラウド18
は、エンジンの推力を発生させるガスが大気中に出る前
に通る、最終の構成要素である。排気シュラウド18
は、排気ガスの音を吸収し且つジェットエンジン10の
ターボ機械により発生された帯域の音調のエネルギを吸
収し得るように設計された音響ライナー20を備えてい
る。本発明は、主として、排気シュラウド18、特に、
その内部の音響ライナー20に関し、図1のその他の構
成要素は、その内部に音響ライナー20を有する排気シ
ュラウドを採用することの出来る典型的な環境を示すた
めにだけ示したものである。
【0014】この音響ライナー20は、各種の方法で形
成することが出来るが、良好であると確認され、又、音
響ライナー20を提供する好適な方法であると考えられ
る一つの方法は、ハニカム金属コアにて形成されたライ
ナーを使用する方法である。このハニカムパネルの使用
は、航空機業界で周知であり、ハニカムコアの使用は、
騒音を弱くするために排気シュラウドに関して従来から
採用されている。図2及び図3は、従来技術の一例であ
り、ハニカムコア材料の平坦なパネルを採用してハニカ
ムコアを製造する方法が示してある。図2は、図1のラ
イナー20に採用可能である、管状の音響ライナーの輪
郭24内に配置された、三つの平坦なハニカムの深いセ
ルパネル22A、22B、22Cが示してある。これら
の平坦なハニカムパネル22A、22B、22Cの上に
重ね合わせた輪郭24は、かかるパネルと共に組み立て
て、管状の音響ライナーを形成するために、そのパネル
の形状を設定する方法を示す。図2は、3枚の平坦なハ
ニカムパネルしか示していないが、完全な円周方向の管
状の音響ライナーを提供するためには、3枚以上のパネ
ルが必要とされるのは、勿論である。
成することが出来るが、良好であると確認され、又、音
響ライナー20を提供する好適な方法であると考えられ
る一つの方法は、ハニカム金属コアにて形成されたライ
ナーを使用する方法である。このハニカムパネルの使用
は、航空機業界で周知であり、ハニカムコアの使用は、
騒音を弱くするために排気シュラウドに関して従来から
採用されている。図2及び図3は、従来技術の一例であ
り、ハニカムコア材料の平坦なパネルを採用してハニカ
ムコアを製造する方法が示してある。図2は、図1のラ
イナー20に採用可能である、管状の音響ライナーの輪
郭24内に配置された、三つの平坦なハニカムの深いセ
ルパネル22A、22B、22Cが示してある。これら
の平坦なハニカムパネル22A、22B、22Cの上に
重ね合わせた輪郭24は、かかるパネルと共に組み立て
て、管状の音響ライナーを形成するために、そのパネル
の形状を設定する方法を示す。図2は、3枚の平坦なハ
ニカムパネルしか示していないが、完全な円周方向の管
状の音響ライナーを提供するためには、3枚以上のパネ
ルが必要とされるのは、勿論である。
【0015】図3は、平坦なハニカムパネル22Bを成
形することにより得られる、ハニカム材料を示す、従来
技術の図である。このパネルは、内板26及び外板28
を有し、これらの板26、28の間には、ハニカムコア
が介在されて、複数の個々のハニカムセル30を形成す
る。図3から、この方法により形成された音響ライナー
は、不規則な形状のハニカムセル30を提供するもので
あることが明らかである。これらのハニカムセルは、深
さ及び断面形状が異なり、このため、これらのセルは、
性質上、異なる音周波数を吸収し得るように調節出来
る。図2及び図3から、平坦なハニカムパネルで形成さ
れたこの構造のハニカムによっては、低周波数のエネル
ギの狭い帯域の音を効果的に吸収することの出来る音響
ライナーを形成することが出来ないことが理解出来る。
形することにより得られる、ハニカム材料を示す、従来
技術の図である。このパネルは、内板26及び外板28
を有し、これらの板26、28の間には、ハニカムコア
が介在されて、複数の個々のハニカムセル30を形成す
る。図3から、この方法により形成された音響ライナー
は、不規則な形状のハニカムセル30を提供するもので
あることが明らかである。これらのハニカムセルは、深
さ及び断面形状が異なり、このため、これらのセルは、
性質上、異なる音周波数を吸収し得るように調節出来
る。図2及び図3から、平坦なハニカムパネルで形成さ
れたこの構造のハニカムによっては、低周波数のエネル
ギの狭い帯域の音を効果的に吸収することの出来る音響
ライナーを形成することが出来ないことが理解出来る。
【0016】本発明の改良にかかる音響ライナーは、図
4乃至図7に示してある。この改良にかかるライナーの
基本的な思想は、図1の排気シュラウド18のように、
コアの各セルが航空機ジェットエンジンの音減衰装置の
管状の構成要素の軸線を中心として半径方向に配置され
るような構造とされたハニカムコアを採用することであ
る。かかる管状の構成要素の軸線は、図4、図5及び図
6に、符号32で示してある。改良にかかる音響ライナ
ー20のセル34の各々は、各セルの内部で中心方向に
伸長し且つその長手方向に伸長する仮想の軸線38を有
する。図4に示すように、各セル34の長手方向軸線
は、管状の排気ガスシュラウドの軸線32に対して垂直
に配置されている。このようにして、各セル34は、そ
の幅、長さ、及び管状の排気シュラウドを通る排気ガス
に対するその方向を含む寸法が均一となる。この音響ラ
イナーの音響吸収特性は、ジェットエンジンにより発生
される低周波数の音調エネルギを最も効率良く吸収する
周波数帯域に合うように慎重に調節することが出来る。
4乃至図7に示してある。この改良にかかるライナーの
基本的な思想は、図1の排気シュラウド18のように、
コアの各セルが航空機ジェットエンジンの音減衰装置の
管状の構成要素の軸線を中心として半径方向に配置され
るような構造とされたハニカムコアを採用することであ
る。かかる管状の構成要素の軸線は、図4、図5及び図
6に、符号32で示してある。改良にかかる音響ライナ
ー20のセル34の各々は、各セルの内部で中心方向に
伸長し且つその長手方向に伸長する仮想の軸線38を有
する。図4に示すように、各セル34の長手方向軸線
は、管状の排気ガスシュラウドの軸線32に対して垂直
に配置されている。このようにして、各セル34は、そ
の幅、長さ、及び管状の排気シュラウドを通る排気ガス
に対するその方向を含む寸法が均一となる。この音響ラ
イナーの音響吸収特性は、ジェットエンジンにより発生
される低周波数の音調エネルギを最も効率良く吸収する
周波数帯域に合うように慎重に調節することが出来る。
【0017】図5は、単一のセル34の等寸法の概略図
である。該セル34は、六角形の側壁を有し、又、六角
形のセルを隣接させて形成されている。該セル34は、
その幅に比して比較的長い長さ40を有する。この長さ
40は、少なくとも25.4mm(1インチ)で、最大
152.4mm(6インチ)とし、その典型的な長さ
は、典型的なジェットエンジンにより発生される低周波
数の音を効果的に吸収するのに必要とされるように、約
50.8乃至76.2mm(約2乃至3インチ)とす
る。符号42で示した対向する六角形の側壁から測定し
たときのセルの幅は、典型的に、9.525mm(3/
8インチ)乃至25.4mm(1インチ)である。この
ように、これらのセルは、その長さ40に比してその断
面が比較的小さい。
である。該セル34は、六角形の側壁を有し、又、六角
形のセルを隣接させて形成されている。該セル34は、
その幅に比して比較的長い長さ40を有する。この長さ
40は、少なくとも25.4mm(1インチ)で、最大
152.4mm(6インチ)とし、その典型的な長さ
は、典型的なジェットエンジンにより発生される低周波
数の音を効果的に吸収するのに必要とされるように、約
50.8乃至76.2mm(約2乃至3インチ)とす
る。符号42で示した対向する六角形の側壁から測定し
たときのセルの幅は、典型的に、9.525mm(3/
8インチ)乃至25.4mm(1インチ)である。この
ように、これらのセルは、その長さ40に比してその断
面が比較的小さい。
【0018】改良にかかる音響ライナー36に必要とさ
れるような深さ25.4mm(1インチ)以上の管状コ
アを提供するのに必要とされるような湾曲した形態を得
るためのハニカム材料の製造は、1991年11月12
日に付与された「一端縁に縁曲げ部分を有する湾曲した
ハニカムコア材料を製造する方法(Method Of
Producing Curved Honeyco
mb Core Material Having C
rimps in One Edge)」という名称の
米国特許第5,064,493号に開示された技術を利
用して行うことが出来る。
れるような深さ25.4mm(1インチ)以上の管状コ
アを提供するのに必要とされるような湾曲した形態を得
るためのハニカム材料の製造は、1991年11月12
日に付与された「一端縁に縁曲げ部分を有する湾曲した
ハニカムコア材料を製造する方法(Method Of
Producing Curved Honeyco
mb Core Material Having C
rimps in One Edge)」という名称の
米国特許第5,064,493号に開示された技術を利
用して行うことが出来る。
【0019】図6は、図1の線6−6に沿った、排気シ
ュラウド18に採用される、改良にかかる音響ライナー
20の部分断面図を示す。この音響ライナー20は、外
板44及び内板46を有する多数のセル30を備えるハ
ニカム金属コアから形成される。外板44は、無孔であ
る、即ち、貫通する開口部が無いことが望ましい一方、
内板46は、図示するように有孔であることが望まし
い。有孔の内板46は、各セル30の内部との音連通を
許容する一方、外板44は、各セル内に反射面を提供す
る。
ュラウド18に採用される、改良にかかる音響ライナー
20の部分断面図を示す。この音響ライナー20は、外
板44及び内板46を有する多数のセル30を備えるハ
ニカム金属コアから形成される。外板44は、無孔であ
る、即ち、貫通する開口部が無いことが望ましい一方、
内板46は、図示するように有孔であることが望まし
い。有孔の内板46は、各セル30の内部との音連通を
許容する一方、外板44は、各セル内に反射面を提供す
る。
【0020】図7は、内板46、外板44及びセルの側
壁48を示す、典型的なセル30の概略図的な断面図で
ある。側壁48は、セル30を形成し、その側壁48
は、図5及び図6に示すように、六角形に配置されてい
る。上述のように、内板46は有孔であり、セル30の
内部と連通する開口50を提供する。ジェットエンジン
によって発生された低周波数音調のエネルギを特徴とす
る音波は、符号52で示してある。これらの音波は、開
口50を通って、セル30の内部に達し、ここで、外板
44により反射され、その反射波は符号54で示してあ
る。音響エネルギを従来のセル内に拘束することは、音
エネルギを放散させる働きをし、また、セルの幾何学的
な配置により、吸収すべき総エネルギに適合する寸法を
選択することが出来る。このように、図7には、低周波
数音調のエネルギによって発生された音波52がセル3
0によって効果的に吸収され、放散されたエネルギ56
で示すように、音波52の音調エネルギの相当部分が吸
収されるようにする方法が概略図で示してある。
壁48を示す、典型的なセル30の概略図的な断面図で
ある。側壁48は、セル30を形成し、その側壁48
は、図5及び図6に示すように、六角形に配置されてい
る。上述のように、内板46は有孔であり、セル30の
内部と連通する開口50を提供する。ジェットエンジン
によって発生された低周波数音調のエネルギを特徴とす
る音波は、符号52で示してある。これらの音波は、開
口50を通って、セル30の内部に達し、ここで、外板
44により反射され、その反射波は符号54で示してあ
る。音響エネルギを従来のセル内に拘束することは、音
エネルギを放散させる働きをし、また、セルの幾何学的
な配置により、吸収すべき総エネルギに適合する寸法を
選択することが出来る。このように、図7には、低周波
数音調のエネルギによって発生された音波52がセル3
0によって効果的に吸収され、放散されたエネルギ56
で示すように、音波52の音調エネルギの相当部分が吸
収されるようにする方法が概略図で示してある。
【0021】本明細書は、本発明を説明するものであ
り、特許請求の範囲に記載した用語は、発明の詳細な説
明中で使用する意味を有する。従来技術で採用したもの
と同一の語は、本明細書に特に採用される意義よりも広
く解釈することが出来る。従来技術に使用されたこの意
味と本明細書で使用するより具体的な語との間に疑義が
ある場合、より具体的な意味を有するものとする。
り、特許請求の範囲に記載した用語は、発明の詳細な説
明中で使用する意味を有する。従来技術で採用したもの
と同一の語は、本明細書に特に採用される意義よりも広
く解釈することが出来る。従来技術に使用されたこの意
味と本明細書で使用するより具体的な語との間に疑義が
ある場合、より具体的な意味を有するものとする。
【0022】本発明は、ある程度、具体的に説明した
が、本開示内容の精神及び範囲から逸脱せずに、その構
造の細部及び構成要素の配置に多数の変更を加え得るこ
とは明らかである。本発明は、一例として本明細書に記
載した実施例にのみ限定されるものではなく、その各要
素が含まれる均等物の範囲を含み、特許請求の範囲の記
載によってのみ限定されるべきものである。
が、本開示内容の精神及び範囲から逸脱せずに、その構
造の細部及び構成要素の配置に多数の変更を加え得るこ
とは明らかである。本発明は、一例として本明細書に記
載した実施例にのみ限定されるものではなく、その各要
素が含まれる均等物の範囲を含み、特許請求の範囲の記
載によってのみ限定されるべきものである。
【図1】ターボファンエンジンに関して使用される典型
的な音響吸収装置の分解図であり、この装置の主要な構
成要素は、本発明が関係する排気シュラウドである。
的な音響吸収装置の分解図であり、この装置の主要な構
成要素は、本発明が関係する排気シュラウドである。
【図2】通常の平面状の形態にて製造された比較的厚い
ハニカムパネルの輪郭を設定し、次に、排気シュラウド
内で使用するために管状の音響ライナーを製造する方法
によって周方向に組み立てる方法を示す、従来技術の図
である。
ハニカムパネルの輪郭を設定し、次に、排気シュラウド
内で使用するために管状の音響ライナーを製造する方法
によって周方向に組み立てる方法を示す、従来技術の図
である。
【図3】平面状のハニカムコアのブロックで形成された
型式の排気シュラウド内で音響ライナーとして使用する
ことの出来るハニカムコアライナーの一部分を示し、ま
た、セルの形態の長さ及び形状が変化する状態を示す図
である。
型式の排気シュラウド内で音響ライナーとして使用する
ことの出来るハニカムコアライナーの一部分を示し、ま
た、セルの形態の長さ及び形状が変化する状態を示す図
である。
【図4】音響ライナーのセルの各々が、排気シュラウド
の軸線に対して垂直な長手方向軸線を有する、本発明の
原理に従って配置されたハニカムコア音響ライナーのセ
ルを概略図で示す部分断面図である。
の軸線に対して垂直な長手方向軸線を有する、本発明の
原理に従って配置されたハニカムコア音響ライナーのセ
ルを概略図で示す部分断面図である。
【図5】セルの全体的外観を示すが、寸法が比例せず、
典型的な長さと異なる典型的なセルの幅を示す、ハニカ
ムコア音響ライナーの単一セルの概略図である。
典型的な長さと異なる典型的なセルの幅を示す、ハニカ
ムコア音響ライナーの単一セルの概略図である。
【図6】排気シュラウドに採用される音響ライナーの図
1の線6−6に沿った部分図であり、また、有孔の内板
を採用し、ハニカムセルの形態を示すために音響ライナ
ーの外板を切り欠いた、音響ライナーの短い長さ部分を
示す図である。
1の線6−6に沿った部分図であり、また、有孔の内板
を採用し、ハニカムセルの形態を示すために音響ライナ
ーの外板を切り欠いた、音響ライナーの短い長さ部分を
示す図である。
【図7】対向する側壁、内板、外板を示す概略図的な断
面図であり、セルへの入口を提供し得るように内板に孔
が形成され、音波がセル内を通過する状態を示す図であ
る。
面図であり、セルへの入口を提供し得るように内板に孔
が形成され、音波がセル内を通過する状態を示す図であ
る。
10 ジェットエンジン 12 ジェット
エンジンの排気端部 14 内部フローミキサー 16 排気ノズ
ル 18 排気シュラウド 20 音響ライ
ナー 22 ハニカムパネル 26 内板 28 外板 30 ハニカム
セル 32 軸線 34 セル 36 音響ライナー 38 長手方向
軸線 40 セルの長さ 42 セルの幅 44 外板 46 内板 48 セルの側壁 50 開口 52 音波 54 反射波 56 放散エネルギ
エンジンの排気端部 14 内部フローミキサー 16 排気ノズ
ル 18 排気シュラウド 20 音響ライ
ナー 22 ハニカムパネル 26 内板 28 外板 30 ハニカム
セル 32 軸線 34 セル 36 音響ライナー 38 長手方向
軸線 40 セルの長さ 42 セルの幅 44 外板 46 内板 48 セルの側壁 50 開口 52 音波 54 反射波 56 放散エネルギ
Claims (3)
- 【請求項1】 ターボ機械により発生された音エネルギ
を含み、推力を発生させるジェットエンジンからの排気
ガスが通る管状の構成要素を有する、ジェットエンジン
用の騒音抑止装置に使用される騒音抑止要素にして、 軸線を有する管状の外部構造体の殻体と、 前記管状の外部構造体の殻体内に支持された音響ライナ
ーであって、隣接する六角形セルのハニカム構造体に接
続された薄い金属ストリップのハニカムから成る、管状
のハニカム状の金属コアから少なくともその一部が形成
された音響ライナーと、を備え、前記セルの略全てが、
前記殻体の軸線に対し略垂直に伸長する長手方向軸線を
有し、前記セルの各々が、前記セルの長手方向軸線に対
し平行に測定したとき、少なくとも25.4mmの深さ
であり、該セルの各々が前記構造体の殻体の軸線の方向
に内端を有し、及びその反対に外端を有し、該セルの各
々が、前記内端から外側に拡がるようにテーパーが付け
られることを特徴とする騒音抑止要素。 - 【請求項2】 請求項1に記載のジェットエンジン用の
騒音抑止装置に使用される騒音抑止要素にして、 前記ライナーが、六角形の形状のセルにて形成され、そ
の側部が約9.525mm乃至12.7mm離間してい
ることを特徴とする騒音抑制要素。 - 【請求項3】 請求項1に記載のジェットエンジン用の
騒音抑止装置に使用される騒音抑止要素にして、 前記音響ライナーが前記ハニカム状の金属コアに固着さ
れた有孔の内板を備えることを特徴とする騒音抑止要
素。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US8308493A | 1993-06-25 | 1993-06-25 | |
US083084 | 1993-06-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07139429A true JPH07139429A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=22176073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14496394A Pending JPH07139429A (ja) | 1993-06-25 | 1994-06-27 | ジェットエンジン用の騒音抑止装置に使用される騒音抑止要素 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0636780A1 (ja) |
JP (1) | JPH07139429A (ja) |
CA (1) | CA2126274A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007529666A (ja) * | 2004-03-17 | 2007-10-25 | エーアーデーエス・ドイッチェランド・ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ターボファンエンジン内の騒音低減構造 |
JP2008519190A (ja) * | 2004-11-02 | 2008-06-05 | エアバス・エスエーエス | 航空機エンジン用吸音材 |
JP2009521637A (ja) * | 2005-12-23 | 2009-06-04 | オネラ(オフィス・ナショナル・ドゥエチュード・エ・ドゥ・ルシェルチェ・アエロスパシャル) | 航空機タービン騒音の減衰に用いられる多孔質金属体 |
JP2011509845A (ja) * | 2008-01-11 | 2011-03-31 | バーテックス エンタープライゼズ インコーポレイテッド | 熱伝導性構造 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7469770B2 (en) | 2006-06-29 | 2008-12-30 | United Technologies Corporation | Anechoic visco-thermal liner |
FR2922152B1 (fr) * | 2007-10-16 | 2009-11-20 | Aircelle Sa | Structure a ame alveolaire pour panneau acoustique |
DE102008051241B4 (de) * | 2008-10-10 | 2011-06-16 | Airbus Operations Gmbh | Schalldämpfer für ein Hilfstriebwerk eines Flugzeugs |
GB2468484A (en) * | 2009-03-09 | 2010-09-15 | Aircelle Ltd | An acoustic attenuation member for an aircraft |
DE102011008922A1 (de) | 2011-01-19 | 2012-07-19 | Rolls-Royce Deutschland Ltd. & Co. Kg | Verfahren zur Herstellung eines Schallabsorbers, insbesondere für einen Gasturbinenabgaskonus |
CN112984768B (zh) * | 2021-03-17 | 2024-08-30 | 马鞍山迈安特航空制造有限公司 | 降噪结构 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3685611A (en) * | 1971-03-24 | 1972-08-22 | Rohr Corp | Duct with lining of spaced bands for suppressing sound in a gas steam transmitted therethrough |
US3861140A (en) * | 1972-07-05 | 1975-01-21 | Gen Electric | Turbofan engine mixer |
US3830335A (en) * | 1973-05-14 | 1974-08-20 | Nasa | Noise suppressor |
GB1543312A (en) * | 1976-07-21 | 1979-04-04 | Rolls Royce | Honeycomb linings |
FR2396868A1 (fr) * | 1977-07-07 | 1979-02-02 | Snecma | Garniture insonorisante pour paroi interne de conduit de gaz, notamment de conduit de turboreacteur |
US5064493A (en) * | 1990-10-09 | 1991-11-12 | Lansing Overhaul And Repair, Inc. | Method of producing curved honeycomb core material having crimps in one edge |
-
1994
- 1994-06-16 EP EP94304367A patent/EP0636780A1/en not_active Withdrawn
- 1994-06-20 CA CA 2126274 patent/CA2126274A1/en not_active Abandoned
- 1994-06-27 JP JP14496394A patent/JPH07139429A/ja active Pending
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JP2007529666A (ja) * | 2004-03-17 | 2007-10-25 | エーアーデーエス・ドイッチェランド・ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ターボファンエンジン内の騒音低減構造 |
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US8302733B2 (en) | 2004-11-02 | 2012-11-06 | Airbus Sas | Acoustic absorber for aircraft engines |
JP2009521637A (ja) * | 2005-12-23 | 2009-06-04 | オネラ(オフィス・ナショナル・ドゥエチュード・エ・ドゥ・ルシェルチェ・アエロスパシャル) | 航空機タービン騒音の減衰に用いられる多孔質金属体 |
JP2011509845A (ja) * | 2008-01-11 | 2011-03-31 | バーテックス エンタープライゼズ インコーポレイテッド | 熱伝導性構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0636780A1 (en) | 1995-02-01 |
CA2126274A1 (en) | 1994-12-26 |
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