JP5291790B2 - 燃焼器およびこれを備えたガスタービン - Google Patents

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Description

本発明は、燃焼器およびこれを備えたガスタービンに関する。
ガスタービンは、圧縮機と、燃焼器と、タービンとを有しており、圧縮機では空気を取り込んで圧縮して高圧にし、高圧になった空気を燃焼器に送り込む。
燃焼器では、高圧の空気に対して燃料を吹き出して燃料を燃焼させる。燃料が燃焼することにより発生する高温の燃焼ガスは、タービンに送られ、この高温の燃焼ガスがタービンを駆動する。
このタービンと前記圧縮機とは同じ回転軸の回りに回転するため、タービンがこのように駆動することにより、圧縮機も駆動し、上述したように空気を取り入れて圧縮をする。
このように作動するガスタービンは、燃料が燃焼する際に燃焼振動が発生する場合があり、この燃焼振動は、ガスタービン運転時の騒音や振動の原因となっていた。
特に、近年のガスタービンでは、運転時の環境への影響を考慮して排出ガスの低NOx(窒素酸化物)化が図られているが、低NOx化を図るためには燃料の希薄燃焼が多用される。
しかし、希薄燃焼は燃焼が不安定になり易く、このため燃焼振動が発生し易くなっていた。そこで、この燃焼振動に起因する音や振動を抑制するために、燃焼器に、たとえば、多孔板とその外側を覆うカバーとによって構成される比較的高周波の音を吸音する音響ライナを設けたり、大きな共鳴空間を有する比較的低周波の音を吸音する音響ダンパを設けたりしていた。
比較的高周波の音を対象とする音響ライナでは、共鳴空間の容積が小さいので、その設置にあたり車室内のスペース上の制約は少なかった。
一方、比較的高周波の音を対象とする音響ダンパは、共鳴空間の容積が大きいので、その設置にあたり車室内のスペース上の制約を受けていた。
従来、燃焼ガスに車室内の空気を導入するバイパス流路を備えている燃焼器では、音響ダンパは、たとえば、特許文献1に示されるように、バイパス流路の周囲を用いて設置されている。
また、バイパス流路を備えていない形式の燃焼器では、たとえば、特許文献2に示されるように、燃焼器に環装する音響ライナに音響ダンパを接続し、音響ダンパの共鳴空間を形成する音響部を燃焼器の軸線方向あるいは半径方向へ延在するように設置するものが提案されている。
特開2006−22966号公報 特開2006−266671号公報
ところで、特許文献1に示されるものは、バイパス流路および音響ダンパを設置するために燃焼器の外側に大きな空間が必要である。また、特許文献2に示されるものでは、音響ダンパは、半径方向に延在するものでは当然ながら、軸線方向に延在するものでも共鳴空間の容積(全長)を確保するために半径方向に折り曲げられているので、バイパス流路および音響ダンパを設置するために燃焼器の外側に大きな空間が必要である。
このように、大きな車室空間が必要となるので、ハウジングが大型化し、たとえば、ガスタービンの陸上輸送が不可能となる恐れがある。この輸送コストを含め、製造コストが大きくなる。
燃焼器は定期的にメンテナンスされるが、特許文献1では、バイパス流路を取り外さないと、また、特許文献2では、音響ダンパを取り外さないと、燃焼器は引き抜けないので、このメンテナンス作業が大掛かりとなる。
本発明は、上記課題に鑑み、音響ダンパの取付空間を小さくし、小型化でき、かつ、メンテナンス性を向上し得る燃焼器およびこれを用いたガスタービンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の第1態様は、内部に燃焼領域を形成する筒体と、該燃焼領域に連通する音響ダンパ共鳴空間を有する音響部を有する音響ダンパと、を備える燃焼器であって、前記音響部は、前記筒体に沿って、前記筒体の軸線方向に対して交差する方向に延在するように設置されており、前記音響ダンパ共鳴空間は、少なくとも1回は折り返されて形成されている燃焼器である。
本発明の第2態様は、内部に燃焼領域を形成する筒体と、該燃焼領域に連通する音響ダンパ共鳴空間を有する音響部を有する音響ダンパと、を備える燃焼器であって、前記音響部は、前記筒体に沿って、前記筒体の軸線方向に対して交差する方向に延在するように設置されており、前記音響ダンパ共鳴空間には、少なくとも1つの流体抵抗部材が備えられている燃焼器である。
本態様によれば、音響ダンパ共鳴空間を有する音響部は、筒体に沿って、筒体の軸線方向に対して交差する方向、言い換えると、周方向に延在するように設置されているので、音響部は筒体の周方向の一定箇所に集中することなく、周方向に広く配置されることになる。これにより、音響部は筒体の外周側への突起が抑制されるので、燃焼器の外側に必要な空間を削減することができる。
したがって、車室を小さくできるので、それを形成するハウジングを小型化することができる。このため、たとえば、ガスタービンの陸上輸送が十分可能となるので、輸送コストを含め、製造コストを低減させることができる。
また、音響部の筒体外周側への突起が小さくなると、音響ダンパと一体として燃焼器を引き出すことが容易に行えるので、燃焼器のメンテナンス性を向上させることができる。
上記態様では、前記筒体を構成し、厚さ方向に貫通する複数の貫通孔が設けられている多孔板部と該多孔板部の周囲に間隔を空けて覆うように設けられたカバー部材とによって形成される音響ライナ共鳴空間を有する音響ライナを備えている構成としてもよい。
このようにすると、音響ライナで減衰できる周波数領域の振動と、音響ダンパで減衰できる周波数領域の振動とを減衰することができる。したがって、広い範囲の周波数領域の燃焼振動を減衰させることができる。
上記構成では、前記音響部の少なくとも一部は、前記音響ライナの外周側に設置されているのが望ましい。
このようにすると、音響ライナおよび音響ダンパは、筒体の軸線方向において一定箇所に集中して設置されることになるので、筒体の軸線方向における他の場所を有効に活用することができる。
上記第1態様では、前記音響ダンパ共鳴空間は、少なくとも1回は折り返されて形成されている。
このようにすると、たとえば、筒体の全周長を用いても音響ダンパ共鳴空間の容積(全長)が確保できない場合、あるいは、音響ダンパが設置される筒体の軸線方向位置に、別の部材を設置する必要がある場合でも、十分な音響ダンパ共鳴空間の容積(全長)を確保することができる。
上記第2態様では、前記音響ダンパ共鳴空間には、少なくとも1つの流体抵抗部材が備えられている。
このようにすると、燃焼振動に伴う振動や音は、流体抵抗部材によっても減衰できる。
また、減衰させる振動の周波数領域を調整する際に、音響ダンパ共鳴空間の容積(全長)の変更のみでなく、流体抵抗部材による抵抗値を変更することによっても調整することができる。したがって、音響ダンパによる振動の減衰性能を、より確実に向上させることができる。
上記態様では、前記音響ダンパは、複数備えられているようにしてもよい。
このようにすると、複数の音響ダンパによって振動を減衰できるので、より確実に減衰させることができる。
この場合、複数設ける音響ダンパが有する音響ダンパ共鳴空間の容積(全長)が、互いに異なるようにしてもよい。このようにすると、それぞれの音響ダンパで異なる周波数領域の振動を減衰させることができる。
したがって、音響ダンパによる振動の減衰性能を、より確実に向上させることができる。
本発明の第態様は、空気圧縮機と、第1態様の燃焼器と、タービンと、を備えるガスタービンである。
本態様にかかるガスタービンによれば、ハウジングを小型化することができ、製造コストを低減できるとともにメンテナンス性を向上させることができる燃焼器を備えているので、ガスタービンの運転時の燃焼による騒音を抑制することができ、メンテナンス性を向上させることができる。また、これを安価に製造することができる。
本発明によれば、音響ダンパ共鳴空間を有する音響部は、筒体に沿って、筒体の軸線方向に対して交差する方向、言い換えると、周方向に延在するように設置されているので、燃焼器の外側に必要な空間を削減することができる。
したがって、車室を小さくできるので、それを形成するハウジングを小型化することができる。このため、たとえば、ガスタービンの陸上輸送が十分可能となるので、輸送コストを含め、製造コストを低減させることができる。
また、音響部の筒体外周側への突起が小さくなると、音響ダンパと一体として燃焼器を引き出すことが容易に行えるようにできるので、燃焼器のメンテナンス性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態にかかるガスタービンの全体構成を示す模式図である。 図1の燃焼器における構成の概略を説明する模式図である。 図2のX−X断面図である。 図3のY−Y断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる減衰装置の第1変形例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる減衰装置の図4と同様部分を示す断面図である。 図6のZ−Z断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる減衰装置の図4と同様部分を示す断面図である。 図8のW−W断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる減衰装置の変形例を示す部分断面図である。
以下、本発明にかかるガスタービンの実施形態について図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態にかかるガスタービン1について図1〜図4を参照して説明する。
図1は、本実施形態のガスタービン1の構成を説明する模式図である。図2は、図1の燃焼器5における構成の概略を説明する模式図である。
ガスタービン1には、図1および図2に示すように、圧縮機3と、燃焼器5と、タービン部(タービン)7と、回転軸9と、これらを内部の所定位置に保持するハウジング11と、が備えられている。
圧縮機3は、外部の空気である大気を吸入して圧縮し、圧縮された空気を燃焼器5に供給するものである。
なお、圧縮機3としては、公知の構成を用いることができ、特にその構成を限定するものではない。
燃焼器5は、図1に示すように、圧縮機3により圧縮された空気、および、外部から供給された燃料を混合させ、混合された混合気を燃焼させることにより、燃焼ガス(高温ガス)を生成するものである。
燃焼器5は、ハウジング11に、それを貫通して車室13に至るように取り付けられ、周方向に沿って複数個(たとえば、16個)配置されている。
燃焼器5には、図2に示すように、空気供給口15と、燃料ノズル17と、燃焼筒19(筒体)と、減衰装置21と、が主に備えられている。
空気供給口15は、図2に示すように、圧縮機3により圧縮された空気を、燃焼筒19の内部に導くものであって、燃料ノズル17の周囲に環状に配置されたものである。
空気供給口15は、燃焼筒19の内部に流入する空気に、旋回方向の流速成分を与えるとともに、燃焼筒19の内部に循環流れを形成するものである。
なお、空気供給口15としては、公知の形状を用いることができ、特に限定するものではない。
燃料ノズル17は、図2に示すように、外部から供給された燃料を燃焼筒19の内部に向けて噴霧するものである。燃料ノズル17から噴霧された燃料は、空気供給口15により形成された空気の流れ等により攪拌されて、燃料と空気との混合気となる。
なお、燃料ノズル17としては、公知の形状を用いることができ、特に限定するものではない。
燃焼筒19は、筒状の形状に形成され、図2に示すように、空気供給口15および燃料ノズル17からタービン部7の流入部に向かって延びる流路を形成するものである。言い換えると、燃焼筒19の内部は、燃料と空気の混合気や、当該混合気の燃焼により生成される燃焼ガスが流れるものであり、燃焼領域23を形成している。
燃焼筒19は、耐熱性を有する金属、たとえば、ニッケル基合金から構成されている。
燃焼筒19の壁部には、軸線方向Lに延在する複数の冷却通路25(図4参照)が、周方向Cに間隔を空けて形成されている。
冷却通路25の一端は、たとえば、図示しないボイラに接続され、冷却媒体としての蒸気が流れるようにされている。冷却通路25の他端は蒸気排出流路27に接続されている。冷却通路25を通った蒸気は蒸気排出流路27を通って系外に排出されるか、ボイラに還流するようにされている。
なお、本実施形態においては、燃焼筒19の冷却媒体として蒸気を用いる場合を示しているが、設計条件によっては空気を用いてもよい。この場合、蒸気排出流路27は不要となる。空気冷却用の構造としては公知の構造を用いることができ、特に限定されるものではない。
図3は、図2のX−X断面図である。図4は、図3のY−Y断面図である。
減衰装置21には、音響ライナ29と、音響ダンパ31と、が備えられている。
音響ライナ29には、燃焼筒19の一部を構成する筒状をした板部(多孔板部)33と、ライナカバー(カバー部材)35と、が備えられている。
板部33には、円筒形状をした多数(複数)の貫通孔37が略全周に亘り形成されている。
貫通孔37は、軸線方向Lおよび周方向Cに、互いに間隔を開けて列をなして複数形成されている。
また、貫通孔37は全て同一形状としてもよいし、後述する第1音響ダンパ共鳴空間43と音響ライナ共鳴空間44とで、各々別形状としてもよく、特に限定されるものではない。
ライナカバー35は、内周側が開放されたU字状の断面形状をしたリング状部材である。ライナカバー35は、板部33の外周側にその全周囲を囲繞するように設けられている。
ライナカバー35の開放部の軸線方向L長さは、貫通孔37が形成されている範囲よりも大きくされている。
ライナカバー35は、U字状の断面形状の開放側端部が板部33に、たとえば、ロウ付けによって接合されている。なお、ライナカバー35の取り付けは溶接を用いてもよい。
これにより、ライナカバー35は板部33の外側の面との間に空間を形成している。この空間の周方向Cは、第1仕切板39と第2仕切板41とによって仕切られている。
図3において、板部33、ライナカバー35、第1仕切板39および第2仕切板42によって囲まれた上部の全周の約三分の一に亘る空間が第1音響ダンパ共鳴空間43となり、下部の約三分の二に亘る範囲が音響ライナ共鳴空間44となる。
音響ダンパ31には、ダンパカバー(音響部)45とライナカバー35に設けられた開口部47とが備えられている。
ダンパカバー45は、内周側が開放されたU字状の断面形状をしたリング状部材である。ダンパカバー45は、ライナカバー35の外周側にその略全周囲を囲繞するように設けられている。
ダンパカバー45の開放部の軸線方向L長さは、図4に示されるように蒸気排出流路27およびライナカバー35が形成されている範囲よりも大きくされている。
なお、前述したように、燃焼筒19の冷却媒体として空気を用いる場合は、蒸気排出流路27は不要となり、ダンパカバー45はライナカバー35を囲繞する十分な大きさとすればよい。
ダンパカバー45は、U字状の断面形状の開放側端部が板部33(燃焼筒19)に、たとえば、ロウ付けによって接合されている。なお、ダンパカバー45の取り付けは溶接を用いてもよい。
これにより、ダンパカバー45は板部33の外側の面との間に空間を形成している。この空間の周方向Cは、第2仕切板41によって仕切られている。
板部33、ダンパカバー45、ライナカバー35の外側面、蒸気排出流路27の外側面および第2仕切板41によって囲まれた空間は、第2音響ダンパ共鳴空間49として形成される。
第2音響ダンパ共鳴空間49は全周に亘り設けられ、かつ、横断面積も大きいので、音響ライナ共鳴空間44よりも格段に大きな容積(全長)を有している。
なお、本実施形態においては、第2仕切板41は、第1音響ダンパ共鳴空間43と音響ライナ共鳴空間44とを仕切る共用部材となっているが、それぞれに必要な共鳴空間の容積(全長)を確保するために、必要に応じて第2仕切板41を別部材としてもよい。
開口部47は、ライナカバー35における第2仕切板41の近傍位置に設けられている。開口部47は、軸方向Lに細長い略矩形状をし、ライナカバー35を貫通するようにされている。
第2音響ダンパ共鳴空間49は、開口部47を介して第1音響ダンパ共鳴空間43と連通している。第1音響ダンパ共鳴空間43は、貫通孔37を介して燃焼領域23と連通しているので、第2音響ダンパ共鳴空間49は燃焼領域23と連通していることになり、一体の音響ダンパ31として作用する。
このように、ダンパカバー45は、燃焼筒19に沿って、周方向Cに延在するように設置されているので、ダンパカバー45は燃焼筒19の周方向Cの一定箇所に集中することなく、周方向Cに広く配置されることになる。
これにより、ダンパカバー45は燃焼筒19の外周側への突起が抑制されるので、燃焼器5の外側に必要な空間を削減することができる。
したがって、車室13を小さくできるので、それを形成するハウジング11を小型化することができる。このため、たとえば、ガスタービン1を陸上輸送可能な寸法とすることができるので、輸送コストを含め、製造コストを低減させることができる。
また、音響ライナ29の一部を構成するライナカバー35を音響ダンパ31の構成部材と兼用して一体に形成することにより、音響ダンパ31を燃焼筒19とは別体に形成した場合と比べ、材料が少なくなるので、音響ダンパ31の製造コストを低減させることができる。
また、ダンパカバー45の燃焼筒19外周側への突起が小さくなると、たとえば、燃焼器5の取付部分を若干大きくする等によって、あるいは、そのままの状態でも音響ダンパ31と一体として燃焼器5を引き出すことできる。これにより、燃焼器5の取出作業が簡素化されるので、燃焼器5のメンテナンス性を向上させることができる。
第2音響ダンパ共鳴空間49には、多孔質金属(流体抵抗部材)51が設けられている。この多孔質金属51は、ポーラス状の金属、すなわち、小さな孔が多数形成されている金属である。多孔質金属51は、ダンパカバー45の一部に、ダンパカバー45の内部空間の形状と略同形状となって第2音響ダンパ共鳴空間49に設けられている。
なお、多孔質金属51は、必要に応じて用いられるものであり、これを省略することは可能である。
タービン部7は、図1に示すように、燃焼器5により生成された高温ガスの供給を受けて回転駆動力を発生させ、発生した回転駆動力を回転軸9に伝達するものである。
回転軸9は、図1に示すように、回転軸線まわりに回転可能に支持される円柱状の部材であり、タービン部7により発生された回転駆動力を圧縮機3に伝達するものである。
なお、タービン部7および回転軸9としては、公知の構成を用いることができ、特にその構成を限定するものではない。
次に、上記のとおり構成されたガスタービン1の作用・効果について説明する。
ガスタービン1は、図1に示すように、圧縮機3が回転駆動されることにより大気(空気)を吸入する。吸入された大気は、圧縮機3により圧縮されるとともに、燃焼器5に向かって送り出される。
燃焼器5に流入された圧縮された空気は、燃焼器5において外部から供給された燃料と混合される。空気および燃料の混合気は燃焼器5において燃焼され、燃焼熱により高温の燃焼ガスが生成される。
燃焼器5において生成された燃焼ガスは、燃焼器5から下流のタービン部7に供給される。タービン部7は高温ガスにより回転駆動され、その回転駆動力は回転軸9に伝達される。回転軸9は、タービン部7において抽出された回転駆動力を圧縮機3などに伝達する。
燃焼器5で燃料が燃焼されると、その燃焼によって燃焼振動が発生する場合がある。
特に、排出ガスの低NOx化を図るため燃料を希薄燃焼させると、燃焼が不安定になり易く、燃焼振動が発生し易くなる。
このように燃焼振動が発生すると、燃焼振動による空気振動(圧力波)が板部33の貫通孔37に入る。
音響ライナ29における音響ライナ共鳴空間44内の空気と貫通孔37内の空気とは、音響ライナ共鳴空間44内の空気がバネとして機能することにより共鳴系を構成している。このため、板部33の内側で発生した燃焼振動による空気振動、あるいは音のうち、音響ライナ共鳴空間44の容積(全長)や貫通孔37の全長に応じた周波数領域の音に対して貫通孔37内の空気が激しく振動し、共鳴するので、空気と貫通孔37の表面との摩擦によって、この共鳴周波数の音が吸音される。これにより、燃焼振動の振幅が減衰されて燃焼振動による音が低減する。
第1音響ダンパ共鳴空間43と第2音響ダンパ共鳴空間49とは、開口部47を介して接続されている。このため、燃焼領域23で発生した燃焼振動は、第1音響ダンパ共鳴空間43を介して第2音響ダンパ共鳴空間49に伝達され、一体の音響ダンパ31として作用する。
この音響ダンパ31は、音響ライナ共鳴空間44よりも大きな容積(全長)を有している。このため、音響ダンパ31の共鳴空間(第1音響ダンパ共鳴空間43および第2音響ダンパ共鳴空間49)では、音響ライナ共鳴空間44で減衰する振動の波長よりも長い波長の振動、すなわち、音響ライナ共鳴空間44で減衰することのできる振動の周波数領域よりも低い周波数領域の振動を減衰することができる。
このように、音響ライナ29と音響ダンパ31とは、双方とも振動を減衰する作用を有するが、音響ライナ29は比較的高い周波数領域の振動を減衰し、音響ダンパ31は比較的低い周波数領域の振動を減衰する。
音響ライナ29と音響ダンパ31とをそれぞれ設置することにより、複数の周波数領域の振動を減衰することができる、あるいは、広い周波数領域の振動を減衰することができる。
したがって、燃焼器5における燃焼時に発生する騒音を効果的に低減することができる。
冷却通路25内には、ボイラから蒸気が供給され、蒸気排出流路27から系外に排出される。蒸気が冷却通路25を流れる際に燃焼筒19(板部33)と熱交換が行なわれ、燃焼筒19は冷却される。これにより、ガスタービン1運転中の燃焼筒19は冷却される。
ガスタービン1運転中、貫通孔37には、燃焼ガスが侵入することがある。貫通孔37に燃焼ガスが侵入すると燃焼ガスによって加熱されるので、周囲との温度差によって熱応力が大きくなる。
板部33は、冷却通路25を通る蒸気によって冷却されているので、貫通孔37の周囲が十分に冷却される。これにより、この熱応力の上昇を抑制することができる。
図5は、本実施形態の第1変形例にかかる減衰装置21を示す要部断面図である。本変形例の減衰装置21では、図5に示されるように、軸線方向Lに分離した2個の音響ダンパ31A,31Bが設けられている。2個のダンパカバー45A,45Bの軸線方向Lの各一端部は、それぞれライナカバー35の外表面に接合されている。ライナカバー35には、ダンパカバー45A,45Bに覆われた部分にそれぞれ開口部47A,47Bが形成されている。
ダンパカバー45A,45Bはそれぞれ周方向Cの長さ(共鳴空間の全長)を変えるか、多孔質金属51の周方向Cの取付位置を変える、あるいはその両方により、吸収できる振動の周波数を変えることができる。
このようにすると、複数の音響ダンパ31A,31Bによって振動を減衰できるので、より確実に減衰させることができる。また、2個の音響ダンパ31A,31Bはそれぞれ減衰する周波数領域が異なるので、比較的低い周波数領域における複数の周波数領域の振動を減衰することができる、あるいは、広い周波数領域の振動を減衰することができる。
したがって、音響ダンパ31A,31Bによる振動の減衰性能を、より確実に向上させることができる。
なお、本実施形態では、第2音響ダンパ共鳴空間49は略全周に亘るように形成されているが、これに限定されない。これは、目的とする周波数領域に応じて設定される容積(全長)を有するようにすればよいので、全周でなく、途中まででもよい。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について図6および図7を参照して説明する。
本実施形態のガスタービンの基本構成は、第1実施形態と同様であるが、第1実施形態とは、減衰装置21の構成が異なっている。よって、本実施形態においては、異なる減衰装置21について主として説明し、その他の構成要素等については重複した説明を省略する。
図6は、本実施形態のガスタービン1の燃焼器5における減衰装置21の構成を説明する要部断面図である。図7は、図6のZ−Z断面図である。
なお、第1実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、ダンパカバー(音響部)53は、略矩形状の断面形状をし、リングの一部を形成するように湾曲された箱体である。ダンパカバー53は、図6に示されるように、ライナカバー35の外周側にその周囲を覆うように設けられている。
ダンパカバー53は、周方向Cの一部が切り欠かれているが、この切欠部の少なくとも一部は第1音響ダンパ共鳴空間43の設置位置と重なるようにされている。
ダンパカバー53の内周面には、周方向Cに延在するダンパ溝55が形成されている。ダンパ溝55は、ダンパカバー53の略全長に亘り設けられている。ダンパ溝55の外周部は、外側に突出する壁部で構成されている。
ダンパカバー53の軸線方向L長さ、すなわち、幅は、ライナカバー35よりも相当大きくされている。ダンパ溝55の軸線方向L長さは、図7に示されるようにライナカバー35よりも小さくされている。
ダンパカバー53は、ダンパ溝55の壁部がライナカバー35に、たとえば、ロウ付けによって接合されている。なお、ダンパカバー53の取り付けは溶接を用いてもよい。
ダンパカバー53は、図7に示されるように板部33(燃焼筒19)と接触しないように間隔が空けられて装着される。
これにより、ダンパカバー53はライナカバー35の外側の面との間に空間を形成している。この空間は、第2音響ダンパ共鳴空間57として形成される。
第2音響ダンパ共鳴空間57は略全周に亘り設けられ、かつ、横断面積も大きいので、音響ライナ共鳴空間44よりも格段に大きな容積(全長)を有している。
ダンパカバー53の周方向C長さは、目的とする周波数領域に応じて設定される容積(全長)を確保できるように設定される。
ライナカバー35には、ダンパカバー53の一方の周端部の近傍位置に開口部59が設けられている。開口部59は、軸方向Lに細長い略矩形状をし、ライナカバー35を貫通するようにされている。
第2音響ダンパ共鳴空間57は、開口部59を介して第1音響ダンパ共鳴空間43と連通している。第1音響ダンパ共鳴空間43は、貫通孔37を介して燃焼領域23と連通しているので、第2音響ダンパ共鳴空間57は燃焼領域23と連通し、一体の音響ダンパ31として作用することになる。
このように、ダンパカバー53は、ライナカバー35、すなわち、燃焼筒19に沿って、周方向Cに延在するように設置されているので、ダンパカバー53は燃焼筒19の周方向Cの一定箇所に集中することなく、周方向Cに広く配置されることになる。
これにより、ダンパカバー53は燃焼筒19の外周側への突起が抑制されるので、燃焼器5の外側に必要な空間を削減することができる。
したがって、車室13を小さくできるので、それを形成するハウジング11を小型化することができる。このため、たとえば、ガスタービン1を陸上輸送が十分可能な寸法とすることができるので、輸送コストを含め、製造コストを低減させることができる。
ダンパカバー53の燃焼筒19外周側への突起が小さくなると、たとえば、燃焼器5の取付部分を若干大きくする等によって、あるいは、そのままの状態でも音響ダンパ31と一体として燃焼器5を引き出すことできる。これにより、燃焼器5の取出作業が簡素化されるので、燃焼器5のメンテナンス性を向上させることができる。
本実施形態では、ダンパカバー53は、燃焼器5の運転によって加熱される板部33(燃焼筒19)から間隔を空けるように装着されているので、第1実施形態のダンパカバー45に比べて熱応力を緩和することができる。
ダンパカバー53は、ライナカバー35の全てを覆わないように取り付けられているので、パージ空気をライナカバー35内の音響ライナ共鳴空間44に容易に供給することができる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について図8および図9を参照して説明する。
本実施形態のガスタービンの基本構成は、第1実施形態と同様であるが、第1実施形態とは、減衰装置21の構成が異なっている。よって、本実施形態においては、異なる減衰装置21について主として説明し、その他の構成要素等については重複した説明を省略する。
図8は、本実施形態のガスタービン1の燃焼器5における減衰装置21の構成を説明する要部断面図である。図9は、図8のW−W断面図である。
なお、第1実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
音響ダンパ31には、ダンパカバー(音響部)61とライナカバー35に設けられた開口部63とが備えられている。
ダンパカバー61は、図9に示されるように内周側が開放された矩形状の断面形状をし、リングの一部(たとえば、略160度の範囲)を形成するように湾曲されている。ダンパカバー61には、図8に示されるように、湾曲に沿った方向で、高さの異なる小径部分65と、大径部分67とが備えられている。大径部分65の両端部は、端板69,71によって封鎖されている。小径部分65の端部は、端板73によって封鎖されている。
小径部分65の大径部分67側端部は、端板71を越えて端板69の近くまで大径部分67内に入り込んでいる。
大径部分67内には、小径部分65よりも外側の空間を仕切る周方向の仕切板75が設けられている。周方向の仕切板75の一端は、端板69に固定され、他端は端板71の近くまで延びている。
ダンパカバー61の開放部の軸線方向L長さは、図9に示されるようにライナカバー35よりも短くされている。
ダンパカバー61は、U字状の断面形状の開放側端部がライナカバー35に、たとえば、ロウ付けによって接合されている。なお、ダンパカバー61の取り付けは溶接を用いてもよい。
これにより、ダンパカバー61はライナカバー35の外側の面との間に空間を形成している。この空間は、第2音響ダンパ共鳴空間77として形成される。
第2音響ダンパ共鳴空間77は、小径部分65の内側で形成される第1空間、小径部分65の外側と周方向の仕切板75の内側とで形成される第2空間および周方向の仕切板75の外側と大径部分67の内側とで形成される第3空間で形成される。
第1空間と第2空間とは、端板69の近傍で連通している。第2空間と第3空間とは、端板69の近傍で連通している。これにより、第2音響ダンパ共鳴空間77は、2回折り返されて形成されていることになる。
第2音響ダンパ共鳴空間77は、周方向Cで略160度の範囲に亘って設けられているだけであるが、2回折り返されているので、第2音響ダンパ共鳴空間77として十分な容積(全長)を確保することができる。
第2音響ダンパ共鳴空間77は、横断面積も大きいこともあいまって、音響ライナ共鳴空間44よりも格段に大きな容積(全長)を有している。
開口部63は、ライナカバー35における端板73の近傍位置に設けられている。言い換えると、開口部63は第2音響ダンパ共鳴空間77の一端部に位置している。
開口部63は、軸方向Lに細長い略矩形状をし、ライナカバー35を貫通するようにされている。
第2音響ダンパ共鳴空間77は、開口部63を介して第1音響ダンパ共鳴空間43と連通している。第1音響ダンパ共鳴空間43は、貫通孔37を介して燃焼領域23と連通しているので、第2音響ダンパ共鳴空間77は燃焼領域23と連通していることになり、一体の音響ダンパ31として作用する。
このように、ダンパカバー61は、燃焼筒19に沿って、周方向Cに延在するように設置されているので、ダンパカバー61は、燃焼筒19の周方向Cに比較的広く配置されることになる。
これにより、ダンパカバー61は燃焼筒19の外周側への突起が抑制されるので、燃焼器5の外側に必要な空間を削減することができる。
したがって、車室13を小さくできるので、それを形成するハウジング11を小型化することができる。このため、たとえば、ガスタービン1を陸上輸送が十分可能な寸法とすることができるので、輸送コストを含め、製造コストを低減させることができる。
また、ダンパカバー61の燃焼筒19外周側への突起が小さくなると、たとえば、燃焼器5の取付部分を若干大きくする等によって、あるいは、そのままの状態でも音響ダンパ31と一体として燃焼器5を引き出すことできる。これにより、燃焼器5の取出作業が簡素化されるので、燃焼器5のメンテナンス性を向上させることができる。
ダンパカバー61は、周方向Cの略半周以下を覆っているだけであるので、残りの半周以上の部分には、別の部材を設置することができる。
この場合、図10に示すように、2個の音響ダンパ31A,31Bを設けるようにできる。2個の音響ダンパ31A,31Bは、それぞれのダンパカバー61A,61Bの小径部分65A,65Bが対向するように設置される。小径部分65A,65Bは、それぞれライナカバー35の外表面に接合されている。ライナカバー35には、ダンパカバー61A,61Bに覆われた部分にそれぞれ開口部63A,63Bが形成されている。
このようにすると、複数の音響ダンパ31A,31Bによって振動を減衰できるので、より確実に減衰させることができる。
したがって、音響ダンパ31A,31Bによる振動の減衰性能を、より確実に向上させることができる。
また、2個の音響ダンパ77A,77Bの容積(周方向Cの長さ、つまり共鳴空間の全長)を異ならせるようにしてもよいし、多孔質金属51A,51Bの取付位置を変えてもよい。このようにすると、それぞれ減衰する周波数領域の異なる2個の音響ダンパ31A,31Bが形成されるので、比較的低い周波数領域における複数の周波数領域の振動を減衰することができる、あるいは、広い周波数領域の振動を減衰することができる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
たとえば、上述した各実施形態では、音響ダンパ31は、音響ライナ29と一体的に構成されているが、これは独立させて、それぞれ燃焼筒19に取り付けるようにしてもよい。このようにすると、音響ダンパ31の外周側への突出量を一層低減することができる。
この場合、音響ダンパ共鳴空間49,57,77は、それぞれ直接燃焼領域23と連通することになる。
1 ガスタービン
3 圧縮機
7 タービン
19 燃焼筒
23 燃焼領域
29 音響ライナ
31,31A,31B 音響ダンパ
33 板部
35 カバー
37 貫通孔
43 第1音響ダンパ共鳴空間
44 音響ライナ共鳴空間
45,53,61 ダンパカバー
49,57,77 第2音響ダンパ共鳴空間
51,51A,51B 多孔質金属(流体抵抗部材)
53,55 溝部
L 軸線方向

Claims (7)

  1. 内部に燃焼領域を形成する筒体と、
    該燃焼領域に連通する音響ダンパ共鳴空間を有する音響部を有する音響ダンパと、を備える燃焼器であって、
    前記音響部は、前記筒体に沿って、前記筒体の軸線方向に対して交差する方向に延在するように設置されており、
    前記音響ダンパ共鳴空間は、少なくとも1回は折り返されて形成されている燃焼器。
  2. 前記音響ダンパ共鳴空間には、少なくとも1つの流体抵抗部材が備えられている請求項1に記載の燃焼器。
  3. 内部に燃焼領域を形成する筒体と、
    該燃焼領域に連通する音響ダンパ共鳴空間を有する音響部を有する音響ダンパと、を備える燃焼器であって、
    前記音響部は、前記筒体に沿って、前記筒体の軸線方向に対して交差する方向に延在するように設置されており、
    前記音響ダンパ共鳴空間には、少なくとも1つの流体抵抗部材が備えられている燃焼器。
  4. 前記筒体を構成し、厚さ方向に貫通する複数の貫通孔が設けられている多孔板部と該多孔板部の周囲に間隔を空けて覆うように設けられたカバー部材とによって形成される音響ライナ共鳴空間を有する音響ライナを備えている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の燃焼器。
  5. 前記音響部の少なくとも一部は、前記カバー部材の外周側に設置されている請求項に記載の燃焼器。
  6. 前記音響ダンパは、複数備えられている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の燃焼器。
  7. 圧縮機と、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の燃焼器と、タービンと、を備えるガスタービン。
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