JP4274996B2 - ガスタービン燃焼器 - Google Patents

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Description

本発明はガスタービン燃焼器に関する。
従来のガスタービン燃焼器の全体構成を図1に示す。このガスタービン燃焼器は、特開2002−174427に開示される「ガスタービン燃焼器およびガスタービン並びにジェットエンジン」に示されているように、内筒2、尾筒9、バーナ10、バイパス流路12、冷却溝13、吸音孔14および音響ライナー16を備えている。燃焼室の最上流部にバーナ10が設置され、バーナ10からの火炎により、燃焼領域11において燃料と空気とが燃焼される。燃料と空気の燃焼の結果発生する燃焼ガスは尾筒9に向かって噴出される。尾筒9の一部にはバイパスダクト12が取り付けられている。燃焼中には、バイパスダクト12から燃焼室内へ空気が導入されて燃焼ガス濃度が調整される。また、ガスタービン燃焼器には、燃焼室における燃焼に伴なって生じる燃焼振動を抑制するために音響ライナー16が備えられている。図1に示される実施の形態においては、音響ライナー16は内筒2の外周部に取り付けられている。
従来のガスタービン燃焼器では、音響ライナー16と吸音孔14内の空気とが、燃焼室内での燃焼振動と共鳴するので、燃焼振動を低減または抑制させることができる。特に図1に示される形態の従来ガスタービン燃焼器においては、吸音孔14および音響ライナー16を燃焼領域11の火炎近傍に配置しているので、燃焼振動を効果的に吸音することができる。そして、冷却溝13の間に吸音孔14を形成しているので、尾筒9に対する冷却に支障を来たすことなく燃焼振動を抑制することが出来る。また、尾筒9における燃焼振動が起こり難くなることで、上記の燃焼器を備えるガスタービンやジェットエンジンにおいては、燃焼振動に起因する燃焼器やケーシングの共振が防止され、その結果として安定した運転が実現されている。
また、従来のガスタービン燃焼器では、図1に示されているようにバイパスダクト12が燃焼室下流部に設置されている。そして、ガスタービン燃焼器の負荷に応じて圧縮機で生成された圧縮空気は、燃焼室の上流投入口とバイパスダクト12とに流量比が調整されて投入される。ガスタービンの高負荷時には、バイパスダクト12は閉じられ、圧縮機からの圧縮空気は全て燃焼室の上流投入口に導入される。また、低負荷時には、一部の圧縮された空気はバイパスダクト12へ投入されて燃焼ガスの発生は低く抑えられる。このように常に燃料と空気との混合比を一定に保つことができ、NOxの発生を低く抑えることが出来る。
しかしながら、バイパスダクト12が燃焼領域に設けられる場合には、音響ライナ16を同位置に設置することが出来ず、燃焼室の下流部の一部から発生する燃焼振動を抑制するのは困難であった。また、バイパスダクト12から導入される空気は一方向から燃焼室内の燃焼ガスに混入されるため、燃焼ガスの温度にムラが生じていた。この燃焼ガスの温度ムラにより、下流部にあるタービン静翼やそのシュラウドに温度ムラが生じる。このため、タービン静翼やシュラウドの寿命が短くなり、ガスタービン燃焼器のハードウェアとしての信頼性が低下する。
特開2002−174427
本発明の目的は、燃焼時の燃焼振動を抑制することのできるガスタービン燃焼器を提供することである。
また、本発明の目的は、燃焼時のNOxの排出量を極力低減したガスタービン燃焼器を提供することである。
また、本発明の目的は、高温燃焼や、燃焼振動といった稼働環境に対して、ハードウェア的に信頼性の高いガスタービン燃焼器を提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用する括弧付き符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明のガスタービン燃焼器は、燃焼室(20)と、ノズル(23)と、音響ライナー(25)と、連結管(26)とを備え、燃焼室(20)の燃料噴出部にノズル(23)が設置され、ノズル(23)から噴出される燃料と、燃焼室(20)へ導入される空気とが燃焼室(20)で燃焼され、音響ライナー(25)は燃焼室(20)の燃焼が行われている領域を環状に被覆するように設置され、連結管(26)は音響ライナー(25)および燃焼室(20)を形成する燃焼室壁(21)を貫通して燃焼室(20)の火炎着火位置へ挿入されて音響ライナー(25)へ固定される。
また、本発明のガスタービン燃焼器は、さらにバイパスダクト(38)を備え、バイパスダクト(38)は音響ライナー(35)および燃焼室(30)を形成する燃焼室壁(31)を貫通して燃焼室(30)のバイパス空気導入位置へ挿入されて音響ライナーへ(35)固定される。
また、本発明のガスタービン燃焼器において、音響ライナー(55)は燃焼室(50)を形成する燃焼室壁(51)に設置された音響箱と、音響箱に被覆された領域の燃焼室壁(51)に設けられた音響孔(52)と、さらに音響箱の壁に設けられたドレン孔(53)とを備え、燃焼室(50)の残留燃料は、自重により、音響孔(52)およびドレン孔(53)を経てガスタービン燃焼器外へ排出される。
また、本発明のガスタービン燃焼器は、さらに第2の音響ライナー(85)を備え、バイパスダクト(83)は第2の音響ライナー(85)を介して音響ライナー(86)へ固定され、音響ライナー(86)および第2の音響ライナー(85)の音響箱の壁高さおよび音響孔(82)の口径寸法が、複数の高さおよび寸法に設定されている。
また、本発明のガスタービン燃焼器は、燃焼室壁(21,31,41,51,81)の燃焼が行われている領域に複数の冷却通路(44)が設けられ、冷却通路(44)の冷却空気入口から冷却空気が導入されて冷却通路(44)に沿って送られることにより燃焼室壁(21,31,41,51,81)は冷却され、冷却通路(44)の冷却空気出口はガスタービン燃焼器に設置される高温部品(62)近傍に配置されることで、燃焼室壁(21,31,41,51,81)を冷却した後の冷却空気は冷却空気出口から排出された後、高温部品(62)および高温部品(62)と燃焼室壁(61)との接合部(63)をフィルム冷却する。
また、本発明のガスタービン燃焼器は、燃焼室壁(61)にさらに冷却孔(65)が設けられ、冷却孔外部から導入される冷却空気により、燃焼室(60)内の冷却孔(65)近傍に配置されている高温部品(62)が冷却される。
また、本発明のガスタービン燃焼器は、さらにガスタービン燃焼器をガスタービン本体へ固定するためのインピンジ孔(73)を有したリブ(72B)を備え、リブ(72B)はガスタービン燃焼室壁同士の接合部上に設置され、インピンジ孔入口から冷却空気が導入されて、冷却空気はインピンジ孔(73)を経て燃焼室壁(71)に設けられた冷却通路(74)へと送られる。
また、本発明のガスタービン燃焼器は、バイパスダクト(93)と音響ライナー(96)とは、分離型のボルト(92)および音響ライナーのフランジ部(95)に組み込まれたナット(94)により締結される。
また、本発明のガスタービン燃焼器において、燃焼室壁(101)とタービン静翼部(103)との間に設置される尾筒シール(102)は燃焼室(100)の燃焼が行われている領域に直接曝露されないように配置され、尾筒シール(102)の燃焼が行われている領域に対する曝露面には燃焼室壁(101)がタービン静翼部(103)まで延長されて配置され、燃焼室壁(101)に設けられた冷却通路(106)の冷却空気出口(105)はタービン静翼部(103)近傍に配置され、燃焼室壁(101)を冷却した後の冷却空気は冷却空気出口(105)から排出され、冷却空気出口(105)から排出された冷却空気によりタービン静翼部(103)がフィルム冷却される。
また、本発明の管型ガスタービンは、ガスタービン燃焼器を複数本備え、複数のガスタービン燃焼器は、ガスタービン燃焼器が有する連結管(26,46)により円状に接続される。
本発明のガスタービン燃焼器では、連結管やバイパスダクトの有無に係わらず、燃焼室の燃焼領域を広く包囲する音響ライナーを備えることができる。これにより、燃焼振動を効果的に抑制することができる。
また、本発明のガスタービン燃焼器では、音響ライナーの音響箱の高さおよび燃焼室壁に設けられた音響孔のサイズを調整することにより、ブロードバンドな周波数に対して音響減衰特性を有している。
また、本発明のガスタービン燃焼器では、音響ライナーが設置されている箇所に対しても、バイパスダクトを設置することができ、これによりガスタービンの負荷に係わらずに燃料と空気の混合比を一定に保つことができ、NOxの排出量を低減することができる。さらに、バイパスダクトから燃焼室に導入される空気は、燃焼室の周方向に対して均一に設けられた音響孔を介して導入されることから、燃焼室から下流に噴出される燃焼ガスの温度分布は一様になり、燃焼室の下流に設置されているタービン等の高温部品の信頼性が向上する。
また、本発明のガスタービン燃焼器では、燃焼室壁、リブに対して必要に応じて冷却通路、冷却孔、またはインピン孔が設けられていることにより、高温部品を効果的に冷却することができる。これによりハードウェア的に信頼性の高いガスタービン燃焼器が提供される。
添付図面を参照して、本発明によるガスタービンを実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の構成を図2に示している。
本実施の形態のガスタービン燃焼器は、複数のガスタービン燃焼器29が連結管26により円状に接続されて管型ガスタービン本体に固定されている。この連結管26は、ガスタービン起動時に、燃焼室20における着火を、隣接されたガスタービン燃焼器29の燃焼室20に順次伝導していく役割を果たすものである。上記理由により、本実施の形態のガスタービン燃焼器においては、燃焼室20の燃焼部28の火炎近傍に連結管26が接続されなくてはならない。
本実施の形態では、燃焼室20の燃焼領域28を取り囲むように音響ライナー25が設置されている。音響ライナー25の設置された燃焼室壁21には音響孔22が設けられている。燃焼室20の上流部にはノズル23とテーパ−リング24が設置されている。また、同じく上流部には音響ライナー25および燃焼室壁21を貫通して連結管26が接続され、取付ステ−27により音響ライナー25に固定されている。
燃焼室20にノズル23を介して導入された燃料と、図示せぬ圧縮機で圧縮されて燃焼室20へ導入された空気とは、燃焼室20においてテーパ−リング24によって混合されて燃焼される。その結果燃焼室20において燃焼ガスが発生する。発生した燃焼ガスは燃焼室20下流に向かって噴出され、図示せぬタービンを駆動してガスタービンの仕事が取り出される。この際、燃焼領域28において燃焼振動が発生するため、この振動の抑制が必要となる。このような理由により、本実施の形態においては、燃焼領域28全体を環状に取り巻くように、音響ライナー25が配置されている。この音響ライナー25と音響孔22内の空気とが、燃焼室20内での燃焼振動と共鳴することにより燃焼振動を低減または抑制させることができる。
上記した,燃焼振動の抑制と、燃焼火炎の点火とを燃焼室20の燃焼領域28で同時に行う必要から、本実施の形態では燃焼室20の燃焼領域28において音響ライナー25および燃焼室壁21を貫通して連絡管26を接続している。この構造により、本実施の形態では燃焼室20の燃焼領域28を音響ライナー25で包囲することにより燃焼振動の抑制効果を向上させることができる。また、同時に燃焼室20の燃焼領域28火炎近傍に連結管26を接続することができるので、火炎の着火の信頼性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の構成を図3に示している。
本実施の形態のガスタービン燃焼器は、実施の形態1に示されるガスタービン燃焼器29に、さらにバイパスダクト38を備えている。また、本実施の形態のバイパスダクト38の基本的な動作は従来のガスタービン燃焼器の動作と同じである。但し、本発明の実施の形態においては、バイパスダクト38は従来のガスタービン燃焼器のように燃焼室30下流部の燃焼室壁31に直接取り付けられるのではなく、燃焼室壁31に設置された音響ライナー35を介して燃焼室に接続されている。この構造をとることにより、本実施の形態においては燃焼室30の広い燃焼領域に渡って音響ライナー35を設置することができる。この音響ライナー35と音響孔32内の空気とが、燃焼室30内での燃焼振動と共鳴することにより燃焼振動は低減または抑制される。その結果、本実施の形態においては燃焼領域の広範囲に渡って燃焼振動が抑制される。また、本実施の形態においては、バイパスダクト38から、燃焼室30の周方向全体を取り巻く音響ライナー35に対応して燃焼室壁31に設けられた音響孔32を介して燃焼室30内に空気が導入される。これにより、従来のガスタービン燃焼器ではバイパスダクトによる空気の導入位置より下流において不均一になっていた燃焼ガスの温度分布が、本実施の形態のガスタービン燃焼器においては一様分布となる。この結果、燃焼室30下流にある図示せぬタービン静翼やシュラウドの寿命を長く保つことになり、ガスタービン燃焼器のハードウェアの信頼性を飛躍的に向上させる。さらに、バイパスダクト38から導入される空気は、一箇所からでなく、周回方向に一様に分散されて配置された音響孔32から燃焼室に導入されることにより、燃焼室30における燃焼ガスの空気導入部近傍の流動損失を低減することができ、負荷遮断時の空気流量変化に追従できるようになる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の構成を図4に示している。
本実施の形態のガスタービン燃焼器は、第1の実施形態のガスタービン燃焼器、あるいは第2の実施のガスタービン燃焼器において、さらに燃焼室壁41を冷却するための冷却通路44が燃焼室壁41に設けられたものである。冷却通路44は、本実施の形態のガスタービン燃焼器の高温となる燃焼室壁41中に、燃焼ガスの噴出方向に沿って配列される。冷却通路44上に音響ライナー45が設置されている部分に対しては、燃焼室壁41に設けられる音響孔42位置と、冷却通路44の配列位置とが互いにオーバーラップしないように双方の位置が決められる。
本実施の形態において、冷却空気入口43から導入された冷却空気は、燃焼室壁41に設けられた冷却通路44を通って燃焼室40の上流方向、および下流方向へと送られて燃焼室壁41を冷却する。そして、上流方向へ送られた冷却空気の内、連結管取付部で冷却通路44が切れるものは、連結管46の下端部近傍に設けられた冷却通路44の冷却空気出口48から噴出されて、連結管46が燃焼ガスにさらされて高温となっている下端部を冷却した後、音響ライナー45の空洞部、あるいは燃焼室40へと放出される。上流方向へと送られた冷却空気の内、連結管取付部を通らないで上流部へ送られる冷却空気は燃焼室壁41を冷却した後、燃焼室40上流部において冷却空気出口48から音響ライナー45の空洞部へと放出される。
このように、本実施の形態においては、実施の形態1および2の効果の他に、冷却空気により燃焼室壁41を冷却し、さらにその冷却空気の一部を使用して連結管46を冷却することができる。このため、冷却空気の使用量を低減することができる。この結果、本実施の形態のガスタービンでは、燃焼室40および連結管46の部品寿命を伸ばすことができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の構成を図5に示している。
本実施の形態のガスタービン燃焼器は、第1から3の実施形態のガスタービン燃焼器の音響ライナー55の壁に、さらに、燃焼室50に溜まった燃え残りの液体燃料類がガスタービン燃焼器外部に排出されるためのドレン孔53が設けられているものである。
本実施の形態においては、音響ライナー55壁の、燃焼室50の燃焼ガス流路方向の最上流部と最下流部に、環状に複数のドレン孔53が設けられている。音響ライナー55壁に環状に設けられるドレン孔53の数は、ガスタービン本体に組み込まれるガスタービン燃焼器の本数の倍数(図5では32孔)に設定されており、それが等間隔に配置されている。ガスタービン本体内で、所定数の本実施の形態のガスタービン燃焼器が環状に接続され、ガスタービン本体に対してどのような取り付け角度で取り付けられても、必ず重力下向きにドレン孔53があることになる。そして、ガスタービン燃焼器の燃焼室50に溜まった燃え残りの液体燃料類は、重力により燃焼室50から燃焼室壁51に設けられた音響孔52を介して音響ライナー55の空洞部に集められ、音響ライナー55の壁に設けられたドレイン孔53からガスタービン燃焼器外部に排出される。
これにより、本実施の形態のガスタービン燃焼器は、燃焼室50に溜まる残留燃料類を重力のみによりガスタービン燃焼器の外に排出することができ、保守性を向上させることができる。また本実施の形態のガスタービン燃焼器は、管型ガスタービンに対してどのような組み合わせや取り付け角度で設置されても上記した保守性が保持されるため、管型ガスタービンに対して共通ガスタービン燃焼器となり、製造費、メンテナンス費用などの経済効果が飛躍的に向上する。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の構成を図6に示している。
本実施の形態のガスタービン燃焼器は、第1から4の実施形態のガスタービン燃焼器の燃焼室60出口部に、さらに、絞り62が設置されたものである。本実施の形態においては、燃焼室60出口部に設置された絞り62により、燃焼室60から噴出される燃焼ガスが回流されて燃焼室60の周方向の中心に向けて絞り込まれる。これにより、燃焼ガス温度が下げられて、図示せぬタービン部の部品寿命を伸ばす役割を果たす。
この絞り62は、燃焼室壁61上の接合部63において、燃焼室60の周方向に一巡する絞り62となる突起上の板がスポット溶接などにより接合されることにより設けられる。また、絞り62は、燃焼室60において高温の燃焼ガスの衝突により高温に加熱される。このため、絞り62および絞り62と燃焼室壁61との接合部63を強制的に冷却する必要がある。本実施の形態では、絞り62近傍の燃焼室壁61に冷却孔65が設けられる。そして、冷却孔65から冷却空気が導入されて、この冷却空気により絞り62が空気冷却される。また、実施の形態3に示される冷却通路64の燃焼室60下流側に送られる冷却空気の冷却空気出口68が絞り62と燃焼室壁61との接合部63近傍に設けられる。これにより、接合部63はフィルム冷却される。接合部63の冷却に使用されなかった冷却空気は、燃焼室壁61を冷却しながら、さらに冷却通路64を経て下流へ送られ、下流部に配置される高温部品を冷却するのに使用される。
本実施の形態のガスタービン燃焼器では、燃焼室60出口部に設置された絞り62により、燃焼室60下流以降に噴出される燃焼ガスの温度が下げられる。このため、燃焼室の出口部以降に設置されているタービンなどの高温部品の信頼性が向上する。また、絞り62自体も空気冷却およびフィルム冷却により冷却され、ガスタービン燃焼器の信頼性が向上する。
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の構成を図7(A)および(B)に示している。
本実施の形態のガスタービン燃焼器は、第1から5の実施形態のガスタービン燃焼器に、さらにガスタービン燃焼器が吊り下げられてガスタービン本体に設置されるためのリブを備えている。本実施の形態においては、図7(A)および(B)に示される2通りの燃焼室壁71に対するリブの接続がある。
[第1のリブの接続形態]
第1のリブの接続形態を図7(A)により説明する。本実施の形態のガスタービン燃焼器は、吊り下げられてガスタービンに本体に設置される。そしてこの際に、燃焼室壁71の溶接繋ぎ部76Aにリブ72Aが設置されることにより、燃焼室壁71の体格強度、および振動強度が向上されている。本接続形態では、燃焼室壁71の溶接繋ぎ部76Aにリブ72Aが取り付けられて接合部75において接合される。リブ72Aの取り付け箇所は、通常高温部にあたるため、接合部75の冷却が必要となる。このため、本接続形態においては、実施の形態3および5に示される冷却通路74上にリブ72Aを配置することにより、リブ72Aと燃焼室壁71との接続部75を冷却してリブ72Aの取り付け強度の信頼性を向上させている。
[第2のリブの接続形態]
第2のリブの接続形態を図7(B)により説明する。本実施の形態のガスタービン燃焼器は、吊り下げられてガスタービンに本体に設置される。そしてこの際に、燃焼室壁71の溶接繋ぎ部76Bにリブ72Bが設置されることにより、燃焼室壁71の体格強度、および振動強度が向上されている。本接続形態では、ガスタービン燃焼器の燃焼室壁71にリブ72Bが取り付けられて接合部75において接合される。リブ72Bの取り付け箇所は、通常高温部にあたるため、接合部75の冷却が必要となる。このため、本実施の形態においては、リブ72Bが配置された直下の燃焼室壁71中に冷却通路74上が配列される。また、リブ72Bには、頭頂部から垂直にインピンジ孔73が設けられている。このインピンジ孔73は冷却通路74に接続される。インピンジ孔73から冷却空気が導入されることにより、リブ72Bと燃焼室壁71との接合部75が高温になるのを防ぐことができる。また、リブ72Bにインピンジ孔73が設けられることにより、リブ72Bの熱容量が小さくなり、リブ72Bの温度変動時間を短くすることができる。これにより、ガスタービン起動時の、燃焼室壁71とリブ72B間に生じる温度差に起因する熱応力が緩和される。
上記される2通りの接続形態により、本実施の形態のガスタービン燃焼器では、リブ72A,72Bの燃焼室壁71に対する接合部75が冷却される。また、リブ72Bにインピンジ孔が設けられて冷却空気が導入されることにより、リブ72Bと燃焼室壁71間に生じる熱応力が緩和される。これにより、本実施の形態のガスタービン燃焼器の信頼性が向上する。
(第7の実施形態)
本発明の第7の実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の構成を図8に示している。
本実施の形態のガスタービン燃焼器は、第1から6の実施形態のバイパスダクト83が接続されているガスタービン燃焼器において、さらに音響ライナーA85が備えられている。音響ライナーA85は、バイパスダクト83とパイプ84の結合部を環状に被覆するように配置されている。音響ライナーA85および音響ライナー86において、音響ライナーA85および音響ライナー86の音響箱の高さは、位置により異なった複数の高さに設定されている。また、音響ライナーA85および音響ライナー86で覆われた燃焼室壁81に設けられた音響孔82において、音響ライナーA85および音響ライナー86の音響孔82の口径は、位置により異なった複数のサイズに設定されている。
本実施の形態においては、上記した音響ライナーA85および音響ライナー86のそれぞれの音響箱の高さと、音響ライナー86で覆われた燃焼室壁81で覆われた音響孔82の口径サイズを調整することにより、例えば図8に示される低サイクル領域87においては低周波数の燃焼振動が抑制される。また、図8に示される高サイクル領域88においては高周波数の燃焼振動が抑制され、中サイクル領域89においては低周波数と高周波数の中間の当たる周波数の燃焼振動が抑制される。これにより,本実施の形態のガスタービン燃焼器においては、ブロードバンドな燃焼振動減衰特性を確保することができる。
(第8の実施形態)
本発明の第8の実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の構成を図9に示している。
本実施の形態のガスタービン燃焼器は、第1から7の実施の形態のガスタービン燃焼器のバイパスダクト93取り付け部において、取り付けボルト92とナット94とを分離型のものにして、さらにナット94については音響ライナー96のフランジ部95に締結前に挿入されるようになっている。
本実施の形態においては、分離型の取り付けボルト92とナット94とを使用して、音響ライナー96にバイパスダクト93が取り付けられる。ナット94はバイパスダクト93が音響ライナー96に取り付けられる前に音響ライナー96フランジ部95に挿入され、音響ライナー96にバイパスダクト93が取り付けられると、バイパスダクト93外側から取り付けボルト92がバイパスダクトの取り付け穴に差し込まれて、音響ライナー96のフランジ部95に挿入されているナット94とによりバイパスダクト93と音響ライナー96とが締結される。
本実施の形態においては、取り付けボルト92とナット94とが分離型であるため、ナット94損傷時にもナット94のみ交換すればよい。また、ナット94は音響ライナー96のフランジ部95に挿入されているため、ナット94の脱落が防止できる。また、ナット94は上記フランジ部95に挿入されているために、バイパスダクト93および音響ライナー96の流路面積が確保されている。
(第9の実施形態)
本発明の第9の実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の構成を図10に示している。
本実施の形態のガスタービン燃焼器は、第1から8の実施形態のガスタービン燃焼器の尾筒シール102において、尾筒シール102の形状が変更されて燃焼室100の燃焼領域に直接曝露されない配置となっている。従来のガスタービン燃焼器の尾筒シールは、ガスタービン燃焼器の尾筒の後端部に全周にわたって設けられている。そして、このガスタービン燃焼器の尾筒シールにより、ガスタービン燃焼器尾筒と第一段静翼シュラウドとが接続されつつシールされている。
本実施の形態においては、尾筒シール102形状が変更されることにより、従来は尾筒シール102により燃焼室100の壁が形成されていた部分は、上流から続く燃焼室壁101がそのまま延長されることにより上記燃焼室100の壁の該部分とされている。
本実施の形態では、尾筒シール102の形状が変更されて燃焼室100の燃焼領域に直接曝露されない配置とされることにより、尾筒シール102の冷却空気が不要となり、冷却空気の使用量が削減される。
また、本実施の形態においては、実施の形態3,5および6において説明されているように、燃焼室壁101に冷却通路106が設けられている。この冷却通路106に、冷却空気入口104から冷却空気が導入されて、冷却通路106に沿って送られることにより燃焼室壁101が冷却される。燃焼室壁101を冷却した冷却空気は冷却空気出口105から燃焼室100内に排出される。冷却空気出口105は、1段静翼103近傍に配置されて、排出される冷却空気により1段静翼103が冷却される。
本実施の形態は、上記したような尾筒シール102形状、および冷却形態をとることにより、冷却に使用される冷却空気を減量することができる。また、タービン入口に設置されている1段静翼を効率よく冷却することができ、タービン静翼に対する信頼性を向上させることができる。
また実施の形態1から9にかけて、特に、管型のガスタービン本体に使用されるガスタービン燃焼器について記述してきたが、音響ライナーおよびバイパスダクトの取り付け構造や、冷却空気による冷却構造については、アニュラー型ガスタービンの燃焼器としても適用され得るものである。
従来の実施の形態に係わるガスタービン燃焼器の全体構成を示す図である。 実施の形態1に係わるガスタービン燃焼器の構成を示す図である。 実施の形態2に係わるガスタービン燃焼器の構成を示す図である。 実施の形態3に係わるガスタービン燃焼器の構成を示す図である。 実施の形態4に係わるガスタービン燃焼器の構成を示す図である。 実施の形態5に係わるガスタービン燃焼器の構成を示す図である。 実施の形態6に係わるガスタービン燃焼器のリブ構造を示す図である。 実施の形態7に係わるガスタービン燃焼器の構成を示す図である。 実施の形態8に係わるガスタービン燃焼器のバイパスダクト取付構造を示す図である。 実施の形態9に係わるガスタービン燃焼器尾筒部の構成を示す図である。
符号の説明
1…燃焼器
2…内筒
9…尾筒
10…バーナ
11…燃焼領域
12…バイパスダクト
13…冷却溝
14…吸音孔
15…空洞
16、25、35、45、55、86,96…音響ライナー
20,30,40,50,60,70,80,90,100…燃焼室
21、31、41、51、61、71、81、91、101…燃焼室壁
22、32、42、52、82…音響孔
23…ノズル
24…テーパ−リング
26、46…連結管
27…取り付けステー
28…燃焼領域
29…ガスタービン燃焼器
38、83,93…バイパスダクト
43、66、104…冷却空気入口
47…取付ステ−
48、68、105…冷却空気出口
53…ドレン孔
62…絞り
63、75…接合部
44、64、74、106…冷却通路
65…冷却孔
72A,72B…リブ
73…インピンジ孔
76A,76B…溶接繋ぎ部
84…パイプ
85…音響ライナーA
87…低サイクル領域
88…高サイクル領域
89…中サイクル領域
92…取付ボルト
94…ナット
95…フランジ部
102…尾筒シール
103…1段静翼

Claims (9)

  1. 燃焼室と、
    ノズルと、
    前記燃焼室の燃焼室壁に設置された第1音響ライナーと、
    前記第1音響ライナーを介して前記燃焼室に接続されたバイパスダクトと
    を具備し、
    前記燃焼室の燃料噴出部に前記ノズルが設置され、
    前記ノズルから噴出される燃料が前記燃焼室で燃焼され、
    前記第1音響ライナーに対応して前記燃焼室壁に音響孔が設けられ、
    前記バイパスダクトから、前記音響孔を介して前記燃焼室に空気が導入され
    前記第1音響ライナーの壁は、前記燃焼室の燃焼ガス流路方向の最上流部及び最下流部を備え、
    前記最上流部及び前記最下流部にドレン孔が設けられ、
    前記燃焼室の残留燃料は、自重により、前記音響孔および前記ドレン孔を経て本ガスタービン燃焼器外へ排出される
    ガスタービン燃焼器。
  2. 請求項1に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記バイパスダクトを環状に被覆する第2音響ライナーを更に具備し、
    前記第1音響ライナー及び前記第2音響ライナーの音響箱の高さが複数の高さに設定され、
    前記音響孔の口径寸法が複数の寸法に設定される
    ガスタービン燃焼器。
  3. 請求項1または2に記載のガスタービン燃焼器において、
    第3音響ライナーと、
    連結管と
    を更に具備し、
    前記第3音響ライナーは前記燃焼室の前記燃焼が行われている領域を環状に被覆するように設置され、
    前記連結管は前記第3音響ライナー及び前記燃焼室壁を貫通して前記燃焼室の火炎着火位置へ挿入されて前記第3音響ライナーに固定される
    ガスタービン燃焼器。
  4. 請求項1から3までに記載されるいずれか一項のガスタービン燃焼器において、
    前記燃焼室壁の前記燃焼が行われている領域に複数の冷却通路が設けられ、前記冷却通路の冷却空気入口から冷却空気が導入されて前記冷却通路に沿って送られることにより前記燃焼室壁は冷却され、前記冷却通路の冷却空気出口は前記ガスタービン燃焼器に設置される高温部品近傍に配置されることで、前記燃焼室壁を冷却した後の前記冷却空気は前記冷却空気出口から排出された後、前記高温部品および前記高温部品と前記燃焼室壁との接合部をフィルム冷却する
    ガスタービン燃焼器。
  5. 請求項4に記載のガスタービン燃焼器において、
    前記燃焼室壁にさらに冷却孔が設けられ、前記冷却孔外部から導入される冷却空気により、前記燃焼室内の前記冷却孔近傍に配置されている前記高温部品が冷却される
    ガスタービン燃焼器。
  6. 請求項1から5までに記載されるいずれか一項のガスタービン燃焼器において、
    さらに前記ガスタービン燃焼器をガスタービン本体へ固定するためのインピンジ孔を有したリブを具備し、
    前記リブは前記ガスタービン燃焼室壁同士の接合部上に設置され、前記インピンジ孔入口から冷却空気が導入されて、前記冷却空気は前記インピンジ孔を経て前記燃焼室壁に設けられた前記冷却通路へと送られる
    ガスタービン燃焼器。
  7. 請求項1から6までに記載されるいずれか一項のガスタービン燃焼器において、
    前記バイパスダクトと前記第1音響ライナーとは、分離型のボルトおよび前記第1音響ライナーのフランジ部に組み込まれたナットにより締結される
    ガスタービン燃焼器。
  8. 請求項1から7までに記載されるいずれか一項のガスタービン燃焼器において、
    前記燃焼室壁とタービン静翼部との間に設置される尾筒シールは前記燃焼室の前記燃焼が行われている領域に直接曝露されないように配置され、
    前記尾筒シールの前記燃焼が行われている領域に対する曝露面には前記燃焼室壁がタービン静翼部まで延長されて配置され、
    前記燃焼室壁に設けられた前記冷却通路の冷却空気出口は前記タービン静翼部近傍に配置され、前記燃焼室壁を冷却した後の前記冷却空気は前記冷却空気出口から排出され、前記冷却空気出口から排出された前記冷却空気により前記タービン静翼部がフィルム冷却される
    ガスタービン燃焼器。
  9. 請求項3のガスタービン燃焼器を複数本具備し、
    複数の前記ガスタービン燃焼器は、前記ガスタービン燃焼器が有する連結管により円状に接続される
    管型ガスタービン。
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