JPS60222516A - 音波干渉形消音器 - Google Patents
音波干渉形消音器Info
- Publication number
- JPS60222516A JPS60222516A JP7952384A JP7952384A JPS60222516A JP S60222516 A JPS60222516 A JP S60222516A JP 7952384 A JP7952384 A JP 7952384A JP 7952384 A JP7952384 A JP 7952384A JP S60222516 A JPS60222516 A JP S60222516A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- silencer
- spiral
- sound wave
- wave interference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は音波干渉消音器に係り、特に音波干渉を利用し
た消音器に関する。
た消音器に関する。
(従来技術〕
従来より、管体内で発生する騒音を消音器として、管内
に吸音ダクト、吸音セル、吸音スプッタ等を内張り、又
は配設した吸音形消音器、更には、音波の波動性に着目
し、或いは音波の反射と干渉を利用して消音する膨張形
消音器、共鳴形消音器及び干渉形消音器で代表されるリ
アクタンス形消音器が主として用いられている。
に吸音ダクト、吸音セル、吸音スプッタ等を内張り、又
は配設した吸音形消音器、更には、音波の波動性に着目
し、或いは音波の反射と干渉を利用して消音する膨張形
消音器、共鳴形消音器及び干渉形消音器で代表されるリ
アクタンス形消音器が主として用いられている。
例えば、干渉形消音器は、第1図に示すように、流路l
Oに沿ってU字状の蛇行部分を備えた流路12を設けて
構成されたものがある。
Oに沿ってU字状の蛇行部分を備えた流路12を設けて
構成されたものがある。
このような構成により、流路12には流路10を伝搬す
る騒音に対し、半波長連れた伝搬騒音Xを生じさせるこ
とができ、2種類の波長の干渉によってエンジン騒音、
変圧器騒音、圧縮機騒音およびプロペラファン騒音等の
如く、第2図に示す線スペクトル音源を有するものの消
音に極めて有効である。
る騒音に対し、半波長連れた伝搬騒音Xを生じさせるこ
とができ、2種類の波長の干渉によってエンジン騒音、
変圧器騒音、圧縮機騒音およびプロペラファン騒音等の
如く、第2図に示す線スペクトル音源を有するものの消
音に極めて有効である。
しかし、第1図に示す如き従来の消音機にあっては、遅
れ波長を生じさせるための流路12がU字形部を有する
ために多大のスペースを必要とする不都合があった。
れ波長を生じさせるための流路12がU字形部を有する
ために多大のスペースを必要とする不都合があった。
本発明の目的は、設置スペースが少な(、任意の消音特
性を得ることのできる音波干渉層消音器を提供するにあ
る。
性を得ることのできる音波干渉層消音器を提供するにあ
る。
本発明は、流体が直進する第1の流路と、その外周面に
設けられると共に該流路に対し流路断面積が同一であり
ながら流路長が長い(半波長遅延分)第2の流路(螺旋
流路)とにより消音器を構成した”ものである。
設けられると共に該流路に対し流路断面積が同一であり
ながら流路長が長い(半波長遅延分)第2の流路(螺旋
流路)とにより消音器を構成した”ものである。
第3図(a)、(b)は本発明の一実施例を示す側面図
及び正面図である。第1の流路である直進流路20は管
状の所定長さの内壁22によって形成される。この内壁
の外周に螺旋状の間仕切り24を介して管状で内壁22
と同一長さの外壁26が設けられ、螺旋流路28が形成
される。内壁22と外壁26間の隙間幅、即ち、螺旋流
路の断面積は直進流路20の断面積と同一になるように
選定する。また、間仕切り24は、!l!1g旋流路2
8を旋回して流れる流体の行路長、即ち、流路長が直進
流路20の流路長に対し、1.5倍の長さになるような
ピンチに装着する。
及び正面図である。第1の流路である直進流路20は管
状の所定長さの内壁22によって形成される。この内壁
の外周に螺旋状の間仕切り24を介して管状で内壁22
と同一長さの外壁26が設けられ、螺旋流路28が形成
される。内壁22と外壁26間の隙間幅、即ち、螺旋流
路の断面積は直進流路20の断面積と同一になるように
選定する。また、間仕切り24は、!l!1g旋流路2
8を旋回して流れる流体の行路長、即ち、流路長が直進
流路20の流路長に対し、1.5倍の長さになるような
ピンチに装着する。
以上の構成により、流体の直進する流路と旋回して流れ
る流路とを一体化することができ、しかも、螺旋流路2
8を伝搬する騒音を直進流路20に対し半波長の遅延時
間を与えることができる。
る流路とを一体化することができ、しかも、螺旋流路2
8を伝搬する騒音を直進流路20に対し半波長の遅延時
間を与えることができる。
これによって音波干渉が生じ、消音効果が生じるここで
、空気中での音速をC,(m/ s ) 、直進流路2
0の流路長をL’(m)とすると、音波干渉消音の周波
数f (Hz)は、 f=C/して表わすことができる
。
、空気中での音速をC,(m/ s ) 、直進流路2
0の流路長をL’(m)とすると、音波干渉消音の周波
数f (Hz)は、 f=C/して表わすことができる
。
本発明によって第4図の実線図示の如き消音特性を得る
ことができ、音響エネルギ減衰としては、およそ1/1
00以下にでき、また、騒音レベルも約20db(A)
Cホン3以上に改善できることが確認できた。
ことができ、音響エネルギ減衰としては、およそ1/1
00以下にでき、また、騒音レベルも約20db(A)
Cホン3以上に改善できることが確認できた。
なお、第3図(a)、(b)に示す実施例においては、
流路に吸音材の内張りを行なっていないが、吸音材の内
張りを行った場合には、消音特性を第4図の点線図示の
如くに消音特性を改善することができる。加えて、第5
図のようなパワーレベル特性とすることができ、連続ス
ペクトル音源、即ち、一般の騒音源全般に対し適用可能
な周波数特性を有するものにすることができる。
流路に吸音材の内張りを行なっていないが、吸音材の内
張りを行った場合には、消音特性を第4図の点線図示の
如くに消音特性を改善することができる。加えて、第5
図のようなパワーレベル特性とすることができ、連続ス
ペクトル音源、即ち、一般の騒音源全般に対し適用可能
な周波数特性を有するものにすることができる。
さらに、第6図に示すように、第3図の単対ユニット3
0を複数個連結することにより、消音の中心周波数fを
、f=c/nL(但し、nはユニット数)のように下げ
ることができ、底周液域の騒音を消音することができる
。
0を複数個連結することにより、消音の中心周波数fを
、f=c/nL(但し、nはユニット数)のように下げ
ることができ、底周液域の騒音を消音することができる
。
また、第3図に示したユニット3oは、断面方向に並設
することが可能であり、これによって大口径の消音器と
同等の機能を持たせることができる。即ち、流路の通過
風速を低減させ、気流音の発生を抑制することができる
。
することが可能であり、これによって大口径の消音器と
同等の機能を持たせることができる。即ち、流路の通過
風速を低減させ、気流音の発生を抑制することができる
。
以上より明らかなように本発明によれば、直進流路の外
周に螺旋流路を形成し、該螺旋流路によって半波長相当
の遅延時間が生じるようにしたため、小型化が可能とな
り設置スペースを少なくできるばかりでな(、任意の消
音特性及び寸法にすることができる。
周に螺旋流路を形成し、該螺旋流路によって半波長相当
の遅延時間が生じるようにしたため、小型化が可能とな
り設置スペースを少なくできるばかりでな(、任意の消
音特性及び寸法にすることができる。
第1図は従来の干渉形消音器の一例を示す正面図、第2
図は線スペクトル音源の周波数特性図、第3図(a)、
(b)は本発明の一実施例の側面図及び正面図、第4図
は本発明による消音特性図、第5図は連続スペクトル音
源の周波数特性図、第6図は本発明の応用例を示す斜視
図である。 20・・・直進流路、 22・・・内壁、 24・・・
間仕切り、 26・・・外壁、 28・・・螺旋流路。 出願人 日立プラント建設株式会社 9FZZし 1冨 一際$傘疑三
図は線スペクトル音源の周波数特性図、第3図(a)、
(b)は本発明の一実施例の側面図及び正面図、第4図
は本発明による消音特性図、第5図は連続スペクトル音
源の周波数特性図、第6図は本発明の応用例を示す斜視
図である。 20・・・直進流路、 22・・・内壁、 24・・・
間仕切り、 26・・・外壁、 28・・・螺旋流路。 出願人 日立プラント建設株式会社 9FZZし 1冨 一際$傘疑三
Claims (1)
- 流体が直進する直管状の第1の流路と、該流路に対し半
波長骨の遅延時間を生じさせる長さの空間が第1の流路
の外周に#旋状に形成された第2の流路とより構成され
ることを特徴とする音波干渉消音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7952384A JPS60222516A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 音波干渉形消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7952384A JPS60222516A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 音波干渉形消音器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60222516A true JPS60222516A (ja) | 1985-11-07 |
Family
ID=13692342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7952384A Pending JPS60222516A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 音波干渉形消音器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60222516A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7117973B2 (en) * | 2001-12-22 | 2006-10-10 | Mann & Hummel Gmbh | Noise suppressor apparatus for a gas duct |
WO2021197686A1 (de) * | 2020-04-02 | 2021-10-07 | HELLA GmbH & Co. KGaA | Schalldämpfer für eine vakuumpumpe und vakuumpumpe mit einem solchen schalldämpfer |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57119120A (en) * | 1981-01-13 | 1982-07-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Silencer |
-
1984
- 1984-04-20 JP JP7952384A patent/JPS60222516A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57119120A (en) * | 1981-01-13 | 1982-07-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Silencer |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7117973B2 (en) * | 2001-12-22 | 2006-10-10 | Mann & Hummel Gmbh | Noise suppressor apparatus for a gas duct |
WO2021197686A1 (de) * | 2020-04-02 | 2021-10-07 | HELLA GmbH & Co. KGaA | Schalldämpfer für eine vakuumpumpe und vakuumpumpe mit einem solchen schalldämpfer |
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