JP5495624B2 - ダイシング方法、該ダイシング方法のプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

ダイシング方法、該ダイシング方法のプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、基板の溝加工や切断加工を行うダイシング方法、ダイシング方法のプログラム及び該プログラムが格納された記憶媒体に関するものである。
従来のダイシング方法としては、回転するブレードを用い、パターン形成されている基板上のスクライブラインに沿って端から順に切削され、個々のチップを得る方法が一般的である。
しかしながら、露光方法によっては、スクライブライン上に金属堆積物が存在する場合がある。例えば、シリコンのような半導体基板に半導体素子を形成する際、レチクルに描かれた回路パターンをステッパーと呼ばれる露光装置により基板表面上に縮小投影して露光する。
この際、1チップあるいは複数チップ分の回路パターン分を1回の露光で行い、1ショットによる露光エリア10を基板の面上に形成する。基板表面上の露光位置を移動して隣のチップ(あるいはチップ群)の露光を行うという動作を繰り返す。これにより、1枚の基板の面上に、四角形の露光エリア10が複数個、隣接して形成される。また、図12に示すように、基板最外周の無効素子(基板の端部に位置することによって、適切に製造されない素子)のみが形成された領域に対しては、露光は行われず、未露光部はエッチングされない。そのため、アルミニウム等の金属堆積物が残存することになる。
このような場合、スクライブライン上に金属堆積物が残存する半導体基板をスクライブラインに沿って端から順に連続して切断すると、切削性の低下により徐々に切断位置のズレを引き起こす。また、金属堆積物の残存量が特に多い場合には、加工初期にてブレードが破損に至ることもある。例えば、基板上に金属堆積物が形成されたスクライブラインを40mmを超える長さをブレードで切断すると、基板枚数にして数枚程度でブレード破損に至る場合がある。
このようにブレードの刃の切削性が低下した場合は、ドレス部材にブレードを切り込ませることで、刃の目詰まりを解消したり、刃の表面のダイヤモンド砥粒をその表面から脱落させて刃内部の新たなダイヤモンド砥粒を現出させる作業が必要となる。具体的には、ドレス部材にブレードを切り込ませることで、ブレードの刃の切削性を回復させる。これをドレッシングと言う。
特許文献1では、通常、被加工品である基板を載置する吸着テーブルにドレス部材を載置する作業をオペレータが行うところを、搬送装置でドレス部材を吸着テーブルに自動搬送するようにしたダイシング装置が記載されている。
特許文献2では、ダイシングテープ面上の基板に隣接してドレス部材を貼付し、ブレードによる基板の切削加工に引き続き、又は基板の切削加工に先行してドレス部材を切り込むことにより、ブレードの切削性の低下を抑制するダイシング方法が記載されている。
特開平11−204462号公報 特開2004−288961号公報
しかし、特許文献1のダイシング装置では、基板の加工途中でドレッシングが必要になった場合には、基板の加工を一時中断し、基板を一旦吸着テーブルから取り外してからドレス部材を載置しなければならなかった。そのため、ドレッシング後に基板を再度吸着テーブルに載置し直して位置決めをやり直さなければならず、高精度な加工を行う場合に、作業再開後の位置決めを高精度で実現する必要があった。また、基板やドレス部材の搬送・搬出や基板の位置決めをやり直すための作業時間を余分に必要とした。
また、特許文献1のダイシング方法では、通常のシリコンウエハのような円形の基板に対しては、対応しにくいものであった。また、ダイシングテープの面上の基板が貼付されていない空領域にドレス部材を貼付する必要があるため、そのためのスペースを確保する必要もあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものである。つまり、本発明は、ブレードの切削性の回復のための、加工中の基板の取り外しや、ドレス部材貼付のための余分なスペースを不要とし、基板を切断しながら、切削性低下の抑制やブレード破損の抑制を図る方法を提供することを目的とする。
本発明は、スクライブライン上に金属膜の存在する当該スクライブラインと、スクライブライン上に金属膜の存在しない当該スクライブラインと、が有る基板を提供する工程と、前記金属膜が存在するスクライブラインに、ブレードにより切り込みを開始し、前記スクライブラインに沿って前記基板を切り込む工程と、前記金属膜が存在するスクライブラインを切り込むことにより前記ブレードに生じるブレード面に生じる曲がりの量が、予め求めておいた、前記ブレードの破損に関わるブレード面の曲がりの量を元に算出された臨界値に達する前に、前記金属膜が存在しないスクライブラインへの切り込みを行い、前記ブレードの曲がり量が、前記金属膜が存在するスクライブラインを切り込むことにより生じるブレード面の曲がり量よりも小さい曲がり量で、前記金属膜の存在しないスクライブラインに沿って前記基板を切り込む工程と、を有するダイシング方法である。
また本発明は、スクライブライン上に、金属膜の存在するスクライブラインと、金属膜の存在しないスクライブラインと、が有る基板の、前記金属膜の存在するスクライブラインに対して、ブレードにより切り込みを行うステップと、
前記ブレードで前記スクライブラインに沿って前記基板の切断を行った後、前記ブレードの進行方向の正面から撮影機器を用いて前記基板の内部の前記スクライブラインの断面の映像を撮るステップと、得られた映像から前記断面の傾きを求めるステップと、前記断面の傾きと、予め求められた前記ブレードの破損に関わる前記ブレードのブレード面の曲がり量の臨界値と、を比較し、前記傾きが前記臨界値以上になっている場合には、前記金属膜の存在する前記スクライブラインへの切り込みを行うことなく、前記金属膜の存在しない前記スクライブラインへの切り込みを行うステップと、をコンピューターに実行させるプログラムである。
本発明によれば、加工中の基板を取り外すことや、余分なスペースを必要とせずに、基板上で、切削性低下の抑制やブレード破損の抑制を図ることができる。
スクライブライン上に金属堆積物が存在する領域と金属堆積物が存在しない領域とを有するシリコン基板の模式図である。 Y1−Y2上及びY3−Y4上の断面図である。 ブレードによる切り込みを行う際の模式図である。 シリコン基板を切り込む際のブレードの傾きを示す模式図である。 スクライブライン上に金属堆積物が存在する領域と金属堆積物が存在しない領域とを有するシリコン基板の模式図である。 スクライブラインからずれた際のブレードの傾きを示す模式図である。 スクライブライン上に金属堆積物が存在する領域と金属堆積物が存在しない領域とを有するシリコン基板を切り込む際の順序を示した模式図模式図である。 ブレードの傾斜の測定結果である。 ブレードの切削性を回復させるシステムのフローチャートである。 システムの構成の模式図である。 マスクパターンの一例である。 ステッパーを用いた際の未露光部と露光部を有するシリコン基板の模式図である。
図1を用いて、本発明に係るダイシング方法を説明する。
図1(a)は、ステッパーを用いて半導体基板としてのシリコン基板1に半導体素子を形成した際の、基板上に設けられたレジストの露光部と未露光部を示す模式図である。
図1(b)は、図1(a)のA部を拡大した図である。また、図2(a)及び図2(b)は、それぞれ図1(b)のY3−Y4断面及びY1−Y2断面を示す。
3aはレジストの露光された領域であり、3aの部分のレジストは除去され、それにより露出する領域3aにあるスクライブライン2上のアルミニウム等の金属堆積物5は、エッチングにより除去される。つまり、ブレード8によるシリコン基板1への切り込みにより切削される切削除去領域6を覆う金属堆積物5はエッチングにより除去されている。この金属堆積物5は、図2(a)に示すように、半導体素子の回路パターンを形成する配線となる金属膜を形成するものである。一方、3bは未露光領域であり、スクライブライン2上の金属堆積物5上にレジストがエッチング時に残され、金属堆積物5はエッチング除去されないため、図2(b)に示すようにスクライブライン2上に金属堆積物5が残存することがある。つまり、切削除去領域6を覆う金属堆積物5は金属膜として残存している。この金属膜としては、例えば、上記配線に使用されるアルミや金、上記回路パターンの保護層等に利用されるTa、その他貴金属等が、挙げられる。符号5で示されるものを堆積物として例示したが、堆積によって生じるもの以外に、塗布、メッキ等で金属膜として形成されてもよい。
本発明者らは、このスクライブライン2上の金属堆積物5の影響を確認するため、以下のような検討を行った。
まず、スクライブライン2上に金属堆積物5の存在しないシリコン基板1のみの切り込みを行い、ブレード8の様子を調べた。図3は、ブレード8の進行方向から見た、加工中のブレード8の先端部を模式化したものである。図3(b)は、図3(a)のB部の拡大図である。
図に示すように、通常、ブレード8の両面のダイヤモンド砥粒9の突出量(目立て)を一致させることは難しく、多少の目立て差が両面の間で生じる。このようなブレード面の目立ての差は、ブレード8の両面それぞれの切削性の違いとして現れる。
例えば、ブレード面Bがブレード面Aに比べて目立て量が多い場合、ブレード面B側の切削性が相対的に高くなる。このような状態においてダイシングを行うと、ブレード先端は、図4(a)に示すように、シリコン基板上に切り込んだ際、僅かであるがブレード面B側へ傾く傾向があることが解った。また、切断後にスクライブライン2の断面の傾きを測定することにより、シリコン基板1に接していない(基板に切り込んでいない)ブレード8の部分は傾いておらず、シリコン基板1に切り込んでいるブレード8の部分のみが傾いていることが解った。
例えば、厚み625μmの6インチのシリコン基板1を、ブレード8((株)ディスコ製 型式:NBC−ZH205O)を使用してフルカット切断を500ライン程度行った場合、約10μmのブレード8の傾斜を引き起こすことが解った。なお、このときのブレード8の送り速度は30mm/sec、回転数は45000rpmであった。この傾斜は、金属堆積物5の無い領域のシリコン基板1のみを切断する場合、ほぼ変化しないものだった。ここでいう傾斜とは、図4(a)でxで示されるように、シリコン基板1の面に対して垂直なブレード8の部分と、シリコン基板1に傾いて切り込んでいるブレード8の先端部と、のシリコン基板1の面に平行な方向の最大差を表す。
また、金属堆積物5のないシリコン基板1を切断したブレード8の両面を走査型電子顕微鏡(SEM)にて観察を行うと、シリコンの切削紛はブレード8の両面にはほとんど確認できなかった。
次に、スクライブライン2上に金属堆積物5が形成されているシリコン基板1の切り込みを行い、ブレード8への影響を確認した。
実験では、まずアルミニウムが1μm程度成膜されたシリコン基板1を、前述のシリコン基板切断条件と同様の条件にて切断を行った。切断後、シリコン基板1のスクライブライン2を観察することによりブレード8の曲がり量を評価するため、ブレード8に部分的に生じる傾斜を測定した(図4(b))。
結果として、各スクライブライン2を切断する毎に、xの値として5μm前後に相当するブレード面の傾斜の増加が見られた。つまり、この傾斜は、アルミニウムが形成されたシリコン基板1を連続して切断することで、5μm、10μm、15μmと増加して行くことが解った。前述の金属堆積物5の無いシリコン基板1の切断においては、スクライブライン2を500ライン程度切断しても10μm程度の傾斜しか発生しないことを考えると、金属堆積物5の形成されている場合は、極端に大きな変化を起こしていることになる。
これは、アルミニウム等の金属堆積物5が形成された領域へ切り込むことにより、切削性の低いブレード面A側においてブレード8の目詰まりが急速に進行し、この面から大きな切削抵抗を受けることになる。そして、この切削抵抗の増加が、ブレード面A側への応力となり、さらにブレード8の傾斜を大きくしていると考えられる。
また、アルミニウムの膜が形成されたシリコン基板1を切断したブレード8の両面を、走査電子顕微鏡(SEM)にて観察を行うと、目立ての少ない(図4(b)のブレード面A)側に多量のシリコン紛の付着が見られた。これは、切削性の低下により、切削領域からの切削紛の排出性が低下し、この面にシリコン紛が滞留しているものと考えられる。
このことからも、金属堆積物5の形成された領域へ切り込むことにより、切削性の低いブレード面A側において、ブレード8の目詰まりが急速に進行し、さらにブレード面A、Bの切削性の差が増加したことで、ブレード8の傾斜を大きくしていると考えられる。また、金属堆積物5を切り込んだことにより、シリコン基板1の表面に付着した金属の展性、延性の影響で、シリコン紛の排出を阻害している可能性もある。
次に、図5に模式的に示すように、アルミニウムが1μm程度成膜され、パターニングされた1.6インチのシリコン基板1を用いて実験を行った。ブレード8は、NBC−ZH205O/(株)ディスコ製を使用し、回転数は45000回転、送りは30mm/secにて、スクライブラインL101から順に切り込みを行った。この際、ブレード8の先端はダイシングテープ7へ35μm切り込み、ブレード8の先端のR形状がチップ断面の平面性に影響しないようにする。
この結果、ブレード8の傾斜を測定すると、スクライブライン2を50ライン切ったあたりで、急に傾斜が増加していることが分かった。これは、50ラインあたりでブレード8が破損したと考えられる。
また、破損したと考えられる点に至るまでには、図6に示すように、ブレード8の切断表面の位置がスクライブライン2上からずれていることが分かった。スクライブライン2は、あらかじめブレード8の幅より少し大きめのマージン領域を持っているが、本実施形態では、切断表面が、このマージン領域を含むスクライブライン2から外れた点のブレード8の傾斜を臨界値とする。つまり、ブレード8の傾斜が臨界値に達する前は、上述のようにシリコン基板1に接触していないブレード8の部分は傾いておらず、シリコン基板1に切り込んでいるブレード8の部分から傾いている。ブレード8の傾斜が臨界値を越えると、図6に示すようにシリコン基板1に接していないブレード8の部分も傾き始める。そして、この臨界値を越えてシリコン基板1の切り込みを続けると、ブレード8の破損に到ると考えられる。
続いて、図7に模式的に示すように、アルミニウムが1μm程度成膜され、パターニングされたシリコン基板1を用いて、以下のような実験を行った。
ブレード8は、NBC−ZH205O/(株)ディスコ製を使用し、回転数は45000回転、送りは30mm/secにて切断を行った。この際、ブレード先端はダイシングテープ7へ35μm切り込み、ブレード8の先端のR形状がチップ断面の平面性に影響しないようにする。
まず、スクライブライン上にアルミニウムが形成されたスクライブラインL201の切り込みを行い、ブレード8をシリコン基板1に当てることで得られるブレード8の傾斜を初期の傾斜とした。続いて、スクライブライン上にアルミニウムが形成されたスクライブラインL202へ切り込んだ後、スクライブライン上にアルミニウムの存在しないスクライブラインL203への切り込みを行った。その後、順にスクライブラインL204〜L208へと切り込みを行った。各スクライブラインL201〜L208を観察することにより得られたブレード8の傾斜の値を図8に示す。この結果から、スクライブライン上にアルミニウムが形成されたスクライブラインL201、L202を切り込むことにより傾斜したブレード8は、スクライブラインL203〜L208へ切り込みを入れることにより、その傾斜が初期の状態に戻ることが判った。
これは、金属堆積物5の存在するスクライブライン2を切り込むことにより、目立ての低い方のブレード面側に付着して目詰まりを起こしていたシリコン紛が、金属堆積物5の存在しないスクライブライン2を切り込むことで、取り除かれたものと考えられる。
つまり、金属堆積物5の存在するスクライブライン2へ切り込むことにより低下した切削性は、金属堆積物5の存在しないスクライブライン2へ切り込みを行うことにより、低下する前の状態へ戻っていく。
これらの実験結果より、ブレード8の傾斜が増加する前、つまり臨界値に達する前に、金属堆積物5の存在しないスクライブライン2へ切り込みを行えば、切削性の低下、特に破損に繋がるブレード8の傾斜の増加を抑制することができることが解った。ただし、ブレード8の傾斜に影響を及ぼす金属堆積物5は、上述したようなアルミニウムに限らず、金や白金、銀など展性、延性を持つ他の金属の場合にも適用され、切断される基板もシリコン基板1の場合のみに限らず、ガラス基板等でもよい。
次に、予め前以て切断されるシリコン基板1と同じパターンの金属堆積物5の形成されたシリコン基板1の切り込みを行い、そのシリコン基板1とブレード8に固有となる臨界値を測定し、自動的にブレード8の切削性の回復動作を行うシステムについて説明する。
まず、切削性回復のためのシステムの第1実施例について説明する。
予め前以て切断されるシリコン基板1と同じパターンの金属堆積物5の形成されたシリコン基板1の切り込みを行い、そのシリコン基板1とブレード8に固有となる臨界値を算出するために測定する。同じパターンとは、基板上の金属堆積物の存在する領域と存在しない領域との分布が同じであることをいう。この臨界値は、実際にブレード8が破損するに到るまでに一定の余裕を見込める値にする。つまり、実際にブレード8が破損したときのブレード8のブレード面の傾きより多少小さい傾きの値とする。
次に、ブレード8でシリコン基板1のスクライブライン2の切断を開始し、スクライブラインに沿って切断を行った後、ブレードの進行方向の正面から例えば図3や図4のようなシリコン基板1の内部のスクライブライン断面の映像を撮る。映像はビデオカメラ等の撮影機器を用いて撮る。これは、スクライブライン2の切断毎に行っても良く、あるいは複数回のスクライブライン2の切断毎に行っても良い。
次に、得られた映像から切断線の傾きを図形認識によって図4のxに相当する値を求める。この値が先に求めておいた臨界値と比較し、臨界値を越えていない場合にはそのまま切断工程を継続して行う。もし、臨界値以上になっている場合には、金属堆積物5の存在する次のスクライブライン2の切断を行うことなく、金属堆積物5の存在しないスクライブライン2への切り込みを行う。これにより、ブレードの曲がり量は金属堆積物5の存在するスクライブライン2を切断していた際のブレードの曲がり量よりも小さい曲がり量となる。この切削性回復のための金属堆積物5の存在しないスクライブライン2への切り込みは、先の撮影機器を用いた方法で、ブレード面の傾きが少なくとも臨界値より小さくなるまで続ける。十分小さくなることが望ましい。
その後、通常の切断工程に戻って、金属堆積物5の存在するスクライブライン2の切断を継続する。
更に、他の切削性回復の例として、切削性回復のためのシステムの第2実施例について説明する。
図9は、そのシステムのCPU(コンピューターに相当)401の動作の実行に関わるプログラムのフローチャートである。また、図10は、そのシステムの構成の模式図である。
図10に示すように、CPU401はこれからダイシングを行う(切断される)シリコン基板1のマスクパターン及びブレード8の臨界値をハードディスク402から取得する(S101)。ブレード8の臨界値は、上述したように、使用するブレード8と同種のブレードを用い、あらかじめ同じパターンの金属堆積物5の形成されたシリコン基板1の切り込みを行って、そのシリコン基板1とブレード8とに固有となる臨界値を算出しておいたものである。このマスクパターン及びブレード8の臨界値は、これらのデータを保持させた、ハードディスク402から取得しても、CD−ROM403等の記憶媒体から取得しても、また、ネットワークを介したデータベース404から取得するようにしても良い。このときの臨界値は、メモリ405に一時的に格納・記憶される。
S101で取得したマスクパターンを元に、CPU401はマスクパターンを解析し、シリコン基板1上のスクライブライン2のパターンを抽出する(S102)。
上述のマスクパターンとシリコン基板1との関連性を例を挙げて説明する。図11を参照すると、マスクパターンとしては金属堆積膜をエッチング除去するためのレジスト層そのものが挙げられる。シリコン基板1上の金属堆積物上にレジスト層が設けられ、3bに対応する箇所(未露光部)はレジスト層存在箇所、他方3aに対応する箇所(露光部)レジスト層非存在箇所である。このレジスト層のパターンは金属堆積膜のエッチング除去のマスクパターンとして機能するため、レジスト層の形状は金属堆積膜のパターン形状と対応関係がある。基板上のレジスト層の形状をマスクパターンに関する情報としてS101で取得して、それをもとに、エッチング後の基板上の金属堆積膜のパターンに関する情報をS102で抽出することができる。
また、金属堆積膜のエッチング用レジスト層のパターン形状を得る際、露光部3a、未露光部3bを形成することとなるが、その形成に関わってレジスト層に露光を行うための露光装置に搭載されるマスク(レチクル)もマスクパターンとして扱うことができる。露光装置が有するマスクの形状はレジスト層のパターンに反映され、それを利用して金属堆積膜の基板上でのパターンが決定されるため、露光装置のマスクに関する情報と金属堆積膜のパターンとを対応づけることができる。
S102で抽出したスクライブライン2の情報から、CPU401はスクライブライン2毎に評価を行う(S103)。ここで、CPU401によるスクライブラインの評価は、1つのスクライブライン2中に存在する金属堆積物5の厚さ、スクライブラインに沿った長さに応じて点数による重み付けを付与することによって行う。例えば、図11に例示するようなマスクパターンにおいて、CPU401はスクライブラインL301に「−2」点、スクライブラインL302に「−5」点、スクライブラインL303に「−9」点をそれぞれ付与する。同様にして、スクライブラインL304に「+7」点、スクライブラインL305に「+5」、スクライブラインL306に「+3」点、スクライブラインL307に「+1」点をそれぞれ付与する。付与されたそれぞれの点は、メモリ405に一時的に記憶される。
S103でスクライブラインを評価して相応の点数を付与した後、CPU401はブレード8の評価を行う(S104)。例えば、図11のようなマスクパターンの場合、基板に切り込みを入れる前のブレード8の持ち点を暫定的に「10」点とする。この時のブレード8の持ち点はメモリ405に記憶される。またこの時、ブレード8は初期の持ち点の10点を超えないものとして、CPU401に決定される。仮にブレード8がスクライブライン304に初めに切り込みを入れたとしても、CPUはブレード8の持ち点が17点とは判断せず、10点と判断する。
S103、S104により取得した情報に応じて、CPU401はシリコン基板1上のスクライブライン2に切り込みを入れる全ての順序を検索する。即ち、CPU401はS104で評価したブレード8の持ち点に対して、S103で評価したスクライブライン2の点を加算する。この時、順序ごとにブレード8の持ち点の変化をメモリ405に記憶させる。CPU401はメモリ405に保持されたブレード8の変化する持ち点のうち、順序ごとに最小値を検索する(S105)。図11において、CPU401によって決定される最小値はスクライブライン2に切り込みを入れる順序によって変動する。
その最小値が、メモリ405に保持された臨界値の点数より大きくなる順序があるか判断する(S106)。臨界値の点数より大きくなる順序があるならS107に進み、臨界値の点数より大きくなる順序が存在しないなら、S109へ進む。
S106で行われた判断により、持ち点の最小値が臨界値の点数より大きくなる順序が存在しない場合、CPU401は、「ダイシング加工中にブレードの臨界値を超える」という表示を出す(S107)。その後、処理を終了する。
S106で行われた判断により、持ち点の最小値が臨界値の点数より大きくなる順序が存在する場合は、その順序を決定する(S108)。例えば図11のようなマスクパターンの場合、臨界値の点数を「0」点とすると、ブレード8の持ち点の最小値が0点より大きくなるのは、L301、L302、L304、L303、L305、L306、L307の順序である。この場合の順序は、ブレード8の持ち点の最小値が1点をとる順序である。
S108で取得したスクライブライン2に切り込みを入れる順序に従い、CPU401はブレードを制御する(S109)。
本実施例では、図11に示す基板に対し一方向に切り込みを入れる場合について述べたが、どの方向に切り込みを入れる場合においても適用できる。また、本実施形態では1つのスクライブライン2中に存在する金属堆積物5の厚さ、スクライブラインに沿った長さに応じて点数をつける例を示したが、他の方法で点数をつけても構わない。例えば、単純に金属堆積物5の存在するスクライブライン2を「−5」点とし、金属堆積物5の存在しないスクライブライン2を「3」点としてもよい。また、臨界値より大きくなる順序が複数ある場合、ブレード8の持ち点の最小値が最大になる順序を決定してもよいし、ブレード8の移動距離を考慮してもよい。
上述した、切削性回復のためのシステムの第1実施例及び第2実施例それぞれの工程は、システムの動作を制御するCPUのプログラムとして提供することができるとともに、そのプログラムをデータとして保持・格納する記憶媒体としても提供することができる。
1 シリコン基板
2 スクライブライン
3a 露光領域
3b 未露光領域
5 金属堆積物
6 切断除去領域
7 ダイシングテープ
8 ブレード
9 ダイヤモンド砥粒
10 露光エリア
401 CPU
402 ハードディスク
403 CD−ROM
404 ネットワークデータベース
405 メモリ

Claims (7)

  1. スクライブライン上に金属膜の存在する当該スクライブラインと、スクライブライン上に金属膜の存在しない当該スクライブラインと、が有る基板を提供する工程と、
    前記金属膜が存在するスクライブラインに、ブレードにより切り込みを開始し、前記スクライブラインに沿って前記基板を切り込む工程と、
    前記金属膜が存在するスクライブラインを切り込むことにより前記ブレードに生じるブレード面に生じる曲がりの量が、予め求めておいた、前記ブレードの破損に関わるブレード面の曲がりの量を元に算出された臨界値に達する前に、前記金属膜が存在しないスクライブラインへの切り込みを行い、前記ブレードの曲がり量が、前記金属膜が存在するスクライブラインを切り込むことにより生じるブレード面の曲がり量よりも小さい曲がり量で、前記金属膜の存在しないスクライブラインに沿って前記基板を切り込む工程と、
    を有するダイシング方法。
  2. 前記金属膜はアルミニウムを含むことを特徴とする請求項1に記載のダイシング方法。
  3. スクライブライン上に、金属膜の存在するスクライブラインと、金属膜の存在しないスクライブラインと、が有る基板の、前記金属膜の存在するスクライブラインに対して、ブレードにより切り込みを行うステップと、
    前記ブレードで前記スクライブラインに沿って前記基板の切断を行った後、前記ブレードの進行方向の正面から撮影機器を用いて前記基板の内部の前記スクライブラインの断面の映像を撮るステップと、
    得られた映像から前記断面の傾きを求めるステップと、
    前記断面の傾きと、予め求められた前記ブレードの破損に関わる前記ブレードのブレード面の曲がり量の臨界値と、を比較し、前記傾きが前記臨界値以上になっている場合には、前記金属膜の存在する前記スクライブラインへの切り込みを行うことなく、前記金属膜の存在しない前記スクライブラインへの切り込みを行うステップと、
    をコンピューターに実行させるプログラム。
  4. 前記プログラムはさらに、前記基板と同様のパターンのスクライブラインとスクライブライン上の金属膜とが設けられた基板の、前記金属膜が設けられたスクライブラインに切り込みを行うことにより前記臨界値を求めるステップを実行させることを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 請求項4に記載のプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
  6. 基板上に形成されたマスクパターンと、前記基板を切断するために用いられるブレードの破損に関わるブレード面の傾きの臨界値の情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップによって得られた前記マスクパターンの情報から前記基板に設けられている複数のスクライブラインの金属堆積物に関する情報を抽出する抽出ステップと、
    前記情報に基づいて前記複数のスクライブラインごとに、それぞれのスクライブラインを前記ブレードで切断した場合に生じる前記ブレード面の曲がり量に関わる評価を行う評価ステップと、
    前記評価ステップにより行われた評価に応じて、前記複数のスクライブラインに切り込みを入れる順序を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップによって決定された順序に従い、前記複数のスクライブラインに切り込みを入れるために前記ブレードを制御する制御ステップと、
    をコンピューターに実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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