JP5494544B2 - 電子ユニット - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態における電子ユニットの断面図である。電子ユニット1は、インクジェットプリンタ(液体吐出装置)に用いられる液体吐出ヘッドを搭載する液体供給ユニットである。電子ユニット1は、内装品2とボックス状のヘッドホルダ(ケーシング)3とを備える。内装品2は、下方にフロントエンド部9を有し、その上部にCOF(Chip On Film)8と、ヒートシンク7と、サブタンク6と、キャリッジ基板5と、フレキシブル基板4とを備える。
次に、電子ユニットの変形例について図4〜図7を用いて説明する。
変形例1の電子ユニットは、折り曲げ部46にはんだバンプ(接触部、突出部材)48を設けたものである(図4参照)。はんだバンプ48はサーミスタ41よりも高さ寸法が大きくなるよう構成されている。そのため、はんだバンプ48がサーミスタ41よりも先に絶縁フィルム42と接触することとなる。つまり、はんだバンプ48が柱の役割をして、サーミスタ41と絶縁フィルム42との接触を防止できる。これにより、サーミスタ41で正確な温度測定が可能となり、かつ、サーミスタ41の破損をより確実に防止できる。
変形例2の電子ユニットは、はんだバンプ48にかえて、折り曲げ部46の先端側縁部を絶縁フィルム42側に折り曲げ、絶縁フィルム42の表面42aに保持させる。サーミスタ41の高さ寸法よりも、折り曲げ部46のサーミスタ41が配置される部分と絶縁フィルム42との間の距離が大きくなるように、折り曲げ部46は折り曲げられ、図5(b)に示すように、アーチ状の形状を有している。これによりサーミスタ41と絶縁フィルム42との接触を防止するものである(図5参照)。
変形例3の電子ユニットのように、絶縁フィルム42は、基材43の表面43aに向かい合う表面42aと反対側の裏面42bに、配線パターンが形成されてもよい。このようにすれば、配線を形成するスペースを大きくとることができ、柔軟な配線が可能となる。
変形例4の電子ユニットのように、絶縁フィルム42は、グランド配線が形成されていてもよい。絶縁フィルム42は、裏面42bに形成されるグランド配線と、表面42aの端部に設けられ、グランド配線と繋がる端子部とを有するように構成してもよい。端子部とグランド配線は、表面42aと裏面42bを貫通するスルーホールを介して導通されている。また、端子部は、フレキシブル基板4の空間47の周囲に設けられる接続部と重なって接続され、フレキシブル基板4上の配線と導通される。
変形例5の電子ユニットは、スリット部44の形状を変えたものである(図6参照)。図6(a)に示すように、スリット部44の形状は、上辺を折り曲げ軸45とするコの字状以外にも、下辺を折り曲げ軸とするコの字状としてもよい。
変形例6の電子ユニットは、スリット部44の形状を変えたものである。図6(b)に示すように、スリット部44の形状は、側辺を折り曲げ軸とするコの字状としてもよい。
変形例7の電子ユニットは、スリット部44の形状を変えたものである。図6(c)に示すように、スリット部44の形状は、半円形状としてもよい。
変形例8の電子ユニットは、スリット部44の形状を変えたものである。図6(d)に示すように、スリット部44の形状は、三角形状などとしてもよい。上記変形例5〜8のように、スリット部44の形状は種々の形状としてもよく、配線の関係等により適宜決めればよい。
変形例9の電子ユニットは、スリット部44の形状と配置を変えたものである。上記実施形態においてはスリット部44を基材43の中央部に設けているが、基材43の側部に設けてもよい(図7参照)。図7(a)に示すように、スリット部44は、基材43の側部に設け、平行に2本のスリット部により、折り曲げ部を矩形状としてもよい。
変形例10の電子ユニットは、スリット部44の形状と配置を変えたものである。図7(b)に示すように、スリット部44は、基材43の側部に設け、1/4円弧状のスリット部により、折り曲げ部を1/4円状としてもよい。
変形例11の電子ユニットは、スリット部44の形状と配置を変えたものである。図7(c)に示すように、スリット部44は、基材43の側部に設け、斜線状のスリット部により、折り曲げ部を三角形状としてもよい。上記変形例9〜11のように、スリット部44の位置および形状は配線の関係等により適宜決めればよい。
2 内装品
3 ヘッドホルダ(ケーシング)
4 フレキシブル基板
41 サーミスタ(電子部品)
42 絶縁フィルム(被覆部材)
43 基材
44 スリット部
45 折り曲げ軸
46 折り曲げ部
47 空間
48 はんだバンプ
5 キャリッジ基板
6 サブタンク
7 ヒートシンク
8 COF
9 フロントエンド部
Claims (5)
- ケーシングと、該ケーシング内に収容されるフレキシブル基板を有する内装品とからなる電子ユニットであって、
前記フレキシブル基板は、
スリット部と、前記スリット部により区画され、前記ケーシングの内壁から離れる向きに折り曲げられた折り曲げ部と、前記折り曲げ部に実装される電子部品と、を有する基材と、
前記基材の、前記ケーシングの内壁に対向する一面に取り付けられ、前記折り曲げ部と重なるように配置された被覆部材と
を有し、
前記電子部品は、前記折り曲げ部の、前記被覆部材と対向する対向面に実装され、
前記折り曲げ部には、前記電子部品が前記被覆部材と接触しない状態で、前記被覆部材と接触する接触部が設けられていることを特徴とする電子ユニット。 - 前記接触部は、前記折り曲げ部の前記対向面に配置され、前記電子部品よりも前記対向面から突出する突出部材であることを特徴とする請求項1記載の電子ユニット。
- ケーシングと、該ケーシング内に収容されるフレキシブル基板を有する内装品とからなる電子ユニットであって、
前記フレキシブル基板は、
スリット部と、前記スリット部により区画され、前記ケーシングの内壁から離れる向きに折り曲げられた折り曲げ部と、前記折り曲げ部に実装される電子部品と、を有する基材と、
前記基材の、前記ケーシングの内壁に対向する一面に取り付けられ、前記折り曲げ部と重なるように配置された被覆部材と
を有し、
前記電子部品は、前記折り曲げ部の、前記被覆部材と対向する対向面に実装され、
前記折り曲げ部は、アーチ形状に折り曲げられ、その周縁部分が前記被覆部材に接触して保持されていることを特徴とする電子ユニット。 - 前記被覆部材に、配線を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の電子ユニット。
- 液体を吐出するヘッドを有する液体吐出装置に用いられる電子ユニットであって、
前記ヘッドを駆動させるための駆動信号を供給する駆動配線と、前記ヘッドをグランド電位に接続するためのグランド配線とが、前記基材に形成されており、
前記配線がグランド配線であることを特徴とする請求項4記載の電子ユニット。
Priority Applications (1)
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JP2011079114A JP5494544B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 電子ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011079114A JP5494544B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 電子ユニット |
Publications (2)
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JP5494544B2 true JP5494544B2 (ja) | 2014-05-14 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011079114A Active JP5494544B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 電子ユニット |
Country Status (1)
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- 2011-03-31 JP JP2011079114A patent/JP5494544B2/ja active Active
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