JP5494199B2 - 非水系電解質二次電池用正極活物質およびその製造方法、ならびに該正極活物質を用いた非水系電解質二次電池 - Google Patents
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Description
ニッケル化合物、コバルト化合物、およびマンガン化合物を、溶媒中で平均粒径が0.1μmを超えて1μm以下の範囲内の大きさとなるまで粉砕混合し、得られた化合物スラリーを噴霧乾燥して、平均粒径が2μm〜6μmの範囲内にある、ニッケル化合物、コバルト化合物、およびマンガン化合物の混合原料を得る工程と、
得られた混合原料とリチウム化合物とを混合し、得られた混合物を焼成して、リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物を得る工程と、
得られたリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物を水洗し、真空乾燥する工程と、を備えることを特徴とする。
ニッケル化合物、コバルト化合物、マンガン化合物、およびリチウム化合物を、溶媒中で平均粒径が0.1を超えて1μm以下の範囲内の大きさとなるまで粉砕混合し、得られた化合物スラリーを噴霧乾燥して、平均粒径が2μm〜6μmの範囲内にある、ニッケル化合物、コバルト化合物、マンガン化合物、およびリチウム化合物の混合物を得る工程と、
得られた混合物を焼成して、リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物を得る工程と、
得られたリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物を水洗し、真空乾燥する工程と、を備えることを特徴とする。
電池の充放電反応は、リチウムと複合酸化物を形成する遷移金属が、レドックス反応を起こすことで生じているため、同じ組成の物質でも、原子同士が規則正しく並んでいる結晶性がより良好な単相構造を有している方が、充放電時の電荷バランスが安定しやすく、遷移金属のレドックス反応の利用率が高くなると考えられる。
工程1は、ニッケル化合物、コバルト化合物、およびマンガン化合物からなる原料化合物から、これらの化合物の混合原料を得る工程である。特に、本発明では、これらの原料化合物を、特定範囲の大きさまで湿式で粉砕混合する、具体的には、溶媒中で平均粒径が0.1μmを超えて1μm以下の範囲内の大きさとなるまで粉砕混合する。その後、得られた化合物スラリーを噴霧乾燥させて、ニッケル化合物、コバルト化合物、およびマンガン化合物の混合原料を得ている。
工程2は、混合原料にリチウム化合物を含有しない場合に適用されるものであり、工程1で得られた、ニッケル化合物、コバルト化合物、およびマンガン化合物からなる混合原料を、300℃〜800℃の温度で熱処理し、ニッケルコバルトマンガン複合酸化物を得るものである。
工程3は、工程1で得られた混合原料もしくは工程2を経て得られたニッケルコバルトマンガン複合酸化物と、リチウム化合物とを混合して、得られた混合物を焼成して、リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物を得るものである。
工程4は、工程3で得られたリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物を水洗し、真空乾燥するものである。焼成後のリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物の表面には、余剰のリチウム化合物および不純物が付着しており、これらによって、リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物が本来的に持っている電池特性、特に電池容量を十分に発揮できない状態となっている。工程4で水洗することにより、余剰のリチウム化合物および不純物を除去することができ、結晶構造を維持したまま、電池特性の改善を図ることができる。
本発明の非水系電解質二次電池用正極活物質は、 結晶構造も表現する一般式において、[Liw]3a[NixCoyMnz]3b[O2]6c(ただし、[ ]の添え字はサイトを示し、0.95≦w≦1.30、x=z、x+y+z=1、0.3≦x≦0.45、0.1≦y≦0.4、0.3≦z≦0.45なる条件を満たす)で表され、かつ、層状構造を有する六方晶系リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物であって、粉末X線回折パターンのリートベルト解析より得られる、リチウムサイトである3aサイトにおけるリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が5%以下であり、かつ、3bサイトにおけるニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が10%以下であり、平均粒径が2μm〜6μmであることを特徴とするものである。
本発明による非水系電解質二次電池すなわちリチウムイオン二次電池は、正極、負極、非水電解質など、一般のリチウムイオン二次電池と同様の構成要素から構成される。以下、本発明のリチウムイオン二次電池の実施形態について、その構成要素、用途などの項目に分けて詳しく説明するが、以下の実施形態は例示にすぎず、本発明の非水系電解質二次電池は、本明細書に記載の実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。
正極は、本発明の正極活物質、導電材および結着剤を含んだ正極合材から形成される。詳しくは、粉末状の正極活物質、導電材を混合し、それに結着剤を加え、必要に応じて、粘度調整などのための溶剤をさらに添加して、正極合材ペーストを調整し、その正極合材ペーストを、たとえば、アルミニウム箔製の集電体の表面に塗布、乾燥、必要に応じて加圧することにより、シート状の正極を作製する。
負極には、金属リチウム、リチウム合金など、また、リチウムイオンを吸蔵および脱離できる負極活物質に結着剤を混合し、適当な溶剤を加えてペースト状にした負極合材を、銅などの金属箔集電体の表面に塗布、乾燥し、必要に応じて電極密度を高めるべく圧縮して、形成したものを使用する。このとき、負極活物質として、たとえば、天然黒鉛、人造黒鉛、フェノール樹脂などの有機化合物焼成体、コークスなどの炭素物質の粉状体を用いることができる。この場合、負極結着剤としては、正極と同様に、ポリフッ化ビニリデンなどの含フッ素樹脂などを、これら負極活物質および結着剤を分散させる溶剤としてはN−メチル−2−ピロリドンなどの有機溶剤を用いることができる。
正極と負極の間にはセパレータを挟み装填する。セパレータは、正極と負極とを分離し電解質を保持するものであり、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの薄い微多孔膜を用いることができる。
非水電解質は、支持塩としてのリチウム塩を有機溶媒に溶解したものである。有機溶媒としては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、トリフルオロプロピレンカーボネートなどの環状カーボネート、また、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジプロピルカーボネートなどの鎖状カーボネート、さらに、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、ジメトキシエタンなどのエーテル化合物、エチルメチルスルホン、ブタンスルトンなどの硫黄化合物、リン酸トリエチル、リン酸トリエチル、リン酸トリオクチルなどのリン化合物などから選ばれる1種を単独で、あるいは2種以上を混合して用いることができる。支持塩としては、LiPF6、LiBF4 、LiClO4 、LiASF6 、LiN(CF3 SO2 )2 など、およびそれらの複合塩を用いることができる。さらに、非水電解質は、ラジカル補足剤、界面活性剤や難燃剤などを含んでいてもよい。
硫酸ニッケルや硫酸コバルト原料から晶析法を用いて作製した水酸化ニッケル、水酸化コバルトおよび市販の炭酸マンガン六水和物(MnCO3・6H2O:和光純薬工業株式会社製)をニッケル、コバルト、マンガンのモル比で1:1:1となるように秤量し、これに純水を加えて、固形分濃度が15質量%である化合物スラリーを調製した。
仕込みのLi/Me比を1.00とした以外は、実施例1と同様にして、Li0.99Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は、六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が98.4%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が1.6%で、Me席占有率は96.8%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が3.2%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
仕込みのLi/Me比を0.95とした以外は、実施例1と同様にして、Li0.95Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物が、六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることを確認した。また、粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が97.7%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が2.3%で、Me席占有率は97.4%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が2.6%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
工程3における焼成温度を900℃とした以外は、実施例1と同様にして、Li1.05Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は、六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が98.2%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が1.8%で、Me席占有率は94.2%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が5.8%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
工程3における焼成温度を1100℃とした以外は、実施例1と同様にして、Li1.03Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに評価した。得られた焼成物は、六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認された。また,粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が97.6%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が2.4%で、Me席占有率は93.7%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が6.3%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
工程2を追加し、工程2において空気気流中500℃、2時間の熱処理を行い、炭酸リチウムを工程2の熱処理後に混合した以外は、実施例1と同様にして、Li1.04Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は、六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認された。また、粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が98.6%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が1.4%で、Me席占有率は95.2%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が4.8%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
工程1において水酸化ニッケル、水酸化コバルト、酸化マンガン、および炭酸リチウムを、Li/Me原子数比で1.05となるように混合粉砕して、スラリーを調整した以外は、実施例1と同様にして、Li1.05Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は、六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が98.9%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が1.1%で、Me席占有率は95.4%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が4.6%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
工程4の水洗処理を行わなかった以外は、実施例1と同様にして、Li1.06Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が98.7%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が1.3%で、Me席占有率は94.2%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が5.8%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
工程4の水洗処理を行わなかった以外は、実施例2と同様にして、Li1.01Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が98.9%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が1.1%で、Me席占有率は95.4%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が4.6%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
工程4の水洗処理を行わなかった以外は、実施例3と同様にして、Li0.97Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が98.2%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が1.8%で、Me席占有率は96.7%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が3.3%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
工程4の水洗処理を行わなかった以外は、実施例4と同様にして、Li1.06Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が98.9%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が1.1%で、Me席占有率は93.6%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が6.4%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
工程4の水洗処理を行わなかった以外は、実施例5と同様にして、Li1.04Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が98.3%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が1.7%で、Me席占有率は92.8%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が7.2%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
工程4の水洗処理を行わなかった以外は、実施例6と同様にして、Li1.06Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が99.0%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が1.0%で、Me席占有率は94.2%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が5.8%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
工程4の水洗処理を行わなかった以外は、実施例7と同様にして、Li1.05Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が99.4%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が0.6%で、Me席占有率は94.6%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が5.4%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
化合物スラリーを固形分濃度10質量%に調製したこと、仕込みのLi/Me比を1.32としたこと、工程2において空気気流中800℃、2時間の熱処理を行い、炭酸リチウムを工程2の熱処理後に混合したこと、工程4の水洗処理を行わなかったこと以外は、実施例1と同様にして、Li1.26Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンをリートベルト解析した結果より、Li席占有率が99.5%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が0.5%で、Me席占有率は88.2%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が11.8%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
化合物スラリーを固形分濃度10質量%に調製したこと、仕込みのLi/Me比を0.90としたこと、工程2において空気気流中800℃、2時間の熱処理を行い、炭酸リチウムを工程2の熱処理後に混合したこと、工程4の水洗処理を行わなかったこと以外は、実施例1と同様にして、Li0.89Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンの結果をリートベルト解析した結果より、Li席占有率が94.8%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が5.2%で、Me席占有率は98.9%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が1.1%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
化合物スラリーを固形分濃度10質量%に調製したこと、仕込みのLi/Me比を1.10としたこと、工程2において空気気流中500℃、2時間の熱処理を行い、炭酸リチウムを工程2の熱処理後に混合したこと、工程3における焼成温度を800℃としたこと、工程4の水洗処理を行わなかったこと以外は、実施例1と同様にして、Li1.10Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに評価した。得られた焼成物は六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンの結果をリートベルト解析した結果より、Li席占有率が97.3%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が2.7%で、Me席占有率は94.2%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が5.8%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
化合物スラリーを固形分濃度10質量%に調製したこと、仕込みのLi/Me比を1.10としたこと、工程2において空気気流中500℃、2時間の熱処理を行い、炭酸リチウムを工程2の熱処理後に混合したこと、工程3における焼成温度を1150℃としたこと、工程4の水洗処理を行わなかったこと以外は、実施例1と同様にして、Li1.08Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンの結果をリートベルト解析した結果より、Li席占有率が99.1%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が0.9%で、Me席占有率は89.1%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が10.9%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
化合物スラリー中の固形分の平均粒子径が1.2μmであること以外は、実施例1と同様にして、Li1.05Ni0.33Co0.33Mn0.33O2で表されるリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物からなる正極活物質を得るとともに、その評価を行った。得られた焼成物は六方晶系の層状構造を有する所望の正極活物質であることが確認できた。また、粉末X線回折パターンの結果をリートベルト解析した結果より、Li席占有率が96.8%、すなわちリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が3.2%で、Me席占有率は97.5%、すなわちニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が2.5%であった。工程中の各条件を表1に、得られた正極活物質の評価結果を表2にそれぞれ示す。
2 セパレータ(電解液含浸)
3 正極(評価用電極)
4 ガスケット
5 負極缶
6 正極缶
7 集電体
Claims (10)
- 一般式:LiwNixCoyMnzO2(ただし、0.95≦w≦1.05、x=z、x+y+z=1、0.3≦x≦0.45、0.1≦y≦0.4、0.3≦z≦0.45)で表され、かつ、層状構造を有する六方晶系リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物の製造方法であって、
ニッケル化合物、コバルト化合物、およびマンガン化合物を、溶媒中で平均粒径が0.1μmを超えて1μm以下の範囲内の大きさとなるまで、粉砕混合し、得られた化合物スラリーを噴霧乾燥して、平均粒径が2μm〜6μmの範囲内にある、ニッケル化合物、コバルト化合物、およびマンガン化合物の混合原料を得る工程と、
得られた混合原料とリチウム化合物とを混合し、得られた混合物を焼成して、リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物を得る工程と、
得られたリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物を水洗し、真空乾燥する工程と、
を備えることを特徴とする、非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法。 - 前記混合原料を300℃〜800℃で熱処理する工程をさらに備え、熱処理後の該混合原料と前記リチウム化合物とを混合することを特徴とする、請求項1に記載の非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法。
- 一般式:LiwNixCoyMnzO2(ただし、0.95≦w≦1.05、x=z、x+y+z=1、0.3≦x≦0.45、0.1≦y≦0.4、0.3≦z≦0.45)で表され、かつ、層状構造を有する六方晶系リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物の製造方法であって、
ニッケル化合物、コバルト化合物、マンガン化合物、およびリチウム化合物を、溶媒中で平均粒径が0.1μmを超えて1μm以下の範囲内の大きさとなるまで粉砕混合し、得られた化合物スラリーを噴霧乾燥して、平均粒径が2μm〜6μmの範囲内にある、ニッケル化合物、コバルト化合物、マンガン化合物、およびリチウム化合物の混合物を得る工程と、
得られた混合物を焼成して、リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物を得る工程と、
得られたリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物を水洗し、真空乾燥する工程と、
を備えることを特徴とする、非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法。 - 前記水洗工程において、スラリー濃度が500g/L〜2000g/Lの範囲内となるように、前記得られたリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物を水と混合したのち、15分〜1時間、撹拌し、その後、濾過することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法。
- 前記ニッケル化合物、コバルト化合物、およびマンガン化合物のそれぞれが、酸化物、水酸化物、オキシ水酸化物、炭酸塩、酢酸塩の群から選ばれる1種以上であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法。
- 前記リチウム化合物が、水酸化物および炭酸塩から選ばれる1種以上であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法。
- 前記混合物の焼成工程を、900℃〜1100℃の範囲内の温度、空気気流中または酸素気流中、かつ1時間以上の条件で行なうことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の非水系電解質二次電池用正極活物質の製造方法。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載の製造方法で得られ、一般式:LiwNixCoyMnzO2(ただし、0.95≦w≦1.30、x=z、x+y+z=1、0.3≦x≦0.45、0.1≦y≦0.4、0.3≦z≦0.45)で表され、かつ、層状構造を有する六方晶系リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物であって、粉末X線回折パターンのリートベルト解析により得られる3aサイトにおけるリチウム以外の金属イオンのサイト占有率が5%以下であり、かつ、3bサイトにおけるニッケル、コバルト、マンガン以外の金属イオンのサイト占有率が10%以下であり、平均粒径が2μm〜6μmであることを特徴とする、非水系電解質二次電池用正極活物質。
- 2032型コイン電池の正極における正極材料として用いた場合に、当該電池の初期放電容量が180mAh/g以上となり、かつ、正極抵抗が6.5Ω以下となることを特徴とする、請求項8に記載の非水系電解質二次電池用正極活物質。
- 請求項8または9に記載の非水系電解質二次電池用正極活物質を正極材料として用いた正極を備える、非水系電解質二次電池。
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