JP5492697B2 - Atカット水晶デバイス及びatカット水晶デバイスの製造方法 - Google Patents

Atカット水晶デバイス及びatカット水晶デバイスの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ATカットの水晶振動片がリッドとベースとに挟まれたATカット水晶デバイス及びその製造方法に関する。
ATカットの水晶片を量産するため、ATカットの水晶ウエハと、ベースウエハと、リッドウエハとを3枚接合してから個々のATカット水晶デバイスにダイシングする技術がある。例えば、特許文献1では、ATカットの水晶ウエハ、ベースウエハ及びリッドウエハ間を接合する接着剤等の収縮硬化によってATカット水晶片の固着箇所に発生する内部応力を消散させるために、熱膨張率がほぼ一致するベースウエハとリッドウエハとに水晶材を使用することが望ましいと提案している。
また特許文献1は、ATカット水晶片の周りに溝部を形成することで熱膨張率の影響を小さくさせたATカット水晶デバイスを開示している。
特開2004−328028号公報
しかしながら、特許文献1では、ベースウエハとリッドウエハとに使用される水晶材がどのようなカットの水晶材であるか開示・示唆されていない。
本発明は、水晶ベースウエハと水晶リッドウエハとが1つの人工水晶原石から切り出される枚数が多くなるとともに、ATカットの水晶ウエハとの熱膨張率の差異も小さい。
第1観点の水晶デバイスの製造方法は、一主面と他主面とを有するATカット振動片とATカット振動片の周囲を囲み且つ前記ATカット振動片を支持する外枠とを有するフレームを複数含むATカット水晶ウエハを用意する工程と、外枠の一主面に接合される第1面を有するリッドを複数含む水晶リッドウエハを用意する工程と、外枠の他主面に接合される第2面を有するベースを複数含み水晶ベースウエハを用意する工程と、ATカット水晶ウエハ、水晶ベースウエハ及び水晶リッドウエハを接合する接合工程と、を備え、ATカット水晶ウエハ、水晶ベースウエハ及び水晶リッドウエハは、3〜4インチサイズであり、水晶ベースウエハ及び水晶リッドウエハは、水晶の結晶軸であるZ軸から24度00分以上32度28分以下の範囲で切り出されている。
第2観点の水晶デバイスの製造方法は、第1観点において、接合工程は、外枠の一主面と第1面との間及び外枠の他主面と第2面との間に封止材を塗布する封止材接合、又は外枠の一主面、他主面、第1面及び第2面を活性化させて接合するシロキサン結合を含む。
第3観点の水晶デバイスの製造方法は、第2観点において、封止材はガラス、エポキシ樹脂、共晶金属又はポリイミド樹脂の接着剤を含む。
第4観点の水晶デバイスは、一主面と他主面とにそれぞれ形成された一対の励振電極を有するATカット振動片と、ATカット振動片の周囲を囲む外枠と、を有するATカットフレームと、外枠の一主面に接合される第1面を有する水晶リッドと、外枠の他主面に接合される第2面を有する水晶ベースと、を備え、水晶ベース及び水晶リッドは、水晶の結晶軸であるZ軸から24度00分以上32度28分以下の範囲で切り出されている。
第5観点の水晶デバイスは、第4観点において、外枠の一主面と第1面との間及び外枠の他主面と第2面との間に封止材が配置されている。
第6観点の水晶デバイスは、第4観点において、外枠の一主面と第1面との間及び外枠の他主面と第2面との間が活性化されてシロキサン結合されている。
第7観点の水晶デバイスは、第4観点から第6観点において、一主面から他主面への方向から見ると、外枠の外周にキャスタレーションが形成されている。
本発明によれば、リッド及びベースをATカットの水晶ウエハとの熱膨張率の差異が小さく、さらに1つの人工水晶原石から切り出されるリッド及びベースの枚数を多く取ることにより作られた水晶デバイス及び水晶デバイスの製造方法を提供できる。
(a)は、水晶デバイス100の斜視図である。 (b)は、図1(a)のA−A断面図である。 (a)は、水晶リッド10の平面図である。 (b)は、ATカットフレーム20の平面図である。 (c)は、水晶ベース30の平面図である。 (a)は、人工水晶原石50の斜視図である。 (b)は、人工水晶原石50を+X軸方向から見た平面図である。 水晶デバイス100の製造方法を示したフローチャートである。 接合する直前のATカット水晶ウエハ70、水晶ベースウエハ80及び水晶リッドウエハ60を示した図である。 (a)は、水晶デバイス200の概略分解斜視図である。 (b)は、図6(a)のG−G断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の範囲は以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
(第1実施例)
<水晶デバイス100の構成>
本発明の水晶デバイスの構成を、図1を参照しながら説明する。
図1(a)は、水晶デバイス100の斜視図である。水晶デバイス100は、水晶リッド10と、水晶ベース30と、ATカットフレーム20とにより構成されている。水晶デバイス100は、上部に水晶リッド10が配置され、下部に水晶ベース30が配置され、ATカットフレーム20は水晶リッド10と水晶ベース30とに挟まれた位置に配置されている。また、水晶ベース30の下面には外部電極31が形成されている。
ATカットフレーム20、すなわちATカットの水晶振動片は、主面が人工水晶の結晶軸(XYZ)のY軸に対して、X軸を中心としてZ軸からY軸方向に35度15分傾斜している。このため、以降の各実施形態ではATカットの水晶振動片の軸方向を基準とし、傾斜された新たな軸をx軸、y’軸及びz’軸として用いる。また本明細書の説明としてy’軸方向の高低を、+方向を高く−方向を低いと表現する。
また、水晶リッド10及び水晶ベース30は、後述するようにZ軸から24度00分以上32度28分以下の範囲で切り出されている。ATカットの水晶振動片の軸方向が異なるが、便宜上、水晶リッド10及び水晶ベース30の軸方向もx軸、y’軸及びz’軸とする。
図1(b)は、図1(a)のA−A断面図である。ATカットフレーム20は、一主面と他主面とにそれぞれ励振電極21が形成されているATカット振動片22と、ATカット振動片22の周囲を取り囲む外枠23とを有している。ATカット振動片22は、一対の励振電極21により電圧がかけられることにより所定の振動数で振動する。一主面を+y’軸側の面、他主面を−y’側の面とすると、水晶リッド10は外枠23の一主面と接合し、水晶ベース30は外枠23の他主面と接合する。水晶リッド10は、水晶リッド10の−y’軸側の面に形成されている第1面11において外枠23と接合され、水晶リッド30は、水晶リッド10の+y’軸側の面に形成されている第2面33において外枠23と接合されている。
水晶リッド10は、−y’軸側の面の中央部に凹部12が形成されている。また、水晶ベース30は、+y’軸側の面の中央部に凹部34が形成されている。ATカットフレーム20のATカット振動片22は、水晶リッド10の凹部12と水晶ベース30の凹部34とにより形成されたキャビティ24に配置される。
水晶ベース30の第2面33には接続電極32が形成され、水晶ベース30の下面には外部電極31が形成されている。接続電極32は水晶ベース30内に形成された導通部35を通して外部電極31と電気的に接続されている。
ATカットフレーム20のATカット振動片22には励振電極21が形成されており、外枠23には引出電極25が形成されている。励振電極21と引出電極25とは電気的に接続されている。引出電極25は接続電極32に接続されることで、外部電極31と電気的に接続されている。ATカットフレーム20に形成されている電極は、水晶材上に形成されているクロム層Crと、クロム層Cr上に形成されている金層Auとにより構成されている。
図2(a)は、水晶リッド10の平面図である。水晶リッド10は、x軸方向に長軸、z’軸方向に短軸がある長方形の主面を有している。また、−y’軸側の面の外周部にはATカットフレーム20の外枠23に接続されている第1面11が形成されており、中央部には第1面11に囲まれるように凹部12が形成されている。
図2(b)は、ATカットフレーム20の平面図である。ATカット振動片22と外枠23とは接続腕26により接続されている。励振電極21から引き出されている引出電極25は、接続腕26を通り、外枠23の角まで形成されている。引出電極25は、外枠23の角の接続点27において水晶ベース30に形成されている接続電極32と接続される。接続点27は、図2(b)で点線の楕円で示している位置の−y’軸側の面に形成されている。また、図2(b)では、+y’軸側の面に形成されている励振電極21及びこの励振電極21と接続されている引出電極25を濃く、−y’軸側の面に形成されている励振電極21と接続されている引出電極25を薄く塗ってある。−y’軸側の面に形成されている励振電極21と接続されている引出電極25も+y’軸側に引き出されて外枠23上の一部に形成されている。
図2(c)は水晶ベース30の平面図である。水晶ベース30の+y’軸側の面の外周部にはATカットフレーム20の外枠23と接合する面である第2面33が形成されており、第2面33の内側には凹部34が形成されている。水晶ベース30の+y’軸側の面の第2面33の一部にはATカットフレーム20の引出電極25の接続点27に電気的に接続する接続電極32が形成されている。
水晶リッド10、ATカットフレーム20及び水晶ベース30は、それぞれ人工水晶原石50より切り出される水晶リッドウエハ60、ATカット水晶ウエハ70及び水晶ベースウエハ80を基材として形成される。以下に、水晶リッドウエハ60、ATカット水晶ウエハ70及び水晶ベースウエハ80の人工水晶原石50からの切り出し角度について説明する。
図3(a)は、人工水晶原石50の斜視図である。本明細書では、ランバード加工(研削加工)された人工水晶を人工水晶原石50と呼ぶ。人工水晶の結晶軸であるX軸、Y軸、Z軸は、水晶デバイス100を説明するために付けた方向であるx軸、y’軸、z’軸方向とは異なる。ATカットフレーム20が形成されるATカット水晶ウエハ70は人工水晶原石50のX軸に平行かつZ軸から角度θ1で切り出され、水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80は人工水晶原石50のX軸に平行かつZ軸から角度θ2で切り出される。角度θ1は35度15分±数分である。また水晶デバイス100では、角度θ2は24度00分以上32度28分以下の範囲である。図3(a)では便宜上、ATカット水晶ウエハ70と水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80とを同じ人工水晶原石50に示している。しかし実際は、一つの人工水晶原石50からはATカット水晶ウエハ70のみ、または水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80のみが切り出される。水晶リッドウエハ60と水晶ベースウエハ80とは同一の人工水晶原石50から切り出されても良い。
図3(b)は、人工水晶原石50を+X軸方向から見た平面図である。ATカット水晶ウエハ70を人工水晶原石50から角度θ1で切り出した場合、ATカット水晶ウエハ70のX軸に垂直な辺の長さW1は4インチ以上となっている。また、水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80を人工水晶原石50から角度θ2で切り出した場合、水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80のX軸に垂直な辺の長さW2も4インチ以上となっている。
<水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80の切断角度について>
水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80を人工水晶原石50から切断する角度θ2の決定には、ATカット水晶ウエハ70との線膨張係数(熱膨張係数)の違い及び人工水晶原石50からどれだけ多くのウエハを取ることができるかの2つが考慮される。以下に、角度θ2がどのように求められたかについて説明する。
水晶デバイス100は、自動車または電化製品等の内部で例えば−30℃から80℃の範囲で使用される。水晶リッド10と水晶ベース30とATカットフレーム20との線膨張係数が異なると、温度変化によってそれらの接合面がはがれたり、水晶デバイス100が割れたりするおそれがある。また、本実施形態は水晶デバイス100をウエハ単位で製造する(図4を参照)。このため、水晶リッドウエハ、水晶ベースウエハ及びATカット水晶ウエハの線膨張係数の差が大きい場合、各ウエハを接合した時にウエハに反りが発生し、反りによる水晶デバイスの破損及び反り応力による水晶デバイスの特性劣化が発生するおそれもある。そのため、水晶リッドウエハ60、水晶ベースウエハ80及びATカット水晶ウエハ70は、互いに線膨張係数が近い値を取っていることが望ましい。
仮に、水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80がATカットで切り出されていれば、ATカット水晶ウエハ70と同じ線膨張係数になり、温度変化による破損等の問題がない。しかし、人工水晶原石50から切り出されるATカットウエハは枚数が少なくなり、製造原価が高くなってしまう問題がある。そのため、リッド又はベースに水晶が使用される場合には、枚数が多く取れるZカット(角度θ2を90度とするカット)の水晶ウエハが主流であった。ところが、水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80にZカットの水晶ウエハを用いると、ATカット水晶ウエハ70との線膨張係数の違いにより、上述の水晶デバイス100の特性劣化等が問題になる。
そこで本実施形態では、水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80の線膨張係数が、ATカット水晶ウエハ70の線膨張係数が近い値を取っており、そしてできるだけウエハ枚数が取れる角度を規定する。
線膨張係数は、温度の上昇に対して長さが変化する割合を示す値である。つまり、以下の式のように書くことができる。
ΔL=α・L・ΔT ・・・・・・(1)
ここで、Lは長さ、ΔLは長さの変化、ΔTは温度の上昇、αは線膨張係数である。
水晶デバイス100では、ATカット水晶ウエハ70、水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80はx軸方向に平行に人工水晶原石50から切り出されており線膨張係数は同一である。そのため、z’軸方向の線膨張係数の違いのみが問題となる。
ATカット水晶ウエハ70の線膨張係数は、z’軸方向に8.6ppm/℃である。リッド及びベースに要求される線膨張係数の仕様としては、ATカット水晶ウエハ70の線膨張係数との差が±1.0ppm/℃以内であることが望ましい。つまり、リッド及びベースの線膨張係数は、z’軸方向に7.6ppm/℃から9.6ppm/℃であることが望ましい。
この±1.0ppm/℃以内という値は水晶デバイスを熱衝撃試験して得られた結果である。つまり、ATカットフレーム20とは線膨張係数の異なるリッド及びベースを接合して完成した水晶デバイスに、−30℃から80度の温度変化を繰り返し与え、どれだけの数の水晶デバイスが破損したかを実験して得られた結果である。
z’軸方向の線膨張係数は下記の式により求めることができる。
αz’=Ay×sinθ+Az×cosθ ・・・・・(2)
ここで、αz’はz’軸方向の線膨張係数、AyはY軸方向の線膨張係数(12.2ppm/℃)、AzはZ軸方向の線膨張係数(6.8ppm/℃)、θはZ軸とz’軸との成す角度である。
式(2)により、z’軸方向の線膨張係数が7.6ppm/℃のとき、角度θは23度00分である。また、ウエハの枚数を多く取るためには角度θ2は35度15分以下が望ましい。そのため、角度θが35度15分以上になるz’軸方向の線膨張係数が8.6ppm/℃以上の値は望ましくはない。以上により線膨張係数から考えられる角度θ2の範囲は23度00分以上35度15分以下が望ましい。
他方、人工水晶原石50からできる限り多くの水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80を取得するためには、図3(b)において角度θ2を0度とすることが望ましい。しかし、ATカット水晶ウエハ70の4インチの大きさに合わせるために、水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80の長さW2は、少なくとも4インチ以上である必要がある。水晶リッドウエハ60及び水晶ベースウエハ80の長さW2を4インチ以上にして人工水晶原石50から最大数のウエハを取得するためには角度θ2が24度00分以上であることが望ましい。
なお、人工水晶はオートクレーブと呼ばれる高温高圧容器を用い、水熱合成法により製造される。オートクレーブで製造される4インチウエハ用の人工水晶は、結晶方向の成長速度との関係から、人工水晶原石50の大きさが決まっている。
以上により、z’軸方向の線膨張係数及びウエハの長さW2が4インチ以上になることを考慮すると、角度θ2は24度00分以上35度15分以下の範囲が望ましいことになる。また、角度θ2の値を小さくした場合のウエハ取得枚数の増加率と、角度θ2は35度15分に近いほどATカット水晶ウエハ70の線膨張係数との差が小さくなり水晶デバイスの耐久性が高いことの両方をさらに考慮した場合、角度θ2は31度58分±30分であることが更に望ましい。角度θ2が31度58分+30分、つまり32度28分であるとき、線膨張係数はz’軸方向に8.36ppm/℃である。また、角度θ2が31度58分−30分、つまり31度28分であるとき、線膨張係数はz’軸方向に8.27ppm/℃である。これはATカット水晶ウエハ70の線膨張係数8.6ppm/℃から−0.24ppm/℃から−0.33ppm/℃であり、ATカット水晶ウエハ70の線膨張係数との差が小さく抑えられている。望ましい角度θ2の範囲としては31度58分±30分であるが、角度θ2はこの値よりも小さくても十分使用することができ、また、ウエハの取得枚数の増加という利点も大きい。そのため、角度θ2の範囲としては、24度00分以上32度28分以下の範囲が好ましいと言える。また、これらの結果は、4インチ以上のウエハのみではなく、3インチ以上のウエハに適用しても良い。
<水晶デバイス100の作製方法>
図4は、水晶デバイス100の製造方法を示したフローチャートである。
ステップS101では、水晶原石がランバード加工される。ランバード加工は、水晶原石の結晶軸を出し、水晶原石の表面の凹凸をなくすように研削し、棒状の使いやすい状態にする工程である。図3(a)に示した人工水晶原石50はランバード加工された後の状態を示している。
ステップS111からステップS113はATカット水晶ウエハを用意する工程である。
ステップS111では、X軸を中心として人工水晶原石50のZ軸から35度15分にATカット水晶ウエハ70が切り出される。これによりATカット水晶ウエハ70が用意される。ATカット水晶ウエハ70の人工水晶原石50からの切り出され方は、図3に示された通りである。
ステップS112では、ATカット水晶ウエハ70がエッチングされ、ATカットフレーム20の外形が形成される。ステップS112では、エッチングにより外枠23とATカット振動片22との外形が規定される。
ステップS113では、ATカットフレーム20に電極が形成される。ATカットフレーム20にクロムCr及び金Auが蒸着されることにより、励振電極21と引出電極25とが形成される。
ステップS121からステップS123は水晶ベースウエハ80を用意する工程である。
ステップS121では、X軸を中心として人工水晶原石50のZ軸から31度58分±30分に水晶ベースウエハ80が切り出される。これにより水晶ベースウエハ80が用意される。水晶ベースウエハ80の人工水晶原石50からの切り出され方は、図3に示された通りである。
ステップS122では、水晶ベースウエハ80がエッチングされ、水晶ベース30の外形が形成される。ステップS122では、水晶ベースウエハ80にエッチングにより凹部34及び第2面33等が形成される。
ステップS123では、水晶ベースウエハ80に電極が形成される。水晶ベースウエハ80にクロムCr及び金Auが蒸着され、外部電極31、接続電極32及び導通部35等が形成される。
ステップS131からステップS132は水晶リッドウエハ60を用意する工程である。
ステップS131で、X軸を中心として人工水晶原石50のZ軸から24度00分以上32度28分以下の範囲に切り出される。水晶リッドウエハ60は水晶ベースウエハ80と同じであるため、ステップS121とステップS131とは同じ工程であってもよい。
ステップS132では、水晶リッドウエハ60がエッチングされ、水晶リッド10の外形が形成される。水晶リッドウエハ60がエッチングされて凹部12が形成される。
なお、ATカット水晶ウエハを用意する工程と、水晶ベースウエハを用意する工程と、水晶リッドウエハを用意する工程とは順不同で行われる。
ステップS141で、ATカット水晶ウエハ70、水晶ベースウエハ80及び水晶リッドウエハ60が接合される。図5を参照してウエハの接合について説明する。
図5は、接合する直前のATカット水晶ウエハ70、水晶ベースウエハ80及び水晶リッドウエハ60を示した図である。ATカット水晶ウエハ70、水晶ベースウエハ80及び水晶リッドウエハ60にはそれぞれ多数のATカットフレーム20、水晶ベース30及び水晶リッド10が形成されている。各ウエハは+y’方向から水晶リッドウエハ60、ATカット水晶ウエハ70、水晶ベースウエハ80の順に並べられる。この時、水晶リッド10、ATカットフレーム20、水晶ベース30が重なるように各ウエハが調整され、その後に重ねられる。
水晶デバイス100の水晶リッド10、ATカットフレーム20および水晶ベース30は水晶を基材としているためシロキサン結合(Si−O−Si結合)により接合されることができる。シロキサン結合では前処理として、ウエハ同士が接合される面である外枠23の一主面及び他主面、第1面11及び第2面33を鏡面状態にし、酸素含有雰囲気中で短波長の紫外線を照射して活性化し、清浄な状態にしておく。その後、真空中又は不活性ガス雰囲気中で、接合される面が活性化した状態のウエハが位置合わせして重ね合わされ、100℃から200℃程度の比較的低温に加熱した状態で加圧することによりウエハがシロキサン結合で強固に接合する。前処理の方法は、紫外線照射による方法の他に、プラズマ処理による方法、イオンビームを接合面に照射する方法等が知られている。
図4に戻って、ステップS142ではダイシングソーなどにより分割工程が行われる。分割工程では、ウエハに形成された水晶デバイス100が個々の大きさに切断して分割される。
(第2実施例)
<水晶デバイス200の構成>
水晶デバイス100は、図4のステップS141においてシロキサン結合を用いて各ウエハを接合して形成したが、封止材により各ウエハを接合しても良い。以下に、封止材によって各ウエハを接合することにより形成される水晶デバイス200について説明する。
図6(a)は、水晶デバイス200の概略分解斜視図である。水晶デバイス200は、水晶リッド210と、水晶ベース230と、ATカット振動片222とATカット振動片222を囲むようにして形成される外枠223を備えるATカットフレーム220とにより構成されている。水晶リッド210は水晶デバイス200の+y’軸側に配置され、水晶ベース230は水晶デバイス200の−y’軸側に配置される。ATカットフレーム220は水晶リッド210と水晶ベース230とに挟まれるようにして配置されている。水晶デバイス200は、水晶リッド210とATカットフレーム220との間及びATカットフレーム220と水晶ベース230との間に配置された封止材90で互いに接合される。封止材90は、金錫又は金ゲルマニウム等からなる共晶金属である。
水晶リッド210は、水晶リッド210の−z軸側の面に形成される第1面211においてATカットフレーム220の外枠223と接合される。また、第1面211には金属環213が形成される。水晶リッド210の外周の四隅にはキャスタレーションが形成されている。その中の1つである第1キャスタレーション214には金属膜が形成されており、この金属膜は金属環213と電気的に接続される。また、第6キャスタレーション215にも金属膜が形成されるが、この金属膜は金属環213と電気的に接続されない。
ATカットフレーム220はATカット振動片222と外枠223とにより構成されている。ATカット振動片222の一主面である+y’軸側の面と、他主面である−y’軸側の面とにそれぞれ一対の励振電極221が形成されている。また、外枠223の一主面と他主面とにはそれぞれ金属環225及び金属環226が形成されており、引出電極224により励振電極221と電気的に接続されている。また、外枠223の外周の四隅にはキャスタレーションが形成されている。その中の第2キャスタレーション227および第3キャスタレーション228には金属膜が形成されている。第2キャスタレーション227に形成されている金属膜は一主面に形成されている金属環225と電気的に接続されており他主面に形成されている金属環226とは電気的に接続されていない。第3キャスタレーション228に形成されている金属膜は他主面に形成されている金属環226と電気的に接続されており一主面に形成されている金属環225とは電気的に接続されていない。
水晶ベース230は、水晶ベース230の+y’軸側の面に形成される第2面233においてATカットフレーム220の外枠223と接合される。また、第2面233の内側には凹部234が形成されている。水晶ベース230の−y’軸側の面には外部電極231a及び外部電極231bが形成されており、第2面233には金属環232が形成されている。また、水晶ベース230の外周の四隅にはキャスタレーションが形成されている。その中の第4キャスタレーション235および第5キャスタレーション236には金属膜が形成されている。第4キャスタレーション235に形成されている金属膜は外部電極231aと電気的に接続され、金属環232とは電気的に接続されていない。第5キャスタレーション236に形成されている金属膜は外部電極231bおよび金属環232と電気的に接続されている。
図6(b)は、図6(a)のG−G断面図である。水晶デバイス200は、水晶リッド210とATカットフレーム220との間及びATカットフレーム220と水晶ベース230との間に封止材90が形成されている。また、水晶デバイス200は、水晶リッド210の第1キャスタレーション214と、ATカットフレーム220の外枠223の第2キャスタレーション227と、水晶ベース230の第4キャスタレーション235とが重なるように配置されている。また、水晶リッド210の第6キャスタレーション215と、ATカットフレーム220の外枠223の第3キャスタレーション228と、水晶ベース230の第5キャスタレーション236とが重なるように配置されている。
第1キャスタレーション214、第2キャスタレーション227及び第4キャスタレーション235に形成されている金属膜は互いに電気的に接続されている。また、第6キャスタレーション215、第3キャスタレーション228及び第5キャスタレーション236に形成されている金属膜は互いに電気的に接続されている。そのため、ATカット振動片222の一主面に形成されている励振電極221と外部電極231aとが互いに電気的に接続され、ATカット振動片222の他主面に形成されている励振電極221と外部電極231bとが互いに電気的に接続される。第6キャスタレーション215の金属膜は作製の都合上形成されるものであり電極としては使用されない。
水晶デバイス200の作製方法は、基本的には水晶デバイス100の作製方法と同じである。つまり、図4に示されたフローチャートとほぼ同じであり数工程で異なるのみである。
水晶デバイス100では、水晶リッド10に金属膜が形成されなかったが、水晶デバイス200では金属膜が形成されるため金属環を形成する工程が必要である。また、水晶デバイス200は図4のステップS141で説明したシロキサン結合に代えて共晶金属による封止材90により各ウエハが接合される。
なお水晶デバイス200では、図4のステップS132の後に水晶リッドウエハに電極が形成される。
以上、本発明の最適な実施形態について詳細に説明したが、当業者に明らかなように、本発明はその技術的範囲内において実施形態に様々な変更・変形を加えて実施することができる。例えば、水晶デバイス200の水晶リッド210に金属環213を形成する必要はない。この場合には、共晶金属の封止材90の代わりに、低融点ガラス、エポキシ樹脂又はポリイミド樹脂の接着剤(封止材)が使用される。
10、210 水晶リッド
11 第1面
12 凹部
20、220 ATカットフレーム
21、221 励振電極
22、222 ATカット振動片
23、223 外枠
24 キャビティ
25、224 引出電極
26 接続腕
27 接続点
30、230 水晶ベース
31、231a、231b 外部電極
32 接続電極
33、233 第2面
34、234 凹部
35 導通部
50 水晶原石
60 水晶リッドウエハ
70 ATカット水晶ウエハ
80 水晶ベースウエハ
90 封止材
100、200 水晶デバイス
213、225、226、232 金属環
214 第1キャスタレーション
215 第6キャスタレーション
227 第2キャスタレーション
228 第3キャスタレーション
235 第4キャスタレーション
236 第5キャスタレーション

Claims (8)

  1. 一主面と他主面とを有するATカット振動片と前記ATカット振動片の周囲を囲み且つ前記ATカット振動片を支持する外枠とを有するフレームを複数含むATカット水晶ウエハを用意する工程と、
    前記外枠の一主面に接合される第1面を有するリッドを複数含む水晶リッドウエハを用意する工程と、
    前記外枠の他主面に接合される第2面を有するベースを複数含む水晶ベースウエハを用意する工程と、
    前記ATカット水晶ウエハ、前記水晶ベースウエハ及び水晶リッドウエハを接合する接合工程と、を備え、
    前記ATカット水晶ウエハ、前記水晶ベースウエハ及び水晶リッドウエハは、3〜4インチサイズであり、
    前記水晶ベースウエハ及び水晶リッドウエハは、水晶の結晶軸であるZ軸から24度00分以上32度28分以下の範囲で切り出されている水晶デバイスの製造方法。
  2. 前記接合工程は、前記外枠の一主面と前記第1面との間及び前記外枠の他主面と前記第2面との間に封止材を塗布する封止材接合、又は前記外枠の一主面、他主面、前記第1面及び前記第2面を活性化させて接合するシロキサン結合を含む請求項1に記載の水晶デバイスの製造方法。
  3. 前記封止材はガラス、エポキシ樹脂、共晶金属又はポリイミド樹脂の接着剤を含む請求項2に記載の水晶デバイスの製造方法。
  4. 一主面と他主面とにそれぞれ形成された一対の励振電極を有するATカット振動片と、前記ATカット振動片の周囲を囲む外枠と、を有するATカットフレームと、
    前記外枠の一主面に接合される第1面を有する水晶リッドと、
    前記外枠の他主面に接合される第2面を有する水晶ベースと、
    を備え、
    前記水晶ベース及び水晶リッドは、水晶の結晶軸であるZ軸から24度00分以上32度28分以下の範囲で切り出されている水晶デバイス。
  5. 水晶リッド、水晶ベース及びATカットフレームのX軸方向が一致する請求項4に記載の水晶デバイス。
  6. 前記外枠の一主面と前記第1面との間及び前記外枠の他主面と前記第2面との間に封止材が配置されている請求項4又は請求項5に記載の水晶デバイス。
  7. 前記外枠の一主面と前記第1面との間及び前記外枠の他主面と前記第2面との間が活性化されてシロキサン結合されている請求項4又は請求項5に記載の水晶デバイス。
  8. 前記一主面から前記他主面への方向から見ると、前記外枠の外周にキャスタレーションが形成されている請求項4から請求項6のいずれか一項に記載の水晶デバイス。
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