JP5492494B2 - 像担持体及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
像担持体及びこれを用いた画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5492494B2 JP5492494B2 JP2009190097A JP2009190097A JP5492494B2 JP 5492494 B2 JP5492494 B2 JP 5492494B2 JP 2009190097 A JP2009190097 A JP 2009190097A JP 2009190097 A JP2009190097 A JP 2009190097A JP 5492494 B2 JP5492494 B2 JP 5492494B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- image carrier
- developer
- forming apparatus
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Description
さらに、この可視化された画像を普通紙等の記録媒体に印刷する場合は、図7に示されるように、記録媒体供給装置11により搬送される普通紙等の記録媒体12が、感光体1'及び転写ローラ13等によりなる転写部に搬送され、感光体1'から現像剤7が転写ローラ13に向かって移行することにより、記録媒体12上に転写される。そして、記録媒体12が定着装置14に搬送され、そこで現像剤7が記録媒体12に定着して印刷が完了する。
この電界カーテン装置を有する画像形成装置は、例えば、特許文献5に記載されているように、帯電器により像担持体である感光体が正の電位に一様に帯電され、その後、レーザ発振走査装置等の露光手段によって感光体が露光され、静電潜像が感光体に形成されるというものである。
さらに、この電子写真方式の印刷装置では、帯電、露光、現像、転写、定着というように画像形成プロセスが複雑であるという問題もある。
例えば、特許文献6に記載の画像形成装置は、表面に絶縁性の無機ガラス層を有する像担持体に、針電極を用いて静電潜像を書き込むものであり、特許文献7に記載の画像形成装置は、アルミニウム等の導電性材料からなり、接地されている基材と、この基材の外周に形成された絶縁性を有する帯電体層からなる像担持体に、書込電極を用いて静電潜像を書き込むものである。
また、帯電体層として樹脂を用いることも考えられるが、例えば、ホルマリン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリアミド樹脂などの体積抵抗が低い樹脂では、高解像度の画像が得られないという問題があり、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂などの硬度が低い樹脂では、耐擦性が不足し、印刷枚数の増加に伴い画像に傷などの不具合が生じるという問題がある。
(1) 画像形成装置に用いられる像担持体であって、当該像担持体の外周表面の帯電体層が、体積抵抗が1015Ωcm以上、かつロックウェルM硬度が70度以上の樹脂で形成されている像担持体、
(2) 帯電体層が基材の外周表面上に形成されている上記(1)に記載の像担持体、
(3) 基材が導電性基材である上記(2)に記載の像担持体、
(4) 像担持体が円筒である上記(1)〜(3)のいずれかに記載の像担持体、
(5) 上記(1)〜(4)のいずれかに記載の像担持体、当該像担持体の帯電体層に静電潜像を形成するための帯電装置、現像剤を当該帯電体層に移行させるための現像ローラ、当該現像ローラに現像剤を付着させるための現像剤供給ローラ及び当該現像ローラ上の現像剤を規制するための現像剤規制ブレードを有する画像形成装置、
(6) 上記(1)〜(4)のいずれかに記載の像担持体、当該像担持体の帯電体層に静電潜像を形成するための帯電装置及び現像剤を当該帯電体層に移行させるための電界カーテン装置を有する画像形成装置、
を提供するものである。
〔像担持体〕
本発明の画像形成装置に用いられる像担持体は、像担持体の外周表面に帯電体層が形成されているものであり、像担持体全体が帯電体層となっていても、基材の外周表面上に帯電体層が形成されているものであってもよい。
図1は、本発明の実施の形態に係る像担持体の一構成例を示す斜視図である。図1において、1は像担持体であり、2は帯電体層である。図1では、円筒状の樹脂により帯電体層2が形成されており、この帯電体層2がそのまま像担持体1となっている。このような像担持体1(帯電体層2)は、樹脂を押出成形法等により製造することができる。
また、上記図1では、像担持体1を円筒状の像担持体としたが、円筒状の像担持体に限らず、ベルト状の像担持体とすることもできる。
体積抵抗が1015Ωcm未満では、静電潜像を形成する際に電荷の漏洩が生じ、潜像に隣接する領域のコントラストが不明瞭となり、高解像度の画像が得られにくくなるからである。体積抵抗の測定法は、JIS K6911を用い得る。また、ロックウェルM硬度が70度未満では、耐擦性が不足するため、印刷枚数の増加に伴い帯電体層と後記する帯電装置や記録媒体との接触により帯電体層に傷等が発生し、画像の不具合が発生しやすくなるからである。
体積抵抗としては、1016Ωcm以上がさらに好ましい。また、ロックウェルM硬度としては、80度以上がさらに好ましい。
このような体積抵抗及びロックウェルM硬度を有する樹脂としては、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂を例示することができるが、特に、ポリカーボネートは、溶媒に溶解して塗料を作製することが容易であるため、帯電体層2を作製しやすいので好ましい。
また、これらの樹脂には、帯電性を調整するため、サリチル酸金属錯体等の帯電制御剤を混合してもよい。
帯電体層2をそのまま像担持体1として用いる場合の像担持体1(帯電体層2)の厚さは、0.5〜20mmが好ましく、1〜10mmがより好ましく、1〜3mmがさらに好ましい。この範囲であれば、電位を保持し、強度を保ち、重量を軽くすることができるからである。
そして、基材3の外周表面上に形成される帯電体層2としては、上記したような体積抵抗が1015Ωcm以上、かつロックウェルM硬度が70度以上の樹脂、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂を用いることができる。
導電性を持たせた樹脂及び導電性を有する金属のような導電性を有する材料を基材3として用いた場合は、帯電体層2を薄層とすることにより、帯電電位に対する帯電電荷量が少なくなるため、帯電・除電が容易になるため好ましい態様である。
基材3の厚さは、0.5〜20mmが好ましく、1〜10mmがより好ましく、1〜3mmがさらに好ましい。この範囲であれば、像担持体の強度を保ち、重量を軽くすることができるからである。
帯電体層2の厚さは、基材3を被覆することができる程度の厚さを有していればよく、厚さ0.05〜300μmが好ましく、0.1〜100μmがより好ましく、1〜10μmがさらに好ましい。この範囲であれば、電位を保持することができるからである。
例えば、帯電体層2の樹脂としてポリカーボネート樹脂を用いる場合は、塩化メチレンとトリクロロエタンの混合溶媒にポリカーボネート樹脂を溶解して塗料とし、この塗料を上記した塗布方法により塗布して、円筒状の基材3の外周表面上に帯電体層2を形成することができる。
このような円筒状の像担持体1は、その端部には樹脂又は金属のフランジ等が設置され、このフランジ等を駆動装置に接続させるようにして、画像形成装置に組み込むことができる。
帯電装置は、像担持体の帯電体層の所望の部分と接触しその部分に電荷を与えて、帯電体層に静電潜像を形成するためのものである。帯電装置は、絶縁性の基板に像担持体の軸方向と同一の方向に導電性の微細な電極が複数形成されており、像担持体の軸方向と直交する方向に一列又は複数列電極が配列されているような公知のものを用いることができる。例えば、いわゆる針電極や櫛形電極が形成された帯電装置、前記特許文献7(特開2002−172813号公報)の図17に開示されているような基板に微細な電極が複数配列された帯電装置を好ましく用いることができる。
電極の幅は、例えば、3〜350μmが好ましく、20〜200μmがより好ましく、40〜100μmがさらに好ましい。また、電極間の幅は、例えば、1〜100μmが好ましく、3〜50μmがより好ましく、5〜30μmがさらに好ましい。このような電極の幅及び電極間の幅の範囲であれば、電極の形成が容易であり、像担持体に高解像度の静電潜像を付与することができるようになるからである。
特に、帯電装置は、像担持体の帯電体層に接触するものであるから、帯電装置の基材は樹脂やゴムを主体とするある程度の軟らかさを有するものが好ましく、薄板状やフィルム状のものが好ましい。
次に、本発明の像担持体を有する画像形成装置について説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置を用いて印刷をおこなう場合の一構成例を示す模式図である。
1は像担持体であり、5は帯電装置であり、6は現像剤容器であり、7は現像剤であり、8は現像ローラであり、9は現像剤供給ローラであり、10は現像剤規制ブレードであり、11は記録媒体供給装置であり、12は記録媒体であり、13は転写ローラであり、14は定着固定装置である。
この帯電装置5は、現像プロセスの上流に位置し、さらに上流には帯電体層2の電位を接地等により放電させる手段や、所定の電位と逆極性に帯電させる手段を設け、静電潜像を安定化させるようにしてもよい。
さらに、記録媒体供給装置11、記録媒体12、転写ローラ13及び定着固定装置14は、電子写真方式の印刷装置に通常用いられる記録媒体供給装置、記録媒体、転写ローラ13及び定着固定装置を用いることができる。
像担持体1は、帯電装置5によって、例えば、像担持体1の帯電体層2の現像剤7を移行させない部分の電位をプラス300Vに帯電させ、現像剤6を移行させたい部分を接地し電位をプラス5Vに帯電させる。これにより、静電潜像が像担持体1の帯電体層2に形成される。
上記の方法では、現像ローラ8から像担持体1の帯電体層2の現像剤7を移行させる部分の電位をプラス5Vとしたが、現像剤7を移行させる部分を接地してゼロ電位としたり、転写ローラ13よりはるかに低い−5〜−50V程度の負電圧を印加して微弱に負帯電させたりすることもできる。特に、ゼロ電位から微弱に正帯電させた状態が好ましい。
さらに、像担持体1の帯電体層2は、所定の電位となるように電圧を印加するが、電圧印加に先立って、接地等の方法で放電させたり、所定の電位とは逆電極に帯電させたりする等の方法により、静電潜像を安定化させるのも好ましい態様である。
このように、本発明の像担持体1によれば、現像剤7の負極性、正極性のいずれによっても、像担持体を変える必要がなく、一つの像担持体によって、負極性及び正極性のいずれの現像剤も用いることができるという利点もある。
次に、本発明の画像形成装置を用いてカラー印刷をおこなう方法について説明する。
図4及び5は、本発明の画像形成装置を用いてカラー印刷をおこなう場合の構成例を示す模式図であり、図4は、いわゆる中間転写ベルト型のカラー印刷装置であり、図5は、いわゆる記録媒体タンデム型のカラー印刷装置である。
また、必要に応じて、図示しない弾性ローラやブレードで中間転写ベルト15をクリーニングしたり、除電したりすることができる。
また、必要に応じて、図示しない弾性ローラやブレードで記録媒体搬送ベルトをクリーニングしたり、除電したりすることができる。
このほかにも、電子写真方式の4サイクル方式のカラー印刷も採用することができる。
本発明の像担持体は、上記したような画像形成装置に限らず、電界カーテン装置を有する画像形成装置等の像担持体として用いることができる。
図6は、本発明の画像形成装置の他の構成例を示す模式図であり、本発明の像担持体を用いた電界カーテン装置を有する画像形成装置の一構成例を示すものである。
1は像担持体であり、5は帯電装置であり、6は現像剤容器であり、7は現像剤であり、31は電界カーテンパネルであり、32は電極であり、33は電界カーテン駆動用のn相交流電源である。
電界カーテンパネル31上には、複数の電極32が形成されており、電界カーテン駆動用のn相交流電源33により、この複数の電極32に電圧が印加されるようになっている。
また、現像剤容器6は、現像剤7、電界カーテンパネル31等を収納しており、その一部が開口している開口部を有しており、その開口部で電界カーテンパネル31上に形成された複数の電極32の一部が像担持体1に対面している。
ここで、電界カーテン装置とは、少なくとも、電界カーテンパネル31、電界カーテンパネル31上に形成された複数の電極32及び電界カーテン駆動用のn相交流電源33を含む装置を意味する。
なお、図6では、電界カーテンパネル31が水平に配置されている場合を示したが、水平に限らず、斜めでも、一部が斜めで一部が水平のものであってもよい。また、図6では、現像剤容器6の底面が水平の場合を示したが、像担持体1に移行されなかった現像剤7を現像剤だまりに回収できるように現像剤容器6の底面を斜めにしてもよい。
実施例1
(1)像担持体
直径40mm、厚さ1.5mm、長さ220mmのアルミニウム製の円筒状の導電性基材3の外周表面上にポリカーボネート(三菱化学社製)を塩化メチレンとトリクロロエタンの混合溶媒に溶解した塗料を塗布・乾燥し、厚さ40μmの帯電体層2を形成し、図2に示すような、静電潜像を形成するための像担持体1(像担持体1a)を製造した。
また、帯電体層2の材料であるポリカーボネートのロックウェルM硬度を測定するために、直径100mm、厚さ2mmの試料を作製し、松沢精機社製の硬度計を用いてJIS K6911法により測定したところ、そのロックウェルM硬度は82度であった。
帯電装置5として、櫛形の電極を有するフレキシブル・プリント基板からなる帯電装置を用いた。
(3)現像剤
スチレンアクリル樹脂(60質量部)、カーボンブラック(35質量部)、ワックス(4質量部)、樹脂酸変成シアン化合物の帯電制御剤(1質量部)等をミキサーで混練し、粉砕、分級して、粒径6μmの正の帯電性を有する現像剤7を得た。
特許第2990005号公報に記載されている方法により、末端にアリル型の第一級水酸基を有するポリブタジエン系のポリオールとトリレンジイソシアネート(TDI)との反応により得られたポリウレタン樹脂を金属シャフトの外周に有する外形が16mmの現像ローラ8を得た。
(5)現像剤供給ローラ
特許第2855335号公報に記載されている方法により、ポリウレタンフォームで、無電界メッキを施した直径6mmの硫黄快削鋼軸を被覆し、ポリウレタン系熱溶融フィルム接着剤で接着し、フォーム部の外形が12mmとなるように切削して現像剤供給ローラを得た。
特開2004−163615号公報に記載されているようなブレードの長さ方向に突出するリブが設けられている現像剤規制ブレード10を用いた。
(7)画像形成装置
上記の像担持体1、帯電装置5、現像剤7、現像ローラ8、現像供給ローラ9等を有する図3に示すような画像形成装置を用いた。
図3に示すような画像形成装置を用いて普通紙の記録媒体12に印刷した。
このとき、記録媒体12としてはゼロックス社製4420普通紙を用い、現像ローラ8と現像供給ローラ9の電位はプラス200Vとし、転写ローラ13の電位はマイナス250Vとした。
まず、帯電装置5により、像担持体1aの帯電体層2の現像剤7を移行させない部分の電位をプラス300Vに帯電させ、現像剤7を移行させたい部分の電位をプラス5Vに帯電させた。
次いで、記録媒体供給装置11から搬送された普通紙の記録媒体12を転写部に送り、像担持体1aと転写ローラ13とにより印刷し、定着固定装置14により現像剤5を定着した。この印刷物を目視により観察したところ、良好な画像が得られていることを確認した。
(1)像担持体
直径40mm、厚さ1.5mm、長さ220mmのポリカーボネート製(三菱化学社製)の円筒状の基材を押出成形法により形成し、それをそのまま図1に示すような、静電潜像を形成するための像担持体1(像担持体1b)とした。
そして、この像担持体1b(帯電体層2)の材料であるポリカーボネートは、実施例1と同じであるので、体積抵抗は1016Ωcmであり、ロックウェルM硬度は82度である。
像担持体1bのほか、実施例1と同様の帯電装置5、現像剤7、現像ローラ8、現像剤供給ローラ9及び現像剤規制ブレード10を用いて、図3に示すような画像形成装置を構成し、この画像形成装置用いて、実施例1と同様の印刷条件で、普通紙の記録媒体12に印刷し、現像剤5を定着した。この印刷物を目視により観察したところ、実施例1と同様に良好な画像が得られていることを確認した。
(1)像担持体
直径40mm、厚さ1.5mm、長さ220mmのポリアセタール(ポリプラスチック社製)の円筒状の基材を射出成形法により形成し、それをそのまま図1に示すような、静電潜像を形成するための像担持体1(像担持体1b)とした。
そして、同材料を直径100mm、厚さ2mmの円板に成形した試料の体積抵抗及びロックウェルM硬度を実施例1と同様に測定したところ、体積抵抗は1017Ωcmであり、ロックウェルM硬度は90度であった。
(2)画像形成装置及び印刷条件
この像担持体1bを用いて、実施例2と同様の画像形成装置及び印刷条件で、印刷物を印刷した。この印刷物を目視により観察したところ、実施例1と同様に良好な画像が得られていることを確認した。
(1)像担持体
直径40mm、厚さ1.5mm、長さ220mmのフェノール樹脂(日立化成社製)の円筒状の帯電体層2を射出成形法により形成し、それをそのまま図1に示すような、静電潜像を形成するための像担持体1(像担持体1b)とした。
そして、帯電体層2の材料であるフェノール樹脂の体積抵抗及びロックウェルM硬度を実施例3と同様に測定したところ、体積抵抗は1013Ωcmであり、ロックウェルM硬度は95度であった。
(2)画像形成装置及び印刷条件
この像担持体1bを用いて、実施例2と同様の画像形成装置及び印刷条件で、印刷物を印刷した。この印刷物を目視により観察したところ、実施例1より画像の解像度が劣っており、高精彩な画像の輪郭がぼやけていた。
(1)像担持体
比較例1と同様にして、ポリプロピレン樹脂(三井化学社製)の円筒状の基材を射出成形法により形成し、それをそのまま図1に示すような、静電潜像を形成するための像担持体1(像担持体1b)とした。
そして、帯電体層2の材料であるフェノール樹脂の体積抵抗及びロックウェルM硬度を実施例3と同様に測定したところ、体積抵抗は1016Ωcmであり、ロックウェルM硬度は65度であった。
(2)画像形成装置及び印刷条件
この像担持体1bを用いて、実施例2と同様の画像形成装置及び印刷条件で、印刷物を印刷した。この印刷物を目視により観察したところ、当初は良好な画像が得られたが、印刷枚数の増加にともない、白い筋が発生するようになり、像担持体表面を観察したところ、周方向に傷が発生していた。
2 帯電体層
3 基材
Claims (4)
- 画像形成装置に用いられる像担持体であって、当該像担持体の全体をなす帯電体層が、体積抵抗が1015Ωcm以上、かつロックウェルM硬度が70度以上の樹脂で構成されている像担持体。
- 像担持体が円筒である請求項1に記載の像担持体。
- 請求項1又は2に記載の像担持体、当該像担持体の帯電体層に静電潜像を形成するための帯電装置、現像剤を当該像担持体の表面に移行させるための現像ローラ、当該現像ローラに現像剤を付着させるための現像剤供給ローラ及び当該現像ローラ上の現像剤を規制するための現像剤規制ブレードを有する画像形成装置。
- 請求項1又は2に記載の像担持体、当該像担持体の帯電体層に静電潜像を形成するための帯電装置及び現像剤を当該帯電体層に移行させるための電界カーテン装置を有する画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009190097A JP5492494B2 (ja) | 2009-08-19 | 2009-08-19 | 像担持体及びこれを用いた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009190097A JP5492494B2 (ja) | 2009-08-19 | 2009-08-19 | 像担持体及びこれを用いた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011043561A JP2011043561A (ja) | 2011-03-03 |
JP5492494B2 true JP5492494B2 (ja) | 2014-05-14 |
Family
ID=43831056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009190097A Expired - Fee Related JP5492494B2 (ja) | 2009-08-19 | 2009-08-19 | 像担持体及びこれを用いた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5492494B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5956898B2 (ja) * | 2012-10-05 | 2016-07-27 | 株式会社沖データ | 画像形成ユニットおよび画像形成装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6136752A (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-21 | Canon Inc | 静電記録装置の記録媒体 |
JPS61184562A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-08-18 | Canon Inc | 静電記録装置 |
JPS61184563A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-08-18 | Canon Inc | 静電記録装置 |
JPS61184564A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-08-18 | Canon Inc | 静電記録装置 |
JPS61144656A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-02 | Canon Inc | 静電記録装置 |
JP3373604B2 (ja) * | 1993-08-18 | 2003-02-04 | 株式会社リコー | 乾式現像装置 |
JP2002099141A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-05 | Canon Inc | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 |
JP2005195953A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Sharp Corp | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 |
-
2009
- 2009-08-19 JP JP2009190097A patent/JP5492494B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011043561A (ja) | 2011-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USRE47726E1 (en) | Image forming apparatus | |
CN100561372C (zh) | 成像设备 | |
US7778573B2 (en) | Image forming apparatus and process cartridge | |
US7113726B2 (en) | Charging device, image forming process cartridge, and image forming apparatus including the charging device | |
JP2010231007A (ja) | 帯電ロール並びにこれを用いた交換部品及び画像形成装置 | |
JP2002333762A (ja) | 帯電装置および画像形成装置 | |
US20090297238A1 (en) | Brush roller, image forming apparatus, and process cartridge | |
JP5492494B2 (ja) | 像担持体及びこれを用いた画像形成装置 | |
US10788768B2 (en) | Charging device, image former, and image forming apparatus that electrically charge a surface of a charging target member | |
JP2007094222A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP5365732B2 (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
US20230288835A1 (en) | Conductive roller | |
JP5145846B2 (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
EP4184024A1 (en) | Conductive roller, image-forming device, and method for inspecting conductive roller | |
CN102902188A (zh) | 图像形成设备 | |
JP2010191208A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5446165B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 | |
JP2006184373A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4821920B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4821919B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010237663A (ja) | 像担持体及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2009098540A (ja) | 帯電装置及び画像形成装置 | |
JP2011008087A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2006189704A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003107834A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120808 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131015 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140303 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5492494 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |