JP5488588B2 - 光学素子、光学素子の製造方法、発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法 - Google Patents

光学素子、光学素子の製造方法、発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5488588B2
JP5488588B2 JP2011503780A JP2011503780A JP5488588B2 JP 5488588 B2 JP5488588 B2 JP 5488588B2 JP 2011503780 A JP2011503780 A JP 2011503780A JP 2011503780 A JP2011503780 A JP 2011503780A JP 5488588 B2 JP5488588 B2 JP 5488588B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical element
concave
light emitting
emitting unit
outer edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011503780A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010103968A1 (ja
Inventor
修志 池永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2011503780A priority Critical patent/JP5488588B2/ja
Publication of JPWO2010103968A1 publication Critical patent/JPWO2010103968A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5488588B2 publication Critical patent/JP5488588B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/10Construction of plunger or mould for making hollow or semi-hollow articles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/68Means for parting the die from the pressed glass other than by cooling or use of a take-out
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/10Methods of surface bonding and/or assembly therefor
    • Y10T156/1089Methods of surface bonding and/or assembly therefor of discrete laminae to single face of additional lamina

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)

Description

本発明は、光学素子、光学素子の製造方法、発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法に関し、特に下型の上に滴下された溶融ガラス滴を、上型と下型とで加圧して成形される光学素子、光学素子の製造方法、発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法に関する。
近年、従来の研磨によるレンズ製造ではなく、下型の上に滴下された溶融ガラス滴を、上型と下型とで加圧して成形する方法(以下、液滴法と言う)によるレンズ製造が盛んになってきている。従来は製造が難しかった小口径のレンズや焦点距離の短いレンズ等の光学素子も、液滴法を用いることで製造が可能になった。
例えば特許文献1には、液滴法による無研磨レンズの製造方法と製造装置とが開示されている。
ここで、従来の液滴法による光学素子の製造方法を、凹面と凸面とからなるメニスカスレンズを例にとって図6を用いて説明する。図6は、従来の液滴法による光学素子の製造方法を示す模式図である。
図6(a)で、図示しない溶融炉で溶融されたガラスによって、ノズル40の先端に溶融ガラス滴101が形成される。図6(b)で、溶融ガラス滴101が自重により落下し(矢印P)、成形用の下型30の成形面31(ここでは凹面)上に滴下される。滴下のタイミングは、滴下センサ50によって、例えば光学的方法や電気的方法によって検出される。
図6(c)で、成形面31上に溶融ガラス滴101を搭載した下型30が、成形面21(ここでは凸面)を有する上型20の直下まで移動され(矢印Q)、図6(d)で上型20が成形位置まで降下されて(矢印R)、溶融ガラス滴101の滴下から所定の時間が経過した後に、上型20と下型30とによりプレス成形が行われる。所定の時間の間プレス成形が行われた後、図6(e)で、上型20が成形位置から上昇されて(矢印S)上型20と下型30とが分離され、メニスカスレンズ10の成形が完了される。
特開平1−226742号公報
しかし、上述したメニスカスレンズのような凹面を有する光学素子を液滴法で成形する時に、光学素子が深い凹面を有している場合、プレス成形後に光学素子の凹面が金型の凸面に張り付き、スムーズに離型できないという問題が発生する。
例えば図6の例で言えば、液滴法では、ガラスプリフォームを用いた成形法とは異なり、滴下された溶融ガラス滴101の温度が、上型20および下型30の温度よりもかなり高温であり、成形中のメニスカスレンズ10の収縮が、上型20および下型30の収縮よりも大きいので、メニスカスレンズ10が上型20の成形面21に巻き付く方向の力Fが発生する。これによって、図6(e)に破線で示したように、メニスカスレンズ10の凹面11が上型20の成形面21(凸面)に張り付き、メニスカスレンズ10が上型20から離型できなくなってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、深い凹面を有する光学素子を成形する場合に、光学素子の凹面が金型の凸面に張り付くことなく、良好な離型性を確保できる光学素子および光学素子の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の目的は、下記構成により達成することができる。
1.下型の上に滴下された溶融ガラス滴を、上型と前記下型とで加圧して成形される光学素子において、
前記光学素子は、少なくとも1つの凹の光学面と、前記凹の光学面の外縁部に連なる端部とを有し、
前記端部には、前記凹の光学面の外縁部がなす平面に対して傾斜を持ったテー部が設けられており、
前記テーパ部は、前記端部の一部に設けられていることを特徴とする光学素子。
2.前記テーパ部は、前記凹の光学面の外縁部がなす平面に対して前記凹の光学面の外側にテーパ角度αの傾斜を持っており、
前記テーパ角度αは、
15°≦α≦45°
であることを特徴とする前記1に記載の光学素子。
3.前記凹の光学面の法線と前記上型と前記下型との加圧方向とがなす角度の最大値を凹面角度θとすると、
前記凹面角度θは、
70°≦θ≦90°
であることを特徴とする前記1または2に記載の光学素子。
.前記テーパ部は、前記光学素子の端部の厚さの1/2以上の幅を有することを特徴とする前記1からの何れか1項に記載の光学素子。
下型の上に滴下された溶融ガラス滴を、上型と前記下型とで加圧して形成する光学素子の製造方法において、
前記光学素子は、少なくとも1つの凹の光学面を有し、
前記光学素子の前記凹の光学面を形成するための凸面を有する前記上型または前記下型は、前記凸面の外縁部がなす面に対して傾斜を持ったテーパ部を有することを特徴とする光学素子の製造方法。
.前記テーパ部は、前記凸面の外縁部がなす面に対して前記凸面の外側にテーパ角度αの傾斜を持っており、
前記テーパ角度αは、
15°≦α≦45°
であることを特徴とする前記に記載の光学素子の製造方法。
.下型の上に滴下された溶融ガラス滴を、上型と前記下型とで加圧して成形される光学素子であって、少なくとも1つの凹の光学面と、前記凹の光学面の外縁部に連なる端部とを有し、前記端部に、前記凹の光学面の外縁部がなす平面に対して傾斜を持ったテーパ部を有する光学素子と、
位置決め部を有する基板と、
前記基板の上に実装された発光部材とを備えた発光ユニットにおいて、
前記位置決め部と前記光学素子の前記テーパ部とを当接させることで前記光学素子と前記基板とを位置決めすることを特徴とする発光ユニット。
.前記位置決め部は、前記基板とは別体の位置決め部材に設けられていることを特徴とする前記に記載の発光ユニット。
.前記位置決め部と前記光学素子の前記テーパ部とを当接させた後に、接着により前記光学素子を固定することを特徴とする前記またはに記載の発光ユニット。
10.下型の上に滴下された溶融ガラス滴を、上型と前記下型とで加圧して成形される光学素子であって、少なくとも1つの凹の光学面と、前記凹の光学面の外縁部に連なる端部とを有し、前記端部に、前記凹の光学面の外縁部がなす平面に対して傾斜を持ったテーパ部を有する光学素子と、
位置決め部を有する基板と、
前記基板の上に実装された発光部材とを備えた発光ユニットの組立方法において、
前記位置決め部と前記光学素子の前記テーパ部とを当接させることで前記光学素子と前記基板とを位置決めする位置決め工程を備えたことを特徴とする発光ユニットの組立方法。
11.前記位置決め部は、前記基板とは別体の位置決め部材に設けられていることを特徴とする前記10に記載の発光ユニットの組立方法。
12.前記位置決め工程で、前記位置決め部と前記光学素子の前記テーパ部とを当接させた後に、接着により前記光学素子を固定する接着工程を備えたことを特徴とする前記10または11に記載の発光ユニットの組立方法。
13.発光ユニットの基板に位置決めされ、前記基板に実装された発光素子をカバーする光学素子であって、
少なくとも1つの凹の光学面と、
前記凹の光学面の外縁部に連なる端部とを有し、
前記端部に、前記凹の光学面の外縁部がなす平面に対して傾斜を持ったテーパ部を有し、
前記テーパ部は、前記端部の一部に設けられていることを特徴とする光学素子。
本発明によれば、液滴法による光学素子の成形の際に、光学素子の端面に、光学素子の凹の光学面の外縁部に連なる端部を設け、端部に凹の光学面の外縁部がなす平面に対して傾斜を持ったテーパ部を設けることで、光学素子の凹の光学面が金型の凸面に張り付くことなく、良好な離型性を確保できる光学素子および光学素子の製造方法を提供することができる。
また、光学素子に設けられたテーパ部を用いて位置決めを行うことで、工程時間を短縮し、心取キズによる外観不良やヒビ、欠け等の不良の発生を防止することのできる発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法を提供することができる。
さらに、発光ユニットの基板に位置決めされ、基板に実装された発光素子をカバーする光学素子に、少なくとも1つの凹の光学面と、凹の光学面の外縁部に連なる端部とを設け、端部に、凹の光学面の外縁部がなす平面に対して傾斜を持ったテーパ部を設けることで、光学素子の成型時に、凹の光学面が金型の凸面に張り付くことなく、良好な離型性を確保できる光学素子を提供することができる。
本発明の対象となる光学素子を説明するための模式図である。 本発明における光学素子の第1の実施の形態の形状を示す模式図である。 第1の実施の形態の光学素子の製造方法を示す模式図である。 本発明における光学素子の第2の実施の形態の形状を示す模式図である。 第1の実施の形態の実施例および比較例の離型状態を示すグラフである。 従来の液滴法による光学素子の製造方法を示す模式図である。 発光ユニットに用いる光学素子における課題を示す断面模式図である。 発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法の一例を示す断面模式図である。 本発明の光学素子を用いた発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法の実施の形態を示す断面模式図である。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明するが、本発明は該実施の形態に限らない。なお、図中、同一あるいは同等の部分には同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
最初に、本発明の対象となる光学素子について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の対象となる光学素子を説明するための模式図である。
本発明の対象となる光学素子とは、深い凹面を少なくとも1面有する光学素子である。例えば、図1(a)に例示する凹面11と凸面12とで構成されるメニスカスレンズ10や、図1(b)に例示する凹面11と凹面14とで構成される凹レンズ10、あるいは、図1(c)に例示する凹面11に例えばAlやAg等を蒸着して反射面11Mとした凹面鏡10等の光学素子10が考えられる。なお、ここで、凹面11に連なる平面部を端面13とする。また、凹面11は、本発明における凹の光学面として機能する。
上述した凹面11、凸面12、凹面14および反射面11Mは、球面に限るものではなく、非球面であってもよいし、複数の球面あるいは非球面の複合面であってもよい。
また、例えば図1(b)の凹面14が曲率を持たない平面で構成される平凹の凹レンズであってもよい。要は、本発明における光学素子10としては、深い凹面11を有しておりさえすればよい。
ここで、凹面11の深さの尺度として、図1(a)に示すように、凹面11の法線Hと、図6で示した上型20と下型30とによるプレス成形の加圧方向Rとのなす角度の最大値を、凹面角度θと定義する。例えば図1(a)の例のように、凹面11が球面の場合には、凹面角度θは凹面11と端面13との境界部で最大となり、θ=90°となる。詳細は後述するが、本発明の発明者の検討によれば、本発明は、70°≦θ≦90°の範囲において特に有効である。
次に、本発明における光学素子の第1の実施の形態について、図2および図3を用いて説明する、図2は、本発明における光学素子および金型の第1の実施の形態の形状を示す模式図で、図2(a)は光学素子の第1の実施の形態の形状を示す図2(b)のA−A’断面図、図2(b)は光学素子の第1の実施の形態の形状を示す図2(a)の矢印R方向から見た上面図、図2(c)は図2(a)に対応する上型の第1の実施の形態の形状を示す断面図である。
図2(a)および(b)において、光学素子10は、図1(a)に示したメニスカスレンズ10の1例で、凹面11と凸面12とで構成され、図1(a)で定義した凹面角度θは、ここでは70°である。
メニスカスレンズ10の端面13には、その全周に渡って、凹面11の外縁部111に連なる端部15が設けられ、端部15には、その全周に渡って、外縁部111がなす平面113に対して所定のテーパ角度α(例えばα=30°)を持ったテーパ部16が設けられている。ここで、端部15が外縁部111に連なるとは、外縁部111と端部15とが直接接続されている場合だけを言うのではなく、例えば、外縁部111と端部15のテーパ部16とが、球面111Rで接続されている場合等も言う。
また、端部15のテーパ部16の最外周部には、その全周に渡って、外縁部111がなす平面113に平行な、上型20との突き合わせ面である平坦部17が設けられている。平坦部17は必須ではない。端部15の幅tは、メニスカスレンズ10の端面13の幅に等しい。
メニスカスレンズ10の金型からの離型性を良好に保つためには、テーパ部16の幅dは、端部15の幅tの1/2以上であることが好ましい。
図2(c)では、上型20の成形面(凸面)21の周辺のみを示す。図2(c)において、上型20は、成形面21、テーパ部26および平坦部27等で構成されている。成形面21とテーパ部26とは成形可能な最小の半径を持つ球面211Rで接続されている。
テーパ部26は、成形面21の外縁部211がなす平面213に対して所定のテーパ角度α(例えばα=30°)を持っており、その幅dは、メニスカスレンズ10の端部15の幅tの1/2以上であることが好ましい。テーパ部26の幅dが端部15の幅tの1/2以上であれば、メニスカスレンズ10の上型20からの離型性を良好に保つことができる。
成形面21の法線Hと、上型20と下型30とのプレス成形の加圧方向Rとのなす角度の最大値、即ち凹面角度θは、ここでは70°である。
図3は、第1の実施の形態の光学素子の製造方法を示す模式図で、図3(a)は、図6(d)でプレス成形が終了して上型20と下型30との分離が開始された時点の状態を、図3(b)は、図6(e)と同じく上型20と下型30とが分離された状態を示す。
図3(a)では、図6とは異なり、メニスカスレンズ10の端部15にテーパ部16を設けることで、プレス成形後のメニスカスレンズ10の収縮時に、上型20の成形面(凸面)21からレンズが押し出される方向の力F’が発生する。その結果、図3(b)に示すように、メニスカスレンズ10が上型20に張り付くことなく下型30上に残り、スムーズな離型が可能となる。
なお、スムーズな離型のためには、上述したテーパ角度αは、15°≦α≦45°、であることが好ましい。また、後述する実施例の結果から、凹面角度θは、70°≦θ≦90°、で有効である。
なお、ここでは上型20の成形面21を凸面とし、下型30の成形面31を凹面としたが、これは逆であってもよい。また、光学素子として、凹面と凸面とからなるメニスカスレンズを例示したが、図1に示した他の例であってもよく、深い凹面を有する光学素子であればよい。
上述したように、光学素子の第1の実施の形態によれば、液滴法による光学素子の成形の際に、光学素子の端面の全周に光学素子の凹の光学面の外縁部に連なる端部を設け、端部の全周に凹の光学面の外縁部がなす平面に対してテーパ角度αを持ったテーパ部を設けることで、光学素子の凹の光学面が金型の凸面に張り付くことなく、良好な離型性を確保できる光学素子および光学素子の製造方法を提供することができる。
次に、本発明における光学素子の第2の実施の形態について、図4を用いて説明する、図4は、本発明における光学素子の第2の実施の形態の形状を示す模式図で、図4(a)は第2の実施の形態の形状を示す図4(b)のB−B’断面図、図4(b)は第2の実施の形態の形状を示す図4(a)の矢印R方向から見た上面図である。
第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、端部15がメニスカスレンズ10の端面13の幅よりも大きく、凸面12側にせり出している点と、端部15が端面13の一部分にのみ設けられている点、および凹面角度θ=90°となっている点である。
図4の例では、端部15は、端面13を3等分した位置に、端面13を6等分した大きさで設けられ、端面13に沿って凸面12側にせり出している。
一方、端部15にテーパ部16および平坦部17が設けられているのは、第1の実施の形態と同じであり、テーパ部16がもたらす離型性の向上という効果も同じである。
上述したように、光学素子の第2の実施の形態によれば、液滴法による光学素子の成形の際に、光学素子の端面の一部に光学素子の凹の光学面の外縁部に連なる端部を設け、端部に凹の光学面の外縁部がなす平面に対してテーパ角度αを持ったテーパ部を設けることで、光学素子の凹の光学面が金型の凸面に張り付くことなく、良好な離型性を確保できる光学素子および光学素子の製造方法を提供することができる。
次に、上述した光学素子を用いた発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法の実施の形態について、図7、図8および図9を用いて説明する。図7は発光ユニットに用いる光学素子における課題を示す模式図で、図8は、発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法の一例を示す模式図である。また図9は、本発明の光学素子を用いた発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法の実施の形態を示す模式図である。
最初に、発光ユニットに用いる光学素子の課題を説明する。図6では、液滴法で図6(e)に示すメニスカスレンズ10が得られることを示すために、図6(c)で溶融ガラス滴101が下型30の成形面31(凹面)のキャビティの大きさよりも小さい液滴で滴下されるように図示した。
しかし、実際には、溶融ガラス滴101を下型30の成形面31のキャビティの大きさよりも小さい液滴で滴下すると、プレス成形後のメニスカスレンズ10の、溶融ガラス滴101と下型30の成形面31とが接する位置に、筋が入ることが知られている。
そのため、実際の液滴法によるプレス成形では、溶融ガラス滴101は、図7(a)に破線で示した、下型30の成形面31の少なくとも面形状が必要な位置31aよりも大きな液滴で滴下する必要がある。この場合、図7(b)に示すように、プレス成形によって、溶融ガラス滴101の一部が上型20と下型30との隙間にはみ出し、図7(c)に示すように、メニスカスレンズ10にツバ部19が形成される。
ツバ部19の大きさや形状にはバラツキがあるため、通常は、図8(a)に示すように、メニスカスレンズ10のツバ部19の一部を研磨等の方法により取り除く、所謂心取加工を行い、外形形状を整えることが行われる。この心取加工によって、寸法精度の高い端面19aが形成される。
発光ユニット3は、図8(b)に示すように、基板301と、基板301の上に実装された発光ダイオード(LED)等の発光素子303、基板301の上に設けられて発光素子303をカバーするメニスカスレンズ10等で構成される。発光ユニット3においては、発光素子303とメニスカスレンズ10の光軸との位置決めが必要である。ここでは、位置決め方法の一例として、メニスカスレンズ10のツバ部19を心取加工して形成された寸法精度の高い端面19aを用いて、端面19aを枠体305の端面305bに当接させるようにして枠体305の内部に落とし込んで位置決めする。
発光ユニット3の組立方法は、まず、基板301上に発光素子303をダイボンドおよびワイヤボンド等の方法で実装する。次に、基板301に設けられた位置決め穴に枠体305の突起部305aを挿入することで枠体305を位置決めし、その状態で基板301と枠体305とを接着して固定する。
続いて、メニスカスレンズ10の端面19aを枠体305の端面305bに当接させるようにして枠体305の内部に落とし込んで位置決めし、その状態で端面19aと枠体305とを接着剤307で接着して固定する。
しかしながら、図8(a)に示したメニスカスレンズ10のツバ部19の心取加工は、工程時間が長くかかるうえに、心取加工時のチャッキングによって、メニスカスレンズ10の光学面に心取キズが発生して外観不良となったり、研磨による端面19aや光学面へのヒビ、欠け等の不良が発生するため、コストアップの主要因となる。
そこで、本実施の形態では、心取加工を行わずにツバ部19をそのまま残し、メニスカスレンズ10に設けられたテーパ部16を用いて位置決めを行うことで、上述した課題を克服する。
まず、図9(a)に、図2(a)に示した光学素子の第1の実施の形態のメニスカスレンズ10に、ツバ部19が形成された形状を示す。ツバ部19は、テーパ部16を有する端部15の外周に形成されている。また、発光ユニット3の構成を図9(b)に示す。
発光ユニット3は、図8(b)に示したと同様に、基板301、発光ダイオード(LED)等の発光素子303、位置決め部材315およびメニスカスレンズ10等で構成される。位置決め部材315には、メニスカスレンズ10のテーパ部16に対向する位置に、位置決め部315bが設けられている。なお、基板301と位置決め部材315とは一体に形成されてもよい。
発光ユニット3の組立方法は、まず、基板301上に、発光素子303をダイボンドおよびワイヤボンド等の方法で実装する(発光素子実装工程)。次に、基板301に設けられた穴に位置決め部材315の突起部315aを挿入して位置決め部材315を位置決めし、その状態で、接着等により位置決め部材315を基板301に取り付ける(位置決め部材取付工程)。
続いて、予め位置決め部材315の位置決め部315bに、例えばUV(紫外線)硬化型の接着剤317を塗布しておき、位置決め部315bとメニスカスレンズ10のテーパ部16とを当接させて位置決めする(位置決め工程)。この状態で、メニスカスレンズ10の外側からUV光を照射して、UV硬化型の接着剤317を硬化させることで、位置決め部材315とメニスカスレンズ10とを接着して固定する(接着工程)。
接着剤317を、位置決め部315bとテーパ部16とが当接する全周に塗布して接着することで、発光素子303を、基板301とメニスカスレンズ10とで囲まれた空間に封止することができ、信頼性の向上を図ることができる。
また、テーパ部16と位置決め部315bとを接着する以外に、ツバ部19と基板301とを接着する方法も考えられる。この場合にも、ツバ部19と基板301とを全周に渡って接着することで、発光素子303を封止して信頼性の向上を図ることができる。
上述したように、本発明の光学素子を用いた発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法の実施の形態によれば、メニスカスレンズ10に形成されたツバ部19の心取加工を行うことなしに、メニスカスレンズ10に設けられたテーパ部16を用いて位置決めと固定とを行うことで、工程時間を短縮し、心取キズによる外観不良やヒビ、欠け等の不良の発生を防止することのできる発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法を提供することができる。
以上に述べたように、本発明によれば、液滴法による光学素子の成形の際に、光学素子の端面に、光学素子の凹の光学面の外縁部に連なる端部を設け、端部に凹の光学面の外縁部がなす平面に対して傾斜を持ったテーパ部を設けることで、光学素子の凹の光学面が金型の凸面に張り付くことなく、良好な離型性を確保できる光学素子および光学素子の製造方法を提供することができる。
また、光学素子に設けられたテーパ部を用いて位置決めを行うことで、工程時間を短縮し、心取キズによる外観不良やヒビ、欠け等の不良の発生を防止することのできる発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法を提供することができる。
さらに、発光ユニットの基板に位置決めされ、基板に実装された発光素子をカバーする光学素子に、少なくとも1つの凹の光学面と、凹の光学面の外縁部に連なる端部とを設け、端部に、凹の光学面の外縁部がなす平面に対して傾斜を持ったテーパ部を設けることで、光学素子の成型時に、凹の光学面が金型の凸面に張り付くことなく、良好な離型性を確保できる光学素子を提供することができる。
なお、本発明に係る光学素子、光学素子の製造方法、発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法を構成する各構成の細部構成および細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
以下に、本発明の光学素子の第1の実施の形態の詳細な実施例について、図5を用いて説明するが、本発明はこれらの実施例に限るものではない。図5は、光学素子の第1の実施の形態の実施例および比較例の離型状態を示すグラフである。
ここで、比較例D、EおよびFは、図1(a)に示したメニスカスレンズ10と同様に、端部15には凹面11に連なるテーパ部16がない形状である。その他の点は、図2の実施例のメニスカスレンズ10と同じである。
続いて、実施例と比較例との効果の違いについて、図5を用いて説明する。
ここでは、図6(b)に示した滴下センサ50による溶融ガラス滴101の滴下の検出から、図6(d)に示したプレス成形開始までの時間(以下、プレスタイミングと言う)T1=3秒に固定し、プレス成形を行う時間(以下、プレスタイムと言う)T2を0.1秒から5秒まで変化させて、プレス成形されたメニスカスレンズ10の離型の状態を測定した。実験に用いたメニスカスレンズ10の形状は、実施例がAからCおよびGからJの7種類、比較例がDからFおよびKからNの7種類、合計14種類である。これを、後述する判定結果とともに、表1に示す。なお、その他の形状および材質は、実施例と比較例とで共通である。
図5(a)に示すように、実施例Aから比較例Fの6種類の内、(A)では、プレスタイムT2≦5秒の全域でメニスカスレンズ10が下型30上に残り(下付状態)、良好な離型性を示した。実験では、プレスタイムT2を10秒まで延長しても下付状態が維持され、問題はなかった。
(B)では、プレスタイムT2<3.5秒では(A)と同様に下付状態となって良好な離型性を示した。3.5秒≦プレスタイムT2≦5秒では、メニスカスレンズ10は、金型を分離する時点では上型に張り付くが、温度が下がるにつれて上型から離れて落下した(上付→離型状態)。この状態でも、例えば受け皿等の回収器で落下するメニスカスレンズ10を下型上に落下する前に回収すればよく、離型性には問題ない。
(C)および(E)では、プレスタイムT2<1.8秒では(B)と同様に下付状態となって良好な離型性を示したが、1.8秒≦プレスタイムT2≦5秒では上型に張り付いたままとなり(上付状態)、離型不良となった。
(D)では、1秒≦プレスタイムT2<3秒では(A)と同様に下付状態となって良好な離型性を示したが、3秒≦プレスタイムT2≦5秒では上型に張り付いたままとなり(上付状態)、離型不良となった。
(F)では、1秒≦プレスタイムT2≦5秒の全範囲で上付状態となり、離型不良となった。
図5(b)に示すように、実施例G、Hおよび比較例K、Lの4種類の内、(G)および(L)では、プレスタイムT2<1.5秒では(B)と同様に下付状態となって良好な離型性を示したが、1.5秒≦プレスタイムT2≦5秒では上型に張り付いたままとなり(上付状態)、離型不良となった。
(H)では、プレスタイムT2<3.2秒では(B)と同様に下付状態となって良好な離型性を示した。3.2秒≦プレスタイムT2≦5秒では、メニスカスレンズ10は、金型を分離する時点では上型に張り付くが、温度が下がるにつれて上型から離れて落下した(上付→離型状態)。この状態でも、例えば受け皿等の回収器で落下するメニスカスレンズ10を下型上に落下する前に回収すればよく、離型性には問題ない。
(K)では、プレスタイムT2<0.6秒では下付状態となって良好な離型性を示したが、0.6秒≦プレスタイムT2≦5秒では上型に張り付いたままとなり(上付状態)、離型不良となった。
図5(c)に示すように、実施例I、Jおよび比較例M、Nの4種類の内、(I)および(N)では、プレスタイムT2<1.5秒では(B)と同様に下付状態となって良好な離型性を示したが、1.5秒≦プレスタイムT2≦5秒では上型に張り付いたままとなり(上付状態)、離型不良となった。
(J)では、プレスタイムT2<3.2秒では(B)と同様に下付状態となって良好な離型性を示した。3.2秒≦プレスタイムT2≦5秒では、メニスカスレンズ10は、金型を分離する時点では上型に張り付くが、温度が下がるにつれて上型から離れて落下した(上付→離型状態)。この状態でも、例えば受け皿等の回収器で落下するメニスカスレンズ10を下型上に落下する前に回収すればよく、離型性には問題ない。
(M)では、プレスタイムT2<0.6秒では下付状態となって良好な離型性を示したが、0.6秒≦プレスタイムT2≦5秒では上型に張り付いたままとなり(上付状態)、離型不良となった。
成形条件から考えると、1秒以上のプレスタイムT2があれば、安定した成形条件として実現が可能であるが、プレスタイムT2が1秒を切ると、繰り返し成形した場合の成形安定性に不安がある。そこで、プレスタイムT2=1秒を判定条件とし、プレスタイムT2が1秒以上で下付状態が存在する場合を○、プレスタイムT2が1秒以上で下付状態が存在しない場合を×として判定した。
結果として、実施例については、全て○であった。なお、実施例(A)については、他に比べて非常に良好な結果が得られているので◎とした。比較例については、(D)、(E)、(L)、(N)が○、(F)、(K)、(M)が×となった。
一方、図5(a)に示した、テーパ角度α=30°の(A)から(F)について、凹面角度θが同じ(A)と(D)、(B)と(E)および(C)と(F)とを比較すると、同じ凹面角度θであるにも拘わらず、テーパ部16を有する実施例の方が、テーパ部16のない比較例よりも、プレスタイムT2の広い範囲で良好な離型性を示すことが分かった。
また、例えば(C)と(E)とを比較すると、(C)の方が凹面角度θが大きいにも拘わらず、テーパ部16を有することで、(E)と同じプレスタイムT2の範囲で良好な離型性を示すことが分かった。
つまり、実施例のようにテーパ部16を有することで、同じ凹面角度θを有する場合には、良好な離型性を示すプレスタイムT2の範囲が広がり、同じプレスタイムT2の範囲であれば、良好な離型性を示す凹面角度θの範囲が広がることが分かった。
また、図5(b)に示した実施例(G)、(H)と比較例(K)、(L)とを比較すると、テーパ角度α=15°の(G)、(H)では、凹面角度θが70°から90°の深い凹面でも判定結果が○であるのに対して、テーパ角度α=10°の(K)、(L)では、凹面角度θ=90°の(K)で×となった。
同様に、図5(c)に示した実施例(I)、(J)と比較例(M)、(N)とを比較すると、テーパ角度α=45°の(I)、(J)では、凹面角度θが70°から90°の深い凹面でも判定結果が○であるのに対して、テーパ角度α=50°の(M)、(N)では、凹面角度θ=90°の(M)で×となった。
この結果から、凹面角度θが70°から90°の深い凹面でも良好な離型性を示すテーパ角度αの範囲は、15°≦α≦45°であることが分かった。
10 光学素子(メニスカスレンズ、凹レンズ、凹面鏡)
11 凹面
11M 反射面
111 (凹面11の)外縁部
111R 球面
113 平面
12 凸面
13 端面
14 凹面
15 端部
16 テーパ部
17 平坦部
18 球面部
20 上型
21 成形面
211 (成形面21の)外縁部
211R 球面
213 平面
26 テーパ部
27 平坦部
30 下型
31 成形面
40 ノズル
50 滴下センサ
101 溶融ガラス滴
t (端面13の)幅
d (テーパ部16の)幅
T1 プレスタイミング
T2 プレスタイム
α テーパ角度
θ 凹面角度
3 発光ユニット
19 ツバ部
19a 端面
301 基板
303 発光素子
305 枠体
305a 突起部
305b 端面
307 接着剤
315 位置決め部材
315a 突起部
315b 位置決め部
317 接着剤

Claims (13)

  1. 下型の上に滴下された溶融ガラス滴を、上型と前記下型とで加圧して成形される光学素子において、
    前記光学素子は、少なくとも1つの凹の光学面と、前記凹の光学面の外縁部に連なる端部とを有し、
    前記端部には、前記凹の光学面の外縁部がなす平面に対して傾斜を持ったテー部が設けられており、
    前記テーパ部は、前記端部の一部に設けられていることを特徴とする光学素子。
  2. 前記テーパ部は、前記凹の光学面の外縁部がなす平面に対して前記凹の光学面の外側にテーパ角度αの傾斜を持っており、
    前記テーパ角度αは、
    15°≦α≦45°
    であることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
  3. 前記凹の光学面の法線と前記上型と前記下型との加圧方向とがなす角度の最大値を凹面角度θとすると、
    前記凹面角度θは、
    70°≦α≦90°
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の光学素子。
  4. 前記テーパ部は、前記光学素子の端部の厚さの1/2以上の幅を有することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の光学素子。
  5. 下型の上に滴下された溶融ガラス滴を、上型と前記下型とで加圧して形成する光学素子の製造方法において、
    前記光学素子は、少なくとも1つの凹の光学面を有し、
    前記光学素子の前記凹の光学面を形成するための凸面を有する前記上型または前記下型は、前記凸面の外縁部がなす面に対して傾斜を持ったテーパ部を有することを特徴とする光学素子の製造方法。
  6. 前記テーパ部は、前記凸面の外縁部がなす面に対して前記凸面の外側にテーパ角度αの傾斜を持っており、
    前記テーパ角度αは、
    15°≦α≦45°
    であることを特徴とする請求項5に記載の光学素子の製造方法。
  7. 下型の上に滴下された溶融ガラス滴を、上型と前記下型とで加圧して成形される光学素子であって、少なくとも1つの凹の光学面と、前記凹の光学面の外縁部に連なる端部とを有し、前記端部に、前記凹の光学面の外縁部がなす平面に対して傾斜を持ったテーパ部を有する光学素子と、
    位置決め部を有する基板と、
    前記基板の上に実装された発光部材とを備えた発光ユニットにおいて、
    前記位置決め部と前記光学素子の前記テーパ部とを当接させることで前記光学素子と前記基板とを位置決めすることを特徴とする発光ユニット。
  8. 前記位置決め部は、前記基板とは別体の位置決め部材に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の発光ユニット。
  9. 前記位置決め部と前記光学素子の前記テーパ部とを当接させた後に、接着により前記光学素子を固定することを特徴とする請求項7または8に記載の発光ユニット。
  10. 下型の上に滴下された溶融ガラス滴を、上型と前記下型とで加圧して成形される光学素子であって、少なくとも1つの凹の光学面と、前記凹の光学面の外縁部に連なる端部とを有し、前記端部に、前記凹の光学面の外縁部がなす平面に対して傾斜を持ったテーパ部を有する光学素子と、
    位置決め部を有する基板と、
    前記基板の上に実装された発光部材とを備えた発光ユニットの組立方法において、
    前記位置決め部と前記光学素子の前記テーパ部とを当接させることで前記光学素子と前記基板とを位置決めする位置決め工程を備えたことを特徴とする発光ユニットの組立方法。
  11. 前記位置決め部は、前記基板とは別体の位置決め部材に設けられていることを特徴とする請求項10に記載の発光ユニットの組立方法。
  12. 前記位置決め工程で、前記位置決め部と前記光学素子の前記テーパ部とを当接させた後に、接着により前記光学素子を固定する接着工程を備えたことを特徴とする請求項10または11に記載の発光ユニットの組立方法。
  13. 発光ユニットの基板に位置決めされ、前記基板に実装された発光素子をカバーする光学素子であって、
    少なくとも1つの凹の光学面と、
    前記凹の光学面の外縁部に連なる端部とを有し、
    前記端部に、前記凹の光学面の外縁部がなす平面に対して傾斜を持ったテーパ部を有し、
    前記テーパ部は、前記端部の一部に設けられていることを特徴とする光学素子。
JP2011503780A 2009-03-12 2010-03-03 光学素子、光学素子の製造方法、発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法 Expired - Fee Related JP5488588B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011503780A JP5488588B2 (ja) 2009-03-12 2010-03-03 光学素子、光学素子の製造方法、発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009059340 2009-03-12
JP2009059340 2009-03-12
JP2009169901 2009-07-21
JP2009169901 2009-07-21
JP2011503780A JP5488588B2 (ja) 2009-03-12 2010-03-03 光学素子、光学素子の製造方法、発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法
PCT/JP2010/053415 WO2010103968A1 (ja) 2009-03-12 2010-03-03 光学素子、光学素子の製造方法、発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010103968A1 JPWO2010103968A1 (ja) 2012-09-13
JP5488588B2 true JP5488588B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=42728258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011503780A Expired - Fee Related JP5488588B2 (ja) 2009-03-12 2010-03-03 光学素子、光学素子の製造方法、発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8727578B2 (ja)
JP (1) JP5488588B2 (ja)
CN (1) CN102348651B (ja)
WO (1) WO2010103968A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI540762B (zh) * 2012-12-24 2016-07-01 鴻海精密工業股份有限公司 發光二極體模組之製造方法
WO2015170721A1 (ja) * 2014-05-09 2015-11-12 コニカミノルタ株式会社 光学素子の成形方法、成形型、及び光学素子
WO2015187388A1 (en) * 2014-06-02 2015-12-10 3M Innovative Properties Company Led with remote phosphor and shell reflector
PE20170219A1 (es) * 2014-07-25 2017-04-05 Vision Ease Lp Lente delgado estabilizado
CN106698904B (zh) * 2017-01-20 2019-07-26 深圳清华大学研究院 一种led荧光玻璃透镜的制备方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03146427A (ja) * 1989-10-31 1991-06-21 Olympus Optical Co Ltd ガラス光学素子の成形方法および成形型と成形用プリフォーム
JP2007031213A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Olympus Imaging Corp ガラス光学素子成形装置
WO2008016908A2 (en) * 2006-07-31 2008-02-07 3M Innovative Properties Company Led source with hollow collection lens

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2536580B2 (ja) 1988-03-08 1996-09-18 ミノルタ株式会社 ガラス糸切り方法
JP3146427B2 (ja) * 1993-01-19 2001-03-19 アイシン精機株式会社 車両前方の物体検出方法
JP5109488B2 (ja) * 2007-06-08 2012-12-26 コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 光学ガラス及びこれから作製される光学素子
JP5347962B2 (ja) * 2007-08-01 2013-11-20 コニカミノルタ株式会社 下型の製造方法、ガラスゴブの製造方法及びガラス成形体の製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03146427A (ja) * 1989-10-31 1991-06-21 Olympus Optical Co Ltd ガラス光学素子の成形方法および成形型と成形用プリフォーム
JP2007031213A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Olympus Imaging Corp ガラス光学素子成形装置
WO2008016908A2 (en) * 2006-07-31 2008-02-07 3M Innovative Properties Company Led source with hollow collection lens

Also Published As

Publication number Publication date
CN102348651B (zh) 2014-04-23
WO2010103968A1 (ja) 2010-09-16
CN102348651A (zh) 2012-02-08
US20110317431A1 (en) 2011-12-29
JPWO2010103968A1 (ja) 2012-09-13
US8727578B2 (en) 2014-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5488588B2 (ja) 光学素子、光学素子の製造方法、発光ユニットおよび発光ユニットの組立方法
CN110650273B (zh) 摄像模组及其模塑感光组件和制造方法
TWI698125B (zh) 攝像模組及其模塑感光元件和製造方法
JP5565285B2 (ja) ガラス光学素子の製造方法
US8111470B2 (en) Composite lens and method for manufacturing the same
JP2006251543A (ja) フレーム一体型光学部品、及びフレーム一体型光学部品の製造方法
JP4175607B2 (ja) 複数のガラス光学素子を備えた光学部品及びその製造方法
JP2009037055A (ja) 鏡筒付光学素子及び光学素子成形用金型
JP4728280B2 (ja) 接合光学素子
JP2007304569A (ja) 接合レンズ及びその製造法
US7746574B2 (en) Bonded optical element
CN112218832B (zh) 玻璃透镜成型模具
JP2008285374A (ja) 接合光学素子及びその製造方法
JP2007103673A (ja) 蓋体及びその製造方法、ガラス成形体の製造方法
JP4551646B2 (ja) プラスチックレンズ及び光ピックアップ装置
JP4777265B2 (ja) 熱成形により光学部品を製造する方法および装置
JP2004191948A5 (ja)
US20050018315A1 (en) Method of manufacturing hybrid aspherical lens
JP6644745B2 (ja) 紫外線光素子、紫外線光素子用パッケージ及び紫外線光素子に用いられる光学部材並びにその光学部材の製造方法
JP4744352B2 (ja) 複合光学素子の製造方法
WO2004097488A1 (en) Method of manufacturing hybrid aspherical lens
JP6536412B2 (ja) レンズアレイ光学系の製造方法及びレンズアレイ光学系
CN217506231U (zh) 一种容易胶合的光学镜片
WO2012032872A1 (ja) 光学素子およびその製造方法、ならびに光学素子を備えた発光ユニットおよびその組立方法
JPWO2007145116A1 (ja) 複合光学素子およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120807

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130215

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5488588

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees