JP5487061B2 - 自動機の操作パネル - Google Patents

自動機の操作パネル Download PDF

Info

Publication number
JP5487061B2
JP5487061B2 JP2010208752A JP2010208752A JP5487061B2 JP 5487061 B2 JP5487061 B2 JP 5487061B2 JP 2010208752 A JP2010208752 A JP 2010208752A JP 2010208752 A JP2010208752 A JP 2010208752A JP 5487061 B2 JP5487061 B2 JP 5487061B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation panel
infrared light
protective cover
panel
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010208752A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012064068A5 (ja
JP2012064068A (ja
Inventor
政春 手嶋
敏之 枝川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Original Assignee
Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Omron Terminal Solutions Corp filed Critical Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Priority to JP2010208752A priority Critical patent/JP5487061B2/ja
Publication of JP2012064068A publication Critical patent/JP2012064068A/ja
Publication of JP2012064068A5 publication Critical patent/JP2012064068A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5487061B2 publication Critical patent/JP5487061B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、例えば金融機関で利用される現金自動預払機のような不特定多数のユーザーが使用する自動機等の、接客操作面に設けられた操作パネルの構造に関する。
自動機の接客操作面は、装置操作に必要なデバイスを集約した状態で配置している。一例に現金自動預払機を例にとると、装置の操作案内と、顧客情報の入力を行うタッチパネル入力式の表示装置を中央に配置し、この表示装置の後方には、紙幣や硬貨を専用に取扱う入出金ユニットを配置している。
操作方法としては、表示装置の案内に沿って、タッチ入力により必要な情報を入力し、現金の払い出しや預け入れ等の現金取引を行う。この時、装置利用者は当然、表示装置に触れ、場合によっては表示装置周辺の接客操作面まで手や指にて触れることになる。
現金自動預払機はその特性上、不特定多数の利用者によって操作されることから、装置を設置している銀行等は、衛生面から接客操作面を清掃するが、電子機器であるため、その清掃方法は空拭きや、硬く絞った雑巾等で行うことになり、見た目は綺麗となるが、目に見えない菌やウィルス等を除去することは出来ていなかった。
菌やウィルス等は普通に拭いただけでは取り除くことが出来ず、衛生的な見地から取り除くには、希釈アルコール等による拭き取りによる消毒作業を必要となっていた。
冬になると流行するインフルエンザのウイスル等は、被験者のクシャミ等により飛散し、接客操作面に付着すると、装置利用者の接触により次々と感染を拡大することになる。
通常自動機の接客操作面に使用される材質は、その形状の自由度や、塗装せずとも自由な色を表現することが可能なことから、昨今では金属ではなく合成樹脂が使用されている。合成樹脂の中でも装置外部エンクロージャーとして、デバイスを取付けることのできる十分な強度を有し、且つ外郭からの外力が加わっても容易に破損せず、万が一装置内部から発火した場合にそなえて難燃性もあり、成型時の流動性や、価格の理由から、一般的にはABSやABS+PCが使用され、また必要によりアクリル、ポリカ、ポリエスチレン等も使用されている。
しかしながらこれらの材料は、薬品が付着すると変色や劣化することから、清掃にはアルコール等の消毒剤を使用することが出来ず、仮にインフルエンザウイルスが付着した場合には、ウィルスを除去する有効な手段がなかった。
そこでこの発明は、操作パネルの構築に際して、接客操作面をアルコール等の薬品にて消毒することができ、しかも操作パネルと表示装置の間より薬品が浸透することがなく、さらに保護カバーに汚れや破損が生じても、容易に交換することが可能な操作パネル構造を提供することを目的とする。
この発明は、自動機に装着される操作パネル構造において、合成樹脂素材にて構成される操作パネルと、前記操作パネルに比べて薬品耐性の高い合成樹脂素材にて構成され、かつ前記操作パネルより薄い保護カバーと、を備え、前記操作パネルの表面凹凸に沿って前記保護カバーにて該操作パネルを覆い、さらに前記操作パネルは、前記自動機に配置される表示装置の表示パネル部に対向する開口部を備え、前記保護カバーは、さらに前記表示パネル部の表面凹凸に沿った形状で該表示パネル部を覆うことを特徴とする。


この発明によれば、接客操作面をアルコール等の薬品にて消毒することが可能であり、しかも操作パネルと表示装置間より薬品が浸透することがなく、さらに保護カバーに汚れや破損が生じても、容易に交換することが可能な操作パネル構造を提供することが出来る。
本発明一実施例における接客操作面の斜視図。 本発明一実施例における現金自動預払機の外観斜視図。 本発明一実施例における接客操作面の断面図。 本発明一実施例における接客操作面の保護カバー分解斜視図。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明する。
一実施例として本発明に係る保護カバー1を備えた現金自動預払機6の概略構成について説明する。
本発明の一実施例を図1から図4を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例における接客操作面の斜視図を示したものである。図2は、本発明一実施例における現金自動預払機の外観斜視図である。図3は接客操作面の断面図を示したものである。図4は、発明一実施例の接客操作面の保護カバー分解斜視図を示したものである。
図2は現金自動預払機6の外観を示し、この現金自動預払機6は箱形形状を有する装置本体7の上部前面に、接客操作面として垂直な操作面と水平な操作面を有して略L形状に構成される操作パネル2を構成している。
この操作パネル2は、装置本体7の上部にヒンジを介して回動可能に支持され、垂直方向に開閉自在に備えられている。この操作パネル2は、垂直面に図示しないカード挿入口、通帳挿入口、明細書排出口を備えており、また水平面には取引時の入力操作を案内し、入力された顧客の情報を確認するためのタッチパネル入力式の表示装置5が備えられ、その後方には紙幣や硬貨等の入出金口が備えられている。
この装置本体の内部には、紙幣を入金または出金処理する紙幣取扱ユニット3、硬貨を入金または出金処理する硬貨ユニット4、通用の読取り、取引履歴の記帳を行う通帳取扱ユニット、暗証番号等の個人情報が記録されたカードの読取りを実行するカード取扱ユニット、及び取引終了後に利用明細書を発行する明細書取扱ユニットなどが実装されている。
まず装置利用者の触れる機会の多い接客操作面の水平面について図1と図3を用いて説明する。尚図3は紙幣ユニットの中央付近での断面図を示している。操作パネル2は合成樹脂であるABSを素材としており、各デバイスの固定座としての機能と、さらにコーナー部分に丸みを持たせ外観意匠部品としての機能を有している。また操作パネル2は厚肉構成としており、これはデバイス固定の座としての強度の確保、外郭からの外力に対する強度の確保のためである。
操作パネル2は横方向に長い長方体の形状をしており、その上面部に表示装置用の開口部2aを備えている。この開口部2a下部には表示装置5を配置しており、表示装置5の表示パネル5a部分が上面の操作パネル開口部2aに対向し、入力操作時は操作パネルの開口部2aから表示装置5に表示された案内内容を確認しつつ、表示装置5のタッチパネルに触れ、装置を操作する。
また操作パネル2は厳密には水平ではなく、手前側よりも奥側の位置が高く、装置利用者が操作し易い様にわずかに傾斜している。
表示装置5の後方には紙幣ユニット3と硬貨ユニット4を配置している。一例として紙幣取扱ユニット3をとって説明する。
紙幣取扱ユニット3は長方体状を有し、その上面前部に紙幣を出し入れする入出金口としての凹状開口部3aを備えている。紙幣取扱ユニット3は該凹開口部3aが、操作パネル開口部2bの下面に対向する位置に配置している。これにより、これら開口が上下方向に対向し、紙幣の入出金時には、これらの開口が一致して連通し、取引される紙幣を出し入れすることができる。
操作パネル2の紙幣用開口部2bの前方には、案内表示ランプ8を配置しており、操作パネル2に設けられた長方状の開口部からランプ部分を露出し、紙幣取扱ユニット3操作時には本ランプ8が点灯することで位置案内をしている。またこの案内表示ランプの手前には、操作パネル2表面に「紙幣」の文字2cを印刷しており、これも操作位置案内の役割をしている。
次に保護カバー1について説明する。
本実施例では操作パネル2は合成樹脂であるABSを使用しているが、このABSに限らず一般的に操作パネル2に使用しているアクリル、ポリカ、ポリエスチレン等は、薬品が付着すると変色や劣化することから、清掃にアルコール等の消毒材を使用することが出来ない。そこで本発明は、操作パネル2の表面に薬品に対して耐性のある保護カバー1を被せることで、アルコールによる操作パネルの消毒を可能とした。
保護カバー1は合成樹脂のなかでも、薬品に対して耐性のある透明のPET素材で成型し、操作パネル2及び表示装置5の表面をその凹凸に被着する様に覆い一体に成型している。また外郭からの外力は操作パネル2が受けるため、本カバー1に強度は必要なく、そのため操作パネル1と比較すると薄肉としている。
冬季の様に空気が乾燥した時期はウィルスが空気中を長期間漂うことになり、また乾燥した冷たい空気でのどや鼻が弱っていることも影響して、インフルエンザにかかり易くなっており、インフルエンザに感染している人の咳きやくしゃみ、会話に伴って空気中に拡散されたウィルスが飛散、装置の接客操作面に付着し、装置利用者の接触により次々と感染を拡大することになる。
本保護カバー1は耐薬品性のPET素材であるため、インフルエンザウイルスを不活化するアルコールでの消毒が可能であり、装置を介しての感染を防止することが出来る。またインフルエンザに限らず他のウィルスや細菌等の、人体に侵入し病気を引き起こす微生物、つまり病原微生物に対しても同様の効果がある。
この保護カバー1は操作パネル表面だけでなく、表示装置5の凹凸に沿って一体的に形成している。そのため操作パネル1と表示装置5の間より薬品が浸透することがない。
この時、表示装置5表面まで保護カバー1で覆うとタッチパネルのセンサー検出が問題となるが、そこは以下の対策を行うことで対処している。
対策の説明の前に、まずはタッチパネルのセンサー検出方式については説明する。表示装置5は光学式タッチパネルを採用している。センサー検出の原理は肉眼では見えない赤外光を利用しており、横方向、縦方向に赤外ダイオードとフォトトランジスタをペアで配置し、順次発光する。指等の障害物があると、そこだけ光が遮られ位置が検出する。
つまりセンサー検出の障害となるのは赤外光を遮ることである。そのため保護カバー1は透明とし、さらに保護カバー1の赤外光通過部1aは赤外光の入射角に対して略垂直になる様な角度をとり、赤外光の屈折を最小限に抑えて保護カバー1を通過させ、センサー検出を図っている。
また保護カバー1は透明であるため、案内表示ランプ8と、操作パネル表面の文字2cも保護カバー1を被せた状態で見ることができる。さらに保護カバー1の厚みによる距離間を持たせることにより、立体感を出すことで、高級感を高める効果もある。
図4に示す様に、保護カバー1は操作パネル2に対して、両側面の後部2ヶ所と、前面の両端2箇所、計4ヶ所を透明の両面テープ9にて接着固定する。そのため既存の装置に後から保護カバー1を取付けることも可能である。また固定方法はネジ固定や、モールドの弾性を利用した固定方法等も考えられる。
この発明は、上述の一実施例に記載された構成に限定されるものではなく、請求項に記載された技術思想に基いて応用することが出来る。例えば、上述の実施例では接客操作面の水平部分を例にとって説明したが、接客操作面の垂直部分や、その他の接客操作面にも適用することができる。
本発明は、接客操作面を備えた装置の全般に適用することが出来る。
1・・・保護カバー、1a・・赤外光通過部、2・・・操作パネル、2a・・表示装置用の開口部、2b・・紙幣ユニット用の開口部、2c・・文字、3・・・紙幣ユニット、3a・・入出金口部、4・・・硬貨ユニット、5・・・表示装置、5a・・表示パネル、6・・・現金自動預払機、7・・・装置本体、8・・・案内表示ランプ、9・・・両面テープ。

Claims (3)

  1. 自動機に装着される操作パネル構造において
    成樹脂素材にて構成される操作パネルと
    前記操作パネルに比べて薬品耐性の高い合成樹脂素材にて構成され、かつ前記操作パネルより薄い保護カバーと、を備え、
    前記操作パネルの表面凹凸に沿って前記保護カバーにて該操作パネルを覆ことを特徴とする操作パネル構造。
  2. 請求項1記載の操作パネル構造であって、
    前記操作パネルは、前記自動機に配置される表示装置の表示パネル部に対向する開口部を備え、
    前記保護カバーは、さらに前記表示パネル部の表面凹凸に沿った形状で該表示パネル部を覆うことを特徴とする操作パネル構造。
  3. 請求項2記載の操作パネル構造であって、
    前記保護カバーは赤外光通過部を有し、
    前記表示パネルは、赤外線発光部及び赤外線受光部を備えた光学式タッチパネルであって、
    前記保護カバーにて前記赤外線発光部と前記赤外線受光部とを覆う際、前記赤外光通過部を赤外光の入射角に対して略垂直とすることを特徴とする操作パネル構造。
JP2010208752A 2010-09-17 2010-09-17 自動機の操作パネル Active JP5487061B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010208752A JP5487061B2 (ja) 2010-09-17 2010-09-17 自動機の操作パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010208752A JP5487061B2 (ja) 2010-09-17 2010-09-17 自動機の操作パネル

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012064068A JP2012064068A (ja) 2012-03-29
JP2012064068A5 JP2012064068A5 (ja) 2013-04-18
JP5487061B2 true JP5487061B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=46059698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010208752A Active JP5487061B2 (ja) 2010-09-17 2010-09-17 自動機の操作パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5487061B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012064068A (ja) 2012-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2012282A2 (en) Gaming machine
US20080311976A1 (en) Gaming Machine
KR20090010036A (ko) 키패드 보안 디바이스
JP2008517394A (ja) キーパッドセキュリティ装置
KR20100059663A (ko) 위폐감별계수 금전등록기
JP4759467B2 (ja) 生体認証装置における遮光カバー
JP2013137619A (ja) 媒体処理装置
JP5487061B2 (ja) 自動機の操作パネル
WO2013014706A1 (ja) 記録媒体取扱装置および現金取扱装置
JP6007573B2 (ja) 自動取引装置
JP2022022568A (ja) 表示操作部および装置
JP2004094482A (ja) 記録媒体読取装置及び取引装置
JP6820150B2 (ja) 読取装置
JP6375693B2 (ja) 現金取扱装置
JP6933355B2 (ja) 精算機
CN206975716U (zh) 一种医院用自助服务装置外壳
JP3750594B2 (ja) 自動取引装置
JP6186119B2 (ja) 遊技用装置
JP2004164110A (ja) 自動販売機
JP2007156683A (ja) 自動現金預け払い機用盗撮防止装置
JP4738102B2 (ja) 現金自動取引装置
JP5786380B2 (ja) 自動販売機
JP6825415B2 (ja) 硬貨鑑別装置及び現金処理装置
JP2004209048A (ja) 遊技台用台間機
JP2014038658A (ja) 自動取引装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130206

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5487061

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350