JP5486921B2 - 保護リレー装置および保護リレー装置のデータ表示方法 - Google Patents

保護リレー装置および保護リレー装置のデータ表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5486921B2
JP5486921B2 JP2009296657A JP2009296657A JP5486921B2 JP 5486921 B2 JP5486921 B2 JP 5486921B2 JP 2009296657 A JP2009296657 A JP 2009296657A JP 2009296657 A JP2009296657 A JP 2009296657A JP 5486921 B2 JP5486921 B2 JP 5486921B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
data
relay
digital
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009296657A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011139554A (ja
Inventor
親司 小松
三安 城戸
栄二 伊東
和幸 兵藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2009296657A priority Critical patent/JP5486921B2/ja
Publication of JP2011139554A publication Critical patent/JP2011139554A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5486921B2 publication Critical patent/JP5486921B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

本発明は、電力系統を保護するディジタル保護リレー装置に係り、特に電力系統情報および保護リレー演算結果等のデータを好適に表示する保護リレー装置およびその表示方法に関する。
電力系統に発生する故障、いわゆる短絡,地絡故障等に対しては、電力系統を形成する送電線,変圧器,母線,発電機といった要素ごとに設置された保護リレー装置が、その守備範囲内に発生した故障に対して動作し、当該の故障点を含む区間を遮断器の引き外しにより、残りの健全な電力系統から切り離しすることで、故障の除去が行われている。特別高圧系統に設置される保護リレー装置は、数サイクル(おおよそ40ms程度)で動作し、遮断器も2サイクル程度で動作するため、事後の現象解析には、あらかじめ設置してあるオシロ記録装置や、保護リレー装置に内蔵されている記録機能によって、故障発生時の電力系統の電圧情報や電流情報あるいは、保護リレーの動作記録を確認することで実施されている。
現在は、系統の電流,電圧情報をディジタル化し、ソフトウェア処理によって、系統故障を判別するアルゴリズムを実現したディジタルリレーが主流となっている。
一般には、特別高圧向けの保護リレー装置では、電力系統の電流,電圧情報を電気角30度や、高速なものでは3.75度といった周期でサンプリングしている。ディジタルリレーにおいては、比較的容易に、データ記録機能が実現できることから、多くの製品がデータ記録機能を有しており、リレーがその演算のために系統側から取り込みする系統の電圧情報、電流情報等のアナログ情報と系統側や他の設備のスイッチ情報、およびリレーそのものの演算結果やシーケンス処理の情報等を30度あるいは3.75度といった周期で記録している。また、記録時間についても一つの事象に対して10サイクル程度のデータを保管するものが主流となっている。
記録されたデータについては、一旦装置から、パソコン等に読出し、専用のソフトウェアツールである解析ツールを用いて、ディジタルリレーが記録した系統の電圧,電流情報を描画し、その波形の形,ひずみの程度,大きさや位相等を確認したり、波形といっしょにリレーの動作状態を示す信号や、機器の状態を示すスイッチ情報を時系列に比較する機能等が提供されている。
一方、ディジタルリレーが標準的に実装しているヒューマンインターフェイス(HI)部や、パソコン等で実現しているHIでは、データ記録の起動点の実効値や位相や起動点のリレー動作状態を示すに留まり、前記の解析ツールのような波形描画等までは実現していない。これは、現在のHIの主流が、パソコン側に特別なプログラムがなくとも、標準的なウェーブブラウザにより実現できる機能に限定しているためである。
このため、一度、データ記録が起動するような事象が発生すると、リレー側から記録データを一旦パソコンに読出し、パソコン側の専用の解析用プログラム、いわゆる解析ツールにより解析を実施する必要があり、万一解析ツールがインストールされていないパソコンでは、詳細内容の確認は困難である。
さらに、解析ツールを使用する場合、読出し元の製品にあわせた設定や確認したい情報の選択等が必要であり、取扱いに精通した人間しか対応が困難であるか、または、所望の情報を読み出すまでには、相応の時間を要するのが現実である。
この課題に対して、例えば特許文献1のように特定の装置動作時刻の前後に連続する瞬時値データを選択範囲条件に基づいて選択し、グラフィック形式の連続データに変換して表示させる技術がある。
特開2008−99442号公報
上記の従来技術は、グラフィック形式の連続データを表示するというような、これまで解析ツールで行われていた機能をHIに組み込んだものである。そのため、保存された電気量データをグラフィック形式に変換し連続データとして表示させるというような解析用のプログラムをHIに実装させる必要があり、相応なシステムのリソースが必要となるという課題があった。
本発明は上記課題に鑑み、HI処理を大幅に増やすことなく、容易に時系列でのリレー動作を確認できる保護リレー装置を提供することにある。
上記の課題は、電力系統から入力されたアナログ電気量をディジタル電気量にA/D変換するA/D変換手段と、前記A/D変換手段から出力されるディジタル電気量を用いてリレー演算を行い前記電力系統の異常を判定するリレー演算手段と、前記リレー演算手段から出力されるリレー演算結果に基づいて前記電力系統に接続される遮断器への動作指令を出力するシーケンス処理手段と、異常と判定したリレー演算結果または前記遮断器への動作指令をトリガとして検出し、前記トリガの検出時刻から所定時間経過までの前記ディジタル電気量が、前記A/D変換の変換時刻ごとに複数のサンプルに分けられ時系列的に格納されるメモリ手段と、前記複数のサンプルから指定された時刻に該当するサンプルを選択しディスプレイ装置への表示処理を行う表示編集処理手段と、を有する保護リレー装置によって解決される。
本発明によれば、既存のヒューマンインターフェイス部に大きな処理負担をかけることなく、機能追加により、容易に時系列的なデータの確認が実現できる。
表示データ選択回路。 表示点移動処理フロー。 リレー動作内容表示画面の例。 入力電気量の実効値・位相表示画面の例。 入力電気量の瞬時値表示画面の例。 運用状態表示画面の例。 動作履歴画面の例。 動作内容表示画面の例。 保護リレー装置のデータ処理ブロック図。 データセーブメモリからのデータ選択回路。 リレー動作内容の常時データ表示画面の例。 入力電気量の常時データ表示画面の例。 運用状態の常時データ表示画面の例。 サンプルのデータ構成例。
図9に一般的な保護リレー装置のデータ処理ブロック図を示す。保護リレー装置は、電力系統側の電圧や電流を取り込みするが、変圧器PT110や変流器CT109からの信号を低電圧化する入力変換器補助トランス101を設け、主機側の変圧器PT110,変流器CT109と接続する。
補助トランス101の出力側には、ディジタル化に適した低電圧が出力するような変圧比になっている。この出力は、アナログフィルタ102に接続する。アナログフィルタ102は不要な周波数成分を除去したり、次段のディジタル変換によって発生する、折り返し誤差防止用である。アナログフィルタ102からのアナログ信号はA/D変換器103によってサンプリングされ、ディジタル信号化される。このディジタル信号は、次段のリレー演算部104に送られる。
リレー演算部104はA/D変換器103からのディジタル信号に基づいて電力系統の事故等を判断するリレー演算を行い、リレー演算結果は、さらにシーケンス処理部106に送られる。シーケンス処理部106では、機器や他装置からのON/OFF状態,スイッチ状態等を取り込みする入力回路105を経由して取り込まれたON/OFF情報と組み合わせたシーケンス処理を実施した後に、遮断器への引き外し指令を出力する出力回路107よりリレー装置としての判定結果を出力する。
記録用のデータセーブメモリ108では、A/D変換器103の出力や、リレー演算部104からのリレー演算結果,シーケンス処理部106からのシーケンス処理結果,入力回路105の状態等をサンプリング周波数やあるいは、リレー演算周期,シーケンス演算周期等の単位で時系列的に保存する。この保存処理は、リレー演算の結果や、シーケンス演算の結果や、入力回路105の状態等の変化をトリガとして実施する。トリガ発生前のデータを保存する場合は、メモリ上にリングバッファ111を設けて、常時記録しておき、トリガ時に凍結しデータセーブメモリ108へ格納することで、実現できる。
HI画面115への表示処理を行うヒューマンインターフェイス(HI)処理部112は、データ表示編集処理部113とHI画面表示処理部114から成る。データ表示編集処理部113は、データセーブメモリ108に格納された各種データから表示する時刻のデータを選択し、HI画面115への表示するための編集処理を行いHI画面表示処理部114へ出力する。HI画面表示処理部114では、HI画面への表示処理を行いHI画面115へ表示させる。また、HI画面表示処理部114では、A/D変換器103の出力や、リレー演算部104からのリレー演算結果,シーケンス処理部106からのシーケンス処理結果,入力回路105の状態等の現在の運用状態を示すデータを選択してHI画面115へ表示させることもできる。
図10はデータセーブメモリ201からのデータ選択回路の一例を示す。データセーブメモリ201上に、201−1〜201−NまでのNケースのデータ記録が保存されているとする。これはN回のトリガを受け付けして保存したデータとする。
データ選択回路202は、HI画面表示処理部204により指定された記録データケースを選択する。データ表示編集処理部203は、選択されたデータを表示するための編集を実施する。
図7には、動作履歴画面の例を示す。前記のデータ表示編集処理部203により編集された画面例である。この画面例では、記録データの一覧を示しており、発生日時304と動作結果305を表形式で表示した例を示す。ここでは、306〜309の記録ケースの時刻と動作結果が表示されている。ここで、306〜309の表示スイッチを選択することで、前述の図10のデータ選択回路202が連動して動作し、所望のデータを選択する。また、306A〜309Aは306〜309で示す記録における動作内容を示す表示器である。
選択されたデータは、次に、図8に示す動作内容画面に遷移する。動作内容画面は装置動作に至った結果の概要を示す画面である。
図3は、リレー動作内容表示画面21を示す。この画面21では、データ記録されているリレー要素一つ一つの動作状態を表示する。この画面上で、スイッチ29,30を選択することで、それぞれ、後述する図4および図5に示す入力電気量画面,図6に示す運用状態画面へ遷移することができる。また、27を選択することで、図8の動作内容画面へ戻ることもできる。
各画面間の遷移は、27〜30の選択により実施でき、画面遷移とともに選択されたスイッチ部が表示器を兼ねており、反転表示等で選択中であることを認識できるようにする。以上説明した内容は、既存の保護リレーにおいて実現されているヒューマンインターフェイスのデータ記録の確認画面の構成例となんら変わらない。
図3に示すようにリレー動作内容表示画面21では、リレー要素22のa相,b相,c相の状態を22a〜22cによってランプ表現しており、記録データ中のある時刻、ある1サンプルのリレー状態か、あるいは、ORロジック表示処理等により、一定期間のリレーの状態を表現する。
本実施例では、この画面表現において、時系列のデータ確認を実現する上で、表示サンプル移動スイッチ23を設けている。この例では、押しボタンスタイルのスイッチ24,25を設けているが、これはスクロールバー等のスタイルや、キーインにより表示データの選択を数値や時刻で指定する方法であっても良い。この例では、24のキー操作により、表示データを時系列的に前にシフトする。逆に25のキー操作により、表示データを時系列的に後ろにシフトする。このデータの移動単位は、1サンプルずつでも複数サンプル単位であっても良い。
さらに表示サンプルの時系列がわかるように、表示中のデータの時系列を表示する表示器26を設ける。この表示は、実時間であっても、サンプリングの番号あるいは起動時刻に対する相対値等であってもよい。
本実施例においては、表示サンプル移動スイッチ23を設けたことに大きな意義があり、操作者は、表示データを時系列的に前後に切替えし、それに応じた表示結果を確認することで、記録データにおけるリレー動作の変化を読み取りすることができる。
本発明により、所望のリレー要素に着目しつつ、表示サンプル移動スイッチ23を操作しながら、リレー要素の状態を確認することで、リレー要素の動作順序を直接確認できる。これにより、従来必要であった、記録データのパソコン等への一旦読出しや解析ツールの起動、データに応じた設定、さらには、所望のデータ信号の読み取り等の手間は一切かからない。
図1には本発明を実現する上での表示データ選択回路の一例を示す。記録ケース4はデータセーブメモリ201中の1ケース分のデータである。これは、図10に示す201−1〜201−Nのいずれかのデータケースを表現している。表示データ選択用ポインタ1は、HI画面115上に表示するある1サンプルのデータを選択するためのポインタである。この表示データ選択用ポインタ1に示している記録データのある1サンプルが選択され、HI画面115に表示される。
HI画面表示処理3では、記録データの表示を実施し、操作者からの指令を受け付ける。加算・減算回路2は、HI画面表示処理3により図3の表示サンプル移動スイッチ23の選択を受付、表示データ選択用ポインタ1の指すあるデータサンプルを時系列的に前後させるものである。これは、図3における24あるいは25のキー操作によりポインタの指しているデータ位置を切替えするものである。
例えば、表示データ選択用ポインタ1が起動点のデータt0を示しているとする。画面上では、t0におけるリレーの状態が表示されている。ここで、24のキー操作が実施されると、ポインタ1の値は、減算され、t0からt−1のデータをポイントする。これにより、画面上では、t0におけるリレーの状態から、t−1におけるリレーの状態が表示されることになる。逆に、25のキー操作が実施された場合は、表示データ選択用ポインタ1の値は加算され、t−1からt0さらにキー操作を続けることでt+1,t+2のデータをポイントし、画面の表示状態も切り替わりする。以上は、ON/OFFデータを表示する場合、同様な処理が実現でき、図3や図6のようにON/OFFを示す画面に容易に適用できる。
図14に図1に示す記録ケース4内に時系列的に格納されるサンプルのデータ構成例を示す。記録ケース4には、起動点となるトリガ点を基準に複数のサンプル1〜120が時系列的に格納されている。各サンプルは、サンプル構成5に示すようにサンプルの時刻に対応するデータ、例えば、入力電気量を示す入力電気量1サンプル値(瞬時値)〜入力電気量Nサンプル値(瞬時値),各RYの状態を示すRY1状態〜RYn状態,遮断器の動作状態を示すDI1(CB状態)状態〜DIk状態などが格納されている。図1に示す表示データ選択用ポインタ1によって、表示点が選択されると、該当するサンプルが読み出されサンプル内の種々の情報をHI画面に表示することができる。
図2に表示サンプル移動処理の処理フローを示す。24,25のキー操作により、表示データ選択ポインタの値を減算あるいは加算し、画面をリフレッシュし、選択されたサンプルのデータを表示する処理を繰り返す。
次に入力電気量のようにアナログ値を扱うデータについての表示方法を説明する。図4には、入力電気量の実効値を示す画面を示す。入力電気量の画面は、a相,b相,c相および零相を示す32〜35の入力電気量の要素名を表示し、その要素に対応した実効値と位相を表示している。本例では右側に実効値と位相を表示しており、要素32に対して、32RVに実効値を32PHに位相を表示している。位相表示については、いずれかの要素を基準とした表現が必要であり、32〜35は選択スイッチを兼ねており、位相基準としての選択を実施するとともに、選ばれている要素がわかるように反転表示等を実施している。
この入力電気量の実効値と位相を示す画面31のように実効値,位相表示では、保護リレー装置が動作した際の過渡的な表示の認識は困難であり、従来は解析ツールに頼って瞬時値データに基づいた波形描画を実施していた。本実施例では、瞬時値選択スイッチ39−1と実効値選択スイッチ39−2があり、瞬時値表示と実効値表示を選択することができる。さらに、表示サンプル移動スイッチ23を用いて、任意のデータを読出し可能とする。
図5は、入力電気量の瞬時値を示す画面41を示す。この画面41へは、瞬時値選択スイッチ39−1を選択することで遷される。42Vは要素32に対応した瞬時値である。ON/OFFデータの表示同様に表示サンプル移動スイッチ23により、記録データの内容を時系列に確認できる。
図6は、運用状態表示画面51である。この画面51では、遮断器やリミットスイッチ等の要素名を示す52,53と、各要素のOn/OFF状態等の運用状態を示すランプイメージである52L,53Lが表示される。この画面51においても、表示サンプル移動スイッチ23によって、任意のデータを読出し可能とする。
図8は、動作内容表示画面310である。この画面310では、記録されている装置動作データのうち、動作結果の概要が表示される。また、図3〜図8に示す各画面間の遷移は、27〜30の選択により実施でき、画面遷移とともに選択されたスイッチ部が表示器を兼ねており、反転表示等で選択中であることを認識できるようにする。
ここで常時データを表示するHI画面の例を図11〜図13に示す。図11はリレー動作の表示画面、図12は入力電気量の表示画面、図13は運用状態の表示画面である。このように本実施例では、図3〜図6に示す時系列データの表示画面と図11〜図13に示す常時データの表示画面とでは、表示サンプル移動スイッチ23の有無以外はほとんど変わらない構成例となっている。このように画面を構成することで、利用者が容易に操作することが可能となる。
このように、本実施例では特別なソフトを具備せずとも、標準的なヒューマンインターフェイスにおいて、波形の瞬時値を確認したり、時系列でのリレー動作を確認できる機能をヒューマンインターフェイス処理を大幅に増やすことなく対応できるようにするとともに、解析ツールを利用する場合に比較して、特別な設定やデータの選択を実施しなくとも、確認したい情報の時系列を即座に確認できる機能を提供できる。
また、HI画面によりデータ記録した情報から、時系列的なリレーの応動や機器条件変化、あるいは、系統の電圧、電流情報の過渡変化を把握できるので、データの読出やデータを読出した際の設定等が不要になる。これは、製品試験や現地での現象解析の際に、データ記録を読出し、解析ツールで表示させるといった手間を完全に省くことができ、省力化に大きく寄与する。
また、専用のソフトウェアで実現されている解析ツールでは、1事象のデータ記録をまとめて扱うため、一まとまりのデータを解析ツールに読出しした後、確認を実施したい信号を解析ツール上で信号名等から探し出す必要があるが、本発明の手法であれば、所望の信号のみ着目して確認するだけで良く、人間工学的に優れ、利便性の大幅な改善が図れる。
1 表示データ選択用ポインタ
2 加算・減算回路
3 HI画面表示処理
4 記録ケース
5 サンプル構成
21 リレー動作内容表示画面
22 リレー要素名(RY1)
22a リレー要素RY1の第1相の動作状態を示すランプイメージ
22b リレー要素RY1の第2相の動作状態を示すランプイメージ
22c リレー要素RY1の第3相の動作状態を示すランプイメージ
23 表示サンプル移動スイッチ
24 表示データのポインタの値を減算指示するスイッチ
25 表示データのポインタの値を加算指示するスイッチ
26 表示中のデータの時系列を表示する表示器
27 動作履歴画面に遷移するためのスイッチ
28 リレー動作画面に遷移するためのスイッチおよび現在表示中の画面がリレー動作画面であることを表示するための表示器
29 入力電気量画面に遷移するためのスイッチおよび現在表示中の画面が入力電気量画面であることを表示するための表示器
30 運用状態画面に遷移するためのスイッチおよび現在表示中の画面が運用状態であることを表示するための表示器
31 入力電気量の実効値と位相を示す画面
32 電気量の要素名(VA)を表示するとともに位相の基準として設定するためのスイッチと位相基準を操作者にわからしめる表示器
32RV 電気量要素VAの実効値を示す値
32PH 電気量要素VAの位相を示す値
33 電気量要素名(VB)
34 電気量要素名(VC)
35 電気量要素名(VO)
39 電気量の表示内容を瞬時値または、実効値を切替え指示するためのスイッチおよび現在選択されている表示を示す表示器部
39−1 瞬時値を選択する場合のスイッチおよび瞬時値が選択されていることを示す表示器
39−2 実効値を選択する場合のスイッチおよび実効値が選択されていることを示す表示器
41 入力電気量の瞬時値を示す画面
42V 電気量VAの瞬時値を示す値
51 運用状態表示画面
52 運用状態を示すON/OFFデータの要素名称(AAAA)
52L 運用状態要素AAAAの状態を示すランプイメージ
53 運用状態を示すON/OFFデータの要素名称(BBBB)
53L 運用状態要素BBBBの状態を示すランプイメージ
101 入力変換器補助トランス
102 アナログフィルタ
103 A/D変換器
104 リレー演算部
105 入力回路
106 シーケンス処理部
107 出力回路
108 データセーブメモリ
109 変流器CT
110 変圧器PT
111 リングバッファ
112 HI処理部
113,203 データ表示編集処理部
114,204 HI画面表示処理部
115 HI画面
201 データセーブメモリ
201−1〜201−N 記録用のデータセーブメモリに存在するケース1からケースNまでのN回分の記録データ
202 データ選択回路
301 記録されている装置動作データの一覧を示す画面
302 動作履歴画面を示すラベル
303 記録データより動作履歴を示すリスト
304 発生日時
305 動作結果
306 ,307〜309 動作記録の記録起動時刻を表示する表示器および詳細表示として選択するためのスイッチ
306A,307A〜309A 306で示す記録における動作内容を示す表示器
310 動作内容表示画面
t0 データ記録の起動時刻(以下起動点)における記録データ
t+1 起動点より1サンプル後の記録データ
t+2 起動点より2サンプル後の記録データ
t+3 起動点より3サンプル後の記録データ
t+4 起動点より4サンプル後の記録データ
t+5 起動点より5サンプル後の記録データ
t+6 起動点より6サンプル後の記録データ
t+n 起動点よりnサンプル後の記録データ
t−1 起動点より1サンプル前の記録データ
t−2 起動点より2サンプル前の記録データ
t−3 起動点より3サンプル前の記録データ
t−m 起動点よりmサンプル前の記録データ

Claims (8)

  1. 電力系統から入力されたアナログ電気量をディジタル電気量にA/D変換するA/D変換手段と、
    前記A/D変換手段から出力されるディジタル電気量を用いてリレー演算を行い前記電力系統の異常を判定するリレー演算手段と、
    前記リレー演算手段から出力されるリレー演算結果に基づいて前記電力系統に接続される遮断器への動作指令を出力するシーケンス処理手段と、
    異常と判定したリレー演算結果または前記遮断器への動作指令をトリガとして検出し、前記トリガの検出時刻から所定時間経過までの前記ディジタル電気量が、前記A/D変換の変換時刻ごとに複数のサンプルに分けられ時系列的に格納されるメモリ手段と、
    前記複数のサンプルから指定された時刻に該当するサンプルを選択しディスプレイ装置への表示処理を行う表示編集処理手段と、
    前記表示編集処理手段は、指定された時刻に対応する前記サンプルを選択する表示データ選択部と、表示時刻を前後させる移動指示に応じて前記表示データ選択部が選択する前記サンプルを移動させる加算減算回路部と、を有し、
    前記ディジタル電気量および前記リレー演算結果および前記遮断器の運用状態が表示される各画面には、前記移動指示を受け付ける表示点移動スイッチが表示されることを特徴とする保護リレー装置。
  2. 請求項1において、
    前記メモリ手段に格納される前記サンプルには、前記ディジタル電気量とともに前記リレー演算結果および前記遮断器の運用状態が格納され、
    前記表示編集処理手段は、指定された時刻に対応する前記サンプルを選択し前記ディスプレイ装置への表示処理を行うことを特徴とする保護リレー装置。
  3. 請求項1において、
    前記メモリ手段に格納される前記サンプルは基準となった前記トリガごとに複数のケースに領域分けされ、
    前記表示編集処理手段は、前記メモリ手段から前記ケースを選択し、該ケース内の指定された時刻におけるディジタル電気量を前記ディスプレイ装置に数値表示することを特徴とする保護リレー装置。
  4. 請求項において、
    前記表示編集処理手段は、前記ディスプレイ装置に表示するディジタル電気量を実効値または瞬時値か選択して数値表示することを特徴とする保護リレー装置。
  5. 請求項1において、
    前記表示編集処理手段は、前記A/D変換手段から出力されるディジタル電気量か前記メモリ手段に格納されたディジタル電気量かを選択しディスプレイ装置への表示処理を行うことを特徴とする保護リレー装置。
  6. 請求項1においてさらに、
    一定のメモリ領域を巡回するように順次前記ディジタル電気量が書き込まれるリングバッファ手段が設けられ、
    前記トリガの検出時刻の前後に予め設定された範囲時間内の前記ディジタル電気量が前記リングバッファ手段から前記メモリ手段へ格納されることを特徴とする保護リレー装置。
  7. 請求項1に記載の保護リレー装置のデータ表示方法において、
    電力系統から入力されたアナログ電気量をディジタル電気量にA/D変換し、
    前記ディジタル電気量を用いて前記電力系統の保護演算を行い、
    前記保護演算結果に基づいて前記電力系統に設けられた遮断器を動作させるトリップ指令を出力し、
    前記トリップ指令の出力時刻から所定時間経過までの前記ディジタル電気量を時系列的にメモリへ格納し、
    前記メモリへ時系列的に格納された前記ディジタル電気量から一時点を指定し、
    指定された前記一時点におけるディジタル電気量をディスプレイ装置へ数値表示し、
    表示を行う前記一時点の変更指示を受付け、順次変更後の一時点におけるディジタル電気量を数値表示する保護リレー装置のデータ表示方法。
  8. 請求項において、
    前記トリップ指令の出力時刻から所定時間経過までの前記保護演算結果および前記遮断器の運用状態を時系列的に前記ディジタル電気量と共に前記メモリへ格納し、
    前記一時点における前記ディジタル電気量の数値表示画面から当該一時点における前記保護演算結果表示画面または当該一時点における前記遮断器の運用状態表示画面へと表示変更する表示変更スイッチを前記ディジタル電気量の数値表示画面上に表示することを特徴とする保護リレー装置のデータ表示方法。
JP2009296657A 2009-12-28 2009-12-28 保護リレー装置および保護リレー装置のデータ表示方法 Active JP5486921B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009296657A JP5486921B2 (ja) 2009-12-28 2009-12-28 保護リレー装置および保護リレー装置のデータ表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009296657A JP5486921B2 (ja) 2009-12-28 2009-12-28 保護リレー装置および保護リレー装置のデータ表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011139554A JP2011139554A (ja) 2011-07-14
JP5486921B2 true JP5486921B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=44350410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009296657A Active JP5486921B2 (ja) 2009-12-28 2009-12-28 保護リレー装置および保護リレー装置のデータ表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5486921B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6178610B2 (ja) * 2013-04-26 2017-08-09 株式会社東芝 保護リレー
JP6780481B2 (ja) * 2016-12-13 2020-11-04 株式会社明電舎 保護継電装置の計測表示方法
US10698468B2 (en) 2017-08-30 2020-06-30 Lsis Co., Ltd. Device and method for changing setting value of electric power equipment
KR102490435B1 (ko) 2018-03-09 2023-01-19 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 디지털형 보호 계전 장치 및 디지털형 보호 계전 장치의 동작 방법
CN113296555B (zh) * 2021-05-26 2023-05-05 广东电网有限责任公司 数字式变压器用油压速动继电器的动作方法及装置
CN113328521A (zh) * 2021-05-31 2021-08-31 广东电网有限责任公司 电力开关状态的边缘处理方法、装置、设备及存储介质

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63178722A (ja) * 1987-01-14 1988-07-22 株式会社東芝 保護継電装置
JP2004112977A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Hitachi Ltd 保護継電装置
JP2005287256A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Tm T & D Kk ディジタル形保護制御装置とその表示データ作成方法、および表示データ作成プログラム
JP4891728B2 (ja) * 2006-10-12 2012-03-07 株式会社東芝 ディジタル型保護制御装置とそのデータ表示方法およびデータ表示プログラム
JP4719667B2 (ja) * 2006-12-28 2011-07-06 日立オートモティブシステムズ株式会社 時系列データ圧縮方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011139554A (ja) 2011-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5486921B2 (ja) 保護リレー装置および保護リレー装置のデータ表示方法
AU716267B2 (en) Apparatus for harmonic analysis of waveforms in an ac electrical system
JPH10170573A (ja) 交流電力系統のモニター装置
KR100875127B1 (ko) 배전 자동화용 다기능 단말장치 및 이의 운영방법
JP5791796B2 (ja) 保護継電装置の動作試験システム
JP4977481B2 (ja) 絶縁監視装置
CN111751663A (zh) 基于电网故障录波图绘制故障全过程时序的方法及系统
JP2010124548A (ja) 電力プラント監視制御装置
JP4891728B2 (ja) ディジタル型保護制御装置とそのデータ表示方法およびデータ表示プログラム
JP5050254B2 (ja) 変圧器励磁突入電流抑制制御方法及びその装置
JP3892735B2 (ja) 電気量測定方法及び装置、並びに保護継電器
JP2007306717A (ja) 保護継電装置
JP6618442B2 (ja) 保護継電装置
JPH07270459A (ja) 高圧受変電設備の多回路形電力管理計
JPH0398418A (ja) ディジタル保護継電器の監視装置
JP5197489B2 (ja) ディジタル形保護継電器
JP2004005060A (ja) 制御プログラム検索装置、および、そのプログラム
JPH02146919A (ja) ディジタル保護継電器の整定方式
CN100449893C (zh) 带有显示控制面板的低压配电柜
JP2011130542A (ja) 電力用保護リレー装置及び診断システム
JP5543809B2 (ja) ディジタル形継電器
JP6935271B2 (ja) 表示処理装置、表示装置、測定装置および表示プログラム
JP2009017625A (ja) 電力系統監視システムおよび電力系統監視方法
JP3566798B2 (ja) 高調波電流解析装置
JPH0610818U (ja) ディジタル計測・監視制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140224

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5486921

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151