JP5486272B2 - 顔写真付きidカード撮影装置 - Google Patents

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本発明は、顔写真を自動的に撮影する装置に関し、特には、被撮影者の操作によるセルフ撮影と、オペレータによる撮影とに適した姿勢をとることのできる顔写真撮影装置などに関する。
顔写真を自動的に撮影する装置は、履歴書などの各種証明書に貼付するための顔写真や、顔写真が印刷されたシールを提供するものが一般的である。このタイプの装置は、撮影ボックス内にセルフタイマー式のカメラを備え、顔写真を自動的に撮影した後、プリントして写真を被撮影者に提供するものがある。
撮影した写真をIDカードに添付する場合は、従来では、社員や生徒を一人ずつ写真撮影した後、プリントされた写真を、被撮影者の情報(社員番号や所属など)が書かれたカードと照らし合わせて、写真をカードに貼付するという作業を行っていた。この場合、撮影者(オペレータ)を手配して、被撮影者を集合させる必要があった。また、撮影後には、写真とカードとを照合する作業に手間がかかり、ミスが起こりやすい。
このような顔写真撮影装置は、装置を、被撮影者が共通で使用する場所(食堂や建物の入口など)に設置しておいて被撮影者自身が適宜な時間に撮影することができるので、オペレータを手配したり、全員を集合させる必要がない。しかし、短時間で大人数の被撮影者を撮影する必要がある場合は、被撮影者を集合させて、オペレータが次々と撮影することが作業効率の点で好ましい。
一方、IDカードに顔写真を印刷する装置も使用されている。このような装置は、発行済みのIDカードに顔写真印刷エリアを設定し、そのエリアに撮影された顔写真を印刷するものである。この装置を使用すれば、カードを本人が持参して写真撮影を行うので、写真とカードとの照合ミスなどはなくなるが、一度IDカードを発行してから、顔写真を撮影して印刷するという二段階のプロセスが必要になり、顔写真が印刷されて個人情報が印刷又は記憶された完成したIDカードを効率的に発行する場合には適さない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、被撮影者による自動撮影とオペレータによる撮影とに適した姿勢をとることのできる顔写真撮影装置を提供することを目的とする。さらには、顔写真と個人情報とが印刷されたカードを効率的に発行できる顔写真撮影装置を提供することを目的とする。
本発明に関連する顔写真撮影装置は、 顔写真を自動的に撮影する顔写真撮影装置であって、 被撮影者の顔を撮影するカメラと、 該カメラが収容された上部ケーシングと、 操作パネルが備えられた下部ケーシングと、を備え、 前記上部ケーシングが前記下部ケーシングに対して回動可能となるように連結されていて、 前記上部ケーシングのカメラの向きと前記下部ケーシングの操作パネルの向きとが一致したセルフ撮影位置と、両者の向きが異なるオペレータ撮影位置との両位置において撮影可能であることを特徴とする。
被撮影者自身が撮影を行うセルフ撮影の際は、一般的な自動顔写真撮影装置と同様に、上部ケーシングのカメラの向きが操作パネルの向きとが一致するようにセットして、被撮影者がカメラのレンズの前に位置して、操作パネルを操作しながら写真撮影を行う。一方、オペレータが撮影を行う場合は、上部ケーシングのカメラの向きが、操作パネルの向きと異なる方向、例えば反対方向を向くようにセットする。そして、被撮影者はカメラのレンズの前に位置し、オペレータは操作パネルの前に位置して、パネルを操作しながら写真撮影を行う。なお、カメラのレンズの向きと操作パネルの向きが一致するあるいは少しズレるようにセットした場合でも、オペレータによる撮影は可能である。しかし、短時間で大人数の写真撮影が必要な場合は、レンズの向きと操作パネルの向きとを反対に、あるいは90°以上の角度を持たせるようにセットした方が作業性がよい。
本発明のベースとなるカード発行装置は、 顔写真付きのカードを発行する装置であって、 被撮影者の顔を撮影するカメラと、 前記カメラで撮影された画像と、被撮影者の付随情報とをカードに印刷するプリンタと、 該カメラが収容された上部ケーシングと、 前記プリンタ及び操作パネルが備えられた下部ケーシングと、を備え、 前記上部ケーシングが前記下部ケーシングに対して回動可能となるように連結されていて、 前記上部ケーシングのカメラの向きと前記下部ケーシングの操作パネルの向きとが一致したセルフ撮影位置と、両者の向きが異なるオペレータ撮影位置との両位置において撮影可能であることを特徴とする。
以上の発明においては、 前記上部ケーシングと前記下部ケーシング及び/又は前記下部ケーシングが分割・再組立容易であることが好ましい。
本発明によれば、装置を複数の部分に分解できるので、装置の搬送の際に、梱包や持ち運びが容易になる。このような装置は、レンタルとして使用される場合が多いので、このように分解可能であることが搬送が楽になるため好ましい。特に、宅配便による輸送が可能なように、縦・横・高さの合計が1600mm以下の寸法、重量25kg以下に分割できることが好ましい。その観点からは、下部ケーシングもさらに分割可能であることが好ましい。
本発明によれば、被撮影者によるセルフ撮影と、オペレータによる撮影とに適した姿勢をとることのできる顔写真撮影装置を提供できる。多くの人を連続的に撮影する場合はオペレータによる撮影に切り換えることにより、写真撮影の作業効率が向上する。
本発明の実施の形態に係る顔写真撮影装置の外観を示す斜視図である。 図1の顔写真撮影装置のブロック図である。 図1の顔写真撮影装置の上部ケーシングと下部ケーシングとの連結部の構造の一例を示す図であり、図3(A)は側断面図、図3(B)は平面図である。 図1の顔写真撮影装置の使用例を示す図であり、図4(A)は被撮影者自身によるセルフ撮影、図4(B)はオペレータによる撮影例を示す。 図1の顔写真撮影装置の撮影手順の一例を示すフローチャートである。 図1の顔写真撮影装置の操作パネルの表示例を示す図である。 図1の顔写真撮影装置の操作パネルの表示例を示す図である。 図1の顔写真撮影装置の操作パネルの表示例を示す図である。 図1の顔写真撮影装置の撮影手順の他の例を示すフローチャートである。 図1の顔写真撮影装置の操作パネルの表示例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1、2を参照して、本発明の実施の形態に係る顔写真撮影装置の外観を説明する。
顔写真撮影装置1は、図1に示すように、上部ケーシング10と下部ケーシング30とを有する。両ケーシング10、30内には、カメラ11、スピーカー12、ランプ13、操作パネル33、制御部37、カード挿入部34、カード読み取り部35、カード回収箱36などが収容されている。また、両ケーシング10、30は後述する回転機構により連結されているとともに、分離可能である。
上部ケーシング10は、直方体状の形状であり、図1の右側に示す面10aが、被撮影者が対向する前面となる。上部ケーシング10内部にはカメラ11、スピーカー12、ランプ13が主に収容されている。
カメラ11は、被撮影者を撮影するデジタルカメラであり、光学レンズ、同レンズを駆動するモータ、CCD等の撮像素子、A/D変換器などを備える。カメラは、光学レンズが上部ケーシングの前面10a中央のやや上部から前方に突き出るように配置されている。レンズから入力された画像は撮像素子で光電変換され、A/D変換器でデジタルデータに変換される。このデジタルデータは、後述する、下部ケーシング30内に収容された制御部37に送られる。
スピーカー12は、被撮影者に撮影手順を示す音声を発するものであり、上部ケーシング前面10aのカメラ11のレンズの両側に配置されている。音声は、制御部37のメモリなどに記録されている。
ランプ13は、スピーカー12から発せられる音声に従って撮影開始をカウントダウンするものであり、この例では、3個のランプが、上部ケーシング前面10aのカメラ11のレンズの下方に縦に並んで配置されている。
カメラ11、スピーカー12、ランプ13の信号線や電源ラインは、上部ケーシング10の下面に開けられた開口(図3の符号10b)から下方の下部ケーシング30内に延びている。
下部ケーシング30は、上部ケーシング10よりも一回り大きい略直方体状であり、上面と前面との間の角に傾斜面31が形成されている。下部ケーシング30には、操作パネル33、カード挿入部34、カード読み取り部35、カード回収箱36、制御部37等が収容されている。
操作パネル33は、下部ケーシング30の傾斜面31に配置されており、タッチ式の入力画面(キーボードやテンキー、タッチボタンなど)や、入力された情報を表示する表示部を表示する液晶パネルである。操作パネル33には、制御部37から送られる情報が表示されるととともに、入力画面から入力された情報が制御部37に入力される。
カード挿入部34は、傾斜面31の操作パネル33の側方に形成されており、被撮影者を示す情報が記されたカードを挿入する。カードとしては、例えば、被撮影者を示す情報を二次元バーコードにコード化したものが使用される。他に、QRコードや磁気記録式のコードなどを使用することもできる。カード読み取り部35は、下部ケーシング30内に配置されており、カード挿入部34に挿入されたカードの情報を読み取る。この例では、二次元バーコードリーダーが使用される。読み取られた情報は制御部37に送られる。カード読み取り部35の下方には、カード回収ボックス36が配置されており、読み取り後のカードを回収することもできる。
制御部37は、下部ケーシング30内に配置され、CPUやメモリなどから構成される。CPUは、前述の各部と電気的に接続されており、各部に制御信号を出力するとともに、各部からの信号が入力される。また、CPUにはカメラ11から送られた撮影画像を画像処理するプログラムが備えられている。このプログラムにより、撮影された画像に対してトリミングや寸法の調整が行われる。調整方法としては、既存の画像処置技術が適用される。例えば、顔の目や鼻、口の位置を検出して、写真のフレームの中の顔が写った位置を特定し、顔が中心にくるようにトリミングして適宜な寸法に拡大或いは縮小する(例えば、特開2003−92726参照)。このような機能を備えることにより、被撮影者の身長や立ち位置が許容範囲内であれば、顔がほぼ中心となるようにプリントすることができる。
下部ケーシング30の上面には、制御部37と、上部ケーシング10内に収容されているカメラ11、スピーカー12、ランプ13とを接続するラインを通す開口(図3の符号30a)が開けられている。この開口30aは、上部ケーシング10に形成された開口10bと同軸上に形成されるとともに、同開口と同じ径であることが好ましい。
なお、下部ケーシング30に、プリンタ50を収容することもできる。この場合、IDカードなどに顔写真を印刷することにより、装置1をカード発行装置としても使用できる(詳細後述)。
図3を参照して、上部ケーシング10と下部ケーシング30との連結部の構造の一例を説明する。
前述のように上部ケーシング10は下部ケーシング30から取り外し可能で、かつ、下部ケーシング30に対して水平面上を反転可能に取り付けられている。さらに、両ケーシング10、30には、上部ケーシング10が下部ケーシング30に対して180°以上回転しないような回転規制部が設けられている。
上部ケーシング10の下面には、内側に凹んだ凹部21が形成されている。また、同ケーシングの左右の側面下端の中央には、外方向に張り出した取り付け片23が設けられている。同片23には、ボルトBが通される孔24が開けられている。一方、下部ケーシング30の上面には、この孔24と同軸上を延びるネジ孔41が開けられている。上部ケーシング30の孔24からボルトBを通して下部ケーシング30のネジ孔41に螺合させることにより、上下のケーシング10、30が固定される。
上部ケーシング10の凹部21には、配線が通される開口10bの中心を中心にして環状の回転テーブル25が固定されている。回転テーブル25としては、例えば、ベアリング式のものを使用できる。回転テーブル25の下面は、上部ケーシング10の下面(取り付け片23の下面)とほぼ同じ面よりもやや下方に突き出ていることが好ましい。また、回転テーブル25の下面に、ゴムなどで作製された滑り止め部材が取り付けられていると、上部ケーシング10の安定性が良くなるので好ましい。上下シーシング10、30を固定しているボルトBを外すと、上部ケーシング10は下部ケーシング30から分離可能となり、上部ケーシング10に対して縦軸回りの力を加えると、回転テーブル25により上部ケーシング10は下部ケーシング30に対して開口10bの中心を中心にして回転する。
回転規制部は、上部ケーシング10の凹部21に形成された突出部27と、下部ケーシング30の上面に形成されたストッパー43とからなる。突出部27は、開口10bの周囲のリング状部28と、リング状部28の外周の一部から外方向に張り出した円弧部29とからなる。円弧部29の中心角度は90°である。突出部27の高さは、凹部21の深さよりも低い。
ストッパー43は、下部ケーシング30の上面の開口30aからやや外側に、円弧状に形成されている。平面視において、ストッパー43は、上部ケーシング10の突出部27のリング状部28より外側で、円弧部29と同じ径方向の位置に形成されている。ストッパー43の中心角度は90°である。
回転規制作用について図3(B)を参照して説明する。図3(B)は、上部ケーシングの突出部と下部ケーシングのストッパーとの平面上の位置関係を示す図である。
図3(B)の実線に示す姿勢を、上下ケーシング10、30の前面が同じ向きを向いている姿勢とする。この図では、上部ケーシング10の前面10aが図の下側を向いているとする。この姿勢において、上部ケーシング10の突出部27の円弧部29は、図の右側の端面29aが、下部ケーシング30のストッパー43の右側の端面43aに当接している。上部ケーシング10を図の時計方向に回転させると、図3(B)の二点鎖線で示すように、やがて、突出部27の円弧部29の左側の端面29bが、ストッパー43の左側の端面43bに当接して、上部ケーシング10の回転が規制される。この姿勢においては、上部ケーシング10は、下部ケーシング30に対して180°回転し、前面10aが下部ケーシング30の前面(操作パネル31側の面)の反対側に回転したことになる。そして、上部ケーシング10はこれ以上回転不能であるので、上部ケーシング10の下部ケーシング30に対する回転角度が180°に規制される。
上部ケーシング10の回転手段や回転規制手段として他の手段を使用することもできる。また、上部ケーシング10の回転角度を任意に設定できるようにしてもよい。
図4を参照して、顔写真撮影装置1の使用例を説明する。
被撮影者が自分で撮影する場合は、図4(A)に示すように、上部ケーシング10の前面10aと下部ケーシング30の傾斜面31を同じ向きに合わせる。そして、被撮影者P1が前面側に立って操作パネル33を操作しながら撮影を行う。
一方、オペレータが撮影する場合は、図4(B)に示すように、前述の方法で上部ケーシング10を下部ケーシング30に対して回転させて、上部ケーシング10の前面10aを下部ケーシング30の傾斜面31の向きと反対方向に向かせる。そして、被撮影者P1は上部ケーシング10の前面10aに立ち、オペレータP2が傾斜面31の側に立って操作パネル33を操作する。
この顔写真撮影装置1を搬送したり収納する場合は、前述のように、ボルトBを外して、上部ケーシング10と下部ケーシング30とを分離可能な状態として、カメラなどの配線を制御部から外す。これにより、上部ケーシング10と下部ケーシング30とが分離され、梱包や持ち運びしやすくなる。
なお、下部ケーシング30をさらに複数の部位に分割可能とすることもできる。この場合、分割した部位の寸法を、縦・横・高さの合計が1600mm以下、重量25kg以下とすることが好ましい。これにより、遠隔地への輸送時に各々の部位を宅配便で輸送できる。
次に、図5〜8を参照して、本発明の顔写真撮影装置の動作の例を説明する。この例では、社員証用の顔写真を撮影する場合について説明する。
まず、S1において、被撮影者毎に撮影カードを作成する。撮影カードには、被撮影者の情報(氏名、社員番号など)が、例えば、二次元バーコードで記されている。撮影時、被撮影者はこの撮影カードを持参する。そして、S2において、被撮影者によるセルフ撮影か、専用のオペレータによる撮影かを選択する。オペレータによる撮影の場合は、S3に進み、前述の方法で、上部ケーシング10を下部ケーシング30に対して180°回転させる。これにより、レンズ11の向きと操作パネル33の向きとが反対方向になり、オペレータは操作パネル33の前面に立って操作することができ、作業性が良くなる。
S2においてセルフ撮影が選択された後、あるいは、S2においてオペレータ撮影が選択されてS3で上部ケーシング10の反転作業が完了した後、S4に進む。S4においては、図6(A)に示すような、「撮影カードを読み取り部に挿入して下さい。」という画面が表示される。被撮影者又はオペレータは、装置1のカード挿入部34に撮影カードを挿入する。すると、S5において、図6(B)に示すように、操作パネル上に、被撮影者の「社員番号」、「氏名」とともに、「間違いがないか確認してください」、「戻る」、「OK」等の画面が表示される。
被撮影者又はオペレータは、S6において、操作パネルに表示された情報(図6(B)参照)が正しいかどうかを判定し、正しくなければ、「戻る」をタッチし、入力ステップから繰り返す。正しい場合は、「OK」をタッチし、S7に進み、写真撮影を行う。この際、操作パネル上には、図7(A)に示すように、「撮影実行」画面が表示される。被撮影者又はオペレータがこの画面をタッチすると、この例では3秒後に撮影が実行される。この際、撮影実行までのカウントダウンが開始され、上部ケーシング10のスピーカー12から、「3」、「2」、「1」のカウントダウン音声が発せられ、ランプ13がカウントダウンに合わせて消灯する。この際、複数枚の写真を撮影してもよい。
撮影が終了すると、S8に進み、写真を確認する。この際、図7(B)に示すように、操作パネルには。写真と、「撮り直し」、「OK」の画面が表示される。複数枚撮影した場合は、複数枚の写真が表示される。そして、S9に進み、写真の撮り直しが必要かどうかが選択され、取り直しが必要な場合は、「撮り直し」にタッチし、S7に戻って再度写真撮影を行う。複数枚撮影した場合は、登録する写真を選択する。撮り直しが不要な場合は、「OK」の画面にタッチする。
その後、S9に進み、写真画像を登録する。この際、操作パネルには、図8に示すように、被撮影者の写真画像と、社員番号、氏名とともに、「登録」画面が表示される。「登録」をタッチすると、被撮影者の写真が、この被撮影者を示す情報(氏名や社員番号など)に関連付けられて制御部37に記録される。この関連情報を氏名や社員番号とすると、制御部37には被撮影者の個人情報(住所や生年月日)などは記録されないので、装置1には個人情報が残らない。
次に、図9〜10を参照して、この顔写真撮影装置1をIDカード発行装置として使用する場合の動作例を説明する。この例では、イベント会場などで、参加者の個人情報(氏名や住所など)と顔写真とを印刷した簡易的なIDカードを発行する例を説明する。この場合、装置1にはプリンタ50や、カードの台紙を収容する装置、カードフィーダーなどを備える。図2に示すように、プリンタ50やカードフィーダーは下部ケーシング30内に収容される。
まず、S21において、被撮影者によるセルフ撮影か、専用のオペレータによる撮影かを選択する。オペレータによる撮影の場合は、S22に進み、前述の方法で、上部ケーシング10を下部ケーシング30に対して180°回転させる。
S21においてセルフ撮影が選択された後、あるいは、S21においてオペレータ撮影が選択されてS22で上部ケーシング10の反転作業が完了した後、S23に進む。S23においては、操作パネル33に、図10(A)に示すような、キーボードなどの入力画面と、入力した情報が表示される表示画面が表示される。被撮影者又はオペレータは、キーボードから、氏名や住所、そのイベントに則した情報などを入力する。入力した情報は、随時表示画面に表示され、その都度正誤を訂正する。入力後、S24において、図10(B)に示すように、操作パネル上に、被撮影者の「氏名」や「住所」などの入力された情報とともに、「間違いがないか確認してください」、「戻る」、「OK」等の画面が表示される。
被撮影者又はオペレータは、S26において、操作パネルに表示された情報(図10(B)参照)が正しいかどうかを判定し、正しくなければ、「戻る」をタッチし、入力ステップから繰り返す。正しい場合は、「OK」をタッチすると、S27に進み、写真撮影を行う。この際、操作パネル上には、図7(A)に示すように、「撮影実行」画面が表示され、被撮影者又はオペレータは前述と同様の方法で写真撮影を行う。
撮影が終了すると、S28、S29に順に進み、前述と同様の方法で、写真を確認と、取り直しの判定を行う。
その後、S30に進み、所定のカードに、入力された個人情報と撮影された顔写真を印刷し、カードを発行する。入力された情報や顔写真のデータは一時的に制御部37に記録されているが、カード発行後消去することにより、個人情報が装置に残らないようにすることもできる。
1 顔写真撮影装置
10 上部ケーシング 11 カメラ
12 スピーカー 13 ランプ
21 凹部 23 取り付け片
24 孔 25 回転テーブル
27 突出部 28 リング状部
29 円弧部
30 下部ケーシング 31 傾斜面
33 操作パネル 34 カード挿入部
35 カード読み取り部 36 カード回収箱
37 制御部 41 ネジ孔
43 ストッパー 50 プリンタ

Claims (3)

  1. 顔写真付きのIDカードを発行する装置であって、
    被撮影者の顔を撮影するカメラと、
    前記被撮影者の付随情報が記されている撮影カードの挿入される撮影カード挿入部と、
    前記撮影カードに記されている前記付随情報を読み取る撮影カード読み取り部と、
    前記カメラで撮影された画像と、前記撮影カード読み取り部で読み取った前記被撮影者の前記付随情報とをIDカードに印刷するプリンタと、
    該カメラが収容された上部ケーシングと、
    前記プリンタ及び操作パネルが備えられた下部ケーシングと、
    を備え、
    前記上部ケーシングが前記下部ケーシングに対して回動可能となるように連結されていて、
    前記上部ケーシングのカメラの向きと前記下部ケーシングの操作パネルの向きとが一致したセルフ撮影位置と、両者の向きが異なるオペレータ撮影位置との両位置において撮影可能であることを特徴とする顔写真付きIDカード発行装置。
  2. 前記被撮影者の前記付随情報を前記IDカード発行後に消去することを特徴とする請求項1に記載の顔写真付きIDカード発行装置。
  3. 前記上部ケーシングと前記下部ケーシング及び/又は前記下部ケーシングが、縦・横・高さの合計が1600mm以下の寸法、重量25kg以下に分割でき、かつ再組立容易であることを特徴とする請求項1又は2に記載の顔写真付きIDカード発行装置。
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