JP5483305B2 - 寸法測定装置、及びワーク製造方法 - Google Patents

寸法測定装置、及びワーク製造方法 Download PDF

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本発明は、寸法測定装置、及びワーク製造方法に関し、画像によりワークの寸法測定を行うものに関する。
例えば、旋盤などで加工したワーク(測定対象物)の寸法を撮像装置で撮影し、その画像を用いて寸法測定する技術がある。
図11(a)は、このような撮像装置の構成を示した図である。
ステージ22は、ワーク5を保持している。そして、ステージ22の鉛直上方には、撮像光軸35が鉛直下方に設定されているカメラ21が設置されている。更に、ステージ22の下方にはステージ22に光を照射するライト25が設置されている。
ステージ22は、光を透過する部材で構成されており、カメラ21は、ライト25の光によるワーク5の画像65(ワーク5の影)を撮影する。
この画像65をコンピュータによって画像解析することによりワーク5の寸法を測定することができる。
このような撮像装置による光学的寸法測定(光学測定)では、撮像光軸35に対してワークの測定箇所の長手方向を必要な精度で直交させる必要がある。
そのため、ステージ22の表面に撮像光軸35が正確に直交するように、ステージ22とカメラ21の取り付け精度を高めるなどの対策が取られている。
なお、図11(a)では、撮像光軸35と長手方向が直交しないため、画像65のエッジが曲線となって現れている。
また、例えばテーパ形状を有するワーク5に対しては、図11(b)に示したように、治工具37を用いて測定箇所の長手方向36を撮像光軸35に垂直になるようにして画像66を撮影することも行われていた。
更には、次の特許文献1のように予め形状の分かっている治工具によりワーク5の撮像光軸35に対する傾きを測定し、それを元に数学的処理により実寸法を求める技術も提案されている。
特開平7−294216号公報
しかし、治工具を用いてワーク5の姿勢を設定する場合、姿勢に応じた治工具をそれぞれ用意しなければならないほか、ワーク5や治工具の寸法精度が撮像光軸35とワーク5の角度に誤差を生じる原因となっていた。
また、ワーク5の複数箇所を測定する場合、その度に、治工具を取り替えながらワーク5の姿勢を設定し直さなければならず手間がかかっていた。
そこで、本発明は、ワークの測定箇所の長手方向と撮像光軸を自動的に垂直にすることを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、光を透過する部材により構成された傾斜可能なワーク設置台により、ワークを保持姿勢が変更可能に保持する保持手段と、前記ワーク設置台に保持したワークに光を照射する照射手段と、前記照射した光による前記ワークの影を前記照射手段と対向する側からカメラで撮像する撮像手段と、前記撮像したワークの画像に基づいて、前記ワーク設置台に保持したワークの測定箇所の長さ方向が前記カメラの撮像光軸に垂直になるように、前記ワーク設置台の傾斜角度を自動で調節することで、前記保持手段の保持姿勢を調節する調節手段と、前記保持姿勢の調節後に撮像した画像によって前記ワークの寸法を測定する測定手段と、を具備したことを特徴とする寸法測定装置を提供する。
請求項に記載の発明では、前記調節手段は、前記カメラが検知している前記ワークの像を解析することにより、前記ワークの測定箇所の長さ方向が前記カメラの撮像光軸に垂直となるように、前記ワーク設置台による前記ワークの保持姿勢を調節することを特徴とする請求項1に記載の寸法測定装置を提供する。
請求項に記載の発明では、前記調節手段は、前記ワークの像の測定箇所の長さ方向の2点のエッジの距離が最大となるように前記保持姿勢を調節することを特徴とする請求項に記載の寸法測定装置を提供する。
請求項に記載の発明では、前記調節手段は、前記ワークの像の測定箇所の長さ方向のエッジ上の点が最も鮮明となるように前記保持姿勢を調節することを特徴とする請求項に記載の寸法測定装置を提供する。
請求項に記載の発明では、前記調節手段は、前記ワークの像の面積が最大となるように前記保持姿勢を調節することを特徴とする請求項に記載の寸法測定装置を提供する。
請求項に記載の発明では、ワークを工作機械で機械加工する加工ステップと、前記機械加工したワークの寸法を請求項1から請求項までのうちの何れか1の請求項に記載の寸法測定装置で測定する測定ステップと、前記寸法測定装置による測定結果を用いて、ワークの加工寸法が所定の寸法となるように前記工作機械を調節する調節ステップと、を備え、前記加工ステップは、前記調節ステップによる調節後の工作機械でワークを機械加工することを特徴とするワーク製造方法を提供する。
本発明によれば、ステージの傾斜角度を調節することにより、ワークの測定箇所の長手方向と撮像光軸を自動的に垂直にすることができる。
(1)実施の形態の概要
図1は、本実施の形態に係る撮像装置2(図2)の概要を説明するための図である。
カメラ21は、ライト25の透過光によってできたワーク5の影を鉛直上方から撮影する。この撮影画像は寸法測定に用いられる。
ステージ22は、図示しないモータにより、ピッチ方向とロール方向に傾斜角度を調節できるようになっている。
ステージ22に、例えば、テーパを有するワーク5を設置し、ワーク5の軸方向長さを測定したい場合、図示しない制御装置がステージ22を駆動して、ワーク5の測定箇所の長手方向36が撮像光軸35と垂直になるようにワーク5の姿勢を自動的に調節する。
この自動制御は、例えば、ワーク5の指定されたエッジ間の距離が最大となるステージ22の傾き、ワーク5のエッジに焦点が合うステージ22の傾き、及びワーク5の影の面積が最大となるステージ22の傾き、などをワーク5の画像を用いて探索することにより行われる。
このように、本実施の形態に係る寸法測定装置1(図4)は、寸法測定を行う前に、撮像光軸35に対するワーク5の傾きを測定し、撮像光軸35に対してワーク5の測定箇所の長手方向が直交するようにワーク5の傾きを自動で補正する。
このため、例えば、ワーク5の軸方向の長さを測定した後、ワーク5のテーパ部分の母線の長さを測定したい場合、母線が撮像光軸35と垂直になるようにステージ22の傾斜角度を調節するだけでよく、治工具の取り替えなどを要さずに、連続して測定することができる。
(2)実施の形態の詳細
図2は、本実施の形態に係る撮像装置2の外観の一例を示した図である。
これに、カメラ21、ステージ22の傾斜角度、ライト25の照明などを制御する制御系を加えて後述の寸法測定装置が構成される。
ステージ22は、表面にワークを保持するための取り付け機構を有し、ライト25から投光される光を透過させる部材によって構成された板状の部材である。
この取り付け機構は、ワークを安定的に載せておく凹部、ワークを把持して固定する固定機構、更には、ワークの形状と嵌合する治工具などを用いて構成することができる。
本実施の形態では、ワークの輪郭を影によって観察するので、ステージ22は、例えば、磨りガラスのようにライト25の光を適度に散乱するものを用いると、コントラストの明確なワークの画像を撮影することができる。
ここで、図2に示したように、水平面上に互いに直行するx軸とy軸を設定し、図示しないが鉛直下方にz軸を設定することとする。
ステージ22は、矩形の枠部材26の内側に、y軸の周り(ロール方向に該当)に回転可能に軸支されており、更に、枠部材26は、撮像装置2の筐体27に、x軸の周り(ピッチ方向に該当)に回転可能に軸支されている。これによって、ステージ22は、x軸の周りとy軸の周りに回転することができる。
このように、ステージ22は、保持姿勢が変更可能にワークを保持する保持手段として機能、また、ワークを保持する傾斜可能なワーク設置台として機能している。
筐体27には、枠部材26をx軸の周りに回転させるためのx軸モータ23が設置されており、筐体27にはステージ22をy軸の周りに回転させるためのy軸モータ24(ステージ22の影になっており図示していない)が設置されている。
x軸モータ23、y軸モータ24は、例えば、ステッピングモータやACサーボモータなど、制御装置から指令によって回転角度や回転速度を制御できるモータであって、x軸モータ23、y軸モータ24を駆動することによりステージ22をそれぞれx軸、y軸の周りに所望の角度だけ所望の速度で傾斜させることができる。
ライト25は、例えば、発光ダイオードを方眼状に配置することにより構成され、ステージ22に対してカメラ21と対向する側(ステージ22の鉛直下方)に設置されている。ライト25は、ワークの影をステージ22上で形成するために光を照射するバックライトとして使用される。
ライト25は、ステージ22に保持したワークに対してカメラ21と対向する側から光を照射する照射手段として機能している。
カメラ21は、画像を電気信号に変換するCCD(Charge−Coupled Device)と、当該CCD上に被写体(ステージ22上のワーク)の像を結像するためのレンズ系を用いて構成されている。
カメラ21は、柱部材28に沿って鉛直方向(図示しないがz軸方向)に移動可能な梁部材29に設置されており、レンズ系の撮像光軸が鉛直下方(図示しないが−z軸方向)を向き、撮像光軸の直下にステージ22の中心が位置するようになっている。
カメラ21のz軸方向の位置は、制御装置からの指令によって梁部材29を移動することにより調節可能となっている。
カメラ21は、ステージ22上に保持されたワークの画像データを制御装置に送信する。
図3は、撮像装置2にワーク5を設置してステージ22の傾斜角度を調節したところを示している。
ここで一例として用いるワーク5は、図11(a)で示したものと同様であり、テーパ部分と、その両端に当該テーパ部分の中心軸と同軸に形成された軸部分を有している。
図3は、ワーク5の全長(長手方向36)を測定する場合を示しており、ワーク5は、ステージ22の中心に長手方向36がx軸と並行になるように保持されている。なお、図が煩雑になるためx軸y軸などを図示していない。
この場合、撮像装置2は、制御装置がy軸モータ24を制御することにより、ステージ22をテーパ部の角度だけy軸の周りに傾斜させる。これによって、長手方向36が撮像光軸35と垂直となる。
この状態でカメラ21がワーク5の像を撮影すると、撮像光軸35と長手方向36が垂直な状態でワーク5の画像を撮影することができ、この画像を解析することにより長手方向36の長さを測定することができる。
長手方向36を撮影した後に、更に、ワーク5のテーパ部分の母線の長さを測定したい場合には、テーパ部の角度の2倍だけステージ22をy軸の周りに傾斜させると、テーパ部分の母線(この場合、母線が長手方向)と撮像光軸35が垂直となる。
この状態でワーク5の像を撮影すると、その画像からテーパ部分の母線の長さを測定することができる。
このように、撮像装置2は、ステージ22の傾斜角度を調節することにより、ワーク5の測定箇所に応じた姿勢を連続的に設定することができる。
このため、測定したい部分に応じた治工具を用意したり、また、治工具を設定する手間が省けるため、容易かつ迅速にワーク5の各部の寸法を計測することができる。
図4は、本実施の形態に係る寸法測定装置1のシステム構成を示した図である。
寸法測定装置1は、撮像装置2のほか、制御装置3、ディスプレイ6、及び入力装置4などを用いて構成されている。
ディスプレイ6は、例えば、液晶ディスプレイやその他の表示装置によって構成され、ユーザが制御装置3を操作するための操作画面などが表示される。
入力装置4は、例えば、キーボードやマウスなどで構成され、ユーザが制御装置3を操作するためのコマンドなどが入力できるようになっている。
制御装置3は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、記憶装置などで構成されるほか、撮像装置2、入力装置4、ディスプレイ6と接続するインターフェースを備えたコンピュータなどで構成され、寸法測定装置1全体の制御やワークの寸法計測を行う。
CPUは、プログラムを実行したり制御装置3の各部を制御し、ROMは、CPUが使用する基本的なパラメータなどを記憶し、RAMは、CPUにワーキングメモリを提供する。
記憶装置は、例えば、ハードディスクなどの大容量の記憶媒体を備え、制御装置3を動作させるための基本的なプログラムであるOS(Operating System)や、撮像装置2を制御してワークの寸法測定を行う寸法測定プログラムなどが記憶されている。
制御装置3は、寸法測定プログラムをCPUで実行することにより、ワークの画像からワークの傾きを検知してx軸モータ23やy軸モータ24に指令を発し、ステージ22の傾斜角度を調節する調節機能や、カメラ21を制御してワークの像を撮像する撮影機能や、撮影された画像からワークの寸法を測定する測定機能などを発揮することができる。
このように、寸法測定装置1は、保持手段(ステージ22)に保持したワークの測定箇所の長さ方向がカメラ21の撮像光軸35に垂直になるように保持手段の保持姿勢(ステージ22の傾斜角度)を調節する調節手段と、ステージ22に保持したワークをカメラ21で撮像する撮像手段と、保持姿勢の調節後に撮像した画像によってワークの寸法を測定する測定手段を備えている。
なお、寸法測定は、例えば、画像を2値化してワークのエッジ(輪郭)を検出して、指定されたエッジ間の距離を計算することにより行い、このような画像処理による寸法測定は、従来の方法を用いることができる。
制御装置3が、画像からワークの傾きを検知し、これを調節手段にて調節する方法は各種考えることができるが、本実施の形態では、エッジ間の距離を用いた調節、エッジの焦点を用いた調節、及びワークの画像の面積を用いた調節の3つの方法を用意し、ユーザがワークの形状に適したものを選択するようになっている。以下、これらの方法について説明する。
図5(a)は、エッジ間の距離を用いた方法を説明するための図である。
この方法は、撮像光軸35に対してワーク5を直交させたとき、撮像光軸35と垂直な同一平面内に存在することになるエッジを複数指定し、選択したエッジ間の距離が最大になる傾きにステージ22の傾斜角度を調節するものである。
ここでは、説明を簡単にするために、平板状のワーク5aを用いて説明する。ユーザは、ワーク5aの縦横の寸法を測定したいものとする。
ところで、2点間の寸法を測定したい場合は、2つ以上のエッジを用い、平面上の点の寸法を測定したい場合は同一直線上にない3つ以上のエッジを用いる。
ここでは、ワーク5aの縦横の寸法を測定したいので3つのエッジを用いることにする。
まず、ユーザは、ワーク5aをステージ22に設置し、これをカメラ21が撮影した像をディスプレイ6で確認する。そして、複数の任意の閉領域、ここでは領域31、32、33を制御装置3に対して指定する。
すると、制御装置3は、領域31、32、33において、ワーク5aのエッジ31a、32a、33aを画像処理にて認識する。
そして、制御装置3は、エッジ31a−32a間、エッジ32a−33a間、及びエッジ33a−31a間の距離が最大となるようにステージ22の傾斜角度を調節する。
このように、エッジの距離が最も大きくなるようにステージ22の傾きを調節するとワーク5aの縦横の長手方向が撮像光軸35と垂直になる。
この例では、測定箇所の長さ方向が縦横の2方向あるため、縦方向の2つのエッジ(エッジ31a、33a)と、横方向の2つの(エッジ33a、32a)を用いたが、基本的には長手方向の2つのエッジがあればよく、制御装置3の調節手段は、ワークの像の測定箇所の長さ方向の2点のエッジの距離が最大となるようにワークの保持姿勢を調節する。
次に、エッジの焦点を用いた方法を説明する。
この方法は、撮像光軸35に対してワーク5を直交させたとき、撮像光軸35と垂直な同一平面内に存在するエッジ上の点が最も鮮明になるようにステージ22の傾斜角度を調節するものである。
例えば、図5(a)の場合は、エッジ31aにカメラ21の焦点を合わせたままエッジ33aが最も鮮明になるようにステージ22の傾斜角度を調節すると、エッジ31a−33a間の辺と撮像光軸35が垂直になる。
同様に、エッジ33aにカメラ21の焦点を合わせたままエッジ32aが最も鮮明になるようにステージ22の傾斜角度を調節すると、エッジ33a−32a間の辺と撮像光軸35が垂直になる。
また、図5(b)に示したように、ワークが軸等の円筒状の形状である場合には、撮像光軸に対して接点となる箇所は径の大きさ、形状(テーパ等)に関係なく撮像側からの距離が同じになることから、これらの点の焦点が合うようにステージ22の傾きを調節する。
例えば、ワーク5の全長を測定したい場合、制御装置3は、エッジ上の指定された点(例えば、点34a、以下a点と呼ぶ)にカメラ21の焦点を合わせたままステージ22を傾け、エッジ上の他の点(例えば、34bや34c、少なくとも1点あればよい、以下選択点と呼ぶ)の焦点が合うようにする(即ち、その点の画像が鮮明になるようにする)。
a点や選択点に焦点が合うと、ワーク5の全長と撮像光軸35が垂直になる。
このように、制御装置3の調節手段は、ワークの像の測定箇所の長さ方向のエッジ上の点が最も鮮明となるようにワークの保持姿勢を調節する。
次に、ワークの画像の面積を用いた方法を説明する。
この方法は、撮像側の逆方向からライト25によって光をあて、ワーク5が生ずる影の面積が最大になる傾きにステージ22の傾斜角度を調節するものである。
影に限らず、ワーク5とステージ22のコントラストに違いを与えて、撮像されたワーク5とステージ22の境界で囲まれた面積が最大になる傾きを探すことでも同様の効果を得ることができる。
このように、制御装置3の調節手段は、ワークの像の面積が最大となるようにワークの保持姿勢を調節する。
以上のように構成された寸法測定装置1を用いてワーク5の寸法を測定する手順について説明する。
図6は、エッジ間の距離を用いてワーク5の寸法を測定する手順を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、制御装置3のCPUが寸法測定プログラムに従って行うものである。
まず、ユーザは、ワーク5をステージ22に設置し、カメラ21によるワーク5の画像をディスプレイ6で確認しながら、入力装置4を操作して、エッジを検出する箇所を複数(例えば2箇所)指定する。
すると、制御装置3は、指定された領域においてエッジを検出する(ステップ5)。
次に、制御装置3は、x軸モータ23とy軸モータ24を高速回転させてステージ22の傾斜角度を粗調整する。
ステージ22の調整方法は各種存在するが、ここでは、ステージ22のx軸の周りの角度を調節した後、y軸の周りの角度を調節するものとする。なお、x軸の調節とy軸の調節を交互に行うように構成することもできる。
制御装置3は、x軸モータ23を駆動してステージ22をx軸の正方向(x軸方向に右ねじが進む方向とする)に高速駆動し(ステップ10)、エッジ間の距離を検出する。
エッジ間の距離の変化が+方向(即ち、距離が増大する方向)であった場合(ステップ15;Y)、制御装置3は、ステップ10に戻ってステージ22の高速駆動を継続する。
エッジ間の距離が−方向(即ち、距離が減少する方向)であった場合(ステップ15;N)、制御装置3は、ステージ22の傾斜を開始した直後であるか否かを判断する(ステップ20)。
制御装置3は、傾斜を開始してから経過した時間が所定時間未満である場合には、開始直後であると判断し、所定時間以上である場合は開始直後でないと判断する。
制御装置3は、開始直後であると判断した場合には(ステップ20;Y)、x軸モータ23の回転を逆転し、ステージ22の傾斜方向を反転する(ステップ25)。そして、制御装置3は、反転した方向についてステップ10〜ステップ20を行う。
一方、開始直後でないと判断した場合(ステップ20;N)、制御装置3は、x軸モータ23を逆方向に微少駆動することにより、高速駆動時に対して傾斜方向を反転してステージ22を微少駆動する(ステップ35)。
ここで、エッジ間距離のデータと傾斜角度の対応を一定時間分保存しておき、最もエッジ間距離が長くなる傾斜角度に戻す方法も可能である。
更に、制御装置3は、ステップ15と同様にエッジ間の距離が+方向であるか否かを確認し、+方向である場合には(ステップ40;Y)、ステップ35に戻ってステージの微少駆動を同じ傾斜方向に継続し、+方向でない場合には(ステップ40;N)、ステージ22の傾斜角度をエッジ間距離が最も長くなる傾斜角度に戻して(ステップ43)、ステージ22の駆動を停止する。
制御装置3は、このようにしてステージ22をx軸の周りに傾斜した後、y軸モータ24を駆動して、y軸の周りに対してもステップ10〜ステップ43を行い、y軸に関してステージ22の傾斜を調節する。
このようにして、y軸に関しての調整にて、エッジ間距離の変化が+方向でないと判断し(ステップ40;N)、ステージ22をエッジ間距離が最も長くなる傾斜角度に戻した場合(ステップ43)、ワーク5の長手方向が撮像光軸35と垂直になっているので、制御装置3は、ワーク5の像を撮像して寸法測定を行う(ステップ45)。
寸法箇所は、ステージ22の調整に用いたエッジ間の距離とすることもできるし、ユーザがエッジを指定するように構成することもできる。
図7は、焦点を距離を用いてワーク5の寸法を測定する手順を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、制御装置3のCPUが寸法測定プログラムに従って行うものである。
まず、ユーザは、ワーク5をステージ22に設置し、カメラ21によるワーク5の画像をディスプレイ6で確認しながら、入力装置4を操作して、ワーク5のエッジ上で任意の点をa点に指定する。
すると、制御装置3は、ワーク5の画像において当該任意の点をa点として受け付ける(ステップ105)。
そして、制御装置3は、カメラ21のレンズ系を制御してa点に焦点を合わせる(ステップ110)。
更に、制御装置3は、a点が位置するエッジ上に選択点を設定する。選択点はユーザが指定してもよいし、自動的に選択するように構成してもよい。
次に、制御装置3は、x軸モータ23とy軸モータ24を高速回転させてステージ22の傾斜角度を粗調整する。
ステージ22の調整方法は各種存在するが、ここでは、ステージ22のx軸の周りの角度を調節した後、y軸の周りの角度を調節するものとする。
制御装置3は、a点に焦点を合わせたままステージ22をx軸の正方向に高速駆動する(ステップ115)。
そして、制御装置3は、選択点が位置するエッジ画像が鮮明になるか否かを判断する(ステップ120)。
選択点のエッジが鮮明になる場合(ステップ120;Y)、制御装置3は、ステップ115に戻ってステージ22の高速駆動を継続する。
選択点のエッジが不鮮明になる場合(ステップ120;N)、制御装置3は、ステージ22の傾斜を開始した直後であるか否かを判断する(ステップ125)。
制御装置3は、開始直後であると判断した場合には(ステップ125;Y)、x軸モータ23の回転を逆転し、ステージ22の傾斜方向を反転する(ステップ130)。そして、制御装置3は、反転した方向についてステップ115〜ステップ125を行う。
一方、開始直後でないと判断した場合(ステップ125;N)、制御装置3は、x軸モータ23を逆方向に微少駆動することにより、a点に焦点を合わせたまま高速駆動時に対して傾斜方向を反転してステージ22を微少駆動する(ステップ140)。
ここで、エッジの鮮明度のデータと傾斜角度の対応を一定時間分保存しておき、最もエッジが鮮明となる傾斜角度に戻す方法も可能である。
制御装置3は、ステップ120と同様に選択点のエッジが鮮明になるか否かを確認し(ステップ145)、鮮明になる場合には(ステップ145;Y)、ステップ140に戻ってステージの微少駆動を同じ傾斜方向に継続し、選択点のエッジが不鮮明になる場合には(ステップ145;N)、ステージ22の傾斜角度を選択点のエッジが最も鮮明になる傾斜角度に戻して(ステップ143)、ステージ22の駆動を停止する。
制御装置3は、このようにしてステージ22をx軸の周りに傾斜した後、y軸モータ24を駆動して、y軸の周りに対してもステップ115〜ステップ143を行い、y軸に関してステージ22の傾斜を調節する。
このようにして、y軸に関しての調整が終了すると制御装置3は、ワーク5の像を撮像して寸法測定を行う(ステップ150)。
寸法箇所は、例えば、ユーザが指定したエッジ間の距離とすることができる。
図8は、ワーク5の像の面積を用いてワーク5の寸法を測定する手順を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、制御装置3のCPUが寸法測定プログラムに従って行うものである。
まず、ユーザは、ワーク5をステージ22に設置し、カメラ21によるワーク5の画像をディスプレイ6で確認しながら、入力装置4を操作して、カメラ21にワーク5の像を撮像させる。
そして、制御装置3は、ワーク5の画像を検出して監視を開始する。
次に、制御装置3は、x軸モータ23とy軸モータ24を高速回転させてステージ22の傾斜角度を粗調整する。
ステージ22の調整方法は各種存在するが、ここでは、ステージ22のx軸の周りの角度を調節した後、y軸の周りの角度を調節するものとする。
制御装置3は、x軸モータ23を駆動してステージ22をx軸の正方向(x軸方向に右ねじが進む方向とする)に高速駆動し(ステップ205)、ワーク5の面積(画像の面積の意)が増加するか否かを判断する(ステップ210)。
面積が増加する場合(ステップ210;Y)、制御装置3は、ステップ205に戻ってステージ22の高速駆動を継続する。
ワーク5の面積が減少する場合(ステップ210;N)、制御装置3は、ステージ22の傾斜を開始した直後であるか否か判断する(ステップ215)。
制御装置3は、開始直後であると判断した場合には(ステップ215;Y)、x軸モータ23の回転を逆転し、ステージ22の傾斜方向を反転する(ステップ220)。そして、制御装置3は、反転した方向についてステップ205〜ステップ215を行う。
一方、開始直後でないと判断した場合(ステップ215;N)、制御装置3は、x軸モータ23を逆方向に微少駆動することにより、高速駆動時に対して傾斜方向を反転してステージ22を微少駆動する(ステップ230)。
ここで、ワーク5の面積のデータと傾斜角度の対応を一定時間分保存しておき、最も面積が大きくなるときの傾斜角度に戻す方法も可能である。
更に、制御装置3は、ステップ210と同様にワーク5の面積が増加するか否かを確認し、増加する場合には(ステップ235;Y)、ステップ230に戻ってステージの微少駆動を継続し、減少する場合には(ステップ235;N)、ステージ22の傾斜角度をワーク5の面積が最大となる傾斜角度に戻して(ステップ237)、ステージ22の駆動を停止する。
制御装置3は、このようにしてステージ22をx軸の周りに傾斜した後、y軸モータ24を駆動して、y軸の周りに対してもステップ205〜ステップ237を行い、y軸に関してステージ22の傾斜を調節する。
このようにして、y軸に関しての調整が終了すると制御装置3は、ワーク5の像を撮像して寸法測定を行う(ステップ240)。
寸法箇所は、ステージ22の調整に用いたエッジ間の距離とすることもできるし、ユーザがエッジを指定するように構成することもできる。
次に、以上のように構成された寸法測定装置1を用いたワーク製造ラインの構成について説明する。
図9は、寸法測定装置1を用いたワーク製造ライン50の構成の一例を示した図である。
切削加工機51は、例えば、棒材を切削加工してワーク5を製造する。切削加工機51は、NC旋盤などの工作機械によって構成されており、プログラムに従ってワーク5を自動的に製造する。
切削加工機51が製造したワーク5は、自動搬送機により洗浄機53に搬送される。
洗浄機53は、ワーク5に付着した切削液を洗浄する。洗浄機53が洗浄したワーク5は、自動搬送機により寸法測定装置1に搬送される。
寸法測定装置1は、搬送されてきたワーク5の寸法を測定し、その測定結果を制御部52に出力する。
測定を終えたワーク5は、搬送装置により寸法測定装置1からワーク回収かご55に搬送されて回収される。
ワーク回収かご55に回収されたワーク5は、製品に使用されるため、次の工程に送られる。
更に、寸法測定装置1は、ツールが寿命に達したか否かを判断し、寿命に達したと判断した場合には、制御部52にツール交換指令を送信する。
この寿命の判断は、ツールの送り量の補正(加工誤差により計算可能)が、補正を全く行わない場合に対して一定以上になった場合に寿命に達したと判断される。
また、切削加工機51がツール交換をしてからのワーク5の加工数を計数し、これが所定数に達した場合、ツール寿命に達したと判断するように構成することもできる。
なお、切削加工機51がツール交換機能を有していない場合は、制御部52に停止指令を送信して切削加工機51を停止させ、アラーム54を点灯させる。
制御部52は、切削加工機51の動作を制御する機能部であり、例えば、所定のプログラムに従って、切削加工機51を数値制御する。
制御部52は、寸法測定装置1から測定値を受信すると、これを用いて加工誤差を計算し、これによって切削加工機51のツール送り量を補正する。
また、寸法測定装置1からツール交換指令が送信されてきた場合、切削加工機51のツールを新しいものと交換する。
更に、寸法測定装置1から停止指令を受信すると、切削加工機51の動作を停止する。
以上のように構成されたワーク製造ライン50でワーク5を加工する手順を図10のフローチャートを用いて説明する。
以下の説明で寸法測定装置1が行う処理は、制御装置3が行うものである。
まず、切削加工機51が材料を切削加工し、ワーク5の加工を行う(ステップ305)。
加工されたワーク5は、自動搬送装置で洗浄機53に搬送され、洗浄機53がワーク5の洗浄を行う(ステップ310)。
次に、自動搬送装置が、洗浄を終えたワーク5を寸法測定装置1に搬送し、自動搬送装置の端部に設置された取り付け装置がワーク5をステージ22上に取り付ける。
寸法測定装置1は、ステージ22にワーク5が取り付けられると、ステージ22の傾きを設定し、ワーク5の画像を撮像してワーク5の寸法を測定する(ステップ315)。
次に、寸法測定装置1は、ワーク5の加工誤差を計算し(ステップ317)、ツールが寿命に達したかを判断する(ステップ320)。ツールが寿命に達していない場合(ステップ320;N)、寸法測定装置1は、測定値を制御部52に送信する。
制御部52は、測定値を受信すると、切削加工機51のツールの送り量を補正する(ステップ340)。
そして、切削加工機51は、補正済みのツール送り量にてワーク5の加工を継続する(ステップ305)。なお、寸法測定装置1で加工されたワーク5はワーク回収かご55に搬送される。
一方、ツールが寿命に達したと判断した場合(ステップ320;Y)、寸法測定装置1は、切削加工機51にツール交換機能があるか否かを判断する(ステップ325)。
なお、この判断は、寸法測定装置1が切削加工機51に当該機能を有するか問い合わせてもよいし、あるいは、切削加工機51がツール交換機能を有しない旨を寸法測定装置1に設定しておいてもよい。
切削加工機51にツール交換機能があると判断した場合(ステップ325;Y)、制御部52にツール交換指令を送信する。
すると、制御部52がツール交換指令を受信し、切削加工機51のツール交換を行う(ステップ330)。
一方、切削加工機51にツール交換機能がないと判断した場合(ステップ325;N)、寸法測定装置1は、アラーム54を起動すると共に(ステップ345)、制御部52に停止指令を送信し、制御部52が切削加工機51を停止させる(ステップ350)。
以上のように、ワーク製造ライン50では、ワークを切削加工機51(工作機械)で機械加工する加工ステップと、切削加工機51で機械加工したワークの寸法を寸法測定装置1で測定する測定ステップと、寸法測定装置1による測定結果を用いて、ワークの加工寸法が所定の寸法となるように切削加工機51を調節する調節ステップと、を備え、前記加工ステップは、前記調節ステップによる調節後の切削加工機51でワークを機械加工することを特徴とするワーク製造方法を行うことができる。
そして、上記製造工程により、ツールの摩耗度、寿命などについて補正量を通して検出することで、不良品の発生を抑制し、加工精度を向上させることができる。
また、これによって、作業者の測定スキルや切削加工機51の操作スキルなどによる加工精度のバラツキを抑制することも可能となる。
以上に説明した本実施の形態により次のような効果を得ることができる。
(1)ステージ22の傾きを調節することにより、ワーク5の測定箇所の長手方向を撮像光軸35に垂直にすることができる。
(2)ワーク5の像を画像処理することにより、ステージ22の傾きを自動調節することができる。
(3)ステージ22の傾斜角度が可変であるため、治工具でワーク5の角度を設定する必要がなく、治工具の交換、設置の手間を無くすことができる。
(4)治工具が必要ないため、治工具がワーク5の工作精度が測定結果に与える影響を抑制することができる。
(5)ワーク製造ライン50で、測定結果を解析・帰還させることにより、不良品の抑制、加工精度の向上を図ることができる。
(6)ワーク製造ライン50を用いることにより、作業者のスキルに依存せず、高い加工精度を維持することができる。
なお、本実施の形態では、ステージ22の上にワークを設置したが、これは、ワークの保持手段を限定するものではなく、例えば、アームやマニピュレータなど、ワークを把持して所定の姿勢に保持するものであればよい。
撮像装置の概要を説明するための図である。 撮像装置の外観を説明するための図である。 撮像装置のステージの傾斜角度を調節したところを示した図である。 寸法測定装置のシステム構成を示した図である。 ステージの傾斜角度を自動調節する方法を説明するための図である。 エッジ間の距離を用いた寸法測定手順を説明するためのフローチャートである。 エッジの焦点を用いた寸法測定手順を説明するためのフローチャートである。 ワークの画像の面積を用いた寸法測定手順を説明するためのフローチャートである。 ワーク製造ラインの構成を示した図である。 ワークの加工手順を説明するためのフローチャートである。 従来例を説明するための図である。
符号の説明
1 寸法測定装置
2 撮像装置
3 制御装置
4 入力装置
5 ワーク
6 ディスプレイ
21 カメラ
22 ステージ
23 x軸モータ
24 y軸モータ
25 ライト
26 枠部材
27 筐体
28 柱部材
29 梁部材
35 撮像光軸
36 長手方向
50 ワーク製造ライン

Claims (6)

  1. 光を透過する部材により構成された傾斜可能なワーク設置台により、ワークを保持姿勢が変更可能に保持する保持手段と、
    前記ワーク設置台に保持したワークに光を照射する照射手段と、
    前記照射した光による前記ワークの影を前記照射手段と対向する側からカメラで撮像する撮像手段と、
    前記撮像したワークの画像に基づいて、前記ワーク設置台に保持したワークの測定箇所の長さ方向が前記カメラの撮像光軸に垂直になるように、前記ワーク設置台の傾斜角度を自動で調節することで、前記保持手段の保持姿勢を調節する調節手段と、
    前記保持姿勢の調節後に撮像した画像によって前記ワークの寸法を測定する測定手段と、
    を具備したことを特徴とする寸法測定装置。
  2. 前記調節手段は、前記カメラが検知している前記ワークの像を解析することにより、前記ワークの測定箇所の長さ方向が前記カメラの撮像光軸に垂直となるように、前記ワーク設置台による前記ワークの保持姿勢を調節することを特徴とする請求項1に記載の寸法測定装置。
  3. 前記調節手段は、前記ワークの像の測定箇所の長さ方向の2点のエッジの距離が最大となるように前記保持姿勢を調節することを特徴とする請求項に記載の寸法測定装置。
  4. 前記調節手段は、前記ワークの像の測定箇所の長さ方向のエッジ上の点が最も鮮明となるように前記保持姿勢を調節することを特徴とする請求項に記載の寸法測定装置。
  5. 前記調節手段は、前記ワークの像の面積が最大となるように前記保持姿勢を調節することを特徴とする請求項に記載の寸法測定装置。
  6. ワークを工作機械で機械加工する加工ステップと、
    前記機械加工したワークの寸法を請求項1から請求項までのうちの何れか1の請求項に記載の寸法測定装置で測定する測定ステップと、
    前記寸法測定装置による測定結果を用いて、ワークの加工寸法が所定の寸法となるように前記工作機械を調節する調節ステップと、
    を備え、前記加工ステップは、前記調節ステップによる調節後の工作機械でワークを機械加工することを特徴とするワーク製造方法。
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