JP2001108413A - 寸法測定装置 - Google Patents

寸法測定装置

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JP2001108413A
JP2001108413A JP29163199A JP29163199A JP2001108413A JP 2001108413 A JP2001108413 A JP 2001108413A JP 29163199 A JP29163199 A JP 29163199A JP 29163199 A JP29163199 A JP 29163199A JP 2001108413 A JP2001108413 A JP 2001108413A
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stage
axis
laser beam
light
scanning
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JP29163199A
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Kenji Sato
健二 佐藤
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザースキャンマイクロメータにより測定
物の寸法を測定する際の測定時間を短縮させることがで
きる寸法測定装置を提供する。 【解決手段】 レーザースキャンマイクロメータの載物
台260上に、レーザー光のスキャン方向に対してエッ
ジがレーザー光を遮る向きであって載物台260の隙間
260aの両端に配置される基準ブロック262と、レ
ーザー光のスキャン方向と測定物120の測定方向とが
一致するように測定物を位置決めする2本の固定基準ピ
ン282と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定物を挟み込ん
で微小寸法を測定するレーザー光を測定物上でスキャン
させて微小寸法を測定するレーザースキャン式マイクロ
メータの如き微小寸法を測定する寸法測定装置に関し、
特に、水晶基板の如き矩形の測定物の寸法をレーザース
キャン式マイクロメータにて測定する為に使用する寸法
測定装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】電子製品の外形の小型化、および、電子
製品の動作周波数の高周波化等が進むにつれて、電子製
品に用いられる水晶振動子、水晶発振器等の水晶部品に
ついても、小型化および高周波化が求められている。水
晶部品を小型化および高周波化するには、水晶部品中の
水晶基板を軽薄短小化(軽く/薄く/短く/小さく)す
る必要がある。そのためには、水晶基板の製造工程にお
ける外形寸法の精度を高精度化する必要がある。パッケ
ージ内に横置き支持される水晶振動子を構成する水晶基
板は、通常、矩形である。水晶基板は、厚み寸法に対応
して主振動である厚みすべり振動の共振周波数を有し、
縦と横の外形寸法の比率に対応して副振動である捻れ振
動或いは屈曲振動の共振周波数を有する。主振動の共振
周波数は数10MHzの周波数帯域であり、副振動の共
振周波数は数kHzの周波数帯域であるので、主振動の
共振周波数に対して副振動の共振周波数が直接に影響を
与えることはないが、水晶基板の縦と横の外形寸法の比
率によっては、主振動の共振周波数に対して副振動の共
振周波数の高調波成分が影響を与えることがある。例え
ば、副振動の共振周波数の一部の高調波成分が、必要と
する主振動の共振周波数の近傍の周波数である場合に
は、主振動の共振周波数と副振動の高調波成分とが結合
する。その場合には、主振動の共振周波数に不要な副振
動の高調波が結合するので、主振動の特性は劣化してし
まう。従って、水晶基板の外形寸法を高精度化すること
は、水晶振動子等の水晶部品に良好な特性を持たせるた
めに重要な要素である。ここで、水晶基板の製造工程に
おいて外形寸法を高精度化するには、水晶基板を高精度
に測定する寸法測定装置が必要となる。
【0003】従来は、水晶基板等の矩形の測定物の寸法
測定には、フィラーと呼ばれる接触子により水晶基板を
挟むようにして寸法を測定する接触式のマイクロメータ
が用いられてきた。以下、図を用いて、従来の接触式の
マイクロメータについて説明する、図12は、接触式の
マイクロメータの概略の構成を示す斜視図であり、図1
3は、図12に示した接触式のマイクロメータの側面図
であり、図14は、図13の接触式のマイクロメータの
台部分が熱により膨張する変化量を示す図であり、図1
5は、接触子(フィラー)により水晶基板を挟み込んだ
状態を示す図であり、図16は、接触子により水晶基板
を挟み込む際に、水晶基板の片側に浮きが生じた状態を
示す図である。図12および図13に示したように、接
触式マイクロメータ100は、金属製の台102と、台
102の上面から一体的に突出する1対の固定ブロック
104a、104bと、両固定ブロック104a、10
4b間の台上に設けられ水晶基板等の矩形の測定物を載
せる載物台(ステージ)106と、矩形の測定物を挟み
込む一対の接触子(フィラー)108a、108bと、
各接触子108a、108bを各々支持すると共に対向
する各接触子108a、108b同士を接近あるいは離
隔させる水平方向に移動させることができる一対のスラ
イドシャフト110a、110bと、右側のスライドシ
ャフト110aを進退させて所定位置に留めるマイクロ
ドラム112と、操作者が手で押し下げる操作により左
側のスライドシャフト110bを対向するスライドシャ
フト108aから離隔させると共に操作者が手を離すと
スライドシャフト110bを元の位置に戻すレバー11
4と、測定結果を表示する表示部116と、接触子10
8a、108bをスライドシャフト110a、110b
に夫々固定するネジ118と、から構成される。
【0004】次に、図12、図13、および、図15を
用いて、接触式マイクロメータ100により水晶基板1
20の寸法を測定する手順について説明する。まず、測
定基準となる水晶基板120を載物台106に載せて所
定高さに維持しつつレバー114を押し下げることによ
り、接触子108a、108bで水晶基板120両端縁
を一定の接触圧で挟み込む。その後、マイクロドラム1
12を回して表示部116の表示が「0」を指すように
基準ゼロ・セッティングを行い接触子108aをロック
する。次に、測定基準となる水晶基板120を載物台1
06上から取り外してから、測定対象となる水晶基板1
20を載物台106に載せてレバー114を押し下げる
ことにより接触子108a、108bにて一定の接触圧
で挟み込む。そして、表示部116の表示内容から、測
定基準の水晶基板120と測定対象の水晶基板120と
の差を読み取る。最後に、元の測定基準となる水晶基板
120の寸法の値と、測定対象の水晶基板120を測定
することにより表示部116に表示された差の値を加算
して、測定対象の水晶基板120の寸法を測定する。接
触式マイクロメータ100は、上記のようにして水晶基
板120の寸法を測定していたが、図13および図14
に示したように、接触式マイクロメータ100は、温度
(熱)によって固定ブロック104aと104bとの間
の寸法等が変化することから、接触子108aと108
bとの間の寸法も変化するので、熱膨張による測定誤差
が発生し易くなる。これは、台102が熱膨張すること
により、固定ブロック104aと104bの間が離隔
し、その結果、接触子108a及び108bが、各々δ
2 及びδ1 だけ離隔方向に移動し、両接触子108a、
108bの離隔方向への移動分を合わせた(δ1 +δ2
)分だけの熱膨張による測定誤差となるからである。
また、接触式マイクロメータ100は、図16に示した
ように、水晶基板120を接触子108a、108bに
て一定の接触圧で挟み込む際に、水晶基板120は非常
に軽いことから、挟み込む力の強さおよびタイミングに
よっては水晶基板120の片側に浮きLfを生じること
がある。上記のように、熱膨張による測定誤差や水晶基
板120の片側の浮きLfによる測定誤差が生じると、
通常は、測定値の再現性を確認しながら測定しているた
め、何回も測定をやりなおすことになり、測定に多くの
時間が必要になる。この接触式マイクロメータ100の
測定誤差を無くし、測定に必要な時間を短縮するため
に、レーザー光を水晶基板120上をスキャンさせて寸
法を測定するレーザースキャンマイクロメータが使用さ
れている。
【0005】以下、図17および図18を用いて、レー
ザースキャンマイクロメータ200について説明する。
図17は、レーザースキャンマイクロメータの全体構成
を示す斜視図である。レーザースキャンマイクロメータ
200は、水晶基板120の寸法についての測定を行う
測定部201と、マイクロコンピュータあるいはワーク
ステーション等からなる制御部210と、測定部201
と制御部210とを接続する接続線208と、により概
略構成される。測定部201は、金属製の台202と、
台202上に立設したレーザー部スタンド203と、載
物台スタンド218と、を有する。レーザー部スタンド
203には、レーザー光を発生してスキャンさせる発光
部204と、レーザー光を受光してその受光内容に応じ
て電気信号を発生する受光部206が取付けられてい
る。2つの載物台スタンド218の間に一体に形成され
た水平部218aには、上下調整シャフト支持部220
a、220bが設けられており、該上下調整シャフト支
持部220a、220bにより上下角度調整シャフト2
13が回動自在に支持されている。上下角度調整シャフ
ト213には、水平調整シャフト支持部材230が取り
付けられている。水平調整シャフト支持部材230は、
水平角度調整シャフト211を支持するための水平調整
シャフト支持部230a、230bを長手方向の両端に
有している。水平角度調整シャフト211は、その水平
調整シャフト支持部230a、230bにより回動自在
に支持されている。水平角度調整シャフト211には、
載物台260が取り付けられている。載物台260は、
平板状の基台260d上に、角柱状の台部260b、2
60cが、スリット状の隙間260aを挟んで立設され
て構成される。従って、上下角度調整シャフト213
は、水平調整シャフト支持部材230及び水平角度調整
シャフト211を介して載物台260を支持している。
また、上下角度調整シャフト213の一端には、載物台
260の上下方向の角度を調整する上下角度調整つまみ
214が設けられており、水平角度調整シャフト211
の一端には、載物台260の水平方向の角度を調整する
水平角度調整つまみ212が設けられている。
【0006】水平角度調整シャフト211は、水平角度
調整つまみ212を操作者が回転させることにより、載
物台260を水平方向に回動させる。上下角度調整シャ
フト213は、上下角度調整つまみ214を操作者が回
転させることにより、載物台260を上下方向に回動さ
せる。例えば、水平角度調整シャフト211の長手方向
をz軸とし、上下角度調整シャフト213の長手方向を
x軸とし、水平角度調整シャフト211と上下角度調整
シャフト213との双方のシャフトに直交する方向をy
軸としたときに、水平角度調整シャフト211は載物台
260をz軸を中心としてxy平面上を回動させ、上下
角度調整シャフト213は載物台260をx軸を中心と
してyz平面上を回動させる。この水平角度調整シャフ
ト211と上下角度調整シャフト213とを回動させる
ことにより、測定物を載せる載物台260の上面は、x
y平面上の任意の角度に取付け角度を変更可能であり、
かつ、yz平面上の任意の角度に取付け角度を変更可能
となる。なお、レーザー光による測定を正確に行うため
には、載物台260の上面のyz平面上の角度を、スキ
ャンされるレーザー光の進行方向に対して直交するよう
に載物台スタンド218に取付ける必要がある。従っ
て、水平角度調整シャフト211の長手方向(z軸)
は、レーザー光の進行方向(照射方向)と平行であり、
かつ、レーザー光がスキャンされた走査線(y軸)と直
交する位置関係となる。載物台260は、上記したよう
に、スキャンされるレーザー光を通過させるスリット状
の隙間260aを有している。載物台260の上面に測
定物を載置していない時には、スキャン中の全行程のレ
ーザー光が載物台260の隙間260aを通過して受光
部206に到達する。載物台260の上面に測定物を載
置している時には、スキャン中の全行程のレーザー光は
受光部206に到達せず、測定物に遮られていない時の
レーザー光のみが受光部206に到達する。
【0007】図18は、図17の、レーザースキャンマ
イクロメータ200中の測定部201と制御部210と
の内部構成を示すブロック図である。測定部201は、
上記したように、発光部204と、受光部206とを有
している。発光部204には、レーザー光を発生するレ
ーザー装置232と、レーザー光を反射させながら走査
させるポリゴンミラー234と、ポリゴンミラー234
を回転させるモータ236と、モータ236を駆動させ
るモータドライバ238と、レーザー光を反射してポリ
ゴンミラー234に導くミラー240と、ポリゴンミラ
ー234から反射したレーザー光を平行光にして測定物
に照射するコリメータレンズ238と、を有している。
受光部206には、平行光であるコリメータレンズ24
2からの出射光を後述する受光センサ248上に合焦さ
せる集光レンズ246と、受光したレーザー光に対応し
て電気信号を発生する受光センサ248と、を有してい
る。制御部210は、受光センサ248からの電気信号
から測定物244のエッジを検出するエッジ検出部22
0と、前記検出部220によりエッジが検出された時の
前後のセグメント中から測定物の寸法を示す方のセグメ
ントを選択するセグメント選択部222と、セグメント
選択部222がセグメントを選択している時にはクロッ
クパルスを通過させ、セグメントを選択していない時に
はクロックパルスを遮断するゲート224と、ゲート2
24を通過したクロックパルスを計数するカウンタ22
6と、一定周期のクロックパルスを生成するクロックパ
ルス生成部228と、カウンタ226にて計数された値
に基づいて測定物の寸法を演算するマイクロプロセッサ
等からなるCPU230と、レーザースキャンマイクロ
メータ200により測定物244の寸法を測定する際の
測定条件等を設定する設定部252と、設定内容やCP
U230による寸法の演算結果を表示する表示部250
と、オプション装備を追加するためのオプションインタ
ーフェース254と、外部測定器等と通信するためのR
S−232C端子部256と、を有している。
【0008】次に、図17、および、図18を用いて、
レーザースキャンマイクロメータ200により水晶基板
の寸法を測定する手順について説明する。まず、測定す
る水晶基板を、載物台260に載せる。次に、上下角度
調整つまみ214を用いて、レーザー光が水晶基板の測
定面に直角に当たるように載物台260の上下方向角度
を調整する。次に、水平角度調整つまみ212を用い
て、レーザー光がスキャンされる軌跡を示す走査線が測
定物の寸法測定箇所をまたぐように、載物台260の水
平方向角度を調節する。その後、上下方向角度および水
平方向角度を調節した載物台260上の測定物に対し
て、レーザ光をスキャンさせる。受光センサ248は、
スキャン中の測定物にレーザー光が当たっている間はレ
ーザー光を受光できないので、その間は受光光に基づく
電気信号を生成できない。制御部210は、受光センサ
248からの電気信号に従って測定物の寸法測定箇所の
寸法を演算して表示部250に表示する。レーザースキ
ャンマイクロメータ200にあっては、載物台260の
一部分等が水晶基板に接触して測定するタイプの測定器
ではないため、載物台260が熱により膨張しても、測
定値が熱膨張に影響されることはない。従って、熱膨張
による測定誤差を考慮する必要が無くなる。また、レー
ザースキャンマイクロメータ200では、水晶基板12
0を接触子等により挟み込まないので、水晶基板120
の片側が浮くということがなくなり、浮きLfによる測
定誤差を考慮する必要も無くなる。そのため、測定値の
再現性を確認しながら測定しても、何回も測定をやりな
おす必要がなくなり、測定時間を短縮することができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
ースキャンマイクロメータ200による測定では、上下
角度調整つまみ214を用いて、レーザー光が水晶基板
の測定面に直角に当たるように載物台260の上下方向
角度を調整し、さらに、水平角度調整つまみ212を用
いて、レーザー光の走査線が測定物の寸法測定箇所をま
たぐように、載物台260の水平方向角度を調節する作
業が必要であり、これらの角度の調整作業に多大な時間
が必要であった。また、レーザースキャンマイクロメー
タ200による測定を正確に行うには、レーザー光のス
キャン方向と測定物上の測定方向とが一致するように測
定物の向きを合わせながら載物台260上に載せる必要
があるが、上記したように、小型化、あるいは、軽薄短
小化が進んでいる水晶基板等の矩形測定物を正しい向き
で載物台260上に載せる作業は容易ではなく多くの手
間と時間が必要であった。本発明は、上述した如き従来
の問題を解決するためになされたものであって、レーザ
ースキャンマイクロメータにより測定物の寸法を測定す
る場合の載物台の角度調整作業を容易にすると共に載物
台上に測定物を正しい向きで載せる作業を容易にするこ
とにより、矩形測定物の寸法測定にかかる時間を短縮さ
せることができる寸法測定装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1の本発明の寸法測定装置は、レーザー光を
スキャンさせながら照射する照射部と、レーザー光を受
光して該レーザー光に基づく電気信号を発生する受光部
と、前記電気信号に基づいて測定物の長さを演算すると
共に前記照射部および受光部の制御を行う制御部と、レ
ーザー光の照射方向と平行であり且つレーザー光のスキ
ャン方向と垂直な線分をz軸とし、該z軸と直交し且つ
お互いが直交する線分をx軸およびy軸としたときに、
z軸を中心としてxy平面上を回動あるいはx軸を中心
としてyz平面上を回動させることにより測定物を載せ
る上面の角度を変更可能であって、前記スキャンされる
レーザー光を通過させる隙間を有する載物台と、を備
え、矩形測定物を載せた載物台上に照射するレーザー光
をスキャンさせた際に受光部から出力される前記電気信
号に基づいて、前記制御部が測定物の寸法を演算する寸
法測定装置において、前記載物台上に、レーザー光のス
キャン方向に対して直交する方向に延在すると共に前記
載物台上の隙間の長手方向両端に各々配置される基準ブ
ロックと、レーザー光のスキャン方向に測定物上の測定
を実施する方向が一致するように矩形測定物を位置決め
する2本の固定基準ピンと、を備えたことを特徴とす
る。請求項2の本発明の寸法測定装置は、レーザー光を
スキャンさせながら照射する照射部と、レーザー光を受
光して該レーザー光に基づく電気信号を発生する受光部
と、前記電気信号に基づいて測定物の長さを演算すると
共に前記照射部および受光部の制御を行う制御部と、レ
ーザー光の照射方向と平行であり且つレーザー光のスキ
ャン方向と垂直な線分をz軸とし、該z軸と直交し且つ
お互いが直交する線分をx軸およびy軸としたときに、
z軸を中心としてxy平面上を回動あるいはx軸を中心
としてyz平面上を回動させることにより測定物を載せ
る上面の角度を変更可能であって、前記スキャンされる
レーザー光を通過させる隙間を有する載物台と、を備
え、矩形測定物を載せた載物台上に照射するレーザー光
をスキャンさせた際に受光部から出力される前記電気信
号に基づいて、前記制御部が測定物の寸法を演算する寸
法測定装置において、前記載物台上に、レーザー光のス
キャン方向に対して直交する方向に延在すると共に前記
載物台上の隙間の長手方向両端に各々配置される基準ブ
ロックを備え、前記レーザー光のスキャン方向は2 方向
であり、該2 方向にスキャンされたレーザー光の軌跡を
示す2本の走査線が、矩形測定物上をはずれた位置で所
定の角度にて交差することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態
の寸法測定装置の載物台の構成を示す斜視図であり、図
2は、図1の載物台の側面図である。尚、以下の実施形
態の寸法測定装置は、図17〜18に示したレーザース
キャンマイクロメータ200(寸法測定装置)を改良し
たものであるため、図17〜図18の寸法測定装置と同
じ機能の部分については、以下の図1〜図11中でも同
じ符号を付し、重複する説明を省略する。図1に示す様
に、本実施形態の寸法測定装置の特徴的な構成として
は、まず、載物台の角度調整作業を容易にするために、
載物台260上に、載物台260の角度調整を容易にす
る基準ブロック262を備えたことが挙げられる。基準
ブロック262は、載物台260の中央部を横断するよ
うにスリット状に形成された隙間260aの両端に各1
個づつ配置され、ネジ264により固定される。基準ブ
ロック262が載物台260上に設置される方向は、レ
ーザー光(照射光)270のスキャン方向(走査線26
6の方向)に対して直交してレーザー光を遮る方向であ
る。上記のようにして向きを合わせた基準ブロック26
2は、ネジ264により載物台260上に固定される。
このように、載物台260上に基準ブロック262を設
置することにより、照射光270は、一方の基準ブロッ
ク262のエッジ268aと他方の基準ブロック262
のエッジ268bとの間(長さLt0)を通過し、この
長さLt0の範囲の通過光272のみが受光センサ24
8に到達する。載物台260の水平方向への角度調整を
行うには、制御部210内の表示部250に表示される
長さLt0の値を監視しながら、その値が最小になるよ
うに図17に示した水平角度調整つまみ212を調整す
る。
【0012】図3は、載物台260の水平方向角度が最
終調整値からずれている場合を示す斜視図であり、図4
は、図3の載物台260の上面図である。図3および図
4に示したように、載物台260の水平方向角度が最終
調整値(エッジ268aと268bとの間の走査線26
6の長さ{=通過光272の長さLt0}が最小値にな
る時の角度)から角度θxだけずれている場合の走査線
266aの通過光272の長さLt1は、長さLt0よ
りも長くなる。具体的には、図3および図4から、載物
台260の水平方向角度が最終調整値である場合の走査
線266の通過光272の長さLt0と、走査線266
と角度θxだけずれた走査線266aの通過光272の
長さLt1とを比較すると、Lt1cosθx=Lt0
の式がなりたつため、Lt1>Lt0(θ≠0の場合)
の関係であり、θx=0の時、すなわち、Lt1=Lt
0の時がLt1の最小値であることがわかる。このよう
に、載物台260の水平方向角度が最終調整値である場
合の通過光272の長さLt0は、水平方向角度が最終
調整値からずれている場合の通過光272の長さLt1
よりも短い。従って、例えば、制御部210内の表示部
250に表示される長さLt1の値がLt0(=最小
値)に近づくように水平角度調整つまみ212を調整す
ることにより、容易に載物台260の水平方向角度を最
終調整値(通過光272が最小値{長さLt0}である
時の角度)に調整することができる。次に、載物台26
0の上下方向角度を調整するには、制御部210内の表
示部250に表示される長さLt0の値を監視しなが
ら、その値が最大になるように図17に示した上下角度
調整つまみ214を調整する。
【0013】図5は、載物台260の上下方向角度が最
終調整値からずれている場合を示す側面図である。図5
に示したように、載物台260の上下方向角度が最終調
整値(エッジ268aと268bとの間の走査線266
の長さが最大値になる時の角度)から角度θ1だけずれ
ている場合の走査線266aの通過光272の長さLt
2は、図2に示した載物台260の上下方向角度が最終
調整値である場合の通過光272の長さLt0よりも長
くなる。具体的には、図2および図5から、載物台26
0の上下方向角度が最終調整値である場合の通過光27
2の長さLt0と、上下方向角度が最終調整値と角度θ
1だけずれた場合の通過光272の長さLt2とを比較
すると、Lt0cosθ1=Lt2の式がなりたつた
め、Lt0>Lt2(θ≠0の場合)の関係であり、θ
1=0の時、すなわち、Lt0=Lt2の時がLt2の
最大値であることがわかる。このように、載物台260
の上下方向角度が最終調整値である場合の通過光272
の長さLt0は、上下方向角度が最終調整値からずれて
いる場合の通過光272の長さLt1よりも短い。従っ
て、例えば、制御部210内の表示部250に表示され
る長さLt1の値がLt0(=最大値)に近づくように
上下角度調整つまみ214を調整することにより、容易
に載物台260の上下方向角度を最終調整値(通過光2
72が最大値{長さLt0}である時の角度)に調整す
ることができる。従って、本実施形態の寸法測定装置で
は、載物台260上に基準ブロック262を備えること
により、載物台260の水平方向角度および上下方向角
度の調整作業を容易にすることができる。
【0014】次に、載物台260上に測定物(水晶基板
120)を正しい向きで載せる作業を容易にするための
本実施形態の寸法測定装置における特徴的な構成につい
て説明する。図6は、図1の寸法測定装置の載物台に固
定基準ピンを加えた本実施形態の構成を示す斜視図であ
り、図7は、図6の載物台の上面図である。図8は載物
台260上の測定物が最終配置位置からずれている場合
を示す上面図であり、図9は、図8の測定物を最終配置
位置に合わせるために載物台の上下方向角度を変えた場
合を示す側面図である。図6および図7に示すように、
本実施形態の寸法測定装置では、測定物(水晶基板12
0)を正しい向きで載せる作業を容易にするために、載
物台260上に固定基準ピン282を設けた。固定基準
ピン282は、載物台260上に固定されるピンであ
り、例えば円筒形状であって、図7に示すように、一方
の基準ブロック262のエッジ268aから距離x2だ
け離れた位置に隙間260aを挟んで2本設置される。
水晶基板120を載物台260上に載せる場合には、水
晶基板120を2本の固定基準ピン282に軽く圧接し
ながら載物台260上に載せることにより、エッジ26
8aと水晶基板120の4辺の内の2辺とが平行になる
ように、水晶基板120を載物台260上に位置決めす
ることができる。具体的には、例えば、水晶基板120
の4隅を図7に示したようにa、b、c、dとすると、
4辺は、各々、辺ab、辺bd、辺cd、辺acと表す
ことができる。水晶基板120の辺cdを固定基準ピン
282に軽く圧接しながら載物台260上に載せると、
固定基準ピン282は、2本ともエッジ268aからx
2 の距離に設置されているため、エッジ268aと辺c
dとは平行となる。また、矩形である水晶基板120の
辺cdと辺abとは平行な位置関係であるため、エッジ
268aは辺abとも平行となる。また、前記したよう
に、エッジ268とレーザー光の走査線266とは直交
するので、走査線266は、水晶基板120の辺cdお
よび辺abとも直交することになる。
【0015】また、例えば、図8に示したように、2本
の固定基準ピン282の内の一方と辺cdとは接してい
るが、他方の固定基準ピン282と辺cdとが離れてい
る場合には、エッジ268aと固定基準ピン282との
間の距離x2 が、走査線266上のエッジ268aと辺
cdとの間の距離x2 +dx2 となり、dx2 分だけ増
加する。この場合には、例えば、制御部210の表示部
250に表示される寸法が、「x2 +dx2 」となるの
で、測定者は、載物台260上に水晶基板120が正し
い向きで載せられてはいないことを容易に確認すること
ができる。この載物台260上に水晶基板120が正し
い向きに載せられていない場合には、水晶基板120の
測定者は、載物台260上の水晶基板120を固定基準
ピン282側に押して正しい向きに修正すればよい。こ
のように、本実施形態の寸法測定装置では、載物台26
0上に、一方のエッジ268aまたは268bから等距
離となる位置に2つの固定基準ピン282を設けること
により、通過光272の長さLt0を、エッジ268a
と水晶基板120の辺cdとの間の固定基準距離x2
と、水晶基板120の辺cdと辺abとの間の距離(測
定寸法)x1 と、水晶基板120の辺abとエッジ26
8bとの間の距離x3 と、に3分割して、載物台260
上に正しい向きで水晶基板120が載せられた場合の固
定基準距離x2 と、新たに水晶基板120を測定する場
合に得られる距離x2 +dx2 等とを比較することによ
り、測定者は載物台260上に水晶基板120が正しい
向きに載せられているか否かを容易に判断することがで
きる。従って、本実施形態の寸法測定装置を用いること
により、測定者は水晶基板120の辺cdと辺abとの
間の寸法x1を正確に測定することができる。また、載
物台260上に水晶基板120が正しい向きに載せられ
ていない場合には、例えば、水晶基板120の測定者は
上下角度調整つまみ214を操作して載物台260の上
下方向角度を図9に示したようにθ2だけ増加させて、
傾斜した載物台260上の水晶基板120を自重にてス
ライドさせて固定基準ピン282と接触させる。する
と、載物台260上の水晶基板120は2本の固定基準
ピン282と接触するので、自動的に固定基準ピン28
2は正しい向きとなる。従って、本実施形態の寸法測定
装置では、測定者が載物台260上の水晶基板120の
向きを正しい向きに修正する作業も容易となり、修正作
業に要する時間を短縮させることができる。
【0016】次に本発明の第2の実施形態について図を
用いて説明する。図10は、本発明の第2の実施形態の
寸法測定装置の載物台の構成を示す側面図であり、図1
1は、図10の載物台の上面図である。図10、図11
に示す様に、本実施形態の寸法測定装置における特徴的
な構成としては、まず、レーザー光を照射した軌跡すな
わち走査線が2本(266b、266c)になってお
り、各々の走査線266b、266cは、載物台260
上の水晶基板120(矩形測定物)上からはずれた位置
で所定の角度θ3 にて交差していることが挙げられる。
また、上記に関連して、第1の実施形態では水晶基板1
20の向きを正しい向きに調整するために必要であった
固定基準ピン282が必ずしも必要ではなくなることが
挙げられる。走査線を2本にすること、すなわち、レー
ザー光の照射光270の軌跡を変更するには、例えば、
本実施形態の寸法測定装置の水平角度調整つまみ212
を、載物台260の水平方向角度が所定角度θ3 だけ変
わるように操作者が操作すれば良い。本実施形態にて、
水晶基板120の辺abと辺cdとの間の距離(寸法)
hは、以下のようにして求めることができる。まず、走
査線266bと走査線266cとの交差する角度θ3 を
決定する。次に、第1の走査線266b上をスキャンす
る第1の照射光270aが水晶基板120により遮断さ
れる部分の長さである長さx1、言い換えれば、受光セ
ンサ248にて受光する第1の通過光272aが途切れ
る部分の長さである長さx1を、制御部210にて受光
センサ248からの電気信号を演算すること等により求
める。次に、第2の走査線266c上をスキャンする第
2の照射光270bが水晶基板120により遮断される
部分の長さである長さx2、言い換えれば、受光センサ
248にて受光する第2の通過光272bが途切れる部
分の長さである長さx2を、制御部210にて受光セン
サ248からの電気信号を演算すること等により求め
る。
【0017】測定物である水晶基板120の辺abと辺
cdは平行(ab//cd)であるので、上記の角度θ3
、長さx1、および、長さx2を用いて、制御部21
0にて次の数式(数1)により寸法hを求めることがで
きる。
【数1】 このように、本実施形態の寸法測定装置では、走査線2
66bおよび走査線266cに対して水晶基板120の
辺abおよび辺cdを直交させる必要がなくなるので、
測定者が載物台260上の水晶基板120の向きを正し
い向きに修正する作業が不要となり、修正作業に要する
時間を短縮させることができる。なお、上記した各実施
形態では、載物台260の上下方向角度を変えるため
に、上下角度調整つまみ214を用いたが、例えば、載
物台260の上下方向角度は固定しておき、レーザー光
を発生する発光部204およびレーザー光を受光する受
光部206の上下方向角度を変更することにより、照射
されるレーザー光と載物台260とが直交するようにし
てもよい。また、上記した各実施形態では、載物台26
0の水平方向角度を変えるために、水平角度調整つまみ
212を用いたが、例えば、載物台260の水平方向角
度は固定しておき、レーザー光を発生する発光部204
およびレーザー光を受光する受光部206の水平方向角
度を変更することにより、上記第1の実施形態の走査線
266あるいは第2の実施形態の走査線266b、26
6cのスキャン方向が得られるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】上記のように請求項1の本発明では、載
物台上に基準ブロックを備えることにより、載物台の水
平方向角度および上下方向角度の調整作業を容易にする
ことができ、載物台上に固定基準ピンを設けることによ
り、測定者が載物台上の水晶基板が正しい向きであるこ
とを容易に判断することができるので、本実施形態の寸
法測定装置を用いることにより、測定者は水晶基板の寸
法を正確に測定することができ、測定者が載物台上の水
晶基板の向きを正しい向きに修正する作業も容易とな
り、修正作業に要する時間を短縮させることができる。
請求項2の本発明では、走査線を2本にして所定角度で
交差させることにより、2本の走査線に対して水晶基板
の辺を直交させる必要がなくなるので、請求項1の発明
の効果に加えて、測定者が載物台上の水晶基板の向きを
正しい向きに修正する作業が不要となり、修正作業に要
する時間をより短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の寸法測定装置の載物
台の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の載物台の側面図である。
【図3】載物台の水平方向角度が最終調整値からずれて
いる場合を示す斜視図である。
【図4】図3の載物台の上面図である。
【図5】載物台260の上下方向角度が最終調整値から
ずれている場合を示す側面図が図5である。
【図6】図1の寸法測定装置の載台に固定基準ピンを加
えた本実施形態の構成を示す斜視図である。
【図7】図6の載物台の上面図である。
【図8】載物台上の測定物が最終配置位置からずれてい
る場合を示す上面図である。
【図9】図8の測定物を最終配置位置に合わせるために
載物台の上下方向角度を変えた場合を示す側面図であ
る。
【図10】本発明の第2の実施形態の寸法測定装置の載
物台の構成を示す側面図である。
【図11】図10の載物台の上面図である。
【図12】接触式のマイクロメータの概略の構成を示す
斜視図である。
【図13】図12の接触式のマイクロメータの側面図で
ある。
【図14】図13の接触式のマイクロメータの台部分が
熱により膨張する変化量を示す図である。
【図15】接触子(フィラー)により水晶基板を挟み込
んだ状態を示す図である。
【図16】接触子により水晶基板を挟み込む際に、水晶
基板の片側に浮きが生じた状態を示す図である。
【図17】レーザースキャンマイクロメータの全体構成
を示す斜視図である。
【図18】図17のレーザースキャンマイクロメータ中
の測定部と制御部の内部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
248・・・受光センサ、260・・・載物台、260
a・・・隙間、262・・・基準ブロック、266・・
・走査線、268a、268b・・・エッジ、270・
・・照射光、272・・・通過光、282・・・固定基
準ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光をスキャンさせながら照射す
    る照射部と、レーザー光を受光して該レーザー光に基づ
    く電気信号を発生する受光部と、前記電気信号に基づい
    て測定物の長さを演算すると共に前記照射部および受光
    部の制御を行う制御部と、 レーザー光の照射方向と平行であり且つレーザー光のス
    キャン方向と垂直な線分をz軸とし、該z軸と直交し且
    つお互いが直交する線分をx軸およびy軸としたとき
    に、z軸を中心としてxy平面上を回動あるいはx軸を
    中心としてyz平面上を回動させることにより測定物を
    載せる上面の角度を変更可能であって、前記スキャンさ
    れるレーザー光を通過させる隙間を有する載物台と、を
    備え、 矩形状の測定物を載せた載物台上に照射するレーザー光
    をスキャンさせた際に受光部から出力される前記電気信
    号に基づいて、前記制御部が測定物の寸法を演算する寸
    法測定装置において、 前記載物台上に、レーザー光のスキャン方向に対して直
    交する方向に延在すると共に前記載物台上の隙間の長手
    方向両端に各々配置される基準ブロックと、レーザー光
    のスキャン方向と測定物上の測定を実施する方向とが一
    致するように測定物を位置決めする2本の固定基準ピン
    と、を備えたことを特徴とする寸法測定装置。
  2. 【請求項2】 レーザー光をスキャンさせながら照射す
    る照射部と、レーザー光を受光して該レーザー光に基づ
    く電気信号を発生する受光部と、前記電気信号に基づい
    て測定物の長さを演算すると共に前記照射部および受光
    部の制御を行う制御部と、 レーザー光の照射方向と平行であり且つレーザー光のス
    キャン方向と垂直な線分をz軸とし、該z軸と直交し且
    つお互いが直交する線分をx軸およびy軸としたとき
    に、z軸を中心としてxy平面上を回動あるいはx軸を
    中心としてyz平面上を回動させることにより測定物を
    載せる上面の角度を変更可能であって、前記スキャンさ
    れるレーザー光を通過させる隙間を有する載物台と、を
    備え、 矩形測定物を載せた載物台上に照射するレーザー光をス
    キャンさせた際に受光部から出力される前記電気信号に
    基づいて、前記制御部が測定物の寸法を演算する寸法測
    定装置において、 前記載物台上に、レーザー光のスキャン方向に対して直
    交する方向に延在すると共に前記載物台上の隙間の長手
    方向両端に各々配置される基準ブロックを備え、 前記レーザー光のスキャン方向は2 方向であり、該2 方
    向にスキャンされたレーザー光の軌跡を示す2本の走査
    線が、測定物上をはずれた位置で所定の角度にて交差す
    ることを特徴とする寸法測定装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121900A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Seiko Instruments Inc 寸法測定装置、及びワーク製造方法
JP2009216451A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Asahi Kasei E-Materials Corp 膜幅測定方法及び膜幅測定装置
CN105258640A (zh) * 2015-08-06 2016-01-20 大理大学 多功能物体测量仪及其使用方法
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CN109682356A (zh) * 2019-01-24 2019-04-26 成都大亦科技有限公司 基于激光基准面的自动化测量装置

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