JP5482730B2 - 耳掛けハンガー,イヤホン,及びイヤホンの製造方法 - Google Patents

耳掛けハンガー,イヤホン,及びイヤホンの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、耳掛けハンガー,イヤホン,及びイヤホンの製造方法に係り、特に、ケーブルが内部に埋め込まれて通された耳掛けハンガーとそれを備えたイヤホンとそのイヤホンの製造方法とに関する。
耳掛けハンガーを備えたイヤホンが知られている。このイヤホンは、安定した装着感が得られることから、運動をしながら使用するイヤホンに好適であるとして近年市場が拡大している。一例として特許文献1に記載されたものがある。
特許文献1に記載されたイヤホン(特許文献1ではヘッドホンと記載されている)は、耳掛けハンガーの内部に、イヤホンのスピーカに音声信号を供給するケーブルが通されている。
また、特許文献1には、ケーブル(特許文献1ではコードと称されている)の先端をソケットに差し込み自在とすることで、耳掛けハンガーがスピーカを備えた本体部から分離できることが開示されている。
さらに、耳掛けハンガーの内部構造として、耳掛けハンガーの形状を耳の形に合わせて変えて保持できるように、屈撓自在の芯線材(例えば金属線材を備え、そのまわりにケーブルを巻き付けて樹脂で被覆した例が開示されている。
金属線材を耳掛けハンガーの芯線材として用いることは、耳掛けハンガーを耳介の形状により良好に合わせられるので好ましい。
実開平1−169896号公報
特許文献1に記載されたイヤホンを製造する工程において、耳掛けハンガーの被覆樹脂の射出成形では、芯線材とケーブルとを一体化したもの(以下、一体化ケーブルと称する)を金型のキャビティ内に収めその周囲の空間に樹脂を注入して形成するという所謂インサート成形を行う。
インサート成形では、一体化ケーブルをキャビティ内の所定の位置で安定的に保持する必要がある。
インサート成形で通常行われている、金型からピンを突出させてインサート物を直接支持する方法でこの一体化ケーブルのインサート成形を行うと、ピンに対応して、成形品の外表面から内部の一体化ケーブルに到達する深い穴が形成される。
より安定して一体化ケーブルを保持するために、ピンは一体化ケーブルの長手方向に沿って複数箇所設ける必要がある。
従って、この深い穴は、耳掛けハンガーの長手方向に沿って複数箇所形成されて耳掛けハンガーの外観品位を低下させると共に、イヤホンを運動しながら使用する場合に汗や雨の水滴が内部に侵入して一体化ケーブルと接触する経路となるので、耳掛けハンガー内部の金属部分が腐食するなどの不具合が発生することが懸念される。
また、ケーブルと芯線材との外径が異なる場合、ピンを当てる位置を定め難く、また、面当てし難いので保持が不安定になる。
そのため、インサート成形時に樹脂に付与される圧力の影響を受け、成形した耳掛けハンガー内における一体化ケーブルの位置が、所定位置に精度よく安定して置かれず、大きく偏って成形されてしまう虞がある。
耳掛けハンガー内での一体化ケーブルの位置がずれると、それを覆う樹脂層が偏肉となり、耳掛けハンガーを繰り返し変形させた場合に、薄肉となった部分に亀裂が入るなどの不具合が生じることが懸念される。
このように、ケーブルと芯線材とそれらを覆う樹脂とで形成された耳掛けハンガーやそれを備えたイヤホンにおいては、一体化ケーブルの位置に関係する不具合の発生が予測され、それらの製造が難しいという問題がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ケーブルと芯線材とそれらを覆う樹脂とで形成されていても、汗や水滴に起因する不具合や樹脂の偏肉に起因する不具合が生じ難く、外観品位が良好で、製造が容易な耳掛けハンガー,イヤホン,及びイヤホンの製造方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は手段として次の構成、手順を有する。
1) 耳介の根本部分に掛けられる形状に湾曲したハンガー本体部(2)と、
前記ハンガー本体部(2)の内部に埋め込まれると共に前記ハンガー本体部(2)の一端から外部に延出しているケーブル(5)と、を備えた耳掛けハンガーであって、
前記ハンガー本体部(2)は、
前記ケーブル(5)に沿って配置された所定長の芯線材(6)と、
前記ケーブル(5)及び前記芯線材(6)が通された保持部(12)と、
少なくとも、前記芯線材(6)の全体と前記ケーブル(5)における前記芯線材(6)が沿う範囲と前記保持部(12)とを被覆する樹脂部(8)と、
を有し、
前記樹脂部(8)の表面に、前記保持部(12)に達する穴(2h)が形成されていることを特徴とする耳掛けハンガー(2A)である。
2) 1)に記載の耳掛けハンガー(2A)と、
前記ケーブル(5)の一端側に接続されたスピーカ(SP)を収納して前記耳掛けハンガー(HG)に一体的に連結された本体部(HT)と、
を備えたイヤホン(50)である。
3) 前記耳掛けハンガー(HG)を耳に掛けた使用状態で、前記芯線材(6)が前記ケーブル(5)よりも耳介側に位置することを特徴とする2)に記載のイヤホン(50)である。
4) 2)に記載のイヤホン(50)を製造するイヤホンの製造方法であって、
前記ケーブル(5)に前記芯線材(6)を沿わせて一体化した一体化ケーブル(CB)を作成する工程と、
前記一体化ケーブル(CB)に前記保持部(12)を設ける保持部形成工程と、
キャビティ(VV)内で前記保持部(12)をピンで保持しつつ前記樹脂部(8)を射出成形により形成する樹脂部形成工程と、
を有することを特徴とするイヤホンの製造方法である。
本発明によれば、汗や水滴に起因する不具合や樹脂の偏肉に起因する不具合が生じ難く、外観品位が良好で、製造が容易である、という効果が得られる。
本発明の耳掛けハンガーを備えたイヤホンの実施例を説明するための外観図である。 本発明の耳掛けハンガーの実施例を説明するための断面図である。 本発明の耳掛けハンガーの実施例を説明するための部分的平面図である。 本発明の耳掛けハンガーを備えたイヤホンの実施例を説明するための一部透視図である。 本発明の耳掛けハンガーを備えたイヤホンの実施例における内部構造を説明するための平面図である。 本発明の耳掛けハンガーの実施例における要部を説明するための図である。 本発明の耳掛けハンガーの実施例における製造方法の一段階を説明するための断面図である。 本発明の耳掛けハンガーの実施例における他の要部を説明するための図である。 本発明の耳掛けハンガーの実施例におけるさらに他の要部を説明するための図である。 本発明の耳掛けハンガーを備えたイヤホンの実施例における中間製造物を説明するための平面図である。 本発明の耳掛けハンガーの実施例における製造方法の他の段階を説明するための一断面図である。 本発明の耳掛けハンガーの実施例における製造方法の他の段階を説明するための他の断面図である。 本発明の耳掛けハンガーの実施例を説明するための平面図である。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図13を用いて説明する。
図1は、本発明の耳掛けハンガーを備えたイヤホンの実施例を示す外観斜視図である。
図1に示したイヤホンは右耳に装着するものである。左耳に装着するイヤホンの耳掛けハンガーの形状は、耳への装着状態で頭部中心面に対して左右対称となるので、以下、右耳に装着するものを代表として説明する。
実施例のイヤホン50は、本体部HTと、本体部HTに対して一体的に連結された耳掛けハンガー部HG(ハンガー本体部)と、耳掛けハンガー部HGから延出したケーブル5と、を有する。
本体部HTは、スピーカSPを内部に収納すると共にそのスピーカSPからの音を外部に出力する音筒部1aが形成されたハウジング1を有する。
耳掛けハンガー部HGは、一端側が境界位置P1にてハウジング1に一体的に連結すると共に耳介の根本部分に沿う形状で湾曲したハンガー部2からなる。すなわち、ハンガー部2は、耳介の根本部分に掛けることができる湾曲した形状を有している。
ケーブル5は、ハンガー部2に埋め込まれて通されており、一端側がハウジング1の内部に導入され他端側がハンガー部2から外部に露出している。
詳しくは、一端側はハンガー部2からハウジング1の内部に入りスピーカSPに接続されている。他端側はプラグ(図1には図示せず)に接続されている。
イヤホン50は、そのプラグを音楽再生装置などの機器に接続してスピーカSPにより音声を再生できるようになっている。
音筒部1aには、ゴム材などで形成されたイヤーピース4が着脱自在に装着されている。
イヤホン50は右耳用であって、使用の際に、イヤーピース4を外耳道内に挿入すると共にハンガー部2を右耳の耳介根本部分に掛け、ケーブル5が耳介の後方側において首に向け引き出されるように装着される。
ハンガー部2の表面には穴2hが複数箇所形成されている。図1においては、4カ所である。
図1中のRC1は、ハンガー部2の曲率中心RC1の位置を示している。曲率半径はRs1で示される。
図2は、ハンガー部2の図1におけるS1−S1断面図である。この断面位置は、隣接する穴2hのほぼ中間位置である。
図2には、耳掛けハンガーHGを頭部と耳介との間に装着した際の方向を、天側,地側,頭部側,耳介側として示している。
図2において、ハンガー部2は、ケーブル5と、ハンガー部2の芯線材となる線材6と、ケーブル5及び線材6を一体として被覆する被覆部7と、被覆部7を包む樹脂部8と、を有して形成されている。
以下、被覆部7と、被覆部7で被覆されたケーブル5及び線材6と、を合わせて一体化ケーブルCBと称する。
ケーブル5は、導線である芯線5a及び芯線5bとそれらを被覆する外皮部5cとからなる二芯ケーブルであり、外径は例えば1.4mmである。
芯線5a,5bは、エナメル線を用いることができる。外皮部5cの材料例は、塩化ビニル(PVC)である。
線材6の材料例は、SUS(ステンレス鋼)であり、外径は例えば、0.8mmである。
線材6は、指により所望の形状に変形可能であり、その変形した形状を維持できる特性を有している。
ケーブル5と線材6とは沿うようにして被覆部7により被覆されている。ケーブル5と線材6とは密着しているとよりよい。
被覆部7は、汎用の熱収縮チューブである。
樹脂部8は、被覆部7を所定の厚さで覆う樹脂層であって、材料例は熱可塑性エラストマである。
図2に示されるように、一体化ケーブルCBの断面形状における向きは、径の大きいケーブル5が頭部側、径の小さい線材6が耳介側に位置するよう配置されている。換言するならば、ケーブル5と線材6とが、線材6を耳介側として曲率中心RC1に向かう方向に対し直交する方向に配置されている。
この一体化ケーブルCBの断面形状における向きは、ハンガー部2の何処の断面においても維持されている。
小径の線材6を大径のケーブル5よりも耳介側に位置するように配設することで、ハンガー部2の断面形状を、耳介側が細くなるようにも設定でき、外観デザイン性を向上できる。
ケーブル5内の芯線5a,5bは、図2では左右方向(頭部−耳介方向)に並んで配置されているが、この並びは左右方向に限定されるものではない。縦や斜めに並んでいてもよく、この並び方向によらず、ケーブル5の外皮部5cの外形はほぼ円形になる。
樹脂部8の断面形状は、非対称形状であり、図2の右側面(耳装着時に耳介側となる面)に平坦面8aが形成されている。樹脂部8の断面外形形状は、耳掛けハンガーHGを耳に装着した際に、外観品位がより良好となるよう意匠的に決められている。
図3を用いて一体化ケーブルCBの両端部について説明する。
図3は、一体化ケーブルCBにおいて、ハンガー部2の先端部近傍になる部位及びハウジング1に連結する部分になる部位を示した図である。
被覆部7は、線材6の端部6t1を完全に覆ってケーブル5のみを被覆する部位AR1を有するように形成されている。
ケーブル5の先端は、ハンガー部2から外部に引き出される側がプラグに接続され、ハウジング1内に引き込まれる側は、さらに芯線5a,5bが引き出されてスピーカSPに接続される。
一体化ケーブルCBは、例えば以下の方法で作成される。
〔工程1〕線材6を所定の長さに切断しておく。
〔工程2〕被覆部7となる熱収縮チューブにケーブル5と所定長の線材6とを挿通させる。
線材6は、予め所定の形状に塑性変形させておくことが望ましい。具体的には、耳介の根本におけるハンガー部2が掛かる部位の形状に近似させた湾曲変形を付与しておく。
線材6にこの湾曲形状を付与した場合は、ケーブル5は、線材6とほぼ同じ曲率となるように並列に配置する。
〔工程3〕熱収縮チューブを所定長に切断する。具体的には、所定長は線材6の端部6t1,6t2が完全に覆われるような長さとする。この切断は工程2の前に実施しておいてもよい。
切断した熱収縮チューブ内で、線材6を、収縮後に線材6の端部6t1,6t2が完全に覆われる位置に配置する。
〔工程4〕熱収縮チューブを加熱し、ケーブル5と線材6とを互いに密着した状態で一体化する。これで一体化ケーブルCBが作成される。
図4は、イヤホン50を図1とほぼ同じ向きにてハンガー部2の樹脂部8を透視的に示した図である。
図5は、イヤホン50を図4と同じ向きにて、樹脂部8を削除した状態を示した図である。
図4及び図5に示されるように、ハンガー部2の内部において、一体化ケーブルCBには、その延在方向の互いに離隔した位置に四個の保持部11〜14が設けられている。この実施例においては保持部12と保持部13とは同一部材とされている。
各保持部11〜14の材料例はポリエチレン(PE)である。
耳掛けハンガー部HGの形成は、一体化ケーブルCBに対し、まず、各保持部の形状に対応した金型を用いたインサート成形により各保持部11〜14を一体的に設け、次に、保持部11〜14が設けられた一体化ケーブルCBに対し、ハンガー部2の形状に対応した金型を用いたインサート成形により樹脂部8を一体的に設けることで行われる。
次に各保持部について詳述する。
(保持部12について)
保持部13は保持部12と同一部材なので、代表として保持部12について図6(a)〜(c)を用いて詳述する。
図6(a)は、図5における保持部12を概ね矢印YS5の方向から見た斜視図である。
図6(b)は、図5における保持部12を概ね紙面手前側から見た平面図である。
図6(c)は、図5における保持部12を矢印YS6の方向から見た斜視図である。
保持部12は一体化ケーブルCBと一体的に形成されるので、図6(a)〜(c)に示すような単体では成形されないが、ここでは、理解容易のため、一体化ケーブルCBを削除した単体状態として説明する。
保持部12は、一体化ケーブルCBの外形に対応した貫通孔12aを有する管状を呈する。外形の横断面形状は、長手を有する略長丸状を呈し、その長手方向の一方端12a1側の弧が他方端12a2側の弧よりも小径の略落下液滴形状(落下しているときの滴のような形状)とされている。
貫通孔12aも保持部12の外形形状と概ね相似の横断面形状を呈している。すなわち、貫通孔12aの横断面形状は、長手を有する略長丸状を呈し、その長手方向の一方端12a1側の弧が他方端12a2側の弧よりも小径の略落下液滴形状とされている。
保持部12の一方端12a1側の外周面における長手方向〔図6(a)の上下方向〕中央部には、貫通孔12aの管軸方向に対して直交方向に突出する凸座部12bが設けられている。凸座部12bは例えば略円柱状とされている。
外周面における凸座部12bの反対側には、管軸方向に対し直交方向に凹む凹座部12cが設けられている。凹座部12bの凹み空間は例えば略円柱状とされている。
外周面の一端側12a1には、凸座部12bを挟んで一対の溝部12dが形成され、他端側12a2には、凹座部12cを挟んで一対の溝部12eが形成されている。
溝部12d,12eは、貫通孔12aの軸方向に対して直交する方向に延在する溝として形成されている。
図7を用い、一体化ケーブルCBに対する保持部12のインサート成形について説明する。
図7は、保持部12を成形するための金型Mにおいて、一体化ケーブルCBをキャビティV内部に配置し、固定型M1と可動型M2とをパーティングラインPLにおいて型合わせした状態を示す模式的断面図である。
保持部12における断面位置は、図6(b)におけるS2−S2位置であり、凸座部12b及び凹座部12cに掛かる位置である。
キャビティVの空間が保持部12に対応した空間である。
樹脂充填前に、キャビティVの内部には、キャビティVの内壁に対して所定距離離間するように一体化ケーブルCBが配置される。
その後、キャビティV内に溶融した樹脂材が充填された後固化し、一体化ケーブルCBと一体化して保持部12が形成される。
固定型M1には、凸座部12bに対応した凹部M1aが形成されており、可動型M2には、凹座部12cに対応した凸部M2aが形成されている。
一体化ケーブルCBの保持は、金型MのキャビティV以外の部分に設けられた保持部(図示せず)によって隙間なく、また、ガタなく行われる。
インサート成形において、一体化ケーブルCBはキャビティVの内部で自由状態になっている。しかしながら、キャビティVの一体化ケーブルCBの延在方向長さ(保持部12の軸方向長さに相当)は一体化ケーブルCBの幅の2〜3倍程度とされて充分短いので、キャビティV内での一体化ケーブルCBの位置は、精度よく安定し、射出成形時に樹脂などから受ける圧力によってずれることがない。
(保持部14について)
図8(a)は、図5における保持部14を図5の概ね矢印YS7の方向から見た斜視図である。
図8(b)は、図8(a)における矢印YS9の方向から見た図である。
図8(c)は、図5における保持部14を概ね紙面手前側から見た平面図である。
図8(d)は、図5における保持部14を図5の矢印YS8の方向から見た斜視図である。
保持部14は保持部12と同様に、一体化ケーブルCBと一体的に形成されるので、図8(a)〜(d)に示すような単体では成形されないが、ここでは、理解容易のため、一体化ケーブルCBを除いた状態で説明する。
保持部14は、貫通孔14aを有する管状を呈している。外形の横断面形状は、ほぼ円形形状を呈する。
保持部14の一方の出口14k1側において、貫通孔14aの横断面形状は、長手を有する略長丸状を呈し、その長手方向の一方端14a1側の弧が他方端14a2側の弧よりも小径なる略落下液滴形状とされている。
また、保持部14の他方の出口14k2側において、貫通孔14aの横断面形状は概ね円形とされている。
すなわち、貫通孔14aは図3に示す一体化ケーブルCBの端部部位に対応した形状とされる。
具体的には、図8(a)における保持部14の一方の出口14k1の位置が図3におけるP14aの位置にあり、他方の出口14k2の位置が図3におけるP14bの位置にあるように、保持部14は一体化ケーブルCBに対して一体化される。
これにより、貫通孔14aの一方の出口14k1側の断面形状は略落下液滴形状となり、他方の出口14k2側の断面形状はほぼ円形になる。
保持部14の一方端14a1側の外周面における長手方向〔図8(a)の左右方向〕中央部近傍には、貫通孔14aの管軸方向に対して直交方向に突出する円形の凸座部14bが設けられている。
外周面における凸座部14bの反対側には、管軸方向に対し直交方向に凹む円形の凹座部14cが設けられている。
保持部14の外周面には、凸座部14bを挟む一対の溝部14d1,14d1と溝部14d3とが形成され、その反対側の面には凹座部14cを挟む一対の溝部14e1,14e2と溝部14e3とが形成されている。
各溝部14d1〜14d3,14e1〜14e3は、貫通孔14aの軸方向に対して直交する方向に延在する溝として形成されている。
(保持部11について)
図9(a)は、図5における保持部11を紙面の裏側から見た平面図である。
図9(b)は、図9(a)の右側面図である。
保持部11は保持部12,14と同様に、一体化ケーブルCBと一体的に形成されるので、図9(a),(b)に示すような単体では成形されないが、ここでは、理解容易のため、一体化ケーブルCBを除いた状態で説明する。
保持部11は、貫通孔11aを有しややJ字状に湾曲した管状を呈する。外形の横断面形状は、平坦面11dを有して概ねD字状を呈する。
保持部11の一方の出口11k1側において、貫通孔11aの横断面形状は、長手を有する略長丸状を呈し、その長手方向の一方端11a1側の弧が他方端11a2側の弧よりも小径なる略落下液滴形状とされている。
また、保持部11の他方の出口11k2側において、貫通孔11aの横断面形状は概ね円形とされている。
すなわち、貫通孔11aは図3に示す一体化ケーブルCBの端部部位に対応した形状とされる。
具体的には、図9(a)における保持部11の一方の出口11k1の位置が、図3におけるP14aの位置にあり、他方の出口11k2の位置が、図3におけるP14bの位置にあるように保持部11は一体化ケーブルCBに対して一体化される。これにより、貫通孔11aの一方の出口11k1側の断面形状は落下滴状となり、他方の出口11k2側の断面形状はほぼ円形になる。
保持部11の外周面において、一方の出口11k1側には、貫通孔11aの管軸方向に対して直交方向に僅かに突出する円形の凸座部11bが設けられている。
外周面における凸座部11bの反対側には、管軸方向に対し直交方向に僅かに凹む円形の凹座部11cが設けられている。
保持部14の外周面には、複数の溝部11d(図示せず)が形成され、その反対側の面には複数の溝部11eが形成されている。
各溝部14d,14eは、貫通孔11aの軸方向に対して直交する方向に延在する溝として形成されている。
保持部11及び保持部14の一体化ケーブルCBに対するインサート成形は、保持部12のインサート成形と同様に行うことができる。
金型Mに、保持部12に加えて保持部11及び保持部14のキャビティを形成しておけば、同時に複数の保持部の一体化ケーブルCBへの一体化成形が可能である。
このインサート成形により、各保持部11〜14に対し少なくともケーブル5及び芯線材6が通って一体化した状態が形成される。
各溝部11d〜14d,11e〜14eは必ずしも設けなくてもよいが、これらの溝部11d,11eによって保持部11〜14と樹脂部8との接触面積が増加するので、一体化ケーブルCBと樹脂部8との密着性がより向上する。
図10に、一体化ケーブルCBに各保持部11〜14をインサート成形で一体化した状態を保持部付ケーブルHCBとして示す。
図10に示されるように、一体化ケーブルCBの両端部側には保持部11,14がそれぞれ設けられ、それらの間に、互いに離隔して保持部12,13が設けられている。
線材6は、図3などで説明したように、保持部11,14の内部に端部が位置し、保持部11,14の先端部からは、コード5のみが延出している。
耳掛けハンガー部HGは、保持部付ケーブルHCBを、樹脂部8に対応した金型MMのキャビティVV内に収めて樹脂部8をインサート成形することで作成される。
図11及び図12は、キャビティVV内に保持部付ケーブルHCBを収めて金型を閉じた状態を示す模式的断面図である。
更に詳しく説明すると、図11は、保持部11〜14が設けられていない部分での断面図であり、図12は,保持部12の凸座部12b及び凹座部12cが設けられている位置での断面図である。
予め、金型MMの固定側MM1に、保持部11〜14の各凸座部11b〜14bに対しそれぞれ当接する当接ピンMM1aを設けておく。また、金型MMの可動型MM2に、保持部11〜14の各凹座部11c〜14cに対しそれぞれ係合する係合ピンMM2aを設けておく。
図12は、代表として保持部12について説明する断面図であるが、他の保持部についても形状は異なるものの方法は同じである。
これにより、キャビティVV内に保持部付ケーブルHCBを配置する際に、各係合ピンMM2aに保持部11〜14の凸座部11b〜14bを係合させるだけで、保持部付ケーブルHCBは、キャビティVV内での配置位置が精度よく決定されると共に、しっかりと保持される。
金型を閉じた際には、凸座部11b〜14bに各当接ピンMM1aが当接し、保持部付ケーブルHCBは更に確実にキャビティ内の所定位置に所定の姿勢で保持されるので、射出成形の圧力によって保持部付ケーブルHCBがずれることはない。
樹脂部8は、ハンガー部2における先端側から位置P2(図4参照)まで形成し、位置P2〜境界位置P1間は、例えばハウジング1側から延出する筒状部1bの内側に保持部11の先端側を挿入して連結する。
図13は、ハンガー部2を耳掛けハンガー2Aとして単体で流通させる場合の例を示す外観図である。
耳掛けハンガー2Aは、その本体部であるハンガー部2の一方の端部2t1からケーブル5の一端側が引き出されており、その先端にはプラグ5pが設けられている。
ハンガー部2の他方の端部2t2には、他の部材に係合させるための一対の爪部2kが設けられている。
また、端部2t2からはケーブル5の他端側が引き出されており、その先端の芯線5a,5bにコネクタ5nが接続されている。
以上詳述したように、耳掛けハンガー2A及びイヤホン50において、樹脂部8には、当接ピンMM1a及び係合ピンMM2aに対応する穴2h(図1参照)が保持部11〜14の位置に対応して形成されるものの、各穴2hは一体化ケーブルCBにまで達するものではなく、それを覆う肉厚を有する各保持部11〜14にまで達するものである。従って、各保持部11〜14により底が塞がれた極めて浅い穴となっている。
すなわち、各穴2hの少なくとも底面は各保持部11〜14の表面となっている。
そのため、耳掛けハンガー2A及びイヤホン50の外観品位が大きく損なわれることはない。また、運動に伴う汗や屋外使用時の降雨による水滴が穴から内部に侵入することがなく、水分の侵入に起因する不具合が生じる虞は極めて少ない。
また、樹脂部8を形成するインサート成形において、キャビティVV内に配置される保持部付ケーブルHCBが、金型から突出する当接ピンMM2a及び係合ピンMM1aによって、それらのピンに対応した形状の凹座部11c〜14c及び凸座部11b〜14bに当接及び係合して保持される。
従って、保持部付ケーブルHCBは極めて安定して、精度よく所定位置に保持される。
これにより、樹脂部8が偏肉とならず、耳掛けハンガー2A及びイヤホン50偏肉に伴う不具合が生じる虞が極めて少なくなっている。
また、キャビティVV内での保持部付ケーブルHCBの配置と位置決めが容易なので、耳掛けハンガー2A及びイヤホン50の製造は極めて容易である。
本発明の実施例は、上述した構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよいのは言うまでもない。
保持部11〜14の凸座部11b〜14bは、凹座部であってもよく、インサート成形において、固定型からもピンが係合して樹脂部8を成形してもよい。
耳掛けハンガー部HG及び耳掛けハンガー2Aは、イヤホン用でなくてもよい。例えば、マイクを備えた所謂インカム用や補聴器用であってもよい。
ケーブル5はニ芯線に限定されない。例えば耳掛けハンガー部HG及び耳掛けハンガー2Aが補聴器用の場合、ケーブル5は、マイクの出力線を含めた三本以上の芯線であってよい。
線材6の材質はSUSに限定されない。他の金属材料又は樹脂材であってもよい。さらに詳しくは、所定形状を記憶できる形状記憶合金や形状記憶樹脂であってもよい。
ケーブル5に対する線材6の位置は、実施例で説明した装着状態で水平方向に並ぶ配置に限定されない。水平方向に対して傾斜した方向又は天地方向であってもよい。
ハンガー部2は、同一平面内のみで湾曲するものに限定されない。耳介に対しより良好に掛けられるために、三次元的に湾曲していることが望ましい。すなわち、頭部に対して離接する方向にも曲がっていてよい。
保持部11〜14の数及び位置は限定されない。インサート成形においてキャビティ内に一体化ケーブルCBが良好に配置できるものであれば、数及び位置は自由に設定できる。
被覆部7は、ケーブル5と線材6とを密着保持する機能を有するが、これ以外の部材又は方法でコード5と線材6とが一体的に保持されていれば、被覆部7は必ずしも必要ではない。例えば、ケーブル5又は線材6の表面に融着層が形成され、加熱により両者が接着される構成となっていてもよい。
イヤホン50として右耳用のものを説明したが、一方の耳用のみを有するものに限らず、左耳用及び右耳用の一対の本体部HTを備えてステレオ音声を聴くことができるステレオタイプであってもよい。
線材6の長さは、ハンガー部2が良好に変形できるように、ハンガー部2の両端部の近くまでできるだけ長く設定されることが望ましい。また、一本で通されているものに限らず分割されていてもよい。
1 ハウジング
1a 音筒部
2 ハンガー部(ハンガー本体部)、2A 耳掛けハンガー
2h 穴
2k 爪部
2t1,2t2 端部
4 イヤーピース
5 ケーブル
5a,5b 芯線、5c 外皮部、5n コネクタ、5p プラグ
6 線材(芯線材)
6t1,6t2 端部
7 被覆部
8 樹脂部
11〜14 保持部
11a,12a,14a 貫通孔
11a1,12a1,14a1 一方端
11a2,12a2,14a2 他方端
11b,12b,14b 凸座部、11c,12c,14c 凹座部
11d,11e,12d,12e,14d,14e 溝部
11k1,14k1 一方の出口端、11k2,14k2 他方の出口端
50 イヤホン、HT 本体部、HG 耳掛けハンガー部
CB 一体化ケーブル
ER 耳介、HD 頭部
HCB 保持部付ケーブル
L1〜L4 距離
M,MM 金型、M1,MM1 固定型、M2,MM2 可動型
MM1a 当接ピン、MM2a 係合ピン
P1 境界位置、P2 位置
RC1〜RC3 曲率中心、Rs1 曲率半径
SP スピーカ
V,VV キャビティ

Claims (4)

  1. 耳介の根本部分に掛けられる形状に湾曲したハンガー本体部と、
    前記ハンガー本体部の内部に埋め込まれると共に前記ハンガー本体部の一端から外部に延出しているケーブルと、を備えた耳掛けハンガーであって、
    前記ハンガー本体部は、
    前記ケーブルに沿って配置された所定長の芯線材と、
    前記ケーブル及び前記芯線材が通された保持部と、
    少なくとも、前記芯線材の全体と前記ケーブルにおける前記芯線材が沿う範囲と前記保持部とを被覆する樹脂部と、
    を有し、
    前記樹脂部の表面に、前記保持部に達する穴が形成されていることを特徴とする耳掛けハンガー。
  2. 請求項1記載の耳掛けハンガーと、
    前記ケーブルの一端側に接続されたスピーカを収納して前記耳掛けハンガーに一体的に連結された本体部と、
    を備えたイヤホン。
  3. 前記耳掛けハンガーを耳に掛けた使用状態で、前記芯線材が前記ケーブルよりも耳介側に位置することを特徴とする請求項2記載のイヤホン。
  4. 請求項2記載のイヤホンを製造するイヤホンの製造方法であって、
    前記ケーブルに前記芯線材を沿わせて一体化した一体化ケーブルを作成する工程と、
    前記一体化ケーブルに前記保持部を設ける保持部形成工程と、
    キャビティ内で前記保持部をピンで保持しつつ前記樹脂部を射出成形により形成する樹脂部形成工程と、
    を有することを特徴とするイヤホンの製造方法。
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