JP5481881B2 - 電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタと、そのコネクタが差し込まれる差込口を有する電池モジュールに関する。
複数の扁平薄型電池を直列又は並列接続した組電池において、各扁平薄型電池の電圧を検出するために、電池モジュールに設けられた差込口に、セルコントローラに接続されたコネクタを差し込むことが行われている(特許文献1)。
特開2006−210312号公報
しかしながら、従来の電池モジュールの構成では、コネクタが差込口に確実に嵌合しているか否かを容易に確認することができない場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、コネクタが差込口に確実に嵌合していることを容易に確認できる差込口を有する宇電池モジュールを提供することである。
本発明は、電池モジュールに突出部を設け、この突出部が挿入される開口部をコネクタに設けることによって上記課題を解決する。
本発明によれば、差込口にコネクタを差し込むと、突出部がコネクタの開口部に挿入され、その挿入状態がコネクタの背面から確認できるので、コネクタが差込口に嵌合されていることを容易に確認することができる。
発明の実施形態に係る電池モジュールを構成する単電池を示す斜視図である。 図1の単電池を複数積層して構成した電池モジュールを示す斜視図である。 図2の電池モジュールが適用される電気自動車の駆動システムを示すブロック図である。 図2の電池モジュールの出力端子面を示すA矢視図である。 図2の電池モジュールの突出部を有するスペーサを示す平面図である。 図2の電池モジュールに差し込まれるコネクタを示す斜視図である。 図2の電池モジュールの差込口にコネクタが接続された状態の電池モジュールの出力端子面を示すA矢視図である。 発明の他の実施の形態に係る電池モジュール差込口を示すA矢視図である。 発明のさらに他の実施の形態に係る電池モジュールの突出部を有するスペーサを示す平面図である。 発明のさらに他の実施形態に係るコネクタを示す断面図である。 発明のさらに他の実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
図1は、発明の第1実施形態に係る電池モジュールを構成する扁平薄型の単電池を示す斜視図、図2は、図1に示す扁平薄型単電池を複数積層して構成された電池モジュールを示す斜視図である。
図1に示す単電池101は、端部に板状の電極端子111を有し、電極端子111の逆向きの端部に板状の電極端子112が、それぞれ電池の外方に向けて設けられている。電極端子111は陽極を、電極端子112は陰極の極性を有している。そしてスペーサ121とスペーサ122が電極端子111を狭持し、スペーサ123とスペーサ124は電極端子112を狭持する。スペーサは絶縁性を有しており、セル電極101と積層される単電池102との間の絶縁性を保つ。出力端子131は、電極端子111と電気的に接続されており、図2に示す電池モジュールの出力端子131となる。
単電池201は、単電池101の上面より積層される。スペーサ221は、単電池201の電極端子211を上下から狭持するスペーサであって、下側のスペーサを示す。スペーサ223は、単電池201の電極端子212を上下から狭持するスペーサであって、同様に下側のスペーサを示している。電極端子211は陰極の極性を有し、電極端子212は陽極の極性を有す。単電池101と単電池201が積層される際は、電極端子111と電極端子211が電気的に接続される。これにより、単電池101と単電池201は、直列に接続され、積層される。よって、スペーサ122、221が設けられている部分には、単電池101と201の積層方向に隙間が設けられることとなる。
電圧検出端子102は、電池容量などの単電池の特性を検知するために予め設けられたものであって、単電池101の陽極側に設けられている。またスペーサ121、122の電圧検出端子102が設けられる部分には切り欠き部が設けられている。同様に、単電池201の一端には、電極検出端子202を設けている。単電池101と単電池201は直列接続されているため、電圧検出端子102、202と外部からの検出線を接続させて、単電池の特性を検出することできる。
なお、図1は、2個の単電池101,201を積層した状態のみを示したが、図2に示す電池モジュールのように3個以上の単電池を積層する場合は、別の単電池が、単電池の上面より積層され、別の単電池の正極の電極端子は電極端子212と接続する。これにより、3個の単電池が直列接続に積層する。
また上述したスペーサ121〜124,221,223の形状は、このスペーサによって挟まれる電極端子111,112,211,212の形状や電圧検出端子102,202の有無によって適宜決まるものであるから、図示する形状にのみ限定されるものではない。
図2は、本実施形態に係る電池モジュールを示す斜視図である。この電池モジュールの単電池301は、図1に示す単電池101、201を8個積層したものである(以下、8個の単電池を単電池301と総称する)。
単電池301の一端には、陽極、陰極それぞれの出力端子131、132が接続される。スリーブ302は、積層されたそれぞれのスペーサに設けられた孔に挿入され、ボルト等により締め付けることでセル電池301及びスペーサ305を固定する。絶縁カバー331は、出力端子311及び312が接続された単電池301の端面側に取り付けられ、電極端子を覆い、電極端子と単電池外部との間の絶縁性を保つ。同様に絶縁カバー332は、出力端子311、312の接続面とは逆側に取り付けられ、電極端子を覆う。スペーサ305とアッパーケース25の間には、緩衝材304挿入する。緩衝材304は、車両等に電池モジュールを搭載する時に、車両の振動による単電池への影響を防ぐ機能を司る。
ケース360は、アッパーケース361とロアケース362を有し、図示するようにロアケース362に単電池301等のアッセンブリを入れ、アッパーケース361の開口部とロアケース362とをカシメ加工することで、単電池301及びスペーサ305等が収容される。
差込口307は、絶縁カバー331に設けられ、後述するコネクタ601(図6参照)と嵌合する。コネクタ601が差込口に307に嵌合されると、単電池301を構成する単電池の電圧検出端子は、コネクタ601の端子と電気的に接続される。
なお、本例に係る電池モジュールは、単電池を8個積層されたものであるが、必ずしも8個に限定されることはなく、それぞれの電池モジュールで適宜、構成する単電池の数を設定することができる。
図3は、電気自動車などに適用される、組電池401によるモータ402の駆動システムを示すブロック図ある。同図に示す組電池401は、複数の電池モジュール301を直列に接続し、その両極に電力供給線403を介してインバータ404を接続したものである。組電池401から供給される直流電流は、電力変換装置であるインバータ404により交流電流に変換されて交流モータ402に供給され、当該交流モータ402を駆動する。
なお、同図に示す組電池401によるモータ402の駆動システムは、本実施形態に係る電池モジュールユニットを搭載した形態を説明するための一例であって、複数の電池モジュール301を直列に接続して組電池401を構成する以外にも、複数の電池モジュール11を直列及び/又は並列に接続して組電池401を構成することもできる。また、組電池401による電力の供給対象が直流モータの場合はインバータ404を省略することができ、さらに電力の供給対象はモータ402以外の負荷とすることもできる。
本実施形態に係る駆動システムは、各電池モジュール301の両端子間の電圧を検出する電圧検出回路405と、各電圧検出回路405により検出された各単電池の電池301の電圧値を取り込んで組電池401の電池容量を把握し、過充電や過放電を防止するためのトータル的な制御を実行する制御回路406とを備える。電圧検出回路と電池モジュール301とは、コネクタ601を電池モジュール301の差込口307に差し込むことで、電気的に接続される。
なお、本例の電圧検出回路405は、一つの電圧検出回路で一つの電池モジュール301の端子間電圧を検出するように構成したが、幾つかの電池モジュール301をグループ化し、これら複数の電池モジュールの電圧を検出するように構成することもできる。また、一つの電池モジュールを構成する複数の単電池ごと又は幾つかの単電池ごとに電圧を検出するように構成することもできる。
本例の電圧検出回路405は、制御回路406からの検出指令信号に基づいて、対応する一つの電池モジュール301の端子間電圧を検出し、検出された電圧値に相当する信号を制御回路406へ送出する。また、制御回路406からの放電指令信号に基づいて、対応する電池モジュール301の電力を、容量調整用抵抗などを用いて消費し、組電池401を構成する電池モジュール301間の容量バラツキを解消する。
さて、本例の電池モジュールは、電圧検出回路405に接続されたコネクタ601を差込口307に差し込む際に、確実に差し込まれたことを容易に確認できるよう以下の構成とされている。
図4は、本実施の形態に係る電池モジュールの出力端子面を示し、図2において矢印A方向からみた電池モジュールを示す。
上述したとおりケース360は複数の単電池を封止し、差込口307が出力端子面の中央付近に配置され、単電池の電圧検出端子411〜414が差込口307から臨む構成となっている。それぞれの電圧検出端子411〜414は、図1で示す電圧検出端子、102又は202に相当する。なお、図4には4つの電圧検出端子411〜414のみが示されているが、残りの4つの電圧検出端子はケース360の他方の面に設けられた差込口に臨む構成となっている。
同図に示す電池モジュールでは、電圧検出端子411がスペーサ421とスペーサ422の間に、電圧検出端子412がスペーサ423と424との間に、電圧検出端子413がスペーサ425と426との間に、電圧検出端子424がスペーサ427と428との間にそれぞれ配置されていることになる。
なお、電池モジュールの端面に設けられた出力端子131、132は、電池モジュールが図3に示す駆動システムに搭載される場合における出力端子に相当し、単電池に蓄積される電力が出力端子131、132から電力供給線を経由して出力する。
ここで、スペーサ421〜428は、電極端子の形状、嵌合するスペーサの形状、電圧検出端子の有無に応じて種々の形状をとることができるが、本実施の形態では4種類のスペーサを用いている。スペーサ421、423、425及び427は同一の形状を、スペーサ422及び426は同一の形状をしている。そして、4種類のうち1種類のスペーサ422及び426が突出部431及び突出部432をそれぞれ備える。
なお、スペーサの形状の種類は4種類に限る必要はない。また本実施の形態は、1個の単電池を2個のスペーサで狭持する構成としているが、単電池間のスペーサを1個として、スペーサの上下の単電池を兼用して狭持する構成とし、よりスペーサの形状の種類を減らすこともできる。また電圧検出端子411〜414の数も必ずしも4個にする必要はない。
図5は、単電池を狭持するスペーサのうち突出部431を有するスペーサ422又は426の平面図である。差込口307は本図では省略されているが、スペーサ422の中央付近に配置されている。コネクタ601は、スペーサ422の中央付近に向けて(図5では、矢印Bの方向に向けて)接続され、差込口307にはめ込まれる。突出部431は、スペーサ422の差込口が配置される部分に、電池モジュールの外方に向けて突出する形状又はコネクタのはめ込み方向に向けて突出する形状である。また、突出部431は、棒状の突起であって、スペーサ422と一体成形されている。これにより、突出部431を有するスペーサ422を、一つの金型で製造することができる。
なお突出部431は、棒状に限る必要はなく、またスペーサと別の構成としても良い。また突出部431を取り付ける位置は、コネクタ601が電池モジュールにはめ込まれる位置の中に配設されれば良い。また、図4に示すように、本例では8つのスペーサ421〜428のうちの2つのスペーサ422,426という、上下方向において差込口の中心に対して非対称のスペーサに突出部431,432を設けたが、差込口の中心に対し非対称に配置する以外にも、例えば、スペーサ422,427に設け、差込口の中心に対し対称に配設してもよい。
図6は、本実施の形態に係る電池モジュールのうち、コネクタ601を示す図である。コネクタ601は、当該コネクタが差し込まれる方向の面からコネクタの背面に向けて空洞となった貫通孔である開口部611及び開口部612を有する。そして、コネクタ601を差込口307へはめ込むと、開口部611及び開口部612には突出部431及び突出部432がそれぞれ挿入される。コネクタ601が差込口307に接続されると、検出線602は電圧検出端子411〜414と電気的に接続する。これにより電圧検出回路405は検出線602を介して単電池と電気的に接続する。
図7は、差込口307にコネクタ601が接続された状態の電池モジュールの出力端子面を示す。コネクタ601が差込口307と接続すると、コネクタ601の外周の嵌合部分が差込口307と嵌合する。そして、コネクタ601が差込口307に嵌合すると、コネクタ601の外方に向けた面に設けた開口部611の窓より、突出部431の先端が目視できる構成となっている。同様に、突出部432の先端が、開口部612の窓より目視できる構成となっている。また、突出部431又は突出部432のコネクタはめ込み方向の長さは、すなわち突出長は、コネクタ601が差込口307に確実に嵌合されている時に突出部431,432の先端が開口部611,612の窓の面と同一平面となるよう構成されている。
なお本実施の形態に係る電池モジュールでは、コネクタ601の嵌合時に、突出部431,432の先端が開口部611,612の窓の面と同一平面上であるとしたが、必ずしも同一平面である必要はなく、目視可能である限り飛び出たり又は凹んだりしてもよい。
従来の組電池は、コネクタを電池モジュール内のケースの内側に設けられた差込口に挿入すると、コネクタの嵌合部分と差込口が電池モジュール内で嵌合するため、確実に嵌合しているか否か容易に目視確認することが困難であった。また、従来のコネクタ構造で、プッシュプルゲージを用いてコネクタの押圧力を測定して嵌合状態を検査することも可能であるが、例えばコネクタと差込口の間に異物が混入されている場合は、押圧力による確認をしても異常を検出することは困難であった。車両等に本実施形態のような駆動システムを搭載した状態で、仮にコネクタの嵌合が不十分な場合は、車両の振動により電池モジュールの電圧特性が検出できないおそれがあった。
しかし、本発明に係る実施の形態では、差込口307に突出部431,432を設け、コネクタ601に突出部431,432が挿入される開口部611,612を設けたため、たとえ差込口307が電池モジュール内に設けられていたとしても、開口部611,612の窓より突出部431,432の挿入具合を目視確認することで、嵌合状態を確認することができる。これにより、組電池として組み立てる際に確実にコネクタが嵌合されていることを目視確認した上で組み立てられるため、車両等が本実施の形態に係る電池モジュールを搭載し振動が生じやすい環境下で用いる場合でも、より確実に電池モジュールの電圧特性を検出することができる。
またコネクタ601と差込口307との間に異物が混入した場合に、プッシュプルゲージで押圧力を測定すると充分な値が得られて、そのような嵌合状態に気が付かないおそれがあった。しかし、本発明に係る実施の形態では、コネクタ601と差込口307との間に異物等が混入した場合には、コネクタ601のはめ込み方向の突出部431,432の位置が、確実に嵌合されている場合と比較し異なることを開口部611,612の窓から容易に目視確認することができる。さらに、差込口307に配設された突出部431,432が、コネクタ601を差し込むときに、ガイド機能の役割を持つため、差込口307に対するコネクタ601の位置決めを容易にすることができる。
また本実施の形態に係る電池モジュールは、突出部431,432をスペーサ422,426に設けているため、スペーサ422,426の形成時に突出部431,432と合わせて製造することでき、製造過程の短縮化を図ることができ、また部品点数の増加も抑制できる。また、本来単電池の積層方向に隙間を設けるために用いるスペーサ422,426を突出部431,432に利用しているため、突出部431,432をスペーサ422,426以外の別構成で設ける必要がなく、単電池の積層方向において電池モジュールの小型化を実現することができる。さらに突出部431,432を設けるスペーサ422,426を1種類に限定しているため、突出部431,432を設けるためにスペーサの種類を増加させる必要もない。
また本実施の形態に係る電池モジュールは、突出部431,432を複数有しているため、例えば図7において、突出部431の周辺に異物が混入された状態でコネクタ601が差込口307に嵌合すると、開口部611内での突出部431の位置と開口部612内での突出部432の位置が異なり、コネクタ601の傾きをコネクタ601の背面から確認できるため、より確実に嵌合状態の確認の信頼性を高めることができる。
また、本実施の形態では、コネクタ601と差込口307が確実に嵌合している時、突出部431,432の先端とコネクタ601の背面が面一になるため、嵌合時にコネクタ背面に触れることで、開口部611,612の窓に不具合を示す凹凸がなければ確実に嵌合しており、異様な凹凸があれば嵌合が不十分であることを触感によっても確認することができる。
また突出部431,432の配設位置を、はめ込み方向の断面において、差込口307の中心に対して非対称とすることで、コネクタ601の差し込み方向の位置付けをより正確にし、嵌合を確実にすることができる。
《第2実施形態》
図8は、発明の他の実施の形態に係る電池モジュールの差込口307を示す概略図であって、図2のA矢視図である。
出力端子411〜414の数及びスペーサ421〜428の数、種類は、上述した第1の実施の形態と変わりはないが、一方の突出部432の断面形状を三角形状とした点が相違する。また図は省略しているが、突出部432が挿入される開口部612の断面形状も三角形状としている。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載をここに援用する。
このように構成することにより、コネクタ601の差し込み方向が逆の場合は、突出部431,432の断面形状が異なるので嵌合し難くなり、作業者はコネクタ601の天地が逆であることを即座に気付くことになる。よって、より正確にコネクタ601を差込口307に接続することができる。
《第3実施形態》
図9は、発明のさらに他の実施の形態に係る電池モジュールの出力端子面を示す平面図である。本例では上述した第1及び第2実施形態に対し、スペーサ422、コネクタ601の形状等に変わりはないが、突出部431及び/又は432の先端を尖った形状とした点が相違する。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載をここに援用する。
これによりコネクタ601が差込口307に挿入される時に開口部611,612の中心から突出部431,432の先端がずれていたとしても、突出部431,432の先端が開口部内にあれば、突出部431,432を開口部611,612に挿入することができるため、ガイド機能の役割を有し、より確実に嵌合することができ、嵌合時の作業性の向上を図ることができる。
《第4実施形態》
図10は、発明のさらに他の実施の形態に係るモジュール電池の、図6のC−C線に沿うコネクタの断面図である。なお、矢印Dはコネクタ601の差し込み方向であって、矢印Dの先には差込口307の突出部431,432がある。
本例では、開口部611、612が、コネクタ601の差し込み方向に対して先端にテーパー部を有している点が上述した第1実施形態と相違する。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載をここに援用する。
これにより、第1実施の形態に係る突出部431,432の断面積に対する開口部611又は開口部612のコネクタ差し込み方向側の窓の面積がより大きくなるため、ガイド機能の役割を有することができ、コネクタ嵌合時の作業性の向上を図ることができる。さらに図9に示す先端が尖った突出部と組み合わせることで、上記ガイド機能の性能をより向上させることができる。
《第5実施形態》
図11は、発明のさらに他の実施の形態に係るモジュール電池のコネクタ601を示す斜視図である。本実施の形態では、開口部611及び612がコネクタ601の背面に樹脂製の膜901を有する点が相違する。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載をここに援用する。
そして、突出部431,432が開口部611,612に挿入されると、突出部431,432の先端が膜901を貫通する。これにより、コネクタ601が確実に嵌合されると、開口部611,612に設けた膜901が破れるため、より確実に嵌合の目視確認をすることできる。また図9に示す先端が尖った突出部と組み合わせることで、膜が破れやすくなるため、より確実に嵌合の確認をすることできる。
なお、膜901はコネクタ601を成形する際に同時に形成することができ、また膜901は、必ずしもコネクタ601の背面の面一に配設する必要はなく、突出部431,432の長さに応じて開口部611,612の内部に配設し、突出部431,432により膜901を貫通させ得る構成であればよい。また膜901の材質についても必ずしも樹脂を用いる必要はなく、突出部431,432が貫通することで破れる材質を用いればよい。
101、201、301 単電池
102、202 電圧検出端子
111、112、211、212 電極端子
121〜124、221、223 スペーサ
131 132 出力端子
302 スリーブ
331、332 絶縁カバー
304 緩衝材
305 スペーサ
360 ケース
361 アッパーケース
362 ロアケース
307 差込口
401 組電池
402 モータ
403 電力供給線
404 インバータ
405 電圧検出回路
406 制御回路
411〜414 出力端子
421〜428 スペーサ
431、432 突出部
601 コネクタ
602 検出線
611、612 開口部
901 膜

Claims (8)

  1. 電極端子と前記電極端子に導通する電圧検出端子とを有する複数の薄型単電池と、
    積層された前記複数の単電池の端部に取り付けられ、複数の前記電極端子を覆う絶縁カバーと、
    前記積層された複数の単電池を収容するケースと、
    前記電圧検出端子に接続されて前記単電池の電圧を検出するコネクタと、
    前記絶縁カバーに設けられ、前記電圧検出端子が露出して前記コネクタがはめ込まれる差込口と、
    前記差込口から前記コネクタのはめ込み方向に向けて突出する突出部と、
    前記コネクタに設けられ前記突出部が挿入される開口部と、
    前記電極端子を狭持し、複数の前記単電池の積層方向に隙間を設ける絶縁性を有する複数のスペーサとを備え、
    前記突出部は、前記複数のスペーサのうち少なくとも一つのスペーサに設けられている
    ことを特徴とする電池モジュール。
  2. 前記複数のスペーサは形状が異なる複数種類のスペーサを有し、
    前記複数種類のスペーサのうちいずれか一種類のスペーサに前記突出部が設けられていることを特徴とする請求項記載の電池モジュール。
  3. 複数の前記突出部を有することを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項に記載の電池モジュール。
  4. 前記複数の突出部は、はめ込み方向の断面形状がそれぞれ異なることを特徴とする請求項記載の電池モジュール。
  5. 前記複数の突出部は、差込口の中心に対し非対称に配設されていることを特徴とする請求項3又は4記載の電池モジュール。
  6. 前記突出部の先端は尖った形状とされていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の電池モジュール。
  7. 前記開口部は、前記突出部の挿入方向に対してテーパー部を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の電池モジュール。
  8. 前記開口部は、前記突出部が前記開口部に挿入されることで貫通される膜を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の電池モジュール。
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