JP5481299B2 - 導通検査治具の動作制御構造 - Google Patents

導通検査治具の動作制御構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5481299B2
JP5481299B2 JP2010164787A JP2010164787A JP5481299B2 JP 5481299 B2 JP5481299 B2 JP 5481299B2 JP 2010164787 A JP2010164787 A JP 2010164787A JP 2010164787 A JP2010164787 A JP 2010164787A JP 5481299 B2 JP5481299 B2 JP 5481299B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
hole
connector
continuity inspection
control valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010164787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012026831A (ja
JP2012026831A5 (ja
Inventor
興三 小掠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2010164787A priority Critical patent/JP5481299B2/ja
Priority to US13/137,009 priority patent/US8502550B2/en
Priority to PT105822A priority patent/PT105822B/pt
Priority to CN201110205711.9A priority patent/CN102346226B/zh
Publication of JP2012026831A publication Critical patent/JP2012026831A/ja
Publication of JP2012026831A5 publication Critical patent/JP2012026831A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5481299B2 publication Critical patent/JP5481299B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/66Testing of connections, e.g. of plugs or non-disconnectable joints
    • G01R31/68Testing of releasable connections, e.g. of terminals mounted on a printed circuit board
    • G01R31/69Testing of releasable connections, e.g. of terminals mounted on a printed circuit board of terminals at the end of a cable or a wire harness; of plugs; of sockets, e.g. wall sockets or power sockets in appliances

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

本発明は、ワイヤハーネスのコネクタの導通検査用の導通検査治具におけるコネクタのロックと導通検査部の駆動とをタイミング良く行わせる導通検査治具の動作制御構造に関するものである。
従来の導通検査治具としては、例えば特許文献1に、コネクタ装着部にワイヤハーネスのコネクタを水平に装着してアームのロック爪で抜け出しなく固定し、作業者がレバーを回動させて導通検査部をコネクタに向けて水平に移動させ、導通検査部のブローブピンをコネクタ内の端子に接触させることで、端子付き電線とプローブピン側の電線とで閉回路を構成して、導通を判定することが記載されている。
また、特許文献2には、コネクタ装着部にワイヤハーネスのコネクタを垂直に装着し、垂直なプローブピンを有する導通検査部を垂直なエアシリンダで上昇させつつ、一対のリンクを挿通検査部のテーパ面で閉じて、リンクと一体のロック片でコネクタをコネクタ装着部に抜け出しなく固定させることが記載されている。
導通検査治具としてではないが、シリンダの圧力を制御するものとしては、例えば特許文献3に、シリンダの衝撃力を複数の流量制御器で分散させることが記載されている。
特開平5−288793号公報(図1,図5) 特開2007−85926号公報(図6) 特表2008−542633号公報(図3)
しかしながら、上記従来の導通検査治具にあっては、コネクタ装着部へのコネクタのロック操作を手動操作や導通検査部との機械的な一連動作で行わせているために、作業者の負担増やリンクの摩耗に伴う動作不良等の懸念があった。
そこで、コネクタのロック操作と導通検査部の駆動とを別々のエアシリンダで行うことが提案されたが、その場合には、コネクタをロックするタイミングと、導通検査部を駆動するタイミングとを制御する必要があり、例えば市販のスピードコントローラを用いて流量制御を行う場合には、部品コストが嵩むと共に、導通検査の度に動作タイミングの調整を行わなければならず、段取りに多くの工数を必要とした。なお、コネクタのロックが不完全な状態で導通検査部が駆動されると、導通検査部のプローブピンがコネクタをコネクタ装着部から押し出して、導通検査が行われなくなってしまう。
本発明は、上記した点に鑑み、エアシリンダを用いて、コネクタのロック操作と導通検査部の駆動操作とをタイミング良く低コストで簡単に且つ確実に行わせることのできる導通検査治具の動作制御構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る導通検査治具の動作制御構造は、コネクタ装着部と、プローブピンを有する導通検査部と、該コネクタ装着部内のコネクタをロックするための第一シリンダと、該導通検査部を該コネクタ装着部に向けて駆動するための第二シリンダとを備える導通検査治具において、該第一及び第二シリンダのプラグに同一圧のエアが供給され、該第二シリンダのプラグ内に速度制御弁が設けられ、該速度制御弁に該第一シリンダのプラグの孔部よりも極細の孔部が設けられ、該極細の孔部により、該第一シリンダでのコネクタロックの後、該第二シリンダで該導通検査部の駆動が行われることを特徴とする。
上記構成により、第一及び第二シリンダのプラグ(エア導入部)に同じ圧力のエアが供給され、第二シリンダのプラグ内の速度制御弁の極細の孔部でエアの流量が絞られて、それと同時に第一シリンダには供給圧と同じエア圧が負荷され、第一シリンダが第二シリンダよりも先に駆動されて、コネクタのロックが行われ、第二シリンダが遅れて駆動されて、コネクタのロック後に導通検査部が駆動されて、コネクタ内の端子にプローブピン(導通ピン)が接触する。このようにして、コネクタのロックと導通検査部の駆動とが時間をずらしてタイミング良く行われる。第二シリンダ内の速度制御弁はコネクタの導通検査ごとに交換や調整等する必要がなく固定式である。
請求項2に係る導通検査治具の動作制御構造は、請求項1記載の導通検査治具の動作制御構造において、前記速度制御弁にエア排出用の孔部が径方向に設けられ、該孔部が該速度制御弁の外周と前記第二シリンダのプラグの内周との間の隙間を経て該プラグの孔部に連通し、該隙間内に逆止弁が設けられたことを特徴とする。
上記構成により、導通検査が行われた後、速度制御弁の極細の孔部からエア排出をすると、エア排出が遅く、第二シリンダの戻り動作(導通検査部をコネクタとは逆方向に戻す動作)が遅くなるので、エア排出が別ルートで行われる。すなわち、エア排出用の孔部から速度制御弁の外周の隙間を通って、エア排出用の孔部とプラグの孔部との間の逆止弁を経てプラグの孔部からエアが効率的に排出されることで、第二シリンダの戻り動作がスムーズ且つ迅速に行われる。
請求項1記載の発明によれば、例えば市販のスピードコントローラを用いて導通検査部のシリンダの流量制御を行う場合に較べて、導通検査ごとに動作タイミングの調整等を行う必要がないので、段取りのための工数がかからず、しかも速度制御弁の部品コストが安価で済み、加えてコネクタのロック操作と導通検査部の駆動操作とをタイミング良く簡単に且つ確実に行わせて、コネクタの導通検査をスムーズ且つ確実に行わせることができる。
請求項2記載の発明によれば、コネクタの導通検査後の第二シリンダのエアの排出を速度制御弁の極細の孔部を通さずに別ルートで行わせることで、第二シリンダをスムーズ且つ迅速に戻して、次のコネクタの導通検査をスピーディに行わせることができる。
本発明に係る導通検査治具の動作制御構造の一実施形態を示す縦断面図である。 同じく導通検査治具の導通検査部を駆動するためのエアシリンダの要部を示す縦断面図である。
図1〜図2は、本発明に係る導通検査治具の動作制御構造の一実施形態を示すものである。
図1の如く、導通検査治具1は、合成樹脂製ないし金属製のケース2と、ケース2の後半上部に収容配置されたコネクタ装着部3と、コネクタ装着部3の下側でケース2の後半中間部に昇降自在に収容配置された導通検査部4と、導通検査部4の下側でケース2の後半下部に収容配置され、導通検査部4を昇降させるエアシリンダ(第二シリンダ)15を含む駆動部5と、ケース2の前半側に配設されたエアシリンダ(第一シリンダ)16を含むコネクタロック機構部6とを備えるものである。明細書で前後左右の方向性は説明の便宜上のものである。
ケース2の右側上端には開口7が設けられ、開口7の下側にコネクタ装着部3が位置する。コネクタ装着部3はケース2に固定され、絶縁樹脂製のブロック部8の上端から下向きにコネクタ挿入孔9を有し、上部開口7からコネクタ挿入孔9内にワイヤハーネスのコネクタ10が下向き(垂直)に挿着されている(コネクタ10は前半部のみを図示している)。
コネクタ(絶縁樹脂製のコネクタハウジング)10内には複数の端子(図示せず)が下向きに収容され、各端子に接続された電線(図示せず)が上部開口7から外部へ導出されてワイヤハーネスの電線部分をなしている。コネクタ10の符号10aは端子二重係止用のサイドスペーサを示している。
導通検査部4は、絶縁樹脂製のブロック部11に上向きに貫通した複数本の導電金属製のプローブピン(導通ピン)12を有し、プローブピン12は上側の水平な絶縁樹脂製のブロック板13に貫通固定されて、プローブピン12の上端部がコネクタ装着部3の底壁14の孔部を通ってコネクタ10の端子収容室の下部開口(相手端子挿入口)内に進入して端子収容室内の端子の下端に当接可能となっている。ブロック板13はプローブピン12と共に駆動部5の垂直なエアシリンダ(第二シリンダ)15で昇降自在である。
ブロック板13にブロック部11がボルト18で固定され、コネクタ装着部3側に固定された垂直なガイドピン20にブロック板13及びブロック部11がスライド自在に位置決め係合されている。エアシリンダ15の筒部(筒壁)21はケース2の底部22に一体に設けられ、筒部21の下半にピストン23が昇降(スライド)自在に係合し、ピストンロッド17のロッド部分(符号17で代用)はピストン23から上向きに延びている。ピストン23は外周にパッキン24を有し、下端面の中央に上向きの空室25を有する。
ピストン23の下側に金属製ないし合成樹脂製の速度制御弁26が配設され、図1においてピストン23の下端面は速度制御弁26の上端面に当接し、空室25は速度制御弁26のテーパ状(テーパ状でなくストレートでもよい)の垂直な孔部27に連通している。
図2の如く、速度制御弁26はテーパ状の孔部27に連通する垂直な短い極細の孔部28を底壁29に有している。極細の孔部28は金属製ないし合成樹脂製のプラグ30のテーパ状(テーパ状でなくストレートでもよい)の垂直な孔部31に連通し、孔部31は下側のストレートで垂直な小径の孔部32で外部に連通している。極細の孔部28は各孔部27,31,32に較べて極めて細径に形成されている。
各孔部27,31は下に向かうにつれて漸次縮径されており、両孔部27,31の内径は同程度である。速度制御弁26の孔部27の底面27aは縦断面略半円状に形成され、底面27aの中心に下向きの極細の孔部28が開口している。プラグ30の孔部31の底面31aの中心に孔部31よりも細いストレートな孔部32が開口している。
速度制御弁26のテーパ状の孔部27の長さはプラグ30の孔部31よりも長く、プラグ30の両孔部31,32を合わせた長さは速度制御弁26の長さ、すなわち孔部27と短い極細の孔部28とを合わせた長さと同程度である。極細の孔部28の内径は、例えばプラグ30のストレートな孔部32の内径の略1/5程度であり、速度制御弁26の孔部27の底部側の最小内径(符号27aの部分)の略1/8程度であり、極細の孔部28の長さは速度制御弁26の孔部27の長さの略1/8程度である。各孔部27,28,31,32の形状は横断面円形である。
速度制御弁26の底壁29は径方向外側に突出した円板状の鍔部29aを有し、底壁29aから小径な筒壁部33が立ち上げられ、筒壁部33の上側に大径な環状壁34が続いている。筒壁部33の外周側すなわち鍔部29aと環状壁34の水平な下面との間に環状溝35が設けられ、環状溝35内に例えば合成ゴム製の逆止弁36が装着されている。
環状壁34は下半の小径部35aと上半の大径部35bとで成り、小径部35aと大径部35bとは段差部35cを介して連続し、大径部35bの下部外周に固定用の突条35dが設けられている。小径部35aには径(横)方向のエア排出用の水平な円形の孔部37が設けられ、孔部(横孔)37は孔部27と小径部35aの外周側の隙間(空間)38とを連通している。孔部37の内径は極細の孔部28の略5倍程度である。
プラグ30の上半の環状壁39がシリンダ15の筒部21に雄雌のねじ部40で気密に螺合され、プラグ30の中間の外周の鍔部41が筒部21の下端面に気密に当接し、環状壁39の内側でプラグ30の孔部31の上側に続く横断面円形の大径な孔部42内に速度制御弁26が収容されている。
大径な孔部42の底部側のやや小径な孔部分42aに鍔部29aが係合し、大径な孔部42の中間側の中径な孔部分(符号42で代用)に逆止弁36の外周のテーパ状のリップ36aの先端部が密着し、リップ36aの上側で中径な孔部分42の内周面と速度制御弁26の小径な下側の環状壁35aの外周面との間に隙間38が形成され、大径な孔部42の上側の大径な孔部分42cの周溝42dに速度制御弁26の上側の環状壁35bの外周の突条35dが圧入固定(嵌め殺し)されている。
逆止弁36の内周部36bは筒部33の外周面に密着し、内周部36bに続く上壁部36cは環状壁35の下面に密着し、上壁部36cに続く外側のリップ36aは下からのエア圧力で孔部42の内周面に強く密着し、上からのエア圧力で内向きに縮径して孔部42の内周面との間に隙間を形成する。鍔部29aの外周面と小径な孔部分42aの内周面との間には若干の隙間がある。
図1のシリンダ15の筒部21とピストンロッド(ピストン23を含む)17と速度制御弁26と逆止弁36(図2)とプラグ30とで、導通検査部4を昇降させるための駆動部5が構成されている。本例では駆動部5のシリンダ15は一本のみ示しているが、実際には駆動部5に左右二本のシリンダ15を用いることが好ましい。ロック機構部6のシリンダ16は一本である。シリンダはピストンロッドを含み、シリンダ本体はシリンダ外周の壁部である。
図1の如く、ケース2の前半に収容されたコネクタロック機構部6は、ケース2の上部に水平な軸部43で回動自在に設けられた合成樹脂ないし金属製のロック爪44と、ロック爪44の前側の湾曲外面44aに摺接してロック爪44をロック方向又はロック解除方向に回動させる円弧面45aを有するリング45と、リング45をボルト46で上端側に固定した垂直なピストンロッド47と、ピストンロッド47の下端側に設けられ、外周にパッキン49を有する合成樹脂製のピストン48と、ピストンロッド47の上半の外周面を案内する合成樹脂製のガイド筒50と、ピストン48をケース2の垂直なピストンロッド収容孔51の下半側の大径な孔部分(符号51で代用)において下向きに付勢する圧縮コイルばね(ばね部材)52と、ケース2と一体のシリンダ本体の筒部53の下端部にねじ締めで固定され、ピストン48の下端面を上面に当接させるプラグ54とで構成されている。少なくともピストンロッド47とシリンダ本体53とプラグ54とでエアシリンダ(第一シリンダ)16が構成されている。
ロック爪44は上部に後向きの爪部44bを有し、前側下部に湾曲面44aを有している。図1のピストンロッド47の下降位置でリング45が湾曲面44aの下半部に接して爪部44bを前向きに回動させてロック解除し、ピストンロッド47の上昇でリング45が湾曲面44aの上部に接して爪部44bを後方に回動させてコネクタ10の上面をロックさせる。ピストン48はロッド(符号47で代用)に沿う延長筒部48aを有し、延長筒部48aの上端がケース2の孔部51の中間段部に当接して、ピストンロッド47のそれ以上の上昇が阻止される。
プラグ54は駆動部5のプラグ30よりも一回り大きく、上端から下端側にかけて漸次縮径するテーパ状の孔部55と、孔部55の下側に続く短い小径でストレートな孔部56を有している。孔部56の内径に対して前記駆動部5側の速度制御弁26の極細の孔部28の内径は略1/5程度ないしそれ以下と極めて小さい。孔部55の上端の最大内径よりも速度制御弁26の孔部27の上端の最大内径が小さい。
以下に上記導通検査治具1の動作制御構造の作用(動作制御方法)を説明する。
先ず、図1の二つに分岐したエア送給管57を通じて、矢印58の如く、駆動部5のシリンダ15のプラグ30とロック機構部6のシリンダ16のプラグ54との下端のストレートな各孔部32,56に同時に同じ圧力のエアを供給する。
駆動部側のプラグ30には速度制御弁26が内蔵され、速度制御弁26は極細で不変(固定式)の孔部28を有しているので、エアが絞られてシリンダ15内へのエアの供給量が減少する。一方、ロック機構部6側のプラグ54には、極細の孔部28に較べてかなり大径な孔部55,56が形成されているので、プラグ54でエア供給量が絞られることはない。これにより、ロック機構部6のシリンダ16のピストンロッド47が先に上昇し、ピストンロッド47の上端のリング45がロック爪44を後方に回動させてコネクタ10をロックさせる。
コネクタ10がロックされた後、駆動部5側のシリンダ15のピストンロッド17が上昇して、導通検査部4のブロック板13をプローブピン12と一体に上昇させる。プローブピン12はコネクタ装着部3内のコネクタ10の端子の先端(下端)に接触し、不図示の導通検査装置の制御部を介して、プローブピン12に接続された電線(図示せず)と、端子に接続された電線(図示せず)とで閉回路が構成されて、導通有りが検出されてOK表示がなされる(開回路の場合は導通なしでNG表示される)。
シリンダ15内のエアは不図示のスプリング(ばね部材)のばね力で排出する構造となっている(単動シリンダの場合)。ばね部材としては、ロック機構部5側のばね部材52や、導通検査部5の不図示の戻しばね等が挙げられる。速度制御弁26の極細の孔部28からエアを排出すると、ばね力が足りず、エアの排出が遅く(シリンダ15の戻りが遅く)なるので、エア排出経路を別ルートとしている。
エア排出ルートとして、図2の速度制御弁26の横孔37から速度制御弁26の外周面に図2の矢印59の如くエアが流れ、逆止弁36のリップ部36aに矢印60の如くエアが回り込み、エアの圧力でリップ部36aが内向きに撓んで、リップ部36aの外周に隙間を生じ、矢印61の如くエアが鍔部29aとの隙間を経て矢印62の如くエア供給元に排出される。このような順でエアが排出されるので、エアの排出(シリンダ15の戻り)は遅くならず、次のコネクタ(10)の導通検査を短いタクトで順次効率良く行うことができる。矢印58の如くエアを供給する際、逆止弁36は外周面からのエア供給を防止(逆止)している。
なお、上記実施形態においては、コネクタ10のロックはロック爪44でコネクタ10の上端面を係止させることで行ったが、コネクタ10の途中の凹部等を係止させることも可能である。また、フック状のロック爪44に代えてシリンダ(16)で駆動される不図示のリンク機構等でコネクタ10のロックを行わせることも可能である。
また、上記実施形態の構成は、導通検査治具の動作制御構造として以外に、導通検査治具1自体又は導通検査治具の動作制御方法等としても有効なものである。
本発明に係る導通検査治具の動作制御構造は、例えばワイヤハーネスのコネクタの導通検査用の導通検査治具におけるコネクタのロックと導通検査部の駆動とをタイミング良く行わせるために利用することができる。
1 導通検査治具
3 コネクタ装着部
4 導通検査部
10 コネクタ
12 プローブピン
15 エアシリンダ(第二シリンダ)
16 エアシリンダ(第一シリンダ)
26 速度制御弁
28 極細の孔部
30,54 プラグ
31 孔部
36 逆止弁
37 エア排出用の孔部
38 隙間
56 孔部

Claims (2)

  1. コネクタ装着部と、プローブピンを有する導通検査部と、該コネクタ装着部内のコネクタをロックするための第一シリンダと、該導通検査部を該コネクタ装着部に向けて駆動するための第二シリンダとを備える導通検査治具において、該第一及び第二シリンダのプラグに同一圧のエアが供給され、該第二シリンダのプラグ内に速度制御弁が設けられ、該速度制御弁に該第一シリンダのプラグの孔部よりも極細の孔部が設けられ、該極細の孔部により、該第一シリンダでのコネクタロックの後、該第二シリンダで該導通検査部の駆動が行われることを特徴とする導通検査治具の動作制御構造。
  2. 前記速度制御弁にエア排出用の孔部が径方向に設けられ、該孔部が該速度制御弁の外周と前記第二シリンダのプラグの内周との間の隙間を経て該プラグの孔部に連通し、該隙間内に逆止弁が設けられたことを特徴とする請求項1記載の導通検査治具の動作制御構造。
JP2010164787A 2010-07-22 2010-07-22 導通検査治具の動作制御構造 Active JP5481299B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010164787A JP5481299B2 (ja) 2010-07-22 2010-07-22 導通検査治具の動作制御構造
US13/137,009 US8502550B2 (en) 2010-07-22 2011-07-15 Operation control structure for a continuity test device
PT105822A PT105822B (pt) 2010-07-22 2011-07-20 Estrutura de controlo de funcionamento para um dispositivo de teste de continuidade
CN201110205711.9A CN102346226B (zh) 2010-07-22 2011-07-22 用于连续性测试装置的操作控制结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010164787A JP5481299B2 (ja) 2010-07-22 2010-07-22 導通検査治具の動作制御構造

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012026831A JP2012026831A (ja) 2012-02-09
JP2012026831A5 JP2012026831A5 (ja) 2013-01-10
JP5481299B2 true JP5481299B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=45493106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010164787A Active JP5481299B2 (ja) 2010-07-22 2010-07-22 導通検査治具の動作制御構造

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8502550B2 (ja)
JP (1) JP5481299B2 (ja)
CN (1) CN102346226B (ja)
PT (1) PT105822B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5566215B2 (ja) * 2010-07-29 2014-08-06 矢崎総業株式会社 導通検査治具の取付構造
SG11201509897WA (en) 2013-09-27 2016-04-28 Hoya Corp Conductive film coated substrate, multilayer reflectivefilm coated substrate, reflective mask blank, reflectivemask, and semiconductor device manufacturing method
SG11201600527TA (en) * 2013-11-25 2016-02-26 Halliburton Energy Services Inc Novel cement composition for lost circulation application
EP3199984A1 (en) * 2016-02-01 2017-08-02 Canon Kabushiki Kaisha Antireflection film, optical member, and method for manufacturing optical member
KR101791018B1 (ko) * 2016-02-24 2017-10-27 양기선 커넥터 고정장치
US10082447B2 (en) * 2016-03-11 2018-09-25 The Boeing Company System and method to test a contact of a connector
CN110297110B (zh) * 2018-03-21 2022-02-15 科磊股份有限公司 探针结构、夹具、容置盒、自动化探针替换系统及方法
CN110702951A (zh) * 2019-09-09 2020-01-17 广西电网有限责任公司电力科学研究院 一种推拉锁紧式高空接线装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2169153B (en) * 1984-12-28 1988-08-03 Sumitomo Wall Systems Ltd Connector terminal examination device
JP2921721B2 (ja) 1992-04-07 1999-07-19 矢崎総業株式会社 コネクタ端子検査具
JP2797928B2 (ja) 1993-10-15 1998-09-17 住友電装株式会社 コネクタ検査装置
FR2741718B1 (fr) 1995-11-23 1998-01-02 Sm Contact Dispositif de controle pour connecteurs electriques
JP4561461B2 (ja) * 2005-04-28 2010-10-13 住友電装株式会社 ワイヤーハーネスの導通検査器
KR20080003935A (ko) 2005-05-03 2008-01-08 필립 더블류. 러브 충격 분산 장치
US8020584B2 (en) 2005-05-03 2011-09-20 Love Phillip W Variable valve for impact dispersal device
JP4654100B2 (ja) 2005-09-22 2011-03-16 矢崎総業株式会社 コネクタ保持治具と該コネクタ保持治具を備えたワイヤハーネス布線装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102346226B (zh) 2014-01-29
CN102346226A (zh) 2012-02-08
PT105822A (pt) 2012-01-23
JP2012026831A (ja) 2012-02-09
US8502550B2 (en) 2013-08-06
US20120019276A1 (en) 2012-01-26
PT105822B (pt) 2012-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5481299B2 (ja) 導通検査治具の動作制御構造
KR101601108B1 (ko) 커넥터용 검사 장치
CN104691526B (zh) 制动系统用输入装置及车辆用制动系统
CN110799312B (zh) 机械臂连结装置
TWI648482B (zh) 用於氣體彈簧的超程壓力釋放
JP5040821B2 (ja) 電気接続用コネクタ
US11108205B2 (en) Dieless crimping tool
KR20180020967A (ko) 실린더 장치
JP2005308124A (ja) 連接形電磁弁
US20210391667A1 (en) Apparatus and Methods for Contact Insertion and Retention Testing
CN102255205A (zh) 车辆油底壳的多功能插塞连接器
TW201540964A (zh) 夾緊裝置
US10569373B2 (en) Bolt caulking method and bolt caulking device
JP2001160471A (ja) コネクタ導通検査具
US20160214218A1 (en) Hub nut caulking device and method
CN104662741B (zh) 电的零力式插接连接器
CN105826739B (zh) 用于自动变速器下线测试台的连接插件
CN105392697A (zh) 传感器五通的连接接触装置
CN109131294B (zh) 一种用于汽车制动的气压控制阀
US20160281867A1 (en) In-tank valve
JP5921459B2 (ja) 端子台装置
JP6549470B2 (ja) 導通検査治具、導通検査装置、及び導通検査方法
JP4077390B2 (ja) コネクタ製造装置及びコネクタ製造方法
KR20160074177A (ko) 커넥터용 점검 장치
KR200448553Y1 (ko) 커넥터용 클러스터 검사 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5481299

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250