JP5480394B2 - 共振空洞を同調するためのカプラ - Google Patents

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Description

本明細書において開示される実施形態は、一般に、誘電体共振器など、共振空洞間の周波数範囲を同調するためのカプラに関する。
共振空洞は、定在波を蓄える中空の空間である。電気的な状況では、少なくとも1つの導電壁が、共振空洞の外面を画定する。空間の中央にあるプローブが、望ましいように波を導くことができる。「パック」としても知られているこのプローブは、金属、セラミックでもよく、他の材料製であってもよい。以下の段落では、セラミック・パックを含むことができる共振空洞、しばしば「誘電体共振器」と呼ばれるものを説明する。
誘電体共振器は、一般にマイクロ波帯における狭い範囲の周波数での共振を示す電子構成部品である。共振器は、たとえば、無線周波数の通信機器に使用される。所望の動作を実現するために、多くの共振器は、誘電率が高く誘電正接が低い、空洞内の中央の位置に配置された「パック」を備える。
パックと空洞の組合せは、空洞内の電磁放射に境界条件を課す。空洞は少なくとも1つの導電壁を有し、これは金属製材料から製造してもよい。パックの縦軸は、空洞内の電磁界に対して実質的に垂直に配置してもよく、それにより電磁界の共振を制御する。
パックがセラミックなどの誘電体材料で作られているとき、空洞は横電場(TE)モードで共振し得る。したがって、電磁界の伝搬の方向には電界は存在することができない。多くのTEモードを使用することができるが、誘電体共振器は、マイクロ波周波数を必要とする用途にTE011モードを使用することができる。例示的な場合としてTE011モードを使用すると、電界は、パック内で最大に達し、パックの中心軸に沿ってアジマス成分を有し、パックから離れた空洞内で全体的に減少し、任意の導電空洞壁に沿って完全に消失することになる。磁界もパック内で最大に達することになるが、アジマス成分はない。
2つ以上の誘電体共振器を組み合わせるとき、設計者は、第1の空洞から第2の空洞に電磁エネルギーを結合させる必要がある。第1の空洞が第2の空洞から離れている場合には、このような結合は困難となり得る。結合させるには、第1の空洞と第2の空洞を連結する開口を注意深く製造することも必要となり得る。これらの開口を工場で調整して、製造公差を補償してもよい。
このような調整をしても、複数の空洞または誘電体共振器をともに結合して、所望の周波数範囲を規定するフィルタを組み立てることが困難となり得る。指定されたスペクトルを実現するための従来の試みは、実用的ではないとともに高価であった。これらの同調器は、多くの部品および時間のかかる技法を使用しているが、これらにより、共振空洞間または誘電体共振器間の結合を調節することが難しくなる。
したがって、広範囲の周波数にわたる同調を実現する、改良されたカプラが求められている。より具体的には、広帯域幅フィルタで使用することのできるカプラが求められている。高誘電率共振器を結合する、費用対効果の大きい技法も求められている。
共振空洞および誘電体共振器の同調を改善する目下の必要性に照らして、様々な例示的な実施形態の概要を提示する。以下の概要では何らかの簡略化および省略を行うことがあり、この概要は、様々な例示的な実施形態のうちのいくつかの態様を強調し紹介するものであって、本発明の範囲を限定するものではない。発明性のある概念を当業者が作成し使用できるようにするのに適切な、好ましい例示的な実施形態の詳細な説明が後の節に続く。
様々な例示的な実施形態において、誘電体共振器の同調を改善するためのシステムは、第1の周波数範囲内にある電磁信号を生成する第1の誘電体共振器と、第2の周波数範囲内にある電磁信号を生成する第2の誘電体共振器と、第1の誘電体共振器と第2の誘電体共振器の間にある開口内に配置された可動同調装置と、この可動同調装置に固定されたカプラとを備える。カプラは、第1の誘電体共振器と第1の誘電体共振器の間で電磁信号を伝達することができ、可動同調装置に向かって半径方向内側へ延在する複数の固定用部材を備える。固定用部材のそれぞれは、他の任意の固定用部材から離隔されてもよい。
さらに、様々な例示的な実施形態では、共振空洞内での電磁信号の同調を改善するためのシステムは、第1の共振空洞と第2の共振空洞の間の開口内に配置された可動同調装置であって、可動同調装置の垂直軸が第1の誘電体共振空洞および第2の共振空洞のそれぞれの垂直軸に平行である可動同調装置と、この可動同調装置に固定されたカプラとを備えてもよい。カプラは、第1の共振空洞と第2の共振空洞の間で電磁信号を伝達することができ、可動同調装置に向かって半径方向内側へ延在する複数の固定用部材を備える。固定用部材のそれぞれは、他の任意の固定用部材から離隔されてもよい。
したがって、様々な例示的な実施形態により、共振空洞間または誘電体共振器間で電磁エネルギーを結合するための改善された方法が実現する。これらの実施形態により、所望のスペクトル範囲に各周波数を精密に同調することが可能になる。これらの実施形態により、設計者は、従来の同調技法よりも広い同調範囲を得ることもできるようになる。
様々な例示的な実施形態をよりよく理解するために、添付図面を参照する。
例示的なカプラを備える例示的な誘電体フィルタの斜視図である。 例示的なカプラを備える例示的な誘電体フィルタの側面図である。 例示的なカプラを備える例示的な誘電体フィルタの上面図である。 例示的なカプラの第1の実施形態を示す図である。 第1の実施形態のカプラと可動同調装置との間の例示的な関係を示す詳細図である。 例示的なカプラの第2の実施形態を示す図である。 例示的なカプラの第3の実施形態を示す図である。 例示的なカプラの第4の実施形態を示す図である。 例示的なカプラの第5の実施形態を示す図である。 例示的なカプラと従来型の開口同調器との比較試験結果を示す図である。
次に各図面を参照すると、同じ番号は同じ構成部品またはステップを指し、様々な例示的な実施形態の幅広い態様が開示される。
図1は、例示的な誘電体フィルタ100の斜視図である。図1に示すように、フィルタ100は、第1の誘電体共振器110および第2の誘電体共振器120を備える。開口130は、第1の誘電体共振器110を第2の誘電体共振器120に連結する。例示的なフィルタ100は誘電体共振器を2つだけ有するが、当業者なら、フィルタ100への適用可能な環境に応じてフィルタ100が任意の数の誘電体共振器を有するように設計することができる。
図1には、第1の誘電体共振器110および第2の誘電体共振器120が六角形のプリズムとして示してある。したがって、第1の誘電体共振器110および第2の誘電体共振器120は、両方とも8つの面を有する準正多面体である。六角形のプリズムについては、8面のうちの2面は六角形であるが、8面のうちの6面は長方形である。しかし、当業者なら、他の形状を有する誘電体共振器を使用するようにフィルタ100を設計できることが明らかになるはずである。代替の形には、たとえば球、円柱、および立方体が含まれる。誘電体共振器はまた、六角形のプリズム以外の多面体の形状を有することもできる。
各実施形態では、少なくとも1つの導電壁が、第1の誘電体共振器110および第2の誘電体共振器120の空間を全体的に囲んでもよい。この少なくとも1つの導電壁は金属でもよい。したがって、適切な刺激により、囲まれた空間が共振するようにでき、第1の誘電体共振器110および第2の誘電体共振器120が電磁的な発振源になることができる。開口130は、これらの発振において同調器として働くことになり、それにより、フィルタ100は適切な周波数範囲内で電磁信号を発生させることができるようになる。
誘電体共振器の動作が所定の範囲の周波数内で発生しなければならないとき、同調する必要性が特に切実である。高出力誘電体共振器は、タワーから受信機へのビデオ、オーディオ、他のマルチメディアの無線放送などの用途で広く使用することができる。米国での現在の実装形態では、このような技術では、716〜722MHzの周波数スペクトル上の信号を伝送することができる。したがって、第1の誘電体共振器110と第2の誘電体共振器120との間にあるカプラ140は、このスペクトル範囲内で正確な同調を実現することができる。フィルタ100で使用するための例示的なカプラが、図4〜9とともに以下でさらに詳細に記述されている。
図2には、例示的な誘電体フィルタ100の側面図が示してある。前述の通り、誘電体フィルタ100は、左側に示した第1の誘電体共振器110、および右側に示した第2の誘電体共振器120を備えてもよい。開口130は、第1の誘電体共振器110と第2の誘電体共振器120との間で電磁信号を結合することができる。開口130内に配置された可動同調装置150は、垂直軸に沿って上下に移動することができる。この垂直軸は、第1の誘電体共振器110と第2の誘電体共振器120の両方のそれぞれの垂直軸に平行でもよい。可動同調装置150は、たとえば、ねじまたは棒でもよい。図2に示すように、同調装置150は、同調ツール(たとえば、ねじ回し)を使用して同調装置150を回転させることができるよう標準的なヘッドを備えてもよく、それにより、同調装置150をフィルタ100内で垂直に移動させることができる。
カプラ140は、同調装置150の端部に取り付けても、他の方法で結合してもよく、それによりカプラ140もフィルタ内で垂直に移動する。カプラ140を同調装置150に取り付けるための例示的な構成を、図5とともに以下でより詳細に説明する。
第1の誘電体共振器110は、パック160および支持体170を備えてもよい。第2の誘電体共振器120は、パック180および支持体190を備えてもよい。パック160およびパック180は、可動同調装置150の垂直軸に垂直な水平軸を画定してもよい。
図3には、例示的な誘電体フィルタ100の上面図が示してある。前述の通り、誘電体フィルタ100は、左側の第1の誘電体共振器110、および右側の第2の誘電体共振器120を備えてもよい。開口130は、第1の誘電体共振器110と第2の誘電体共振器120との間で電磁信号を結合することができる。開口130内に配置されたカプラ140は、電磁信号を同調して、716〜722MHzなど所望の周波数のスペクトル範囲を規定することができる。カプラ140は、可動同調装置150に固定してもよい。可動同調装置150にカプラ140を固定するための様々な方法が、図4〜図8に示してある。
図4には、例示的なカプラ400の第1の実施形態が示してある。カプラ400は、可動同調装置450に対して同心の外部部材410を備えてもよく、外部部材410の直径は、電磁信号の同調範囲に比例する。外部部材410は形状がトロイダルでもよく、中心軸に対して環状の形を有する。外部部材410は、円形または長方形の断面を有してもよい。
1対の固定用部材420は、外部部材410から可動同調装置450に向かって半径方向内側へ延在してもよい。固定用部材420は、互いに対向してもよく、互いに離隔されている。固定用部材420は完全に分離し、物理的な接触がないので、外部部材410のサイズがカプラ400の結合の挙動全体を決定することができる。
締付用部材430は、可動同調装置に対して固定用部材420を保持する。各締付用部材430は、1対の先端部440を備えてもよい。先端部440は、可動同調装置450にカプラ400を固定するが、様々な固定部材の先端部440は接触しない。したがって、トロイダル部材410の直径のみが、カプラ400をまたいでの電磁エネルギーの伝達に影響を及ぼすことになる。
図5には、カプラ400と可動同調装置450の間の例示的な関係の詳細図が示してある。カプラ400は、止め部材510に達するまで滑り落ちることにより、可動同調装置450上に配置してもよい。止め部材510は、ねじ頭、ワッシャ、または他の適切なバリアでもよい。保持部材520は、カプラ400の上に配置されたディスクでもよく、可動同調装置450上のカプラ400の相対位置を維持する。保持部材520は、エポキシ・ディスク、ウェーハ、または非導電性材料から製造される他のアイテムでもよい。
図6には、例示的なカプラ600の第2の実施形態が示してある。カプラ600は、可動同調装置630に対して同心でもよい外部部材610を備えてもよく、外部部材610の幅は、電磁信号の同調範囲に比例してもよい。4つ1組の固定用部材620は、可動同調装置530に向かって半径方向内側へ延在してもよい。あるいは、他の数の固定用部材620を使用してもよい。様々な例示的な実施形態では、固定用部材620は、接触せず、ほぼ90°離隔されてもよい。あるいは、同一の間隔で配置するのではなく、不規則に間隔を空けてもよい。
図7には、例示的なカプラ700の第3の実施形態が示してある。カプラ700は、可動同調装置730に対して同心でもよい外部部材710を備えてもよく、外部部材710の直径は、電磁信号の同調範囲に比例してもよい。8つ1組の固定用部材720は、可動同調装置730に向かって半径方向内側へ延在してもよい。あるいは、他の数の固定用部材720を使用してもよい。様々な例示的な実施形態では、固定用部材720は、接触せず、ほぼ45°離隔されてもよい。あるいは、同一の間隔で配置するのではなく、不規則に間隔を空けてもよい。
図8には、例示的なカプラ800の第4の実施形態が示してある。カプラ800は、可動同調装置830に対して同心でもよい外部部材810を備えてもよく、外部部材810の外面は六角形の形状でもよい。外部部材810は、均一な同調をより良好に行うために正方形の断面を有してもよい。4つ1組の固定用部材820は、可動同調装置830に向かって半径方向内側へ延在してもよい。あるいは、他の数の固定用部材820を使用してもよい。様々な例示的な実施形態では、固定用部材820は、接触せず、ほぼ90°離隔されてもよい。あるいは、同一の間隔で配置するのではなく、不規則に間隔を空けてもよい。
図9には、例示的なカプラ900の第5の実施形態が示してある。カプラ900は、可動同調装置930に対して同心でもよい外部部材910を備えてもよく、外部部材910の外面は八角形プリズムの形状でもよい。8つ1組の固定用部材920は、可動同調装置930に向かって半径方向内側へ延在してもよい。あるいは、他の数の固定用部材920を使用してもよい。様々な例示的な実施形態では、固定用部材920は、接触せず、ほぼ45°離隔されてもよい。あるいは、同一の間隔で配置するのではなく、不規則に間隔を空けてもよい。開口を含むカプラ900の同調環境に応じて、外部部材910用に他の多面体形状を使用してもよい。
図4〜9とともに前述したカプラの例示的な実施形態は、数多くの方法で組み合わせてもよいことが明らかになるはずである。たとえば、特定の実施形態の外部部材は、他の任意の実施形態の固定用部材と組み合わせてもよい。カプラの外部部材および固定用部材用の他の適切な形状が、当業者に明らかになろう。
図10には、例示的なカプラと従来型の開口同調器との比較試験結果1000が示してある。具体的には、図10には、特定の周波数範囲の結合同調性のグラフが示してある。試験結果1000において、x軸は、空洞の少なくとも1つの導電壁に対する可動同調装置のインチでの距離を示している。y軸は、MHzでの結合帯域幅を示している。
従来の開口同調器では、同調範囲が非常に狭い。たとえば、この範囲は、多くの用途で不十分な範囲である5%〜8%にまで拡張される。図10に示すように、従来の同調器についての試験結果1010は、ほぼ5MHzの値からほんのわずかに変動している様子を示している。
図4〜図9で前述した通り、カプラを使用する例示的な同調器では、試験結果1020は、試験結果1010と比較して著しく改良することができる。試験結果1020は、同調器の高さが約5.84cmでほぼ5.8MHzのレベルに達するベル形の曲線である、ガウス分布に従うことがある。この分布の結果として、結合帯域において25%の同調性を有し、それにより、新規の用途において共振空洞および誘電体共振器を使用する際の柔軟性が実現する。
様々な例示的な実施形態を、具体的にその例示的な一定の態様に関して詳細に説明してきたが、本発明は、他の実施形態が可能であり、その詳細は、様々な自明の点において修正が可能であることを理解されたい。当業者には容易に分かるように、本発明の精神および範囲内を維持しながら、変更形態および修正形態を実施することができる。したがって、前述の開示、説明、および図は、単に例示を目的としており、本発明を少しも限定するものではなく、本発明は特許請求の範囲によってのみ定義される。

Claims (10)

  1. 誘電体共振器の同調を改善するためのシステムであって、
    第1の周波数範囲内で電磁信号を生成する第1の誘電体共振器と、
    第2の周波数範囲内で電磁信号を生成する第2の誘電体共振器と、
    前記第1の誘電体共振器と前記第2の誘電体共振器の間にある開口内に配置された可動同調装置と、
    前記可動同調装置に固定され、前記第1の誘電体共振器と前記第の誘電体共振器の間で電磁信号を伝達するカプラであって、前記可動同調装置に向かって半径方向内側へ延在して、カプラを前記可動同調装置に固定する複数の固定用部材を備え、前記固定用部材のそれぞれが、他の全ての固定用部材から離隔されているカプラと
    を備えるシステム。
  2. 前記カプラが、前記可動同調装置に対して同心である外部部材をさらに備え、前記外部部材の幅が、前記開口内での前記電磁信号の同調範囲に比例する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記カプラが、前記可動同調装置に対して前記複数の固定用部材を保持する締付用部材をさらに備え、各締付用部材が1対の先端部を備え、前記1対の先端部が前記カプラを前記可動同調装置に固定し、前記複数の固定用部材が、前記外部部材から前記可動同調装置に向かって半径方向内側へ延在する少なくとも4つの固定用部材を備える、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記カプラが、前記可動同調装置に対して同心である外部部材をさらに備え、前記外部部材の外面が六角形の形状であり、前記複数の固定用部材が、前記外部部材から前記可動同調装置に向かって内側へ延在する少なくとも4つの固定用部材を備える、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記カプラが、前記可動同調装置に対して同心である外部部材をさらに備え、前記外部部材の外面が八角形プリズムの形状であり、前記複数の固定用部材が、前記外部部材から前記可動同調装置に向かって内側へ延在する少なくとも8つの固定用部材を備える、請求項1に記載のシステム。
  6. 共振空洞内の電磁信号の同調を改善するためのシステムであって、
    第1の共振空洞と第2の共振空洞の間にある開口内に配置するための可動同調装置であって、可動同調装置の垂直軸が前記第1の共振空洞および前記第2の共振空洞のそれぞれの垂直軸に平行である可動同調装置と、
    前記可動同調装置に固定され、前記第1の共振空洞と前記第2の共振空洞の間で電磁信号を伝達するカプラであって、前記可動同調装置に向かって半径方向内側へ延在して、前記カプラを前記可動同調装置に固定する複数の固定用部材を備え、前記固定用部材のそれぞれが、他の全ての固定用部材から離隔されているカプラと
    を備えるシステム。
  7. 前記カプラが、前記可動同調装置に対して同心である外部部材をさらに備え、前記外部部材の幅が、前記開口内での前記電磁信号の同調範囲に比例する、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記カプラが、前記可動同調装置に対して前記複数の固定用部材を保持する締付用部材をさらに備え、各締付用部材が1対の先端部を備え、前記1対の先端部が前記カプラを前記可動同調装置に固定し、前記複数の固定用部材が、前記外部部材から前記可動同調装置に向かって半径方向内側へ延在する少なくとも4つの固定用部材を備える、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記カプラが、前記可動同調装置に対して同心である外部部材をさらに備え、前記外部部材の外面が六角形の形状であり、前記複数の固定用部材が、前記外部部材から前記可動同調装置に向かって内側へ延在する少なくとも4つの固定用部材を備える、請求項6に記載のシステム。
  10. 前記カプラが、前記可動同調装置に対して同心である外部部材をさらに備え、前記外部部材の外面が八角形プリズムの形状であり、前記複数の固定用部材が、前記外部部材から前記可動同調装置に向かって内側へ延在する少なくとも8つの固定用部材を備える、請求項6に記載のシステム。
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