JP5478344B2 - 通信装置及び画像形成装置 - Google Patents
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特許文献1には、オートネゴシエーション処理に失敗した場合に、伝送方式を高速なものから低速なものに順に切り替えて、通信の相手先のPCと正常に通信を行うことができるか否かを確認する処理を順次行うことにより、このPCとの間で使用可能な伝送方式を確実に選択することのできる集線装置が開示されている。
そこで、本発明は、一度選択された伝送方式を、より好適な伝送方式に切り替えることのできる技術を提供することを目的とする。
複数の伝送方式からオートネゴシエーション処理を実行することにより選択された伝送方式で通信を実行する通信装置であって、
前記選択された伝送方式よりも高い通信能力の伝送方式が利用可能であるか否かを判定する能力判定処理を行う管理部と、
前記管理部が、前記選択された伝送方式よりも高い通信能力の伝送方式が利用可能であると判定した際に、前記オートネゴシエーション処理を再度実行するオートネゴシエーション実行部とを備え、
前記管理部は、前記選択された伝送方式での通信で生じた通信エラーの回数が予め定められた通信エラー上限値以上となった場合に、前記オートネゴシエーション処理を再度実行させると判定し、
前記オートネゴシエーション実行部は、前記管理部が前記オートネゴシエーション処理を再度実行させると判定した際に、前記オートネゴシエーション処理を再度実行することを特徴とする。
また、本発明は、
複数の伝送方式からオートネゴシエーション処理を実行することにより選択された伝送方式で通信を実行する通信装置であって、
前記選択された伝送方式よりも高い通信能力の伝送方式が利用可能であるか否かを判定する能力判定処理を行う管理部と、
前記管理部が、前記選択された伝送方式よりも高い通信能力の伝送方式が利用可能であると判定した際に、前記オートネゴシエーション処理を再度実行するオートネゴシエーション実行部とを備え、
前記管理部は、前記能力判定処理として、前記選択された伝送方式が、目標通信能力よりも通信能力が低い伝送方式であるか否かを判定するとともに、前記能力判定処理において、前記選択された伝送方式が前記目標通信能力よりも通信能力が低いものであるとの判定が、予め定められたリトライ上限値以上連続して繰り返された場合には、前記目標通信能力を、更新前のものよりも通信能力の低いものに更新することを特徴とする。
さらに、本発明は、
複数の伝送方式からオートネゴシエーション処理を実行することにより選択された伝送方式で通信を実行する通信装置であって、
前記選択された伝送方式よりも高い通信能力の伝送方式が利用可能であるか否かを判定する能力判定処理を行う管理部と、
前記管理部が、前記選択された伝送方式よりも高い通信能力の伝送方式が利用可能であると判定した際に、前記オートネゴシエーション処理を再度実行するオートネゴシエーション実行部とを備え、
前記管理部は、前記オートネゴシエーション処理を再度実行しても、前記選択された伝送方式より高い通信能力の伝送方式が選択されないと判定した場合には、前記オートネゴシエーション実行部に前記オートネゴシエーション処理を再度実行させないことを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像形成装置を含む画像形成システム100を示す概略構成図である。図示の画像形成システム100では、画像形成装置110、PC191A〜191I及びサーバ192が、例えばツイストケーブルで構成されるネットワークケーブル193A〜193Lなどで中継装置190A,190Bに接続され、ネットワークを形成している。画像形成装置110は、例えば、PC191A〜191I及びサーバ192の共用プリンタとして機能するものである。ネットワークケーブルを介して行なわれる通信の伝送方式は以下に詳しく述べるようにオートネゴシエーションにより決定又は選択される。以下の説明および図面では、「オートネゴシエーション」を「AN」と略す。
画像形成部120は、印刷エンジン121と、コントローラ部122と、編集展開部123と、エンジン制御部124と、設定更新部125と、ホストインタフェース制御部126と、記憶部127と、画像形成部側インタフェース部128とを有する。
編集展開部123は、通信装置140を介して、PC191A〜191I及びサーバ192より送信されてきた印刷ジョブ情報を解析し、この印刷ジョブ情報に含まれているページ記述言語(PDL:Page Description Language)を解読して、ページ情報を作成する。さらに、編集展開部123は、作成されたページ情報よりビットマップイメージなど、印刷エンジン121で印刷する画像を表す画像データを作成する。ページ記述言語は、画像形成装置110内における専用言語である。
ホストインタフェース制御部126は、画像形成部側インタフェース部128を介して、通信装置140との間で受け渡す情報を管理する。
画像形成部側インタフェース部128は、通信装置140との間での情報の受け渡しを行なう。
図示の例の操作部131は、画像形成部120に対する指示入力のために用いられるとともに、通信装置140に対する指示入力のためにも用いられるものであり、通信装置140には、画像形成部120のコントローラ部122を介して指示入力の送信が行われる。図示のように構成する代わりに、画像形成部120のための操作部と、通信装置140のための専用の操作部とを別に設けても良い。
通信設定制御部174は、通信装置140における伝送方式を決定する処理を行う。
通信装置側インタフェース部142は、コントローラ部122との間のインタフェースである。
伝送方式情報D151は、例えば、図4に示す伝送方式情報テーブル151Aの形式で記憶される。図示するように、伝送方式情報テーブル151Aは、優先順位欄151Bと、通信速度及び規格欄151Cと、通信モード欄151Dとを有する。
通信速度及び規格欄151Cには、優先順位欄151Bに格納される優先順位情報で示される優先順位に対応する伝送方式の通信速度及び規格を示す通信速度及び規格情報が格納される。
通信モード欄151Dには、優先順位欄151Bに格納される優先順位情報で示される優先順位に対応する伝送方式の通信モードを示す通信モード情報が格納される。
例えば、自装置最高通信能力情報として、通信装置140が対応している伝送方式のうち、図4に示す伝送方式情報テーブル151Aの優先順位欄151Bに格納されている優先順位情報で示される優先順位が最も高い伝送方式(通信速度及び規格、通信モード)を示す情報が記憶される。
本実施の形態では、自装置最高通信能力情報D154は、AN処理を再度実行する際に、通信能力の目標を表すもの(目標通信能力)として用いられる。
例えば、図5に示す通信エラー情報テーブル159Aの形式で記憶される。図示するように、通信エラー情報テーブル159Aは、順位欄159Bと、通信エラー内容欄159Cと、リトライ回数欄159Dとを有する。
順位欄159Bには、通信エラー内容欄159Cに格納される通信エラー内容情報で示される内容の通信エラーの重要度に対応する順位(順番)を示す順位情報が格納される。ここで、順位が小さいものほど、通信エラーの重要度が高いものとする。
通信エラー内容欄159Cには、順位欄159Bの順位に対応する通信エラーの内容を示す通信エラー内容情報が格納される。
リトライ回数欄159Dには、通信エラー内容欄159Cの通信エラーが発生したと判定するために、当該通信エラーに対応する異常が生じた通信を再度行う(リトライする)回数を示すリトライ回数情報が格納される。
例えば、現通信能力情報D155は、AN処理により決定された(新たに選択された)伝送方式を示すものに書き換えられる。
再AN実行タイマ情報D162は、計時動作を行う通信設定制御部174により更新される。
通信エラーリトライカウンタ情報D163は、通信設定制御部174が、ネットワーク制御部171から通信エラー通知を受けたときに更新する。
そして、管理部175は、AN処理を再度実行すると判定した場合には、AN処理を実行するよう、AN実行部176にAN実行指示を出す。
さらに、設定部177は、伝送方式が更新されたことをネットワーク制御部171に通知する。
ネットワーク制御部171は、記憶部150に記憶されている現通信能力情報D155で示される伝送方式に従って通信を行う。
そして、通信エラー監視処理部179は、ネットワーク制御部171からの通信エラー通知を受けると、通信エラーカウンタ情報D161で示されるエラーカウント回数を1つ増やす。
例えば、コネクタ部141は、CPU901がソケット904を利用することで実現可能であり、通信装置側インタフェース部142は、CPU901が接続端子905を利用することで実現可能であり、記憶部150は、CPU901がRAM902や不揮発性メモリ903を利用することで実現可能であり、ネットワーク制御部171、通信制御部172、記憶制御部173及び通信設定制御部174は、不揮発性メモリ903に記憶されている所定のプログラムをRAM902にロードしてCPU901で実行することで実現可能である。
但し、本実施の形態の通信装置140は、コンピュータシステム上にソフトウェア的に実現されるものに限定されない。例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックIC(Integrated Circuit)によりハード的に実現されるものでもよいし、あるいは、DSP(Digital Signal Processor)などによりソフトウェア的に実現されるものでもよい。あるいは、特定の用途に特化した構成要素を、コンピュータシステムに搭載された拡張ボードなどのハードウェアで実現し、その他の汎用的な構成要素をコンピュータシステム上でソフトウェア的に実現するようにしてもよい。
例えば、管理部175は、記憶部150に記憶されているAN設定情報D152がAN設定を示す場合には、AN処理の設定は有効であると判定し、このAN設定情報D152が固定モード設定を示す場合には、AN処理の設定は有効ではないと判定する。
そして、設定部177は、伝送方式が更新されたことをネットワーク制御部171に通知する。
例えば、管理部175は、記憶部150に記憶されている再AN設定情報D153がAN処理を再度実行することを示す場合には、AN処理を再度実行する設定が有効であると判定し、この再AN設定情報D153がAN処理を再度実行しないことを示す場合には、AN処理を再度実行する設定が有効ではないと判定する。
そして、管理部175は、AN処理を再度実行する設定が有効である場合(ステップS13でYes)にはステップS14の処理に進み、AN処理を再度実行する設定が有効ではない場合(ステップS13でNo)にはステップS17の処理に進む。
そして、設定部177は、伝送方式が更新されたことをネットワーク制御部171に通知する。このような通知を受けたネットワーク制御部171は、記憶部150に記憶されている現通信能力情報D155で示される伝送方式に切り替える。
ステップS17で示すネットワーク通信処理については、後に図10を用いて詳細に説明する。
まず、通信エラー監視処理部179は、記憶部150に記憶されている通信エラー情報D159を、初期値「0」に更新する(S20)。
次に、再AN実行タイマ処理部178は、記憶部150に記憶されている再AN実行タイマ情報D162を、初期値「0」に更新する(S21)。
そして、管理部175は、通信エラーの回数が通信エラー上限値以上ではない場合(ステップS23でNo)にはステップS24の処理に進み、通信エラーの回数が通信エラー上限値以上である場合(ステップS23でYes)にはステップS29の処理に進む。
そして、管理部175は、前回のAN処理が実行されてからの経過時間が、予め定められた再AN実行周期以上であると判定した場合(ステップS26でYes)にはステップS27の処理に進み、前回のAN処理が実行されてからの経過時間が、予め定められた再AN実行周期以上ではないと判定した場合(ステップS26でNo)にはステップS22の処理に戻る。
次に、管理部175は、ステップS27で読み出された現通信能力情報D155で特定される現通信能力が、ステップS27で読み出された自装置最高通信能力情報D154で特定される自装置最高通信能力(目標通信能力)よりも低いか否かを判定する能力判定処理を行う(S28)。
ここでは、管理部175は、記憶部150に記憶されている伝送方式情報テーブル151A(図4参照)を参照することにより、ステップS27で読み出された現通信能力情報で示される伝送方式の優先順位が、ステップS27で読み出された自装置最高通信能力情報で示される伝送方式の優先順位よりも低い場合には、現通信能力が自装置最高通信能力よりも低いと判定する。
ここで、管理部175は、ステップS28の能力判定処理において、現通信能力に対応する伝送方式よりも通信能力の高い伝送方式が利用可能であるか否か、及び現通信能力に対応する伝送方式よりも通信能力の高い伝送方式に当該通信装置(自装置)140が対応しているか否かを判定していることになる。
AN実行部176が実行したAN処理により決定された(新たに選択された)伝送方式は、AN実行部176から設定部177に通知する。
まず、ネットワーク制御部171は、通信装置140で通信を行う情報があるか否かを判定する(S40)。ここでは、ネットワーク制御部171は、通信を行う情報を管理している通信制御部172に問い合わせることにより、通信装置140で通信を行う情報があるか否かを判定する。
そして、ネットワーク制御部171は、通信装置140で通信を行う情報がある場合(ステップS40でYes)にはステップS41の処理に進み、通信装置140で通信を行う情報がない場合(ステップS40でNo)には処理を終了する。
次に、ネットワーク制御部171は、ステップS41で実行した通信が正常に終了したか否かを確認する(S42)。そして、ネットワーク制御部171は、ステップS41で実行した通信が正常に終了しなかった場合には(ステップS42でNo)にはステップS43の処理に進み、ステップS41で実行した通信が正常に終了した場合には(ステップS42でYes)にはステップS47の処理に進む。
従来の技術では、通信装置140に電源が投入されたタイミングや通信装置140にネットワークケーブル193Aが接続されたタイミングなどの初期設定時において、AN処理が実行される。例えば、図11に示すタイミングT1、T5、T8において、AN処理A1、A4、A7が行われる。
なお、タイマの値が予め定められた周期以上となったタイミングT4、T9では、現通信能力が自装置最高通信能力(目標通信能力)と等しくなっているため、AN処理は実行されない。
従って、本実施の形態においては、従来の技術に比べて、タイミングT2、T3、T6、T7、T10、T11において、AN処理A2、A3、A5、A6、A8、A9が実行されるため、従来の技術におけるタイミングT1、T5、T8において実行されたAN処理A1、A4、A7で、好適ではない(低速な)伝送方式が選択された場合でも、これらのAN処理A2、A3、A5、A6、A8、A9を実行することで、より好適な(より通信能力の高い)伝送方式を選択することができるようになる。
次に、本発明の実施の形態2に係る画像形成装置について説明する。実施の形態2の画像形成装置も図1に示される画像形成システムで用いられるものである。
再AN設定初期情報D153Aは、再AN設定更新情報D153Bの初期情報である。再AN設定初期情報D153Aと再AN設定更新情報D153Bとは記憶部250内の異なる領域に記憶されており、ユーザによる設定の際に、再AN設定初期情報D153Aの内容が再AN設定更新情報D153Bとして書き込まれ、その後、再AN設定更新情報D153Bは、管理部275の判定結果に基づいて更新される。
また、記憶部250に記憶されている自装置最高通信能力情報D154が、後述する管理部275により抽出されて、抽出された自装置最高通信能力情報が目標通信能力情報の初期情報として記憶される。そして、目標通信能力情報は、管理部275の判定に応じて更新される。
上記のリトライ上限値は、AN処理をそれ以上繰り返しても、より好適な(より通信能力の高い)伝送方式が選択される可能性がないと推定される回数を表す。
再ANリトライカウンタ情報D268は、AN処理を繰り返した回数を示す。
管理部275は、図6の管理部175と概して同じであるが、以下に説明する点での差異がある。
そして、管理部275は、AN処理を再度実行すると判定した場合には、AN処理を実行するよう、AN実行部176にAN実行指示を出す。
例えば、本実施の形態では、記憶部250に記憶されている目標通信能力情報D265を、記憶部250に記憶されている現通信能力情報D155により示される伝送方式を示すものとなるように更新する。
そして、それ以降は、変更後の目標通信能力と比較して、現通信能力が変更された目標通信能力より低いものであるかどうかに基づいてAN処理を再度実行するかどうかの判断を行う。
そして、管理部275は、AN処理の設定が有効である場合(ステップS10でYes)にはステップS11の処理に進み、AN処理の設定が有効ではない場合(ステップS10でNo)にはステップS16の処理に進む。
そして、設定部177は、伝送方式が更新されたことをネットワーク制御部171に通知する。
例えば、管理部275は、記憶部250に記憶されている再AN設定更新情報D153BがAN処理を再度実行することを示す場合には、AN処理を再度実行する設定が有効であると判定し、この再AN設定更新情報D153BがAN処理を再度実行しないことを示す場合には、AN処理を再度実行する設定が有効ではないと判定する。
そして、管理部275は、AN処理を再度実行する設定が有効である場合(ステップS13でYes)にはステップS55の処理に進み、AN処理を再度実行する設定が有効ではない場合(ステップS13でNo)にはステップS17の処理に進む。
そして、再ANリトライ監視処理部280は、前回と今回とで連続して低くなっていると判定した場合(S58でYes)にはステップS59の処理に進み、連続して低くなっているとは判定されなかった場合(S58でNo)にはステップS14の処理に戻る。
そして、管理部275は、再ANリトライカウンタ情報D268で示される回数がリトライ上限値以上である場合(ステップS60でYes)にはステップS61の処理に進み、再ANリトライカウンタ情報D268で示される回数がリトライ上限値以上ではない場合(ステップS60でNo)にはステップS14の処理に戻る。
そして、管理部275は、優先順位が最も低いと判定した場合(ステップS62でYes)にはステップS63の処理に進み、優先順位が最も低いと判定しなかった場合(ステップS62でNo)にはステップS13の処理に戻る。
そして、設定部177は、伝送方式が更新されたことをネットワーク制御部171に通知する。このような通知を受けたネットワーク制御部171は、記憶部250に記憶されている現通信能力情報D155で示される伝送方式に切り替える。
ステップS17に示すネットワーク通信処理S17は、図10に示すフローチャートで示される処理と同様である。
また、画像形成装置110,210に複数のポート(ソケット)を形成することにより、複数のPCやサーバなどを接続できるようにすることも可能である。このような場合には、それぞれのポート(ソケット)に接続されているそれぞれの伝送通信装置との間で、実施の形態1及び2に記載された伝送方式を決定する処理を行うことが望ましい。
また、印刷情報などの可視情報ばかりでなく、視聴情報などをDVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、HDD(Hard Disk Drive)などのメディアに書き込む装置にも、本発明を適用することができる。
Claims (8)
- 複数の伝送方式からオートネゴシエーション処理を実行することにより選択された伝送方式で通信を実行する通信装置であって、
前記選択された伝送方式よりも高い通信能力の伝送方式が利用可能であるか否かを判定する能力判定処理を行う管理部と、
前記管理部が、前記選択された伝送方式よりも高い通信能力の伝送方式が利用可能であると判定した際に、前記オートネゴシエーション処理を再度実行するオートネゴシエーション実行部とを備え、
前記管理部は、前記選択された伝送方式での通信で生じた通信エラーの回数が予め定められた通信エラー上限値以上となった場合に、前記オートネゴシエーション処理を再度実行させると判定し、
前記オートネゴシエーション実行部は、前記管理部が前記オートネゴシエーション処理を再度実行させると判定した際に、前記オートネゴシエーション処理を再度実行すること
を特徴とする通信装置。 - 複数の伝送方式からオートネゴシエーション処理を実行することにより選択された伝送方式で通信を実行する通信装置であって、
前記選択された伝送方式よりも高い通信能力の伝送方式が利用可能であるか否かを判定する能力判定処理を行う管理部と、
前記管理部が、前記選択された伝送方式よりも高い通信能力の伝送方式が利用可能であると判定した際に、前記オートネゴシエーション処理を再度実行するオートネゴシエーション実行部とを備え、
前記管理部は、前記能力判定処理として、前記選択された伝送方式が、目標通信能力よりも通信能力が低い伝送方式であるか否かを判定するとともに、前記能力判定処理において、前記選択された伝送方式が前記目標通信能力よりも通信能力が低いものであるとの判定が、予め定められたリトライ上限値以上連続して繰り返された場合には、前記目標通信能力を、更新前のものよりも通信能力の低いものに更新すること
を特徴とする通信装置。 - 複数の伝送方式からオートネゴシエーション処理を実行することにより選択された伝送方式で通信を実行する通信装置であって、
前記選択された伝送方式よりも高い通信能力の伝送方式が利用可能であるか否かを判定する能力判定処理を行う管理部と、
前記管理部が、前記選択された伝送方式よりも高い通信能力の伝送方式が利用可能であると判定した際に、前記オートネゴシエーション処理を再度実行するオートネゴシエーション実行部とを備え、
前記管理部は、前記オートネゴシエーション処理を再度実行しても、前記選択された伝送方式より高い通信能力の伝送方式が選択されないと判定した場合には、前記オートネゴシエーション実行部に前記オートネゴシエーション処理を再度実行させないこと
を特徴とする通信装置。 - 前記管理部での判定に基づいて前記オートネゴシエーション実行部に前記オートネゴシエーション処理を再度実行させるか否かを示す再オートネゴシエーション設定情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記管理部は、前記再オートネゴシエーション設定情報が、前記管理部での判定に基づいて前記オートネゴシエーション実行部に前記オートネゴシエーション処理を再度実行させないことを示す場合には、前記オートネゴシエーション実行部に前記オートネゴシエーション処理を再度実行させないこと
を特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。 - ユーザからの指示に応じて前記再ネゴシエーション設定情報を変更する操作部を備えること
を特徴とする請求項4に記載の通信装置。 - ユーザからの指示に応じて、前記通信エラー上限値を変更する操作部を備えること
を特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - ユーザからの指示に応じて、前記リトライ上限値を変更する操作部を備えること
を特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 請求項1から7の何れか一項に記載の通信装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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