JP5477961B2 - 液処理装置 - Google Patents
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Description
レジスト塗布装置10は、図1に示すように、角形のレチクル(マスク基板)G{以下に基板Gという}を水平に保持すると共に、この基板Gを鉛直軸回りに回転させる基板保持部であるスピンチャック11と、スピンチャック11に保持された基板Gの表面に処理液例えば塗布液であるレジスト液を供給する供給ノズル20と、スピンチャック11に保持された基板Gの各辺の外方近傍に設けられる気流調整部30と、スピンチャック11の周縁の外側を包囲するカップ40と、スピンチャック11の上方に位置し、スピンチャック11と相対的に上下移動する気流規制リング部材50と、を備えている。
上記第1実施形態では、気流調整部30に形成される流路空間34が水平方向に平行な流路によって形成される場合について説明したが、気流調整部30を別の構造にしてもよい。例えば、図5に示すように、下部整流部材31の上面平坦部31aと協働して水平方向に平行な流路空間34を形成する上部整流部材32の外側下面に、下部整流部材31の上面平坦部31aに対して漸次離れる傾斜面35を形成してもよい。
また、気流調整部30の別の形態として、図6及び図7に示すように、上部整流部材32Aを、平面視においてスピンチャック11に保持された基板Gの辺と平行な内側直線部36と、スピンチャック11の回転中心と同心円上の外側円弧部37とで形成すると共に、上部整流部材32Aの下面を、スピンチャック11に保持された基板Gの端面から流れる気流を均一にすべく、内側直線部36に沿って両端から中央に向かって漸次隙間が広くなる凹状部38を形成してもよい。
また、上記実施形態では、気流調整部30の流路空間34が、支持部材33を介して下部整流部材31と上部整流部材32間に形成される場合について説明したが、図8ないし図10に示すように、気流規制リング部材50の内側縁側下面に、気流調整部30の上部整流部材32Bを設けてもよい。この場合、上部整流部材32Bは、下部整流部材31の上面平坦部31aと協働して平行な流路空間34を形成する下面平坦部32aを有する上部整流部材本体39aと、上部整流部材本体39aの上面にスペーサ39bを介して上部整流部材本体39aとの間に内周側と外周側が連通した環状の流路39cを形成する厚肉の固定部39dとで構成され、例えば固定ねじや接着剤等固定手段によって固定部39dが気流規制リング部材50の内側縁側下面に固着されている。
・基板Gのサイズ:152mm角×6.35mm厚、0.4mm(カット面幅)
・塗布液供給量:5cc
・高速回転プロセス:2500rpm
・低速回転プロセス:500rpm
測定方法
図13に示すように基板Gの一辺の最大の幅をその基板Gの額縁幅として判断する。ここで、額縁幅(F)はフリンジ幅(f)とカット面幅(C)とを加えた幅、すなわち
F=f+Cとなる。
図1及び図2に示す気流調整部30を備えた装置を用いて上述の手法により、マスク基板である基板Gの表面にレジスト膜を形成した実施例である。ここで、気流調整部30の詳細は、図15に示すように、流路空間34の隙間(間隔)は1.4mm、基板Gの表面と下部整流部材31の上面平坦部31aとの段差は0.4mm、気流調整部30と吸引口47との隙間(間隔)は0.7mmである。まず、基板Gをスピンチャック11に載置し、高速回転プロセスにて基板Gにレジストの液膜を形成し、次いで低速回転プロセスにてレジスト液中のシンナーを蒸発させてレジスト膜を得た。低速回転プロセス過程の気流調整部30の流路空間34の流入口を流れる気流の流速は、12m/s以上であり、元圧(カップの排気口での圧力)は−270Paであった。
実施例の気流調整部30を除いたスピンチャックを用いて実施例と同様の手法によりレジスト膜を得た。その結果、レジスト膜の額縁幅{フリンジ幅+0.4mm(カット面幅)}を測定したところ、図15に示すように1.19mmであった。
20 供給ノズル
30 気流調整部
31 下部整流部材
31a 上面平坦部
32 上部整流部材
32a 下面平坦部
33 支持部材
34 流路空間
35 傾斜面
40 カップ
46 吸引流路
47 吸引口
50 気流規制リング部材
Claims (8)
- 角形の基板の表面に処理液を供給して所定の処理を施す液処理装置であって、
上記基板を水平に保持すると共に、この基板を鉛直軸回りに回転させる基板保持部と、
上記基板保持部に保持された基板の表面に処理液を供給する供給ノズルと、
上記基板保持部に保持された基板の各辺の外方近傍に設けられると共に、上面に平坦部を有する下部整流部材と、この下部整流部材の上方に位置し、下部整流部材の上面平坦部と協働して平行な流路空間を形成する下面に平坦部を有する上部整流部材とを具備し、上記下部整流部材と上部整流部材の外周縁が上記基板保持部の回転中心と同心円上の円弧状に形成される気流調整部と、
上記基板保持部の周縁の外側を包囲すると共に、上記円弧状の気流調整部の全周に沿って上記流路空間の外側近傍に回転による排出気流を吸引する吸引口が開口する吸引流路と、該吸引流路と連通する排気口とを有するカップと、
を備えることを特徴とする液処理装置。 - 請求項1記載の液処理装置において、
上記下部整流部材の上面の平坦部が、上記基板保持部に保持された基板の表面より僅かに低い位置に設けられている、ことを特徴とする液処理装置。 - 請求項1又は2記載の液処理装置において、
上記下部整流部材及び上部整流部材は、上記基板保持部に保持された基板の角部を除いた各辺に設けられると共に、支持部材を介して上記両整流部材間に上記流路空間が形成される、ことを特徴とする液処理装置。 - 請求項1記載の液処理装置において、
上記基板保持部の上方に位置し、基板保持部と相対的に上下移動する気流規制リング部材を更に備え、上記気流規制リング部材の内側縁側下面に、上記気流調整部の上部整流部材が設けられている、ことを特徴とする液処理装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の液処理装置において、
上記上部整流部材の外側下面に、上記下部整流部材の上面平坦部に対して漸次離れる傾斜面が形成されている、ことを特徴とする液処理装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の液処理装置において、
上記上部整流部材は、平面視において上記基板保持部に保持された基板の辺と平行な内側直線部と、上記基板保持部の回転中心と同心円上の外側円弧部とを有し、上記上部整流部材の下面は、上記基板保持部に保持された基板の端面から流れる気流を均一にすべく、上記内側直線部に沿って両端から中央に向かって漸次隙間が広くなる凹状部が形成されている、ことを特徴とする液処理装置。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載の液処理装置において、
上記カップに設けられる吸引流路の吸引口の下端縁は、上記下部整流部材の上面平坦部より下方に位置している、ことを特徴とする液処理装置。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載の液処理装置において、
上記カップに設けられた吸引流路は、上記吸引口から流れ方向に沿って漸次開口面積が拡大されている、ことを特徴とする液処理装置。
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