JP5477869B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
このため、遊技者は、報知態様の遊技を実行する旨の告知が行われることを期待するしかなかった。
したがって、報知態様の遊技の継続においても、遊技者は、報知態様の遊技を継続する旨の告知が行われることを期待するしかなかった。
本発明は、遊技者にとって有利となる内容を報知する報知態様の遊技を実行するスロットマシンであって、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行する条件を満たしたときに、特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、報知態様の遊技の実行条件を満たすか否かを判別する実行条件判別手段と、前記実行条件判別手段により実行条件を満たすと判別されたときに、報知態様の遊技を実行する報知態様遊技実行手段とを備え、特別遊技中の図柄の組合せとして、全リールの停止時にその図柄の組合せが停止してもメダルの払出しを行わない報知態様遊技実行の図柄の組合せを設け、前記実行条件判別手段は、特別遊技中に、前記報知態様遊技実行の図柄の組合せが停止したときは、報知態様の遊技の実行条件を満たすと判別し、前記報知態様遊技実行手段は、特別遊技中に報知態様の遊技の実行条件を満たすと判別したときは、報知態様の遊技を実行することを特徴とする。
したがって、遊技者は、報知態様遊技実行の図柄の組合せが出現するか否かの期待を持ちつつ特別遊技を行うことができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるスロットマシンの第1実施形態の概略を示すブロック図である。
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段である。遊技制御手段60は、演算等を行うCPUと、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROMと、CPUが各種の制御を行うときに、取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等とを備える。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、本実施形態では並列に3つ設けられている。また、各リール31は、スロットマシン10のフロントパネルに設けられた表示窓(図示せず)から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓から、合計9個の図柄が見えるように配置されている。
そして、リール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓内で上下方向に移動表示される。
スタートスイッチ41は、遊技者がリール31の回転をスタートさせるときに操作するスイッチである。
ストップスイッチ42は、各リール31ごとに独立して3つ並設され、遊技者がそれぞれのリール31の回転を停止させるときに操作するスイッチである。
リール31に表示された図柄は、「赤7」、「青7」、「BAR」、「ベル」、「チェリー」、「スイカ」及び「プラム」の7種類から構成されている。そして、リール31の図柄の組合せに対応する各種の役が予め定められている。
また、この有効ラインは、投入されたメダル枚数に応じて有効化される。投入されたメダルが1枚のときは水平方向中段の1本の有効ライン、2枚のときは水平方向の3本の有効ライン、3枚のときは5本の全ての有効ラインが有効化される。
RBゲームは、上記のBBゲームでの第2態様遊技(ボーナスゲーム)を1セット、すなわち所定役が高確率で当選する遊技を規定入賞回数又は規定遊技回数だけ行うものである。
以上の各特別遊技の終了後は、通常遊技に戻る。
バックランプ33は、各リール31の内周側に固定して配置され、有効ライン上に位置する図柄を背後から照光するものである。バックランプ33は、図柄を見やすくするための他、特定のパターンで発光する演出を出力するものである。
画像表示装置35は、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を画像表示する演出を行うものであり、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものである。
遊技制御手段60は、図1に示すように、以下の各手段を備える。なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、遊技制御手段60は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
役抽選手段61は、役(特別役、小役又はリプレイ等)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハード乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
抽選テーブル62は、それぞれ各役の当選確率を定めたものである。図1で示した抽選テーブル62は、ともに通常遊技中に使用されるものである。そして、第1抽選テーブル62aは、通常遊技中の特別役(BB又はRB)に当選していない遊技で用いられるものであり、第2抽選テーブル62bは、通常遊技中の特別役に当選している遊技で用いられるものである。
図4において、役は、上述したように、特別役であるBB及びRB、特定小役A〜C、小役1〜2の各小役、並びにリプレイを備え、それぞれ当選確率が定められている。なお、役の当選確率は、通常、メダルの投入枚数(1〜3枚)ごと、及び出玉率の設定値ごとに定められているが、本実施形態では、省略している。
よって、BBに当選している通常遊技では、第2抽選テーブル62bが用いられ、リプレイが頻繁に入賞する状態となる。
本実施形態のようにした場合において、最初に当選した特別役が入賞する前に再度特別役に当選したときは、双方の特別役の当選を持ち越すようにしても良い。そして、一方の特別役が入賞したときでも、他方の特別役の当選を持ち越すようにし、その特別遊技の終了後は、特別役が当選している状態で通常遊技に移行するようにしても良い。
なお、特別役に当選した後の通常遊技中は、特別役の抽選を行わないようにしても良い。
(リール停止制御手段)
リール停止制御手段63は、遊技状態(通常遊技状態、特別遊技状態等)と、役抽選手段61の抽選結果と、ストップスイッチ42がオンされたときのタイミング等とから、リール31の停止位置を決定するとともに、その決定された位置にリール31を停止制御するものである。
停止位置決定テーブルは、遊技状態と、役抽選手段61の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とに基づき、リール31の停止位置を定めたものである。
また、役抽選手段61でいずれの役にも当選していないときは、いずれかの役の図柄の組合せが有効ラインに停止しないように、リール31を停止制御する。
ここで、「ハズレ目」とは、特別役に当選していないことを意味する図柄の組合せ、すなわち特別役の当選可能性を有さない(当選期待度が0の)図柄の組合せをである。
さらにまた、「リーチ目」とは、特別役に当選していることを意味する図柄の組合せ、すなわち特別役の当選確定を意味するものである。
これに対し、通常遊技中の特別役に当選している遊技では、リール停止制御手段63は、チャンス目及びリーチ目が出現するように、リール31を停止制御する。
特定図柄判別手段64は、リール31の停止時における図柄の組合せが特定の図柄の組合せであるか否かを判別するものである。本実施形態では、報知態様の遊技の実行条件を満たすか否かを判別するため、特定図柄判別手段64により特定の図柄の組合せであるか否かを判別する。特定図柄判別手段64は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
また、特定図柄判別手段64は、第2に、BBゲームの第1態様遊技中に、「赤7」−「赤7」−「赤7」の図柄の組合せが有効ラインに停止したか否かを判別する。
実行条件判別手段65は、遊技中、所定回数間の遊技中又は所定期間の遊技中において特定図柄判別手段64により特定の図柄の組合せであると判別された回数に基づいて予め設定された報知態様の遊技の実行条件を満たすか否かを判別するものである。
また、「所定回数間」とは、予め定められた1又は2以上の回数を意味する。
さらにまた、「所定期間」とは、通常遊技中又は特別遊技中(BBゲームの第1態様遊技中)等、所定の遊技状態での期間を意味する。さらに、特別遊技の開始後や終了後の所定期間(時間を含む)を意味する。
報知態様遊技実行手段66は、実行条件判別手段65により実行条件を満たすと判別されたときに、報知態様の遊技を実行するものである。本実施形態では、報知態様遊技実行手段66は、役抽選手段61で特定小役に当選したときに、その当選に関する内容を報知する遊技を実行するものである。すなわち、特定小役当選表示部36により、いずれの特定小役に当選したかを報知する。
同様に、「青7」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せからなる特定小役Bが当選したときは、特定小役当選表示部36の「7(青色)」の図柄部分が照光するようにランプを点灯させる。
特定小役に当選したときは、その当選は当該遊技でのみ有効であり、その当選を次遊技に持ち越すことはできないように設定されている。いいかえると、特定小役に当選した遊技でその特定小役が入賞しなかったときは、当選により発生した入賞の権利も消滅する。このため、特定小役の当選時には、遊技者がその特定小役を入賞させることができるように、ストップスイッチ42がオンされる前に報知するようにしている。
このように、報知態様の遊技と、非報知態様の遊技とでは、特定小役の入賞率に3倍の差がつくことになる。よって、異なる態様の遊技を設けることで、遊技内容の幅を広げることができる。
告知制御手段67は、通常遊技中に3遊技連続でリプレイが入賞した場合に、報知態様遊技実行手段66による報知態様の遊技を実行するか、又は役抽選手段61でBBに当選しているのかを告知するように制御するものである。告知方法としては、例えば画像表示装置35を用いて、報知態様の遊技が実行されるのか、又はBBに当選しているのかを表示する。
特別遊技実行手段68は、役抽選手段61で特別役(BB又はRB)に当選し、特別役の図柄の組合せが有効ラインに停止したことを条件として、それぞれ特別遊技(BBゲーム又はRBゲーム)を実行するものである。
特別遊技実行手段68は、特別遊技への移行時には、特別遊技に移行する旨を遊技者に知らせるために、各種の演出を行うように制御する。
また、RBゲームでは、所定役の入賞回数や遊技回数をカウントする手段を備える。
先ず、通常遊技では、遊技者は、メダル投入口(図示せず)からメダルを投入するか、又は貯留されているメダルを投入するためのベットスイッチ(図示せず)を操作して有効ラインを有効化し、スタートスイッチ41をオンする。これにより、全リール31が始動される。そして、遊技者は各ストップスイッチ42を押すことで各リール31の回転を停止させる。全てのリール31の停止時に、有効ライン上のリール31の図柄の組合せが予め定められたいずれかの役の図柄の組合せと一致するときは、その役の入賞となり、成立役に応じてメダルの払出し等が行われる。
報知態様の遊技中は、特定小役の当選時に、特定小役当選表示部36によってその特定小役の当選が遊技者に報知される。したがって、遊技者は、特定小役当選表示部36により表示された内容を見て、当選した特定小役を知ることができる。これにより、当選した特定小役を容易に入賞させつつ、遊技を行うことができる。
図5は、通常遊技中の第1抽選テーブル62aが用いられたときの報知態様の遊技と非報知態様の遊技とのそれぞれの傾斜値を示す図である。
10(払出し枚数)×1/3(特定小役の当選確率)×1/1(入賞率)−3枚(投入枚数)=約+0.33
となり、正の値となる。すなわち、遊技回数の増加に従い、メダル獲得枚数も増加することとなる。
図6は、通常遊技において、リプレイが3遊技連続で入賞して、報知態様の遊技が実行されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、ステップS1において通常遊技が開始されると、次のステップS2では、リプレイの連続入賞回数を示す値nが初期化(n=0)される。
これに対し、ステップS8では、実行条件判別手段65は、nの値に1を加算する(n=n+1)。そして、次のステップS9では、実行条件判別手段65は、nの値が3であるか否か、すなわちリプレイの連続入賞回数が3回になったか否かを判別する。nの値が3でないと判別されたときはステップS3に戻り、nの値が3であると判別されたときはステップS10に進む。
一方、ステップS11でBBの当選を告知していないと判別されたときはステップS12に進み、報知態様遊技実行手段66は、報知態様の遊技を実行する。
先ず、ステップS21において、報知態様の遊技又はBBゲームが終了すると、ステップS22に進み、通常遊技が開始される。
次のステップS24では、遊技制御手段60は、スタートスイッチ41がオンされたか否かを検知し続ける。遊技者によりメダルが投入されると有効ラインが有効化され、スタートスイッチ41がオンされると、各リール31が始動する。これにより、スタートスイッチ41のオンが検知され、次のステップS25に進み、実行条件判別手段65は、Gの値に1を加算する(G=G+1)。次のステップS26では、役抽選手段61は、役の抽選を行う。
ステップS29では、実行条件判別手段65は、nの値に1を加算し(n=n+1)、ステップS30に進む。
先ず、ステップS41で報知態様の遊技が開始されると、ステップS42に進み、報知態様遊技実行手段66は、報知態様の遊技回数を示すGの値を初期化(G=0)する。
これにより、スタートスイッチ41のオンが検知され、次のステップS44に進む。ステップS44では、報知態様遊技実行手段66は、Gの値に1を加算する(G=G+1)。次のステップS45では、役抽選手段61は、役の抽選を行う。
一方、ステップS46で特定小役に当選していないと判別されたときは、ステップS47の処理をとばしてステップS48に進む。
先ず、図10のステップS61においてBBゲームが開始されると、ステップS62に進み、特別遊技実行手段68は、BBゲームの第1態様遊技を開始させる。
一方、ステップS65で特定小役に当選していないと判別されたとき、又はステップS66で報知態様の遊技でないと判別されたときは、ステップS68に進む。
一方、ステップS73で報知態様遊技実行の図柄の組合せが有効ラインに停止していないと判別されたときはステップS72に進む。
図12は、第2実施形態のスロットマシン10Aの概略を示すブロック図である。図12において、図1(第1実施形態)と同一部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、第1実施形態に相当する手段であって、類似の機能を有する手段には、第1実施形態と同一の符号の後に「A」を付した符号を用いている。
実行条件判別手段65Aは、第1実施形態の実行条件判別手段65に相当するものである。実行条件判別手段65Aは、報知態様の遊技の終了直後、又はBBゲームの終了直後の4回の通常遊技において、実行条件を満たすか否かの判別を行わない点で実行条件判別手段65と異なる。それ以外は、実行条件判別手段65Aは、実行条件判別手段65と同一の判別を行う。
継続条件判別手段69は、報知態様遊技実行手段66による報知態様での遊技中、報知態様での所定回数間の遊技中又は報知態様での所定期間の遊技中において特定図柄判別手段64により特定の図柄の組合せであると判別された回数に基づいて予め設定された報知態様の遊技の継続条件を満たすか否かを判別するものである。
また、「所定回数間」とは、予め定められた1又は2以上の回数を意味する。
さらにまた、「所定期間」とは、通常遊技中又は特別遊技中(BBゲームの第1態様遊技中)等、所定の遊技状態での期間を意味する。さらに、特別遊技の開始後や終了後の所定期間(時間を含む)を意味する。
報知態様遊技継続手段70は、継続条件判別手段69により継続条件を満たすと判別されたときは、報知態様遊技実行手段66による報知態様の遊技を継続し、継続条件を満たさないと判別されたときは、報知態様遊技実行手段66による報知態様の遊技を終了するものである。
図13のステップS81からステップS88までは、図9のステップS41からステップS48までと同一であるので、説明を省略する。
ステップS91では、継続条件判別手段69は、報知態様の遊技の継続条件を満たすと判別し、報知態様遊技継続手段70は、報知態様の遊技を継続することに決定する。
これに対し、ステップS93で、報知態様の遊技を継続しないと判別されたときは、ステップS94に進んで報知態様の遊技を終了する。
図15は、第3実施形態のスロットマシン10Bの概略を示すブロック図である。図15において、図1(第1実施形態)と同一部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、第1実施形態に相当する手段であって、類似の機能を有する手段には、第1実施形態と同一の符号の後に「B」を付した符号を用いている。
よって、抽選テーブル62Bでは、第1抽選テーブル62a及び第2抽選テーブル62bともに、1つの特定小役が1/3の当選確率を有するように定められている。
ここで、各リール31の停止可能位置の範囲は、第1実施形態等と同様に、ストップスイッチ42が操作された瞬間から5図柄以内であるとする。よって、図16のように「ベル」の図柄を配置すれば、リール停止制御手段63は、常に、所望の有効ラインに、「ベル」の図柄を停止させることができる。
リール停止制御パターン選択手段71は、報知態様の遊技において特定小役に当選したときに、リール停止制御パターンを選択するものである。選択方法としては、役抽選手段61による役の抽選と同様の手法により、乱数を用いる方法が挙げられる。
図17において、リール停止制御パターンには、パターン1〜パターン3が設けられている。そして、各リール停止制御パターンは、第1(最初の)ストップスイッチ42が左、中又は右のいずれであるかによって選択されるリール停止制御テーブルが異なるものである。
停止可テーブルは、各リール31の「ベル」の図柄が有効ライン上に停止し、いずれかの有効ライン上に、「ベル」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せが停止するように、リール31の停止位置を定めたものである。
これに対し、停止不可テーブルは、いずれの有効ライン上にも、「ベル」−「ベル」−「ベル」の図柄の組合せが停止しないように、リール31の停止位置を定めたものである。
第3実施形態における特定小役当選表示部36Bは、第1実施形態の特定小役当選表示部36の「7(赤色)」、「7(青色)」、及び「BAR」の各表示部分の代わりに、「左」、「中」、及び「右」の各表示部分を有するものである。
なお、ストップスイッチ42の操作順番を示唆する等、間接的にストップスイッチ42の操作順番を報知する内容を表示しても良い。
操作順番検出手段72は、ストップスイッチ42の操作順番を検出するものであり、本実施形態では、最初にオンされたストップスイッチ42を検出する。上述したように、ストップスイッチ42は、各リール31ごとにそれぞれ設けられているが、最初にオンされたストップスイッチ42が左、中、右のリール31のうち、どのリール31に対応するストップスイッチ42であるかを検出する。各ストップスイッチ42には、それぞれオンされたときに、識別信号が操作順番検出手段72に送信されるように構成されている。
先ず、ステップS101で報知態様の遊技が開始されると、ステップS102に進み、報知態様の遊技回数を示すGの値が初期化(G=0)される。
ステップS114では、リール停止制御手段63Bは、ステップS111で決定されたリール停止制御テーブルに基づいて、第2ストップスイッチ42に対応する第2リール31を停止制御する。
ステップS116では、リール停止制御手段63Bは、ステップS111で決定されたリール停止制御テーブルに基づいて、第3ストップスイッチ42に対応する第3リール31を停止制御する。
(1)第1実施形態では、リプレイが3回連続して入賞したときに報知態様の遊技を実行するようにした。しかし、どのような図柄の組合せが何回出現したかによって報知態様の遊技を実行するかは、任意に定めることができる。例えば、通常遊技中に1回でも特定の図柄の組合せが出現したときは、報知態様の遊技を実行するようにしても良い。
また、いずれの役の図柄の組合せにも該当せず、リール31の停止制御上出現しにくい図柄の組合せ、例えば小役の当選時に、その小役の入賞を妨げるようにストップスイッチ42が正確に操作され、その小役が入賞しなかった場合にのみ出現する図柄の組合せが挙げられる。
31 リール
32 モータ
33 バックランプ
34 スピーカ
35 画像表示装置
36、36B 特定小役当選表示部
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60、60A、60B 遊技制御手段
61 役抽選手段
62、62B 抽選テーブル
62a 第1抽選テーブル
62b 第2抽選テーブル
63、63B リール停止制御手段
64 特定図柄判別手段
65、65A 実行条件判別手段
66、66B 報知遊技態様実行手段
67 告知制御手段
68 特別遊技実行手段
69 継続条件判別手段
70 報知態様遊技継続手段
71 リール停止制御パターン選択手段
72 操作順番検出手段
Claims (2)
- 遊技者にとって有利となる内容を報知する報知態様の遊技を実行するスロットマシンであって、
遊技者にとって有利となる特別遊技に移行する条件を満たしたときに、特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
報知態様の遊技の実行条件を満たすか否かを判別する実行条件判別手段と、
前記実行条件判別手段により実行条件を満たすと判別されたときに、報知態様の遊技を実行する報知態様遊技実行手段と
を備え、
特別遊技中の図柄の組合せとして、全リールの停止時にその図柄の組合せが停止してもメダルの払出しを行わない報知態様遊技実行の図柄の組合せを設け、
前記実行条件判別手段は、特別遊技中に、前記報知態様遊技実行の図柄の組合せが停止したときは、報知態様の遊技の実行条件を満たすと判別し、
前記報知態様遊技実行手段は、特別遊技中に報知態様の遊技の実行条件を満たすと判別したときは、報知態様の遊技を実行する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記特別遊技実行手段は、特別遊技に移行させる図柄の組合せが停止したときに、特別遊技を実行し、
特別遊技に移行させる図柄の組合せと、前記報知態様遊技実行の図柄の組合せとは、同一の図柄の組合せである
ことを特徴とするスロットマシン。
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