JP5477384B2 - 半導体集積回路装置および半導体集積回路装置の制御方法、ならびに、キャッシュ装置 - Google Patents

半導体集積回路装置および半導体集積回路装置の制御方法、ならびに、キャッシュ装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体集積回路装置および半導体集積回路装置の制御方法、ならびに、キャッシュ装置に関し、特に、キャッシュを有する半導体集積回路装置および半導体集積回路装置の制御方法、ならびに、キャッシュ装置に関する。
近年、プロセッサの消費電力は増加傾向にあるため、その電源電圧を下げることで、消費電力を抑えることが一般的である。しかしながら、プロセッサのロジック部分については低電圧化(たとえば、0.3V)が可能である一方、キャッシュなどメモリ部分については低電圧化(たとえば、0.7V)が難しいことが知られている。したがって、命令とデータを格納するキャッシュが低消費電力を実現する上でのボトルネックとなっている。
電子回路内における電力消費を減少させるシステムの一例が特許文献1(特開平10−124202号公報)に記載されている。特許文献1のシステムは、図11に示すように、低消費電力化を実現するキャッシュ50は、SRAM(Static Random Access Memory)などの記憶素子で作られた2つの低面積キャッシュ52、53と、キャッシュを制御するキャッシュ制御部40と、を備える。この技術では、低面積キャッシュ53の電源を遮断することで、低消費電力を実現していることがポイントである。すなわち、動作時に利用面積を減らすことで消費電力を実現している。
また、特許文献2(特開2008−47190号公報)に記載の半導体装置において、チップ内のキャッシュメモリは、比較的小容量のL1キャッシュSRAMと、比較的大容量のL2キャッシュSRAMで構成され、L1、L2キャッシュSRAMを適宜使い分けることにより、チップサイズの増大を抑えつつ、消費電力を抑制する。
特開平10−124202号公報 特開2008−47190号公報
上述した同種の2つのキャッシュを適宜選択し、動作時の利用面積を減らすことで消費電力を抑制する方式においては、キャッシュに供給される電源電圧自体を下げることはできないため、消費電力の抑制に限界があり、低電圧化による低消費電力の恩恵を甘受できないという問題点があった。
本発明の目的は、上述した課題である消費電力の抑制の限界を解決する半導体集積回路装置および半導体集積回路装置の制御方法、ならびに、キャッシュ装置を提供することにある。
本発明の半導体集積回路装置は、
第1記憶装置、および前記第1記憶装置とは異なる種類の第2記憶装置を含む高速記憶手段と、
前記第1記憶装置および前記第2記憶装置を制御する制御手段と、
前記第1記憶装置および前記第2記憶装置にそれぞれ独立して電源電圧を供給する電源供給手段と、を備え、
前記第1記憶装置は、前記第2記憶装置が動作可能な下限電圧よりも低い電圧で動作可能であり、
前記制御手段は、前記高速記憶手段の前記第1記憶装置だけを動作させる第1モードと、前記高速記憶手段の前記第1記憶装置または前記第2記憶装置を動作させる第2モードとを切り替え可能に制御し、
前記電源供給手段は、前記第1モード時は、前記高速記憶手段の前記第1記憶装置に、前記高速記憶手段の前記第2記憶装置を動作可能な下限電圧よりも低い電圧を供給するとともに、前記高速記憶手段の前記第2記憶装置への電源供給を行わないように制御する。
本発明の半導体集積回路装置の制御方法は、
第1記憶装置、および前記第1記憶装置とは異なる種類の第2記憶装置を含むキャッシュを備える半導体集積回路を制御する制御部が、
前記キャッシュの前記第1記憶装置だけを動作させる第1モードと、前記キャッシュの前記第1記憶装置または前記第2記憶装置を動作させる第2モードとを切り替え可能に制御し、
前記キャッシュの前記第1記憶装置は、前記キャッシュの前記第2記憶装置が動作可能な下限電圧よりも低い電圧で動作可能であり、
前記キャッシュの前記第1記憶装置および前記キャッシュの前記第2記憶装置にそれぞれ独立して電源電圧を供給する電源供給部が、前記第1モード時は、前記キャッシュの前記第1記憶装置に、前記キャッシュの前記第2記憶装置を動作可能な下限電圧よりも低い電圧を供給するとともに、前記制御部が、前記電源供給部による前記キャッシュの前記第2記憶装置への電源供給行わないように制御する。
本発明のキャッシュ装置は、
第1記憶手段と、
前記第1記憶手段とは異なる種類の第2記憶手段と、
前記第1記憶手段および前記第2記憶手段を制御する制御手段と、を備え、
前記第1記憶手段および前記第2記憶手段にそれぞれ独立して電源電圧が供給され、
前記第1記憶手段は、前記第2記憶手段が動作可能な下限電圧よりも低い電圧で動作可能であり、
前記制御手段は、前記第1記憶手段だけを動作させる第1モードと、前記第1記憶手段または前記第2記憶手段を動作させる第2モードとを切り替え可能に制御し、
前記第1モード時は、前記第1記憶手段に、前記第2記憶手段を動作可能な下限電圧よりも低い電圧が供給されるとともに、前記第2記憶手段に電源供給が行われないように制御される。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の制御方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の制御方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
さらに、本発明の制御方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
本発明によれば、低消費電力を効率よく実現可能な半導体集積回路装置および半導体集積回路装置の制御方法ならびに、キャッシュ装置が提供される。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
本発明の実施の形態に係る半導体集積回路装置のキャッシュの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態の半導体集積回路装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の低電力キャッシュの動作の例を説明するための図である。 本実施形態の低電力キャッシュの動作の例を説明するための図である。 本実施形態の低電力キャッシュの動作の例を説明するための図である。 本実施形態の低電力キャッシュの動作の例を説明するための図である。 本実施形態の低電圧化可能キャッシュの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態の低電圧化可能キャッシュの動作の一例を説明するための図である。 本発明の他の実施形態の複数の低電力キャッシュを含む半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。 特許文献に記載されたシステムの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る半導体集積回路装置のキャッシュの構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の半導体集積回路装置は、第1記憶部装置(低電圧化可能キャッシュ200)、および低電圧化可能キャッシュ200とは異なる種類の第2記憶装置(低面積キャッシュ300)を含む高速記憶部(キャッシュ100)と、低電圧化可能キャッシュ200および低面積キャッシュ300を制御する制御部(キャッシュ制御部400)と、低電圧化可能キャッシュ200および低面積キャッシュ300にそれぞれ独立して電源電圧を供給する電源供給部1000と、を備え、低電圧化可能キャッシュ200は、低面積キャッシュ300が動作可能な下限電圧よりも低い電圧で動作可能であり、キャッシュ制御部400は、キャッシュ100の低電圧化可能キャッシュ200だけを動作させる第1モードと、キャッシュ100の低電圧化可能キャッシュ200または低面積キャッシュ300を動作させる第2モードとを切り替え可能に制御し、電源供給部1000は、第1モード時は、キャッシュ100の低電圧化可能キャッシュ200に、キャッシュ100の低面積キャッシュ300を動作可能な下限電圧よりも低い電圧を供給するとともに、キャッシュ100の低面積キャッシュ300への電源供給を行わないように制御する。
この構成により、低電圧化可能キャッシュ200を低面積キャッシュ300よりも低電圧で動作させることで、低消費電力なキャッシュを実現する。
また、図2は、本発明の実施の形態に係る半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。同図において、半導体集積回路装置は、プロセッサ2000と、キャッシュ100(図中、「低電力キャッシュ100」)と、メモリ3000と、電源供給部1000と、を有する。以下、図1および図2を用いて説明する。なお、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
また、半導体集積回路装置の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
プロセッサ2000は、ここではロジックで構成された演算装置として定義する。したがって、プロセッサ2000は、アクセラレータやFPGA(Field Programmable Gate Array)などの演算装置であればよく、特に限定されない。
キャッシュ100は、低電圧化が可能なキャッシュであり、プロセッサ2000およびメモリ3000に接続される。一般に、プロセッサ2000にキャッシュを含めることが多いが、ここでは、構成を明確化するために、分離して記述してある。プロセッサ2000に含まれたとしても機能としては変わらない。
本実施形態のキャッシュ装置(キャッシュ100)は、第1記憶部(低電圧化可能キャッシュ200)と、低電圧化可能キャッシュ200とは異なる種類の第2記憶部(低面積キャッシュ300)と、低電圧化可能キャッシュ200および低面積キャッシュ300を制御する制御部(キャッシュ制御部400)と、を備え、低電圧化可能キャッシュ200および低面積キャッシュ300にそれぞれ独立して電源電圧が供給され、低電圧化可能キャッシュ200は、低面積キャッシュ300が動作可能な下限電圧よりも低い電圧で動作可能であり、キャッシュ制御部400は、低電圧化可能キャッシュ200だけを動作させる第1モードと、低電圧化可能キャッシュ200または低面積キャッシュ300を動作させる第2モードとを切り替え可能に制御し、第1モード時は、低電圧化可能キャッシュ200に、低面積キャッシュ300を動作可能な下限電圧よりも低い電圧が供給されるとともに、低面積キャッシュ300に電源供給が行われないように制御される。
メモリ3000は、本実施形態では、主にDRAM(Dynamic Random Access Memory)などで製造された主記憶を想定する。電源供給部1000は、プロセッサ2000およびキャッシュ100にそれぞれ独立の電源電圧を供給する。
図1によれば、キャッシュ100は、キャッシュ100を制御するキャッシュ制御部400と、低電圧可能な低電圧化可能キャッシュ200と、低面積キャッシュ300とで構成される。電源供給部1000により、低電圧化可能キャッシュ200には電圧V0(V)が、低面積キャッシュ300には電圧V1(V)がそれぞれ独立して供給される。すなわち、低電圧化可能キャッシュ200および低面積キャッシュ300は、各々独立の電源電圧で動作することが可能である。
低電圧化可能キャッシュ200は、内部に低電圧動作が可能な記憶素子を用いて構成される。例えば、フリップフロップなどのロジックで構成された回路、あるいは、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)などの磁気を用いた不揮発メモリなど、低電圧で動作することが可能であればよく、特に限定されない。ただし、このような記憶素子単体で見ると、面積効率が悪くなることが知られているものの、低面積キャッシュを置換する部分が少量なので、キャッシュとして大きなオーバヘッドにはならない。
低面積キャッシュ300は、たとえば、通常のトランジスタを用いて、面積を最小化するように作られたキャッシュであり、一般に低電圧での動作が難しいとされているものであるとする。
動作させるアプリケーションの性能、たとえば、演算処理速度、マルチメディア処理の画質、通信品質などに、利用するキャッシュによって影響が及ぶことがあるため、本実施形態では、キャッシュ100の動作モードをプロセッサ2000での動作アプリケーションに応じて、選択することができる。キャッシュによる性能の劣化は、たとえば、演算処理速度の低下、マルチメディア処理におけるコマ落ちによる画質の低下、通信処理における通信エラーなどがあげられる。
キャッシュ100は、プロセッサ2000での動作アプリケーションに応じて、利用するキャッシュ部分とその電源電圧を変化させることで、より効果的な低消費電力を実現できる。ただし、切り替え手法自体は本発明の本質ではないので、特に限定されない。たとえば、OSなどのソフトウェアなど、切り替えることのできる方法を用いることができれば、何でも構わない。
まず、SPEC95などに代表される、キャッシュによる性能劣化の影響が大きいアプリケーションに関しては、第2モードを選択し、低電圧化可能キャッシュ200と低面積キャッシュ300を用いてキャッシュを構成する。これにより、通常のキャッシュと同等の性能を実現することができる。また、低電圧化可能キャッシュ200の電源電圧を低面積キャッシュ300の電源電圧より下げることで、さらに電力を削減することも可能である。ただし、たとえば、電池の消費を抑えるために、たとえ、アプリケーションの性能を落としてでも低消費電力動作を積極的に選択する場合もあり得、その場合は、第1モードを選択することもできる。
次に、マルチメディア処理に代表される、キャッシュによる性能劣化の影響が比較的小さい、つまり、キャッシュサイズが性能にあまり寄与しないアプリケーションに関しては、第1モードを選択し、低電圧化可能キャッシュ200だけを用いて、かつ、低電圧化可能キャッシュ200の電源電圧を低面積キャッシュ300の電源電圧より下げて、キャッシュを構成する。キャッシュ量の低減によって、弱冠性能は下がるものの、低電圧化による低消費電力化により、電力あたりの性能を大きく改善することができる。
なお、キャッシュ100は、ダイレクトマップ、セットアソシアティブ、フルアソシアティブなどの連想方式、ラウンドロビン、LRU(Least Recently Used)、ランダムなどの入れ替え方式、ライトスルー、ライトバックなどの書込み方式などの、様々なキャッシュ構成に対応することができる。
また、命令やデータと格納する情報の種類、レベル1やレベル2といったキャッシュ階層なども任意でよい。
以降は、書込み方式としてライトバック方式を、また、ラインのアロケーション方式としてライトアロケート方式を採用する。
このように構成された本実施形態の半導体集積回路装置の動作について、以下に説明する。
図3は、本実施形態の半導体集積回路装置の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の半導体集積回路装置の制御方法は、低電圧化可能キャッシュ200、および低電圧化可能キャッシュ200とは異なる種類の低面積キャッシュ300を含むキャッシュ100を備え、低電圧化可能キャッシュ200は、低面積キャッシュ300が動作可能な下限電圧よりも低い電圧で動作可能である半導体集積回路装置の低電圧化可能キャッシュ200および低面積キャッシュ300にそれぞれ独立して電源電圧を供給し、キャッシュ100の低電圧化可能キャッシュ200だけを動作させる第1モードと、キャッシュ100の低電圧化可能キャッシュ200または低面積キャッシュ300を動作させる第2モードと、を切り替え可能に制御し、第1モード時は、キャッシュ100の低電圧化可能キャッシュ200に、キャッシュ100の低面積キャッシュ300を動作可能な下限電圧よりも低い電圧を供給するとともに、キャッシュ100の低面積キャッシュ300への電源供給を行わないように制御する。
本実施形態では、動作アプリケーションに応じて、第1モードと第2モードが切り替えられる(ステップS101)。すなわち、キャッシュによる性能劣化の影響が大きいアプリケーションの場合(ステップS101の「大きい」)、第2モードに設定される(ステップS103)。一方、キャッシュによる性能劣化の影響が比較的小さいアプリケーションの場合(ステップS101の「小さい」)、第1モードに設定される(ステップS105)。
設定されたモードに従って、キャッシュ100は以下のように動作する。すなわち、第2モードの場合(ステップS107の「第2モード」)、電源供給部1000により、低電圧化可能キャッシュ200と低面積キャッシュ300の両方に電源電圧を供給し、両方を動作可能に制御する。本実施形態では、低面積キャッシュ300に電源電圧V1が供給されるとともに(ステップS109)、低電圧化可能キャッシュ200に電源電圧V0が供給される(ステップS111)。ここで、低電圧化可能キャッシュ200に供給される電源電圧V0は、低面積キャッシュ300の電源電圧V1より低い値とすることができる。
一方、第1モードの場合(ステップS107の「第1モード」)、電源供給部1000により、低電圧化可能キャッシュ200に電源電圧V0が供給される(ステップS111)。第1モードの場合(ステップS107の「第1モード」)、ステップS109はバイパスされ、低面積キャッシュ300には電源電圧が供給されない。ここで、低電圧化可能キャッシュ200に供給される電源電圧V0は、低面積キャッシュ300の下限電圧より低い値とする。
以下、各モード別に、キャッシュ100の動作について説明する。以下、図4乃至図7を用いて説明する。
図4乃至図7は、本実施形態のキャッシュ100の動作の例を説明するための図である。各図において、矢印脇のSと数字からなる符号は、各動作を示すステップ番号を表している。
まず、図4の例では、キャッシュによる性能劣化の影響が大きいアプリケーションを動作させている場合で、すなわち、第2モード時、かつ、キャッシュ100にプロセッサ2000が必要とするデータが保存されている場合について説明する。
ステップS1において、プロセッサ2000はメモリアクセス要求をキャッシュ制御部400に発行する。次いで、ステップS2において、キャッシュ制御部400が、低電圧化可能キャッシュ200と低面積キャッシュ300とにアクセスし、当該要求に該当するデータが保存されているかどうかをチェックする。
たとえば、メモリアクセス要求は、メモリからデータを読み出す読出し要求と、メモリにデータを書き込む書込み要求がある。読出しの場合は、キャッシュ制御部400がメモリ、ここではキャッシュ100から読み出したデータを受理する。書込みの場合は、キャッシュ制御部400がメモリ、ここではキャッシュ100に記憶されているデータを更新する。そして、ステップS3において、読出しの場合、キャッシュ制御部400が、読み出したデータをプロセッサ2000に返す。
次に、図5の例では、キャッシュによる性能劣化の影響が大きいアプリケーションを動作させている場合で、すなわち、第2モード時、かつ、キャッシュ100にプロセッサ2000が必要とするデータが保存されていない場合について説明する。
ステップS1において、プロセッサ2000はメモリアクセス要求をキャッシュ制御部400に発行する。ステップS2において、キャッシュ制御部400は、低電圧化可能キャッシュ200と低面積キャッシュ300とにアクセスし、当該要求に該当するデータが保存されているかどうかをチェックする。この場合、保存されていない。
したがって、ステップS3において、キャッシュ制御部400は、メモリ3000に当該要求を発行する。ステップS4において、キャッシュ制御部400は、メモリ3000からデータを受理する。ステップS5において、キャッシュ制御部400は、当該データを、低電圧化可能キャッシュ200か低面積キャッシュ300かのいずれかに格納する。格納先のキャッシュをどのように選択するかなどは従来のキャッシュ構成法と同じ方式を用いてよい。なお、書込みの場合は、当該データを更新してから格納する。また、読出しの場合、ステップS6において、キャッシュ制御部400は、メモリ3000から読み出され、キャッシュ100に保存されたデータをプロセッサ2000に返す。
次に、図6の例では、キャッシュによる性能劣化の影響が小さいアプリケーションを動作させている場合で、すなわち、第1モード時、かつ、キャッシュ100にプロセッサ2000が必要とするデータが保存されている場合について説明する。また、低電圧化可能キャッシュ200の電源電圧V0は低面積キャッシュ300の下限電圧よりも低く設定されていることを想定する。
ステップS1において、プロセッサ2000はメモリアクセス要求をキャッシュ制御部400に発行する。そして、ステップS2において、キャッシュ制御部400は、低電圧化可能キャッシュ200に、当該要求に該当するデータが保存されているかどうかをチェックする。読出しの場合は、そのデータを受理する。書込みの場合は、そのデータを更新する。そして、ステップS3において、キャッシュ制御部400は、読出しの場合、保存されたデータをプロセッサ2000に返す。
次いで、図7の例では、キャッシュによる性能劣化の影響が小さいアプリケーションを動作させている場合で、すなわち、第1モード時、かつ、キャッシュ100にプロセッサ2000が必要とするデータが保存されていない場合について説明する。
また、低電圧化可能キャッシュ200の電源電圧V0は低面積キャッシュ300の下限電圧よりも低く設定されていることを想定する。ここでは、第2モードなので、電源供給部1000は、低電圧化可能キャッシュ200のみに電源電圧を供給し、低面積キャッシュ300は動作しない。
ステップS1において、プロセッサ2000はメモリアクセス要求をキャッシュ制御部400に発行する。そして、ステップS2において、キャッシュ制御部400は、低電圧化可能キャッシュ200にアクセスし、当該要求に該当するデータが保存されているかどうかをチェックする。この場合、保存されていない。
したがって、ステップS3において、キャッシュ制御部400は、メモリ3000に当該要求を発行する。そして、ステップS4において、キャッシュ制御部400は、メモリ3000から該当データを受理する。そして、ステップS5において、キャッシュ制御部400は、当該データを、低電圧化可能キャッシュ200に格納する。なお、書込みの場合は、当該データを更新してから格納する。また、読出しの場合、ステップS6において、キャッシュ制御部400は、メモリ3000から読み出され、低電圧化可能キャッシュ200に保存されたデータをプロセッサ2000に返す。
図8は、本実施形態の低電圧化可能キャッシュ200の構成の一例を示すブロック図である。同図に示されるように、低電圧化可能キャッシュ200は、タグ格納部210と、データ格納部220とを有する低電圧可能な記憶素子を含む。このタグ格納部210とデータ格納部220は、低面積キャッシュ300や一般的なキャッシュの構成と同じであり、単に、キャッシュ制御部400からの要求に応じて、該当するデータを返す。
図9は、本実施形態の低電圧化可能キャッシュ200の動作の一例を説明するための図である。同図において、矢印脇のSと数字からなる符号は、動作を示すステップ番号を表している。なお、この動作も電源電圧が異なるだけで、通常のキャッシュと同じである。
ステップS11において、キャッシュ制御部400は当該データが低電圧化可能キャッシュ200に格納されているかどうかのチェック要求、あるいは、データの格納要求を発行する。そして、ステップS12において、タグ格納部210とデータ格納部220は、チェック要求に応じて、チェック結果とデータを返す。データの格納要求の場合は、タグとデータを格納する。
以上説明したように、本実施形態の半導体集積回路装置によれば、低電圧化可能キャッシュ200を用いることで、面積や遅延のオーバヘッドを抑えつつ、低電圧化による低消費電力なキャッシュを実現することができる。この低消費電力に関わる効果は、図11に示した特許文献1の技術における同種メモリを削減することや、あるいは、削減後のメモリ部を異なる記憶素子で置換することの組み合わせからは実現しない。あくまで、低電圧化による低消費電力化という点に着目したからこそ、本発明で実現したものである。
なお、前記各実施形態では、プロセッサで用いられるキャッシュに関し、低電力なキャッシュを有する半導体集積回路装置およびその制御方法を例に説明したが、本実施形態は、かかる装置および方法に限定されるものではなく、任意の装置および方法に適用可能である。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、図10に示すように、本発明の他の実施形態において、キャッシュ100を複数含むことができる。同図に示すように、この装置は、複数のプロセッサ2000と、複数のキャッシュ100(図中、「低電力キャッシュ100」)と、メモリ3000と、プロセッサとメモリを接続する結合網4000と、電源供給部1000と、を備える。
一般に、複数のプロセッサ2000を持つ装置では、その数に応じて、クロック周波数と電源電圧を下げることで、性能を保ちつつ、消費電力を削減する。すなわち、本発明のキャッシュ100は、このような複数のプロセッサ2000を持つ装置においても、低消費電力化を実現することが可能である。
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2009年9月2日に出願された日本出願特願2009−203081号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は下記の態様も含む。
(付記1)
第1記憶装置、および前記第1記憶装置とは異なる種類の第2記憶装置を含む高速記憶手段と、
前記第1記憶装置および前記第2記憶装置を制御する制御手段と、
前記第1記憶装置および前記第2記憶装置にそれぞれ独立して電源電圧を供給する電源供給手段と、を備え、
前記第1記憶装置は、前記第2記憶装置が動作可能な下限電圧よりも低い電圧で動作可能であり、
前記制御手段は、前記高速記憶手段の前記第1記憶装置だけを動作させる第1モードと、前記高速記憶手段の前記第1記憶装置または前記第2記憶装置を動作させる第2モードとを切り替え可能に制御し、
前記電源供給手段は、前記第1モード時は、前記高速記憶手段の前記第1記憶装置に、前記高速記憶手段の前記第2記憶装置を動作可能な下限電圧よりも低い電圧を供給するとともに、前記高速記憶手段の前記第2記憶装置への電源供給を行わないように制御する半導体集積回路装置。
(付記2)
付記1に記載の半導体集積回路装置において、
前記高速記憶手段の前記第1記憶装置および前記第2記憶装置は、アプリケーションを実行するプロセッサに用いられ、前記プロセッサが前記アプリケーションを実行した時の前記高速記憶手段による性能劣化の影響に応じて、前記制御手段は、前記第1モードと前記第2モードを切り替える半導体集積回路装置。
(付記3)
付記2に記載の半導体集積回路装置において、
前記プロセッサが、前記高速記憶手段による性能劣化の影響が比較的大きいアプリケーションを実行する時、前記制御手段は、前記第2モードに切り替える半導体集積回路装置。
(付記4)
付記2または3に記載の半導体集積回路装置において、
前記プロセッサが、前記高速記憶手段による性能劣化の影響が比較的小さいアプリケーションを実行する時、前記制御手段は、前記第1モードに切り替える半導体集積回路装置。
(付記5)
付記1乃至4いずれかに記載の半導体集積回路装置において、
前記高速記憶手段の前記第1記憶装置は、
フリップフロップを含むロジックで構成された回路、またはMRAMを含む磁気を用いた不揮発メモリから構成される半導体集積回路装置。
(付記6)
第1記憶装置、および前記第1記憶装置とは異なる種類の第2記憶装置を含むキャッシュを備え、前記第1記憶装置は、前記第2記憶装置が動作可能な下限電圧よりも低い電圧で動作可能である半導体集積回路装置の前記第1記憶装置および前記第2記憶装置にそれぞれ独立して電源電圧を供給し、
前記キャッシュの前記第1記憶装置だけを動作させる第1モードと、前記キャッシュの前記第1記憶装置または前記第2記憶装置を動作させる第2モードとを切り替え可能に制御し、
前記第1モード時は、前記キャッシュの前記第1記憶装置に、前記キャッシュの前記第2記憶装置を動作可能な下限電圧よりも低い電圧を供給するとともに、前記キャッシュの前記第2記憶装置への電源供給を行わないように制御する半導体集積回路装置の制御方法。
(付記7)
付記6に記載の半導体集積回路装置の制御方法において、
前記キャッシュの前記第1記憶装置および前記第2記憶装置は、アプリケーションを実行するプロセッサに用いられ、前記プロセッサが前記アプリケーションを実行した時の前記キャッシュによる性能劣化の影響に応じて、前記第1モードおよび前記第2モードを切り替える半導体集積回路装置の制御方法。
(付記8)
付記7に記載の半導体集積回路装置の制御方法において、
前記プロセッサが、前記キャッシュによる性能劣化の影響が比較的大きいアプリケーションを実行する時、前記第2モードに切り替えるよう制御する半導体集積回路装置の制御方法。
(付記9)
付記7または8に記載の半導体集積回路装置の制御方法において、
前記プロセッサが、前記キャッシュによる性能劣化の影響が比較的小さいアプリケーションを実行する時、前記第1モードに切り替えるよう制御する半導体集積回路装置の制御方法。
(付記10)
第1記憶手段と、
前記第1記憶手段とは異なる種類の第2記憶手段と、
前記第1記憶手段および前記第2記憶手段を制御する制御手段と、を備え、
前記第1記憶手段および前記第2記憶手段にそれぞれ独立して電源電圧が供給され、
前記第1記憶手段は、前記第2記憶手段が動作可能な下限電圧よりも低い電圧で動作可能であり、
前記制御手段は、前記第1記憶手段だけを動作させる第1モードと、前記第1記憶手段または前記第2記憶手段を動作させる第2モードとを切り替え可能に制御し、
前記第1モード時は、前記第1記憶手段に、前記第2記憶手段を動作可能な下限電圧よりも低い電圧が供給されるとともに、前記第2記憶手段に電源供給が行われないように制御されるキャッシュ装置。

Claims (10)

  1. プロセッサが利用する第1記憶装置、および前記プロセッサが利用する前記第1記憶装置とは異なる種類の第2記憶装置を含む高速記憶手段と、
    前記第1記憶装置および前記第2記憶装置を制御する制御手段と、
    前記第1記憶装置および前記第2記憶装置にそれぞれ独立して電源電圧を供給する電源供給手段と、を備え、
    前記第1記憶装置は、前記第2記憶装置が動作可能な下限電圧よりも低い電圧で動作可能であり、
    前記制御手段は、前記高速記憶手段の前記第1記憶装置だけを動作させる第1モードと、前記高速記憶手段の前記第1記憶装置および前記第2記憶装置を動作可能な第2モードとを切り替え可能に制御し、
    前記電源供給手段は、前記第1モード時は、前記高速記憶手段の前記第1記憶装置に、前記高速記憶手段の前記第2記憶装置を動作可能な下限電圧よりも低い電圧を供給するとともに、前記高速記憶手段の前記第2記憶装置への電源供給を行わないように制御し、
    前記制御手段は、前記第1モード時には、前記プロセッサからのメモリアクセス要求に応じて、前記高速記憶手段の前記第1記憶装置にアクセスし、前記第2モード時には、前記プロセッサからのメモリアクセス要求に応じて、前記高速記憶手段の前記第1記憶装置および前記第2記憶装置にアクセスする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路装置において、
    前記プロセッサは、アプリケーションを実行するプロセッサであり、
    記プロセッサが前記アプリケーションを実行した時の前記高速記憶手段による性能劣化の影響に応じて、前記制御手段は、前記第1モードと前記第2モードを切り替える半導体集積回路装置。
  3. 請求項2に記載の半導体集積回路装置において、
    前記プロセッサが、前記高速記憶手段による性能劣化の影響が比較的大きいアプリケーションを実行する時、前記制御手段は、前記第2モードに切り替える半導体集積回路装置。
  4. 請求項2または3に記載の半導体集積回路装置において、
    前記プロセッサが、前記高速記憶手段による性能劣化の影響が比較的小さいアプリケーションを実行する時、前記制御手段は、前記第1モードに切り替える半導体集積回路装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の半導体集積回路装置において、
    前記高速記憶手段の前記第1記憶装置は、
    フリップフロップを含むロジックで構成された回路、またはMRAMを含む磁気を用いた不揮発メモリから構成される半導体集積回路装置。
  6. プロセッサが利用する第1記憶装置、および前記プロセッサが利用する前記第1記憶装置とは異なる種類の第2記憶装置を含むキャッシュを備える半導体集積回路装置を制御する制御部が、
    前記キャッシュの前記第1記憶装置だけを動作させる第1モードと、前記キャッシュの前記第1記憶装置および前記第2記憶装置を動作可能な第2モードとを切り替え可能に制御し、
    前記キャッシュの前記第1記憶装置は、前記キャッシュの前記第2記憶装置が動作可能な下限電圧よりも低い電圧で動作可能であり、
    前記キャッシュの前記第1記憶装置および前記キャッシュの前記第2記憶装置にそれぞれ独立して電源電圧を供給する電源供給部が、前記第1モード時は、前記キャッシュの前記第1記憶装置に、前記キャッシュの前記第2記憶装置を動作可能な下限電圧よりも低い電圧を供給するとともに、前記キャッシュの前記第2記憶装置への電源供給が行わないように制御し、
    前記制御部が、前記第1モード時には、前記プロセッサからのメモリアクセス要求に応じて、前記キャッシュの前記第1記憶装置にアクセスし、前記第2モード時には、前記プロセッサからのメモリアクセス要求に応じて、前記キャッシュの前記第1記憶装置および前記第2記憶装置にアクセスする半導体集積回路装置の制御方法。
  7. 請求項6に記載の半導体集積回路装置の制御方法において、
    前記プロセッサは、アプリケーションを実行するプロセッサであり
    前記プロセッサが前記アプリケーションを実行した時の前記キャッシュによる性能劣化の影響に応じて、前記第1モードおよび前記第2モードを切り替える半導体集積回路装置の制御方法。
  8. 請求項7に記載の半導体集積回路装置の制御方法において、
    前記プロセッサが、前記キャッシュによる性能劣化の影響が比較的大きいアプリケーションを実行する時、前記第2モードに切り替えるよう制御する半導体集積回路装置の制御方法。
  9. 請求項7または8に記載の半導体集積回路装置の制御方法において、
    前記プロセッサが、前記キャッシュによる性能劣化の影響が比較的小さいアプリケーションを実行する時、前記第1モードに切り替えるよう制御する半導体集積回路装置の制御方法。
  10. プロセッサが利用する第1記憶手段と、
    前記プロセッサが利用する前記第1記憶手段とは異なる種類の第2記憶手段と、
    前記第1記憶手段および前記第2記憶手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記第1記憶手段および前記第2記憶手段にそれぞれ独立して電源電圧が供給され、
    前記第1記憶手段は、前記第2記憶手段が動作可能な下限電圧よりも低い電圧で動作可能であり、
    前記制御手段は、前記第1記憶手段だけを動作させる第1モードと、前記第1記憶手段および前記第2記憶手段を動作可能な第2モードとを切り替え可能に制御し、
    前記第1モード時は、前記第1記憶手段に、前記第2記憶手段を動作可能な下限電圧よりも低い電圧が供給されるとともに、前記第2記憶手段に電源供給が行われないように制御され
    前記第1モード時には、前記プロセッサからのメモリアクセス要求に応じて前記第1記憶手段にアクセスし、前記第2モード時には、前記プロセッサからのメモリアクセス要求に応じて前記第1記憶手段および前記第2記憶手段にアクセスするキャッシュ装置。
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