JP5477051B2 - 超音波流量計 - Google Patents

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Description

この発明は、超音波を用いて流体の体積流量または質量流量を計測する超音波流量計に関する。
従来、この種の超音波流量計として、たとえば、伝搬時間差法という計測原理を用いたものが知られている。図7は、その計測原理を用いた超音波流量計の説明図である(特許文献1)。この超音波流量計は、流体が流れる管90の側壁に配置された素子91,92を備える。素子91は流体の上流側に配置されており、素子92は流体の下流側に配置されている。素子91,92は、超音波の放射軸が、流体の流れる方向と鋭角に交差するように斜めに配置されている。
超音波が素子91から素子92に伝搬する時間をtA、素子92から素子91に伝搬する時間をtB、素子91,92間の距離をL、音速をC、流体の流速をV、流体の流れる方向と超音波放射軸とが成す角度をθとすると、流速V=0のときは、tA=tB=L/Cが成立する。そして、V>0になると、tA=L/(C+Vcosθ)、tB=L/(C−Vcosθ)が成立する。つまり、V=L((1/tA)−(1/tB))/2cosθとなる。ここで、管90の断面積をSとすると、流体の体積流量Qは、Q=SVを演算して求める。
しかし、音速は、流体の圧力および湿度によって変化するため、流体の正確な体積流量を求めるためには、流体の圧力および湿度に基づいて体積流量を補正する必要がある。
そこで、従来、超音波センサと、圧力センサと、温度センサとを流路に設けて流体の圧力および湿度を測定し、その測定値に基づいて体積流量を補正する超音波流量計が提案されている(特許文献2)。なお、温度センサは、湿度による音速の補正に用いている。
特開昭56−67716号公報(第1図)。 WO−A1−2007020113(図2)。
しかし、前述した従来の超音波流量計は、圧力センサおよび温度センサを設ける必要があるため、超音波流量計が大型化するので、設置空間が大きくなるという問題と、超音波流量計の製造費用が増大するという問題とがある。
そこでこの発明は、上述の諸問題を解決するためになされたものであり、圧力センサおよび温度センサを設けなくても、流体の圧力および湿度に基づいて体積流量を補正することができる超音波流量計を実現することを目的とする。
この発明の第1の特徴は、周波数の異なる複数の超音波を相互に送受信する第1および第2の超音波センサ(4,5)の一方を流体(F)が流れる流路(3c)の上流側に配置し、他方を前記流路を挾んで下流側に配置した超音波流量計(1)であって、前記第1および第2の超音波センサが受信した超音波に対応する検出信号を検出する検出回路と、前記第1および第2の超音波センサ間の超音波の伝搬時間を検出する制御部(30,40)と、を備え、当該検出した伝搬時間に基づいて、前記第1および第2の超音波センサ間における超音波の伝搬時間差を演算し、その伝搬時間差を用いて前記流路を流れる流体の体積流量(Q)を演算する体積流量演算(S1〜S5)と、前記検出回路が検出した前記検出信号を解析し、その解析結果を用いて前記流路を流れる流体の湿度(h)に対応する前記流体の温度(Y)を演算する温度演算(S8)と、前記検出回路が検出した前記検出信号を解析し、その解析結果を用いて前記流路を流れる流体の圧力(P)を演算する圧力演算(S7)と、前記体積流量演算により演算された体積流量を、前記温度演算により演算された温度および前記圧力演算により演算された圧力を用いて補正する補正演算(S9)と、を実行する演算部(20)をさらに備え、前記温度演算(S8)は、前記検出信号の解析結果を用いて、前記第1または第2の超音波センサが受信した超音波の音圧(SPa,SPb)を演算し、その演算された音圧を用いて前記流路(3c)を流れる流体の湿度(h)に対応する前記流体の温度(T)を演算するもので、音圧をSP、音圧の初期値をSP0、超音波の伝搬距離をr、吸収係数をm、超音波が伝搬する流体の温度をT、超音波の周波数をf、大気圧をG、飽和蒸気圧をG0、超音波が伝搬する流体の湿度をh、係数をM,Aとした場合に、前記温度演算(S8)は、式(1)〜(4)を用いて前記流体の温度Tを演算することにある。
この発明の第の特徴は、前述した第の特徴において、前記温度演算(S8)における前記音圧の演算は、前記検出回路が検出した前記検出信号を解析し、前記第1または第2の超音波センサが受信した前記周波数の異なる複数の超音波の音圧の平均値を演算するものであることにある。
この発明の第の特徴は、前述した第1またはの特徴において、前記周波数の異なる複数の超音波の送受信を前記第1および第2の超音波センサ(4,5)間で超音波毎に相互に行い、前記制御部(30,40)は、前記第1および第2の超音波センサ間の超音波の伝搬時間を超音波ごとに検出し、前記体積流量演算(S1〜S5)は、前記制御部によって検出された超音波ごとの伝搬時間に基づいて、超音波ごとの前記伝搬時間差を演算し、その超音波ごとの前記伝搬時間差を用いて前記体積流量を演算するものであることにある。
この発明の第の特徴は、前述した第1ないし第の特徴のいずれか1つにおいて、前記演算部(20)は、前記補正演算(S8)により補正された体積流量(Q0)と前記流体(F)の密度(ρ)とを用いて前記流体の質量流量(G)を演算することにある。
この発明の第の特徴は、前述した第1ないし第の特徴のいずれか1つにおいて、前記第1および第2の超音波センサ(4,5)は、超音波を送信する複数の送信素子(A1,A2,B1,B2)をそれぞれ備えており、各送信素子が送信する超音波の周波数(fa,fb)がそれぞれ異なることにある。
この発明の第の特徴は、前述した第の特徴において、前記複数の送信素子(A1,A2,B1,B2)は、それぞれ共振型であることにある。
この発明の第の特徴は、前述した第の特徴において、前記複数の送信素子は、圧電素子(2a)および音響整合層(2b)をそれぞれ備えることにある。
この発明の第の特徴は、前述した第1ないし第の特徴のいずれか1つにおいて、前記第1および第2の超音波センサ(4,5)は、周波数(fa,fb)の異なる超音波を受信する単一の受信素子(C1,C2)をそれぞれ備えることにある。
この発明の第の特徴は、前述した第の特徴において、前記受信素子(C1,C2)は、それぞれ非共振型であることにある。
この発明の第1の特徴は、前述した第の特徴において、前記受信素子(C1,C2)は、それぞれ静電容量型であることにある。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
この発明に係る超音波流量計は、周波数の異なる複数の超音波を用いて流体の体積流量と、圧力と、湿度に対応する温度とを演算し、その演算した圧力および温度を用いて体積流量を補正することができる。
したがって、圧力センサおよび温度センサを設けなくても、流体の圧力および湿度に基づいて体積流量を補正することができる超音波流量計を実現することができる。
この発明の実施形態に係る超音波流量計の構成をブロックで示す説明図である。 図1に示す超音波流量計を構成する第1および第2の超音波センサが管に取付けられた状態を模式的に示す縦断面図であり、(a)は縦断面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。 図2に示す第1および第2の超音波センサの縦断面図であり、(a)は第1の超音波センサの縦断面図、(b)は第2の超音波センサの縦断面図である。 第1および第2の超音波センサ4,5間における超音波の伝搬時間差の説明図であり、(a)は第1の超音波センサ4の送信波および第2の超音波センサ5の受信波の説明図、(b)は第2の超音波センサ5の送信波および第1の超音波センサ4の受信波の説明図である。 第1の超音波センサ4の送信波および第2の超音波センサ5の受信波の説明図である。 CPU21が実行する質量流量演算の流れを示すフローチャートである。 従来の超音波流量計の説明図である。
[全体の構成]
最初に、この発明の実施形態に係る超音波流量計の全体の構成について図を参照しながら説明する。図1は、この実施形態に係る超音波流量計の構成をブロックで示す説明図である。図2は、図1に示す超音波流量計を構成する第1および第2の超音波センサが管に取付けられた状態を模式的に示す縦断面図であり、(a)は縦断面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。図3は、図2に示す第1および第2の超音波センサの縦断面図であり、(a)は第1の超音波センサの縦断面図、(b)は第2の超音波センサの縦断面図である。以下の説明において、送信波とは送信する超音波を意味し、受信波とは受信する超音波を意味する。
図1に示すように、超音波流量計1は、第1の超音波センサ4および第2の超音波センサ5を備える。第1の超音波センサ4は、第2の超音波センサ5へ超音波を送信する送信素子A1,B1と、第2の超音波センサ5から送信された超音波を受信する受信素子C1とを備える。第2の超音波センサ5は、第1の超音波センサ4へ超音波を送信する送信素子A2,B2と、第1の超音波センサ4から送信された超音波を受信する受信素子C2とを備える。
送信素子A1,B1が送信する超音波の周波数(以下、送信周波数という)は異なり、送信素子A2,B2の送信周波数も異なる。送信素子A1,A2の送信周波数は同一であり、送信素子B1,B2の送信周波数は同一である。受信素子C2は、送信素子A1,B1から送信される異なる送信周波数の送信波を受信する。受信素子C1は、送信素子A2,B2から送信される異なる送信周波数の送信波を受信する。この実施形態では、送信素子A1,A2からの送信波の送信周波数をfaとし、送信素子B1,B2からの送信波の送信周波数をfbとする。
図2に示すように、管3は、断面が略円形に形成されており、その内部には、流体Fが流れる流路3cが形成されている。この実施形態では、流体Fは、矢印D1で示す方向から流れる。また、流体Fは、湿度の変化により温度が変化する空気などの気体である。
流路3cの一方の側壁3aには、第1の超音波センサ4が配置されており、流路3cを挾んで側壁3aと対向する他方の側壁3bには、第2の超音波センサ5が配置されている。第1の超音波センサ4は、流路3cの上流側に配置されており、第2の超音波センサ5は、下流側に配置されている。第1および第2の超音波センサ4,5間の距離は、rである。また、流体Fの流れる方向D1と超音波放射軸とが成す角度はθである。
第1の超音波センサ4は、超音波を流路3cの上流側から下流側(図中矢印D3で示す順流方向)へ送信し、第2の超音波センサ5は、超音波を下流側から上流側(図中矢印D4で示す逆流方向)へ送信する。このため、第1および第2の超音波センサ4,5間における超音波の伝播時間は、第1の超音波センサ4から第2の超音波センサ5へ送信するときの伝搬時間taの方が、第2の超音波センサ5から第1の超音波センサ4へ送信するときの伝搬時間tbよりも短くなる。つまり、超音波の伝搬時間差が生じる。
この実施形態では、送信素子A1,A2,B1,B2は、それぞれ共振型の素子であり、受信素子C1,C2は、それぞれ非共振型の素子である。
図3に示すように、送信素子A1は、シリコン基板2dと、このシリコン基板2dの表層部に形成されたキャビティ(空洞部)2fと、このキャビティ2fを覆うメンブレン(薄肉部)2eと、このメンブレン2eの表面に配置された圧電素子(ピエゾ素子)2aと、この圧電素子2aに挿入固定された音響整合層2bと、この音響整合層2bの先端が挿通固定された振動減衰部材2cとを備える。
各圧電素子2aは、駆動回路(図示せず)と接続されている。その駆動回路からの駆動信号が圧電素子2aに印加されると、圧電素子2aが圧電効果(ピエゾ効果)を発生し、上下方向に振動する。この振動がメンブレン2eに伝達してメンブレン2eが振動し、この振動が音響整合層2bに伝達して音響整合層2bが振動し、音響整合層2bが送信波を送信する。
音響整合層2bは、圧電素子2aおよび流体Fの音響インピーダンスを整合させるためのものである。音響整合層2bは、送信素子A1の表面を保護することも目的としている。この音響整合層2bを圧電素子2aに設けることにより、送信素子A1が送信する送信波の音圧を上げることができる。音響整合層2bの音響インピーダンスは、流体Fの音響インピーダンスと、圧電素子2aの音響インピーダンスとの間の大きさに設定されている。送信素子A2,B1,B2も送信素子A1と同じ構造である。
受信素子C1は、シリコン基板5dと、このシリコン基板5dの表面に形成された振動検出部5aと、この振動検出部5aの表面に積層された音響整合層5bと、この音響整合層5bの先端が挿通固定された振動減衰部材5cとを備える。振動検出部5aは、検出回路(図示せず)と接続されている。振動検出部5aは、空隙を介して相対向する一対の電極を有する公知の静電容量式である。
受信波が音響整合層5bに伝達すると、音響整合層5bが振動し、この振動によって振動検出部5aの電極が振動し、電極間の静電容量が変化する。検出回路は、その静電容量に基づいて受信波を検出する。
音響整合層5bは、振動検出部5aおよび流体Fの音響インピーダンスを整合させるためのものである。この音響整合層5bを振動検出部5aに設けることにより、受信素子C1が受信する受信波の音圧を上げることができる。音響整合層5bの音響インピーダンスは、流体Fの音響インピーダンスと、振動検出部5aの音響インピーダンスとの間の大きさに設定されている。受信素子C2も受信素子C1と同じ構造である。
各送信素子および各受信素子は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)またはMEMS以外の技術を使って製造することができる。また、音響整合層を設けない構成を用いることもできる。
[超音波流量計の電気的構成]
次に、超音波流量計1の電気的構成について図1を参照して説明する。
図1に示すように、超音波流量計1は、演算部20と、送信制御部30と、受信制御部40とを備える。送信制御部30は、送信素子A1,B1,A2,B2と接続されており、各送信素子に接続された駆動回路を制御する。送信制御部30は、送信素子A1,A2から周波数faの送信波を送信させ、送信素子B1,B2から周波数fbの送信波を送信させる。
受信制御部40は、受信素子C1,C2と接続されており、各受信素子に接続された検出回路を制御する。受信制御部40は、受信素子C1,C2からそれぞれ周波数fa,fbの受信波を受信させる。また、受信制御部40は、各受信素子に接続された検出回路により検出された受信波に対応する検出信号を入力し、その入力した検出信号を増幅して演算部20へ出力する。
演算部20は、CPU21と、ROM22と、RAM23とを備える。CPU21は、送信制御部30に対して、送信波を送信する送信素子の指定と送信指示とを行う。また、CPU21は、受信制御部40から入力した検出信号に基いて流体Fの質量流量Gを演算する。ROM22には、CPU21が質量流量Gを演算するために必要なコンピュータプログラムが読出し可能に格納されている。RAM23は、ROM22から読出したコンピュータプログラムやCPU21の演算結果などを一時的に格納する。
[質量流量演算]
次に、演算部20のCPU21が実行する質量流量演算について図を参照して説明する。図4は、第1および第2の超音波センサ4,5間における超音波の伝搬時間差の説明図であり、(a)は第1の超音波センサ4の送信波および第2の超音波センサ5の受信波の説明図、(b)は第2の超音波センサ5の送信波および第1の超音波センサ4の受信波の説明図である。図5は、第1の超音波センサ4の送信波および第2の超音波センサ5の受信波の説明図である。図6は、CPU21が実行する質量流量演算の流れを示すフローチャートである。
CPU21は、送信制御部30に対して周波数faの送信波の送信指令を出し、受信制御部40に対して受信波の受信指令を出す(ステップ(以下、Sと略す)1)。これにより、第1および第2の超音波センサ4,5は、周波数fa,fbの送信波の送受信を相互に行う。つまり、第1の超音波センサ4は、送信素子A1から周波数faの送信波を第2の超音波センサ5へ送信し、その送信後に送信素子B1から周波数fbの送信波を第2の超音波センサ5へ送信する。また、第2の超音波センサ5の受信素子C2は、送信素子A1から送信された周波数faの送信波を受信し、その受信後に、送信素子B1から送信された周波数fbの送信波を受信する。
ここで、送信素子A1から周波数faの送信波を送信したタイミングから、その送信波が受信素子C2により受信されたタイミングまでの時間、つまり、周波数faの超音波の第1の超音波センサ4から第2の超音波センサ5までの伝搬時間をtac1とする。また、送信素子B1から周波数fbの送信波を送信したタイミングから、その送信波が受信素子C2により受信されたタイミングまでの時間、つまり、周波数fbの超音波の第1の超音波センサ4から第2の超音波センサ5までの伝搬時間をtbc1とする。
続いて、第2の超音波センサ5は、送信素子A2から周波数faの送信波を第1の超音波センサ4へ送信し、その送信後に送信素子B2から周波数fbの送信波を第1の超音波センサ4へ送信する。また、第1の超音波センサ5の受信素子C1は、送信素子A2から送信された周波数faの送信波を受信し、その受信後に、送信素子B2から送信された周波数fbの送信波を受信する。
ここで、送信素子A2から周波数faの送信波を送信したタイミングから、その送信波が受信素子C1により受信されたタイミングまでの時間、つまり、周波数faの超音波の第2の超音波センサ5から第1の超音波センサ4までの伝搬時間をtac2とする。また、送信素子B2から周波数fbの送信波を送信したタイミングから、その送信波が受信素子C1により受信されたタイミングまでの時間、つまり、周波数fbの超音波の第2の超音波センサ5から第1の超音波センサ4までの伝搬時間をtbc2とする。
続いて、CPU21は、周波数faの送信波を用いたときの流速V1を次の式(5)を用いて演算する(S2)。rは、第1および第2の超音波センサ4,5間の距離であり、θは、流体Fの流れる方向D1と超音波放射軸とが成す角度である。
V1=r((1/tac1)−(1/tac2))/2cosθ ・・・(5)
続いて、CPU21は、周波数fbの送信波を用いたときの流速V2を次の式(6)を用いて演算する(S3)。
V2=r((1/tbc1)−(1/tbc2))/2cosθ ・・・(6)
続いて、CPU21は、上記の演算された流速V1,V2を用いて平均流速Vを演算する(S4)。続いて、CPU21は、流速Vのときの流体Fの体積流量Qを次の式(7)を用いて演算する(S5)。Sは、流路3cの断面積である。
Q1=S×V ・・・(7)
続いて、CPU21は、周波数faの送信波の平均音圧SPaと、周波数fbの送信波の平均音圧SPbと、平均流体圧力Pとを演算する(S6,S7)。平均音圧SPa,SPbおよび平均流体圧力Pは、受信素子C1の検出回路から受信制御部40に取込まれた検出信号を解析して演算する。この実施形態では、検出信号を高速フーリエ解析(FFT)して音圧および圧力を求める公知の手法を用いる。
つまり、検出信号を高速フーリエ解析して音波成分(周波数の成分)とスタティックな圧力成分(周波数から外れた部分)を求め、音波成分から音圧を演算し、圧力成分から流体圧力を演算する。また、受信素子C1から得た検出信号を用い、周波数fa,fbの送信波毎に音圧および流体圧力を演算し、その演算結果から平均音圧および平均流体圧力を演算する。
続いて、CPU21は、流体温度Tを演算する(S8)。次の式(1)〜(3)は、公知文献(Acustica 6 238-244(1956)(E.J.Evans and E.N.Bazley 著))に記載されている演算式であり、音圧の減衰を求める演算式である。式(1)において、Pは音圧、P0は音圧の初期値、rは第1および第2の超音波センサ4,5間の距離、mは吸収係数、Aは実験値より算出される係数、eはexponentialである。
Figure 0005477051
ここで、吸収係数mは、次の式(2)により算出される。式(2)において、Tは流体の温度、fは超音波の周波数、Mは係数(文献値)である。
Figure 0005477051
ここで、上記式(2)におけるkは、次の式(3)により算出される。式(3)において、G0は飽和蒸気圧、Gは大気圧、hは湿度である。
Figure 0005477051
ここで、上記式(3)における飽和蒸気圧G0は、次の式(4)で示す公知のティテン(Tetens)の式により算出される。式(4)において、Tは温度(℃)である。
Figure 0005477051
ここで、周波数faの送信波の平均音圧をSPa、音圧の初期値をSPa0、吸収係数mをmaとする。音圧の初期値SPa0は、予め測定して求めておく。そして、先のS7において求めた平均音圧SPaと、予め求めておいた音圧の初期値SPa0を前記の式(1)に代入すると、次の式(8)を得る。
Figure 0005477051
次に、周波数fbの送信波の平均音圧をSPb、音圧の初期値をSPb0、吸収係数mをmbとする。音圧の初期値SPb0は、予め測定して求めておく。そして、先のS7において求めた平均音圧SPbと、予め求めておいた音圧の初期値SPb0を前記の式(1)に代入すると、次の式(9)を得る。
Figure 0005477051
上記式(8),(9)は、係数ma,mbに含まれる湿度hおよび温度Tのみが未知数であり、湿度hおよび温度Tが変数になっている。つまり、湿度hおよび温度Tの相関関係を表す式になっている。そこで、湿度hおよび温度Tを未知数とする式(8),(9)の連立方程式を解くことにより、温度Tを算出することができる。この算出された温度Tは、湿度hを反映したものであり、湿度hにより変化した温度Tを算出したことになる。
続いて、CPU21は、補正体積流量Q0を演算する(S9)。この補正体積流量Q0は、ボイルシャルルの法則を用いて算出することができる。ここで、標準状態温度(273.15K)をT0、標準状態圧力をP0(1.0332kg/cm3)とし、先のS6において求めた平均体積流量、つまり補正すべき平均体積流量をQとする。ボイルシャルルの法則より、次の式(10),(11)が成立する。k1は定数である。
Q0=(T0/P0)・k1 ・・・(10)
Q=(T/P)・k1 ・・・(11)
したがって、上記式(10),(11)より、次の式(12)が導出される。
Q0=(T0・P/T・P0)×Q ・・・(12)
そこで、上記式(12)に先のS5において求めた体積流量Q、S6において求めた平均流体圧力P、S7において求めた流体温度T、標準状態温度T0および標準状態圧力P0を代入して補正体積流量Q0を演算する。
続いて、CPU21は、次の式(13)を用いて質量流量Gを演算する(S10)。式(13)においてρは、流体Fの密度である。
G=ρ・Q0 ・・・(13)
なお、流体Fの密度ρは公知の手法により求めることができる。例えば、流体の音響インピーダンスをZ、流体中の音速をCとすると、次の式(14)が成立する。
Z=ρ・C ・・・(14)
上記式(14)から密度ρを求める次の式(15)が成立する。
ρ=Z/C ・・・(15)
ここで、音響インピーダンスZは、受信波の大きさから求めることができる。例えば、受信波のピーク値から求めることができる。
また、流体Fが空気であり、その密度が一定であるとして扱うことができる場合は、密度ρとして蒸気の密度を用いることもできる。なお、質量流量Gまで計測する必要がないときは、補正体積流量Q0を演算した時点で計測処理を終了することもできる。
[実施形態の効果]
(1)以上のように、上述した実施形態の超音波流量計1を使用すれば、周波数の異なる複数の超音波を用いて流体Fの体積流量Qと、流体圧力Pと、湿度に対応する温度Tとを演算し、その演算した流体圧力Pおよび温度Tを用いて体積流量Qを補正することができる。
したがって、圧力センサおよび温度センサを設けなくても、流体Fの流体圧力Pおよび湿度hに基づいて体積流量Qを補正することができる超音波流量計を実現することができる。これにより、圧力センサおよび温度センサのスペースを設ける必要がないため、超音波流量計を小型化することができる。また、圧力センサおよび温度センサを使用しない分、超音波流量計の消費電力を削減することができる。
(2)また、補正体積流量Q0および密度ρの積を演算することにより、質量流量Gを演算することもできる。
(3)さらに、テーブルやマップを使用しないで、演算のみで体積流量または質量流量を計測することができ、流体圧力および温度がリアルタイムで計測結果に反映されるため、計測精度を高めることができる。
(4)さらに、送受信した各超音波毎に演算した伝搬時間差を用いて伝搬時間差の平均値を演算し、その平均値を用いて体積流量を演算するため、計測精度をより一層高めることができる。
(5)さらに、流体温度を演算するときに、周波数の異なる超音波毎に音圧を演算し、その平均値を用いるため、計測精度をより一層高めることができる。
(6)さらに、各送信素子が共振型であるため、超音波の音圧を高めることができるので、計測精度を高めることができる。
(7)さらに、各受信素子が非共振型であるため、単一の受信素子が周波数の異なる複数の超音波を受信することができる。さらに、受信素子の数を少なくすることができるため、超音波流量計を小型化することができる。
(8)さらに、各受信素子が静電容量型であり、共振周波数が広帯域であるため、振動部に高い寸法精度が要求されないので、比較的容易に作製することができる。
[他の実施形態]
(1)複数の受信素子にて受信した受信波の位相差を用いて流体の湿度を検出することもできる(例えば、特開平6−258298号公報)。
(2)送信素子として、発熱体の発熱による媒質の膨張および収縮で超音波を発生する熱誘起型音源を用いることもできる(例えば、特開2004−153797号公報)。
(3)受信素子として、シリコンマイクロマシーニング技術を用いてシリコン半導体基板を加工した静電容量型を用いることもできる。この受信素子を用いれば、流体との音響インピーダンスの整合を図り易い。
1・・超音波流量計、2a・・圧電素子、2b・・音響整合層、3・・管、
3c・・流路、4・・第1の超音波センサ、5・・第2の超音波センサ、
A1,A2,B1,B2・・送信素子、C1,C2・・受信素子、F・・流体。

Claims (10)

  1. 周波数の異なる複数の超音波を相互に送受信する第1および第2の超音波センサの一方を流体が流れる流路の上流側に配置し、他方を前記流路を挾んで下流側に配置した超音波流量計であって、
    前記第1および第2の超音波センサが受信した超音波に対応する検出信号を検出する検出回路と、
    前記第1および第2の超音波センサ間の超音波の伝搬時間を検出する制御部と、
    を備え、
    当該検出した伝搬時間に基づいて、前記第1および第2の超音波センサ間における超音波の伝搬時間差を演算し、その伝搬時間差を用いて前記流路を流れる流体の体積流量を演算する体積流量演算と、
    前記検出回路が検出した前記検出信号を解析し、その解析結果を用いて前記流路を流れる流体の湿度に対応する前記流体の温度を演算する温度演算と、
    前記検出回路が検出した前記検出信号を解析し、その解析結果を用いて前記流路を流れる流体の圧力を演算する圧力演算と、
    前記体積流量演算により演算された体積流量を、前記温度演算により演算された温度および前記圧力演算により演算された圧力を用いて補正する補正演算と、
    を実行する演算部をさらに備え
    前記温度演算は、前記検出信号の解析結果を用いて、前記第1または第2の超音波センサが受信した超音波の音圧を演算し、その演算された音圧を用いて前記流路を流れる流体の湿度に対応する前記流体の温度を演算するもので、
    音圧をSP、音圧の演算を開始するときの初期値をSP0、超音波の伝搬距離をr、吸収係数をm、超音波が伝搬する流体の温度をT、超音波の周波数をf、大気圧をG、飽和蒸気圧をG0、超音波が伝搬する流体の湿度をh、係数をM,Aとした場合に、前記温度演算は、次の式(1)〜(4)を用いて前記流体の温度Tを演算することを特徴とする超音波流量計。
    Figure 0005477051
  2. 前記温度演算における前記音圧の演算は、前記検出回路が検出した前記検出信号を解析し、前記第1または第2の超音波センサが受信した前記周波数の異なる複数の超音波の音圧の平均値を演算するものであることを特徴とする請求項1に記載の超音波流量計。
  3. 前記周波数の異なる複数の超音波の送受信を前記第1および第2の超音波センサ間で超音波毎に相互に行い、
    前記制御部は、前記第1および第2の超音波センサ間の超音波の伝搬時間を超音波ごとに検出し、
    前記体積流量演算は、前記制御部によって検出された超音波ごとの伝搬時間に基づいて、超音波ごとの前記伝搬時間差を演算し、その超音波ごとの前記伝搬時間差を用いて前記体積流量を演算するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の超音波流量計。
  4. 前記演算部は、前記補正演算により補正された体積流量と前記流体の密度とを用いて前記流体の質量流量を演算することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の超音波流量計。
  5. 前記第1および第2の超音波センサは、超音波を送信する複数の送信素子をそれぞれ備えており、各送信素子が送信する超音波の周波数がそれぞれ異なることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の超音波流量計。
  6. 前記複数の送信素子は、それぞれ共振型であることを特徴とする請求項に記載の超音波流量計。
  7. 前記複数の送信素子は、圧電素子および音響整合層をそれぞれ備えることを特徴とする請求項に記載の超音波流量計。
  8. 前記第1および第2の超音波センサは、周波数の異なる超音波を受信する単一の受信素子をそれぞれ備えることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の超音波流量計。
  9. 前記受信素子は、それぞれ非共振型であることを特徴とする請求項8に記載の超音波流量計。
  10. 前記受信素子は、それぞれ静電容量型であることを特徴とする請求項に記載の超音波流量計。
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