JP5475002B2 - 微粉炭ノズルのためのヘッドアセンブリ - Google Patents

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Description

本出願は、2008年12月18日に出願して“石炭ロープ分散器を備えている微粉燃料用ヘッドアセンブリ”と題する米国特許仮出願第61/138,578号(事件記録簿番号W08/072−0)及び2009年7月17日に出願して“交換可能な摩耗部品を備えている石炭ロープ分散器”と題する米国特許出願第12/504,932号(事件記録簿番号W08/072−1)の利益及び早い方の出願日を優先主張するものである。これらの特許出願の全体の内容を参照するために、それらの内容は本明細書に含まれている。
本発明は、微粉固体燃料(例えば、微粉炭)供給システム、より詳細には、微粉炭供給システムにおいて用いるための燃料ヘッドアセンブリに関する。
図1は微粉固体燃料燃焼式蒸気発生器10の一例を示し、この蒸気発生器は燃焼室14を包含し、この燃焼室内で微粉固体燃料(例えば、微粉炭)と空気との燃焼が開始されるものと示されている。微粉炭と空気との燃焼から生じた熱いガスは、蒸気発生器10内を上昇し、伝統的な方法では蒸気発生器10の壁を裏打ちしている多数の流体通過管(図示せず)に熱を伝達する。蒸気発生器10内で発生した蒸気は、例えばタービン/ジュネレータセット(図示せず)において用いられているタービン(図示せず)に流れるように、又は任意の他の目的のために流れるように作られている。
蒸気発生器10は1つ又はそれ以上の風箱20を包含することができ、この又はこれらの風箱20は蒸気発生器10の隅部又は側部に設けられる。各風箱20には複数の空気コンパートメント15が設けられ、適当な源(例えば、ファン)から供給された空気がこれらの空気コンパートメント15を通して蒸気発生器10の燃焼室14内へ噴射される。また、各風箱20には複数の燃料コンパートメント12が設けられており、微粉炭がこれらの燃料コンパートメントを通して蒸気発生器10の燃焼室14内へ噴射される。更に、追加の空気が風箱20よりも高い位置に設けられている入口30,32を通して導入される。
微粉炭は、微粉炭供給手段22により供給される。微粉炭供給手段22は、複数の微粉固体燃料ダクト26を介して燃料コンパートメント12と流体連通している粉砕機24を包含する。粉砕機24は空気源(例えば、ファン)に接続され、これにより、空気源により発生した空気流れが粉砕機24からの微粉炭を微粉固体燃料ダクト22及び燃料コンパートメント12を通して燃焼室14内へ運ぶ。
図2は、燃料コンパートメント12内に設けられている従来の微粉炭ノズルアセンブリ34の縦断面図である。1つのみの燃料コンパートメント12が示されているけれども、図1の各燃料コンパートメント12がノズルアセンブリ34を包含できるものであることを認識されよう。ノズルアセンブリ34は、燃焼室14内へ突出するノズルチップ36と、燃料コンパートメント12内を通して延びる燃料供給パイプ38と、ヘッドアセンブリ40とを包含し、ヘッドアセンブリ40によりノズルアセンブリ34が固体燃料ダクト26に連結されている。典型的には、ヘッドアセンブリ40は、実質的に垂直の固体燃料ダクト26を実質的に水平の燃料供給パイプ38に接続するエルボから成る。
ノズルチップ36は、外側シェル39と内側シェル42とを包含するダブルシェルの構造を有することができる。内側シェル42は外側シェル39内に同心的に配置されて、内側及び外側シェル42,39間に環状空間44を形成する。内側シェル42は、燃料供給パイプ38に接続されて、空気中に乗せられている微粉炭の流れを燃料供給パイプ38及び内側シェル42を通して燃焼室14(図1)内に供給する。環状空間44は、二次空気の流れを燃焼室14内に供給し、この二次空気の流れはノズルチップ36を冷却するのに役立つ。ノズルチップ36が分離して燃料供給パイプ38に関して枢動可能であるように示されているけれども、燃料供給パイプ38の一端は固定ノズルチップを形成するような形状にすることができることを認識されよう。
歴史的に、微粉炭ボイラシステムは燃料ダクト26及びノズルアセンブリ34にわたって微粉炭及び搬送空気の均等な分散をなしとげるのが困難であった。不均等な分散が、微粉固体(例えば、石炭)及び気体(例えば、空気)の二相流れシステムの搬送と関連して生じている。燃料ダクト26における各ターン部において、二相間の分離が生じる。最後に、パイプが垂直の燃料ダクト26から水平のノズルアセンブリ34へ移行しているときには、“石炭ロープ”と称されている、石炭の細くて濃縮した流れが燃料供給パイプ38の断面の一定部分において生成されている。
各ノズルアセンブリ34は、燃料ダクト26の上流経路及び他のファクター、例えば空気及び石炭の流量比に依存して、異なる石炭ロープの濃度及び位置を有する。この石炭ロープは、摩耗を加速せしめて部品寿命を減少せしめる、局部的なエロ―ジョンを増進せしめる。石炭ロープは、また、燃料/空気混合効率を減少せしめ、したがって、燃料の燃焼効率を減少せしめる。
石炭ロープは、これらの石炭ロープが壁と接触するところにエロ―ジョンを生じせしめる。これらの石炭ロープは、空気流れに追従する。図2において、このような空気流れは燃料供給パイプ38の壁を腐食せしめるような石炭ロープを生じせしめる。燃料供給パイプ38は、燃料コンパートメント12の内側に設けられている。これらの燃料コンパートメント12は、風箱を貫通している。したがって、燃料供給パイプ38内の部品を交換することは非常に困難である。
他の部品、例えばヘッドアセンブリ40は露出され、アクセスして保守点検するのが容易である。
過去において、水平のノズルアセンブリ34を通しての微粉炭の分配する改善が、典型的には燃料供給パイプ38内に設けられている機械的装置であって、石炭ロープ粉砕機として知られている装置でもって行われている。例えば、米国特許第6,105,516号明細書はノズルの燃料供給部分内に突出する、多数の横方向へ延びているリブセグメントを開示し、また米国特許第5,526,758号明細書はバーナノズル内に取り付けられている分配ハーフコーンを開示し、更には米国特許第5,588,380号明細書は石炭ノズル軸線に沿って設けられて複数の角度付けした支持レッグを備えている円錐形のディフューザを開示している。石炭ロープを粉砕する他の公知の方法は、オリフィスを燃料供給パイプ38内に設ける。
経験及びコンピュータモデリングによれば、これらの石炭ロープ粉砕装置は空気を再分散することにおいては幾分成功しているが、しかしノズル内の微粉炭の分散については少ない影響を与えているにすぎないことが示されている。更に、これらの石炭ロープ粉砕装置は微粉炭供給システムに好ましくない圧力降下を生じせしめる。この圧力降下は、微粉炭供給能力を減少又は制限せしめる可能性があるものである。
したがって、保守点検するのが容易であり、また石炭ロープの生成及び石炭ロープに関連する問題を除去又は減少せしめるためにバーナノズルアセンブリを通しての微粉炭の分散を改善せしめ、更に微粉炭供給システムにおける好ましくない圧力降下の量を減少せしめる装置が必要とされている。
先行技術の上述した欠点は、パイプエルボ内にそれぞれ設けられている少なくともひとつのターニングベーンと少なくともひとつの石炭ロープ粉砕ベーンとを包含する微粉炭ノズル用ヘッドアセンブリによって除去又は軽減される。前記ターニングベーンは、前記パイプエルボの入口ポート及び出口ポートに関して角度を付けられて、空気及び微粉炭粒子の流れを前記入口ポートから前記出口ポートに向かって再び向ける。前記石炭ロープ粉砕ベーンは、軸線のまわりを枢動可能であって、前記入口ポートからの空気及び微粉炭粒子に関しての前記石炭ロープ粉砕ベーンの角度を調節することができる。前記石炭ロープ粉砕ベーンの一部分は、前記パイプエルボを貫通して延びることができ、これにより微粉炭粒子が前記ヘッドアセンブリを通して流れている間に前記石炭ロープ粉砕ベーンを調節することができる。前記ターニングベーンも、また、調節可能とすることができる。
一実施形態において、前記パイプエルボは、更に、その屈曲部に形成されているアクセスポートと、このアクセスポートをおおっている、取外し可能なカバーとを包含する。前記少なくともひとつのターニングベーン及び前記少なくともひとつの石炭ロープ粉砕ベーンは前記取外し可能なカバーに取り付けることができ、したがって、前記少なくともひとつのターニングベーン及び前記少なくともひとつの石炭ロープ粉砕ベーンは前記取外し可能なカバーと一緒に取り出すことができる。
それぞれ内部に設置した燃料コンパートメントを有する、複数の風箱を包含する先行技術の石炭燃焼式蒸気発生器の概略図である。 燃料コンパートメント内に設置した先行技術の微粉炭ノズルアセンブリの縦断面図である。 本発明の一実施形態による燃料ヘッドアセンブリを包含する微粉炭ノズルアセンブリの縦断面図(図5の3−3線に沿う断面図)である。 図3の燃料ヘッドアセンブリの斜視図である。 図3の燃料ヘッドアセンブリの一方の側面図であって、出口端を示す。 図3の燃料ヘッドアセンブリの他方の側面図であって、取外し可能なカバーを示す。 本発明の他の実施形態による微粉炭ノズルアセンブリの側面断面図である。 本発明による微粉炭ノズルアセンブリの更に他の実施形態の斜視図である。 図8の燃料ヘッドアセンブリの斜視図である。 図9の燃料ヘッドアセンブリの分解図であって、その内部構造を示す。 燃料ヘッドアセンブリの他の実施形態の分解図であって、その内部構造を示す。 本発明による燃料ヘッドアセンブリの側面図であって、曲りベーンの縦曲率を示す。 本発明による燃料ヘッドアセンブリの正面図であって、曲りベーンの横曲率を示す。 先行技術の燃料ヘッドアセンブリにおける微粉固体燃料粒子の濃度分布のシミュレーションを示す図である。 本発明による燃料ヘッドアセンブリにおける微粉固体燃料粒子の濃度分布のシミュレーションを示す図である。
以下、図面の図3−図15を参照する。これらの図及び図1,図2において、同一の要素には同一の符号が付けられている。
図3は、燃料コンパートメント12内に設置した微粉炭ノズルアセンブリ50の縦断面図である。1つのみの燃料コンパートメント12が示されているけれども、図1の各燃料コンパートメント12がノズルアセンブリ50を包含することができることを認識されよう。ノズルアセンブリ50は、燃焼室14内に突出することができるノズルチップ36と、燃料コンパートメント12内を通して延びる燃料供給パイプ38と、ヘッドアセンブリ52とを包含する。ノズルアセンブリ50は、ヘッドアセンブリ52により固体燃料ダクト26に連結される。
図3−図6を参照するに、微粉固体燃料ノズル50のためのヘッドアセンブリ52は、少なくともひとつのターニングベーン54と、少なくともひとつの石炭ロープ粉砕ベーン56とを包含し、これらのベーン54及び56はパイプエルボ58内に設置されている。図示の実施形態は、2つのターニングベーン54と、4つの石炭ロープ粉砕ベーン56とを包含している。パイプエルボ58は、例えば、標準エルボ(例えば、図2のヘッドアセンブリ40)の代りに既存システムに取り付けることができる90度曲りのエルボから成ることができる。各ターニングベーン54は、パイプエルボ58の入口ポート60及び出口ポート62に関して角度付けされて、空気及び微粉炭粒子の流れを入口ポート60から出口ポート62に向かって向け直し、流れを促進せしめて圧力降下を減少せしめるのを助長する。図示の実施形態において、各ターニングベーン54は曲面部を形成するように曲げられ、パイプエルボ58の全体の流れ区域にわたって実質的に延びている。各ターニングベーン54は、図4に符号59によって示されているように、ターニングベーンの左側部及び右側部をそれぞれ独立して調節できるように分断することができる。ターニングベーン54は、耐摩耗性金属又はセラミックスから作ることができる。
各石炭ロープ粉砕ベーン56は、入口ポート60からの空気及び微粉炭粒子の流れに関しての石炭ロープ粉砕ベーン56の角度を調節するために軸線64のまわりを枢動可能である。石炭ロープ粉砕ベーン56の一部分66は、微粉炭粒子がヘッドアセンブリ52を通して流れている間に石炭ロープ粉砕ベーン56を調節することができるようにするために、パイプエルボ58を貫通して延びることができる。これは、ボイラにおけるノズルアセンブリ50中の石炭ロープ濃度及び位置の差を原因とする石炭ロープ粉砕ベーン56のオンライン調節を容易にすることができる。石炭ロープ粉砕ベーン56の長さに依存して、ターニングベーン54は点検ポート68(図5)を包含することができ、これらの点検ポート68を横切って石炭ロープ粉砕ベーン56が延びる。石炭ロープ粉砕ベーン56は、耐摩耗性金属又はセラミックスから作ることができる。
パイプエルボ58は、更に、その屈曲部に形成されているアクセスポート63と、このアクセスポート63をおおっている、取外し可能なカバー(アクセスカバー)70とを包含することができる。石炭ロープ粉砕ベーン56及びターニングベーン54は取外し可能なカバー70に取り付けることができ、したがって、カバー70を簡単に取り外すことにより、これらのベーン56及び54を簡単に取り出すことができる。風箱又は炉へのアクセスは、必要とされない。カバー70が取り外しされてベーン54及び56が取り出された後、これらのカバー70及びベーン54,56は現場外での修繕及び再装着のためのアセンブリとして輸送することができる。ヘッドアセンブリ52の構成部品を交換することは、多数の固定ノズル及びチップの摩耗寿命を伸ばす。
図示の実施形態において、各ターニングベーン54は支持バー72に取り付けられ、支持バー72がそれから取外し可能なカバー70に取り付けられる。構造安定性を増大せしめるために、1つ又はそれ以上のスペーサ74をターニングベーン54間に取り付けることができる。支持バー72は、この支持バー72を取外し可能なカバー70に取り付け、カバー70を取り外しすることなしにターニングベーン54を調節することができるようにするために、カバー70を貫通して延びる一部分(例えば、ピン)76を包含することができる。各支持バー72は、入口ポート60からの空気及び微粉炭粒子の流れに関しての、支持バー72に取り付けられたターニングベーン54の角度を調節するために、軸線78のまわりを枢動可能である。支持バー72は、ロックナット又は延長部分76に螺着することができる同種の手段により適所に固定することができる。
石炭ロープ粉砕ベーン56は、この石炭ロープ粉砕ベーン56を取外し可能なカバー70に取り付け、カバー70を取り外しすることなしに石炭ロープ粉砕ベーン56を調節することができるようにするために、カバー70を貫通して延びる一部分(例えば、ピン)66を包含することができる。石炭ロープ粉砕ベーン56は、ロックナット又は延長部分66に螺着することができる同種の手段により適所に固定することができる。図示の実施形態において、石炭ロープ粉砕ベーン56及びターニングベーン54は、カバー70にだけ取り付けられて、それ以外のパイプエルボ58には取り付けられておらず、したがってこれらのベーン54,56をカバー70と一緒にパイプエルボ58から取り外すことができる。
コンピュータモデリングによれば、本発明の燃料ヘッドアセンブリ52は、標準のロングラジアスパイプエルボ(例えば、図1のヘッド40)におけると同じ圧力損失を実質的に維持しながら、ノズルアセンブリ50内の石炭分散を改善することが示されている。理論によって説明することには欠けるけれども、ノズルアセンブリ50内の石炭分散の改善は、その理由のひとつとして、石炭ロープ粉砕ベーン56を適当な位置に置いて、したがって特定のノズルアセンブリ50内の石炭ロープ状態に合わせるようにできるためと考えられる。更に、ノズルアセンブリ50内の石炭分散の改善は、その理由の他のひとつとして、先行技術の石炭ロープ粉砕装置が典型的に設置されている燃料供給パイプ38の上流である、石炭ロープ粉砕ベーン56の位置のためと考えられる。石炭ロープ粉砕ベーン56を燃料ヘッドアセンブリ52内に設置することにより、石炭粒子をノズルアセンブリ50内において均等に分散せしめるのに利用できる有効長さが増大される。
したがって、先行技術の石炭ロープ粉砕ベーンと比較したときに、本発明のヘッドアセンブリ52は水平のバーナノズルアセンブリ50を通しての改善した微粉炭分散を提供し、これにより、石炭ロープの生成及び石炭ロープに関連する問題を除去又は軽減せしめ、また好ましくない圧力降下の量を軽減せしめる。
ノズルチップ36は、外側シェル39と内側シェル42とを包含するダブルシェルの構造を有することができる。内側シェル42は、内側及び外側シェル42,39間に環状空間44を形成するように外側シェル39内に同軸に配置されている。内側シェル42は、空気中に乗せられた微粉炭の流れを燃料供給パイプ38及び内側シェル42を通して燃焼室14(図1)内に供給するために、燃料供給パイプ38に接続されている。環状空間44は、二次空気の流れを燃焼室14内に供給して、ノズルチップ36を冷却するのに役立つ。ノズルチップ36が分離されて燃料供給パイプ38に関して枢動可能であると示されているけれども、燃料供給パイプ38の一端は固定ノズルチップを形成するように形状を変えることができることを認識されよう。
図7は、本発明による円筒形の幾何学的形状を有するバーナノズルアセンブリ50であって、ノズルアセンブリ50と関連する火炎を調節する手段80を包含する実施形態を示す。調節手段80は、オンライン火炎形状を考慮し、NO及びCOのようなボイラ排出物質の減少を最大にするように火炎正面を調節する利点を提供する。調節手段80は、ノズルアセンブリ50の中心軸線に沿って延びているロッド82と、このロッド82の自由端に設けられてノズルチップ36内に位置しているバッフル本体84(この本体は流れている流体中に浸されたときに抵抗を生じせしめる形状を有する)とを包含する。ロッド82の反対側の端86は、取外し可能なカバー70に設けられているグランドシール88を貫通して延びている。グランドシール88は、空気中に乗せられている微粉炭の流れがロッド82に沿って逃げるのを防止し、また同時にロッド82がその軸線に沿う方向へ動くのを許す。ロッド82は、このロッド82に取り付けられて燃料供給パイプ38の内面に載っている一対のレッグ(図示せず)により燃料供給パイプ38内に支持することができる。ロッド82及びバッフル本体84の、その軸線に沿う方向への動きは火炎の形状を調節することができるようにする。
図7はバッフル本体84の使用を示しているけれども、他の手段を調節手段として用いることができるものと考えられる。例えば、スワラ(その本体はその外周まわりに互いに間隔を置いて設けられている複数のフィンを有する)を、空気中に乗せられている微粉炭の流れに回転を与えるように用いることができる。
図8は、本発明による微粉炭ノズルアセンブリの他の実施形態の斜視図である。この実施形態は、ノズルアセンブリ150と、ヘッドアセンブリ152とを包含する。ノズルアセンブリ150は、燃料コンパートメント12内を通して延びる燃料供給パイプ38を有する。図1の各燃料コンパートメント12が、ノズルアセンブリ150を包含することができる。
上述した実施形態と同じように、ノズルアセンブリ150は燃料供給パイプ38の一端に設けられているノズルチップ36を包含し、このノズルチップ36は燃焼室14内へ突出することができる。燃料供給パイプ38の他端は、ヘッドアセンブリ152に接続されている。
図9は、図8の燃料ヘッドアセンブリ152の斜視図である。ヘッドアセンブリ152は、入口ポート160と、出口ポート162とを有する。これらのポートの両方は、他の部品に取り付けるためのフランジを有する。出口ポート162のフランジ164が、図9に示されており、ヘッドアセンブリ152を燃料供給パイプ38に取り付ける。
取外し可能なカバー170及び下方ケーシング180は、互いに接続されて内部空どう183(図11)を形成し、この内部空どうは入口ポート160を出口ポート162に流体連通せしめる管状の曲り流路であり、この曲り流路は曲率半径R(説明上、“R”で示す)を有する。
耐摩耗性で取外し可能及び交換可能なケーシングライナー185(図10)が、内部空どう183内に設けられる。このケーシングライナー185は、複数の曲りベーン151,153を有する(図9には2つの曲りベーン151,153が示されているけれども、任意の数の曲りベーンを用いることができる)。
曲りベーン151は、入口ポート160の近くの前縁155(図11)から出口ポート162の近くの後縁156(図11)まで進む縦方向CL(説明上、“CL”で示す)において曲っている表面を有する。曲りベーン151,153の曲率半径は、内部空どう183の曲率半径Rとほぼ等しい。
上記表面は、また、横方向CS(説明上、“CS”で示す)においても曲っている。曲りベーンの横曲率C(図13)は、内部空どう183の横断面円周C(説明上、“C”で示す)とほぼ等しい曲率半径を有する。
本発明の代替的な実施形態において、2つの曲りベーン151,153の少なくともひとつの後縁156はその最も近い導管表面から離れるように角度が付けられる。この角度は、好適には、13度までである。これは、微粉炭を乗せている空気流れがヘッドアセンブリ152及び/又はノズルアセンブリ150の表面に接触することを更に減少せしめる。
また、本発明の他の代替的な実施形態において、前縁155は内部空どう183を取り囲む、その最も近い表面と実質的に平行である。これは、空気抵抗及び圧力降下を減少せしめる。
二次元のこの曲率は、空気及び微粉炭粒子の流れを入口ポート160から出口ポート162に向かって内部空どう183及び燃料ノズルのまわりの表面から離れるように指し向けるのに有効である。これは、石炭ノズルの摩耗及び腐食を非常に減少せしめ、必要とされる保守点検を減少せしめる。
2つの曲りベーン151,153が、図9に部分的に示されている。これらの曲りベーンは、空気/燃料粒子をヘッドアセンブリ151を通して案内する働きをするが、しかし、また石炭ロープを粉砕する働きもする。これらの曲りベーンは、一般に、空気流れ中に乗せられている燃料粒子を入口ポート160の周囲部から出口ポート162に向けさせ、典型的にヘッドアセンブリ152の内面に沿って進む最大可能な曲率半径を典型的に有する石炭ロープの収集を減少せしめる。これらの曲りベーンは、流れの一部分をヘッドアセンブリ152の内面上ではなくて曲りベーン151,153の各々の下に向ける。
好適な実施形態において、曲りベーン151,153は固定されて、下方ケーシング180に関して動くことができない。この設計は、追加の強さを提供し、曲りベーン151,153の好ましくない動き又は調節を最少にする。これらの曲りベーンは、一層均等な石炭粒子流れの分散を生じせしめて石炭ロープを粉砕するような形状とされている。
図8及び図9を参照するに、また、燃料供給パイプ38への腐食及び損傷を最少にするために、燃料/空気流れを燃料供給パイプ38内を下向きに通過する(パスダウン)ように向けることができる。これは、腐食を曲りベーン151,153及びヘッドアセンブリ152の残り部分へ移す。
曲りベーン151,153及びヘッドアセンブリ152の内部は、耐摩耗性が高い、交換可能なライナー、例えばセラミックでもって又は部分的に金属及び部分的にセラミックでもって被覆される。これらの部品は、図10と関連してより詳細に述べられる。
燃料供給パイプ38は、風箱内にある燃料コンパートメント12内にある。したがって、燃料供給パイプ38を交換又は修繕するためには、風箱を解体し、それから燃料コンパートメントを解体し、それから燃料供給パイプ38を交換又は修繕しなければならない。これは、時間を消費し、コストが高くなる。
他方、ヘッドアセンブリ152は風箱の後部の外へ延びていて、容易にアクセスすることができる。更に、燃焼室は風箱の反対側にあり、ヘッドアセンブリ152の近くの温度は著しく低い。これは、保守点検のためにヘッドアセンブリを冷すために少ない時間を必要とするだけである。
本発明の一実施形態は、また、取外し可能なカバー170を有する。このカバーを取り外すことにより、保守点検しようとする部品へのアクセスを容易にすることができる。これは、保守点検することを一層容易にする。
2つの曲りベーン151,153が図9に示されているけれども、3つ又はそれ以上の曲りベーンを用いることができるものである。
図10は、図9の燃料ヘッドアセンブリの分解図であって、その内部構造を示す。取外し可能なカバー170が取り外しされると、他の部品は容易にアクセス可能及び交換可能であることを見ることができる。
交換可能な内部部品は、耐摩耗性の高いライナー、例えばカバーライナー175である。このカバーライナー175は、取外し可能なカバー170の内面を被覆する。交換可能な内部部品は、また、下方ケーシング180の内面を被覆しているケーシングライナー185である。曲りベーン151,153は、耐摩耗性の高い材料で作られ、また取外し可能及び交換可能である。
1つ又はそれ以上の点検ポート168を、点検ポートとして働くように下方ケーシング180及びケーシングライナー185を貫通してヘッドアセンブリに設けることができる。また、図3−図7と関連して詳述した特徴をこの実施形態においても用いることができる。例えば、石炭ロープ粉砕ベーン、制御装置及び支持体の特徴を加えることができる。
再組み立てのために、取外し可能なカバーの上方フランジ172と下方ケーシングの下方フランジ182とは、一緒にボルト締めされて、積極的なシールのためのガスケット(好適には、四フッ化エチレンで作られている)を狭持する。したがって、本発明は、石炭ロープを粉砕する装置であって、取外し可能な摩耗部品を有し、容易にアクセス可能でかつメンテナンスするためのコストが少ない装置を提供する。
図11は、燃料ヘッドアセンブリの他の実施形態の分解図であって、その内部構造を示す。
この実施形態において、耐摩耗性の取外し可能なケーシングライナー(図10の符号185)は、2つの部品、すなわち、上方ケーシングライナー187と下方ケーシングライナー189とから作られている。上方ケーシングライナー187は、第1の曲りベーンの上方部分151aと、第2の曲りベーンの上方部分153aとを包含する。これらの2つの曲りベーンの後縁156が示されている。
下方ケーシングライナー189は、第1の曲りベーンの下方部分151bと、第2の曲りベーンの下方部分153bとを包含する。これらの2つの曲りベーンの前縁155が示されている。
下方ケーシングライナー189が最初に下方ケーシング180内に挿入され、続いて上方ケーシングライナー187が下方ケーシング180内に挿入される。第1の曲りベーンの上方部分151aは、第1の曲りベーンの下方部分151bと接触して、単一の連続する曲りベーンとして働き、この単一の連続する曲りベーンは総括して符号151によって示される。
同様に、第2の曲りベーンの上方部分153aは、第2の曲りベーンの下方部分153bと接触して、単一の連続する曲りベーンとして働き、この単一の連続する曲りベーンは総括して符号153によって示される。
この方法で作られるケーシングライナーは、取り付けるのが非常に容易であり、また図10のケーシングライナー185と同じように機能する。
図12は、本発明によるヘッドアセンブリの側面図であって、曲りベーンの縦曲率を示す。
弧Aは、入口ポート160を出口ポート162に接続する内部空どうの中心線の曲率に追従する。これは、90度の弧にわたる。この弧Aは、その曲率半径rを示すために円Cを描くように延ばして示されている。
弧A1Lは、図12には示されていない、ヘッドアセンブリ内の第1の曲りベーン(図9−図11の符号151)にわたってトレースする。この弧A1Lは、曲率半径r1Lを有する円C1Lを描くように延ばして示されている。
このケースにおいて、曲りベーンの曲率はヘッドアセンブリ152の曲率と同軸である。これは、流れを複数の部分に有効に分割し、各流れ部分を曲り部のまわりに向けて、石炭ロープを粉砕すると共にヘッドアセンブリ152を通しての空気流れ及び空気流れ中に乗せられている固体燃料粒子の分散を均等にする。
代替的な実施形態において、図11に実線でまた図12に点線で示されている端板251,253を曲りベーンの後縁に取り付けることができる。これらの端板の典型的な長さは、12インチ(30.5cm)の直径の導管で約3インチ(7.6cm)の長さである。これらの端板は、空気流れを出口162で弧A1L,A2Lの方向から13度もの角度だけ下向きに向ける。これらの弧は90度の弧であるので、出口162での弧A1L,A2Lの方向は水平である。
図13は、本発明によるヘッドアセンブリの正面図であって、曲りベーンの横曲率を示す。
曲りベーン151,153は二次元に曲っているので、また、第2の寸法又は横寸法の曲率を明確にする。出口162の内面は、円Cである。この円Cは、rの半径を有する。
第1の曲りベーン151の曲率は、横方向の曲率半径r1Sを有する円C1Sを描くように延ばして示されている。同様に、第2の曲りベーン153の曲率は、横方向の曲率半径r2Sを有する円C2Sを描くように延ばして示されている。
1L=r1Sのとき、曲りベーン151は球面の一部分の形状を有する。同様に、r2L=r2Sのとき、曲りベーン153は球面の一部分の形状を有する。
より一層均等な空気流れがr2S<r1S<rを選択することから生じることがわかった。これは、外側表面との接触の量を最小にした。同様に、より一層均等な空気流れがr2L<r1L<rを選択することから生じることがわかった。これは、また、外側表面との接触の量を最小にした。
ベーンの最良の厚さは、背圧を最小にするために0.25インチ(0.6cm)の厚さと1インチ(2.5cm)の厚さとの間である。典型的な導管半径は、6インチ(15.2cm)から40インチ(101.6cm)の範囲である。
この設計は、流れを運ぶ数本の同心のパイプに近い。しかしながら、本発明はこのような同心パイプと比較して著しく小さい背圧を有する。
幾つかのテストが本発明について行なわれた。
図14は、先行技術によるヘッドアセンブリにおける微粉固体燃料粒子の濃度分布のシミュレーションを示す。
図15は、本発明によるヘッドアセンブリにおける微粉固体燃料粒子の濃度分布のシミュレーションを示す。
図14及び図15の両方は、ポンド毎立方フートで測定した、ノズル(図8の符号150)の出口での微粉燃料粒子の濃度を示す。フローシミュレーションプログラムFLUENTバージョン6.3が、図14及び図15を作成するために用いられた。
これらの図に見ることができるように、図14の先行技術によるノズルの右側壁における固体燃料粒子流れの濃度は高い。高濃度は先行技術によるヘッドアセンブリの内側の頂面に続くものと考える。旋回作用は、流れがヘッドアセンブリからノズル出口に進むにしたがって、この高濃度を右側壁に移動させることを生じせしめる。
本発明の固体燃料粒子の濃度のシミュレーションが、図15に示されている。濃度全体が、いっそう均等に分散されている。最も高い濃度は、2つの細長い領域の壁から離れている。これらの2つの細長い領域の各々は、曲りベーンに属する。2つの曲りベーンは、流れをノズルの壁から離れるように向け直すのに最適である。これは、ノズルの壁の摩耗及び腐食を最少にする。シミュレーションは、図15の本発明によれば、図14の先行技術の装置と比較して、ノズルのエロージョンが95%も減少されていることを示した。これは、また、部品の寿命が先行技術の部品よりも約20倍も長いことを示す。
濃度が一層均等に分散されるので、微粉固体燃料の清浄でかついっそう有効な燃焼を導く。
本明細書に記載されていなくても、本明細書に記載した特定の実施形態に関する特徴、代替又は変形は、また、本明細書に記載した他の実施形態と一緒に適用、使用又は結合することができることを理解すべきである。また、図面は一定の比率に縮小して描かれていない。
本発明は種々の変形及び代替をなすことができるものであるので、本発明は本明細書に開示した特定の実施形態に限定されるものではないことを理解すべきである。したがって、本発明の範囲には、特許請求の範囲に記載されている本発明の精神内にあるすべての変形、等価及び代替が含まれるものである。

Claims (7)

  1. 微粉炭ノズルのためのヘッドアセンブリ(152)であって、入口ポート(160)を有する下方ケーシング(180)を包含するヘッドアセンブリ(152)において、
    前記下方ケーシング(180)に取り付けられて内部空どう(183)及び出口ポート(162)を形成する、取外し可能なカバー(170)であって、前記内部空どう(183)が曲率半径(R)を有して前記入口ポート(160)を前記出口ポート(162)に流体連通せしめる管状の曲り流路である、取外し可能なカバー(170)と、
    前記内部空どう(183)内に設けられて少なくともひとつの曲りベーン(151,153)を有する耐摩耗性の取外し可能なケーシングライナー(185)であって、前記曲りベーン(151,153)が、前記入口ポート(160)の近くの前縁(155)から前記出口ポート(162)の近くの後縁(156)にまで進む縦曲率半径(r1L,r2L)と、空気及び微粉炭粒子の流れを前記入口ポート(160)から前記出口ポート(162)に向かって前記内部空どう(183)のまわりの表面から離れるように向ける横曲率半径(r1S,r2S)とをもつ曲面を有している、取外し可能なケーシングライナー(185)と、
    を包含することを特徴とするヘッドアセンブリ。
  2. 請求項1記載のヘッドアセンブリ(152)において、更に、前記取外し可能なカバー(170)を摩耗から防止するために、前記取外し可能なカバー(170)内に設けられている耐摩耗性の交換可能なカバーライナー(175)を包含することを特徴とするヘッドアセンブリ。
  3. 請求項1記載のヘッドアセンブリ(152)において、前記曲りベーン(151,153)の縦曲率(r1L)が前記内部空どう(183)の縦曲率半径(r)とほぼ等しい曲率半径を有することを特徴とするヘッドアセンブリ。
  4. 請求項1記載のヘッドアセンブリ(152)において、前記取外し可能なケーシングライナー(185)が、互いに分離して挿入することができる耐摩耗性の交換可能な上方ケーシングライナー(187)と耐摩耗性の交換可能な下方ケーシングライナー(189)とから成っていることを特徴とするヘッドアセンブリ。
  5. 請求項記載のヘッドアセンブリ(152)において、前記曲りベーン(151,153)が、前記上方ケーシングライナー(187)に設けられている、少なくともひとつの曲りベーンの上方部分(151a,153a)と、前記下方ケーシングライナー(189)に設けられ、前記曲りベーンの上方部分(151a,153a)と接触して連続する曲げベーンとして機能する、少なくともひとつの曲りベーンの下方部分(151b,153b)とから成っていることを特徴とするヘッドアセンブリ。
  6. 請求項1又は4記載のヘッドアセンブリ(152)において、前記曲りベーン(151,153)が前記ケーシングライナー(185,187,189)に関して固定されて、追加の強さを与えると共にこれらの曲りベーン(151,153)の好ましくない動きを最少にすることを特徴とするヘッドアセンブリ。
  7. 請求項1記載のヘッドアセンブリ(152)において、更に、前記内部空どう(183)内へ貫通してその内面を点検できるようにしたポート(168)を包含することを特徴とするヘッドアセンブリ。
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