JP5474928B2 - 複数のデコーダを使用する効率的なパラレル・サブパケット・デコーディング - Google Patents

複数のデコーダを使用する効率的なパラレル・サブパケット・デコーディング Download PDF

Info

Publication number
JP5474928B2
JP5474928B2 JP2011503015A JP2011503015A JP5474928B2 JP 5474928 B2 JP5474928 B2 JP 5474928B2 JP 2011503015 A JP2011503015 A JP 2011503015A JP 2011503015 A JP2011503015 A JP 2011503015A JP 5474928 B2 JP5474928 B2 JP 5474928B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
decoder
subpacket
subpackets
decoders
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011503015A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011517210A (ja
Inventor
ザノテッリ、ジョセフ・ブイ.
ナス、ムリナル・エム
チャウドゥリ、アルナバ
ゴーシュ、カウシク
チャッラ、ラグー・エヌ.
ジン、ウェイホン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2011517210A publication Critical patent/JP2011517210A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5474928B2 publication Critical patent/JP5474928B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0045Arrangements at the receiver end
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/29Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes combining two or more codes or code structures, e.g. product codes, generalised product codes, concatenated codes, inner and outer codes
    • H03M13/2957Turbo codes and decoding
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/37Decoding methods or techniques, not specific to the particular type of coding provided for in groups H03M13/03 - H03M13/35
    • H03M13/39Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes
    • H03M13/41Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes using the Viterbi algorithm or Viterbi processors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/65Purpose and implementation aspects
    • H03M13/6508Flexibility, adaptability, parametrability and configurability of the implementation
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/65Purpose and implementation aspects
    • H03M13/6561Parallelized implementations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0045Arrangements at the receiver end
    • H04L1/0052Realisations of complexity reduction techniques, e.g. pipelining or use of look-up tables

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

(関連出願の相互参照)
この出願は、2008年4月1日付け提出された米国仮出願第61/041,558号の35 U.S.C. §119の下の優先権を主張する。上記仮出願は、参照によって本明細書に組み込まれる。
(技術分野)
本開示は、無線通信システムにおけるデコーディングに関係する。
図1(従来技術)は、パケットを通信する従来の無線通信システムの一つのタイプの図である。複数のデータ・パケット 1は、第1の無線通信デバイス2から第2の無線通信デバイス3へ通信されることができる。通信デバイス3は、アンテナ4、RFトランシーバ集積回路5及びデジタル・ベースバンド集積回路6を含む。デジタル・ベースバンド集積回路6は、アナログ・デジタル変換器(ADC)7、受信経路8、デジタル・アナログ変換器(DAC)9、送信経路10、インターラプト・コントローラ・メカニズム11及びプロセッサ12を含む複数の部分を含む。到着(incoming)パケット1は、アンテナ4上で受信され、RFトランシーバ5及びADC7を通過して、受信経路8に入る。受信経路8内で、高速フーリエ変換(FFT)処理ブロック13、復調器ブロック14及びデコーダ・ブロック15を含む複数の処理ブロックを通過する。パケットは、しばしば、完全なパケットとして伝えられるのではなく、むしろ、パケットのペイロードが、複数の部分に分けられる。各々の部分は、“サブパケット”と呼ばれることがある。各々のサブパケットは、そのサブパケットのデータ・ペイロードが正しく受信されたかどうかを判定するために使用可能なそれ自身の巡回冗長検査(CRC)値をもつことがある。すべてのサブパケットのデータ・ペイロードは、順番に組み立てられることがあり(assembled)、該組み立てられたペイロードは、他のCRC値を用いてチェックされることがある。図1の例において、CRC値のチェックは、デコーダ・ブロック15で起こる。
図2(従来技術)は、図1のデコーダ・ブロック15において、そのようなサブパケットSP1−SP5のセットを処理するタイムラインを示す。図示されるように、各々のサブパケットは、それ自身のCRC値を持つ。CRC値を用いてデコーダ・ブロック15において判定されるものとして、すべてのサブパケットが正しく(properly)受信されるならば、また、全部のパケット・データ・ペイロードがデコーダ・ブロック15により正しく受信されたと判定されるならば、デコーダ・ブロック15は、プロセッサ12をインターラプトする。そのようなインターラプトは、例えば、信号線(signal conductor)16を介してインターラプト・コントローラ11に伝えられ、次に、それが従来の方法でプロセッサ12をインターラプトすることがある。一旦、インターラプトされると、プロセッサ12は、必要に応じて、受信データ・パケットを処理する(handles)。プロセッサをインターラプトすると、該プロセッサの他のタスクの実行を減速させることになるので、プロセッサを頻繁にインターラプトすることは、一般に、望ましくない。従って、図2は、サブパケットSP1−SP5のシーケンスが受信された場合であっても、一つのインターラプトだけが生成されていることを示す。インターラプトは、垂直の矢印17で表される。時がたつにつれ、無線通信システムにおいて、より高いデータ・スループット・レートが要求された。そのようなより高いデータ・スループット・レートをサポートすることは、無線通信デバイス(例えば、デバイス2及び3のような)の回路の様々な部分の処理能力に負担をかけた。解決策が望まれる。
受信機の中の(例えば、無線通信デバイスの受信機の中の)設定可能な(configurable)デコーダ・ブロックは、複数のデコーダを含む。該複数のデコーダは、例えば、複数のターボ・デコーダ(turbo decoders)であっても良い。一つのコンフィギュレーション・モードにおいて、複数のデコーダは、最初のパケットの異なる複数のサブパケットをデコードするために使用される。複数のデコーダのうちで該最初のパケットの最後のサブパケットに割り当てられたものが、該最後のサブパケットのデコードを完了するとき、そのデコーダは、パケット完了インジケーション(packet done indication)を生成するが、停止(halting)せずにそれに続くパケットの他の複数のサブパケットのデコードを継続する。複数のデコーダは、このように、いずれのデコーダも停止されることなく、最初のパケットの異なるサブパケットのデコードを協調して行う。制御回路は、第1のパケットに対して働いているそれぞれのデコーダからパケット完了インジケーションを受信する。そして、すべてのデコーダがパケット完了インジケーションを生成した後でのみ、該制御回路は、アクションを開始する。一つの例において、上記アクションは、プロセッサに供給されるインターラプト信号をアサートすることである。プロセッサは、制御回路からステータス情報(例えば、第1のパケットの各々のサブパケットに対する巡回冗長検査(CRC)パス/フェイル情報(pass/fail information))をリード(reading)することによって、対応(responds)する。他の状態をプロセッサにアラートするための他のインターラプト信号を制御回路が生成することができるように、該リーディングは、そのアンアサートされたステータス(unasserted state)に対するインターラプト信号をリセットする。
デコーダ・ブロックの中で、個々のデコーダは、タスク・インストラクションの各種のフィールド中のソース情報を用いて、LLRバッファにおける特定のソース位置に格納される情報のサブパケットをデコードするように構成されることができる。タスク・インストラクションはまた、デコード・オペレーションの結果がライト(written)されるべきデコード出力バッファにおけるデスティネーション位置を指定する。タスク・インストラクションはまた、関連するサブパケットがパケットの最後のサブパケット(指定されたデコーダによりデコードされるべき特定のパケットの複数のサブパケットのうちの最後のもの)であるか否かについて示すエンドオブパケット(end-of-packet)(EOP)マーカーを含んでも良い。タスク・インストラクションはまた、関連するサブパケットがグループの最後のサブパケット(指定されたデコーダによりデコードされるべき複数のパケットからなるグループの複数のサブパケットのうちの最後のもの)であるか否かについて示すエンドオブグループ(end-of-group)(EOG)マーカーを含んでも良い。一般的に、対応するサブパケットのシーケンスが、タスク・インストラクションにより指定されるデコーダによりデコードされるように、デコーダは、そのようなタスク・インストラクションのシーケンスを実行する。デコーダは、パケット完了インジケーション及び/又はグループ完了インジケーション(group done indications)を制御回路に供給するために、EOPマーカー及び/又はEOGマーカーを使用する。次に、制御回路は、インターラプト信号を生成し、デコーダ・ブロックのコンフィギュレーション・モードにより判定される他のアクションをとるために、EOPインジケーション及び/又はEOGインジケーションを使用する。デコーダ・ブロックは、タスク・インストラクションの使用を通して、プロセッサによって、デコーダ・ブロックがシングル・デコーダを利用して又は複数のデコーダを利用して一つのパケットの複数のサブパケットを処理するように、設定可能である。一つの例において、デコーダは、各々のサブパケットのデコードの終わりにおいてインターラプト信号を生成するように、及び/又は、特定のパケットのデコードの終わりにおいてインターラプト信号を生成するように、及び/又は、パケットの全体のグループのデコードの終わりにおいてインターラプト信号を生成するように、設定可能である。
前述は概要であり、それゆえ、必然的に、詳細の簡略化、一般化及び省略を含む;従って、概要は単に実例であり、どのような形であれ制限することを意味しないことを当業者は理解するであろう。もっぱらクレームにより定義されるような、本明細書で説明されるデバイス及び/又はプロセスの他の態様、発明の特徴及び利点は、本明細書で説明される非限定的な詳細な説明で明らかになるであろう。
図1(従来技術)は、無線通信デバイスの受信機において実行されるデコーディング・オペレーションを示す簡略化されたブロック図である。 図2(従来技術)は、図1の受信機によりデコードされるサブパケットのシーケンスを示す図である。 図3は、一つの新規な態様に従うモバイル通信デバイスの非常に簡略化されたハイレベル・ブロック図である。 図4は、図3のモバイル通信デバイスのRFトランシーバ集積回路102のより詳細なブロック図である。 図5は、図3のモバイル通信デバイスのデジタル・ベースバンド集積回路103のより詳細な図である。 図6は、図5のデマップ/デインターリーブ/デコード(DDE)無線通信システム・モデム・サブサーキット(WCSMSC)125のより詳細な図である。 図7は、図6のDDE WCSMSC 125のデコーダ・ブロック202のより詳細な図である。 図8は、DDE実行タスク・インストラクションの図である。 図9は、図8のDDE実行タスク・インストラクションのフィールドが図6のLLRバッファ129中のサブパケットの位置をどのようにして識別するかを示す図である。 図10は、パケットのグループを示す図である(グループの各々のパケットは、複数のサブパケットを含む)。 図11は、第1のデコーダ(デコーダ#1)がグループのその割り当てられたサブパケットをデコードし終わる前に、第2のデコーダ(デコーダ#2)が図10のグループのその割り当てられたサブパケットをデコードし終わる第1のシナリオを説明する図である。 図12は、第2のデコーダ(デコーダ#2)がグループのその割り当てられたサブパケットをデコードし終わる前に、第1のデコーダ(デコーダ#1)が図10のグループのその割り当てられたサブパケットをデコードし終わる第2のシナリオを説明する図である。 図13は、二つの協力しているデコーダのいずれも停止させることなく、第1のパケットの終わりに二つのEOPインターラプトを生成することなく、且つ、グループの終わりに二つのEOGインターラプトを生成することなく、図5の処理回路115に対するエンドオブパケット(end-of-packet)インターラプト信号を生成するためのタスク・インストラクションにおいて、新しいEOPマーカー及びEOGマーカーがどのようにして使用されるかを説明する図である。エンドオブグループで、単一のEOGインターラプトが生成されるが、グループのその割り当てられたサブパケットを処理し終わる第1のデコーダは停止する。 図14は、第1のデコーダ(デコーダ#1)が最初に終了する上記第2のシナリオにおいて、要求されたEOPインターラプト及びEOGインターラプトを生成するために、新しいEOPマーカー及びEOGマーカー並びにタスク・インストラクションが使用される方法を説明する図である。 図15は、一つの新規な態様に従う方法の単純化されたフローチャートである。
詳細な説明
図3は、無線通信デバイス100の例の簡略化されたハイレベル・ブロック図である。無線通信デバイス100は、図示されない他の部分に混じって、アンテナ101、無線周波数(RF)集積回路102とデジタル・ベースバンド集積回路103を含む。
図4は、図3のアンテナ101及びRFトランシーバ集積回路102のより詳細なブロック図である。RFトランシーバ集積回路102は、受信チェーン104及び送信チェーン105を含む。到着トランスミッション106は、アンテナ101上で受信され、デュプレクサ107及びマッチング・ネットワーク108を通して、受信チェーン104に渡される。受信信号は、受信チェーン104において周波数をダウンコンバートされた後に、更なる処理のために、デジタル・ベースバンド集積回路103中のアナログ−デジタル変換器(ADC)109に渡る。無線通信デバイス100がトランスミッションをもたらす場合には、デジタル情報は、デジタル・ベースバンド集積回路103中のDAコンバータ(DAC)110によりアナログ・フォームに変換される。その結果として生じるアナログ信号は、それから、RFトランシーバ集積回路102の送信チェーン105により周波数をアップコンバートされ、そして、その結果として生じるRF信号は、パワーアンプPA・111により増幅される。増幅された信号は、デュプレクサ107を通して、送出(outgoing)トランスミッション112としてトランスミッションのためにアンテナ101に渡る。
図5は、図3のデジタル・ベースバンド集積回路103のより詳細なブロック図である。デジタル・ベースバンド集積回路103は、図示されない他の部分に混じって、ADC109、受信チャネル113、送信チャネル114、DAC110、処理回路115、ある量のメモリ116、ある量の高速メモリ117、データ・ムーバ・エンジン118、第1のバス119、第2のバス120、及び、ウォール・クロック・タイマー121を含む。受信チャネル113は、無線通信システム・モデム・サブサーキット群(WCSMSC群)とここで呼ばれる1セットの処理ブロック122−125を順番に含む。WCSMSC群は、到着データのストリームを処理するために、チェーンで構成される。これらWCSMSC群は、フロントエンドWCSMSC 122、高速フーリエ変換(FFT)WCSMSC 123、復調WCSMSC 124、及び、デマップ/デインターリーブ/デコード(DDE)WCSMSC 125を含む。更に詳細に下で説明されるように、DDE WCSMSC 125は、順番に、デマッパー部、LLRバッファ129、及び、デコーダ・ブロックを含む。受信チャネル113の各種のWCSMSC群を通過するデータ・フローは、バッファ群126−130によりバッファされる。受信チャネル・データの一般的な経路は、図5における左から右へ、回路109,122,126,123,127,124,128,125,130を経て第2のバス120までである。同様に、送信チャネル114は、対応する1セットのWCSMSC群131−134及びバッファ群135−138を含む。送信チャネル・データの一般的な経路は、図5における右から左へ、第2のバス120から、135,131,136,132,137,133,138,134及び110までである。
処理回路115は、複数のプロセッサを含んでも良い。処理回路115は、メモリ116に格納されるプロセッサ実行可能なインストラクションのプログラム139を実行する。高速メモリ117、第1のバス119及び処理回路115は、合わせて、密結合メモリ(TCM)システムを形成する。処理回路115は、第1のバス119を介して、高速メモリ117からの読み出すをすることができ、及び、高速メモリ117への書き込みをすることができる。
この例において、処理回路115は、いわゆる“タスク・リスト”を使用して、受信チャネル及び送信チャネルの各種のサブサーキット群122−125及び131−134を制御する。タスク・リストは、1又は複数のタスク・インストラクションを含む。説明図において、メモリ117に格納された4つのタスク・リストTL1,TL2,TL3及びTL4が示される。タスク・リストTL1は、送信チャネル114のためのタスク・インストラクションを含む。タスク・リストTL2は、FFT WCSMSC 123のためのタスク・インストラクションを含む。タスク・リストTL3は、DEMOD WCSMSC 124のためのタスク・インストラクションを含む。タスク・リストTL4は、DDE WCSMSC 125のためのタスク・インストラクションを含む。各々のタスク・リストは、関連するサブサーキットによる実行のためのタスク・インストラクションのシーケンスを含む。サブサーキットは、そのサーキットのデータ処理オペレーションを実行するためのある量の専用の機能回路に加えて、第2のバス120に接続されるタスク・マネージャ回路を含む。タスク・マネージャは、その関連するタスク・リストからタスク・インストラクションを読み出し、該タスク・インストラクションのオペレーションコード及び各種のフィールドを解釈し、その後、該タスク・インストラクションにより示されるオペレーションを実行するために、専用の機能回路の関連するハードウェアを制御する。特定のサブサーキットのための適当なタスク・インストラクションをタスク・リストに入れることによって、処理回路115は、特定のサブサーキットの専用の機能回路に、該処理回路により特定される特定のオペレーションを実行させることができる。処理回路115は、第1のバス119を介して、要求通り、これらタスク・リストにタスク・インストラクションを書き込み、これらタスク・リストを修正し、タスク・リストを削除し、さもなければ、タスク・リストを維持することができる。各々のタスク・リストは、循環バッファで、メモリ117中に維持される。図3中のDDE WCSMSC 125のタスク・マネージャは、参照番号140により識別される。タスク・マネージャ140により制御される関連する専用の機能回路は、デマッパー・ブロック及びデコーダ・ブロックを含む。
図6は、図4のDDE WCSMSC 125のより詳細なブロック図である。DDE WCSMSC 125のデマッパー・ブロックは、実際に、二つのデマップ回路200及び201を含む。DDE WCSMSC 125のデコーダ・ブロック202は、二つのビタビ・デコーダ203及び204、二つのターボ・デコーダ205及び206、設定可能な(configurable)フロー制御回路207及びメモリ・インタフェース回路208を含む。デマップ・ブロック及びデコーダ・ブロックに加えて、DDE WCSMSC 125は、プッシュ・エンジン209、第2のバス120とのインターフェースのためのバスインタフェース210、1セットのコンフィギュレーションとステータスとポインタのレジスタ211、及び、メモリ・インタフェース212を含む。図5のタスク・マネージャ140は、タスク・マネージャ・ブロック213及び214並びにレジスタ211に区分される。タスク・マネージャ機能性が全体として、タスク・インストラクションを受信する。これらのタスク・インストラクションの幾つかは、デマップ回路200を制御するためのフィールドを含み、それらのフィールドが解釈されて、タスク・マネージャ部213により使用される、一方、他のフィールドは、デマップ回路201を制御するためにあり、それらのフィールドが解釈されて、タスク・マネージャ部214により使用される。図5の処理回路115は、一般に、DDE WCSMSC 125のためのタスク・リストTL4の上へタスク・インストラクションをライトし、そして、ブロック211に格納されるWR_PTRポインタ値を更新するために、第2のバス120及びAHBバスインタフェース210を通して、レジスタ・ブロック211へのシングル・ライトを実行する。タスク・マネージャ部213及び214は、ブロック211のレジスタ中のWR_PTRポインタ値が、現在、最後のタスク・インストラクションが実行された後のメモリ117(図5を参照)中のTL4循環バッファにおける位置を指すことを検出する。タスク・マネージャ部は、したがって、第2のバス120を通してTL4の次のタスク・インストラクションをリードし、そして、該タスク・インストラクションを解釈し実行する。DDE WCSMSC 125のタスク・マネージャ部は、レジスタ・ブロック211中の他のレジスタにおいて、EXEC_PTRポインタを維持する。EXEC_PTRポインタの値は、実行されたタスク・リストTL4における最後のタスク・インストラクションを示す。
図6のデマップ部200は、制御パケットのために使用される比較的低いスループットのデマップ回路であるが、デマップ部201は、データ・パケットのために使用される較的高いスループットのデマップ回路である。デマップ部200は、以下の機能ブロックを含む:アンペイント・ブロック(unpaint block)215、対数尤度比(Log-Likelihood Ratio)(LLR)生成器ブロック216、デスクランブル・ブロック217及びデインターリーバ・ブロック218。デマップ部200は、LLRバッファとの間で2つのパラレル・リード/ライト・チャネルを提供する導線(conductor)219を介して、LLRバッファ129に対してインターフェースする。より高いスループットのデマップ部201は、以下の機能的なブロックを含む:アンペイント・ブロック220、LLR生成器ブロック221、デスクランブル・ブロック222及びデインターリーバ・ブロック223。デマップ部201は、LLRバッファ129との間で6つのパラレル・リード/ライト・チャネルを提供する導線244を介して、LLRバッファ129に対してインターフェースする。LLRバッファ129は、デマップ201からの6つのLLR値及びデマップ200からの2つのLLR値を同時に受信することができるマルチバンク・メモリである。デコーダ・ブロック202は、導線233を介してデインターリーブされた順序でLLRバッファ129からLLR値をリードし、タスク・インストラクションにより指定されるように、デコードを実行し、そして、結果として生じるデコード・データを、導線234を介して出力バッファ130にライトする。
一旦、デマップ/デインターリーブ/デコード・オペレーションが開始されると、処理は、常に、各々の連続するステップを通して、アンペイント・ステップから、LLR生成へ、デスクランブルへ、デインターリーブへ、デコードへ、進む。したがって、処理のデマップ、デインターリーブ及びデコードの態様を制御するために、これらのステップの各々のための独立したタスク・インストラクションは必要でない。むしろ、単一のタスク・インストラクションが、これらのステップを通して、処理の全体のシーケンスを制御するために使用される。一旦、デマップ・ブロック200又は201がサブパケットに対する処理のその部分を完了するならば、該サブパケットは、デマップ・ブロックにより、該サブパケットに関連するステータス情報とともにデコーダ・ブロックにフォワードされる。デコーダ・ブロック202は、それから、できるだけ早く受信されたサブパケットを処理する。デマップ・ブロック200及び201のうちの一つは、最初にLLR値のサブパケットをLLRバッファ129の部分にライトし、そして、LLRバッファ129中のサブパケットの位置及びデコーダ・ブロック202がデコードの結果をデコード出力バッファ130中にライトするべき場所を、導線225又は226を介してデコーダ・ブロック202に知らせることによって、サブパケットをデコーダ・ブロック202にフォワードする。フォワーディングはまた、デマップ・ブロックが、導線225又は226を介して、サブパケットに関連するステータス情報を、直接、デコーダ・ブロック202にフォワードすることを含む。
図7は、図6のデコーダ・ブロック202の一部のより詳細なブロック図である。図6のビタビ・デコーダ203及び204は、図7では描かれていない。図6のメモリ・インタフェース回路208の機能性は、図7中で、メモリ・インタフェース回路208A,208B及び208Cにおいて、更に詳細に示される。データ・トラフィック・サブパケットの処理のデコード・スループット・レートを増加させるために、二つのターボ・デコーダ205及び206が提供され、そして、これらの二つのデコーダは、サブパケットに対して並列にオペレートするように制御される。一つのパケットを作る1又は複数のサブパケットのストリームが存在する。ブロードキャスト・パケットは、例えば、単一のサブパケットを含む。DCHパケットは、例えば、多くのサブパケットを含むことができる。パケットのグループを作る1又は複数のパケットのストリームがまた存在する。一つのグループは、ブロードキャスト・パケット及びデータ・パケットの両方を含むパケットを含むことができる。時々、“グループ”という用語よりもむしろ“フレーム”という用語が、複数のパケットを指し示すのに用いられるが、この文書においては用語“グループ”が使用される。ここで“サブパケット”と呼ばれるものは、時々、他では“パケット”という用語を使用して指し示される。
DDE実行タスク・インストラクションの発行を通した処理回路115の制御の下で、サブパケットの個々の一つは、デコーダ205及び206のうちの選択された一つによって処理される。したがって、該パケット及び該グループの複数のサブパケットの全体のストリームがデコードされることをもたらす、DDE実行タスク・インストラクションのシーケンスが存在する。パケットの一部のサブパケットは、一つのデコーダによって処理されることができ、一方、パケットのサブパケットの他のものは、他のデコーダによって処理されることができる。あるいは、パケットのすべてのサブパケットは、一つのデコーダによってデコードされることができる。一つのパケットをデコードするためのシングル・デコーダの使用又は一つのパケットをデコードするための二つのデコーダの使用は、パケットのグループ内で、パケットによって(from packet to packet)変更されることができる。
設定可能なフロー制御ロジック207は、DDE WCSMSC 125によりデコードされているパケットのグループの各々のサブパケットについて、CRC(巡回冗長検査)パス/フェイル情報を格納するための一つのシーケンシャル・ストレージ・ビットを含む。図7の示された例においては、一つのグループは、多くて2個のパケットを含むことができ、一つのパケットは、多くて32個のサブパケットを含むことができる。したがって、64個のCRCストレージ・ビット227が存在する。サブパケットをデコードするデコーダ205及び206のうちの一つが、CRCフェイルがあったと判定するならば、ビット227のうちの対応する一つが、論理状態“0”をもつようにリセットされるが、判定が、CRCパスがあったことであるならば、対応するビットは、論理状態“1”をもつようにセットされる。
そのうえ、設定可能なフロー制御ロジック207は、コンフィギュレーション情報を格納するための4ビット228を含む:DEC_INT_ENABLE1ビット、DEC_INT_ENABLE2ビット、DEC_RESOURCE_USE1ビット及びDEC_RESOURCE_USE2ビット。DEC_RESOURCE_USE1/2ビットが、2ビットの値“00”をもつようにセットされているならば、デコーダ・ブロック202は、シングル・デコーダ・モードでオペレートするようにセットされる。二つのデコーダのうちの唯一つが、パケットの複数のサブパケットを処理する。DEC_RESOURCE_USE1/2ビットが、2ビットの値“01”をもつようにセットされているならば、デコーダ・ブロック202は、処理されている複数のサブパケットからなるグループのうちの複数のサブパケットが二つのデコーダ205及び206の組み合せによって処理されるデュアル・デコーダ・グループ・モードでオペレートするようにセットされる。DEC_RESOURCE_USE1/2ビットが2ビットの値“10”をもつようにセットされているならば、デコーダ・ブロック202は、処理されている一つのパケットのうちの複数のサブパケットが二つのデコーダ205及び206の組み合せによって処理されるデュアル・デコーダ・パケット・モードでオペレートするようにセットされる。これらのビットがセットされ使用される方法は、下で更に詳細に説明される。DEC_INT_ENABLE1/2ビットが、2ビットの値“00”をもつようにセットされているならば、インターラプト生成器229は、導線231上にインターラプト信号をアサートしないように、第1のインターラプト生成モードで設定される。信号線231は、インターラプト・コントローラ(図示せず)まで延びる。次に、インターラプト・コントローラは、図5の処理回路115にインターラプト信号をアサートする。DEC_INT_ENABLE1/2ビットが2ビットの値“01”をもつようにセットされているならば、インターラプト生成器229は、現在のサブパケットのデコードに応じて直ちにインターラプトがアサートされる即時(IMMEDIATE)インターラプト生成モードに設定される。DEC_INT_ENABLE1/2ビットが、2ビットの値“10”をもつようにセットされているならば、インターラプト生成器229は、処理されている現在のパケットのデコードの完了に応じてインターラプトがアサートされるパケット(PACKET)インターラプト生成モードに設定される。DEC_INT_ENABLE1/2ビットが、2ビットの値“11”をもつようにセットされているならば、インターラプト生成器229は、処理されている現在のグループのデコードの完了に応じてインターラプトがアサートされるグループ(GROUP)インターラプト生成モードに設定される。
そのうえ、設定可能なフロー制御ロジック207は、情報の6つの“完了(done)”ビット230を含む:デコーダ#1がその割り当てられたパケット#1の複数のサブパケットのすべてのデコードを完了したことを示すインジケーションを格納するビット、デコーダ#2がその割り当てられたパケット#1の複数のサブパケットのすべてのデコードを完了したことを示すインジケーションを格納するビット、デコーダ#1がその割り当てられたパケット#2の複数のサブパケットのすべてのデコードを完了したことを示すインジケーションを格納するビット、デコーダ#2がその割り当てられたパケット#2の複数のサブパケットのすべてのデコードを完了したことを示すインジケーションを格納するビット、デコーダ#1がその割り当てられたグループの複数のサブパケットのすべてのデコードを完了したことを示すインジケーションを格納するビット、及び、デコーダ#2がその割り当てられたグループの複数のサブパケットのすべてのデコードを完了したことを示すインジケーションを格納するビット。これらのビットがセットされ使用される方法は、下で更に詳細に説明される。
図8は、DDE WCSMSC 125に個々のサブパケットを処理させるDDE実行タスク・インストラクションの簡略化された図である。タスク・インストラクションの最初の64ビットは、演算コード(opcode)OPを含む共通ヘッダである。タスク・インストラクションをリードするタスク・マネージャは、タスク・インストラクションがどの種類のタスク・インストラクションかを判定するための演算コードを、解釈する。共通ヘッダはまた、タスク・インストラクションにおけるワードの数を示す長さフィールドを含む。タスク・インストラクションをメモリ117からリードするタスク・マネージャは、リードするワードの数を判定するために、この長さフィールドを使用する。DDE実行タスク・インストラクションの他のフィールドの幾つかは、特に、デコーダ・ブロック202に関係する。これらのフィールドは、LLRバッファの8つのセグメントのうちのいずれが、デコードされるLLR値を保持するかについて示す、3ビットのDEC_LLR_SEGフィールドを含む。図9は、LLRバッファの8つのセグメントを説明する。デコーダ・ブロックに関係するDDE実行タスク・インストラクションのフィールドはまた、示されたセグメントの始まりから、サブパケット・データが始まる位置までのオフセットを指示する11ビットのDEC_LLR_SEG_OFFSETフィールドを含む。図9は、このオフセットを示す。DDE実行タスク・インストラクションはまた、LLRバッファ中に格納されたサブパケットの長さを示す16ビットのDEC_SUBPKT_SIZEフィールドを含む。図9は、このサイズを示す。DEC_LLR_SEGフィールド、DEC_LLR_SEG_OFFSETフィールド及びDEC_SUBPKT_SIZEフィールドは、合わせて、デコーダ・ブロック202により処理されるべきソース・サブパケット・データを識別する。DDE実行タスク・インストラクションはまた、デコード・オペレーションの結果をどの場所の上に格納するかの情報を含む。16ビットのDEC_OB_DEST_ADDRフィールドは、デコード出力がライトされるべきデコード出力バッファ130中の開始アドレスを指示する。そのうえ、DDE実行タスク・インストラクションは、そのストリームの他のサブパケットから処理されるべきサブパケッ
トを識別する番号(サブパケット・インデックス)を示す6ビットのDEC_SUBPKT_INDEXフィールド含む。前述の通り、処理されているパケット・グループ中に2つのパケットが存在しても良く、それで、DDE実行タスク・インストラクションは、サブパケットが属するパケットが、グループの第1のパケットであるか又は第2のパケットであるかを識別する、1ビットのDEC_PKT_NUMBERフィールドを含む。DDE実行タスク・インストラクションはまた、識別されたサブパケットを処理する際にデコーダ・ブロックがもつべきコンフィギュレーションを指定する他のビット・フィールド(上で示されるように(DEC_RESOURCE_USE及びDEC_INT_ENABLE))を含む。現在のパケットについて、特定のデコーダによって処理されるべきサブパケットが、デコーダに割り当てられるべき最後のサブパケットであるならば、関連するサブパケットをマークするために、1ビットのEOPフィールド(エンドオブパケット)がセットされる。現在のグループについて、特定のデコーダによって処理されるサブパケットが、デコーダに割り当てられるべき最後のサブパケットであるならば、関連するサブパケットをマークするために、1ビットのEOGフィールド(エンドオブグループ)がセットされる。3ビットのDEC_SELフィールド中の値は、二つのデコーダのうちのいずれがサブパケットを処理するべきか、又は、二つのデコーダのいずれもサブパケットを処理してはならないかを、判定する。処理回路115は、複数のデコーダのうちのいずれがサブパケットに対してデコードを実行するべきか又はテストモードにおいて該複数のデコーダのいずれも使用されてはならないかを指定するために、このフィールドにおいてその値をセットすることができる。
DEC_GEN_TX_ACKフィールドは、DDE WCSMSC 125が、送信チャネル114(図5を参照)へのポイント・ツー・ポイントの導線237上へ、ハードウェア・イベント・トリガー信号をアサートするべきかどうかを示す。処理回路115は、送信チャネルに提供されるタスク・インストラクションを介して、送信チャネル114におけるトランスミッションをセットアップする。ここで、該トランスミッションは、デコーダ・ブロック202による処理の結果に応じて、承認(acknowledgement)(ACK)トランスミッションであるか、あるいは、否定的な承認(negative acknowledgement)(NACK)トランスミッションであろう。このトリガー信号がデコーディング・オペレーションの結果をチャネル114(図5を参照)に供給し、それによってトランスミッションがACKであるか又はNACKであるかを判定するように、処理回路115はまた、フロー制御ロジック207に、導線237上へ、ハードウェア・イベント・トリガー信号をアサートさせる。この方法におけるハードウェア・イベント・トリガー信号の使用は、送信デバイスにACK/NACKを返す際におけるレイテンシーを低減する。
図10は、下で説明されるオペレーション例においてDDE WCSMSC 125により処理されるサブパケットのグループ300のダイアグラムである。グループ300は、2つのパケットを含む:パケット#1及びパケット#2。図中の個々のサブパケットは、第1の数字、そしてコロンが続き、そして第2の数字が続く形の表記法によって識別される。第2の数字は、パケット番号を示す。第1の数字は、そのパケット中でのサブパケットの番号を示す。図示されるように、各々のサブパケットは、CRC値を含む。
図11は、デコーダ205及び206により図10のサブパケットをデコードする第1のシナリオを説明する図である。各々のサブパケットは、関連するタスク・インストラクションによって、二つのデコーダのうちで選択された一つによりデコードされるように割り当てられる。第1のパケットのサブパケット1:1及び2:1が、デコーダ#1(デコーダ205)によりデコードされることになっており、一方、サブパケット3:1、4:1及び5:1がデコーダ#2によりデコードされることになっている。デコーダ#1が第1のパケットについてそれに割り当てられたすべてのサブパケットをデコードした後に、それは第2のパケットのサブパケット6:2、7:2及び8:2をデコードすることになっている。デコーダ#2が第1のパケットについてそれに割り当てられたすべてのサブパケットをデコードした後に、それは第2のパケットのサブパケット9:2と及び0:2をデコードすることになっている。図11のダイアグラムにおいて、時間は左から右に広がる。図11のダイアグラム中の各々のサブパケットの処理の継続時間(duration)は、サブパケットを表しているブロックの長さによって示される。様々なサブパケットをデコードする際に消費される時間のために、デコーダ#1が第2のパケットのサブパケットをデコードし終わる前に、デコーダ#2は、矢印301により示される時点で第2のパケットのサブパケットをデコードし終わる。
図12は、デコーダ205及び206により図10のサブパケットをデコードする第2のシナリオを説明する図である。図12のシナリオにおいて、様々なサブパケットをデコードする際に消費される時間のために、デコーダ#2が第2のパケットのサブパケットをデコードし終わる前に、デコーダ#1は、矢印302で示される時点で第2のパケットのサブパケットをデコードし終わる。いずれのシナリオが起こるかにかかわらず、処理が完了されたことを示すただ一つのインターラプトが、処理回路115に送信されることが望まれる。処理回路115によりDDE WCSMSC 125がどのように設定されるかに応じて、第1のパケットのすべてのサブパケットが処理された後に、更なるインターラプトが処理回路115に送信されることが要求されても良い。下で説明されるように、新しいDDE WCSMSC 125は、これらの機能を実行するように設定可能である。
図13は、新たなDDE WCSMSC 125が、第1のパケットの最後のパケットのデコードの完了に応じて、唯一の(one and only one)インターラプトを生成する方法、及び、該DDE WCSMSC 125が、グループの最後のパケットのデコードの完了に応じて、唯一のインターラプトを生成する方法を示す図である。一つの新しい態様において、処理回路115は、デコードのためにデコーダに割り当てられているパケットの最後のサブパケットをマークする。例えば、デコードのためにデコーダ#1に割り当てられている第1のパケットの最後のサブパケットは、サブパケット2:1である。このサブパケット2:1は、したがって、サブパケット2:1のためのDDE実行タスク・インストラクションにおけるEOPビットをセットすることによって、第1のパケットの最後のサブパケットであることを示される。このマーキングは、図13中でクロスハッチングされたマーク303により図式的に示される。同様に、デコードのためにデコード#2に割り当てられている第1のパケットの最後のサブパケットは、サブパケット5:1である。このサブパケットは、したがって、サブパケット5:1のためのDDE実行タスク・インストラクションにおけるEOPビットをセットすることによって、第1のパケットの最後のサブパケットであることを示される。このマーキングは、図13中でクロスハッチングされたマーク304により図式的に示される。
複数のデコーダのうちの一つが、セットされているEOPマーカーでマークされたサブパケットのデコードを完了するとき、そのデコーダは、ちょうどデコードされたサブパケットのDEC_PKT_NUMBERにより判定されるそのパケット#1完了(PACKET#1 DONE)ビット及びパケット#2完了(PACKET#2 DONE)ビットのうちの適切な一つをセットすることによって、パケット完了インジケーション(packet done indication)を生成する。パケット#1完了ビット及びパケット#2完了ビットは、フロー制御ロジック207中に位置する。フロー制御ロジック207中のパケット#1完了ビット及びパケット#2完了ビットの両方がセットされていることが検出された場合に、インターラプト生成器229は、インターラプト導線231上でインターラプト信号をアサートする。これは、図13中に矢印305で示される。デコーダが各々のサブパケットのデコードを完了するにつれて、デコーダは、CRCパス/フェイル・ビット227中の対応するビットを、サブパケットに対して実行されるCRCチェックがパスされたか又はフェイルされたかに応じてセット又はリセットされるようにする。パス/フェイル・ビットのパケット番号は、デコードされているサブパケットのDEC_PKT_NUMBER値によって与えられる。パス/フェイル・ビットのサブパケット番号は、デコードされているサブパケットのDEC_SUBPKT_INDEX値によって与えられる。これらのDEC_PKT_NUMBER(PKT#)値及びDEC_SUBPKT_INDEX(SUBPKT#)値は、導線232によって、デコードをしているデコーダから、図7のフロー制御論理207に供給される。
導線231上でインターラプト信号がアサートされるとき、インターラプト信号は、インターラプト・コントローラ(図示せず)の入力リード線(input lead)に供給される。次に、インターラプト・コントローラは、処理回路115に供給されるインターラプト信号をアサートする。このインターラプトは、第1のパケットのすべてのサブパケットがデコードされたことを示す。インターラプト信号のアサートの結果、処理回路115は、インターラプトされて、インターラプト処理ルーチンへジャンプする。インターラプト処理ルーチンを実行する際に、処理回路115は、何がインターラプトを引き起こしたかについて判定するために、様々なリード(reads)を実行する。処理回路115は、AHBバスインタフェース210及び第2のバス120を介して、フロー制御ロジック207により収集されるCRCビット227及び他のステータス情報をリードする。ステータス情報は、どのような状態が、インターラプト生成器229がインターラプト信号をアサートする原因になったかについて示す。処理回路115によるCRC値及びステータス情報をリードすることは、導線231上でのインターラプト信号がもはやアサートされないように、インターラプト生成器229がリセットされることをもたらす。インターラプトをクリアさせることは、図7中でCLEARとラベル付けされた信号により示される。CRCビット値及びステータス情報のリードバックは、図7において、STATUSとラベル付けされた信号により示される。一旦、導線231上でのインターラプト信号が、そのアンアサートされたステータスに戻されたならば、インターラプト信号は、他の状態を示すように再度アサートされることができる。
図13に戻って、DDE WCSMSC 125は、グループのデコードの終わりにおいてインターラプトをアサートするように設定される。唯一のインターラプトは、この時刻306において生成されることになる。一つの新しい態様において、処理回路115は、デコードのために各々のデコーダに割り当てられているグループの最後のサブパケットをマークする。例えば、デコードのためにデコーダ#1に割り当てられているグループの最後のサブパケットは、サブパケット8:2である。サブパケット8:2は、したがって、サブパケット8:2のためのDDE実行タスク・インストラクションにおけるEOGビットをセットすることによって、グループの最後のサブパケットであることを示される。このマーキングは、図13中でソリッドブラックのマーク307により示される。デコードのためにデコード#2に割り当てられているグループの最後のサブパケットは、サブパケット10:2である。サブパケット10:2は、したがって、サブパケット10:2のためのDDE実行タスク・インストラクションにおけるEOGビットをセットすることによって、グループの最後のサブパケットであることを示される。このマーキングは、図13中でソリッドブラックのマーク308により示される。複数のデコーダのうちの一つが、セットされているEOGビットでマークされたサブパケットのデコードを完了するとき、そのデコーダは、そのグループ完了(GROUP DONE)ビットをセットすることによって、グループ完了インジケーション(group done indication)を生成する。グループ完了(GROUP DONE)ビットの両方ともセットされるとき、インターラプト生成器229は、インターラプト・導線231上でインターラプト信号をアサートする。これは、図13中に矢印306で示される。時刻305においてEOP状態により生成されるインターラプトの場合のように、処理回路115はインターラプトされる。処理回路115は、インターラプト処理ルーチンを実行することによって対応する。そして、それの実行は、処理回路115が、フロー制御ロジック207からCRC値及び他のステータス情報をリードすることをもたらす。ステータス情報リード(read)は、エンドオブグループ(EOG)状態のためにインターラプト信号がアサートされたことを示す。CRC値及びステータス情報をリードすることは、他の状態の発生をシグナルするためにそれが再度アサートされることができるように、インターラプト信号がそのアンアサートされたステータスに戻すことをもたらす。図13の例において、たとえ複数のデコーダが第1のパケットの複数のサブパケットを処理する際に使用されるとしても、信号をアサートするEOPがただ一度だけ起こることは、留意されるべきである。図13の例において、たとえ複数のデコーダがグループの最後のパケットをデコードする際に使用されるとしても、信号をアサートするEOGがただ一度だけ起こることもまた、留意されるべきである。第1のパケットについて複数のサブパケットをデコードすることを完了した後に、複数のデコーダのいずれも停止されず、むしろ、すべてのデコーダは、タスク・インストラクションによりインストラクトされるように、サブパケットをデコードすることを継続する。図7の実施態様において、デコーダは、EOGマークにより示されるように、グループのためにそれに割り当てられた最後のサブパケットをデコードすることを完了するとき、フロー制御ロジック207は、そのデコーダのオペレーションを停止させるためにもとのデコーダへ送信される停止信号をアサートする。図7において、これら停止信号は、導線235及び236を横切って通信される。したがって、図13のシナリオにおいて、時刻309において、最初に処理を完了する第2のデコーダ#2は、停止する。停止状態は、処理回路115によるインターラプトのクリアに応じて、取り除かれる。
図14は、デコーダ#1がデコーダ#2の前にグループの複数のサブパケットをデコードし終わる第2のシナリオにおいて、新しいDDE WCSMSC 125がオペレートする方法を示すダイアグラムである。デコーダ#1がサブパケット2:1をデコードすることを完了するとき、それは、デコーダ#1のためのパケット#1完了ビットが、フロー制御ロジック207においてセットされることをもたらす。これは、導線232を横切って適切なステータス信号を送信することによって達成される。適切なステータス信号は、完了(DONE)信号、パケット・インデックスPKT#、及び、エンドオブパケット(EOP)信号を含む。たとえデコーダ#1が第1のパケットのためにそれに割り当てられたすべてのサブパケットをデコードすることを完了したとしても、そして、たとえ第1のパケットのより多くのサブパケットが他のデコーダ(デコーダ#2)によりデコードされないままであるとしても、デコーダ#1はそれでも遅延なしにサブパケットをデコードし続ける。デコーダ#1は、直ちにサブパケット6:2をデコードし始める。デコーダ#2は第1のパケットのサブパケットをまだデコードしているので、デコーダ#2のためのパケット#2完了ビットは、この時点では、セットされない。デコーダ#2が第1のパケットのためにそれに割り当てられた最後のサブパケット(サブパケット5:1)をデコードし終わるとき、デコーダ#2は、フロー制御ロジック207においてデコーダ#2のためのパケット#1完了ビットをセットすることによって、パケット完了インジケーションを生成する。両方のパケット完了ビットがセットされるので、インターラプト・コントローラ229は、時刻310において、導線231上でインターラプト信号をアサートする。同様に、インターラプト信号は、グループのためにすべてのそれらの割り当てられたサブパケットをデコードすることを完了した両方のデコーダに応答して、時刻311において一度アサートされるだけである。第1のデコーダ(デコーダ#1)は、時刻312において、グループのその最後の割り当てられたサブパケットをデコードすることを完了した。フロー制御ロジック207にグループ完了インジケーションを供給している第1のデコーダのために、フロー制御ロジック207は、この状態を知っている。フロー制御ロジック207は、導線235上でもとのデコーダ#1へ供給される停止信号をアサートすることによって対応し、それによって、デコーダ#1を停止させる。一旦、EOGインターラプトに応答して処理回路115がCRC情報及び他のステータス情報をリードしたならば、停止状態は取り除かれる。
図15は、複数のデコーダがパケットの様々なサブパケットをデコードするために共に働く(ステップ401)方法400のフローチャートである。特定のデコーダによりデコードされるサブパケットの一部は、複数のパケットのうちの特定のパケット(“PKT”としてここで示される。)からである。特定のパケットPKTは、パケット・グループ中のいずれのパケットであることもできる。例えば、図13で示すように、第1のパケット(“PKT”パケット)のサブパケット1:1及び2:1は、第1のデコーダによりデコードされ、一方、第1のパケットのサブパケット3:1,4:1及び5:1は、第2のデコーダによりデコードされる。そのデコーダが、該デコーダがデコードするために割り当てられていたパケットPKTの最後のサブパケットをデコードしたとき、パケット完了インジケーションが、デコーダから受信される(ステップ402)。例えば、図13で示すように、第1のデコーダは、第1のパケット(“PKT”パケット)のサブパケット1:1及び2:1をデコードするように割り当てられた。そして、第1のデコーダが、サブパケット2:1(それは、第1のデコーダがデコードすることになっている第1のパケットの最後のサブパケットである)をデコードすることを完了するとき、第1のデコーダは、第1のパケット完了インジケーションを生成する。第1のパケット完了インジケーションは、図7のフロー制御論理207により受信され、そして、その結果、第1のデコーダのためのパケット#1完了ビットがセットされる。同様に、第2のデコーダは、第1のパケットのサブパケット3:1,4:1及び5:1をデコードするように割り当てられた。第2のデコーダが、サブパケット5:1(それは、第2のデコーダがデコードすることになっている第1のパケットの最後のサブパケットである)をデコードすることを完了したとき、第2のデコーダは、第2のパケット完了インジケーションを生成する。第2のパケット完了インジケーションは、図7のフロー制御論理207により受信され、そして、その結果、第2のデコーダのためのパケット#1完了ビットがセットされる。パケット完了インジケーションが、特定のパケットPKTのサブパケットをデコードしているすべてのデコーダから受信されたならば(ステップ403)、アクションが開始される(ステップ404)。一つの例において、開始されるアクションは、フロー制御ロジック207による導線231上のインターラプト信号のアサートである。処理回路115は、それから、フロー制御ロジック207から情報を読み込むことによって、対応しても良い。そして、それによって、インターラプト信号をリセットする。
本明細書で説明される技術は、様々な手段により実装されても良い。一つ又は複数の例示的な実施形態において、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせにより実行されても良い。ソフトウェアで実装される場合には、機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体に、1又は複数のインストラクション又はコードとして、格納され又は伝送されても良い。コンピュータ読み取り可能な媒体は、或る場所から他の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含むコンピュータ記憶媒体及び通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体であっても良い。制限ではなく、例として、上記コンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置若しくは他の磁気記憶装置、又は、インストラクション若しくはデータ構造の形で所望のプログラムコード手段を伝えるかか若しくは記憶するのに使用でき、且つ、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を含むことができる。また、任意のコネクション(connection)は、適切にコンピュータ読み取り可能な媒体と呼ばれる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、又は、例えば赤外線、無線、マイクロ波のような無線技術を使用することによって、ウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースからソフトウェアが送信される場合に、その同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、又は、例えば赤外線、無線、マイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で用いられるディスク(Disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク及びブルーレイディスク(登録商標)を含む。ここで、ディスク(disks)は、通常、磁気的にデータを複製(reproduce)し、一方、ディスク(discs)は、レーザーを使って光学的にデータをさせる。上記の組み合わせはまた、コンピュータ読み取り可能な媒体の範囲の中に含まれるべきである。
ある特定の実施態様がインストラクションの目的のために上で説明されるが、この特許文献の教示は一般的な適用性をもち、上で説明される特定の実施態様に制限されない。したがって、説明された特定の実施態様の様々な修正、適応及び様々な特徴の組み合わせは、下で説明されるクレームの要旨を逸脱しない範囲で施されることができる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 複数のデコーダ(各々のデコーダは、パケット・グループの1又は複数のサブパケットのシーケンスをデコードするタスクを割り当てられることができる)(該各々のデコーダは、該デコーダが、一つのパケットのすべてのサブパケットのデコードのうちの割り当てられたタスクをすべて完了した場合には、パケット完了インジケーションを生成する)と、
前記複数のデコーダの各々から前記パケット完了インジケーションを受信し、それらパケット完了インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、インターラプト信号をアサートする(該インターラプト信号は、いずれかのデコーダが前記パケットのサブパケットをデコードしている時間の間はアサートされず、むしろ、前記パケットのいずれかのサブパケットをデコードしたあらゆるデコーダからパケット完了インジケーションが受信された後にのみアサートされる)制御回路とを含む回路。
[C2] 前記パケット完了インジケーションは、完了信号及びエンドオブパケット信号を含み、 前記完了信号は、デコーダから前記制御回路に伸びる第1の導線上に存在し
前記エンドオブパケット信号は、前記デコーダから前記制御回路に伸びる第2の導線上に存在するC1の回路。
[C3] 前記デコーダが前記パケット・グループのすべてのサブパケットのデコードのうちの前記割り当てられたタスクをすべて完了した場合に、前記各々のデコーダは、グループ完了インジケーションを供給し、
前記制御回路は、前記複数のデコーダの各々からグループ完了インジケーションを受信するC1の回路。
[C4] 前記制御回路は、複数の停止信号を生成し、
前記複数の停止信号のうちの一つは、前記複数のデコーダのうちの対応するそれぞれの一つに供給されるC1の回路。
[C5] 前記制御回路は、前記複数のデコーダが前記グループのサブパケットのデコードのうちのそれらに割り当てられたタスクをすべて完了すると、前記複数のデコーダうちの個々のものを停止させるために前記停止信号を使用するC4の回路。
[C6] 前記制御回路は、前記パケットのサブパケットをデコードしたあらゆるデコーダから受信されたパケット完了インジケーションに応答して前記インターラプト信号をアサートするように設定可能であり、
前記制御回路はまた、一つのパケット完了インジケーションの受信に応答して該制御回路が前記インターラプト信号をアサートしないように設定可能であるC1の回路。
[C7] 前記インターラプト信号は、エンドオブパケット(EOP)インターラプト信号であり、
前記制御回路はまた、前記EOPインターラプト信号をアサートしないように設定可能であるC1の回路。
[C8] 前記回路は、前記複数のデコーダのうちの一つが第1のパケットのサブパケットのシーケンスをデコードし、前記制御回路にパケット完了インジケーションを供給し、停止されることなく第2のパケットのサブパケットのシーケンスのデコードを開始するように動作可能であり、
前記第1及び第2のパケットは、前記グループのパケットであり、
前記制御回路は、該制御回路が前記一つのデコーダから前記パケット完了インジケーションを受信した時点では前記インターラプト信号をアサートせず、むしろ、パケット完了インジケーションが、前記パケットのいずれかのサブパケットをデコードしたあらゆるデコーダから受信された後でのみ、前記インターラプト信号をアサートするC1の回路。
[C9] デコーダにより供給される前記パケット完了インジケーションは、サブパケット・インデックスとともに前記制御回路により受信され、
前記サブパケット・インデックスは、前記デコーダがデコードした前記パケットの最後のサブパケットを識別するC1の回路。
[C10] デコーダにより供給される前記パケット完了インジケーションは、パケット・インデックスとともに前記制御回路により受信され、
前記パケット・インデックスは、前記パケット完了インジケーションが関係する前記パケットを識別するC1の回路。
[C11] タスク・インストラクションを生成することによって、サブパケットをデコードするタスクを、前記複数のデコーダのうちの一つに割り当てることができるプロセッサを更に含み、
前記タスク・インストラクションは、前記サブパケットがバッファ中のどこに位置するかを示す情報を含むC1の回路。
[C12] タスク・インストラクションを生成することによって、サブパケットをデコードするタスクを、前記複数のデコーダのうちの一つに割り当てることができるプロセッサを更に含み、
前記タスク・インストラクションは、前記サブパケットが、パケットのサブパケットのシーケンスの最後のサブパケットであるかどうかのインジケーションを含み、
前記サブパケットのシーケンスは、前記一つのデコーダによりデコードされるC1の回路。
[C13] タスク・インストラクションを生成することによって、サブパケットをデコードするタスクを、前記複数のデコーダのうちの一つに割り当てることができるプロセッサを更に含み、
前記タスク・インストラクションは、前記サブパケットが、パケット・グループのサブパケットのシーケンスの最後のサブパケットであるかどうかのインジケーションを含み、 前記サブパケットのシーケンスは、前記一つのデコーダによりデコードされるC1の回路。
[C14] 前記複数のデコーダのうちの一つは、タスク・インストラクションに応答してサブパケットをデコードし、
前記タスク・インストラクションは、サブパケットを識別し、及び、エンドオブパケット・ビットを含むフィールドを含み、
前記デコーダは、前記エンドオブパケット・ビットが予め定められたバイナリの値を持つ場合に、前記サブパケットのデコードの完了に応じて、そのパケット完了インジケーションをアサートするC1の回路。
[C15] 第1のサブパケットのシーケンス(該第1のサブパケットの一部は第1のパケットからのものであり、該第1のサブパケットの他のものは第2のパケットからのものである)を、該第1のサブパケットのうちの最後の一つがデコードされるまで停止することなく、デコードするように構成された第1のターボ・デコーダと、
第2のサブパケットのシーケンス(該第2のサブパケットの一部のものは第1のパケットからのものであり、該第2のサブパケットの他のものは第2のパケットからのものである)を、該第2のサブパケットのうちの最後の一つがデコードされるまで停止することなく、デコードするように構成された第2のターボ・デコーダと、
処理回路と、
前記第1のパケットのすべてのサブパケットがデコードされたとき、前記処理回路に対してアラートするように設定可能な制御回路とを含む回路。
[C16] 前記第1のサブパケットは、パケット・グループのサブパケットであり、
前記第2のサブパケットは、同一のパケット・グループのサブパケットであり、
前記第1のターボ・デコーダは、前記第2のターボ・デコーダが前記グループの前記第2のサブパケットのすべての復号化を完了する前に、それが前記グループの前記第1のサブパケットのすべての復号化を完了する場合に、サブパケットの復号化を停止し、
前記第2のターボ・デコーダは、前記第1のターボ・デコーダが前記グループの前記第1のサブパケットのすべての復号化を完了する前に、それが前記グループの前記第2のサブパケットのすべての復号化を完了する場合に、サブパケットの復号化を停止するC15の回路。
[C17] パケット・グループの複数のサブパケット(該サブパケットの一部のものは、第1のパケットからであり、該サブパケットの他のものは、第2のパケットからであり、該パケット・グループは、第1及び第2パケットを含む)をデコードするために複数のデコーダを使用することと、
前記第1のパケットのサブパケットが前記複数のデコーダによりデコードされている時間の間中、アンアサートされたステータスにおいて、インターラプト信号を維持することと、
前記第1のパケットのサブパケットのすべてがデコードされた場合に、前記インターラプト信号をアサートすることを含む方法。。
[C18] 前記複数のデコーダのうちの第1のデコーダは、前記第1のパケットのサブパケットをデコードし、停止せずに前記第2のパケットのサブパケットをデコードし、
前記複数のデコーダのうちの第2のデコーダは、前記第1のパケットのサブパケットをデコードし、停止せずに前記第2のパケットのサブパケットをデコードするC17の方法。
[C19] 前記第1のパケットのサブパケットの一部のものは、前記複数のデコーダのうちの第1のデコーダによりデコードされ、
前記第1のパケットのサブパケットの他のものは、前記複数のデコーダのうちの第2のデコーダによりデコードされるC17の方法。
[C20] 前記複数のデコーダの各々からパケット完了インジケーションを受信することと、
前記複数のデコーダから受信された前記パケット完了インジケーションを、前記インターラプト信号をいつアサートするべきかについて判定するために使用することを更に含むC17の方法。
[C21] 前記複数のデコーダのうちの他のデコーダが前記グループのサブパケットのデコードを完了する前に前記グループのサブパケットのデコードを完了した、前記複数のデコーダのうちのいかなるデコーダをも停止させることを更に含むC17の方法。
[C22] 第1のタスク・インストラクション(該第1のタスク・インストラクションは、第1のサブパケットを識別する識別情報を含み、該第1のタスク・インストラクションは、更に、マーカーを含む)を受信することと、
前記第1のタスク・インストラクションにおける前記識別情報によりに指示される前記第1のサブパケットをデコードし、前記第1のタスク・インストラクションの前記マーカーがセットされた場合に、該デコードの完了に応じて、制御回路における第1のビットをセットすることと、
第2のタスク・インストラクション(該第2のタスク・インストラクションは、第2のサブパケットを識別する識別情報を含み、該第2のタスク・インストラクションは、更に、マーカーを含み、前記第1及び第2のサブパケットは、一つのパケットのサブパケットである)を受信することと、
前記第2のタスク・インストラクションにおける前記識別情報によりに指示される前記第2のサブパケットをデコードし、前記第2のタスク・インストラクションの前記マーカーがセットされた場合に、該デコードの完了に応じて、前記制御回路における第2のビットをセットすることと、
アクションを開始するために前記制御回路において前記第1及び第2のマーカーを使用することを含む方法。
[C23] 前記開始されるアクションは、前記制御回路から出力されたインターラプト信号のアサートであるC22の方法。
[C24] 前記開始されるアクションは、承認(ACK)トランスミッションを送信することであるC22の方法。
[C25] 前記第1のタスク・インストラクションの前記マーカーは、エンドオブパケット(EOP)マーカー・ビットであるC22の方法。
[C26] 前記第1のタスク・インストラクションのマーカーは、エンドオブグループ(EOG)マーカー・ビットであり、
前記パケットは、前記グループの複数のパケットのうちの一つのパケットであるC22の方法。
[C27] 第1のサブパケットのシーケンス(該第1のサブパケットの一部は第1のパケットからのものであり、該第1のサブパケットの他のものは第2のパケットからのものである)をデコードするように構成された第1のターボ・デコーダと、
第2のサブパケットのシーケンス(該第2のサブパケットの一部のものは第1のパケットからのものであり、該第2のサブパケットの他のものは第2のパケットからのものである)をデコードするように構成された第2のターボ・デコーダと、
前記第1のターボ・デコーダからパケット完了インジケーションを受信するための及び前記第2のターボ・デコーダからパケット完了インジケーションを受信するための手段と含み、
前記手段は、更に、前記第1のパケットのサブパケットが前記第1及び第2のデコーダによりデコードされている時間の間中、アンアサートされたステータスにおいて、パケット完了インジケーション信号を維持するための、及び、前記第1のパケットのサブパケットのすべてがデコードされた場合に、前記パケット完了インジケーション信号をアサートするためのものである装置。
[C28] 前記装置は、複数のモードのうちの選択可能な一つに設定可能であり、
一つのモードにおいて、前記手段は、パケット完了インターラプト信号をアサートしないように設定されるC27の装置。
[C29] 前記装置は、複数のモードのうちの選択可能な一つに設定可能であり、
一つのモードにおいて、前記手段は、グループ完了インターラプト信号をアサートせず、他のモードにおいて、前記手段は、グループ完了インターラプト信号をアサートするC27の装置。
[C30] 第3のパケットのサブパケットが前記第2のターボ・デコーダによりデコードされないように、該第3のパケットのサブパケットのすべてが前記第1のターボ・デコーダによりデコードされることができるC27の装置。
[C31] 前記手段は、前記第1のパケットの各々のサブパケット及び前記第2のパケットの各々のサブパケットについて巡回冗長検査(CRC)パス/フェイル・ビットを格納するためのものであるC27の装置。
[C32] コンピュータ・プログラム製品において、
コンピュータに、第1のデコーダが第1のサブパケット(第1のサブパケットのうちの一部のものは、第1のパケットからであり、第1のサブパケットのうちの他のものは、第2のパケットからである)のシーケンスをデコードするように、該第1のデコーダを制御させるための、及び、該第1のデコーダが該第1のパケットの第1のサブパケットのすべてのデコードの完了に応じて、該第1のデコーダが第1のパケット完了インジケーションを生成するように、該第1のデコーダを制御させるための、コードと、
前記コンピュータに、第2のデコーダが第2のサブパケット(第2のサブパケットのうちの一部のものは、第1のパケットからであり、第2のサブパケットのうちの他のものは、第2のパケットからである)のシーケンスをデコードするように、該第2のデコーダを制御させるための、及び、該第2のデコーダが該第1のパケットの第2のサブパケットのすべてのデコードの完了に応じて、該第2のデコーダが第2のパケット完了インジケーションを生成するように、該第2のデコーダを制御させるための、コードと、
前記コンピュータに、制御回路がパケット完了インジケーションを生成するために、前記第1及び第2のパケット完了インジケーションを使用するように(前記パケット完了インジケーション信号は、前記第1又は前記第2のデコーダのいずれかが前記パケットのサブパケットをデコードしている時間の間は生成されず、むしろ、前記第1のデコーダから前記第1のパケット完了インジケーションが受信され且つ前記第2のデコーダから前記第2のパケット完了インジケーションが受信された後でのみ生成される)、該制御回路を制御させるためのコードとを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータ・プログラム製品。
[C33] 前記第1のデコーダは、停止せずに前記第1のパケットの前記第1のサブパケット及び前記第2のパケットの第1のサブパケットをデコードし、
前記第2のデコーダは、停止せずに前記第1のパケットの前記第2のサブパケット及び前記第2のパケットの第2のサブパケットをデコードするC32のコンピュータ・プログラム製品。

Claims (30)

  1. 複数のデコーダであって、各々のデコーダは、パケット・グループの1又は複数のサブパケットのシーケンスをデコードするタスクを割り当てられることができ、該各々のデコーダは、該デコーダが一つのパケットのすべてのサブパケットをデコードする前記割り当てられたタスクをすべて完了した場合には、パケット完了インジケーションを生成する、複数のデコーダと、
    前記複数のデコーダの各々から前記パケット完了インジケーションを受信し、前記パケット完了インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、インターラプト信号をアサートする制御回路であって、該インターラプト信号は、いずれかのデコーダが前記パケットのサブパケットをデコードしている時間の間はアサートされず、むしろ、前記パケットのいずれかのサブパケットをデコードしたあらゆるデコーダからパケット完了インジケーションが受信された後にのみアサートされる、制御回路と、
    を含む回路。
  2. 前記パケット完了インジケーションは、完了信号及びエンドオブパケット信号を含み、
    前記完了信号は、デコーダから前記制御回路に伸びる第1の導線上に存在し
    前記エンドオブパケット信号は、前記デコーダから前記制御回路に伸びる第2の導線上に存在する、請求項1の回路。
  3. 前記デコーダが前記パケット・グループのすべてのサブパケットをデコードする前記割り当てられたタスクをすべて完了した場合に、前記各々のデコーダは、グループ完了インジケーションを供給し、
    前記制御回路は、前記複数のデコーダの各々からグループ完了インジケーションを受信する、請求項1の回路。
  4. 前記制御回路は、複数の停止信号を生成し、
    前記複数の停止信号のうちの一つは、前記複数のデコーダのうちの対応するそれぞれの一つに供給される、請求項1の回路。
  5. 前記制御回路は、前記複数のデコーダが前記グループのサブパケットをデコードするそれらに割り当てられたタスクをすべてデコードすることを完了すると、前記複数のデコーダうちの個々のものを停止させるために前記停止信号を使用する、請求項4の回路。
  6. 前記制御回路は、前記パケットのサブパケットをデコードしたあらゆるデコーダから受信されたパケット完了インジケーションに応答して前記インターラプト信号をアサートするように設定可能であり、
    前記制御回路はまた、一つのパケット完了インジケーションを受信することに応答して該制御回路が前記インターラプト信号をアサートしないように設定可能である、請求項1の回路。
  7. 前記インターラプト信号は、エンドオブパケット(EOP)インターラプト信号であり、
    前記制御回路はまた、該制御回路が前記EOPインターラプト信号をアサートしないように設定可能である、請求項1の回路。
  8. 前記回路は、前記複数のデコーダのうちの一つが第1のパケットのサブパケットのシーケンスをデコードし、前記制御回路にパケット完了インジケーションを供給し、その後、停止されることなく第2のパケットのサブパケットのシーケンスのデコードを開始するように動作可能であり、
    前記第1及び第2のパケットは、前記グループのパケットであり、
    前記制御回路は、該制御回路が前記一つのデコーダから前記パケット完了インジケーションを受信した時点では前記インターラプト信号をアサートせず、むしろ、パケット完了インジケーションが、前記パケットのいずれかのサブパケットをデコードしたあらゆるデコーダから受信された後で、前記インターラプト信号をアサートする、請求項1の回路。
  9. デコーダにより供給される前記パケット完了インジケーションは、サブパケット・インデックスとともに前記制御回路により受信され、
    前記サブパケット・インデックスは、前記デコーダがデコードした前記パケットの最後のサブパケットを識別する、請求項1の回路。
  10. デコーダにより供給される前記パケット完了インジケーションは、パケット・インデックスとともに前記制御回路により受信され、
    前記パケット・インデックスは、前記パケット完了インジケーションが関係する前記パケットを識別する、請求項1の回路。
  11. タスク・インストラクションを生成することによって、サブパケットをデコードするタスクを、前記複数のデコーダのうちの一つに割り当てることができるプロセッサを更に含み、
    前記タスク・インストラクションは、前記サブパケットがバッファ中のどこに位置するかを示す情報を含む、請求項1の回路。
  12. タスク・インストラクションを生成することによって、サブパケットをデコードするタスクを、前記複数のデコーダのうちの一つに割り当てることができるプロセッサを更に含み、
    前記タスク・インストラクションは、前記サブパケットが、パケットのサブパケットのシーケンスの最後のサブパケットであるかどうかのインジケーションを含み、
    前記サブパケットのシーケンスは、前記一つのデコーダによりデコードされる、請求項1の回路。
  13. タスク・インストラクションを生成することによって、サブパケットをデコードするタスクを、前記複数のデコーダのうちの一つに割り当てることができるプロセッサを更に含み、
    前記タスク・インストラクションは、前記サブパケットが、パケット・グループのサブパケットのシーケンスの最後のサブパケットであるかどうかのインジケーションを含み、
    前記サブパケットのシーケンスは、前記一つのデコーダによりデコードされる、請求項1の回路。
  14. 前記複数のデコーダのうちの一つは、タスク・インストラクションに応答してサブパケットをデコードし、
    前記タスク・インストラクションは、前記サブパケットを識別し、及び、エンドオブパケット・ビットを含むフィールドを含み、
    前記デコーダは、前記エンドオブパケット・ビットが予め定められたバイナリの値を持つ場合に、前記サブパケットのデコードの完了に応じて、そのパケット完了インジケーションをアサートする、請求項1の回路。
  15. 第1のサブパケットのシーケンスを、該第1のサブパケットのうちの最後の一つがデコードされるまで停止することなく、デコードするように構成された第1のターボ・デコーダであって、該第1のサブパケットの一部のものは第1のパケットからのものであり、該第1のサブパケットの他のものは第2のパケットからのものである、第1のターボ・デコーダと、
    第2のサブパケットのシーケンスを、該第2のサブパケットのうちの最後の一つがデコードされるまで停止することなく、デコードするように構成された第2のターボ・デコーダであって、該第2のサブパケットの一部のものは前記第1のパケットからのものであり、該第2のサブパケットの他のものは前記第2のパケットからのものである、第2のターボ・デコーダと、
    処理回路と、
    前記第1および第2のターボ・デコーダの各々から前記パケット完了インジケーションを受信し、前記パケット完了インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、インターラプト信号をアサートする制御回路であって、前記第1のパケットのすべてのサブパケットがデコードされたとき、インターラプト信号をアサートするように設定可能な制御回路と、
    を含む回路。
  16. 前記第1のサブパケットは、パケット・グループのサブパケットであり、
    前記第2のサブパケットは、同一のパケット・グループのサブパケットであり、
    前記第1のターボ・デコーダは、前記第2のターボ・デコーダが前記グループの前記第2のサブパケットのすべてのデコードを完了する前に、それが前記グループの前記第1のサブパケットのすべてのデコードを完了した場合に、サブパケットのデコードを停止し、
    前記第2のターボ・デコーダは、前記第1のターボ・デコーダが前記グループの前記第1のサブパケットのすべてのデコードを完了する前に、それが前記グループの前記第2のサブパケットのすべてのデコードを完了した場合に、サブパケットのデコードを停止する、請求項15の回路。
  17. パケット・グループの複数のサブパケットをデコードするために複数のデコーダを使用することであって、該サブパケットの一部のものは、第1のパケットからのものであり、該サブパケットの他のものは、第2のパケットからのものであり、該パケット・グループは、前記第1及び第2のパケットを含む、使用することと、
    前記第1のパケットのサブパケットが前記複数のデコーダによりデコードされている時間の間中、アンアサートされたステータスにおいて、インターラプト信号を維持することと、
    前記複数のデコーダの各々からパケット完了インジケーションを受信することと、
    前記複数のデコーダから受信された前記パケット完了インジケーションを、前記インターラプト信号をいつアサートするべきかについて判定するために使用することと、
    前記第1のパケットのサブパケットのすべてがデコードされた場合に、前記インターラプト信号をアサートすることと、
    を含む方法。
  18. 前記複数のデコーダのうちの第1のデコーダは、前記第1のパケットのサブパケットをデコードし、その後、停止せずに前記第2のパケットのサブパケットをデコードし、
    前記複数のデコーダのうちの第2のデコーダは、前記第1のパケットのサブパケットをデコードし、その後、停止せずに前記第2のパケットのサブパケットをデコードする、請求項17の方法。
  19. 前記第1のパケットのサブパケットの一部のものは、前記複数のデコーダのうちの第1のデコーダによりデコードされ、
    前記第1のパケットのサブパケットの他のものは、前記複数のデコーダのうちの第2のデコーダによりデコードされる、請求項17の方法。
  20. 前記複数のデコーダのうちの他のデコーダが前記グループのサブパケットのデコードを完了する前に前記グループのサブパケットのデコードを完了した、前記複数のデコーダのうちのいかなるデコーダをも停止させることを更に含む請求項17の方法。
  21. 第1のデコーダにおいて第1のタスク・インストラクションを受信することであって、該第1のタスク・インストラクションは、第1のサブパケットを識別する識別情報を含み、該第1のタスク・インストラクションは、更に、第1のマーカーを含み、および、該第1のサブパケットの一部のものは第1のパケットからのものであり、該第1のサブパケットの他のものは第2のパケットからのものである、第1のタスク・インストラクションを受信することと、
    前記第1のタスク・インストラクションにおける前記識別情報により指示される前記第1のサブパケットをデコードし、前記第1のマーカーがセットされた場合に、前記第1のサブパケットの該デコードの完了に応じて、制御回路における第1のビットをセットすることと、
    第2のデコーダにおいて第2のタスク・インストラクションを受信することであって、該第2のタスク・インストラクションは、第2のサブパケットを識別する識別情報を含み、該第2のタスク・インストラクションは、更に、第2のマーカーを含み、前記第1及び第2のサブパケットは、一つのパケットのサブパケットであり、および、該第2のサブパケットの一部のものは前記第1のパケットからのものであり、該第2のサブパケットの他のものは前記第2のパケットからのものである、第2のタスク・インストラクションを受信することと、
    前記第2のタスク・インストラクションにおける前記識別情報により指示される前記第2のサブパケットをデコードし、前記第2のマーカーがセットされた場合に、前記第2のサブパケットの該デコードの完了に応じて、前記制御回路における第2のビットをセットすることと、
    前記第1のビットと前記第2のビットに少なくとも部分的に基づいてインターラプト信号をアサートするために、前記制御回路において前記第1のビット及び前記第2のビットを使用することと、
    を含む方法。
  22. 前記第1のタスク・インストラクションの前記第1のマーカーは、エンドオブパケット(EOP)マーカー・ビットである、請求項21の方法。
  23. 前記第1のタスク・インストラクションの前記第1のマーカーは、エンドオブグループ(EOG)マーカー・ビットであり、
    前記パケットは、グループの複数のパケットのうちの一つのパケットである、請求項21の方法。
  24. 第1のサブパケットのシーケンスをデコードするように構成された第1のターボ・デコーダであって、該第1のサブパケットの一部のものは第1のパケットからのものであり、該第1のサブパケットの他のものは第2のパケットからのものである、第1のターボ・デコーダと、
    第2のサブパケットのシーケンスをデコードするように構成された第2のターボ・デコーダであって、該第2のサブパケットの一部のものは前記第1のパケットからのものであり、該第2のサブパケットの他のものは前記第2のパケットからのものである、第2のターボ・デコーダと、
    前記第1のターボ・デコーダからパケット完了インジケーションを受信するためと、前記第2のターボ・デコーダからパケット完了インジケーションを受信するための手段と、
    を含み、
    前記手段は、また、前記第1のパケットのサブパケットが前記第1及び第2のターボ・デコーダによりデコードされている時間の間中、アンアサートされたステータスにおいて、パケット完了インターラプト信号を維持するためと、前記第1のターボ・デコーダと前記第2のターボ・デコーダからのパケット完了インジケーションに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のパケットの前記サブパケットのすべてがデコードされた場合に、前記パケット完了インターラプト信号をアサートするためのものである、装置。
  25. 前記装置は、複数のモードのうちの選択可能な一つに設定可能であり、
    一つのモードにおいて、前記手段は、パケット完了インターラプト信号をアサートしないように設定される、請求項24の装置。
  26. 前記装置は、複数のモードのうちの選択可能な一つに設定可能であり、
    一つのモードにおいて、前記手段は、グループ完了インターラプト信号をアサートせず、他のモードにおいて、前記手段は、前記グループ完了インターラプト信号をアサートする、請求項24の装置。
  27. 第3のパケットのサブパケットが前記第2のターボ・デコーダによりデコードされないように、該第3のパケットのサブパケットのすべてが前記第1のターボ・デコーダによりデコードされることができる、請求項24の装置。
  28. 前記手段はまた、前記第1のパケットの各々のサブパケット及び前記第2のパケットの各々のサブパケットについて巡回冗長検査(CRC)パス/フェイル・ビットを格納するためのものである、請求項24の装置。
  29. コードを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コードは、
    コンピュータに、第1のデコーダが第1のサブパケットのシーケンスをデコードするように、該第1のデコーダを制御させ、ここにおいて、該第1のサブパケットのうちの一部のものは第1のパケットからのものであり、該第1のサブパケットのうちの他のものは第2のパケットからのものであり、及び、該第1のデコーダが該第1のパケットの第1のサブパケットのすべてのデコードを完了することに応じて、該第1のデコーダが第1のパケット完了インジケーションを生成するように、該第1のデコーダを制御させるための、コードと、
    前記コンピュータに、第2のデコーダが第2のサブパケットのシーケンスをデコードするように、該第2のデコーダを制御させ、ここにおいて、該第2のサブパケットのうちの一部のものは第1のパケットからのものであり、該第2のサブパケットのうちの他のものは第2のパケットからのものであり、及び、該第2のデコーダが該第1のパケットの第2のサブパケットのすべてのデコードを完了することに応じて、該第2のデコーダが第2のパケット完了インジケーションを生成するように、該第2のデコーダを制御させるための、コードと、
    前記コンピュータに、制御回路がパケット完了インターラプト信号を生成するために、前記第1及び第2のパケット完了インジケーションを使用するように、該制御回路を制御させるためのコードであって、前記パケット完了インターラプト信号は、前記第1又は前記第2のデコーダのいずれかが前記パケットのサブパケットをデコードしている時間の間は生成されず、むしろ、前記第1のデコーダから前記第1のパケット完了インジケーションが受信され且つ前記第2のデコーダから前記第2のパケット完了インジケーションが受信された後でのみ生成される、コードと、
    を含むコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  30. 前記第1のデコーダは、停止せずに前記第1のパケットの前記第1のサブパケット及び前記第2のパケットの前記第1のサブパケットをデコードし、
    前記第2のデコーダは、停止せずに前記第1のパケットの前記第2のサブパケット及び前記第2のパケットの前記第2のサブパケットをデコードする、請求項29のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2011503015A 2008-04-01 2009-03-10 複数のデコーダを使用する効率的なパラレル・サブパケット・デコーディング Expired - Fee Related JP5474928B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US4155808P 2008-04-01 2008-04-01
US61/041,558 2008-04-01
US12/400,124 US8665996B2 (en) 2008-04-01 2009-03-09 Efficient parallel sub-packet decoding using multiple decoders
US12/400,124 2009-03-09
PCT/US2009/036709 WO2009123838A2 (en) 2008-04-01 2009-03-10 Efficient parallel sub-packet decoding using multiple decoders

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011517210A JP2011517210A (ja) 2011-05-26
JP5474928B2 true JP5474928B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=41117186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011503015A Expired - Fee Related JP5474928B2 (ja) 2008-04-01 2009-03-10 複数のデコーダを使用する効率的なパラレル・サブパケット・デコーディング

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8665996B2 (ja)
EP (2) EP2281358B1 (ja)
JP (1) JP5474928B2 (ja)
KR (1) KR101141818B1 (ja)
CN (1) CN101981852B (ja)
TW (1) TW200947932A (ja)
WO (1) WO2009123838A2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9678754B2 (en) * 2010-03-03 2017-06-13 Qualcomm Incorporated System and method of processing hierarchical very long instruction packets
US20110280133A1 (en) * 2010-05-11 2011-11-17 Qualcomm Incorporated Scalable scheduler architecture for channel decoding
US20110299442A1 (en) * 2010-06-04 2011-12-08 Sairamesh Nammi Methods and apparatus for controlling location for starting decoding of sub-packets of a communication packet
US9329872B2 (en) * 2012-04-27 2016-05-03 Esencia Technologies Inc. Method and apparatus for the definition and generation of configurable, high performance low-power embedded microprocessor cores
CN104427530B (zh) * 2013-08-29 2019-05-31 锐迪科(重庆)微电子科技有限公司 一种控制信道检测方法及装置
US9455758B1 (en) 2015-05-18 2016-09-27 The Regents Of The University Of Michigan Ultra-low power long range transceiver
US11502715B2 (en) * 2020-04-29 2022-11-15 Eagle Technology, Llc Radio frequency (RF) system including programmable processing circuit performing block coding computations and related methods
US11411593B2 (en) 2020-04-29 2022-08-09 Eagle Technology, Llc Radio frequency (RF) system including programmable processing circuit performing butterfly computations and related methods

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5481743A (en) 1993-09-30 1996-01-02 Apple Computer, Inc. Minimal instruction set computer architecture and multiple instruction issue method
KR100262453B1 (ko) 1996-08-19 2000-08-01 윤종용 비디오데이터처리방법및장치
US6263023B1 (en) * 1998-10-15 2001-07-17 International Business Machines Corporation High definition television decoder
US7227589B1 (en) * 1999-12-22 2007-06-05 Intel Corporation Method and apparatus for video decoding on a multiprocessor system
JP3910777B2 (ja) 2000-01-14 2007-04-25 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 復号装置
US7292772B2 (en) 2000-05-29 2007-11-06 Sony Corporation Method and apparatus for decoding and recording medium for a coded video stream
WO2002067435A1 (en) 2001-02-23 2002-08-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Turbo decoder system comprising parallel decoders
US6996767B2 (en) * 2001-08-03 2006-02-07 Combasis Technology, Inc. Memory configuration scheme enabling parallel decoding of turbo codes
US7571369B2 (en) 2005-02-17 2009-08-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Turbo decoder architecture for use in software-defined radio systems
US7720017B2 (en) 2005-03-11 2010-05-18 Qualcomm Incorporated Parallel turbo decoders with multiplexed output
JP2007006382A (ja) 2005-06-27 2007-01-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信装置および反復復号方法
WO2007101041A1 (en) 2006-02-22 2007-09-07 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for sending signaling information via channel ids
JP2007288766A (ja) * 2006-03-24 2007-11-01 Sanyo Electric Co Ltd 復号方法ならびにそれを利用した復号装置および受信装置
JP4992900B2 (ja) 2006-08-02 2012-08-08 富士通株式会社 受信装置及びその復号方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009123838A2 (en) 2009-10-08
EP2512056B1 (en) 2014-08-20
KR20110000747A (ko) 2011-01-05
CN101981852A (zh) 2011-02-23
US20090245430A1 (en) 2009-10-01
CN101981852B (zh) 2013-10-23
TW200947932A (en) 2009-11-16
US8665996B2 (en) 2014-03-04
EP2281358B1 (en) 2012-08-29
JP2011517210A (ja) 2011-05-26
KR101141818B1 (ko) 2012-05-07
WO2009123838A3 (en) 2009-12-10
EP2281358A2 (en) 2011-02-09
EP2512056A1 (en) 2012-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5474928B2 (ja) 複数のデコーダを使用する効率的なパラレル・サブパケット・デコーディング
TWI392298B (zh) 用於使用解調-位元映像來增進數據機解碼器之效能的清零對數概度比(llrs)之方法、裝置及電腦程式產品
JP2009506682A (ja) ギガビット/10ギガビット・イーサネット(登録商標)・システムにおける明示的フロー制御
JP2009273123A (ja) 待ち行列ベースのデータ検出および復号のシステムおよび方法
EP1606912B1 (en) Preempting low-priority traffic with high-priority traffic
CN102263612A (zh) 用于数据块的差错检测方法和设备
US20150295860A1 (en) Method and system for remotely configuring an ethernet switch using ethernet packets
US6275498B1 (en) Extended PHY addressing
WO2019128763A1 (zh) 一种极化码译码器及译码方法
US10285086B2 (en) Channel decoding method and apparatus, and distributed decoder
US11705983B2 (en) Efficient BIER forwarding over varying BSL domain using header stitching
CN101345706A (zh) 包括处理和缓冲特征用于数据的发送和接收的系统与方法
WO2012059039A1 (zh) 一种无线发送、接收方法以及装置
KR101777349B1 (ko) 비디오 스트림 송수신 방법 및 장치
US9843537B1 (en) Low-to-high speed cut-through communication
KR20220128392A (ko) 기준 신호 처리 방법, 장치, 제1 통신 노드 및 제2 통신 노드
CN108614786B (zh) 基于消息业务类型的通道管理电路
CN108833945B (zh) 一种使用单通道dma同时传输多路ts流的方法及装置
US8316274B2 (en) Systems and methods for message encoding and decoding
JP2010277573A (ja) 複数の非ファイバ・チャネル装置をファイバ・チャネル調停ループに結合させるブリッジ装置および方法
CN112564854B (zh) 一种数据传输方法、装置、设备和存储介质
CN113472508A (zh) 一种基于5g的用于传输任务关键信息的方法及系统
JPS5941946A (ja) ロ−カルネツトワ−クシステムのデ−タ伝送制御装置
JPS5941945A (ja) ロ−カルネツトワ−クシステムのデ−タ伝送方式
KR20040055079A (ko) 비터비 디코딩 방법 및 이를 저장한 기록매체

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120717

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121017

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121024

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121214

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130812

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5474928

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees