JP5474485B2 - トルク工具 - Google Patents

トルク工具 Download PDF

Info

Publication number
JP5474485B2
JP5474485B2 JP2009245616A JP2009245616A JP5474485B2 JP 5474485 B2 JP5474485 B2 JP 5474485B2 JP 2009245616 A JP2009245616 A JP 2009245616A JP 2009245616 A JP2009245616 A JP 2009245616A JP 5474485 B2 JP5474485 B2 JP 5474485B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tightening
target
torque value
torque
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009245616A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011088265A (ja
Inventor
哲也 横山
伸嘉 小林
信二 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohnichi Mfg Co Ltd
Original Assignee
Tohnichi Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohnichi Mfg Co Ltd filed Critical Tohnichi Mfg Co Ltd
Priority to JP2009245616A priority Critical patent/JP5474485B2/ja
Publication of JP2011088265A publication Critical patent/JP2011088265A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5474485B2 publication Critical patent/JP5474485B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

本発明は、トルク工具において、ボルトなどの締付部材を所定の締付トルクで締め付け可能とするための表示を行う技術に関する。
従来、トルク工具としてデジタル表示式のトルクレンチが知られている(例えば、特許文献1参照。)。デジタル表示式のトルクレンチは、歪ゲージを利用して、ボルトなどの締付部材を締め付けるトルクを検出し、その検出したトルク値を7セグメント表示を行う表示部により表示することができる。
従って、このトルクレンチによれば、締付部材の締付作業において、その時点の締付トルクをデジタル表示で表示することができる。これにより、作業者は、締め付け部材を締め付けるトルク値を確認しながら締付作業を行うことができる。
特開2007−111796号公報
しかし、上述した従来のトルクレンチを用いて、表示部に表示される締付トルク値を確認しながら締付操作を行っても、トルク値は連続して次々に変化するため、目標トルク値まであとどの程度力を加えればよいか把握しにくく、締付トルクが目標のトルク値を超えてオーバートルクとなってしまったり、トルク値を確認しながら締め付けを行うために迅速な締め付けができないことがある。
一方、トルク値が示された文字盤と針とを組み合わせたダイヤル式のアナログ表示のトルクレンチの場合、目標値の目盛を見ながらトルクレバーのハンドルに力を加えて手前側に引くことにより指針が目標値に向けて移動する。指針の動きはトルクレンチのレバーを手前側に引く操作速度と加える操作力に大きく依存し、指針は前記操作速度と操作力を反映して移動する。そして、指針が目標値に近づくとオーバートルクを避けるためにどうしても前記操作速度と操作力を加減する傾向が強く、前記操作速度と操作力の増減を繰り返し、目標値の手前で締め付けが一旦停止したり、オーバートルクになりやすい。このような現象は締め付け作業に不慣れな作業者が経験するもので、指針を目標値の位置に停止させるには相当な熟練を要していた。このような現象は上述したデジタル表示式のトルクレンチについても同様に生じる。
本発明者は、前記操作速度と操作力の掛け具合は作業者により異なるが、目標値に近づいてからは、現在の操作速度で目標値までの残り時間が予測できれば、その間は操作力を加減することなく締め付け作業を行うことで熟練を要することなく容易に目標値での締め付けが行えると考え本発明を為すに至ったものである。
すなわち、本発明は、目標値に近づいた時の締め付け速度で目標値に達するまでの時間感覚を予測可能とし、熟練を要することなく迅速に目標とするトルク値にボルト等を締め付けることができるトルク工具を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、本発明に係るトルク工具の一態様は、締付対象物を締め付ける力に応じた電気信号を出力するセンサ部と、前記電気信号に基づいて締付トルク値を算出するトルク算出部と、締め付けがされていない状態から、予め設定された締め付けしようとする目標トルク値に対する前記締付トルク値の割合が所定の割合に達した場合に点灯する予測開始表示部と、締付の際に少なくとも前記目標トルク値を含む目標トルク範囲に対応する点灯表示を行うターゲット表示部と、前記予測開始表示部と前記ターゲット表示部との間に連続して配置される複数の表示部を備え、前記所定の割合よりも大きく前記目標トルク範囲よりも小さい範囲における、前記目標トルク値に対する前記締付トルク値の割合に応じて対応する前記表示部の点灯表示を行うタイミング予測表示部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、トルク工具において、目標値に近づいた時の締め付け速度で目標値に達するまでの時間感覚を予測可能とし、熟練を要することなく迅速に目標とするトルク値にボルト等を締め付けることができる。
第1の実施形態によるトルクレンチの外観を示す平面図である。 図1に示したトルクレンチの側面図である。 図1に示す、矢印A−A’視におけるトルクレンチの断面図である。 トルクレンチの電気回路を示す回路図である。 トルクレンチの機能ブロック図である。 LED表示部の表示制御処理の流れを示すフローチャートである。 締付トルクに応じてブザーを鳴らす処理の流れを説明するフローチャートである。 トルクレンチで締め付けを行った場合におけるLED表示部の点灯表示を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態による、トルク工具の一例としての、トルクレンチ1の外観を示す平面図である。本実施の形態のトルクレンチ1は、例えば、ボルトなどの締付部材を締め付けると、予測開始表示部、タイミング予測表示部及びターゲット表示部としての、LED表示部10と液晶表示部12に締付トルクに応じた表示を行い、作業者がその表示を見ながら締付を行うことで、締付部材を所望のトルク値で締め付け可能とするものである。図2は、図1に示したトルクレンチ1の側面図である。図3は、図1に示す、矢印A−A’視におけるトルクレンチ1の断面図である。図4は、トルクレンチ1の電気回路を示す回路図である。
図1〜図3に示すように、本実施の形態のトルクレンチ1は、軸部2と、軸部2の中央付近に取り付けられ、LED表示部10や液晶表示部12、操作入力部14などが設けられ、内部に電気的な回路が格納されたケース6と、軸部2の後端側に取り付けられるグリップ部8を備える。また、軸部2の内部には、締付操作の力により変形し、その変形に応じて締付トルク値を算出するための電気信号を出力するセンサとしての起歪体部4が設置され、起歪体部4の先端は、ボルトなどの締付部材に嵌めるソケットが取り付けられる不図示のヘッドが取り付けられるヘッド取付角4Bが形成されている。
なお、本明細書において、「目標トルク値」とは、トルクレンチ1によって締結部材を締め付ける際に目標とするトルク値である。また、本明細書において、「締付トルク(値)」とは、トルクレンチ1によって実際に締結部材を締め付けているトルクであり、本実施の形態のトルクレンチ1においては、起歪体部4からの電気信号に基づいて、液晶表示部12などに表示される。
以下、上述の各部の構成について詳細に説明する。
本実施の形態の軸部2は、中空のパイプ状の部材であり、その長手方向中央位置付近の外側表面に、LED表示部10などが形成されたケース6が配置され、長手方向の後方側に、作業者がトルクレンチ1を握って締め付ける力を加えるためのグリップ部8が形成されている。そして、軸部2の前方側には、軸部2の内部に挿入された起歪体部4が配置されている。
起歪体部4は、ヘッド取付角4Bに取り付けられた、ボルトなどに嵌めるソケットを介して、作業者の締め付ける力の反力を受けて変形することにより、起歪体部4の表面に配置された歪ゲージ4Aからその変形に応じた電気信号を出力するものである。そして、後述するCPU20によってこの電気信号から締付トルク値が算出される。本実施の形態のトルクレンチ1の起歪体部4は、前方側がヘッドピン2aに支持され、後端部が支持ピン2bに支持される。図1に示す両矢印Fのいずれかの方向に力を加えてトルクレンチ1によって締付を行うと、起歪体4のヘッドピン2aと支持ピン2bの間の部分が、トルクレンチ1の回転面と平行な面上においてたわむ。これにより、起歪体部4の表面に配置された歪ゲージ4Aも変形し、その変形に応じた電気信号が出力される。
ケース6は、LED表示部10などの表示部や操作入力部14などが形成され、内部に、CPU20などの電気回路を格納する。
LED表示部10は、締付操作の際に、その時点での締付トルクが、締め付けの目標のトルク値として予め設定された目標トルク値に対して、どの程度の割合であるか(以下、目標トルク値に対する締付トルク値の割合を、「締付率」とも呼ぶ。)を視覚的に表示するための表示手段である。本実施の形態のLED表示部10は、複数の点灯窓10a(10a1〜10a8)が一列に配置され、各点灯窓10aそれぞれに対応する位置に青色LED(発光素子)と赤色LEDが配置されている。つまり、各点灯窓10aに対応する青色LEDまたは赤色LEDを発光させることで、各点灯窓10aを青色または赤色の光で点灯表示することができる。
LED表示部10による、締付操作を行っている際の締付の程度を示すための具体的な点灯表示処理については、図5に示す機能ブロックの説明及び図6に示すフローチャートの説明において述べるが、例えば、目標トルク値を示すターゲットとして、点灯窓10a6を青色に点灯表示させ、目標トルク値に対する締付トルク値の割合に応じて対応する点灯窓を赤色で点灯表示させることができる(例えば、目標トルク値に対して締付トルク値が20%である場合には、点灯窓10a1を赤色で点灯表示するなど)。締め付けトルクに応じて切り換わって発光する赤色LEDの点灯表示のタイミングをみて、ターゲットである青色の点灯表示の位置で止まるタイミングを予測して締め付けていくことで、目標トルク値での締め付けを行うことができる。
なお、締付率は赤色LED、目標トルク値のターゲットは青色LEDを発光させて表示するとして説明したが、これに限られず、任意の色のLEDを使用できる。また、同じ色のLEDを用いてもターゲットや締付率を示すことはできるが、締付率とターゲットとの区別をしやすくするため、異なる色にすることが好ましい。
液晶表示部12は、起歪体部12の歪ゲージ4Aから出力される電気信号に基づいて、CPU20が算出したトルク値を表示する。本実施の形態の液晶表示部12は、図1に示すように、7セグメントディスプレイでトルク値を表示する。液晶表示部12は、その他に、操作入力部14などを操作して、目標トルク値を設定する際や、その他のモード設定などの際に必要な表示を行う。なお、液晶表示部12は、トルク値を表示することができればよく、LEDなどの液晶表示以外の表示手段を用いることもできる。
操作入力部14は、トルクレンチ1の電源スイッチや、上述した目標トルク値を設定するためのスイッチや、締め付けが完了して次の締め付けを行うためのリセット操作などを行うための操作ボタンを備える。
次に、図4に基づいて、トルクレンチ1の電気回路部分について説明する。
CPU20は、歪ゲージ4Aからの電気信号に基づいて、トルク値を算出する処理や、その算出したトルク値を液晶表示部12に表示させる処理や、そのトルク値に基づいてLED表示部10に上述した点灯表示をさせたり、LED表示部10の表示に関連して、締め付けの程度を音で知らせるために報知部としてのブザー28を鳴らす処理など、トルクレンチ1における様々な処理を行う。
メモリ22は、CPU20において実行されるLED表示部10の表示制御などのプログラムを格納する。また、メモリ22は、操作入力部14の操作入力などにより目標トルク値を設定した場合には、その目標トルク値を記憶する。メモリ22は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、VRAM(Video RAM)等から構成されることができる。
オペアンプ24は、歪ゲージ4Aからの電気信号の増幅や不要な信号のカットを行う。ADコンバータ26は、歪ゲージ4Aから出力された電気信号を、アナログ信号からデジタル信号に変換する。
ブザー28は、上述したように、LED表示部10における表示と組み合わせて、音でも締め付けの程度を知らせるためのものである。ブザー28は、例えば、締め付けトルク値が目標トルク値であった場合にブザー音を鳴らして、利用者に目標トルク値で適正に締結されたことを知らせることができる。ブザー28のブザー音を鳴らす処理の詳細については、後述する。
次に、図5に基づいて、本実施の形態のトルクレンチ1のLED表示部10等により目標トルク値に対する締め付けの程度を知らせる処理を実行するための機能ブロックを説明する。図5は、トルクレンチ1の機能ブロック図である。トルクレンチ1は、信号取得部51と、トルク算出部52と、液晶表示制御部53と、締付率算出部54と、LED表示制御部55と、ブザー制御部56と、を備える。
信号取得部51は、歪ゲージ4Aから出力された電気信号を、A/Dコンバータ26等を介してデジタル信号として取得する。
トルク算出部52は、信号取得部51が取得した電気信号の大きさと予めメモリ22に記憶されているトルク値との関係から、トルク値を算出する。
液晶表示制御部53は、トルク算出部52が算出したトルク値を締め付けの際にリアルタイムで液晶表示部12に表示させる処理を行う。
締付率算出部54は、算出したトルク値が、予め設定した目標トルク値に対して、どの程度の割合かを表す、上述の締付率を算出する。具体的には、例えば、目標トルク値が100N・mであり、ある時点での締め付けトルク値が20N・mである場合には、その締付率は20%となる。なお、上述したように、目標トルク値はメモリ22に格納されており、締付率算出部54は、メモリ22を参照して目標トルク値を取得する。
LED表示制御部55は、上述した締付率算出部54によって算出された締付率に応じてLED表示部10にLEDの表示制御を行わせる。具体的には、まず、目標トルク値を示すターゲットとして、例えば、点灯窓10a6に対応する青色LEDを発光させ、点灯窓10a6においてターゲット表示部として青色の点灯表示を行う。そして、LED表示制御部55は、締付率算出部54が算出した締付率に基づいて、所定の点灯窓10aに対応する位置の赤色のLEDを点灯させる。締付トルク値が目標トルク値に近づくにつれて、つまり締付率が100%に近づくにつれて、赤色の点灯表示をターゲットである点灯窓10a6に近づけるように赤色LEDの発光を切り換えていくことで、目標トルク値に対する締め付けの程度を視覚的に把握できるため、目標トルク値での締め付け操作が容易になる。
さらに、LED表示制御部55は、締付トルク値が目標トルク値に達した場合に、例えば、ターゲットを示していた青色LEDを点滅させて、目標トルク値に達したことを知らせることができる。
また、締付トルク値が目標トルク値を超えてしまった場合には、その割合に応じて、点灯窓10a7や10a8に対応する赤色LEDを点灯させることができる。
なお、トルクレンチによる締め付けは、通常、目標トルク値を含む一定の範囲内で締め付けることができればよいため、本実施の形態のトルクレンチ1の場合も、目標トルク値を含む一定の範囲を合格範囲(目標トルク範囲)とし、締付トルク値が合格範囲内であった場合には、上述の青色LEDの点滅処理を行うようにすることができる。目標トルク値で締め付けができたとする合格範囲は、要求される締め付けの精度に応じて、任意の範囲で設定することができ、例えば、目標トルク値の前後5%(締付率95%〜105%)としたり、上限値及び下限値を設定(例えば、目標トルク値が100N・mの場合に、下限値を95N・m、上限値を105N・mとする等)したりすることができる。
ブザー制御部56は、ブザー28の鳴動を制御する。上述したように、例えば、算出された締め付けトルク値が目標トルク値(合格範囲内)に達した場合に、ブザー28を鳴動させて、音で締め付け状況を利用者に知らせる。さらに、締付トルク値が目標トルク値あるいは上述した合格範囲に接近したことを、目標トルク値に達した場合とは異なるブザー音によって知らせることもできる。また、目標トルク値を超えてしまった場合にもブザー28を鳴らして、目標トルク値で締め付けできなかったことを知らせることができる。
以上が本実施の形態のトルクレンチ1のLED表示部10の表示制御等を行うための機能ブロックである。
以上説明した本実施の形態のトルクレンチ1によれば、締付トルク値を数値として表示するだけではなく、目標トルク値に対する締付トルク値の割合を、点灯表示される複数の点灯窓10aが一列に並んだLED表示部10により表示するため、作業者は、締付操作の際にその時点の締付トルク値が目標トルク値に対してどの程度であるかを、視覚を通じて直感的に把握できる。そのため、オーバートルクの締め付けなどが低減され、容易に締結部材を目標トルク値で締め付けることができる。
また、赤色LEDを点灯表示させる際に、本実施の形態のトルクレンチ1では、締付率が20%を超えて初めて点灯窓10a1の赤色LEDを点灯させるようにしている。これにより、赤色LEDが全く点灯していない状態から、1つ点灯した状態へと変化するため、締め付ける力が加わわりはじめたことを、はっきりと確認することができる。これに対して、0トルクからほとんど力を加えていない状態(例えば、締付率20%未満)であっても、赤色LEDを点灯させていると、力を加えていってターゲット側の赤色LEDに点灯表示が1つ切り換わっても、赤色の点灯表示が移動したことをはっきりと確認できるとは限らず、締め付ける力が加わり始めたことを明確に認識することは難しい。
そして、本実施の形態のトルクレンチ1は、目標トルク値(合格範囲)を示すターゲットを表示していることにより、締付率に応じて発光が切り換えられる赤色LEDの光とターゲットの光との位置関係を見ながら締め付けができるため、締め付けの力の掛け具合を調整しやすくなる。つまり、作業者は、赤色LEDの発光が切り替わっていくタイミングと、力の掛け具合とを勘案して、赤色LEDがターゲットの位置に到達するタイミングを予測しながら締め付けることができ、目標トルクでの締め付けが行える。
ここで、点灯窓10aは、全部で8個の表示窓部10a1〜10a8をトルクレンチの長手方向に沿って横一列に連設(本実施形態ではヘッド2側から後端に向けて順に第1表示窓部10a1、第2表示窓部10a2、・・・・第7表示窓10a7、第8表示窓10a8)しており、第6表示窓部10a6をターゲット表示部として青色表示を行わせているが、ターゲット表示部は第5または第7表示窓部等であっても良い。
本実施形態において、第1表示窓部10a1(予測開始表示部)が赤色に点灯するのは、作業者が締め付けの意思があると判断される締付率20%としており、ターゲット表示部である第6表示窓部10a6までは、タイミング予測表示部として、第2表示窓部10a2〜第5表示窓部10a5までの4つの表示窓部が存在している。締め付けを開始し始めた状態では、ボルト等を締め付けるに従ってトルクレンチに加える力が増すが、操作速度と操作力との関係がまだつかめきれていない状態の場合には、次の第2表示窓部10a2に点灯が切り替わるタイミングと、作業者自身が予測するタイミングとにずれが生じる。そこで、第1表示窓部10a1から第2表示窓部10a2に実際に点灯表示が切り替わったタイミングを参考にして次に第2表示窓部10a2から第3表示窓部10a3への点灯表示の切り替えタイミングを予測しながら締付作業が行えることになる。このように2回程度の切り替わりタイミング予測区間を設定することで、作業者に切り替わりタイミングの予測の学習効果が表れるので、さらに、第3表示窓部10a3から第4の表示窓部10a4に点灯が切り替わる切り替わりタイミングが作業者の略予測通りになり、このままの操作速度と操作力の掛け具合を維持すれば、第4表示窓部10a4から第5の表示窓部10a5の点灯表示の切り替わりタイミングが作業者の予測と一致し、次にこの切り替わりタイミングで締め付け操作を停止すれば、目標値である設定トルク値での締め付けが行われる。この場合、第5の表示窓部10a5からターゲット表示部である第6表示窓部10a6に表示が切り替わったタイミングと作業者自身が締め付けを停止したタイミングとに差がなければ設定トルク値での締め付けが行われたことになる。
すなわち、本実施形態において、8個の表示窓部10a1〜10a8をトルクレンチの長手方向に沿って横一列に連設した構成は目盛表示とするものではなく、設定トルク値に到達するタイミングを予測させるためのものである。
また、LED表示部10の表示は、目標トルク値に対する締付トルク値の比率に基づいて行うため、目標トルク値や合格範囲を変更しても、同様に締め付けの程度を示すことができる。
また、締付率に対応した赤色の点灯表示がターゲットである青色の点灯表示に重なった位置で締め付けを完了することで、締め付け目標の合格範囲で締め付けが行えたことをはっきりと確認することができ、所望のトルクで適正に締め付けが行えたか否かを確実に判断することができる。
さらに、暗いところで作業している場合にも、目標トルク値を示すターゲットの点灯表示と締付率を示す点灯表示をはっきりと視認できるため、液晶表示部12によるトルク値が視認できなくても目標トルク値での締め付けが可能である。
次に、図6及び図7に基づいて、本実施の形態のトルクレンチ1のLED表示部10による、LED表示部10の表示制御処理の流れを説明する。図6は、LED表示部10の表示制御処理の流れを示すフローチャートである。図7は、締付トルクに応じてブザーを鳴らす処理の流れを説明するフローチャートである。図8は、トルクレンチ1で締め付けを行った場合におけるLED表示部10の点灯表示を示す模式図である。
なお、以下の処理の流れの説明においては、目標トルク値を100N・m、合格範囲を締付率で95%〜105%(トルク値では95N・m〜105N・m)とした場合を例として説明するが、上述したように目標トルク値や合格範囲は任意に設定することができ、この数値及び数値範囲に限られるものではない。また、LED表示制御部55は、トルクレンチ1による締付トルクの測定を開始する際に予め、目標トルク(合格範囲)を示すターゲットとして、点灯窓10a6に対応する青色LEDを点灯させる処理を行う(図8(a)参照)。
まず、LED表示部10の表示制御処理の流れを説明する。
ステップ101(図6において、S101と示す。以下同じ。)において、信号取得部51が歪ゲージ4Aからの電気信号を取得すると、トルク算出部52がトルク値を算出する。
ステップ102において、液晶表示制御部53が、トルク算出部52が算出したトルク値を液晶表示部12に表示させる処理を行う。
ステップ103において、締付率算出部54が、算出されたトルク値の目標トルク値に対する割合である締付率を算出する。この締付率に基づいてブザー28を鳴らす処理の流れは、図7のフローチャートで説明する。
ステップ104において、LED表示制御部55が、算出された締付率が目標トルク値である100N・mの20%未満であるか否かを判定する。
締付率が20%未満であった場合にはいずれの点灯窓10aの赤色LEDの点灯も行わず、次の電気信号について、ステップ101からの処理を繰り返す。
ステップ104における判定で、締付率が20%以上であった場合には、ステップ105において、LED表示制御部55が、締付率が20%以上95%未満であるか否かの判定を行う。締付率が20%以上95%未満であった場合には、ステップ106において、LED表示制御部55が、締付率に応じて対応する点灯窓10a1〜10a5の赤色LEDを点灯させる。例えば、本実施形態では、締付率が20%以上35%未満の場合には点灯窓10a1(図8(b)参照)に、35%以上50%未満の場合には点灯窓10a2に、50%以上65%未満の場合には点灯窓10a3(図8(c)参照)に、65%以上80%未満の場合には点灯窓10a4に、80%以上95%未満の場合には点灯窓10a5(図8(d)参照)に、それぞれに対応する赤色LEDを点灯させる処理を行う。
ステップ105における判定で、締付率が95%以上であった場合には、ステップ107において、LED表示制御部55が、締付率が合格範囲であるか否か、つまり、本実施の形態では、締付率が95%〜105%であるか否かの判定を行う。締付率が95%〜105%であった場合には、ステップ108において、点灯窓10a6に対応する青色LEDを点滅させる処理を行う(図8(e)参照)。この場合には、作業者は、目標トルク値を含む合格範囲内での適正なトルクで締め付けを行うことができたことを確認することができる。
一方、ステップ107における判定で、105%を超えていた場合には、オーバートルクであり、ステップ109において、LED表示制御部55は、ターゲットの青色LEDを消灯させるともに、締付トルクに応じて、点灯窓10a7又は10a8の赤色LEDを点灯させる処理を行う(図8(f)参照)。例えば、図8(f)に示すように、締付トルク値が110N・mとなってしまった場合には、締付率は110%で、合格範囲の95〜105%を超えてしまっているため、LED表示制御部55は、ターゲットである10a6の青色LEDを消灯し、ターゲットより右側の点灯窓10a7に対応する赤色LEDを点灯表示させる。
以上の処理を、信号取得部51がA/Dコンバータ26から取得する電気信号ごとに繰り返して実行することにより、締め付け操作の際に、締め付ける力が大きくなるにつれて、赤色の点灯表示がターゲットに近づいていくように赤色LEDの発光を切り換えていくことができる。なお、締付が完了した場合には、操作入力部14を操作して、LED表示部10の表示及び液晶表示部12の表示をリセットすることができる(図8(g)参照)。
以上の処理により、締め付け操作の際に、その時点での締付トルク値の目標トルクに対する程度、つまり、現在の操作速度、操作力の掛け具合を維持した場合、あとどのくらいのタイミング(時間)で目標トルクに達するかの予測表示を行うことができ、この表示により容易に目標トルクで締め付けを行うことができる。
次に、図7に基づいて、ブザー28を鳴らす処理の流れについて説明する。
図6のフローチャートのステップ103における締付率算出部54の処理に続いて、ステップ201(図7において、S201と示す。以下同じ。)において、ブザー制御部56は、締付率算出部54が算出した締付率が、目標トルク値の80%以上95%未満であるか否かを判定する。締付率がこの範囲内であった場合には、ブザー制御部56は、利用者に締付トルクが合格範囲に接近していることを知らせるために、ブザー28を断続的に鳴らす処理を行う(ステップ202)。
ステップ201において、締付率が80%未満であった場合は、ステップ201の判定を繰り返す。
ステップ203において、ブザー制御部56は、締付率が合格範囲である95%以上105%以下であるか否かを判定する。締付率が合格範囲内であった場合には、ブザー制御部56は、締付トルク値が合格範囲内であったことを知らせるために、断続音から切り換えて、連続音を出すようにブザー28を制御する(ステップ204)。
ステップ203において、締付率が合格範囲ではなかった場合には、ステップ202にもどり、締付率が合格範囲に達するまでブザー28を断続的に鳴らす処理を行う。
ステップ205において、ブザー制御部56は、締付率が合格範囲を超えたか否かを判定する。締付率が合格範囲を超えた場合には、ブザー制御部56は、締付トルク値がオーバートルクであることを知らせるために、ブザー28を断続的に鳴らすよう制御する(ステップ206)。
ステップ205において、締付率が合格範囲を超えていなかった場合には、ステップ204に戻り、ブザー28を連続的に鳴らす処理を続ける。
なお、ステップ204の処理により連続音が鳴っている間、及び、ステップ202、ステップ206の処理により断続音が鳴っている間に、操作入力部14の操作などにより、トルク測定をリセットする操作が行われた場合には、ブザー制御部56は、ブザー28の鳴動を停止させる。
以上が、締付率に応じてブザー28を鳴らす処理の流れである。このような処理により、実際の締め付け操作においては、締付トルク値が上昇して合格範囲に近づくと、断続的なブザー音が鳴り、更に締め付けて合格範囲に到達すると、連続音が鳴ることになる。そして、締付トルクが合格範囲を超えてオーバートルクになった場合には、断続的なブザー音が鳴る。従って、LEDの点灯表示によって視覚的に締付の程度を知らせることに加えて、音によっても締付の程度を知らせることができ、目標トルクでの締め付けがより容易になる。
なお、上述した合格範囲(締付率で95%〜105%)や、断続的にブザーを鳴らす範囲(80%〜95%)等は、すべて本実施の形態を説明するための例示であり、この数値に限定されるものではなく、トルクレンチ1の利用者が任意に設定することができるものである。
また、ブザー28の鳴り方はこれに限られるものではなく、締付トルク値が、合格範囲に近づいたこと、合格範囲内に到達したこと、オーバートルクになったことなどが、互いに異なる鳴り方で区別して知らせることができれば、どのような鳴り方でもよい。
さらに、目標トルク値の高低等に応じて、ブザー28を鳴らすタイミングを任意のタイミングに調整することもできる。例えば、目標トルク値が低いトルク値であるために、締め付け操作を開始してから目標トルク値にすぐに到達してしまうような場合には、断続音の鳴るタイミングを上述した締付率(80%)よりも低い段階から鳴らすことができる。これにより、目標トルク値にすぐに到達してしまうような場合も、合格範囲に対応する点灯窓の1つ手前の点灯窓(上述の実施形態では点灯窓10a5)において赤色LEDが点灯するタイミングよりも早くブザー28を鳴らして、締付トルクが合格範囲に近づいていることをLED表示部10の表示タイミングよりも早めに知らせることができ、オーバートルクを効果的に防ぐことができる。
また、本実施の形態では、ブザー制御部56が締付率が所定範囲であるか否かを判断し、ブザーを鳴動させる処理を行っているが、これに限られず、LED表示制御部55がLEDの発光制御と共に、ブザーの鳴動制御を行っても良い。例えば、LED表示制御部55が、締付率が80%〜95%であると判定した場合に、ブザー28を断続音を出すように制御し、締付率が合格範囲であると判定した場合に、ブザー28を連続音を出すように制御し、合格範囲を超えた場合に、ブザー28をオーバートルクを示す断続音を出すように制御することができる。
なお、以上説明した機能及び処理は、メモリ22に格納されているLED表示部10の表示制御及びブザー28を鳴らす処理を行うプログラムをCPU20に実行させることにより実現されるものである。
以上説明したように、本実施の形態のトルクレンチ1によれば、締付トルク値を数値として表示するだけではなく、目標トルク値に対する締付トルク値の割合を、ゲージ状のLED表示部10により表示するため、作業者は、締付操作の際にその時点の締付トルク値が目標トルク値に対してどの程度であるかを、視覚を通じて直感的に把握できる。特に、目標トルク値を示すターゲットを点灯表示しているため、作業者は、締め付けの割合に対応する赤色の点灯表示がターゲットに近づいていくスピードなどを確認して、ターゲットに到達するタイミングを予測することが可能であり、その予測に応じて締め付ける力を調整することができる。そのため、オーバートルクの締め付けなどが防止され、確実に締結部材を目標トルク値(合格範囲)で締め付けることができる。また、このLED表示部10と組み合わせて、ブザー28を鳴らすことにより視覚だけでなく、音によっても締め付けの程度を把握することができ、目標トルク値での締め付けが可能である。
なお、以上説明した本実施の形態のトルクレンチ1は、LED表示部10による表示に加えて、液晶表示部12に締付トルク値を表示し、ブザー28を鳴らして締め付けの程度を知らせるものであるとして説明したが、これに限られるものではなく、LED表示部10による表示だけで締め付けの程度を知らせるようにしてもよい。また、LED表示部10と液晶表示部12の組み合わせ、又はLED表示部10とブザー28の組み合わせとすることもできる。
また、本実施の形態のトルクレンチ1においては、トルクを検出するセンサとして、ひずみゲージ4Aを取り付けた起歪体部4を備えるとして説明したが、これに限られるものではなく、締付動作に応じて電気信号を出力し、その信号に基づいてトルク値を算出することが可能なセンサであればどのようなものでも用いることができる。
また、本実施の形態のトルクレンチ1においては、合格範囲を示す点灯窓を10a6とし、その点灯窓10a6に対応する青色LEDを点灯/点滅させるとして説明したが、これに限られるものではなく、任意の窓を合格範囲を示す点灯窓として設定することができる。また、複数の点灯窓を合格範囲に対応させてもよい。例えば、10a5〜10a7の3つを合格範囲の点灯窓とすることができる。この場合には、締め付け操作の際に、10a5〜10a7に対応する青色LEDを点灯させておく。このような点灯表示は、合格範囲が比較的広い場合に好適である。
また、本実施の形態のトルクレンチ1においては、LED表示部10のLEDは、各点灯窓10aに対応する位置に赤色LEDと青色LEDが並列して配置されるものとして説明したが、これに限られるものではなく、合格範囲に対応する点灯窓に配置されるLEDを青色LEDとし、それ以外の点灯窓のLEDを赤色LEDとしてもよい。
また、本実施形態においては、LED表示部10の点灯窓10aを直線的に一列に形成し、各LEDを各点灯窓に対応する位置に直線的に配列したものとして説明したが、これに限られるものではなく、点灯表示が連続しており、締付率の増減が認識できるような配置であればよい。例えば、点灯表示が曲線状であったり、円形状になっていてもよい。
また、上述した実施形態におけるトルクレンチ1において上述した各動作を実行させるプログラムを、LED表示部10の表示処理プログラムやブザー28の鳴動処理プログラムとして提供することができる。上述した実施の形態では、発明を実施する機能を実現するための当該プログラムが、装置内部に設けられたメモリに予め記録されている場合を例示したが、これに限らず同様のプログラムをネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様のプログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。
具体的に、記録媒体としては、例えば、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体、コンピュータプログラムを保持するデータベース、あるいは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、回線上の伝送媒体などが挙げられる。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と共働してその機能を実現させるものであってもよい。
また、本実施の形態においては、トルク工具の例としてトルクレンチについて説明したがこれに限られるものではなく、トルクドライバーなどのその他のトルク工具についても適用することができることはいうまでもない。
1 トルクレンチ
2 軸部
4 起歪体部
4A 歪ゲージ
6 ケース
8 グリップ部
10 LED表示部
12 液晶表示部
14 操作入力部
20 CPU
22 メモリ
28 ブザー

Claims (3)

  1. 締付対象物を締め付ける力に応じた電気信号を出力するセンサ部と、
    前記電気信号に基づいて締付トルク値を算出するトルク算出部と、
    締め付けがされていない状態から、予め設定された締め付けしようとする目標トルク値に対する前記締付トルク値の割合が所定の割合に達した場合に第1の色で点灯する予測開始表示部と、
    締付の際に少なくとも前記目標トルク値を含む目標トルク範囲に対応する点灯表示を前記第1の色とは異なる第2の色で行うターゲット表示部と、
    前記予測開始表示部と前記ターゲット表示部との間に連続して配置される複数の表示部を備え、前記所定の割合よりも大きく前記目標トルク範囲よりも小さい範囲における、前記目標トルク値に対する前記締付トルク値の割合に応じて対応する前記表示部の点灯表示を前記第1の色で行うタイミング予測表示部と、
    前記ターゲット表示部に隣接し、前記ターゲット表示部を挟んで前記タイミング予測表示部とは反対側に配置され、前記目標トルク範囲を超えるオーバートルクの範囲において前記目標トルク値に対する前記締付トルク値の割合に応じて前記第1の色で点灯するオーバートルクを表示する表示部と、
    を備え
    前記目標トルク値に対する前記締付トルク値の割合が前記目標トルク範囲を超えたことにより前記オーバートルクを表示する表示部が点灯する場合に、前記ターゲット表示部が消灯することを特徴とするトルク工具。
  2. 請求項1に記載のトルク工具において、
    前記ターゲット表示部は、前記締付トルク値が前記目標トルク範囲に達した場合に、前記第2の色で点滅表示することを特徴とするトルク工具。
  3. 請求項1または2に記載のトルク工具において、
    前記目標トルク値に対する前記締付トルク値の割合に応じて音を鳴らす報知部をさらに備えることを特徴とするトルク工具。
JP2009245616A 2009-10-26 2009-10-26 トルク工具 Active JP5474485B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009245616A JP5474485B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 トルク工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009245616A JP5474485B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 トルク工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011088265A JP2011088265A (ja) 2011-05-06
JP5474485B2 true JP5474485B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=44106996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009245616A Active JP5474485B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 トルク工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5474485B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201249610A (en) * 2011-06-10 2012-12-16 Eclatorq Technology Co Ltd Electronic torsion wrench having automatic compensation device for outputted torsion
TW201341129A (zh) * 2012-04-10 2013-10-16 Kabo Tool Co 電子扭力扳手
JP5992763B2 (ja) * 2012-08-17 2016-09-14 株式会社東日製作所 トルクドライバー
TWI500486B (zh) * 2012-11-14 2015-09-21 Kabo Tool Co Torque warning value of non-continuous interval of electronic torque tool
GB2506705B (en) * 2013-03-28 2014-09-03 Crane Electronics Torque wrench which compensates for users' reaction times
US9156148B2 (en) * 2013-05-10 2015-10-13 Snap-On Incorporated Preset electronic torque tool
KR101567549B1 (ko) * 2013-05-31 2015-11-20 주식회사 한국자동화기술 토크인가공구 검사장치를 이용한 토크인가공구 관리시스템
CN103586811A (zh) * 2013-11-14 2014-02-19 宁夏中远天晟科技有限公司 一种手动铁路货车螺栓紧固扭力矩数显智能扳手
CN109922927B (zh) * 2016-11-10 2020-12-22 日东工器株式会社 电动工具及其控制装置以及控制电路
JP6984082B2 (ja) * 2017-08-25 2021-12-17 京都機械工具株式会社 ドライバユニット
GB2573881B (en) * 2018-04-13 2021-04-07 Snap On Tools Corp System and method for indicating torque
US11794320B2 (en) 2018-04-13 2023-10-24 Snap-On Incorporated System and method for indicating torque
JP7128701B2 (ja) * 2018-09-21 2022-08-31 株式会社中電工 トルクレンチ
TWI687283B (zh) * 2018-11-22 2020-03-11 優鋼機械股份有限公司 電子扳手及電子扳手提示方法
TWI727829B (zh) * 2020-06-16 2021-05-11 瞬豐實業有限公司 用於扭矩調節的警示裝置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4039794A1 (de) * 1990-12-13 1992-06-17 Forst Saltus Werk Drehmomentschluessel
JP2001260044A (ja) * 2000-03-16 2001-09-25 Watanabe Seisakusho:Kk トルクレンチ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011088265A (ja) 2011-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5474485B2 (ja) トルク工具
JP3201113U (ja) 早期警告機能付き電子式トルクレンチ
JP4578758B2 (ja) 電子式深さゲージ付き手工具装置
US8918292B2 (en) Digital angle meter
EP2758213B1 (en) Digital angle meter
US20080083141A1 (en) Electronic control device
JP7080204B2 (ja) 電動高速回転レンチ
SE537181C2 (sv) Styrsystem samt förfarande för en tiltrotator
JP2007198923A (ja) 試験装置
ATE515183T1 (de) Steuereinrichtung
JP2006327421A (ja) 操舵制御装置及びバイワイヤ方式の操舵システム
JP2006095626A (ja) 自動工具
JP2005233289A (ja) ねじの緩み検知方法、及びその検知器
JP2011197565A5 (ja)
JP4976809B2 (ja) デジタル表示式測定器
JP2001260044A (ja) トルクレンチ
JP3174434U (ja) トルクレンチ
JP2005118955A (ja) トルク工具およびトルク工具の締め付けトルク判別装置
JP4512544B2 (ja) トルク機器
JP3181365U (ja) 角度測定装置
JP4460926B2 (ja) 増締検査用トルクレンチ
TW201417962A (zh) 扭力警示值非連續間隔之電子扭力工具
JP2007111801A (ja) トルク機器
JP2007292573A (ja) 指針装置及び指針スイープ表示方法
JP3078098U (ja) 模型自動車用加速度検出表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5474485

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250