JP5473712B2 - 前パネルへのセンサーユニットの取付構造 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示されている構造では、左右両側の側板に切欠を形成したベースを前パネルに固定し、センサーユニットに取り付けたブラケットに設けられているネジ部材を、ベースの側板の切欠に挿入することで、ベースにブラケットを介してセンサーユニットを取り付けるものとしている。
本発明は、前面に便器が取り付けられる前パネルを備えた便器ユニットにおける前記便器の上方にセンサーを配置するに際し、前記前パネルに固定されたベースに、センサーユニットに固設されたブラケットを取り付けて前記前パネルに前記センサーユニットを取り付ける構造であって、
前記ベースの左右両側には、前記ブラケットに設けられた係止部が挿入される切欠を有する側板が備えられ、
該側板における切欠の下部には、該切欠の上部よりも延びた前記係止部案内用の案内突部が形成されている
ことを要旨とする。
こうすれば、ブラケットのネジ部材を、切欠の挿入部へ入れて前側へ移動させると、ネジ部材は切欠の収納部内に収まるため、収納部に収まった状態では前後方向の移動が規制されてズレが生じない状態となる。また、収納部の上下寸法はネジ部材の径寸法と略同一寸法に設定されているため、ネジ部材が収納部内で上下方向に移動する距離が短く、収納部内への収納位置で傾いて取り付けられたりすることがない。
こうすれば、センサーユニットの取り付け時に、スポンジがセンサーユニットとベースとの間の隙間を埋めるように押し潰されて、センサーユニットの送受信部の周囲をスポンジで良好に包囲することができ、これにより、送受信部に埃等が入り込むのを良好に防げるものとなる。
図1は、小便器ユニットの設置状態の斜視構成図であり、図2は、小便器ユニットの設置状態の正面図であり、図3は、小便器ユニットの設置状態の側面一部断面構成図である。
ベース14は、平板状の固定片14aに、センサー窓3aと整合するセンサー用開口14dが開口形成され、固定片14aの左右側には、後方側へ90°折り曲げて左右の側板14b,14bが一体形成されており、この左右の側板14b,14bには、それぞれ後端が開放されて前側へ延びる切欠15,15が形成されている。また、左右の側板14b,14bの上端側には、ネジを通す通し孔14c,14cが形成されている。
また、このベース14のセンサー用開口14dの裏側には、固定片14aに貼着等して窓枠状のスポンジ16が取り付けられている。
即ち、この案内突部14eは、切欠15の挿入部15aの上端側よりも後方側へ延びて側板14bに一体状に突出形成されている。
また、当接片10bの上端側には、後方側へ略水平に延びて左右一対の上支持片10f,10fが形成され、各上支持片10f,10fの後端には、垂下状に折り曲げて上ネジ片10g,10gが一体形成されており、各上ネジ片10g,10gにはネジ孔10h,10hが形成されている。
また、当接片10bの下端側にも、後方側へ短く延びた左右一対の下支持片10i,10iが形成され、各下支持片10i,10iの後端から上方へ折り曲げて下ネジ片10j,10jが形成され、各下ネジ片10j,10jにはそれぞれネジ孔10k,10kが形成されている。
即ち、センサーユニット8の左右側壁の上下に突出状に形成された4個のネジ通し片8a,8a,8a,8aに、それぞれ取付ネジ11を後方側から通して、4本の取付ネジ11のそれぞれの前端を、ブラケット10のネジ孔10h,10hおよび10k,10kにそれぞれ締め付け、4本の取付ネジ11,11,11,11によりブラケット10はセンサーユニット8の前面側に取り付け固定される。
このブラケット10の取付状態では、センサーユニット8の前面の送受信部9aの前方側にブラケットの開口10aが配置される。なお、送受信部9aはセンサーユニット8内の感知部9の前面側の部分である。
なお、ベース14の裏側にブラケット10を取り付けた状態を、図7に後方側から見た斜視図で示す。
なお、ブラケット10のベース14への取付作業時に、上方から目視した場合においても、ベース14の案内突部14eは突出しているため確認しやすく、切欠15の位置を目視でも良好に確認できるものとなり、さらに取付作業を容易に行うことができるものである。
即ち、図9および図10は、ベース14の側板14bを拡大して示すものであり、図9では、案内突部14e側が開放されて前側へ水平に延びる挿入部15aの前端に、前側に向かって下傾状に収納部15bを形成したものである。なお、この収納部15bの上下寸法は短く、ブラケット10の取り付け時にスポンジ16にズレが生じない程度の上下寸法に設定されている。
このような切欠15においても、ブラケット10の係止ネジ12を案内突部14e上に乗せて、容易に係止ネジ12を挿入部15a内に挿入させてゆくことができ、前側へ押し込めば自然に収納部15b内に係止ネジ12が収まり、係止ネジ12の前後方向の移動が自然に規制されるものとなり、ブラケット10がベース14に対し前後方向にずれることなく取り付けられる。
なお、収納部15bの上下寸法は係止ネジ12の外径寸法とほぼ同程度に設定されており、収納部15b内に係止ネジ12が落とし込まれる時にスポンジ16の位置ズレが生じないように考慮されている。
3 中央前パネル
3a センサー窓
8 センサーユニット
9a 送受信部
10 ブラケット
10a 開口
10b 当接片
10c 折曲片
10d 上ネジ孔
10e 下ネジ孔
10f 上支持片
10g 上ネジ片
10i 下支持片
10j 下ネジ片
10h,10k ネジ孔
11 取付ネジ
12 係止ネジ(ネジ部材)
12a 手回し部
13 固定ネジ
14 ベース
14a 固定片
14b 側板
14c 通し孔
14d センサー用開口
14e 案内突部
15 切欠
15a 挿入部
15b 収納部
16 スポンジ
Claims (3)
- 前面に便器が取り付けられる前パネルを備えた便器ユニットにおける前記便器の上方にセンサーを配置するに際し、前記前パネルに固定されたベースに、センサーユニットに固設されたブラケットを取り付けて前記前パネルに前記センサーユニットを取り付ける構造であって、
前記ベースの左右両側には、前記ブラケットに設けられた係止部が挿入される切欠を有する側板が備えられ、
該側板における切欠の下部には、該切欠の上部よりも延びた前記係止部案内用の案内突部が形成されている
ことを特徴とする前パネルへのセンサーユニットの取付構造。 - 前記係止部はネジ部材で構成されているとともに、
前記切欠は、後端が開放されて前側へ延びる挿入部と、該挿入部の前端側で下方に延びる収納部を有し、
前記収納部の上下寸法は前記ネジ部材の径寸法と略同一寸法に設定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の前パネルへのセンサーユニットの取付構造。 - 前記ベースには、前記センサーユニットとの間で押し潰されて該センサーユニットの送受信部の周囲を包囲できるスポンジが設けられている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の前パネルへのセンサーユニットの取付構造。
Priority Applications (1)
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JP2010073874A JP5473712B2 (ja) | 2010-03-26 | 2010-03-26 | 前パネルへのセンサーユニットの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010073874A JP5473712B2 (ja) | 2010-03-26 | 2010-03-26 | 前パネルへのセンサーユニットの取付構造 |
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