JP5472381B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、特別図柄表示装置によって大当たり遊技を提供するか否かを表示する遊技機に関する。
従来、特別図柄表示装置によって大当たり遊技を提供するか否かを表示する遊技機は、特別図柄始動信号を入力する毎に、1回、大当たり遊技を提供するか否かの表示を行っている。又、特別図柄表示装置が大当たり遊技を提供するか否かの表示を行っている間に、次の特別図柄始動信号が入力した場合には、これを記憶しておいて、その表示が終了後、次の大当たり遊技を提供するか否かの表示を行うようになっている。ここで記憶されている分が、いわゆる保留玉数と呼ばれるもので、この保留玉数の回数分だけは、必ず大当たり遊技を提供するか否かの表示が行われる。
ところで、従来の遊技機は、遊技者の興趣を向上するために、大当たり遊技を提供するか否かの表示に工夫を凝らし、時々、いわゆるロングリーチやスーパーリーチと呼ばれる思わせぶりなストーリ画像を特別図柄表示装置に表示している。
しかしながら、従来のストーリ画像では、このストーリ画像の発生頻度と、実際に大当たりが発生する頻度との差が大きく乖離していて、どれだけ思わせぶりなストーリの画像を表示しても、遊技者がストーリ画像に期待しない現象が発生することがあった。
又、ストーリー画像を思わせぶりにすればするほど1回の大当たり遊技の提供の可否表示の時間が長くなって、遊技機の稼働率が低下する虞があった。
そこで、本発明では、ストーリ画像の発生頻度と、実際に大当たりが発生する頻度との差を小さくして、ストーリ画像から受ける感覚と、実際の大当たりの頻度との乖離が小さく、しかも遊技機の稼働率を向上することが出来る遊技機の提供を目的とする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1の発明の遊技機は、図柄始動信号が入力される毎に、大当たり遊技を提供するかに係わる表示を行う図柄表示手段と、上記図柄表示手段に入力される前の上記図柄始動信号を記憶する図柄始動信号記憶手段とを備えた遊技機において、上記図柄始動信号記憶手段に記憶された図柄始動信号の記憶数が所定個数に達したかを判断する始動信号個数判断手段と、上記始動信号個数判断手段が所定個数の図柄始動信号の記憶があると判断した場合に、上記図柄始動信号が上記図柄表示手段に入力される毎に表示内容が進行する表示を行って、上記所定個数の図柄始動信号が入力した場合に、大当たり遊技を提供するかに係わる表示を行う表示手段とを備えることを要旨とする。
これにより、図柄始動信号記憶手段に記憶された図柄始動信号の記憶数が所定個数に達したと判断されるまでは、図柄表示手段が図柄始動信号が入力される毎に、大当たり遊技を提供するかに係わる表示を行う。
一方、始動信号個数判断手段が図柄始動信号記憶手段に記憶された図柄始動信号の記憶数が所定個数に達したと判断した場合には、表示手段が図柄始動信号が上記図柄表示手段に入力される毎に表示内容が進行する図柄表示を行って、所定個数の図柄始動信号が入力した場合に、大当たり遊技を提供するかに係わる表示を行うまでの時間を極めて長くすることが出来、かつその間も、図柄始動信号の記憶数を消費することが出来る
パチンコ機1の正面図である。 パチンコ機1の制御系のブロック図である。 遊技機制御装置13で実行される大当たり判定処理ルーチンのフローチャートである。 通常遊技の説明図である。 高確率ゲーム抽選設定処理ルーチンのフローチャートである。 高確率ゲーム処理ルーチンのフローチャートである。 当たりゲームデータテーブル52の説明図である。 高確率ゲームの特別図柄の説明図である。 高確率ゲームの説明図である。
次に発明の実施の形態を説明する。
図1は、パチンコ機1の正面図、図2は、パチンコ機1の制御系のブロック図である。パチンコ機1は、図1に示すように、パチンコ遊技を提供する遊技面3と、パチンコ遊技の賞品としてのパチンコ球5を受ける上皿7と、下皿9と、パチンコ球5を遊技面3に発射するための発射ハンドル11と、遊技面3の裏側に位置して、パチンコ遊技を提供する遊技機制御装置13とを備えている。
パチンコ遊技を提供する遊技面3には、特別図柄を表示するディスプレイ15が中央に配設されており、ディスプレイ15の下方に特別図柄始動信号ssを出力する始動口17と、大当たりの場合に特別遊技を提供する大入賞口19とが配設されている。又、ディスプレイ15の上方には、特別図柄始動信号ssの記憶数、いわゆる保留玉数を表示する保留玉数表示灯21と、詳細を後述する通常ゲーム表示器23と、高確率ゲーム表示器25と、継続数表示器27とが配設されている。
遊技機制御装置13は、図2に示すように、CPU31と、ROM33と、RAM35と、入力インタフェース37と、出力インタフェース39とからなるマイクロコンピュータ41と、駆動装置43と、画像表示装置45と、表示装置47とを備えている。遊技機制御装置13には、始動口センサ51と、大入賞口アクチュエータ53と、ディスプレイ15と、保留玉数表示灯21と、通常ゲーム表示器23と、高確率ゲーム表示器25と、継続数表示器27とが接続されている。始動口センサ51は、始動口17に取り付けらており、始動口17にパチンコ球5が入賞すると、特別図柄始動信号ssを出力する。特別図柄始動信号ssは、入力インタフェース37を介してマイクロコンピュータ41に入力される。
大入賞口アクチュエータ53は、駆動装置43を経由して出力インタフェース39に接続され、マイクロコンピュータ41からの指令に基づいて大入賞口19を開閉する。
ディスプレイ15は、画像表示装置45を経由して、出力インタフェース39に接続され、マイクロコンピュータ41からの指令に基づいて、所定の特別図柄を表示する。
保留玉数表示灯21は、表示装置47を経由して出力インタフェース39に接続され、マイクロコンピュータ41からの指令に基づいて、保留玉数を表示する。
通常ゲーム表示器23は、表示装置47を経由して出力インタフェース39に接続され、マイクロコンピュータ41からの指令に基づいて、通常ゲームであることを表示する。
高確率ゲーム表示器25は、表示装置47を経由して出力インタフェース39に接続され、マイクロコンピュータ41からの指令に基づいて、高確率ゲームであることを表示する。
継続数表示器27は、表示装置47を経由して出力インタフェース39に接続され、マイクロコンピュータ41からの指令に基づいて、高確率時の大当たりゲームの最大継続回数を表示する。
RAM35は、後述する抽選値メモリ49と、遊技モードメモリ50とを備えている。抽選値メモリ49は、抽選値を7個記憶する。
ROM33は、後述する当たりゲームデータテーブル52を記憶している。
次に遊技機制御装置13によって実行される処理を説明する。遊技機制御装置13は、図示しない遊技処理が始動口センサ51から特別図柄始動信号ssを入力したとき、図示しない0〜224の大当たり抽選カウンタの値を抽選値として、取り出して、抽選値メモリ49に格納する慣用されている処理を実行する。
図3は、遊技機制御装置13で実行される大当たり判定処理ルーチンのフローチャート、図4は、通常遊技の説明図である。大当たり判定処理ルーチンは、図示しない遊技処理によって、大当たりか否かの判断を行う場合に、呼び出されて実行される。図示しない遊技処理で、通常遊技が実行されている場合に、図3の大当たり判定処理が呼び出されると、まずゲームが通常遊技であるか、高確率3回継続遊技であるか、或いは高確率1回遊技であるかの判断が行われる(S100)。なお、通常遊技、高確率3回継続遊技、高確率1回遊技の設定は、後述するが、通常遊技、高確率3回継続遊技、高確率1回遊技の情報は、遊技モードメモリ50に通常フラグ、高確率3回フラグ、高確率1回フラグで記憶されている。
ここで通常遊技であると判断された場合、つまり遊技モードメモリ50に通常フラグが設定されている場合には、つぎに1/225抽選を行う(S110)。1/225抽選は、抽選値メモリ49から最も過去に格納された抽選値を取り出して、予め通常遊技の大当たり値として記憶されている1個の当たり値と対比して、同じならば当たりと判断する処理であって、大当たり確率が225分の1の慣用されている大当たり抽選を行うことである。1/225抽選の結果は、当たりか、外れかである。
抽選の結果が当たり、又は外れの何れであっても、図示しない遊技処理は、図4に示す通常遊技の図柄61をディスプレイ15に表示する。つまり通常遊技時は、慣用されている抽選画像をディスプレイ15に表示する。抽選の結果が当たりであれば、通常遊技の図柄61をゾロ目などの大当たりを表現する図柄にする。又、抽選の結果が外れであれば、通常遊技の図柄61を外れを表現する図柄にする。
大当たりの場合には、図示しない遊技処理は、大入賞口19を最大16回開放する通常遊技の大当たり遊技を実行する。これにより、パチンコ機1は、通常2000個程度のパチンコ球5を上皿7、下皿9に排出する。
外れの場合には、次の大当たり判定処理を行って、遊技モードメモリ50に通常フラグが設定されている場合には、1/225抽選を行う。
上述したように通常遊技は、実行される。
図3の大当たり判定処理の判断で(S100)、高確率3回継続遊技(遊技モードメモリ50に高確率3回フラグが設定)であるとされた場合には、次に1/45抽選を実行し(S120)、高確率1回遊技(遊技モードメモリ50に高確率1回フラグが設定)の選択であるとされた場合には、1/15抽選を実行する(S130)。1/45抽選は、抽選値メモリ49から最も過去に格納された抽選値を取り出して、予め高確率3回継続遊技の大当たり値として記憶されている5個の当たり値と対比して、同じならば当たりと判断する処理であって、大当たり確率が45分の1の慣用されている大当たり抽選を行うことである。1/15抽選は、抽選値メモリ49から最も過去に格納された抽選値を取り出して、予め高確率1回遊技の大当たり値として記憶されている15個の当たり値と対比して、同じならば当たりと判断する処理であって、大当たり確率が15分の1の慣用されている大当たり抽選を行うことである。
高確率3回継続遊技で当たりと判断された場合には、図示しない遊技処理は、大入賞口19を最大3回開放する高確率3回継続遊技の大当たり遊技を実行する。これにより、パチンコ機1は、通常450個程度のパチンコ球5を上皿7、下皿9に排出する。
高確率1回遊技で当たりと判断された場合には、図示しない遊技処理は、大入賞口19を1回開放する高確率1回遊技の大当たり遊技を実行する。これにより、パチンコ機1は、通常150個程度のパチンコ球5を上皿7、下皿9に排出する。
以上に説明したように、図示しない遊技処理は、通常遊技、高確率3回継続遊技、高確率1回遊技の選択、設定状態に応じて、大当たりの抽選確率と、出玉の量とのバランスを採ったパチンコ遊技を提供する。つまり、高リスク・高リターンの遊技性の高いゲームを提供したり、低リスク・低リターンの穏やかな遊技性のゲームを選択に応じて提供する。
次に高確率ゲームについて説明する。
図5は、高確率ゲーム抽選設定処理ルーチンのフローチャートである。この高確率ゲーム抽選設定処理は、抽選値メモリ49に格納されている抽選値の数、いわゆる保留玉数が増加した場合に、遊技機制御装置13で割込起動される。
まず、保留玉数入力が行われ(S200)、保留玉数が4個以上か否かが判断される(S210)。保留玉数の入力では、抽選値メモリ49に格納されている抽選値の個数を入力する。保留玉数が4個未満の場合には、ここではそのまま一旦終了する。
保留玉数が4個以上の場合には、高確率ゲーム中かを判断し(S215)、高確率ゲーム中ならば、そのまま一旦終了する。高確率中でなければ、1回の方へ移行させるか、3回の方へ移行させるかの抽選を行って(S220)、1回の方へ移行させると判断した場合には、次に高確率1回設定処理を実行する(S230)。一方、3回の方へ移行させると判断した場合には、次に高確率3回設定処理を実行する(S240)。なお、1回の方へ移行させるか、3回の方へ移行させるかの抽選は、乱数の値に応じて決定する。
高確率1回設定処理が実行されると、遊技モードメモリ50に高確率1回フラグが設定される処理が実行される。高確率3回設定処理が実行されると、遊技モードメモリ50に高確率3回フラグが設定される。
上述した高確率ゲーム抽選設定処理により、高確率ゲームの継続回数が適当に分散され、偏ることが防止される。
次に、抽選値メモリ49に格納されている抽選値が入力される毎に、表示内容が進行するストーリの処理を説明する。
図6は、高確率ゲーム処理ルーチンのフローチャート、図7は、当たりゲームデータテーブル52の説明図、図8は、高確率ゲームの特別図柄の説明図、図9は、高確率ゲームの説明図である。
図6の高確率ゲーム処理は、抽選値メモリ49に格納されている抽選値の数、いわゆる保留玉数が増加した場合に、図5の高確率ゲーム抽選設定処理に続いて、遊技機制御装置13で割込起動される。
まず、保留玉数入力を行って(S300)、入力した保留玉数が5個以上であるかを判断し(S320)、5個に達していない場合には、そのまま本ルーチンを一旦終了する。即ち、保留玉数が4個までは、高確率ゲームを行うことなく通常遊技が実行される。従って、特別図柄始動信号が入力する毎に、図4に示したような通常遊技の図柄61を表示して、S110の1/225抽選を行う。
一方、5個以上であると判断された場合には(S310)、最も後から抽選値メモリ49に格納された抽選値が大当たりに該当する値に一致するかを判断して、一致していれば、当たりが入ったとの判断を行う(S320)。ここでの大当たりに該当する値は、図5の高確率ゲーム抽選設定処理によって高確率3回継続遊技とされた場合は、S120にて1/45抽選に参照される値である。又、高確率1回遊技とされた場合は、S130にて1/15抽選に参照される値である。即ち、図3の大当たり判定処理が実行された場合の判断と結果が一致する。
ここで、当たりが入ったとされた場合には(S320)、次に保留玉数の当たりゲームを行って(S330)、本ルーチンを一旦終了する。
ここで実行される保留玉数の当たりゲームは、以下に示すように行われる。
保留玉数の当たりゲームは、保留玉数に応じて、図示しない5回ゲーム、6回ゲーム、又は7回ゲームが行われる。
図示しない5回ゲームが起動された場合には、まず図8に示す高確率ゲーム時画面71をディスプレイ15に表示する。高確率ゲーム時画面71は、最大勝負回数表示エリア73と、勝負回数表示エリア75と、勝負出目表示エリア77と、勝負ストーリ表示エリア79とを備えている。
最大勝負回数表示エリア73は、図8には「7回勝負だよ〜」と表示されているように、保留玉数に応じて、図9の(A)に示すように、保留玉数が7個の場合には、「7回勝負だよ〜」表示81、保留玉数が6個の場合には、「6回勝負がんばれ」表示83、保留玉数が5個の場合には、「5回勝負できめ!」表示85が行われる。
ここでは、5回ゲームが起動されていることから、「5回勝負できめ!」が最大勝負回数表示エリア73に表示される。
なお、保留玉数表示灯21によって表示される保留玉数は、始動口17にパチンコ球5が入賞する毎に、増加し、ゲームの消化に応じて減少することから、保留玉数表示灯21によって表示される保留玉数と、最大勝負回数表示エリア73の勝負回数とは、同一数の表示になるとは限らない。
勝負回数表示エリア75は、図8には「1回目」と表示されているように、保留玉数の消化数に応じて、図9の(B)に示すように、保留玉数の消化数が1個目の場合には、「1回目」表示87、2個目には、「2回目」表示89、3個目には、「3回目」表示91、4個目には、「4回目」表示93、5個目には、「5回目」表示95、6個目には、「6回目」表示97、7個目には、「7回目」表示99が行われる。
ここでは、5回ゲームであることから、「5回目」まで、勝負回数表示エリア75に表示される。
勝負出目表示エリア77は、図8にサイコロが3個表示されているように、保留玉数が消化される毎に振られる3個のサイコロの出目を、図9の(C)に示すように表示する。サイコロの出目としては、1から6の数値出目表示101と、数値以外の図柄出目表示103とがある。
勝負出目表示エリア77のサイコロの出目は、数値出目表示101されたサイコロの出目を合計したものが、次に説明する勝負ストーリ表示エリア79のストーリの進行に用いられる。
勝負ストーリ表示エリア79は、図8に双六状に表示されているように、スタート表示105と、ゴール表示107と、中間段階表示109とを有している。この勝負ストーリ表示エリア79は、勝負ストーリを表現するものであって、スタート表示105は、勝負の開始時点を表現し、中間段階表示109は、保留玉数が消化される毎にストーリが進行する状態を表現し、ゴール表示107は、ここで止まるとストーリが大当たりで終了することを表現する。この勝負ストーリ表示エリア79は、保留玉数の消化が1個では、ゴール表示107に達することはなく、複数の消化で初めてゴール表示107に達するように作られている。
以上に説明した高確率ゲーム時画面71は、5回ゲームの場合には、図7に示す当たりゲームデータテーブル52の5回ゲームテーブル111に基づいて、ストーリが進行する。なお、6回ゲームの場合には、6回ゲームテーブル113、7回ゲームの場合には、7回ゲームテーブル115に基づく。
当たりゲームデータテーブル52は、勝負出目表示エリア77に表示するサイコロの出目を予め用意してあるもので、1から6の数値出目表示101に対応する数値出目値121と、数値以外の図柄出目表示103に対応する図柄123とが格納されている。5回ゲームテーブル111は、勝負ストーリ表示エリア79の進行が5回目に大当たりになる値に調整された出目行125が多数格納されている。6回ゲームテーブル113は、勝負ストーリ表示エリア79の進行が6回目に大当たりになる値が多数格納されている。7回ゲームテーブル115は、勝負ストーリ表示エリア79の進行が7回目に大当たりになる値が多数格納されている。5回ゲームの場合には、5回ゲームテーブル111の中から、ランダムに選択した出目行125の1回目127、2回目129、3回目131、4回目133、5回目135の出目が読み込まれ、勝負出目表示エリア77に表示される。なお、図7では、説明に必要な部分のみ出目を例示し、殆どの出目の内容は、図示を省略した。
以上に説明したように、保留玉数の当たりゲーム(S330)を実行することにより、保留玉数が消化されるに従って、勝負出目表示エリア77にサイコロの出目が表示されて、そのサイコロの出目に対応しただけ、勝負ストーリ表示エリア79の表示が進行し、最大勝負回数表示エリア73に表示した勝負回数に達したときに、勝負出目表示エリア77の3個の出目が全て一致し、勝負ストーリ表示エリア79もゴール表示107に丁度達する。
従って、保留玉数の消化に伴って、ゲームが進行し、上がりになると大当たりになるというストーリが提供される。この結果、長時間に渡って徐々に期待感を高め、最後に大当たりになるという遊技を提供することが出来る。
なお、5回ゲームの5回目の出目は、3個が全て同一の数値出目値121になるようにされている。6回ゲームの6回目の出目は、3個が全て同一の数値出目値121になるようにされている。7回ゲームの7回目の出目は、3個が全て同一の数値出目値121になるようにされている。この様に出目を同一にすることで、勝負ストーリ表示エリア79がゴール表示107に達して、大当たりになったことと、勝負出目表示エリア77のサイコロの出目が全て同一の値になったこととが両方表示され、遊技者に大当たりになったことをより強く感じさせることが可能になる。
次に、最後に外れになる処理を説明する。
図6のS320で当たりが入らなかったと判断された場合には、次に保留玉数が7個か判断し(S340)、7個の場合には、後述する7回勝負外れゲームを行う(S350)。7個でない場合には(S340)、勝負をするかしないかのランダム抽選を行って(S360)、勝負をする場合には、次に後述する5回勝負外れゲームを行う(S370)。
一方、勝負をしないとの抽選結果の場合には、保留玉数が6個かの判断を行って(S380)、6個でない場合には、本ルーチンをそのまま一旦終了する。
この場合には、高確率ゲーム時画面71の表示は、行われない。従って、保留玉数が単に増えただけである。
6個であると判断された場合には(S380)、更に勝負をするかしないかのランダム抽選を行って(S390)、勝負をする場合には、次に後述する6回勝負外れゲームを行う(S400)。勝負をしないとされた場合には、本ルーチンを一旦終了する。
以上のS340〜S400により、保留玉が5個の5回勝負と、6個の6回勝負と、7個の7回勝負が分配されて実行される。
この様に、必ずしも保留玉の個数と、勝負回数とが一致しない様にされていることで、保留玉の個数と、勝負回数との関係から、大当たりの有無を推測することが出来なくなり、勝負回数のゲームが消化されるまで、大当たりの期待を与えることが可能になる。従って、ゲームを面白く楽しむことが可能になるという極めて優れた効果を奏する。
又、S320にて、当たりが入ったとされた場合のS330の保留玉数の当たりゲームを、保留玉数の範囲内で、ランダムに選択された回数の当たりゲームを行うようにしても良い。この様にすることで、保留玉の個数と、勝負回数とが一致しない様になり、保留玉の個数と、勝負回数との関係から、大当たりの有無を推測することが出来なくなり、勝負回数のゲームが消化されるまで、大当たりの期待を与えることが可能になる。従って、ゲームを面白く楽しむことが可能になるという極めて優れた効果を奏する。
或いは、S330の保留玉数の当たりゲームに移行することなく通常遊技の図柄61をゾロ目などの大当たりを表現する図柄にしても良い。なお、この場合には、ディスプレイ15に高確率1回遊技で当たったのか、高確率3回継続遊技で当たったのか、或いは通常遊技で当たったのかを表示すると共に、大当たりの抽選確率と、継続回数を表示する。この様にすることで、大当たりの中身に意外性が付加され、遊技性が向上されるという極めて優れた効果を奏する。
上述した5〜7回勝負外れゲームは、既述した図7の当たりゲームデータテーブル52に基づいて5回勝負の1回前の4回勝負まで、6回勝負の1回前の5回勝負まで、7回勝負の1回前の6回勝負まで進行し、最後の5回勝負の5回勝負目で、6回勝負の6回勝負目で、7回勝負の7回勝負目で、3個のサイコロの出目の1個だけランダムに相異させる処理を行うことで、外れゲームを創造する。
従って、外れゲームの場合には、長時間をかけて、徐々に期待感を高めてきたが、最後の勝負で、サイコロの出目が3個とも揃うことはなく、しかもゴール表示107に丁度達することもなくなって、大当たりにはならなかったことが表現される。これにより、再度の勝負への期待感が向上される。
以上に説明したパチンコ機1は、保留玉数が多くなると、保留玉数の消化に伴って長時間に渡って徐々に遊技が進行し、最後に当たりか外れかになるストーリを有するゲームを提供するとともに、この長時間のストーリを有するゲームの場合には、極めて高確率に大当たりに発展するように設定されている。
従って、1回のストーリで徐々に期待感を高めて行くとともに、1回のストーリに対する大当たりの比率が極めて高いため、遊技者は、多数の保留玉数の消化にともなって発生するストーリから極めて高い信頼感を得ることになる。従って、遊技者は自己の意思で達成することができること、つまり保留玉数を多くすることで、極めて高い確率で大当たりを体験できるということが実感され、パチンコ遊技機1の表示と実際の大当たりの状態との間に、乖離を感じることなく表示を信頼して、遊技を楽しむことが出来る。つまり、顧客満足度を極めて高くすることができる。
次に特許請求の範囲の構成と、発明の実施の形態との対応を説明する。
請求項1の特別図柄始動信号は、特別図柄始動信号ssが対応する。
特別図柄表示手段は、遊技機制御装置13がディスプレイ15を用いて行う処理が対応する。特別図柄始動信号記憶手段は、遊技機制御装置13がRAM35の抽選値メモリ49に抽選値を記憶する処理が対応する。
始動信号個数判断手段は、S310が対応する。
ストーリ図柄表示手段は、図6の高確率ゲーム処理、及び図8の高確率ゲーム時画面71に基づいて説明した内容が対応する。
請求項2の始動口は、始動口17、特別図柄始動信号は、特別図柄始動信号ss、抽選手段は、S110、S120、S130の処理、特別図柄表示手段は、遊技機制御装置13がディスプレイ15を用いて行う処理、特別図柄始動信号記憶手段は、遊技機制御装置13がRAM35の抽選値メモリ49に抽選値を記憶する処理、始動信号個数判断手段は、図3の大当たり判定処理の基になる図示しない遊技処理に含まれる処理、抽選確率変更手段は、図3の大当たり判定処理がそれぞれ対応する。
請求項3の始動口は、始動口17、特別図柄始動信号は、特別図柄始動信号ss、抽選手段は、S110、S120、S130の処理、特別図柄表示手段は、遊技機制御装置13がディスプレイ15を用いて行う処理、特別図柄始動信号記憶手段は、遊技機制御装置13がRAM35の抽選値メモリ49に抽選値を記憶する処理、始動信号個数判断手段は、図3の大当たり判定処理の基になる図示しない遊技処理に含まれる処理とS310の処理、抽選確率変更手段は、図3の大当たり判定処理、ストーリ図柄表示手段は、図6の高確率ゲーム処理、及び図8の高確率ゲーム時画面71に基づいて説明した内容がそれぞれ対応する。
請求項4の始動口は、始動口17、特別図柄始動信号は、特別図柄始動信号ss、抽選手段は、S110、S120、S130の処理、大当たり遊技提供手段は、図3の大当たり判定処理に関連して説明した図示しない遊技処理に含まれる処理、特別図柄表示手段は、遊技機制御装置13がディスプレイ15を用いて行う処理、特別図柄始動信号記憶手段は、遊技機制御装置13がRAM35の抽選値メモリ49に抽選値を記憶する処理、始動信号個数判断手段は、図3の大当たり判定処理の基になる図示しない遊技処理に含まれる処理、抽選確率変更手段は、図3の大当たり判定処理、遊技内容変更手段は、図3の大当たり判定処理に関連して説明した図示しない遊技処理に含まれる処理がそれぞれ対応する。
請求項5は、請求項4と同一である。
1…パチンコ機、3…遊技面、5…パチンコ球、
7…上皿、9…下皿、11…発射ハンドル、
13…遊技機制御装置、15…ディスプレイ、17…始動口、
19…大入賞口、21…保留玉数表示灯、23…通常ゲーム表示器、
25…高確率ゲーム表示器、27…継続数表示器、37…入力インタフェース、
39…出力インタフェース、41…マイクロコンピュータ、
43…駆動装置、45…画像表示装置、47…表示装置、
49…抽選値メモリ、50…遊技モードメモリ、
51…始動口センサ、52…ゲームデータテーブル、
53…大入賞口アクチュエータ、71…高確率ゲーム時画面、
73…最大勝負回数表示エリア、75…勝負回数表示エリア、
77…勝負出目表示エリア、79…勝負ストーリ表示エリア、
101…数値出目表示、105…スタート表示、107…ゴール表示、
109…中間段階表示、111…5回ゲームテーブル、
113…6回ゲームテーブル、115…7回ゲームテーブル、
121…数値出目値、125…出目行

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  1. 図柄始動信号が入力される毎に、大当たり遊技を提供するかに係わる表示を行う図柄表示手段と、
    上記図柄表示手段に入力される前の上記図柄始動信号を記憶する図柄始動信号記憶手段とを備えた遊技機において、
    上記図柄始動信号記憶手段に記憶された図柄始動信号の記憶数が所定個数に達したかを判断する始動信号個数判断手段と、
    上記始動信号個数判断手段が所定個数の図柄始動信号の記憶があると判断した場合に、上記図柄始動信号が上記図柄表示手段に入力される毎に表示内容が進行する表示を行って、上記所定個数の図柄始動信号が入力した場合に、大当たり遊技を提供するかに係わる表示を行う表示手段と
    を備えることを特徴とする遊技機。
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