JP5468725B2 - 捨石投入システム - Google Patents

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本発明は、水底トンネル用の沈埋函を設置したり、防波堤を設置したりする際の基礎となる捨石マウンドを水底に構築する際の捨石投入システム関するものである。
従来、海底などに捨石で基礎を構築し、その上に沈埋函や防波堤を設置して水中構造物を構築するために、捨石を水上から投入する方法が知られている(特許文献1,2など参照)。
例えば、特許文献1では、効率的に捨石を投入するために、大量に捨石を投入可能な開口とトレミー管とを併用して捨石の投入をおこなっている。
また、特許文献2には、曳航時に横方向に寝かせた状態で運搬可能なように浮体を取り付けたトレミー管が開示されている。
特開2007−63959号公報 特許第2689271号公報
しかしながら、特許文献1,2に開示された捨石の投入方法では、トレミー管などで投入した捨石の形状をソナーなどで測定して確認しながら投入を続ける方法であり、計画的な施工が難しい。
また、トレミー管で捨石を投入する際には、水底近くで投入する方が汚濁の発生が起き難く好ましいが、捨石を投下する高さによって散乱の程度が異なり、所望する位置に、所望する量の捨石を投入するという制御が難しい。
そこで、本発明は、水底に投入される捨石群の堆積形状を高精度に管理できる捨石投入システム提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の捨石投入システムは、捨石を水底に投入して所望する堆積形状の捨石群を形成する捨石投入システムであって、上端から流し込まれた捨石を水底に投入するトレミー管と、投入時の前記トレミー管の下端高さと投入間隔と投入量とを決定する投入シミュレート装置と、前記トレミー管の位置を測定する測位装置と、前記捨石群の堆積形状を測量する測量装置とを備えたことを特徴とする。
ここで、前記トレミー管は、任意の長さに調整可能な無段伸縮機構を備えているのが好ましい。
また、前記測位装置として、前記トレミー管の上端に取り付けたGPS受信機による前記トレミー管の上端高さの測量値と、前記トレミー管の長さと、トレミー管に取り付けられた傾斜計の傾斜量に基づいて、前記中央滑車装置及び前記側方滑車装置を作動させることによって、前記投入シミュレート装置にて決定された下端高さに調整され、所望する堆積形状に高精度に近似する捨石群を構築する。
さらに、本発明の捨石の投入方法は、トレミー管を使用して捨石を水底に投入し、所望する形状の捨石群を形成する捨石の投入方法であって、投入時の前記トレミー管の下端高さと投入間隔と投入量とを決定する予測工程と、前記トレミー管を前記予測工程で決定した位置に配置する配置工程と、前記トレミー管の上端から捨石を流し込んで水底に投入する投入工程と、前記投入工程によって投入された捨石による捨石群の堆積形状を測量する測量工程とを備えたことを特徴とする。
このように構成された本発明の捨石投入システムは、捨石の投入に使用するトレミー管の下端高さと投入間隔と投入量から、実際に捨石を投入した際の捨石群の堆積形状を予測し、その予測が実現されるようにトレミー管の位置合わせをして捨石の投入をおこなう。
このため、投入される捨石群の堆積形状を高精度に管理することができる。また、予めシミュレーションすることによって、トレミー管の投入間隔や投入量が決められているので、投入時の調整が少なくてすみ、作業効率が良い。
また、無段伸縮機構によってトレミー管の長さを細かく調整し、所望する位置にトレミー管の下端高さを配置することができるので、正確にシミュレーションで決めた設定に合わせることができる。
さらに、トレミー管の上端にGPS受信機を取り付けることで、リアルタイムにトレミー管の座標を確認しながらシミュレーション通りの施工をおこなうことができる。
また、本発明の捨石の投入方法では、所望する形状の捨石群を形成するためのトレミー管の下端高さと、投入間隔と、投入量とを予測工程において決めておき、その決定した位置にトレミー管を配置して、決められた量の捨石を投入する。
このため、効率良い作業によって、所望する堆積形状に高精度に近似する捨石群を構築することができる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態の捨石投入システムの処理の流れを説明するフローチャート、図2は捨石Sの投入をおこなう作業船1の平面図、図3,4は捨石Sを投入するための無段階伸縮機構を備えたトレミー管2の構成を説明する側面図である。
まず、作業船1の構成について説明すると、この作業船1の甲板1aには、航行時に横向きに倒したトレミー管2(図2の二点鎖線)を係留するための投入側架台13及び支持架台14と、捨石Sをトレミー管2の上端の投入口21に流し込むための投入ホッパー11及びベルトコンベア12と、その投入ホッパー11に捨石Sを投入する作業をおこなうためのバックホウ17と、操作室15と、船上から水底の地形を測量する水底測量装置としてのマルチファン測深装置6などが設置されている。
また、作業船1には、水底に投入された捨石Sを均すための遠隔作業装置としての捨石均し装置18が搭載されており、捨石Sの投入が終了した後にブーム16で吊り降ろされて、堆積した捨石群SSを水底で均す作業がおこなわれる。
ここで、支持架台14には、後述する無段伸縮機構を構成する側方滑車装置26が設けられており、この側方滑車装置26によってトレミー管2の下端側を持ち上げると、上端側が投入側架台13に支持されたトレミー管2は、図2の2点鎖線で示すように横向きになって曳航可能な状態になる。
また、この投入側架台13には、トレミー管2の投入口21が支持されるとともに、この投入口21まで捨石Sを搬送するためのベルトコンベア12が支持されている。すなわち、このベルトコンベア12は、斜めに設置されて下端側がトレミー管2の投入口21に近接して配置されるとともに、上端側が投入ホッパー11の下側開口の真下に配置される。
この投入ホッパー11は、平面視矩形の漏斗で、広がった上側開口から捨石Sが投入されると、先細りする下側開口から捨石Sが排出され、ベルトコンベア12上に捨石Sが落下することになる。また、この投入ホッパー11には、起振機(図示省略)が取り付けられており、その振動によって滞りなく捨石Sが排出される。
さらに、この投入ホッパー11の近傍には、捨石Sを積み上げたストックヤード1bが設けられており、そこからバックホウ17によって運ばれた捨石Sが投入ホッパー11に投入される。
一方、捨石Sの投入をおこなうためのトレミー管2は、図3に示すように、基管23とその外側をスライドするスライド管24との二重管構造となっており、水面W下でも無段伸縮機構によって任意の長さに調整可能に構成されている。
また、このトレミー管2の上部を構成する円筒状の基管23は、上下方向に移動しないように固定されているとともに、その上端に漏斗状の投入口21が設けられている。
さらに、この基管23の下部を覆うように配設されるスライド管24は、基管23に沿って上下方向に移動するように吊り下げられるとともに、下端には捨石Sを排出する先端口22が設けられている。
そして、このスライド管24を吊り下げているのが無段伸縮機構であり、トレミー管2の略中央に沿って設けられる中央滑車装置25と、その両側に設けられる側方滑車装置26,27とから主に構成されている。
この中央滑車装置25は、複数の滑車とワイヤロープを組み合わせて構成される動滑車で、スライド管24の上端が上部保持枠24aを介して中央滑車装置25によって吊り下げられている。また、中央滑車装置25の一部の滑車は、基管23の上部に設けた滑車支持枠23aにも取り付けられている。
また、側方滑車装置26,26も、複数の滑車とワイヤロープを組み合わせて構成される動滑車で、スライド管24の中間部に固定された保持枠24bを介してスライド管24と連結されている。
このように動滑車で構成された中央滑車装置25及び側方滑車装置26,27を、同期させて作動させると、スライド管24が基管23に沿って上下方向に移動することになる。ここで、図3は、最もスライド管24を上方に移動させた状態を示した図で、図4は、スライド管24を最も下方に下げた状態を示した図である。
このようにトレミー管2は、中央滑車装置25及び側方滑車装置26,27を作動させてスライド管24を移動させることによって、任意の長さに調整できるとともに、所望する位置に先端口22を留めておくことができる。
また、このトレミー管2の上端には、GPS受信機3が取り付けられており、トレミー管2の上端の座標がリアルタイムで計測できるようになっている。例えば、RTK法(Real Time Kinematic method:動的干渉測位法)によってトレミー管2上端の地球座標が測定される。また、トレミー管2の傾きは、上端に取り付けられた傾斜計(図示省略)によって検出され、傾斜量と長さのデータに基づいて先端口22の地球座標を測位することができる。
さらに、トレミー管2の下端には、ソナー4が取り付けられており、このソナー4から水底に向けて超音波を発信することで、水底から先端口22までの距離を測定することができ、水底に堆積した捨石群SSの堆積形状を高精度に測定することができる。
続いて、図5を参照しながら、本実施の形態の捨石投入システムの投入シミュレート装置について説明する。
この投入シミュレート装置には、入力値として水底の初期地形を入力する(ステップS11)。この初期地形は、予め測量した水底の地形データを入力しても良いし、直前にソナー4によって測定したものを入力しても良い。
また、ここでは、初期地形の上に捨石Sを投入して形成される目標高さのデータも入力する。この目標高さのデータは、ファイルから設計値を読み込ませても良いし、一定値を入力しても良い。
続いて、トレミー管2の直径、投入高さ、砕石Sの粒径、その粒径や投入高さに対応する分散係数などの計算条件を入力する。この計算条件の入力は、その都度入力することもできるが、予めデータとして記憶させておいても良いし、分散係数などは粒径や投入高さに基づいて自動計算させてもよい。
そして、トレミー管2によって捨石Sの投入をおこなう投入間隔を設定する。この投入間隔は、平面座標で設定するもので、X方向に何mピッチかつY方向に何mピッチというように等間隔に設定したり、千鳥配置となるように設定したりすることができる。
続いて、捨石Sの投入量を決定する(ステップS12)。この投入量は、任意に設定することもできるが、初期地形と目標高さの差から自動計算させてもよい。
そして、これらの計算条件に基づいてシミュレーションを実行し、捨石堆積形状を計算する(ステップS13)。
このようにして計算された捨石堆積形状(予測出来型)は、モニタに表示される(ステップS14)。図6(a)は、堆積した捨石群SSの平面コンター図を例示したものであり、図6(b)は、堆積高さの縦断面図を例示したものである。
この図6(a)に等間隔で示されたX印は、トレミー管2の先端口22の平面座標位置、すなわち先端位置51を示す。また、その先端位置51に一部重なる捨石コンター52は、捨石Sの高さを等高線で示したもので、それぞれ中心の円に近づくほど高くなっていることがわかるように例えば色分けして表示される。
また、図6(b)は、Y方向のある位置の断面(縦断面)を示しており、堆積高さ(実線)として捨石群SSの連山が波状に表示されている。ここでは、一点鎖線で初期地形が表示されており、二点鎖線で目標高さが表示されている。なお、捨石Sを投入しただけでは、堆積高さは目標高さより高い山の部分もあるが、それを下回る谷の部分もある。この山で谷が埋まる位置に目標高さがあれば、捨石群SSを均すことによって目標高さに近づけることができる。また、平面的は捨石群SSの分散程度は、図6(a)の平面コンター図で確認できる。
そして、このような予測出来型を見て、所望する出来型になっていなければ、投入間隔や投入量などを変更して、所望する出来型になるまで、シミュレーションを繰り返せばよい。
一方、図7は、実際に捨石Sを投入する作業を説明する図である。ここで、図7(a)は、上方から見た平面図であり、図7(b)は図7(a)のI−I矢視方向から見た側面図である。
この図7は、海底に沈埋函体を沈設するために水底地盤を掘削して谷状のトレンチ部Tを形成し、その谷底に沿って捨石Sを投入して捨石群SSを形成する作業状況を示している。なお、この捨石Sの投入後に均し作業がおこなわれ、平らになった捨石群SSの上に沈埋函体が設置される。
捨石Sの投入作業をおこなう際には、図7(a)に示すように、捨石Sを運搬する捨石運搬船10が作業船1に横付けされており、そこに積載された捨石Sをクラムシェル付きクローラクレーン19で作業船1のストックヤード1bに移す。
そして、作業船1のバックホウ17で捨石Sを投入ホッパー11まで運び、図7(b)に示すようにトレミー管2の下端からトレンチ部Tに向けて捨石Sを投入する。
次に、図1を参照しながら、本実施の形態の捨石投入システムの処理の流れについて説明する。
まず、予測工程として、ステップS1において上述した投入シミュレート装置によって、投入シミュレーションをおこなう。この投入シミュレーションによって、トレミー管2の先端口22の高さである投入高さ、投入間隔、投入量が決定する(ステップS2)。
続いて、配置工程として、図7(a)に示すように作業船1を所定の位置に移動させて、トレミー管2の平面位置を設定する(ステップS3)。このトレミー管2の平面位置が合っているかどうかは、トレミー管2の上端に取り付けられたGPS受信機3による位置測量により、操作室15でモニタを見ながら確認することができる。
また、トレミー管2の先端口22の高さ調整は、図3,4に示すように中央滑車装置25及び側方滑車装置26,27を作動させることによって、シミュレーションで決定した高さに正確に合わせることができる。ここで、先端口22の高さは、GPS受信機3によるトレミー管2の上端高さの測量値と、トレミー管2の長さと、トレミー管2の上端に取り付けられた傾斜計(図示省略)の傾斜量などから算出することができる。
このようにして位置合わせされたトレミー管2から、投入工程として捨石Sを投入する(ステップS4)。この捨石Sの投入は、作業船1を移動させながらシミュレーションで決定された投入間隔でトレミー管2を移動させておこなう。
また、この捨石Sの投入作業中は、ソナー4によって水底の地形、すなわち投入された捨石Sの高さを測定し、予測した通りの堆積形状になっているかの確認をおこなう(ステップS5)。
そして、シミュレーションをおこなった範囲への捨石Sの投入が終了して捨石群SSが形成された後に、測量工程として、その捨石群SSの堆積形状をマルチファン測深装置6によって測量し、予測形状と一致するかを確認する(ステップS6)。なお、予測形状と一致しない部分で投入不足の個所があれば、トレミー管2をその場所まで移動させて、ピンポイントで捨石Sの追加投入をおこなうことができる。
また、このようにして捨石Sの投入が終了した後に、作業船1に搭載された図2に示すような遠隔操作式の捨石均し装置18を、ブーム16で吊り下げて水底の捨石群SSの上に設置し、均し作業をおこなう。
次に、本実施の形態の捨石投入システムの作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の捨石投入システムは、捨石Sの投入に使用するトレミー管2の先端口22高さと投入間隔と投入量から、実際に捨石Sを投入した際の捨石群SSの堆積形状を予測し、その予測した捨石群SSの堆積形状となるようにトレミー管2の位置合わせをして捨石Sの投入をおこなう。
このため、高精度に投入する捨石Sの堆積形状を管理することができる。また、予めシミュレーションすることによって、トレミー管2の投入間隔や捨石Sの投入量が決められているので、投入時はその決められた位置への位置合わせをおこなって投入を繰り返せばよく、出来型の確認と投入を逐次繰り返す場合に比べて調整が少なくてすみ、作業効率が良い。
また、無段伸縮機構によってトレミー管2の長さを調整し、所望する位置にトレミー管2の先端口22高さを配置することができるので、正確にシミュレーションで決めた設定に合わせることができる。すなわち、長さ調整が段階的ではなく、無段で調整できる構成であれば、シミュレーションで決定された先端口22の高さと同じ高さに合わせて予測に近い結果を得ることができる。
さらに、トレミー管2の上端にGPS受信機3を取り付け、下端にソナー4を取り付けることで、リアルタイムにトレミー管2の座標を確認することができるうえに、水底に近い位置のソナー4によって捨石の高さを高精度で確認しながら施工をおこなうことができる。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、無段伸縮機構を備えたトレミー管2について説明したが、これに限定されるものではなく、段階的に長さを調整するトレミー管を使用した場合は、それに合わせてシミュレーションをおこなえばよい。
また、前記実施の形態では、トレミー管2の下端に水底地形を測定するソナー4を設けた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、水深が浅い場合などは作業船1に取り付けたマルチファン測深装置6によって捨石Sの高さを測定してもよい。
本発明の最良の実施の形態の捨石投入システムの処理の流れを説明するフローチャートである。 作業船の構成を示す平面図である。 縮めた状態のトレミー管の構成を説明する側面図である。 伸ばした状態のトレミー管の構成を説明する側面図である。 投入シミュレート装置の処理の流れを説明するフローチャートである。 (a)は投入シミュレーションの結果を表示する平面コンター図、(b)は投入シミュレーションの結果を表示する縦断面図である。 (a)は捨石投入作業の作業状況を説明する平面図、(b)は(a)のI−I矢視方向から見た側面図である。
符号の説明
S 捨石
SS 捨石群
W 水面
2 トレミー管
21 投入口(上端)
22 先端口(下端)
25 中央滑車装置(無段伸縮機構)
26,27 側方滑車装置(無段伸縮機構)
3 GPS受信機

Claims (1)

  1. 捨石を水底に投入して所望する堆積形状の捨石群を形成する捨石投入システムであって、
    上端から流し込まれた捨石を水底に投入するトレミー管と、
    投入時の前記トレミー管の下端高さと投入間隔と投入量とを決定する投入シミュレート装置と、
    前記トレミー管の位置を測定する測位装置と、
    前記捨石群の堆積形状を測量する測量装置とを備え、
    前記トレミー管は、円筒状の基管とその基管に沿って上下方向に移動するスライド管とを有し、前記スライド管は中央滑車装置とその両側に設けられる側方滑車装置とによって吊り下げられ、GPS受信機による前記トレミー管の上端高さの測量値と、前記トレミー管の長さと、トレミー管に取り付けられた傾斜計の傾斜量に基づいて、前記中央滑車装置及び前記側方滑車装置を作動させることによって、前記投入シミュレート装置にて決定された下端高さに調整され、所望する堆積形状に高精度に近似する捨石群を構築することを特徴とする捨石投入システム。
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