JP5467881B2 - 柱梁接合の施工方法及び柱梁接合構造 - Google Patents

柱梁接合の施工方法及び柱梁接合構造 Download PDF

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Description

本発明は、鉄筋コンクリート(RC)構造の柱と梁とを接合する柱梁接合の施工方法及び柱梁接合構造に関する。
鉄筋コンクリート(RC)造の躯体工事は、従来、(1)在来型枠工法、または、(2)柱・梁プレキャスト(PCa)工法により行われていた。
(1)在来型枠工法
RC造でラーメン構造の柱・梁をともに在来型枠工法で組み立て、柱梁の接合部については、柱首上と梁の仕口が取合うように支保材とともに型枠を組み立て、柱・梁・柱梁接合部・スラブと同時に1層分のコンクリートを打設するのが一般的である。その場合、柱主筋の接合は、次層より500〜800mm程度立ち上がった位置で、機械式継手により行い、梁筋の接合は、柱梁接合部内または梁中央部で機械式継手により行うことが多い。
(2)柱・梁プレキャスト(PCa)工法
RC造でラーメン構造の柱・梁をともにPCa工法とし、現場で製作するか、または製作工場より搬入したプレキャスト部材を原位置で組み立て、柱梁接合部については在来工法にて型枠を組み立て、柱梁接合部と梁・スラブを同時に柱首より上の1層分のコンクリートとして打設するのが本工法において一般的である。その場合、柱主筋の接合は、次層より200〜500mm程度立ち上がった位置で、スリーブ継手により行い、梁筋の接合は、梁(PCa)の形状により、柱梁接合部内で機械式継手による方式(柱梁接合部型枠:在来工法)と、梁端部で機械式継手による方式(柱梁接合部・梁端部の型枠:在来工法)の2通りが主流となっている。
また、上述の柱・梁プレキャスト(PCa)工法で柱・梁をプレキャスト部材とした場合、コンクリートの場所打ちをできるだけ省略するために、柱梁接合部をPCa化する工法が知られている(例えば、下記特許文献1,2参照)。柱梁接合部をPCa化する工法は、既に実例がいくつかあるが、基本的には、柱鉄筋は接合部PCa部分に組み込んだスリーブで貫通させ、梁筋は接合部PCa部分から定着分を伸ばした梁筋と梁PCa部分の梁筋をスリーブ継手や溶接継手で接合する方式が多い。
特許文献2は、柱梁接合ユニットの梁接合部が梁を載置可能な載せ掛け部を備え、梁接合部の載せ掛け部間にプレキャスト部材の梁を載置するようにした構造を開示する。
特開2008−31840号公報 特開2009−235680号公報
上述のような柱梁接合部をPCa化する工法の場合、特に接合部PCa部分と梁PCa部分の鉄筋継手および柱梁接合部における精度が、現地での突き合わせとなるため問題となることが多い。通常は、そのクリアランスを確保するために、スリーブ継手を用いたり、プレキャスト部材を交互にクレーンで揚重しながら、接合することが多い。そのため、鉄筋継手とプレキャスト部材の接合精度が確保されなかったり、クレーンの占有時間が大幅に延長したりして、全体工程に大きな影響を及ぼすことが多い。また、特許文献2の構造によれば、クレーンの占有時間が長くなることはないが、鉄筋継手の精度やプレキャスト部材同士の精度を確保することに手間取る場合がある。
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、梁の柱への定着の簡易化を図りクレーンを長時間占有せずに施工が可能であり、鉄筋継手の精度やプレキャスト部材同士の精度を確実に確保できるようにした柱梁接合の施工方法及び柱梁接合構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための第1の柱梁接合の施工方法は、鉄筋コンクリート造の柱とプレキャスト部材の梁とを、柱側に設けられた柱接合部と梁側に設けられた梁接合部とにおいて接合する施工方法であって、前記梁接合部から突き出るようにして少なくとも2本の丸形状棒または形鋼からなる載せ掛け部材を前記梁側に予め設け、前記柱接合部から突き出るようにして少なくとも2本の形鋼または丸形状棒からなる受け部材を前記柱側に予め設け、前記梁を柱間に設置する際に前記梁接合部の載せ掛け部材の丸形状棒または形鋼を前記柱接合部の受け部材の形鋼または丸形状棒に載せ掛け、前記載せ掛け部材と前記受け部材とによる載せ掛け構造を少なくとも2組設けることを特徴とする。
この柱梁接合の施工方法によれば、梁を柱間に設置する際に、梁側の梁接合部から突き出た丸形状棒または形鋼からなる載せ掛け部材を柱側の柱接合部から突き出た形鋼または丸形状棒からなる受け部材に載せ掛けることで、梁が両端で支持される状態となるので、クレーンを長時間占有せずに設置施工が可能であり、水平方向及び鉛直方向における梁の位置の微調整が可能となり、鉄筋継手の精度やプレキャスト部材同士の精度を確実に確保できる。これにより梁の柱への定着の簡易化を図ることができる。梁接合部側載せ掛け部材と柱接合部側の受け部材とによる載せ掛け構造は少なくとも2組設け載せ掛け部材及び受け部材の一方が丸鋼等の丸形状棒で、他方がCT形鋼や等辺山形鋼等の形鋼である
第2の柱梁接合の施工方法は、鉄筋コンクリート造の柱とプレキャスト部材の梁とを、柱側に設けられた柱接合部と梁側に設けられた梁接合部とにおいて接合する施工方法であって、前記梁接合部から突き出るようにして棒状の載せ掛け部材を前記梁側に予め設け、前記柱接合部から突き出るようにして受け部材を前記柱側に予め設け、前記梁を柱間に設置する際に前記梁接合部の載せ掛け部材を前記柱接合部の受け部材に載せ掛け、前記載せ掛け部材と前記受け部材との載せ掛け後に前記梁接合部と前記柱接合部との連結を補強する補強部材を取り付け、前記補強部材を、前記梁接合部と前記柱接合部とに設置されるコンクリート打設用型枠の少なくとも一部として兼用させることを特徴とする
補強部材を梁接合部及び柱接合部の両側面に取り付けることで、梁接合部と柱接合部との連結を補強することができ、かかる補強構造により、梁を柱間に設置したときに載せ掛け部材と受け部材との載せ掛け構造が負担する荷重を分担することができ、載せ掛け構造に荷重が集中しない。また、補強部材が梁接合部と柱接合部との接合部のコンクリート打設時の型枠を兼用するので、工程が簡略化されかつコストの面で有利である。
また、前記梁接合部の下端側に切り込み部を予め設け、前記載せ掛け部材と前記受け部材との載せ掛け前に、前記切り込み部に露出した鉄筋に対し機械式継手を構成するための継手カプラを挿入しておくことが好ましい。この場合、前記継手カプラを前記柱側の鉄筋と前記梁側の鉄筋との接合部にスライドして接合し、前記継手カプラ内にグラウト材を充填してから、前記切り込み部を含む領域においてコンクリート打設用型枠を組み込み、次に、コンクリートを打設し充填することが好ましい。
上記目的を達成するための第1の柱梁接合構造は、鉄筋コンクリート造の柱とプレキャスト部材の梁とを、柱側に設けられた柱接合部と梁側に設けられた梁接合部とにおいて接合するように構成された柱梁接合構造であって、前記梁接合部から突き出るようにして前記梁側に設けられた少なくとも2本の丸形状棒または形鋼からなる載せ掛け部材と、前記柱接合部から突き出るようにして前記柱側に設けられた少なくとも2本の形鋼または丸形状棒からなる受け部材と、を備え、前記梁を柱間に設置する際に前記梁接合部の載せ掛け部材の丸形状棒または形鋼を前記柱接合部の受け部材の形鋼または丸形状棒に載せ掛けるようにした前記載せ掛け部材と前記受け部材とによる少なくとも2組の載せ掛け構造を備えることを特徴とする。
この柱梁接合構造によれば、梁を柱間に設置する際に、梁側の梁接合部から突き出た丸形状棒または形鋼からなる載せ掛け部材を柱側の柱接合部から突き出た形鋼または丸形状棒からなる受け部材に載せ掛けることで、梁が両端で支持される状態となるので、クレーンを長時間占有せずに設置施工が可能であり、水平方向及び鉛直方向における梁の位置の微調整が可能となり、鉄筋継手の精度やプレキャスト部材同士の精度を確実に確保できる。これにより、梁の柱への定着の簡易化を図ることができる。梁接合部側載せ掛け部材と柱接合部側の受け部材とによる載せ掛け構造は少なくとも2組設け載せ掛け部材及び受け部材の一方が丸鋼等の丸形状棒で、他方がCT形鋼や等辺山形鋼等の形鋼である
第2の柱梁接合構造は、鉄筋コンクリート造の柱とプレキャスト部材の梁とを、柱側に設けられた柱接合部と梁側に設けられた梁接合部とにおいて接合するように構成された柱梁接合構造であって、前記梁接合部から突き出るようにして前記梁側に設けられた棒状の載せ掛け部材と、前記柱接合部から突き出るようにして前記柱側に設けられた受け部材と、を備え、さらに、前記梁を柱間に設置する際に前記梁接合部の載せ掛け部材を前記柱接合部の受け部材に載せ掛けるようにした載せ掛け構造と、前記受け部材と前記載せ掛け部材との載せ掛け後に前記梁接合部と前記柱接合部との連結を補強部材により補強する補強構造と、を備え、前記補強部材は前記梁接合部と前記柱接合部とに設置されるコンクリート打設用型枠の少なくとも一部を兼用することを特徴とする
補強部材を梁接合部及び柱接合部の両側面に取り付けることで、梁接合部と柱接合部との連結を補強することができ、かかる補強構造により、梁を柱間に設置したときに載せ掛け部材と受け部材との載せ掛け構造が負担する荷重を分担することができ、載せ掛け構造に荷重が集中しない。また、補強部材が梁接合部と柱接合部との接合部のコンクリート打設時の型枠を兼用するので、工程が簡略化されかつコストの面で有利である。
また、前記梁接合部の下端側に設けられた切り込み部を備え、前記受け部材と前記載せ掛け部材との載せ掛け前に前記切り込み部に露出した鉄筋に対し機械式継手を構成するための継手カプラが挿入可能であることが好ましい。
また、前記柱に一体に組み込み可能なようにプレキャスト部材からなる柱梁接合ユニットを備え、前記柱梁接合ユニットに前記柱接合部を備えていることが好ましい。
本発明の柱梁接合の施工方法及び柱梁接合構造によれば、梁の柱への定着の簡易化を図ることができ、クレーンを長時間占有せずに施工が可能であり、鉄筋継手の精度やプレキャスト部材同士の精度を確実に確保することができる。
本実施の形態による柱梁接合部を構成するために柱側に配置される柱梁接合構造部を概略的に示す斜視図である。 本実施形態による柱梁接合部を示す側面図である。 図1,図2の柱梁接合ユニット10の柱接合部11と梁Bの梁接合部31とを概略的に示す斜視図である。 図4は図1〜図3の柱接合部11と梁接合部31とを示す側面図(a)、柱接合部11側からみた梁接合部31の立面図(b)及び梁接合部31側からみた柱接合部11の立面図(c)である。 図1の柱梁接合ユニット10が柱に取り付けられて梁Bが配置された状態を概略的に示す斜視図である。 図1の梁Bの梁接合部31に機械式継手が格納された状態を示す部分側面図(a)及び機械式継手が接合されかつ補強部材が配置された状態を示す部分側面図(b)である。 本実施形態による柱梁接合の施工ステップ(S01〜S10)を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。図1は本実施の形態による柱梁接合部を構成するために柱側に配置される柱梁接合構造部を概略的に示す斜視図である。図2は本実施形態による柱梁接合部を示す側面図である。
本実施形態による柱梁接合部は、建築物における鉄筋コンクリート(RC)造の躯体を構成する柱と梁とを接合する部分を構成するものである。すなわち、図1,図2に示すように、柱と梁の各一部をそれぞれ構成する柱梁接合ユニット10が柱に設置され、柱梁接合ユニット10に梁Bが接合されて柱梁接合部が構成されるようになっている。柱C及び梁Bはプレキャスト(PCa)による鉄筋コンクリートからなる。柱梁接合ユニット10は鉄筋コンクリートのプレキャスト部材によるユニットとして構成される。
図1のように、柱梁接合ユニット10は、中央に位置する柱中央部20及び各梁Bと接合するための第1柱接合部11,第2柱接合部12,第3柱接合部13,第4柱接合部14を備える。第1柱接合部11,第2柱接合部12,第3柱接合部13及び第4柱接合部14は、互いに直交する4方向に柱中央部20の各側面から突き出ており、柱梁接合ユニット10は略十字状の平面形状となっている。
図1,図2のように、柱梁接合ユニット10の柱接合部11,12の各端面から2本の受け部材21が所定長さで突き出ている。受け部材21は、例えば、CT形鋼が使用され、柱梁接合ユニット10のプレキャスト部材の製造時に、柱接合部11,12の長さ方向に延びるようにして柱接合部11,12内に所定長さで埋め込まれている。受け部材21は、フランジ21aと、フランジ21aに立設されたウエブ21bとから構成されている。なお、プレキャスト部材の柱接合部11,12の各端面の下部には水平方向に複数の貫通孔が予め設けられており、これらの貫通孔に図1のように複数本の梁下端筋18をスライドさせて挿入する。また、柱接合部13,14も上述と同様に構成されている。
柱梁接合ユニット10の柱接合部11〜14の上面には溝状の凹部Mが設けられ、凹部Mは、柱中央部20の上面と連通し、柱梁接合ユニット10の上面全体に形成されている。凹部M内には梁上端筋が配置される。また、各柱接合部11〜14には、複数のせん断補強筋25が縦方向に配置されている。さらに、柱梁接合ユニット10の柱中央部20には複数の貫通孔26が縦方向に設けられており、柱Cから延びる複数本の柱主筋が貫通可能になっている。なお、梁Bの上面にも柱接合部11〜14の凹部Mと同様の溝状の凹部B2が形成されている(後述の図3参照)。
図3は図1,図2の柱梁接合ユニット10の柱接合部11と梁Bの梁接合部31とを概略的に示す斜視図である。図4は図1〜図3の柱接合部11と梁接合部31とを示す側面図(a)、柱接合部11側からみた梁接合部31の立面図(b)及び梁接合部31側からみた柱接合部11の立面図(c)である。なお、図3では、せん断補強筋25,B1の図示を省略している。
図3,図4(a)〜(c)に示すように、梁Bの先端に位置する梁接合部31から2本の棒状の載せ掛け部材32が所定長さで突き出ている。載せ掛け部材32は、例えば、梁Bの主筋径と略同一径の鉄筋から構成され、梁Bのプレキャスト部材の製造時に、梁Bの長手方向に延びるようにして梁B内に所定長さで埋め込まれている。
図3,図4(a)〜(c)のように、梁Bを柱C側の柱梁接合ユニット10に設置するとき、梁Bの梁接合部31から突き出た棒状の載せ掛け部材32が柱接合部11から突き出た受け部材21に載せ掛けられるようになっている。このとき、図4(b)(c)のように、棒状の各載せ掛け部材32は各受け部材21のウエブ21bに対して外側の位置でフランジ21a上に載せ掛けられることで、図4(b)(c)の横方向に梁Bが不測にずれてしまうことはない。
上述のように、載せ掛け部材32が受け部材21に載せ掛けられる載せ掛け構造により、梁Bの両端を柱側で支持して柱間に設置でき、また、梁Bの水平方向・鉛直方向の微調整ができるようになり、梁Bの架工作業時の安全性を確保できる。
また、載せ掛け部材32及び受け部材21については、梁Bが柱間に置かれても支保工が不要でかつ安定するように所要の構造計算により材料や断面寸法や突き出し長さや埋め込み長さ等の仕様・形状を決定することが好ましい。また、載せ掛け部材32及び受け部材21の各本数も必要に応じて2本以上としてもよい。
図3のように梁Bの梁接合部31の下部は梁Bの長手方向に切り込まれており、切り込み部33が形成されている。切り込み部33には図4(a)(b)のように梁Bに埋め込まれた複数本の梁下端筋19が露出している。図4(a)の切り込み部33の長手方向の長さaは、梁側の梁下端筋19と柱側の梁下端筋18との接合のために梁側の梁下端筋19に挿入される継手カプラ34の長さを十分に確保できる長さとなっている。継手カプラ34は、梁下端筋19と梁下端筋18との接合のためのスリーブ継手であり、梁下端筋19と梁下端筋18とが設置された後に継手カプラ34をスライドさせて接合される。
上述のように、梁接合部31の下部の切り込み部33に機械式継手の継手カプラ34を格納し、梁接合部31の載せ掛け部材32が柱接合部11の受け部材21に載せ掛けられて精度が確保された後に、継手カプラ34を柱接合部側の梁下端筋18にスライドさせ、梁下端筋18,19を接合する。同様に、後述の図4(a)〜図6(c)のように、複数本の梁上端筋16,B2を梁下端筋18,19の場合と同じ水平位置にて継手カプラ35により接合する。なお、柱接合部側の梁下端筋18は、プレキャスト部材の貫通孔に通して配置されるので、両方向にスライドさせることができ、スリーブ継手による接合完了後、グラウト材の充填により固定される。
次に、本実施形態による柱梁接合の施工方法について図1〜図7を参照して説明する。図5は図1の柱梁接合ユニット10が柱に取り付けられて梁Bが配置された状態を概略的に示す斜視図である。図6は図1の梁Bの梁接合部31に機械式継手が格納された状態を示す部分側面図(a)及び機械式継手が接合されかつ補強部材が配置された状態を示す部分側面図(b)である。図7は本実施形態による柱梁接合の施工ステップ(S01〜S10)を説明するためのフローチャートである。なお、図5では図1,図3の凹部M、B2の図示を省略している。
まず、建築物のN階の柱・梁・床スラブを施工するために、(N−1)階の柱Cに図1の柱梁接合ユニット10を取り付ける(S01(図7参照、以下同じ))。柱Cは、その上面C1から複数本の柱主筋C2が突き出ている(図2参照)。直立した柱Cに対し、図1の柱梁接合ユニット10をクレーンで吊り上げ、柱梁接合ユニット10の柱中央部20の貫通孔26に柱Cの柱主筋C2を挿入し、柱Cの上面C1に柱中央部20を載せることで柱梁接合ユニット10を柱Cの上面C1に取り付ける。このとき、図2,図5のように、複数本の柱主筋C2は柱中央部20の貫通孔26を通り抜けて柱中央部20の上面から上方に突き出る。
次に、柱Cに隣接し対向するもう一方の柱にも同様に柱梁接合ユニット10を取り付けてから、図2,図5の梁Bをクレーンで吊り上げて、梁Bの梁接合部31から突き出た各載せ掛け部材32を、図6(a)のように柱梁接合ユニット10の柱接合部から突き出た各受け部材21に載せ掛ける(S02)。これにより、梁Bを柱と柱との間に設置する。このとき、載せ掛け部材32は、図3,図4(b)(c)のように、受け部材21のウエブ21bに対して外側の位置でフランジ21a上に載る。なお、プレキャスト部材としての梁Bには、梁下端筋19とせん断補強筋B1が組み込まれている(図2,図4(a)(b)参照)。
上述のように、梁Bを柱側の柱接合部に載せ掛けることで梁Bを両端支持で柱間に設置することができ、梁設置のための支保工を省略できるとともに、クレーン揚重の時間短縮を図ることができ、施工期間の短縮化や施工コスト減に寄与することができる。
次に、梁B側の載せ掛け部材32と、柱梁接合ユニット10の柱接合部11側の受け部材21との間で梁Bと柱接合部11との水平方向・鉛直方向の微調整をくさび(水平方向)やフィラー(鉛直方向)等を用いて行う(S03)。
次に、図6(a)のように、柱梁接合ユニット10の柱接合部11から突き出た複数本の梁下端筋18と、梁Bの下部の切り込み部33から突き出た複数本の梁下端筋19とを突き合わせて継手カプラ34をスライドさせ微調整して梁下端筋18,19に配置する(S04)。すなわち、梁Bの下部の切り込み部33内に露出した梁下端筋19に継手カプラ34を予め挿入しておき、柱側の各梁下端筋18と、梁側の各梁下端筋19とを突き合わせてから、継手カプラ34を移動させて図6(b)のように両側に均等な長さになるように配置する。このときの、梁下端筋18の端部と梁下端筋19の端部との突き合わせ精度は、±5mm以内である。
次に、柱側の梁下端筋18と梁側の梁下端筋19との突き合わせ部分に配置された各継手カプラ34内に、セメント系粉末材料を主材料とする高強度グラウト材を注入し充填する(S05)。これにより、図2,図6(b)のように柱側の梁下端筋18と梁側の梁下端筋19とが接合され一体化される。
次に、図2,図6(b)のように、梁Bの梁接合部31と柱梁接合ユニット10の柱接合部11との間にプレート状の補強部材40を取り付ける(S06)。すなわち、梁Bの梁接合部31の端部近傍の側面及び柱接合部11の端部近傍の側面に予め埋め込まれたインサートにボルト41をねじ込むことで、補強部材40を梁Bの梁接合部31の側面及び柱接合部11の側面に取り付け、アンカー止めする。これにより、柱梁接合の補強構造を構成することができ、梁Bの梁接合部31と柱梁接合ユニット10の柱接合部11との接合が補強されるとともに、後の工程S09における型枠の一部が構成される。
次に、図4(b)(c)、図5のように、梁と梁との間にスラブSを取り付ける(S07)。スラブSは、断面下部をプレキャストとした鉄筋コンクリートからなるハーフプレキャスト(PCa)部材であり、スラブSには図4(b)(c)のように下端筋として鉄筋S1が組み込まれている。なお、スラブSが載る梁の載せ掛け面の幅は端から15〜20mm程度である。
次に、図4(a)〜図6(c)のように、柱梁接合ユニット10の上部の凹部M(図1)に第1柱接合部11と第3柱接合部13との間に延びるように複数本の梁上端筋16を凹部Mとせん断補強筋25との間に通して配置する。また、梁Bの上部の凹部B2(図3)に長手方向に延びるように複数本の梁上端筋17を凹部B2とせん断補強筋B1との間に通して配置する。複数本の梁上端筋16,17は、図4(b)(c)のように、二重に配置され、下側の梁上端筋16,17は凹部M,B2内に位置するが、上側の梁上端筋16,17は凹部M,B2からはみ出ている。この後、梁上端筋16の端部と梁上端筋17の端部とを突き合わせて、継手カプラ35を被せて梁下端筋18,19の場合とほぼ同じ水平位置で高強度グラウト材を注入し充填しスリーブ継手を接合することで一体化する。さらに、ハーフプレキャスト(PCa)部材からなるスラブSの上にスラブ上端筋として鉄筋Tを2方向に格子状に配置する(S08)。
なお、図2,図5のように、柱梁接合ユニット10の第2,第4柱接合部12,14間にも複数本の梁上端筋16aが配置されてから、梁側の梁上端筋と同様にして接合される。
次に、梁Bの梁接合部31と柱梁接合ユニット10の柱接合部11との周囲に鋼製の塞ぎ型枠を組み込んでから、この型枠内にコンクリートを打設し充填する(S09)。この型枠の一部は上記工程S06で取り付けた補強部材40により構成される。このコンクリートの打設により、載せ掛け部材32と受け部材21とはコンクリート内に埋め込まれる。上記コンクリートは高流動タイプのものが好ましい。
なお、型枠の組み込み前に、型枠内に図4(a)、図6(a)のようにせん断補強筋B3を組み込んでおく。また、柱梁接合ユニット10の第2,第4柱接合部12,14においても、上述と同様にしてコンクリート打設までの施工を行う。
次に、柱梁接合ユニット10の上部、梁Bの上部及びスラブS上にコンクリートを打設する(S10)。すなわち、コンクリート打設を、図2の柱梁接合ユニット10の各柱接合部11〜14の上面及び梁Bの上面,図5の鉄筋Tが配置されたスラブS上に行う。これにより、柱梁接合ユニット10の上面に露出したせん断補強筋25及び梁上端筋16,並びに、梁Bの上面に露出したせん断補強筋B1及び梁上端筋17がコンクリート内に埋設される。
なお、上記コンクリート打設工程S10は、上述の型枠内へのコンクリート打設工程S09とほぼ同時に行ってもよい。また、スラブSの下面から仕上げ面(図示省略)までの厚さは、一般部では、150〜200mm程度とされる。
以上のようにして、建築物のN階の柱・梁・床スラブの施工が完了する。これにより、柱C側の柱梁接合ユニット10の各柱接合部11〜14と各梁Bの梁接合部31との接合もあわせて完了する。このように、図1の柱梁接合ユニット10を用いて柱Cと梁Bとを接合することができる。なお、図2,図5の柱Cから突き出た柱主筋C2は、例えば、柱Cの上に配置した接合部で上階の柱の柱主筋とスリーブ継手等を用いて接合される。
上述の本実施形態によれば、梁Bを柱と柱との間に設置する際に、梁B側の梁接合部31から突き出た棒状の載せ掛け部材32を柱側の柱接合部11〜14から突き出た受け部材21に載せ掛けることで、梁Bが両端で支持される状態となるので、クレーンを長時間占有せずに設置施工が可能となり、水平方向及び鉛直方向における梁Bの位置の微調整が可能となり、鉄筋継手の精度やプレキャスト部材同士の精度を確実に確保できる。このようにして、梁の柱への定着の簡易化を図ることができる。
また、載せ掛け部材32と受け部材21との載せ掛け後に梁接合部と柱接合部との連結を補強する補強部材40を取り付けて補強構造を構成することで、梁接合部と柱接合部との連結を補強することができ、かかる補強構造により、梁を柱間に設置したときに載せ掛け部材32と受け部材21との載せ掛け構造が負担する荷重を分担することができ、載せ掛け構造に荷重を集中させない。また、補強部材40は、梁接合部と柱接合部との接合部におけるコンクリート打設用型枠の一部を兼用するので、工程が簡略化されかつコストの面でも有利である。
以上のように、鉄筋コンクリート(RC)構造の柱梁接合部における定着の簡易化を実現することで、施工に手間・期間を要するRC造の柱梁接合部のウェット施工要素を一掃することができ、これにより、RC構造物の超短工期技術を確立するとともに、将来的な維持管理も含めたライフサイクルレベルでのコスト低減を実現することができる。すなわち、RC合理化の最終部位である柱梁接合部をプレキャスト(PCa)でユニット化し、ドライ施工することにより、RC構造物の施工合理化・工期の大幅短縮を図ることができる。
また、鉄筋接合をより精度の厳しい機械式継手で可能とするため、工場製作時に実大モデルとの整合や仮接合により鉄筋同士及びプレキャスト材(梁B、柱接合部11〜14)同士の突合せ精度を確保する方式とすることで、機械式継手の許容精度(±5mm以内)を確保することができる。
以上のように本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。例えば、本実施形態では、柱接合部の受け部材21としてCT形鋼を用いたが、本発明はこれに限定されず、山形鋼や溝形鋼等の他の形鋼を用いてもよい。また、梁の載せ掛け部材32としてCT形鋼や山形鋼や溝形鋼等の形鋼を用い、柱接合部の受け部材21として丸鋼等の丸形状部材を用い、梁の載せ掛け部材としてのCT形鋼等を柱接合部の受け部材としての鉄筋に載せ掛るようにしてもよい。
また、柱梁接合ユニット10は第1〜第4柱接合部11〜14を有し略十字形の平面形状を有するものとして説明したが、柱梁接合ユニット10が取り付けられる柱の位置に対応して第1〜第4柱接合部11〜14の内の1つまたは2つが省略されることがあり、この場合、柱梁接合ユニット10は、略T字状、略L字状、略直線状の各平面形状となる。
B 梁
B1,B3 せん断補強筋
B2 凹部
C 柱
C2 柱主筋
M 凹部
10 柱梁接合ユニット
20 柱中央部
11〜14 第1〜第4柱接合部
16,17 梁上端筋
18,19 梁下端筋
21 受け部材
25 せん断補強筋
31 梁接合部
32 載せ掛け部材
33 切り込み部
34,35 継手カプラ
40 補強部材

Claims (8)

  1. 鉄筋コンクリート造の柱とプレキャスト部材の梁とを、柱側に設けられた柱接合部と梁側に設けられた梁接合部とにおいて接合する施工方法であって、
    前記梁接合部から突き出るようにして少なくとも2本の丸形状棒または形鋼からなる載せ掛け部材を前記梁側に予め設け、前記柱接合部から突き出るようにして少なくとも2本の形鋼または丸形状棒からなる受け部材を前記柱側に予め設け、
    前記梁を柱間に設置する際に前記梁接合部の載せ掛け部材の丸形状棒または形鋼を前記柱接合部の受け部材の形鋼または丸形状棒に載せ掛け、前記載せ掛け部材と前記受け部材とによる載せ掛け構造を少なくとも2組設けることを特徴とする柱梁接合の施工方法。
  2. 鉄筋コンクリート造の柱とプレキャスト部材の梁とを、柱側に設けられた柱接合部と梁側に設けられた梁接合部とにおいて接合する施工方法であって、
    前記梁接合部から突き出るようにして棒状の載せ掛け部材を前記梁側に予め設け、前記柱接合部から突き出るようにして受け部材を前記柱側に予め設け、
    前記梁を柱間に設置する際に前記梁接合部の載せ掛け部材を前記柱接合部の受け部材に載せ掛け、
    前記載せ掛け部材と前記受け部材との載せ掛け後に前記梁接合部と前記柱接合部との連結を補強する補強部材を取り付け、
    前記補強部材を、前記梁接合部と前記柱接合部とに設置されるコンクリート打設用型枠の少なくとも一部として兼用させることを特徴とする柱梁接合の施工方法。
  3. 前記梁接合部の下端側に切り込み部を予め設け、前記載せ掛け部材と前記受け部材との載せ掛け前に、前記切り込み部に露出した鉄筋に対し機械式継手を構成するための継手カプラを挿入しておく請求項1または2に記載の柱梁接合の施工方法。
  4. 前記継手カプラを前記柱側の鉄筋と前記梁側の鉄筋との接合部にスライドして接合し、前記継手カプラ内にグラウト材を充填してから、前記切り込み部を含む領域においてコンクリート打設用型枠を組み込み、次に、コンクリートを打設し充填する請求項3に記載の柱梁接合の施工方法。
  5. 鉄筋コンクリート造の柱とプレキャスト部材の梁とを、柱側に設けられた柱接合部と梁側に設けられた梁接合部とにおいて接合するように構成された柱梁接合構造であって、
    前記梁接合部から突き出るようにして前記梁側に設けられた少なくとも2本の丸形状棒または形鋼からなる載せ掛け部材と、前記柱接合部から突き出るようにして前記柱側に設けられた少なくとも2本の形鋼または丸形状棒からなる受け部材と、を備え、
    前記梁を柱間に設置する際に前記梁接合部の載せ掛け部材の丸形状棒または形鋼を前記柱接合部の受け部材の形鋼または丸形状棒に載せ掛けるようにした前記載せ掛け部材と前記受け部材とによる載せ掛け構造を少なくとも2組備えることを特徴とする柱梁接合構造。
  6. 鉄筋コンクリート造の柱とプレキャスト部材の梁とを、柱側に設けられた柱接合部と梁側に設けられた梁接合部とにおいて接合するように構成された柱梁接合構造であって、
    前記梁接合部から突き出るようにして前記梁側に設けられた棒状の載せ掛け部材と、前記柱接合部から突き出るようにして前記柱側に設けられた受け部材と、を備え、
    さらに、前記梁を柱間に設置する際に前記梁接合部の載せ掛け部材を前記柱接合部の受け部材に載せ掛けるようにした載せ掛け構造と、
    前記受け部材と前記載せ掛け部材との載せ掛け後に前記梁接合部と前記柱接合部との連結を補強部材により補強する補強構造と、を備え、
    前記補強部材は前記梁接合部と前記柱接合部とに設置されるコンクリート打設用型枠の少なくとも一部を兼用することを特徴とする柱梁接合構造。
  7. 前記梁接合部の下端側に設けられた切り込み部を備え、前記受け部材と前記載せ掛け部材との載せ掛け前に前記切り込み部に露出した鉄筋に対し機械式継手を構成するための継手カプラが挿入可能である請求項5または6に記載の柱梁接合構造。
  8. 前記柱に一体に組み込み可能なようにプレキャスト部材からなる柱梁接合ユニットを備え、前記柱梁接合ユニットに前記柱接合部を備えている請求項5乃至7のいずれか1項に記載の柱梁接合構造。
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