JP5467261B2 - 記憶媒体のための読込書込装置 - Google Patents
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詳しくは、記憶媒体がホルダの所定位置に装着された場合のみ、通信装置と記憶媒体との無線通信を可能とする記憶媒体のための読込書込装置に関する。
さらに詳しくは、周縁に磁性体を配置した記憶媒体がホルダの所定位置に装着された場合のみ、記憶媒体との無線通信を可能とする記憶媒体のための読込書込装置に関する。
なお、本明細書で使用する「記憶媒体」は、コイン形、カード形等をなし、かつ記憶装置を内蔵した記憶媒体の総称である。
第2の従来技術として、遊技場に入場する客に配布される可搬型の記憶媒体と、遊技装置に接続され、該遊技装置の利用料金を表す利用料金情報を記憶している第1の読み書き装置と、精算装置に接続される第2の読み書き装置とを備え、前記記憶媒体と第1の読み書き装置との無線通信が可能な状態にあるとき、少なくとも当該利用料金情報を含む課金情報が前記記憶媒体に記憶され、当該遊技装置に遊技開始の指示が送られ、前記記憶媒体と第1の読み書き装置との無線通信が可能な状態にあるとき、当該記憶媒体に記憶された全ての課金情報が読み出され、前記精算装置に出力されることを特徴とする遊技場管理システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
第2の従来技術においては、遊技用カードをゲーム機に配置されているリーダ・ライタのアンテナに近づけると、リーダ・ライタから常時出力されている起動信号が遊技用カードの送受信部によって受信され、通信可能となる。換言すれば、ゲーム機のリーダ・ライタは常時通信可能状態にある。
そして、遊技用カードの記憶部と通信し、課金情報が記憶され、ゲーム可能になる。
以上より、従来知られている記憶媒体のための読込書込装置は、常時読込又は書込可能な状態で使用されていた。
しかし、単なるセンサにより記憶媒体の有無を判別し、通信可能にし、かつ記憶媒体のソフト的安全対策を破られた場合、不正に利用される恐れがある。
また、例えば硬貨等類似の物をホルダの所定位置に保持させる悪戯をすることも考えられる。
この場合、単なるセンサが硬貨を検知して通信装置が通信をするが、記憶媒体の応答が無いため最終的に偽物であるとして処理を中断する処理を行うため、余計な電力及び処理時間を要する問題がある。
本発明はこれらの問題を解決するためになされたものである。
本発明の第2の目的は、ソフト的安全対策に加え、物理的安全対策を施こすと共に悪戯による誤動作をしない読込書込装置を安価に提供することである。
周縁に磁性を有する材料を配置すると共に電気的記憶装置を一体化した記憶媒体の前記記憶装置に記憶した価値情報を通信装置により読み書きし、当該価値情報に基づいて所定の処理を可能にした読込書込装置において、前記記憶媒体を所定位置に保持するホルダ、及び前記記憶媒体の磁性材料の影響により少なくとも一部が前記ホルダに保持された前記記憶媒体の近傍に配置された記憶媒体検知装置を備え、前記記憶媒体検知装置は磁性体が一部に固定され、かつ移動可能な検知レバー及び前記検知レバーの位置を検知するセンサを含み、前記磁性体は前記ホルダに保持された記憶媒体の周縁近傍の磁性の影響下に配置され、前記磁性体は前記ホルダに保持された記憶媒体の周縁の磁性材料に近づいた位置を前記センサによって検知され、前記センサからの検知信号に基づいて前記通信装置による通信を可能とする許可装置を設けたことを特徴とする記憶媒体を用いた読込書込装置である。
記憶媒体がホルダの所定位置に保持された状態において、検知レバーに固定された磁性体が前記記憶媒体の周縁の磁性体との間で磁力作用により移動され、結果として検知レバーが移動する。
この検知レバーの移動した位置はセンサにより検知することができる。
この検知レバーの検知信号に基づいて、通信装置が許可装置によって通信可能にされる。
これにより、記憶媒体の記憶装置との間で通信装置を介して通信が可能となり、記憶装置に記憶した価値情報を読込・書込可能となる。
換言すれば、記憶媒体がホルダの所定位置に保持された場合に、通信可能になるので、記憶媒体の記憶装置に記憶されている価値情報が意に反して処理されることがない。
また、検知レバーの移動をセンサによって検知する物理的安全対策を併用するので、ソフトウエアによる安全対策に比べて不正に対する安全性が向上する。
さらに、磁力を利用しているので、磁力に反応しない材料を用いた悪戯に対しての抵抗が向上する利点がある。
当該コイン型記憶媒体が所定の位置に保持された場合、検知レバーの一端部に取り付けられた磁性体が当該周縁の磁性体との間の磁力吸引により引き寄せられる結果、当該検知レバーは所定方向に回動される。
当該移動後の検知レバーの他端部は、センサによって検知される。
このセンサによる検知によって通信装置が通信可能とされ、コイン型記憶媒体に内蔵された記憶装置との通信が可能となる。
これにより、通信装置はコイン型記憶媒体が所定の位置に保持された場合のみ通信可能になるので意に反してゲーム等を行うことは無い。
また、磁力による物理的不正対策と記憶装置のソフトウエアによる不正対策とが組み合わされているので不正に対する安全性が向上する利点がある。
これにより、顧客は表示装置により記憶媒体に記憶されている価値情報を確認することができる。
さらに、変更装置を操作することにより課金額を変更することができる。
そして、スタートボタンを押すことにより、処理をスタートできる。
これにより、課金額を変更することにより同一機器であれば一回の課金処理により複数回の処理をすることができる利点がある。
図1において、ゲーム機100は例えばビデオゲーム機であって、ボックス型の筐体102はディスプレイ104、スタートジョイスティック106、操作ボタン108及び記憶媒体の読込・書込装置110、硬貨選別装置112及び制御盤114を含んでいる。
筐体102は、段付きの箱形であって、ディスプレイ104、制御盤114及び硬貨選別装置112を内蔵し、かつスタートジョイスティック106、操作ボタン108及び読込書込装置110が取り付けられる。
筐体102のほぼ水平なテーブル部116の右端部にスタートジョイスティック106及び操作ボタン108が配置され、上段のほぼ垂立面118にはディスプレイ104が取り付けられている。
ディスプレイ104は、制御盤114におけるゲーム機制御のための表示信号に基づいて所定のゲームの映像を表示し、また、案内のための文字等を表示する機能を有する。
ディスプレイ104は、液晶表示装置、有機EL装置等によって構成される。
スタートジョイスティック106は、所定の料金を受領した後、このスタートジョイスティック106を操作することによりゲームが可能になる。
スタートジョイスティック106は実施例ではトグル形式であるが、同様の機能を有すれば押しボタン方式を採用できる。
操作ボタン108は顧客がゲームをする際に操作し、ゲームの内容を決定するためのボタンである。
したがって、同様の機能を有すればボタンでなくともジョイスティックであっても良い。
読込書込装置110は、記憶媒体122が所定位置に位置する場合、当該記憶媒体122の記憶装置124と通信可能になり、当該記憶媒体122の記憶装置124に記憶されている価値情報VIの減算・加算処理等をすることができる。
読込書込装置110の詳細構造は後述する。
硬貨選別装置112は、投入口113に投入された硬貨が所定金額の正貨である場合、ゲーム可能信号を制御盤114に出力し、偽貨又は所定金額でない場合、返却口115に戻す、公知の硬貨選別装置である。
なお、この硬貨選別装置112からのゲーム可能信号は、読込書込装置110を経由して制御盤114に出力することができる。
制御盤114は、読込書込装置110又は硬貨選別装置112からの信号に基づいてゲーム機100におけるゲームを開始可能とし、スタートジョイスティック106の操作に基づいてゲームをスタートし、操作ボタン108の操作に基づいて所定のROMに記憶されたゲームプログラムに基づいてゲームを進行する機能、その他ゲーム機100の自動運用を可能とする機能を有する。
記憶媒体122としてコイン型記憶媒体やカード型記憶媒体を使用できるが、本実施例において使用するコイン型記憶媒体126が図2を参照して説明される。
コイン型記憶媒体126は、記憶装置124、例えばICタグ128を内蔵したコイン形の電気的記憶媒体である。
記憶装置124としては、ICタグ128に代えてフラッシュメモリ等の高機能のIC回路に変更することができる。
本実施例のコイン型記憶媒体126は、磁性ステンレスで形成された金属リング130の嵌合孔132にICタグ128を内蔵した円盤形の樹脂製コア134を嵌め込むことによりに構成されている。
金属リング130は、特殊ステンレス鋼であり、塑性変形によりその変形部に磁性を有するようになる材料を採用することが好ましい。
記憶装置124に対するソフト的不正対策に加え、物理的不正対策を施すことができるからである。
この材料として特許第3039838号に開示されるステンレス鋼を使用することが好ましい。
記憶装置124には、少なくとも後述する価値情報VIが記憶される。
価値情報VIには、ICコイン発行機(図示せず)において投入貨幣に基づいて記憶された貨幣に相当する数値、ポイント情報等が含まれる。
記憶装置124(ICタグ128)には、顧客毎の顧客ID(Identification)、店舗ID等を記憶させることができる。
顧客ID等に基づいて、きめ細かな顧客毎のサービスが可能になるからである。
当然のことであるが、ICタグ128の記憶内容は、暗号化処理等の不正対策が施されている。
本体136は、矩形箱形であり、前面138の右上部に前面138を窪ませてホルダ140が形成され、正面中央下部に課金額の表示装置144、表示装置144の上部に課金額の変更装置146、表示装置144の右側に決定ボタン148、左側に赤外線通信用端末器150、及び左上部にスピーカ152が配置されている。
本実施例においては、本体136には本体上面及び右側面に連なる縦向きのスリット154が形成されている。
このスリット154に記憶装置124を埋め込んだICカード(図示せず)をICカードあてがい板156に沿って挿入することにより、ICカードによってもゲームを可能にしている。
ICカードあてがい板156は、ICカードがそれに大凡重なった状態が正規の装着位置であることを目視的に確認できる目安になるものである。
したがって、ICカードあてがい板156は設けないことができる。
ICカードを使用しない場合、スリット154を形成しないか、塞いでおくことが好ましい。
ホルダ140は、コイン型記憶媒体126を所定位置に保持する機能を有する。
ホルダ140は本体136の右肩を凹状に切り欠いて形成され、本体136の右側端面から中央に向かって左下がりに直線的に傾斜する傾斜部158、傾斜部158に連続してほぼ垂立する停止壁160及び傾斜部158と停止壁160とを接続するコイン型記憶媒体126の外周と同一の曲率を有する円弧部162によりコイン型記憶媒体126の位置を一定に規制する。
換言すれば、傾斜部158によってコイン型記憶媒体126に作用する転動力を停止壁160によって阻止することにより、その転動阻止状態においてコイン型記憶媒体126を静止状態に保持する。
また、前面138から一段下がり、かつ、コイン型記憶媒体126の背後に位置する平面であってほぼ僅かに後方へ傾斜するもたれ壁164、及び前面138に位置する低高の保持リブ166によってコイン型記憶媒体126はその表面及び裏面を保持され、周面が傾斜部158と停止壁160とに接触した位置において静止状態に保持される。この位置がコイン型記憶媒体126の保持位置HPである。
もたれ壁164と保持リブ166の相対面は平行に形成され、その間隔はコイン型記憶媒体126の厚みよりも僅かに広い。換言すれば、傾斜部158と停止壁160の幅はコイン型記憶媒体126の厚みよりも僅かに広い。
また、コイン型記憶媒体126が保持位置HPに位置する場合、その下部及び左側の縁部はもたれ壁164と保持リブ166によって構成された断面チャンネル形の浅溝165に位置する。
図3において、保持位置HPに位置するコイン型記憶媒体126の裏面がもたれかかるもたれ壁164に下向き舌形の浅凹部167が形成されている。
この浅凹部167にコイン型記憶媒体126の目印やガイドを記載したシールを貼付し、顧客がコイン型記憶媒体126を正規の位置にセットするための便宜に供しうる。
コイン型記憶媒体126を保持位置HPにセットする場合、コイン型記憶媒体126を前面138側からもたれ壁164側へ移動させて傾斜部158上へ落下させる。
これにより、コイン型記憶媒体126は傾斜部158上を転がり、停止壁160に転がりを阻止されると共にもたれ壁164にもたれて保持位置HPに保持される。
コイン型記憶媒体126が保持位置HPに保持される場合、その上端はもたれ壁164よりも僅かに低くなるように設定する。不作為に通信中のコイン型記憶媒体126が移動されることを防止するためである。
通信装置141は、コイン型記憶媒体126の記憶装置124と無線通信し、記憶装置124に記憶されている価値情報VI等を読込、書き込む機能を有する。
通信装置141は、基板にアンテナと通信回路を実装してなり、もたれ壁164とスリット154との間の仕切壁168内に設置される。
換言すれば、浅凹部167の背後に設置される。
これにより、コイン型記憶媒体126又はスリット154に挿入されたICカードの記憶装置124と共通の通信装置141によって読込及び書込が可能にできる。
記憶媒体検知装置142は、コイン型記憶媒体126を検知し、通信装置141を通信可能にする機能を有する。
記憶媒体検知装置142は、検知レバー170、磁性体172及びセンサ174を含んでいる。
検知レバー170は真正のコイン型記憶媒体126が保持位置HPに保持された場合、金属リング130の磁性に反応して所定位置に移動される機能を有する。
検知レバー170は全体的にはJ字形を倒立させた形状を有し、本体136によって構成される箱内に配置される。
検知レバー170の中間は本体136内に突出する固定軸175に回動自在に支持される。
検知レバー170の下端には有底筒形の磁石ホルダ176が一体形成され、磁性体172たる円柱形の永久磁石180が挿入され、接着剤等により固定されている。
永久磁石180の磁石端面182が図6において反時計方向に移動された場合、円弧部162を構成する本体136の裏面に接触し、停止される。
換言すれば、永久磁石180の磁石端面182に相対する円弧部162は、他の部位よりも肉薄の薄肉部163に成形され、永久磁石180の強い磁力が金属リング130に作用するようにしている。
換言すれば、永久磁石180の磁石端面182はコイン型記憶媒体126と同一の仮想平面内に配置され、当該平面内において移動可能である。
一方、コイン型記憶媒体126が保持位置HPに存在しない場合、検知レバー170は自己モーメントにより磁石ホルダ176の底部184がストッパたる変更装置146のケーシング186の一部に当接し、待機位置SPにおいて静止する(図6において鎖線示)。
図6に示すように、検知レバー170と固定部材との間にスプリング手段183を配置し、待機位置SPに保持されるようにしてもよい。
スプリング手段183は、固定軸175回りに巻回した弦巻バネを検知レバー170に作用させても良い。
コイン型記憶媒体126が保持位置HPに保持された場合、前述のように永久磁石180の磁力によって検知レバー170は図4、6において反時計方向に回転される。
換言すれば、永久磁石180はホルダ140に保持されたコイン型記憶媒体126の周縁の磁性の影響下に配置されている。
検知レバー170の上端部188は弧状に形成され、本体136の上側壁190との干渉を回避すると共に、センサ174によって検知されるように配置されている。
センサ174は、永久磁石180が金属リング130の磁性に反応して図4、6において反時計方向に移動することにより検知レバー170が同方向に回動した場合、上端部188を検知する機能を有する。
本実施例において、センサ174は投光部192と受光部194との間に上端部188が進行し、受光部194の受光が遮断された場合、検知信号DSを出力するようになっている。
表示装置144は、7セグメントのLED表示器であり、通信装置141による通信によって読み込んだ記憶装置124に記憶されている価値情報VIの表示、ゲーム料金の表示、記憶情報VIから減じた価値情報VI等の表示を行う。
変更装置146は、ゲーム回数を変更するためのスイッチである。
例えば、ゲーム料金が通常1回200円であるが、3回連続して行う場合500円に減額される場合、表示装置144には当初1回の料金200が表示される。この状態において変更装置146を1回押すと2回連続の料金400が表示され、さらに1回押すと3回連続の料金500が表示される。
換言すれば、3回連続してゲームをする場合、100円割引となる特典を設定できる。
決定ボタン148は、ゲーム機100の連続ゲーム回数を決定すると共にコイン型記憶媒体126に記憶されている価値情報VIからゲーム料金を減額するトリガーとなる機能を有する。
例示すれば、1回のゲーム料金が200円の場合、コイン型記憶媒体126をホルダ140に保持させて通信装置141によって通信した場合、記憶装置124に記憶されている価値情報VIが所定時間、表示装置144に表示される。
その後、表示装置144に1回のゲーム料金である200が表示される。
この状態で変更装置146を押すことなく決定ボタン148を押した場合、記憶装置124に記憶されている価値情報VIから200が減算され、その後記憶装置124に記憶されている価値情報VIが所定時間、表示装置144に表示される。
この後、ゲーム機100のスタートジョイスティック106を操作することによりゲームをスタートできる。
赤外線通信用端末器150は、ハンディターミナルを用いてゲーム料金の変更や、読込・書込装置110のメモリに記憶しているログ情報を収集するための機器である。
スピーカ152は、変更装置146や決定ボタン148を押した場合、確認音の発音や、操作ガイドを案内するために用いられる。
制御装置143は、本体136内に配置され、通信装置141を介して記憶装置124から価値情報VI等を読込・書込し、センサ174からの投光の遮断により通信装置141を通信可能とし、変更装置146の操作に基づいて表示装置144にゲーム料金を表示し、決定ボタン148の操作に基づいて。記憶装置124の価値情報VIからゲーム料金を減算し、制御盤114にゲーム可能信号を出力する。
制御装置143は、例えばマイクロコンピュータによって構成される。
許可装置149は、通信装置141の通信を可能とする機能を有する。
すなわち、コイン型価値媒体126がホルダ140の保持位置HPに保持された場合、初めて通信装置141を作用させてコイン型記憶媒体126の記憶装置124との通信を可能とするものである。
本実施例では、センサ174が許可装置149である。
コイン型記憶媒体126が保持位置HPに存在しない場合、永久磁石180は磁性体に影響されないので図6における待機位置SPを継続する。
これにより、検知レバー170は待機位置SPに位置しているので、その上端部188は投光部192と受光部194の間から外れ、センサ174は受光が継続される。換言すれば、許可装置149は非許可状態にあるので通信装置141は、通信可能状態ではない。
この吸着力によって、検知レバー170が図6において反時計方向に回動し、磁石端面182が円弧部162の薄肉部の裏面に密接する。
結果として検知レバー170の上端部188は投光部192からの投射光を遮断し、受光部194は受光しない。
これにより、許可装置149は通信可能信号を出力して通信装置141を通信可能状態にする。
換言すれば、通信装置141のアンテナから電波を発信する。
ゲームが終了した場合、記憶装置124に記憶されている800が所定時間の間、表示装置144に表示される。
この場合、連続して3回ゲームが可能である。
これにより、上端部188は投光部192からの投光を遮断しなくなるので許可装置149は非許可状態になり、通信装置141は非通信状態になる。
122 記憶媒体
124 記憶装置
130 周縁に磁性を有する材料
140 ホルダ
141 通信装置
142 記憶媒体検知装置
149 許可装置
170 検知レバー
174 センサ
172 磁性体
VI 価値情報
Claims (1)
- 周縁に磁性を有する材料(130)を配置すると共に電気的記憶装置(124)を一体化した記憶媒体(122)の前記記憶装置(124)に記憶した価値情報(VI)を通信装置(141)により読み書きし、当該価値情報(VI)に基づいて所定の処理を可能にした読込書込装置(110)において、
前記記憶媒体(122)を所定位置に保持するホルダ(140)、及び
前記記憶媒体(122)の磁性材料の影響により少なくとも一部が前記ホルダ(140)に保持された前記記憶媒体(122)の近傍に配置された記憶媒体検知装置(142)を備え、
前記記憶媒体検知装置(142)は磁性体(172)が一部に固定され、かつ移動可能な検知レバー(170)及び前記検知レバー(170)の位置を検知するセンサ(174)を含み、前記磁性体(172)は前記ホルダ(140)に保持された前記記憶媒体(122)の周縁近傍の磁性の影響下に配置され、前記磁性体(172)は前記ホルダ(140)に保持された前記記憶媒体(122)の周縁の磁性材料に近づいた位置を前記センサ(174)によって検知され、
前記センサ(174)からの検知信号に基づいて前記通信装置(141)による通信を可能とする許可装置(149)を設けたことを特徴とする読込書込装置。
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