JP5466956B2 - 渦流ブロワ - Google Patents

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本発明は、渦流ブロワに関する。
軸線を中心とし、側方に圧力室を有する環状流路が設けられたケーシングと、軸線を中心として放射状に延び、軸線まわりに回転する羽根を有する羽根車とを備えた渦流ブロワが公知となっている。渦流ブロワは、羽根車を回転させることにより、羽根から圧力室へ空気を流出させ、環状流路に連通する吸込口から空気を吸い込むとともに、環状流路に連通する吐出口から空気を吐出する。
また、羽根の基端を結ぶ円をR1、羽根の先端を結ぶ円をR2、基端と先端との中央を結ぶ円をR3とした場合に、R3において羽根の前縁を羽根車の軸線と羽根の基端とを結ぶ延長線よりも後退させた渦流ブロワが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、羽根間に流入する空気の剥離を防止するように羽根間の断面積を定めた羽根が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特許第2960459号公報 特許第3003357号公報
しかしながら、上述した特許文献に開示された羽根は、いずれも圧力室に流出する空気の速度が羽根の径外方向4分の3の位置で最も速くなり羽根の先端で遅くなる。このため、羽根の径外方向4分の3の位置から流出する空気には羽根の先端から流出する空気が覆い被さることになり、羽根から圧力室への空気の流れが阻害されることになる。このように羽根から圧力室への空気の流れが阻害されると、圧力損失が生じることになり、高い吐出圧力を得ることができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高い吐出圧力を得ることができる渦流ブロワを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、軸線を中心とする環状流路の側方に圧力室が設けられたケーシングと、前記軸線を中心として放射状に延びた羽根を有し、前記軸線まわりに回転する羽根車とを備え、羽根車を回転させることにより、羽根から圧力室へ空気を流出させ、環状流路に連通する吸込口から空気を吸い込むとともに、環状流路に連通する吐出口から空気を吐出する渦流ブロワにおいて、前記圧力室に臨む羽根の前縁は、羽根の前縁基端から径外方向に向けて軸線と羽根の前縁基端とを結ぶ延長面から一旦後退した後、羽根の前縁基端と羽根の前縁基端から径外方向に延びた羽根の前縁先端との中央となる羽根の前縁中央において前記延長面と一致または前記延長面よりも前進し、さらに、羽根の前縁中央から羽根の前縁先端までの領域において前記延長面と一致または前記延長面よりも漸次前進したことを特徴とする。
また、本発明は、上述した渦流ブロワにおいて、前記羽根の前面は、前記軸線を中心とし前記羽根の前縁基端を通る円筒面において流入する空気の流入角度が鋭角となるように形成された基端前面と、前記軸線を中心とし前記羽根の前縁先端を通る円筒面において流出する空気の流出角度が鈍角となるように形成され先端前面と、基端前面から先端前面に延在する連続面とを有することを特徴とする。
本発明にかかる渦流ブロワの圧力室に臨む羽根の前縁は、羽根の前縁基端から径外方向に向けて軸線と羽根の前縁基端とを結ぶ延長面から一旦後退した後、羽根の前縁基端と羽根の前縁基端から径外方向に延びた羽根の前縁先端との中央となる羽根の前縁中央において延長面と一致または延長面よりも前進するので、羽根の前縁基端から羽根の前縁中央までの領域において空気の流入を促進しつつ、羽根の中央から羽根の先端までの領域において空気に羽根車の回転方向と同一方向の速度成分が付与される。また、羽根の前縁中央から羽根の前縁先端までの領域において延長面と一致または延長面よりも漸次前進するので、羽根の中央から羽根の先端に向けて速度成分が増大し、先端からの空気の流出を促進する。したがって、本発明にかかる渦流ブロワは、羽根から圧力室への空気の流れが阻害されることなく、高い吐出圧力を得ることができる。
図1は、本発明の実施の形態である渦流ブロワの構造を示す図である。 図2は、図1に示した羽根車の側面図である。 図3は、図2に示した羽根の前面形状を示す正面図である。 図4は、図2に示した羽根の側面形状を示す側面図である。 図5−1は、図4に示した羽根の断面形状を示す断面図であって、基端における羽根の断面形状を示す図である。 図5−2は、図4に示した羽根の断面形状を示す断面図であって、基端と先端との中央を通る円筒面を切断面とした羽根の断面形状を示す図である。 図5−3は、図4に示した羽根の端面形状を示す端面図であって、先端における羽根の端面形状を示す図である。 図6−1は、図4に示した羽根の断面形状を示す断面図であって、基端における羽根の断面形状を示す図である。 図6−2は、図4に示した羽根の断面形状を示す断面図であって、基端と先端の中央よりも先端側を通る円筒面を切断面とした羽根の断面形状を示す図である。 図6−3は、図4に示した羽根の端面形状を示す端面図であって、先端における羽根の端面形状を示す図である。 図7は、羽根車の羽根間に流れる空気の速度分布を示す図である。 図8は、羽根車の羽根間に流れる空気の流れを示す側面図である。 図9は、基端において羽根車の羽根間に流れる空気の流れを示す図である。 図10は、先端において羽根車の羽根間に流れる空気の流れを示す図である。 図11は、比較対照となる羽根車の羽根間に流れる空気の流れを示す図である。 図12は、本発明の実施の形態であるブロワの特性を示した図である。 図13は、羽根の後面形状を変形した変形例を示す断面図であって、基端における羽根を示す図である。
以下に、本発明にかかる渦流ブロワの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態である渦流ブロワの構造を示す図(断面図)であり、図2は、図1に示した羽根車の側面図である。図3は、図2に示した羽根の前面形状を示す正面図である。
図1に示すように、本実施の形態である渦流ブロワは、ケーシング1、原動機2、羽根車3を備えている。
ケーシング1は、ケーシング本体11とケーシングカバー12とにより構成される。ケーシング本体11とケーシングカバー12とが接合され、内部に収容空間14と収容空間14に連設された環状流路15とが形成される。環状流路15は、水平方向に延在する軸線を中心とする円環状の流路であり、軸線の延在方向左方と右方とにそれぞれ圧力室15A,15Bを有している。
ケーシング本体11には、吸込口(図示せず)と吐出口11Bとが設けてある。吸込口は、軸線と平行に設けられ、環状流路15に連通している。吐出口11Bは、吸込口と同様に、軸線と平行に設けられ、環状流路15に連通している。なお、吸込口と吐出口11Bとは隔壁(図示せず)によって隔てられ、吸込口から吸い込まれた空気が環状流路15を通ることなく吐出口11Bから吐出することはない。
原動機2は、羽根車3を回転駆動するためのもので、原動機2の出力軸20の軸線が上述した環状流路15の軸線と一致するようにケーシング本体11に取り付けられている。
図1および図2に示すように、羽根車3は、原動機2の出力軸20に取り付けられ、出力軸20の軸線まわりに回転する。羽根車3は、ハブ31、ディスク32、リム33、多数の羽根4を有している。ハブ31は、軸線Oを中心とする円柱であって、軸線Oを通る軸穴31Aが設けてある。この軸穴31Aは、上述した原動機2の出力軸20に嵌合され、取り付けられる。ディスク32は、ハブ31の一端から径外方向に延びる薄い円板であって、ハブ31から径外方向に放射状に延びるリブ32Aが突設されている。リム33は、ディスク32の外周に設けられた円環であって、その中心は軸線Oに一致している。
図3に示すように、羽根4は、軸線Oを中心とする小径(半径R1)の円筒面SAと、軸線Oを中心とする大径(半径R2)の円筒面SBとの間であって、軸線Oと直交する二つの直交面SSの間に形成される。
羽根4は、上述した小径の円筒面SAを基端として径外方向に大径の円筒面SBまで延在し、上述した大径の円筒面SBが羽根4の先端となる。各羽根4は、小径の円筒面SAを周方向に等分する位置に設けられ、大径の円筒面SBに向けて径外方向に延在している。また、羽根4は、軸線Oと直交し、軸線Oの延在方向に二等分する直交面SMを対称面として左右対称に形成されている。
図4は、羽根の側面形状を示す側面図であり、図5は、羽根の断面形状を示す断面図である。なお、図5に示す断面は、軸線を中心とする円筒面を切断面とする。
図4および図5に示すように、羽根4の前面4Fは、三次元の滑らかな曲面形状を有しており、側面4Sと交差する稜が羽根4の前縁4SFとなる。
図4に示すように、圧力室15A(15B)に臨む羽根の前縁4SFは、羽根4の前縁基端Aから径外方向に向けて軸線Oと羽根4の前縁基端Aとを結ぶ延長面Smよりも一旦後退した後、羽根4の前縁基端Aと羽根4の前縁基端Aから径外方向に延びた羽根4の前縁先端Bとの中央(羽根4の前縁中央C)において延長面Smよりも前進している。また、羽根4の前縁中央Cから羽根4の前縁先端Bまでの領域において延長面Smと一致または延長面Smよりも前進している。
なお、圧力室15A(15B)に臨む羽根4の前縁4SFは、羽根4の前縁基端Aから径外方向に向けて軸線Oと羽根4の前縁基端Aとを結ぶ延長面Smよりも一旦後退していれば、羽根4の前縁中央Cにおいて延長面Smと一致してもよい。また、羽根4の前縁4SFが前縁中央Cにおいて延長面Smと一致している場合には、前縁中央Cから前縁先端Bまでの領域において延長面Smと一致してもよい。
図5―1に示すように、羽根4の前面4Fは、軸線Oを中心として羽根4の前縁基端Aを通る小径の円筒面SAにおいて流入する空気の流入角度γAが鋭角となるように形成された基端前面を有している。具体的には、流入角度γAが45度を中心とする30度〜60度の範囲となるように、凹となる円弧の半径RAが基端前面に設定してある。
図5−3に示すように、羽根4の前面4Fは、軸線Oを中心として羽根4の前縁先端Bを通る大径の円筒面SBにおいて流出する空気の流出角度γBが直角または鈍角となるように形成された先端前面を有している。具体的には、流出角度γBが100度〜105度となるように、凸となる円弧の半径RBが先端前面に設定してある。
図5−2に示すように、羽根4の前面4Fは、軸線Oを中心として羽根4の前縁中央Cを通る中径(半径R3)の円筒面SCにおいて流入する空気の流入角度γCが鋭角となるように形成された中央前面を有している。具体的には、凹となる円弧の半径RCが中央前面に設定してある。なお、この円弧の半径RCは、基端前面に設定した円弧の半径RAよりも大きく設定してある。
図6は、図5と同様に、羽根の断面形状を示す断面図である。なお、図6に示す断面は、図5と同様に、軸線を中心とする円筒面を切断面としている。
羽根4の後面4Bは、三次元の滑らかな曲面形状を有しており、側面4Sと交差する稜が羽根の後縁4SBとなる。
図6−1に示すように、羽根4の後面4Bは、軸線Oを中心として羽根4の前縁基端Aを通る小径の円筒面SAにおいて流入する空気の流入角度βAが鋭角となるように形成された基端後面を有している。具体的には、流入角度βAが40度を中心とする30度〜50度の範囲となるように、凸となる円弧の半径rAが基端後面に設定してある。
図6−3に示すように、羽根4の後面4Bは、軸線Oを中心として羽根の前縁先端Bを通る大径の円筒面SBにおいて流出する空気の流出角度βBが直角または鋭角となるように形成された先端後面を有している。具体的には、中央部を凸とし、流出角度βBが90度となるように、後縁4SBを通る凹となる円弧の半径rBが先端後面に設定してある。
図6−2に示すように、羽根4の後面4Bは、軸線Oを中心として羽根4の前縁中央Cと前縁先端Bの中央(径外方向4分の3の位置)を通る円筒面SDにおいて中央部を凸とし、中央部から後縁4SBに向けて凹となる円弧の半径rDが設定してある。
また、図3に示すように、羽根4と該羽根4と隣り合う羽根4との間には、山形のリブ40が設けてある。リブ40は、リム33の外周面から径外方向に向けて漸次狭くなっている。
図7は、羽根車の羽根間に流れる空気の速度分布を示す図であり、図8は、羽根車の羽根間に流れる空気の流れを示す側面図である。図9は、基端において羽根車の羽根間に流れる空気の流れを示す図であり、図10は、先端において羽根車の羽根間に流れる空気の流れを示す図である。
上述した渦流ブロワにおいて、原動機2を駆動して羽根車3を回転させると、羽根4の前縁基端Aから前縁中央Cまでの領域において空気が流入する。図7および図9に示すように、前縁基端Aから前縁中央Cまでの領域から流入した空気は、当初、羽根車3の回転方向と反対方向に流れ、羽根車3の回転方向と反対方向の速度成分を有することになる。その後、羽根4の前面4Fが作用して羽根車3の回転方向と同一方向の速度成分が空気に付与され、空気は羽根車3の回転方向と同一方向に流れることになる。羽根車3の回転方向と同一方向に流れる空気の速度成分は、羽根4の中央から先端に至る領域において漸次増大するので、基端から中央までの領域の空気が先端に引き寄せられることになる。このような速度分布を有する空気は、図8に示すように、先端から流出する空気の流れを妨げることがなく、むしろ、先端から流出しようとする空気の流れを促進する。また、図10に示すように、先端から流出する空気は、前方に隣り合う羽根4の後面4Bに干渉することなく流れる。
上述した渦流ブロワの羽根4の前縁4SFは、前縁基端Aから径外方向に向けて軸線Oと羽根4の前縁基端Aとを結ぶ延長面Smから一旦後退した後、羽根4の前縁基端Aと羽根の前縁基端Aから径外方向に延びた羽根4の前縁先端Bとの中央となる前縁中央Cにおいて延長面Smよりも前進するので、羽根4の前縁基端Aから羽根4の前縁中央Cまでの領域において空気の流入を促進しつつ、羽根の中央から羽根の先端までの領域において空気に羽根車の回転方向と同一方向の速度成分が付与される。また、羽根4の前縁中央Cから羽根4の前縁先端Bまでの領域において延長面Smよりも前進するので、羽根4の中央から羽根の先端に向けて速度成分が増大し、先端からの空気の流出を促進する。したがって、上述した渦流ブロワは、羽根4から圧力室15A(15B)への空気の流れが阻害されることなく、高い吐出圧力を得ることができる。
また、羽根4の後面4Bは、軸線Oを中心として羽根4の前縁中央Cと前縁先端Bの中央(径外方向4分の3の位置)を通る円筒面SDにおいて中央部を凸とし、中央部から後縁4SBに向けて凹となる円弧の半径rDが設定してあるので、先端において流出する空気は前方の羽根4の後面4Bに沿って流れることになり、羽根4の後面に衝突することによる圧力損失を抑制できる。
図11は、比較対照となる羽根車の羽根間に流れる空気の流れを示す図である。この羽根車の羽根104の前縁104SFは、羽根104の前縁基端Aと前縁先端Bの中央となる羽根の前縁中央Cにおいて、軸線Oと前縁基端Aとを結ぶ延長面Smよりも後退している。
この羽根104では、羽根104の先端における空気流が羽根104の先端から流出しようとする空気流に覆い被さることになり、先端から流出しようとする空気流の流出が妨げられる。
図12は、本発明の実施の形態であるブロワの特性を示した図である。この図において、比較対照となる一のブロワの羽根車の羽根は、前縁基端から前縁中央に向けて放射状に延在した後、前縁中央から前縁先端に向けて前進している。
比較対照となるもう一つの渦流ブロワの羽根車の羽根は、図11に示したものであって、羽根車の羽根の前縁は、前縁基端と前縁先端との中央となる前縁中央において、軸線と基端を結ぶ延長面Smよりも後退している。
図12に示すように、本発明の実施の形態である渦流ブロワの羽根車を3400rpmで回転させると、比較対照となる渦流ブロワよりも明らかに高い吐出圧力が得られることがわかる。
上述した本発明の実施の形態である渦流ブロワは、羽根4の先端からの空気流の流出が促進されるために、外形を大きくすることなく、高い吐出圧力を得ることができる。
なお、上述した実施の形態において、基端後面に凸となる円弧の半径rAを設定しているが、図13に示すように、基端後面に凹となる円弧の半径rA’を設定してもよい。
1 ケーシング
11 ケーシング本体
11B 吐出口
12 ケーシングカバー
14 収容空間
15 環状流路
15A,15B 圧力室
2 原動機
20 出力軸
3 羽根車
31 ハブ
31A 軸穴
32 ディスク
32A リブ
33 リム
4 羽根
4F 前面
4SF 前縁
4B 後面
4SB 後縁
4S 側面
40 リブ
A 前縁基端
B 前縁先端
C 前縁中央
O 軸線
SA 小径の円筒面
SB 大径の円筒面
SC 中径の円筒面
SD 円筒面
SM 直交面
SS 直交面
Sm 延長面
γA 流入角度
γB 流出角度
γC 流入角度
βA 流入角度
βB 流出角度

Claims (2)

  1. 軸線を中心とする環状流路の側方に圧力室が設けられたケーシングと、前記軸線を中心として放射状に延びた羽根を有し、前記軸線まわりに回転する羽根車とを備え、
    羽根車を回転させることにより、羽根から圧力室へ空気を流出させ、環状流路に連通する吸込口から空気を吸い込むとともに、環状流路に連通する吐出口から空気を吐出する渦流ブロワにおいて、
    前記圧力室に臨む羽根の前縁は、羽根の前縁基端から径外方向に向けて軸線と羽根の前縁基端とを結ぶ延長面から一旦後退した後、羽根の前縁基端と羽根の前縁基端から径外方向に延びた羽根の前縁先端との中央となる羽根の前縁中央において前記延長面と一致または前記延長面よりも前進し、さらに、羽根の前縁中央から羽根の前縁先端までの領域において前記延長面と一致または前記延長面よりも漸次前進したことを特徴とする渦流ブロワ。
  2. 前記羽根の前面は、
    前記軸線を中心とし前記羽根の前縁基端を通る円筒面において流入する空気の流入角度が鋭角となるように形成された基端前面と、
    前記軸線を中心とし前記羽根の前縁先端を通る円筒面において流出する空気の流出角度が鈍角となるように形成され先端前面と、
    基端前面から先端前面に延在する連続面と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の渦流ブロワ。
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