JP5466135B2 - 加湿装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室内の乾燥を防止するための加湿装置に関するものである。
従来、電気製品において空気中の湿気や加熱水蒸気の浸入等から電子部品を有する回路基板を保護するため、回路基板を収納したカバー部材を本体の外殻部材にゴムを介在させて圧着しカバー部材内を密閉状態とする構造が提案されている。
したがって、加熱水蒸気等の水分に対して十分なシール性を確保でき、また、断熱効果も得ることが可能であるため、回路基板に及ぼす影響を最小限に抑えることが可能となって品質向上を図ることができると共に、室温の変化等によって生じる結露を防止できるという効果があった。(特許文献1)
特開平03−30719号公報
しかしながら、加湿装置のような電気製品では、主に合成樹脂で成形された部品で組み立てられているため、組立後には各部品の接点部には微少な隙間が発生することになる。
したがって、加湿部を通過した加湿空気が前述の隙間から本体内部に設けられた回路基板上の電気部品等に影響を与えやすく、また、完全に加湿空気の影響を排除するためには、特許文献1の構造のように回路基板収納部を密閉状態にする必要があることから、結果的に製造コストの高い加湿装置となってしまう。
また、もし密閉状態にした回路基板収納部に水が浸入し結露が発生した場合には、密閉状態であることから回路基板収納部内の水が乾燥し難くなるため、電気部品が水による腐食等の損傷をうける可能性があった。
本発明は上記課題を解決するためのもので、製造コストの上昇を抑えることができると共に、回路基板上の電気部品が水の影響を受けない耐久性及び信頼性の高い加湿装置を提供することを目的とする。
本発明は、吸込口から室内空気を吸い込み吹出口から加湿空気を吹き出す送風手段と、水を貯留する水槽部と、前記水槽部の水を気化する加湿部と、前記吸込口から前記加湿部を経由して前記吹出口に至る経路で構成される送風通路と、加湿装置の外郭部材と防水カバーから形成され回路基板を収納する回路基板収納部と、前記防水カバーには前記回路基板収納部内に空気を吸込む吸気孔と前記吸気孔から吸込まれた空気を排出する排出口を設け、前記送風機の吸引力により前記吸気孔から吸込まれた空気を前記排出口を経由し前記送風通路に排出する加湿装置において、前記吸気孔は前記回路基板収納部を形成する前記外郭部材の表面から最も離れた位置に複数設けられていることを特徴とする加湿装置に係わるものである。
また、前記排出口は、前記回路基板に接続するリード線を通す通線口を兼ねることを特徴とする請求項1記載の加湿装置に係わるものである。
上記の構成にすることにより、回路基板収納部のシール性を向上させるための製造コストの上昇を抑えることができると共に、回路基板上の電気部品が水の影響を受けないため、耐久性や信頼性の高い加湿装置となる。
本発明の加湿装置を示す斜視図である。 本発明の加湿装置の送風通路を示す縦断面図である。 本発明の加湿装置の回路基板収納部からの風の流れを示す縦断面図である。 本発明の加湿装置の防水カバーを示す外観斜視図である。
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明の加湿装置は、外郭部材と防水カバーから形成され回路基板を収納する回路基板収納部を有し、防水カバーには回路基板収納部内に空気を吸込む吸気孔と吸気孔から吸込まれた空気を排出する排出口を設け、送風機の吸引力により吸気孔から吸込まれた空気を排出口を経由して送風通路に排出する加湿装置であって、吸気孔は回路基板収納部を形成する外郭部材の表面から最も離れた位置に複数設けられている。また、排出口は回路基板に接続するリード線を通す通線口を兼ねる。
つまり、防水カバーの吸気孔が外郭部材の最も離れた位置に設けられているため、加湿装置が転倒した場合でも水槽部の水が吸気孔から回路基板収納部に流入することを防止できる。さらに、各部品の接点部の隙間や吸気孔から回路基板収納部に水が浸入した場合でも、送風手段の吸引力により吸気孔から吸込まれた室内空気が排出口を経由し送風通路に排出されるので、回路基板収納部内の水は吸気孔から吸込まれた室内空気によりすばやく乾燥されるため、回路基板上の電気部品の腐食等による損傷を防止することができる。
また、排出口は回路基板に接続するリード線を通す通線口を兼ねているため、防水カバーの構造を簡略化できるので製造コストを抑えることができる。
したがって、回路基板収納部のシール性を向上させるための製造コストの上昇を抑えることができると共に、回路基板上の電気部品が水の影響を受けないため、耐久性や信頼性の高い加湿装置となる。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。図1は本発明の加湿装置を示す斜視図である。図2は本発明の加湿装置の縦断面図であり、図3は本発明の加湿装置の回路基板収納部からの風の流れを示す縦断面図である。また、図4は本発明の加湿装置の防水カバーを示す外観斜視図である。
図1より、1は加湿器の本体、2は本体1の上部に位置し加湿装置の運転を制御するための操作部で、この操作部2の左側には本体1内で加湿された加湿空気を室内に吹き出すための吹出口3を設けている。4は本体1の外郭部材で、この外郭部材4の正面には室内の湿度を表示する表示部5を設けている。
図2より、6は水槽部で本体1の内部に水を貯蔵するもので、7は加湿部としての気化フィルターで一部が水槽部6内に配置され、吸水性を有し水槽部6の水を吸水して気化するものである。また、8は送風手段で室内空気を吸込口9より吸い込み、気化フィルター7に送風して加湿空気とし送風手段8を経由して、本体1の上部に設けられた吹出口3から室内に吹き出すためのものである。尚、図2の白抜き矢印は室内空気の流れを示し、ハッチング矢印は加湿空気の流れを示す。
10は送風通路で吸込口9から送風手段8の吸引力で気化フィルター7を介して吹出口3に至る通路で構成されており、気化フィルター7は送風手段8の上流側に配置されている。また、11は温風用ヒータで気化フィルター7の上流側の送風通路10に配置され、送風手段8によって吸込口9から吸入された空気を加熱して温風とし、加湿能力を向上させるものである。
図3より、12は外郭部材4と防水カバー13から形成され湿度表示を行う表示部5を備えた回路基板14を収納する回路基板収納部である。また、防水カバー13には吸気孔15と排出口16を設けている。したがって、室内空気の一部は送風手段8の吸引力により吸気孔15より回路基板収納部12に吸入され排出口16を経由して送風通路10に排出される構成としている。
さらに、排出口16は表示部5の回路基板13に接続するリード線17を通す通線口を兼ねており、これによって防水カバー13の構造を簡略化できるので製造コストを抑えることができる。
また、図4より、防水カバー13の吸気孔15は、回路基板収納部12を形成する外郭部材4の表面から最も離れた位置に複数設けられている。これは、加湿装置が転倒した場合に水槽部6の水が防水カバー13の吸気孔15から回路基板収納部12に浸入するのを防止するためである。尚、本実施例では本体1の垂直方向で防水カバー13の上下に吸気孔15を設けているが、本実施例に限定されるものではない。
以上の構成における動作を説明する。本体1上部の操作部2の運転スイッチにより運転を開始すると、送風手段8により吸込口9から室内空気が送風通路10に吸入され、気化フィルター7の上流に設けた温風用ヒータ11により加熱され温風となる。そして、この温風は水槽部6の水を吸い上げている気化フィルター7を通過することにより、加湿空気となり送風手段8を経由して吹出口3から室内に放出される。また、温風用ヒータ11は加湿量を増減するために、加湿量を増加する場合はオンにし、加湿量を少なくする場合にはオフするように制御される。
ここで、加湿器の本体1は主に合成樹脂から成形された部品で組み立てられているため、組立後は各部品の接点部には微少な隙間が発生することになる。したがって、気化フィルター7を通過した加湿空気が前述の隙間から本体1内部に設けられた回路基板14上の電気部品等に影響を与えやすい。
逆に、完全に加湿空気の影響を排除するためには、回路基板14を収納する回路基板収納部12を密閉状態にする必要があることから、結果的に製造コストの高い加湿装置となってしまう。
さらに、もし密閉状態にした回路基板収納部12に水が浸入し結露が発生した場合には、密閉状態であることから回路基板収納部12内の水が乾燥し難くなるため、電気部品が腐食等による損傷をうける可能性がある。
しかしながら、本発明では、防水カバー13の吸気孔15が外郭部材4の最も離れた位置に設けられているため、加湿装置が転倒した場合でも水槽部6の水が吸気孔15から回路基板収納部12に流入することを防止できる。さらに、各部品の接点部の隙間や吸気孔15から回路基板収納部12に水が浸入した場合でも、図3に示すように送風手段8の吸引力により吸気孔15から吸込まれた室内空気が(白抜き矢印)、回路基板収納部12を経由して排出口16から送風通路10に排出されるので、回路基板収納部12内の水は吸気孔15から吸込まれた室内空気によりすばやく乾燥されるため、回路基板14上の電気部品の腐食等による損傷を防止することができるのである。
したがって、回路基板収納部12のシール性を向上させるための製造コストの上昇を抑えることができると共に、回路基板14上の電気部品が水の影響を受けないため、耐久性及び信頼性の高い加湿装置となる。
3 吹出口
4 外郭部材
6 水槽部
7 加湿部(気化フィルター)
8 送風手段
9 吸込口
10 送風通路
12 回路基板収納部
13 防水カバー
14 回路基板
15 吸気孔
16 排出口(通線口)
17 リード線

Claims (2)

  1. 吸込口から室内空気を吸い込み吹出口から加湿空気を吹き出す送風手段と、水を貯留する水槽部と、前記水槽部の水を気化する加湿部と、前記吸込口から前記加湿部を経由して前記吹出口に至る経路で構成される送風通路と、加湿装置の外郭部材と防水カバーから形成され回路基板を収納する回路基板収納部と、前記防水カバーには、前記回路基板収納部内に空気を吸込む吸気孔と前記吸気孔から吸込まれた空気を排出する排出口を設け、前記送風機の吸引力により前記吸気孔から吸込まれた空気を前記排出口を経由して前記送風通路に排出する加湿装置において、前記吸気孔は前記回路基板収納部を形成する前記外郭部材の表面から最も離れた位置に複数設けられていることを特徴とする加湿装置。
  2. 前記排出口は、前記回路基板に接続するリード線を通す通線口を兼ねることを特徴とする請求項1記載の加湿装置。
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