JP5466037B2 - 剃刀 - Google Patents
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Description
請求項1の発明にかかる剃刀は、下記のように構成されている。
刃体2aを有する剃刀ヘッド2をホルダ3の頭部4に有している。ホルダ3の外周にはこの剃刀ヘッド2を有する頭部4側からその反対側になる尻部5a側にわたり把持面16を設けている。その把持面16には頭部4側と尻部5a側とを結ぶ長手方向とその長手方向に対し交差する幅方向とでそれぞれ互いに間隔をあけて並ぶ複数の突起18を頭部4側と尻部5a側とにわたり設けている。この把持面16をホルダ3の長手方向で頭部側領域Pと尻部側領域Qとに二区分し、この把持面16の頭部側領域Pに設けた各突起18とこの把持面16の尻部側領域Qに設けた各突起18とのうち、一方は他方よりも把持面16に沿う外周縁間最大寸法Dの小さい各突起18を多く含む。例えば、前記把持面16において頭端部16aと尻端部16bとの間の中央部16cよりも頭端部16a側を頭部側領域Pにするとともに尻端部16b側を尻部側領域Qにした。請求項1の発明では、把持面16の各突起18における外周縁間最大寸法Dがホルダ3の長手方向で変化するため、使用時にホルダ3を把持した際に、ホルダ3を見なくても、ホルダ3を把持しただけの感触によりホルダ3の向きを容易に認識することができる。
請求項3または請求項4または請求項5の発明を前提とする第6の発明において、前記ホルダ3の腹側の把持面16は、前記ホルダ3の背側に設けた把持面17よりも軟質の樹脂により成形されている。第6の発明では、使用時にホルダ3を把持した際に各指の腹面が接触し易い腹側の把持面16が軟質の樹脂により成形されているため、把持面16に対する感触や安定性を良くしてホルダ3を把持し易い。
図1及び図2に示す首振り式剃刀1は、刃体2aが組み込まれた剃刀ヘッド2と、その剃刀ヘッド2が着脱可能に支持された頭部4からその頭部4に対して反対側になる尻部5aにわたり長手方向へ延びる把持部5を有するホルダ3とからなる。このホルダ3において、頭部4と把持部5とにわたり形成された金属製の本体6は、長手方向に対し直交する幅方向の両側で長手方向へ延びる側枠部6aと、この両側枠部6aが頭部4で互いに連続する頭枠部6bと、この両側枠部6aが尻部5aで互いに連続する尻枠部6cとからなる。この両側枠部6aと頭枠部6bと尻枠部6cとの間には図4(a)(b)(c)に示すように空間部6dが形成されている。
* 把持面16において頭端部16aと尻端部16bとの間の中央部16cよりも頭端部16a側を頭部側領域Pにするとともに尻端部16b側を尻部側領域Qにして二区分した場合、図3(a)に示すように、把持面16の正面視の外形状については、幅方向両側で線対称をなし、頭部側領域Pで頭端部16aと中央部16cとの間の部分が幅方向内側へ窪んでいるとともに、尻部側領域Qで中央部16cと尻端部16bとの間の部分が幅方向外側へ膨らんでいる。従って、把持面16の幅方向寸法のうち、頭部側領域Pには頭端部16aと中央部16cとの間の中央位置付近で最も小さい幅方向寸法WSが形成され、尻部側領域Qには中央部16cと尻端部16bとの間の中央位置付近で最も大きい幅方向寸法WBが形成されている。ちなみに、把持面16において、頭端部16aと尻端部16bとの間の長さは約90mm、幅方向寸法WSは約10mm、幅方向寸法WBは約17mmにそれぞれ設定されている。
* 図3(a)及び図4(d)(f)に示すように、把持面16の最大幅方向寸法WBの部分付近には外周縁間最大寸法Dが最も大きい突起18が形成され、把持面16の最小幅方向寸法WSの部分付近には外周縁間最大寸法Dが最も小さい突起18が形成されている。
(1) 把持面16の頭部側領域Pで小さい各突起18が把持面16の尻部側領域Qよりも多く集まっているため、使用時にホルダ3を把持した際に、ホルダ3を見なくても、ホルダ3を把持しただけで、把持面16の各突起18における大きさがホルダ3の長手方向で変化する感触を得て、ホルダ3の向きを容易に認識することができる。従って、首振り式剃刀1の使い勝手を良くすることができる。
前記実施形態以外にも例えば下記のように構成してもよい。
・ ホルダの把持部の外周形状は実施形態以外の各種形状に変更してもよい。
・ 各突起の表面の外形状については、前述したもの以外に、円柱形状や多角柱形状や円錐形状や多角錐形状などの種々のものに変更してもよい。
・ 首振り式剃刀以外に、剃刀ヘッドをホルダの頭部に固定した剃刀であってもよい。
図5(a)に示すように、図1〜4及び図5(b)に示す首振り式剃刀1と、図5(c)に示すように吸盤26を有する保管台25とが収容される剃刀パッケージ21は、透明樹脂で成形された外ケース22と、各種説明文などが印刷された台紙23と、透明樹脂で成形された内ケース24と、透明樹脂で成形されたフィルム筒27とからなる。図6に示すように、台紙23は外ケース22の底台部28上に載置される。図7に示すように、内ケース24は台紙23上に載置される。その際、台紙23から突出した突部22aに内ケース24の突部24aが当接する。図8に示すように、首振り式剃刀1の孔15に保管台25の柱部29が挿入された状態で、その保管台25及び首振り式剃刀1が一緒に内ケース24内に収容される。また、保管台25のみを内ケース24内に収容した後に、首振り式剃刀1も内ケース24内に同様に収容してもよい。図9に示すように、外ケース22の蓋部30が外ケース22の底台部28上に被せられて台紙23と内ケース24と保管台25と首振り式剃刀1とが外ケース22内に収容され、蓋部30の係止舌片部30aが図11に示すように底台部28の両切込み30bに係入される。図10及び図11に示すように、外ケース22の蓋部30の両側に形成された一対の段差部31a間の凹み31をその段差部31aとともに覆うようにフィルム筒27が外ケース22の外周に巻かれ、そのフィルム筒27が熱により収縮して凹み31及びその段差部31aに密着するように嵌め込まれた状態で凹み31の各段差部31aに係止されてフィルム筒27の位置ずれが阻止される。フィルム筒27には商品名や宣伝文句などが印刷されているとともに両ミシン目27a及び舌片部27bが設けられている。その舌片部27bを摘んでフィルム筒27を両ミシン目27aに沿って切断して除去すると、剃刀パッケージ21を開くことができる。その舌片部27bは省略してもよい。図10に示すように、蓋部30の外側四隅部には突起部30cが形成され、複数の剃刀パッケージ21を重ねた際にその各突起部30cにより剃刀パッケージ21間に隙間を生じさせて剃刀パッケージ21の表面に生じ易い擦り傷などの損傷を防止する。
Claims (5)
- 刃体を有する剃刀ヘッドをホルダの頭部に有する剃刀において、ホルダの外周にはこの剃刀ヘッドを有する頭部側からその反対側になる尻部側にわたり把持面を設け、その把持面には頭部側と尻部側とを結ぶ長手方向とその長手方向に対し交差する幅方向とでそれぞれ互いに間隔をあけて並ぶ複数の突起を頭部側と尻部側とにわたり設け、この把持面をホルダの長手方向で頭部側領域と尻部側領域とに二区分し、この把持面の頭部側領域に設けた各突起とこの把持面の尻部側領域に設けた各突起とのうち、一方は他方よりも把持面に沿う外周縁間最大寸法の小さい各突起を多く含むことを特徴とする剃刀。
- 前記把持面の頭部側領域に設けた各突起は、把持面の尻部側領域に設けた各突起よりも把持面に沿う外周縁間最大寸法の小さい各突起を多く含むことを特徴とする請求項1に記載の剃刀。
- 前記ホルダにおいて剃刀ヘッドの刃体が露出する側を腹側とするとともにその腹側に対する反対側を背側とし、前記把持面はホルダの腹側に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の剃刀。
- 前記把持面の幅方向寸法のうち、頭部側領域には最も小さい幅方向寸法を含み、尻部側領域には最も大きい幅方向寸法を含むことを特徴とする請求項3に記載の剃刀。
- 前記ホルダの背側に設けた把持面に対する前記腹側の把持面の厚み方向寸法のうち、頭部側領域には最も小さい厚み方向寸法を含み、尻部側領域には最も大きい厚み方向寸法を含むことを特徴とする請求項4に記載の剃刀。
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Family Applications (1)
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